4978 J-リプロセル 2020-08-13 15:00:00
2021年3月期第1四半期連結決算発表の延期のお知らせ [pdf]

                                                          2020 年8月 13 日
 各     位
                                 会 社 名   株 式 会 社 リ プ ロ セ ル
                                 代表者名    代表 取 締役 社長          横山   周史
                                                     (コード番号:4978)
                                         経   営   管   理   部
                                 問合せ先                        吉村 美旋律
                                         シニアマネージャー
                                                     (TEL.045-475-3887)




             2021 年3月期第1四半期連結決算発表の延期のお知らせ

 当社は、2020年8月中旬に予定しておりました2021年3月期第1四半期決算発表を延期することといたしま
したので、下記のとおりお知らせいたします。
                             記


1. 決算発表延期の理由
     新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、当社は、2020年8月12日付「第18回定時株主総会招集ご
  通知」のとおり第18期定時株主総会を2020年8月27日に開催し、2020年8月28日に関東財務局に第18期有
  価証券報告書を提出する予定としております。
     2020年3月期決算は7月10日に発表済みですが、当社は、本株主総会において2020年3月期の連結計算
  書類並びに会計監査人及び監査役会の連結計算書類監査結果を株主様に報告する予定であることから、
  2021年3月期第1四半期の決算発表は、本株主総会完了後に行うことが妥当であると判断いたしました。
     一方、当社グループにおきましては、お客様、従業員、その他関係者の安全を第一に、在宅勤務、時差
  出勤など継続的に新型コロナウイルス感染症拡大防止策を実施しており、連結決算業務に通常よりも時間
  を要しております。そのため、有価証券報告書の提出直後に2021年3月期第1四半期の決算発表を行うこ
  とが困難な見通しであります。
     なお、2020年7月10日にお知らせしております「財務報告に係る内部統制の開示すべき重要な不備に関
  するお知らせ」と、2021年3月期第1四半期連結決算発表の延期との関連はありません。


2. 今後の予定
     延期後の2021年3月期第1四半期の決算発表につきましては、2020年9月下旬を予定しております。ま
  た、2021年3月期第1四半期報告書の提出につきましても、同時期を予定しております。
     なお、具体的な決算発表の日程等、今後開示すべき事項が生じた際には速やかにお知らせいたします。


3. 新型コロナウイルス感染拡大の影響について
     当社グループは、お客様、ビジネスパートナー、従業員及びその家族の安全・健康を第一に考え、感染
  拡大防止に優先的に取り組んでおります。その上で、各国政府及び地方自治体の要請、指導に基づきなが
  ら、事業への影響を最小限に抑えるべく対応を行っております。


     当社の中核事業であるiPS細胞事業は、本質的に新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けるものではあ
  りませんが、日本の緊急事態宣言や海外のロックダウンによる一時的な影響について、研究支援事業とメ
  ディカル事業のセグメントに分けて説明いたします。


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  研究支援事業
   研究支援事業では、大学/公的研究機関および製薬企業等を顧客として、研究試薬や細胞などの研究用製
  品および各種の研究受託サービスを提供しており、日本、アメリカ、イギリス、インドの全ての拠点で実
  施しております。
   アメリカ、イギリス、インドでは、3月下旬から5月下旬まで各国政府によるロックダウンが実施され
  たことで、一時的に製品の製造、出荷、および受託サービスの実施ができない状況になりました。しかし
  ながら、現在は、当社グループ会社のある国や地域で緊急事態宣言やロックダウンなどの措置が緩和され
  ており、事業を再開しております。
   日本では、緊急事態宣言解除後も、継続的に在宅勤務や時差出勤により従業員の安全・健康を確保しつ
  つ、事業を進めております。
   当社の顧客である大学/公的研究機関および製薬企業等では、一時的に、在宅勤務が広がり、ラボワーク
  が減っておりました。それに伴い、研究試薬等の需要は減っておりましたが、現在は顧客の研究開発活動
  は再開されてきており、今後徐々に回復するものと見込んでおります。一方、研究受託サービスの需要は
  影響を受けておらず、順調に引き合いを受けております。


  メディカル事業
   メディカル事業では、脊髄小脳変性症を対象とした再生医療製品ステムカイマルの治験、および筋萎縮
  性軸索硬化症(ALS)や横断生脊髄炎を対象としたiPS神経グリア細胞の研究開発を進めております。
  いずれの研究開発とも日本で実施しておりますが、実際に、新型コロナウイルス感染拡大の影響は受けて
  おらず、順調に進めております。


  以上、新型コロナウイルス感染拡大によるiPS細胞事業への影響の定性的な説明となりますが、2021年3月
  期通期連結業績への影響については、今後、公表すべき事実が生じた場合には、速やかにお知らせいたし
  ます。


新型コロナウイルス感染拡大の影響により、決算発表および定時株主総会等が延期することで、株主・投資家
の皆さまをはじめとする関係者の皆さまに、多大なご迷惑とご心配をおかけすることをお詫び申し上げます。


                                                     以上




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