4977 ニッタゼラチン 2019-05-14 15:10:00
営業外収益及び特別損益の計上、通期連結業績予想値と実績値との差異並びに個別業績の前期実績値との差異に関するお知らせ [pdf]
2019年5月14日
各 位
会 社 名 新 田 ゼ ラ チ ン 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 尾 形 浩 一
(コード番号:4977 東証第一部)
問合せ先 取 締 役 執 行 役 員
長 岡 令 文
管 理 本 部 長
電話番号 072(949)5381
営業外収益及び特別損益の計上、通期連結業績予想値と実績値との差異
並びに個別業績の前期実績値との差異に関するお知らせ
2019 年3月期において営業外収益及び特別損益を計上するとともに、2019 年2月8日に公表いたしました、
2019 年3月期通期の連結業績予想値と本日公表の実績値に差異が生じましたので、下記のとおりお知らせし
ます。
また 2019 年3月期の個別業績と前期実績値との間に差異が生じましたので、併せてお知らせします。
記
1. 営業外収益(為替差益)の計上【個別】
当社は、2019 年3月期において、為替差益 239 百万円を営業外収益に計上いたしました。
これは主として当社が保有する外貨建資産負債を当期末時点における為替相場で評価替えをしたことに
より発生したものであります。
2. 特別利益(補助金収入)の計上【個別・連結】
当社は、2019 年3月期において、補助金収入 147 百万円(個別・連結)を特別利益に計上いたしました。
これは省エネルギー投資促進に向けた支援補助金の交付により発生したものであります。
3. 特別損失(固定資産圧縮損)の計上【個別・連結】
当社は、2019 年3月期において、固定資産圧縮損 147 百万円(個別・連結)を特別損失に計上いたしま
した。
これは2.の補助金収入を固定資産の取得価額から直接減額したことにより発生したものです。
4. 特別損失(関係会社株式評価損)の計上【個別】
当社は、2019 年3月期において、関係会社株式評価損 299 百万円を特別損失に計上いたしました。
これは連結子会社であるニッタケーシングズ Inc.の株式について実質価額が著しく下落したことにより
発生したものであります。
なお、当該損失につきましては、連結財務諸表上では全額消去されるため、連結業績への影響はありませ
ん。
5. 特別損失(減損損失)の計上【連結】
当社は、2019 年3月期において、減損損失 634 百万円を特別損失に計上いたしました。
これは、連結子会社であるニッタゼラチンインディア Ltd.が保有する固定資産について、収益性が低下
したことに伴い減損の兆候が認められたことから将来の回収可能性を検討した結果、帳簿価額を回収可能価
額まで減額したことによるものです。
6. 2019 年3月期通期連結業績予想値と実績値との差異(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)
親会社株主
1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 に帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前回発表予想(A)
36,500 700 600 1,000 54.43
当期実績(B) 36,464 898 828 989 53.85
増減額(B-A) △35 198 228 △10
増減率(%) △0.1 28.3 38.1 △1.1
(ご参考)前期実績
37,777 1,094 978 △599 △32.61
(2018 年3月期)
差異の理由
売上高は、前回予想と同水準となりました。国内販売における価格改定の浸透及び国内外においてコストダ
ウンに努めたことより営業利益、経常利益は、前回予想を上回りました。また、親会社株主に帰属する当期純
利益は、5.特別損失(減損損失)の内容に記載のとおり、減損損失を計上したことに伴い前回予想を下回り
ました。
7. 2019 年3月期通期個別業績の前年実績値との差異(2018 年4月1日~2019 年3月 31 日)
1株当たり
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円銭
前期実績(A)
23,210 863 1,039 △1,256 △68.37
当期実績(B) 22,311 316 997 1,005 54.72
増減額(B-A) △898 △547 △41 2,261
増減率(%) △3.9 △63.4 △4.0 -
差異の理由
接着剤事業において顧客の需給変化に伴う衛生材料用等の販売が減少し、売上高が前回実績を下回りました。
また1.営業外収益(為替差益)の内容に記載のとおり、為替差益の発生はあったものの、魚ゼラチンの原料
価格の高止まりにより、営業利益、経常利益はいずれも前期実績を下回りました。
一方で、当期純利益は、特別利益(主に事業分離における移転利益)を計上したことにより前期実績を上回
りました。
以上