4970 Ｊ－東洋合成 2020-08-07 15:00:00
2021年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（非連結） [pdf]
2021年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
2020年８月７日
上 場 会 社 名 東洋合成工業株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4970 URL http://www.toyogosei.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 木村 有仁
問合せ先責任者 (役職名) 経理財務本部長 (氏名) 多木 宏行 (TEL) 03-5822-6170
四半期報告書提出予定日 2020年８月７日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 ：有
四半期決算説明会開催の有無 ：無
(百万円未満切捨て)
１．2021年３月期第１四半期の業績（2020年４月１日～2020年６月30日）
（１）経営成績(累計) (％表示は、対前年同四半期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％
2021年３月期第１四半期 6,589 10.6 760 28.0 781 47.0 542 48.0
2020年３月期第１四半期 5,958 7.4 594 49.4 531 22.2 366 31.7
潜在株式調整後
１株当たり
１株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年３月期第１四半期 68.38 ―
2020年３月期第１四半期 46.21 ―
（２）財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 ％
2021年３月期第１四半期 41,282 11,037 26.7
2020年３月期 39,130 10,569 27.0
(参考) 自己資本 2021年３月期第１四半期 11,037百万円 2020年３月期 10,569百万円
２．配当の状況
年間配当金
第１四半期末 第２四半期末 第３四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年３月期 ― 10.00 ― 10.00 20.00
2021年３月期 ―
2021年３月期(予想) 10.00 ― 10.00 20.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 ： 無
３．2021年３月期の業績予想（2020年４月１日～2021年３月31日）
(％表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
１株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 百万円 ％ 円 銭
第２四半期(累計) 12,500 2.5 1,150 △1.6 1,120 5.2 780 12.5 98.27
通期 25,000 2.2 1,950 △10.7 1,870 △9.3 1,260 △32.0 158.75
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 ： 有
2021年３月期の第２四半期累計期間および通期の業績予想の修正につきましては、本日（2020年８月７日）公表致
しました「業績予想の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
※ 注記事項
（１）四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 ：無
（２）会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 ：無
② ①以外の会計方針の変更 ：無
③ 会計上の見積りの変更 ：無
④ 修正再表示 ：無
（３）発行済株式数（普通株式）
① 期末発行済株式数（自己株式を含む) 2021年３月期１Ｑ 8,143,390株 2020年３月期 8,143,390株
② 期末自己株式数 2021年３月期１Ｑ 206,307株 2020年３月期 206,276株
③ 期中平均株式数（四半期累計） 2021年３月期１Ｑ 7,937,098株 2020年３月期１Ｑ 7,937,197株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
・本資料に記載されている業績見通しなどの将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的である
と判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる状況及び業績予想のご利用にあ
たっての注意事項等については、添付資料３ページ「１．当四半期決算に関する定性的情報（３）業績予想などの
将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
東洋合成工業株式会社(4970) 2021年３月期 第１四半期決算短信
○添付資料の目次
１．当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………２
（１）経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………２
（２）財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………２
（３）業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………３
２．四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………４
（１）四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………４
（２）四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………６
（３）四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………７
（継続企業の前提に関する注記） ……………………………………………………………………７
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記） ……………………………………………７
（追加情報） ……………………………………………………………………………………………７
（セグメント情報等） …………………………………………………………………………………７
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東洋合成工業株式会社(4970) 2021年３月期 第１四半期決算短信
１．当四半期決算に関する定性的情報
（１）経営成績に関する説明
当第１四半期におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響が続き、外出自粛、内需・外需の下振れ
などにより、失業率も上昇し景気は大きく下振れし、世界経済においても米国や欧州を中心に同様の状況が続いて
います。
また、経済活動の停滞が世界規模で進行していることに加え、米中対立、原油相場、各国・地域における動向、
為替相場の先行きなど、注視が必要なリスクが継続しております。
一方、電子材料業界においては、AI、IoT、5G等の情報通信技術の普及、コロナウイルス感染拡大の影響を受け
テレワーク・動画利用の拡大、データセンターや通信システム向け先端半導体の好調が続きました。
このような状況のもと当社は、在宅勤務や時差出勤の推進、不要不急の外出や社内外への出張を極力見合わせる
と共に、オンライン会議等を積極的に活用し、事業活動を継続して参りました。
各種対策による制約が伴うなか、当第１四半期累計期間における売上高は、従来からのお客様との関係強化、積
極的な拡販への取り組みに加え、在宅需要拡大による半導体・電子材料需要の増加を背景に6,589,347千円(前年同
期比+631,340千円、+10.6%)となりました。
さらに利益面につきましても、売上高の増加に加え、先端分野の高付加価値製品の増加、コスト上昇の抑制に努
めたこと等により、営業利益は760,787千円(前年同期比+166,284千円、+28.0%)、経常利益は781,117千円(前年同
期比+249,702千円、+47.0%)、四半期純利益は542,765千円(前年同期比+175,977千円、+48.0%)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
【感光性材料事業】
新型コロナウイルス感染症の拡大により、ディスプレイ市場はやや減速がみられたものの、半導体市場は世界
的な在宅者増加に伴う通信需要の増大と先端半導体の生産増加が続き、新規ポリマー製品、メモリ用途の先端製
品、ロジック用途のEUV露光用を含む先端製品の売上がいずれも大きく拡大致しました。
この結果、同事業の売上高は3,680,767千円（前年同期比+185,661千円、+5.3%)、営業利益は543,255千円（前
年同期比+154,109千円、+39.6％）となりました。
【化成品事業】
電子材料関連は、スマートフォンや自動車の販売台数減少の影響はあったものの、世界的な新型コロナウイル
ス感染症の感染予防に伴い在宅勤務などの広がりによるデータセンター向け需要の増加や５Gの本格始動による
メモリ市況の回復の徴候が見られ、売上は増加致しました。
香料材料関連は、品質の安定化および安定供給に努めたことに加え、海外の香料メーカーを中心に販路を拡充
致しました。また、当社の販売先である香料メーカーにおいても新型コロナウイルス感染症の影響はあったもの
の、日用品向けの需要が堅調であったことから、売上は増加致しました。
ロジスティック関連は、国内の溶剤需要が鈍化した影響を受けてタンク回転率に若干の落ち込みが見られたも
のの、顧客満足度向上に努めた結果、タンク契約率は高水準で推移しました。
この結果、同事業の売上高は2,908,579千円（前年同期比+445,678千円、+18.1%)、営業利益は217,532千円
（前年同期比+12,174千円、+5.9％）となりました。
（２）財政状態に関する説明
当第１四半期会計期間における総資産は41,282,748千円となり、前事業年度末比2,152,231千円の増加となりま
した。
流動資産は16,718,334千円で、前事業年度末比1,215,227千円の増加となりました。これは現金及び預金
449,110千円の増加、受取手形及び売掛金231,318千円の増加、商品及び製品260,804千円の減少、原材料及び貯蔵
品305,074千円の増加によるものであります。
固定資産は24,564,414千円で、前事業年度末比937,003千円の増加となりました。これは主に取得による増加
1,600,844千円、減価償却による減少555,530千円によるものであります。
流動負債は17,950,345千円で、前事業年度末比859,914千円の増加となりました。これは主に支払手形及び買掛
金482,198千円の増加によるものであります。
固定負債は12,295,353千円で、前事業年度末比824,558千円の増加となりました。これは主に、長期借入金
802,284千円の増加によるものであります。
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東洋合成工業株式会社(4970) 2021年３月期 第１四半期決算短信
純資産合計は11,037,049千円で、前事業年度末比467,758千円の増加となりました。これは主に四半期純利益
542,765千円によるものであります。
（３）業績予想などの将来予測情報に関する説明
2021年３月期の第２四半期累計期間および通期の業績予想につきましては、2020年５月12日に公表いたしまし
た業績予想から修正しております。詳細につきましては、本日（2020年８月７日）に公表致しました「業績予想
の修正に関するお知らせ」をご覧ください。
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東洋合成工業株式会社(4970) 2021年３月期 第１四半期決算短信
２．四半期財務諸表及び主な注記
（１）四半期貸借対照表
(単位：千円)
前事業年度 当第１四半期会計期間
(2020年３月31日) (2020年６月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 3,582,663 4,031,774
受取手形及び売掛金 4,654,794 4,886,113
商品及び製品 5,498,753 5,237,948
仕掛品 164,902 212,926
原材料及び貯蔵品 1,355,922 1,660,997
その他 250,777 693,604
貸倒引当金 △4,707 △5,030
流動資産合計 15,503,106 16,718,334
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物（純額） 7,637,405 7,481,740
機械装置及び運搬具（純額） 4,749,290 4,484,470
土地 4,835,945 4,835,945
建設仮勘定 4,336,542 5,712,069
その他（純額） 553,770 548,269
有形固定資産合計 22,112,955 23,062,497
無形固定資産
その他 407,099 499,044
無形固定資産合計 407,099 499,044
投資その他の資産
その他 1,107,355 1,002,872
投資その他の資産合計 1,107,355 1,002,872
固定資産合計 23,627,410 24,564,414
資産合計 39,130,517 41,282,748
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,000,593 3,482,791
短期借入金 5,750,000 6,500,000
1年内返済予定の長期借入金 3,121,933 3,186,112
設備関係未払金 3,448,149 3,297,002
未払法人税等 463,172 135,709
賞与引当金 553,878 278,027
その他の引当金 43,038 9,962
その他 709,666 1,060,739
流動負債合計 17,090,431 17,950,345
固定負債
長期借入金 9,316,529 10,118,813
退職給付引当金 1,539,869 1,560,002
役員退職慰労引当金 68,085 70,565
その他 546,310 545,971
固定負債合計 11,470,794 12,295,353
負債合計 28,561,225 30,245,698
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東洋合成工業株式会社(4970) 2021年３月期 第１四半期決算短信
(単位：千円)
前事業年度 当第１四半期会計期間
(2020年３月31日) (2020年６月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 1,618,888 1,618,888
資本剰余金 1,541,589 1,541,589
利益剰余金 7,492,657 7,956,051
自己株式 △89,550 △89,748
株主資本合計 10,563,584 11,026,781
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金 4,611 10,268
繰延ヘッジ損益 1,095 －
評価・換算差額等合計 5,706 10,268
純資産合計 10,569,291 11,037,049
負債純資産合計 39,130,517 41,282,748
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東洋合成工業株式会社(4970) 2021年３月期 第１四半期決算短信
（２）四半期損益計算書
第１四半期累計期間
(単位：千円)
前第１四半期累計期間 当第１四半期累計期間
(自 2019年４月１日 (自 2020年４月１日
至 2019年６月30日) 至 2020年６月30日)
売上高 5,958,007 6,589,347
売上原価 4,615,386 5,070,734
売上総利益 1,342,620 1,518,612
販売費及び一般管理費 748,117 757,824
営業利益 594,503 760,787
営業外収益
受取利息 2 1
受取配当金 2,855 3,431
受取家賃 6,351 6,161
受取保険金 ― 35,551
その他 11,115 14,254
営業外収益合計 20,324 59,399
営業外費用
支払利息 31,056 29,598
為替差損 48,416 5,800
その他 3,940 3,671
営業外費用合計 83,413 39,070
経常利益 531,415 781,117
特別利益
固定資産売却益 ― 263
特別利益合計 ― 263
特別損失
固定資産除却損 2,915 11,701
特別損失合計 2,915 11,701
税引前四半期純利益 528,500 769,679
法人税、住民税及び事業税 46,238 116,623
法人税等調整額 115,473 110,290
法人税等合計 161,712 226,913
四半期純利益 366,787 542,765
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東洋合成工業株式会社(4970) 2021年３月期 第１四半期決算短信
（３）四半期財務諸表に関する注記事項
（継続企業の前提に関する注記）
該当事項はありません。
（株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記）
該当事項はありません。
（追加情報）
当社では、新型コロナウイルス感染症の拡大は経済や生活行動等に広範な影響を与える事象であり、現状１年
程度その影響が続くものと想定しております。当該仮定に基づき、繰延税金資産の計上にあたっては、将来の課
税所得の見積を行い回収可能性の判断を行っており、前事業年度からの重要な変更はありません。
（セグメント情報等）
【セグメント情報】
前第１四半期累計期間(自 2019年４月１日 至 2019年６月30日)
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：千円)
報告セグメント 四半期損益
調整額 計算書計上額
感光性材料事業 化成品事業 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 3,495,106 2,462,901 5,958,007 ― 5,958,007
セグメント間の内部
― 66,556 66,556 △66,556 ―
売上高又は振替高
計 3,495,106 2,529,457 6,024,563 △66,556 5,958,007
セグメント利益 389,145 205,358 594,503 ― 594,503
(注) セグメント利益は四半期損益計算書の営業利益と一致しております。
２．報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要な事項はありません。
当第１四半期累計期間(自 2020年４月１日 至 2020年６月30日)
１．報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位：千円)
報告セグメント 四半期損益
調整額 計算書計上額
感光性材料事業 化成品事業 計 (注)
売上高
外部顧客への売上高 3,680,767 2,908,579 6,589,347 ― 6,589,347
セグメント間の内部
― 66,217 66,217 △66,217 ―
売上高又は振替高
計 3,680,767 2,974,797 6,655,564 △66,217 6,589,347
セグメント利益 543,255 217,532 760,787 ― 760,787
(注) セグメント利益は四半期損益計算書の営業利益と一致しております。
２．報告セグメントごとの固定資産の減損損失又はのれん等に関する情報
重要な事項はありません。
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