2022年3月期
第2四半期決算説明会
2021年11月22日
綜研化学株式会社
1
説明内容
１. 中期経営計画「New Value ２０２２」進捗状況
２. ２０２２年３月期 上期（第２四半期）連結決算
３. ２０２２年３月期 通期業績見通し
2
説明内容
１. 中期経営計画「New Value ２０２２」進捗状況
２. ２０２２年３月期 上期（第２四半期）連結決算
３. ２０２２年３月期 通期業績見通し
3
中期経営計画進捗状況（業績関連）
事業環境
・ 液晶ディスプレイ関連分野の需要が堅調に推移
・ 原油価格の高騰、需給逼迫による原材料価格の上昇
業績見通し
(億円) 営業利益 売上高 (億円)
450 90
（売上）
400 370 370 80
堅調な液晶ディスプレイ関連分野
350 313 315 70 の需要を受けて粘着剤の販売が
287
300 60 大幅に増加
250 50 （利益）
200 35.0 40
価格転嫁やコスト削減に努めるも、
34.0
急激な原材料価格の上昇による
150 30
21.1 20.3 20.0 短期的な収益性の悪化
100 20
（その他）
50 10 円安に伴う為替換算額の増加
0 0
19年3月期 20年3月期 21年3月期 22年3月期 23年3月期
(見通し） （中計）
4
中期経営計画進捗状況（現状の取り組み）
現状の取組み
短期
・ 原材料の安定調達
・ 販売価格への転嫁よる適正利益の確保
・ グループ生産体制の見直し等による生産性の向上
中長期
・ 中長期的な需要を見据えた生産・供給体制の増強
→ 中国南京工場の更なる設備増強（現状生産能力の約3倍）
・ 成長領域での高付加価値製品の開発・販売体制の強化
→ 自動車加飾フィルム用粘着剤等の開発（詳細は34ページ参照）
・ 社会課題の解決を志向した新規事業開発の推進
→ 医療・ヘルスケア分野でのスタートアップ企業等との連携強化
・ 成長を支えるグループ経営管理体制の強化
→ 次世代を担うグループ人材の確保・育成 5
説明内容
１. 中期経営計画「New Value ２０２２」進捗状況
２. ２０２２年３月期 上期（第２四半期）連結決算
３. ２０２２年３月期 通期業績見通し
6
2022年3月期 上期業績
✓ 中国市場を中心に液晶ディスプレイ関連分野の需要拡大
✓ 原材料価格上昇に伴い収益性悪化
（百万円）
2021年3月期 2022年3月期 前年同期比 2022年3月期
上期 上期 増減 ％ 上期（計画）
売上高 14,004 17,742 3,738 26.7 16,600
営業利益 1,430 1,337 ▲93 ▲6.5 1,200
営業利益率（％） 10.2 7.5 ▲2.7 7.2
経常利益 1,482 1,481 ▲1 ▲0.1 1,200
当期純利益 1,192 1,179 ▲12 ▲1.1 900
1株当たり純利益（円） 145.02 143.16 ▲1.9 ▲1.3 109.37
＊当期純利益は、「親会社株主に帰属する当期純利益」を記載しております。 7
2022年3月期 上期セグメント別売上高
（百万円）
2021年3月期 2022年3月期 前年同期比 2022年3月期
上期 上期 増減 ％ 計画（上期）
ケミカルズ 12,640 15,640 3,000 23.7 14,600
粘着剤 7,888 10,015 2,126 27.0 9,400
微粉体 1,245 1,502 256 20.6 1,400
特殊機能材 1,465 1,594 129 8.8 1,500
加工製品 2,041 2,529 488 23.9 2,300
装置システム 1,364 2,101 737 54.0 2,000
合計 14,004 17,742 3,738 26.7 16,600
8
2022年3月期 上期営業利益分析
✓液晶ディスプレイ関連分野の販売伸長
✓原油価格高騰、需給逼迫に伴う原材料価格上昇
✓販売増に伴う物流費、コロナ禍で抑制していた活動経費等の増加
（億円） ― 対前年同期 ― ― 対計画 ―
40
0.9 △15.7
16.2
30
3.7 0.5 △9.5
6.7
20
14.3 △2.3 13.4 13.4
12.0
10
営業利益 ▲0.9 営業利益 ＋1.4
0 22年3月期 販売増減 経費他 為替影響 原料価格 22年3月期
21年3月期 販売増減 為替影響 原料価格 経費他 22年3月期 上期 上期
上期 上期 （計画）
9
貸借対照表の状況
（百万円）
2021年 2021年 2021年 2021年
増減 増減
3月末 9月末 3月末 9月末
流動資産 24,600 24,596 ▲4 負債 14,812 14,224 ▲588
現預金等 9,600 9,466 ▲133 支払手形・買掛金 6,189 7,525 1,335
受取手形・売掛金 10,747 9,855 ▲891 借入金 2,063 2,412 348
棚卸資産 4,029 4,963 933 退職給付に係る負債 1,793 1,790 ▲3
その他 223 311 88 その他 4,765 2,496 ▲2,269
固定資産 15,802 16,597 794 純資産 25,591 26,969 1,378
有形固定資産 13,952 14,842 889 株主資本 24,949 25,542 593
無形固定資産 386 358 ▲27 その他の包括利益累計額 641 1,427 785
その他 1,463 1,395 ▲67
負債・純資産
資産合計 40,403 41,193 790 40,403 41,193 790
合計
10
キャッシュ・フローの状況
（百万円）
2021年3月期 2022年3月期 2022年3月期上期の
上期 上期 主な内容
税引前純利益 1,513
営業活動による
キャッシュフロー 2,255 1,707 減価償却費 900
運転資金増等 ▲706
有形固定資産取得 ▲1,702
投資活動による
キャッシュフロー ▲1,525 ▲1,620 投資有価証券売却 112
による収入
財務活動による 借入金増減 208
キャッシュフロー ▲572 ▲408 配当金支払 ▲617
現金及び現金同等物
の増減額 109 ▲133
現金及び現金同等物
の期末残高 6,854 9,466
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説明内容
１. 中期経営計画「New Value ２０２２」進捗状況
２. ２０２２年３月期 上期（第２四半期）連結決算
３. ２０２２年３月期 通期業績見通し
12
2022年3月期 業績見通し
✓ 液晶ディスプレイ関連分野の販売が堅調に推移
✓ 原材料調達環境の更なる悪化
（百万円）
2021年3月期 2022年3月期 前年同期比 2022年3月期
（実績） （見通し） 増減 ％ （計画）
売上高 31,493 37,000 5,506 17.5 34,000
営業利益 3,397 2,000 ▲1,397 ▲41.1 3,000
営業利益率（％） 10.8 5.4 ▲5.4 8.8
経常利益 3,576 2,100 ▲1,476 ▲41.3 3,000
当期純利益 2,724 1,500 ▲1,224 ▲45.0 2,200
1株当たり純利益（円） 331.12 182.02 ▲149.10 ▲45.0 267.35
＊当期純利益は、「親会社株主に帰属する当期純利益」を記載しております。 13
2022年3月期 セグメント別売上高
（百万円）
2021年3月期 2022年3月期 前年同期比 2022年3月期
（実績） （見通し） 増減 ％ （計画）
ケミカルズ 28,295 33,200 4,904 17.3 30,500
粘着剤 17,477 21,400 3,922 22.4 19,400
微粉体 2,825 3,000 174 6.2 3,000
特殊機能材 3,036 3,300 263 8.7 3,100
加工製品 4,955 5,500 544 11.0 5,000
装置システム 3,198 3,800 601 18.8 3,500
合計 31,493 37,000 5,506 17.5 34,000
14
商品ユニット別売上高推移
（億円）
400
370 370
350 38 35
313 315
300 55
300 38 287 32 55
34 28
50 33 35
250 48
52 46 30 35
31 30
200 36 27 28
30 26
28
150
100 214 210
166 160 175
150
50
0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期 2023年3月期
（見通し） （中計）
粘着剤 微粉体 特殊機能材 加工製品 装置システム
15
2022年3月期 通期営業利益分析
✓粘着剤を中心にケミカルズの販売が大幅伸長
✓原材料の需給逼迫、価格急騰が深刻化
✓販売増、事業活動正常化に伴い経費等が増加
（億円） ― 対前期 ― ―対計画―
70
1.1 △37.7
28.0
60
2.4 0.9 △30.8
50 17.5
40
34.0 30.0
30
△5.4
20.0 20.0
20
10 営業利益 ▲14.0 営業利益 ▲10.0
0 22年3月期 販売増減 経費他 為替影響 原料価格 22年3月期
21年3月期 販売増減 為替影響 原料価格 経費他 22年3月期 （計画） (見通し)
(見通し)
16
粘着剤
(億円)
120.0 21年3月期 22年3月期
113.9 増減
（実績） （見通し）
100.1 14.7 光学・電子 111.1 142.7 31.6
100.0 96.0
13.7 10.7 建材・自動車他 63.7 71.3 7.6
13.9
78.8 8.2 7.2
80.0 4.9 合計 174.8 214.0 39.2
8.2
12.2 6.9
7.1 5.0
7.0 5.5 中国市場を中心に液晶ディスプレイ偏光
60.0
5.8 板、周辺用途の販売が大幅に増加
4.0
自動車・家電・建材分野は半導体不足等
40.0 の影響はあるものの回復傾向で推移
76.4
61.3 66.3 （SKN 33.2）
原材料価格急騰に価格転嫁を進めるもタ
49.8 （SKN26.8） （SKN 27.8）
20.0 （SKN 18.5） イムラグで採算性悪化
0.0 中国液晶ディスプレイ分野の需要拡大に
21年3月期 21年3月期 22年3月期 22年3月期 応じたSKNの生産・供給能力増強を推進
上期 下期 上期 下期
（見通し） 自動車の加飾フィルム用途等、環境配慮
光学･電子 自動車 家電 建材 その他 型製品の開発、用途開拓に注力
※ SKN：中国子会社 綜研高新材料（南京） 17
微粉体
(億円)
20.0 21年3月期 22年3月期
増減
（実績） （見通し）
光拡散 12.5 14.4 1.9
15.8
15.0 15.0 情報・電子他 15.8 15.6 ▲0.2
15.0
3.7 合計 28.3 30.0 1.7
12.5 3.9 3.6
0.8 中国光拡散用途の需要がコロナ禍から
3.4 0.6 0.5
10.0 回復、高シェア維持
0.4 4.0 3.3 3.7
情報・電子分野で一部顧客シェア減も、
3.5 新規案件でリカバりー
5.0
7.3 7.2 7.2 収益改善に向けたグループ生産・供給
5.2 （SSK 7.1） （SSK 7.0） （SSK 6.9） 体制の最適化推進
（SSK 5.0）
電子部品・電池関連分野での新規用途
0.0
21年3月期 21年3月期 22年3月期 22年3月期 ・顧客開拓、海外展開の促進
上期 下期 上期 下期 中国での研究開発機能拡充による市場
（見通し）
光拡散 情報・電子 化粧品 その他
ニーズに適応した製品の開発体制構築
※ SSK：中国子会社 綜研化学（蘇州） 18
特殊機能材
(億円)
20.0 21年3月期 22年3月期
増減
（実績） （見通し）
17.1 電子回路材料 19.3 21.6 2.3
15.7 15.9
14.7 建材他 11.1 11.4 0.3
15.0 4.4
3.9 4.6 合計 30.4 33.0 2.6
4.7 0.5
0.5 0.7
0.9 0.8
0.4 中国電子回路材料用途の販売が堅調に
10.0 0.4 推移、ディスプレイ・トナー用途なども需要
0.7
回復
11.5
5.0 10.4 10.1
8.9 （SSK 11.5） 建材分野での樹脂改質剤用途など、新規
（SSK 10.4） （SSK 10.1）
（SSK 8.9）
用途・顧客開拓、海外展開推進
電子部品分野での導電性樹脂など、有望
0.0 顧客案件対応に注力
21年3月期 21年3月期 22年3月期 22年3月期
上期 下期 上期 下期 微粉体製品とのシナジー追求、中国事業
（見通し）
拠点を活した販売体制の構築
電子回路材料 建材 導電性樹脂 その他
※ SSK：中国子会社 綜研化学（蘇州） 19
加工製品
(億円)
21年3月期 22年3月期
増減
（実績） （見通し）
29.2 29.7
30.0 情報・電子 24.7 26.8 2.1
1.4 2.8
25.3 自動車他 24.9 28.2 3.3
6.7 2.2 5.6
（NSK 6.5） （NSK 5.5）
合計 49.6 55.0 5.4
20.4
20.0 5.7
2.1 （NSK 5.6） 情報・電子分野は、スマートフォン関連の
6.5 6.7
4.4 （NSK 4.4） （NSK 5.4）
販売が減少も、電子表示用途などでの新
（NSK 4.2） 5.2
（NSK 4.0） 規案件で増加
3.8
10.0
（NSK 2.3） 注力分野の自動車関連は、空調・内装用
14.6 14.6 途などで環境配慮型製品の販売が増加
12.2
10.1 （NSK 12.7）
（NSK 10.0） （NSK 12.4）
（NSK 9.0）
電子表示機器、自動車・医療分野での高
0.0
21年3月期 21年3月期 22年3月期 22年3月期 機能テープや環境配慮型製品の開発、
上期 下期 上期 下期
（見通し）
新規顧客開拓に注力
情報・電子 自動車 家電 その他
※ NSK：中国子会社 寧波綜研化学
20
装置システム
(億円)
25.0 21年3月期 22年3月期
増減
（実績） （見通し）
21.0 設備関連
メンテナンス
21.6 29.6 8.0
20.0
18.4
5.3 ボイラー
17.0 10.4 8.4 ▲2.0
熱媒体油
15.0 3.1 合計 32.0 38.0 6.0
13.6 7.8
2.6 国内設備投資の回復を背景に、大型工事
10.0
案件の受注により増収
原油や資材価格高騰による影響が懸念材
15.7
13.9 料、来期に向けた受注残確保に注力
5.0 11.0 10.6
設備・ボイラー診断、3Ｄシステム、構造解
析ソフト等による新サービスの拡充
0.0 熱媒体油の劣化分析サービスによる潜在
21年3月期 21年3月期 22年3月期 22年3月期
上期 下期 上期 下期 顧客の発掘
（見通し）
設備関連・メンテナンス ボイラー・熱媒体油
21
海外売上高推移
(億円)
(％)
500
57.6 58.4
54.5 60.0
52.2 52.1
400 370 50.0
313 315 51
300 287 40.0
300
46 55 50
45
165 30.0
200 111 108 131
111
20.0
100
143 150 131 134 154 10.0
0 0.0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
（見通し）
売上高（日本） 売上高（中国） 売上高（その他） 海外比率
22
設備投資・減価償却費
(億円) (億円)
60.0 25.0
50.0 18.5 19.0 20.0
40.0
14.0 13.5 13.9 35.0 15.0
30.0 27.4
4.1 21.1 10.0
25.0
20.0 16.3 3.4
3.3
7.7 23.3 5.0
10.0 17.7
3.8 13.0 10.0
0.0 3.9 0.0
2018年3月期 2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期 2022年3月期
（見通し）
設備投資額（日本） 設備投資額（海外） 減価償却費
主な設備投資（2022年3月期）
・生産設備増強19.4億円（綜研高新材料（南京） 生産設備増強投資他）
・安全・環境・品質対応 5.5億円 23
参考資料
会社概要、事業内容
中期経営計画「New Value 2022」概要
新製品紹介
24
会社概要
綜研化学株式会社
社名
（Soken Chemical & Engineering Co.,Ltd.）
創立 1948年9月2日
代表者 代表取締役社長 福田 純一郎
本社所在地 東京都豊島区高田3丁目29番5号
資本金 33億61百万円
証券コード JASDAQコード：4972
ケミカルズ ： アクリル系粘着剤、機能性高分子、
有機微粒子、粘着テープ
事業内容
装置システム ： 熱媒体･熱媒ボイラー、
プラントエンジニアリング、メンテナンス
関係会社 連結子会社5社（国内1社、海外4社）
従業員数 連結 1,097名 ／ 単体 409名（2021年9月末時点）
25
経営理念
経営理念
一、 私たちは常に誠実であるとともに
創造と工夫に情熱と責任を持って
挑戦しつづけます
一、 地球環境の保全を指向しつつ
社会に役立つ革新的製品を
提供します
一、 お客様には心からの満足を
株主の方々には共感を
そして私たちは働く喜びを
実現していくことに
最善を尽くします
26
当社の強み
コア技術
高分子合成技術 重合装置技術
・ 分子設計
・ 粒子サイズコントロール
＆ ・ プラント設計
・ 大型翼撹拌装置
・ 無溶剤重合 ・ 熱媒体・熱媒ボイラー
機能発現・品質評価を追求する 装置・システム技術を生かした
研究開発力 生産技術力
機能・品質・低コストの徹底追求
27
グループ会社の所在地
綜研化学
綜研化学（蘇州） 綜研テクニックス
綜研高新材料（南京）
寧波綜研化学
Soken Chemical Asia
28
会社概要（グループ会社）
商品ユニット
出資 特殊 加工 装置
会社名 比率
設立年 粘着剤 微粉体
機能材 製品 システム
綜研化学 － 1948年 ● ● ● ●
綜研テクニックス 100 1997年 ●
綜研化学（蘇州） 100 2002年 ○ ● ●
寧波綜研化学 100 1994年 ○ ●
綜研高新材料（南京） 100 2011年 ●
綜研化学アジア 100 2008年 ● ●
連結子会社 ● 販売製品・サービス 〇 自社使用等 29
事業内容
ケミカルズ
■ 粘着剤 _ ■ 微粉体 _ ■ 特殊機能材 __
透明な合成樹脂溶液 ナノからミクロンサイズの 様々な用途に応じた合成樹脂
合成樹脂粒子
用途： 用途： 用途：
LCD他光学フィルム用 LCD光拡散用 電子回路材料
両面テープ用 化粧品用 インキ・塗料材料
（家電・自動車等）
トナー関連材料 トナー関連材料
ラベル用
フィルム用 導電性材料
マーキングフィルム用
30
事業内容
ケミカルズ 装置システム
■ 加工製品 _
粘着テープ
粘着剤を塗工した製品
用途： 大型翼攪拌装置（Hi-F）
自動車等
熱媒ボイラー
（両面テープ）
スマートフォン等 熱媒体
（保護テープ） メンテナンス
家電・事務機等
（両面テープ） 31
中期経営計画 「New Value 2022」 数値目標
2023/3期目標数値 修正計画 当初計画 2021/3～2023/3期投資計画
連結売上高 ３７０億円 ３５０億円 設備投資 ７０億円
連結営業利益 ３５億円 ３０億円
売上高営業利益率 ９.５％ ８.５％
ＲＯＡ ８％以上 ８％以上
ＲＯＥ ９％以上 ９％以上
売上高 （億円） 370 営業利益 （億円）
340 35
350
315 35 35
287 32 55
50 50
装置ｼｽﾃﾑ 28
50 35
30 35
加工製品 46 35
30 30 30
特殊機能材 27
28
微粉体 26
折線 ： 営業利益率％
195 210 200
粘着剤 160 175
2020/3期 2021/3期 2022/3期 2023/3期 2023/3期
計画 修正計画 当初計画 計画 修正計画 32
当初計画
中期経営計画 「New Value 2022」 概要
◆基本戦略
◇収益基盤の拡大・強化
・ 中国への生産集約化が進む液晶ディスプレイ関連分野での市場シェア拡大
・ アジア地域を中心に海外での更なる事業拡大
◇新たな成長基盤の構築
① 次世代の柱となる事業領域の創出
・ 自動車、エネルギー、医療・ヘルスケアなどの成長が期待される分野において、
既存事業の枠組みを超えたグループ横断的な戦略体制の構築
② 継続的な新規事業の創出体制の構築
・ 将来の社会環境の変化や課題の中にビジネスチャンスを見出し、
外部リソースを活用し、新規事業を継続的に創出するための開発・推進体制の構築
③ 持続的な成長を支える経営基盤の強化
・ 次世代を担うグローバル人材の育成・確保
・ グループ内の多様な人的リソースの有効活用に向けた人事インフラの構築
・ 成長を支えるグループ経営管理体制の強化
33
新製品紹介（粘着剤）
自動車加飾フィルム用粘着剤の製品化
当社の製品ラインナップに自動車加飾フィルム用粘着剤が加わりました。
従来の自動車外装のスプレー塗装工程は、生産工程全体におけるCO2排出
量の約3割を占めると言われています。加飾フィルムは、新たな加飾工法として
デザインを施したフィルムを外装部材に圧着させる工法で、スプレー塗装に比
べて環境負荷が小さいことにくわえ、複雑なデザインや質感を付与出来ること
から注目が高まっています。また、自動車以外にもスマートフォンなどのディス
プレイ機器や外壁材などの住宅資材・設備向けの加飾フィルムや半導体基板
の封止フィルムなどへの展開が期待されています。
<特徴>
・金属・樹脂など様々な材質へ適応可能
・ベタ付きが少なく良好な作業性
・ノントルエンでVOC対策 等
<想定市場規模（当社調べ）>
2030年 数十億円/年
2050年 数百億円/年 34
（注） 本資料中の予想は、決算発表日現在において、
入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える
不確実な要因に係る決算発表日現在における
仮定を前提としているため、実際の業績は、
今後の種々の要因によって異なる結果となる
可能性があります。
＜お問い合わせ先＞
綜研化学株式会社 経営管理部経営企画グループ
ＴＥＬ 03-3983-3268
E-mail ir-soken@sokenchem.com
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