4963 星光PMC 2020-02-13 15:00:00
2019年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月13日
上場会社名 星光PMC株式会社 上場取引所 東
コード番号 4963 URL https://www.seikopmc.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)滝沢 智
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名)井内 秀樹 TEL 03-6202-7331
定時株主総会開催予定日 2020年3月25日 配当支払開始予定日 2020年3月26日
有価証券報告書提出予定日 2020年3月26日
決算補足説明資料作成の有無: 有
決算説明会開催の有無 : 有 証券アナリスト、機関投資家向け
(百万円未満切捨て)
1.2019年12月期の連結業績(2019年1月1日~2019年12月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期 27,970 8.0 2,790 41.7 2,839 36.5 1,961 25.6
2018年12月期 25,889 3.2 1,969 △11.3 2,080 △15.6 1,561 △21.9
(注)包括利益 2019年12月期 2,323百万円 (127.6%) 2018年12月期 1,021百万円 (△55.4%)
1株当たり 潜在株式調整後 自己資本 総資産 売上高
当期純利益 1株当たり当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
円 銭 円 銭 % % %
2019年12月期 64.69 - 7.9 8.3 10.0
2018年12月期 51.51 - 6.6 6.5 7.6
(参考)持分法投資損益 2019年12月期 -百万円 2018年12月期 89百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年12月期 36,225 27,136 71.2 850.11
2018年12月期 32,149 24,112 75.0 795.23
(参考)自己資本 2019年12月期 25,776百万円 2018年12月期 24,112百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年12月期 3,278 △2,311 △711 1,663
2018年12月期 1,519 △943 △564 1,421
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
(合計) (連結) 率(連結)
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年12月期 - 8.00 - 8.00 16.00 485 31.1 2.0
2019年12月期 - 8.00 - 8.00 16.00 485 24.7 1.9
2020年12月期
(予想)
- 8.00 - 8.00 16.00 26.1
3.2020年12月期の連結業績予想(2020年1月1日~2020年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 28,650 2.4 2,700 △3.2 2,760 △2.8 1,860 △5.2 61.34
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 有
新規 2社 (社名) 新綜工業股分有限公司
SEIKO PMC VIETNAM CO., LTD.
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更: 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年12月期 30,743,604株 2018年12月期 30,743,604株
② 期末自己株式数 2019年12月期 422,243株 2018年12月期 422,243株
③ 期中平均株式数 2019年12月期 30,321,361株 2018年12月期 30,321,450株
(参考)個別業績の概要
1.2019年12月期の個別業績(2019年1月1日~2019年12月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年12月期 19,827 △1.2 1,262 8.0 1,487 9.1 1,085 9.7
2018年12月期 20,078 4.2 1,168 △19.1 1,363 △15.3 989 △32.8
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2019年12月期 35.80 -
2018年12月期 32.62 -
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年12月期 29,878 23,044 77.1 760.00
2018年12月期 29,313 22,426 76.5 739.63
(参考)自己資本 2019年12月期 23,044百万円 2018年12月期 22,426百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前
提となる条件及び業績予想のご利用に当たっての注意事項については、添付資料4ページ「1.経営成績等の概況
(4)今後の見通し」をご覧ください。
星光PMC㈱(4963) 2019年12月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 13
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 14
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 15
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 15
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星光PMC㈱(4963) 2019年12月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
(当期の業績全般の概況)
当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善継続により個人消費が緩やかな回復基調にあるも
のの消費税率引き上げに伴う落ち込みがみられ、企業収益も弱含みで推移するなど、景気に足踏みがみられまし
た。また、米中貿易摩擦の激化による世界経済の減速懸念もあり、依然として先行きは不透明な状況となりまし
た。
当社グループの主要販売先におきましては、製紙業界・印刷インキ業界の需要がともに前年を下回るなど、不透
明な経営環境が続きました。
当社グループは、高品質化・生産性の向上や環境保護・省資源等、販売先業界の経営戦略に対応した差別化商品
を市場に投入し売上増加に努め、また、第1四半期累計期間より連結子会社となった新綜工業股份有限公司が加わ
ったことにより、当連結会計年度の売上高は27,970百万円(前連結会計年度比8.0%増)となりました。
利益面では、新綜工業股份有限公司が連結対象に加わったこと、売上原価の低減を図ったことなどにより、営業
利益は2,790百万円(前連結会計年度比41.7%増)、経常利益は2,839百万円(同36.5%増)、親会社株主に帰属す
る当期純利益は1,961百万円(同25.6%増)となりました。
(事業のセグメント別の業績)
・製紙用薬品事業
製紙業界におきましては、2019年1月から12月までの紙・板紙の国内生産は2,538万トンと前年同期比2.6%の
減少となりました。当社グループは、国内市場、中国市場における差別化商品の売上増加に努めましたが、中国
における売上の減少により、当事業の売上高は、17,011百万円(前連結会計年度比1.5%減)となりました。
利益面では、売上原価の低減を図ったことなどにより、セグメント利益は1,801百万円(前連結会計年度比
12.1%増)となりました。
・樹脂事業
印刷インキ業界におきましては、2019年1月から12月までの印刷インキの国内生産は31万7千トンと前年同期
比4.8%の減少となりました。需要が減少傾向となる中、当社グループにおいては、印刷インキ用樹脂・記録材
料用樹脂の売上高は減少いたしましたが、新綜工業股份有限公司が連結対象に加わったことにより、当事業の売
上高は、7,055百万円(前連結会計年度比37.8%増)となりました。
利益面では、新綜工業股份有限公司が連結対象に加わったことにより、セグメント利益は804百万円(前連結
会計年度比229.8%増)となりました。
・化成品事業
化成品事業の売上高は、主力製品の輸出売上の増加などにより、3,902百万円(前連結会計年度比11.6%増)
となりました。
利益面では、売上高が増加したことなどにより、セグメント利益は543百万円(前連結会計年度比29.4%増)
となりました。
(2)当期の財政状態の概況
(資産、負債及び純資産の状況)
当連結会計年度末における当社グループの財政状態は以下の通りとなりました。
(流動資産)
短期貸付金の増加、商品及び製品の増加、受取手形及び売掛金の増加、及び現金及び預金の増加などにより、
流動資産は21,837百万円(前連結会計年度末比1,489百万円増)となりました。
(固定資産)
新綜工業股份有限公司の連結子会社化による有形固定資産の増加、及び投資有価証券の減少などにより、固定
資産は14,387百万円(前連結会計年度末比2,586百万円増)となりました。
(流動負債)
支払手形及び買掛金の増加、その他の流動負債の増加などにより、流動負債は8,170百万円(前連結会計年度
末比800百万円増)となりました。
(固定負債)
新綜工業股份有限公司の連結子会社化による長期借入金の計上、退職給付に係る負債の減少などにより、固定
負債は918百万円(前連結会計年度末比251百万円増)となりました。
(純資産)
親会社株主に帰属する当期純利益の計上、新綜工業股份有限公司の連結子会社化に伴う非支配株主持分の計
上、及び剰余金の配当などにより、純資産は27,136百万円(前連結会計年度末比3,023百万円増)となりまし
た。その結果、当連結会計年度末における自己資本比率は71.2%となりました。また、有利子負債残高1,493百
万円を自己資本で除した倍率(D/Eレシオ)は0.06倍となりました。
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(3)当期のキャッシュ・フローの概況
(キャッシュ・フローの状況)
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、1,663百万円となり、前連
結会計年度末と比べ242百万円増加いたしました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれら
の主な要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、3,278百万円の資金の獲得(前連結累計期間は1,519百万円の資金の
獲得)となりました。これは主として、税金等調整前当期純利益2,827百万円、減価償却費1,072百万円、及び
法人税等の支払額577百万円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、2,311百万円の資金の支出(前連結累計期間は943百万円の資金の支
出)となりました。これは有形固定資産の取得による支出1,486百万円、短期貸付金の純増加額758百万円、差
入保証金の差入による支出255百万円、及び連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による収入248百万円に
よるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、711百万円の資金の支出(前連結累計期間は564百万円の資金の支
出)となりました。これは主として、配当金の支払額500百万円、及び連結の範囲の変更を伴わない子会社株
式の取得による支出130百万円によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2016年12月期 2017年12月期 2018年12月期 2019年12月期
自己資本比率(%) 71.8 73.3 75.0 71.2
時価ベースの自己資本比率
118.9 107.0 69.6 84.1
(%)
キャッシュ・フロー対有利
0.3 0.5 0.5 0.5
子負債比率(年)
インタレスト・カバレッ
751.5 566.0 523.5 239.6
ジ・レシオ(倍)
(注)自己資本比率:自己資本÷総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額÷総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債÷営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー÷利払い
*各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により算出しております。
*株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
*営業キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フロ
ー及び利息の支払額を使用しております。有利子負債は、連結貸借対照表に記載されている負債のうち、利
子を支払っているすべての負債を対象としております。
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(4)今後の見通し
当社グループを取り巻く経営環境は、わが国経済に緩やかな景気回復がみられるものの、中国で発生した新型肺炎
による世界経済への悪影響が懸念されるなど、引き続き厳しい状況で推移するものと予想されます。
このような環境の中、当社グループは、顧客に評価される差別化製品・サービスの提供及び研究開発・生産・営業
が一体となった業務の効率化・合理化に取り組み、業績の向上に努めてまいります。
製紙用薬品事業では、国内における紙・板紙の需要環境が厳しくなる中、差別化されたソリューションの提供によ
る顧客との関係強化や、高機能製品による新規商権獲得により、販売の拡大に努めます。また、海外においては、製
品ポートフォリオの拡充等によって既存の製造設備の稼働率の向上を図り、事業を拡大してまいります。
樹脂事業では、印刷インキ用・記録材料用樹脂事業において市場の変化に対応した製品ポートフォリオの抜本的な
見直しと生産体制の効率化、海外における印刷インキの水性化ニーズに応える樹脂の開発・販売などにより収益基盤
の再構築を図るとともに、2019年1月に新たに連結子会社となった新綜工業股份有限公司の粘着剤事業の強化とグル
ープ内シナジーの創出を進めてまいります。
化成品事業では、競争優位の機能性創造モノマー・オリゴマーの提供により、事業基盤を強化いたします。
通期の業績見通しにつきましては、売上高は前期と比較して2.4%増の28,650百万円、営業利益は同3.2%減の
2,700百万円、経常利益は同2.8%減の2,760百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同5.2%減の1,860百万円を
見込んでおります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、会計基準につきましては日本基
準を適用しております。
なお、国際会計基準の適用につきましては、国内外の諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,421,385 1,663,648
受取手形及び売掛金 10,664,515 10,916,857
電子記録債権 1,368,324 1,409,707
商品及び製品 2,184,805 2,437,503
仕掛品 351,125 356,563
原材料及び貯蔵品 1,170,695 1,077,577
短期貸付金 2,939,040 3,697,933
その他 253,358 289,859
貸倒引当金 △4,964 △11,680
流動資産合計 20,348,285 21,837,972
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 10,661,446 11,104,300
減価償却累計額 △8,215,698 △8,377,587
建物及び構築物(純額) 2,445,747 2,726,712
機械装置及び運搬具 20,039,851 21,218,583
減価償却累計額 △18,014,957 △18,777,338
機械装置及び運搬具(純額) 2,024,894 2,441,244
土地 4,466,994 6,660,889
建設仮勘定 219,835 712,462
その他 2,247,714 2,330,668
減価償却累計額 △1,988,281 △2,062,823
その他(純額) 259,433 267,845
有形固定資産合計 9,416,904 12,809,154
無形固定資産 74,145 72,090
投資その他の資産
投資有価証券 1,901,919 964,335
繰延税金資産 230,772 97,499
その他 225,101 495,409
貸倒引当金 △47,894 △51,002
投資その他の資産合計 2,309,898 1,506,241
固定資産合計 11,800,948 14,387,486
資産合計 32,149,234 36,225,458
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年12月31日) (2019年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 3,934,200 4,179,503
短期借入金 730,000 730,000
1年内返済予定の長期借入金 - 74,498
未払法人税等 279,873 388,018
未払役員賞与 70,300 61,900
賞与引当金 550,685 665,564
その他 1,804,903 2,071,206
流動負債合計 7,369,963 8,170,691
固定負債
長期借入金 - 689,375
役員退職慰労引当金 15,925 7,800
退職給付に係る負債 555,700 118,894
資産除去債務 85,448 88,940
その他 9,706 13,358
固定負債合計 666,780 918,368
負債合計 8,036,743 9,089,060
純資産の部
株主資本
資本金 2,000,000 2,000,000
資本剰余金 1,566,178 1,576,265
利益剰余金 20,999,994 22,476,443
自己株式 △105,272 △105,272
株主資本合計 24,460,900 25,947,436
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 309,511 325,609
繰延ヘッジ損益 △1,000 51
為替換算調整勘定 70,156 68,640
退職給付に係る調整累計額 △727,077 △565,255
その他の包括利益累計額合計 △348,410 △170,953
非支配株主持分 - 1,359,916
純資産合計 24,112,490 27,136,398
負債純資産合計 32,149,234 36,225,458
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 25,889,022 27,970,050
売上原価 19,361,745 20,251,931
売上総利益 6,527,276 7,718,118
販売費及び一般管理費 4,558,131 4,927,935
営業利益 1,969,144 2,790,182
営業外収益
受取利息 9,182 16,927
受取配当金 20,134 21,960
仕入割引 14,890 13,388
持分法による投資利益 89,766 -
補助金収入 - 20,198
その他 59,304 51,918
営業外収益合計 193,278 124,392
営業外費用
支払利息 2,900 13,687
売上割引 5,354 4,604
為替差損 66,525 50,688
その他 7,584 5,842
営業外費用合計 82,364 74,822
経常利益 2,080,058 2,839,752
特別利益
固定資産売却益 11,322 141
投資有価証券売却益 - 1,005
会員権売却益 696 -
負ののれん発生益 - 85,367
特別利益合計 12,018 86,514
特別損失
固定資産売却損 5 -
固定資産除却損 32,480 35,477
段階取得に係る差損 - 59,043
その他 231 4,000
特別損失合計 32,718 98,520
税金等調整前当期純利益 2,059,359 2,827,746
法人税、住民税及び事業税 513,219 634,831
法人税等調整額 △15,782 56,051
法人税等合計 497,437 690,883
当期純利益 1,561,921 2,136,863
非支配株主に帰属する当期純利益 - 175,272
親会社株主に帰属する当期純利益 1,561,921 1,961,590
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
当期純利益 1,561,921 2,136,863
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △181,369 16,098
繰延ヘッジ損益 △490 1,052
為替換算調整勘定 △64,985 7,720
退職給付に係る調整額 △248,667 161,821
持分法適用会社に対する持分相当額 △45,365 -
その他の包括利益合計 △540,879 186,692
包括利益 1,021,042 2,323,555
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 1,021,042 2,139,047
非支配株主に係る包括利益 - 184,508
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星光PMC㈱(4963) 2019年12月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2018年1月1日 至 2018年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,000,000 1,566,178 19,892,895 △105,028 23,354,045
当期変動額
剰余金の配当 △454,822 △454,822
親会社株主に帰属する当期純利益 1,561,921 1,561,921
自己株式の取得 △243 △243
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - - 1,107,099 △243 1,106,855
当期末残高 2,000,000 1,566,178 20,999,994 △105,272 24,460,900
その他の包括利益累計額
その他の包 純資産合計
その他有価証 繰延ヘッジ 為替換算 退職給付に係
券評価差額金 損益 調整勘定 る調整累計額
括利益累計
額合計
当期首残高 490,880 △509 180,507 △478,409 192,468 23,546,514
当期変動額
剰余金の配当 △454,822
親会社株主に帰属する当期純利益 1,561,921
自己株式の取得 △243
株主資本以外の項目の当期変動額
△181,369 △490 △110,350 △248,667 △540,879 △540,879
(純額)
当期変動額合計 △181,369 △490 △110,350 △248,667 △540,879 565,976
当期末残高 309,511 △1,000 70,156 △727,077 △348,410 24,112,490
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星光PMC㈱(4963) 2019年12月期 決算短信
当連結会計年度(自 2019年1月1日 至 2019年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 2,000,000 1,566,178 20,999,994 △105,272 24,460,900
当期変動額
剰余金の配当 △485,141 △485,141
親会社株主に帰属する当期純利益 1,961,590 1,961,590
非支配株主との取引に係る親会社
の持分変動
10,086 10,086
株主資本以外の項目の当期変動額
(純額)
当期変動額合計 - 10,086 1,476,449 - 1,486,535
当期末残高 2,000,000 1,576,265 22,476,443 △105,272 25,947,436
その他の包括利益累計額
非支配株主持
その他の包 純資産合計
その他有価証 繰延ヘッジ 為替換算 退職給付に係 分
券評価差額金 損益 調整勘定 る調整累計額
括利益累計
額合計
当期首残高 309,511 △1,000 70,156 △727,077 △348,410 - 24,112,490
当期変動額
剰余金の配当 △485,141
親会社株主に帰属する当期純利益 1,961,590
非支配株主との取引に係る親会社
の持分変動
10,086
株主資本以外の項目の当期変動額
16,098 1,052 △1,515 161,821 177,456 1,359,916 1,537,372
(純額)
当期変動額合計 16,098 1,052 △1,515 161,821 177,456 1,359,916 3,023,908
当期末残高 325,609 51 68,640 △565,255 △170,953 1,359,916 27,136,398
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星光PMC㈱(4963) 2019年12月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 2,059,359 2,827,746
減価償却費 977,946 1,072,419
負ののれん発生益 - △85,367
段階取得に係る差損益(△は益) - 59,043
貸倒引当金の増減額(△は減少) △2,426 8,252
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △207,682 △203,633
賞与引当金の増減額(△は減少) 1,053 112,494
役員退職慰労引当金の増減額(△は減少) - △8,125
未払役員賞与の増減額(△は減少) 19,010 △8,400
受取利息及び受取配当金 △29,316 △38,887
支払利息 2,900 13,687
為替差損益(△は益) 56,146 34,523
固定資産売却損益(△は益) △11,316 △141
固定資産除却損 32,480 35,477
投資有価証券売却損益(△は益) - △1,005
持分法による投資損益(△は益) △89,766 -
売上債権の増減額(△は増加) △354,935 △91,976
たな卸資産の増減額(△は増加) △355,378 96,446
未収入金の増減額(△は増加) 74,233 10,136
仕入債務の増減額(△は減少) △155,563 △89,981
その他 △24,022 87,666
小計 1,992,722 3,830,377
利息及び配当金の受取額 58,177 38,887
利息の支払額 △2,903 △13,680
法人税等の支払額 △528,053 △577,246
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,519,942 3,278,337
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資有価証券の取得による支出 △78,228 △6,032
投資有価証券の売却による収入 - 2,055
有形固定資産の取得による支出 △1,191,629 △1,486,974
有形固定資産の売却による収入 16,988 347
無形固定資産の取得による支出 △8,802 △27,558
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
- 248,698
収入
定期預金の預入による支出 △52,705 -
定期預金の払戻による収入 53,569 -
会員権の売却による収入 1,296 -
短期貸付金の純増減額(△は増加) 328,273 △758,893
資産除去債務の履行による支出 △11,500 -
差入保証金の差入による支出 △1,040 △255,817
その他 316 △27,026
投資活動によるキャッシュ・フロー △943,462 △2,311,200
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星光PMC㈱(4963) 2019年12月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △100,000 -
長期借入金の返済による支出 - △72,247
配当金の支払額 △454,774 △500,000
自己株式の取得による支出 △243 -
連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得に
- △130,713
よる支出
その他 △9,417 △8,125
財務活動によるキャッシュ・フロー △564,435 △711,087
現金及び現金同等物に係る換算差額 △20,164 △13,787
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △8,119 242,263
現金及び現金同等物の期首残高 1,429,504 1,421,385
現金及び現金同等物の期末残高 1,421,385 1,663,648
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星光PMC㈱(4963) 2019年12月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」等の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を当連結会計年度
から適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示して
おります。
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星光PMC㈱(4963) 2019年12月期 決算短信
(セグメント情報等)
・セグメント情報
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取
締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり
ます。当社のグループ各社は、事業内容別に国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しておりま
す。したがって、当社グループは、事業内容を基礎とした、「製紙用薬品事業」、「樹脂事業」及び「化成品事
業」の3つを報告セグメントとしております。「製紙用薬品事業」はサイズ剤、紙力増強剤、その他製紙用薬品
の製造・販売を行っております。「樹脂事業」は印刷インキ用樹脂、記録材料用樹脂等の製造・販売を行ってお
ります。「化成品事業」は機能性モノマー等の製造・販売を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に
おける記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益のベースの数値であります。セグメント
間の内部売上高及び振替高は製造原価に基づいております。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自2018年1月1日 至2018年12月31日)
(単位:千円)
調整額
製紙用 連結財務
樹脂事業 化成品事業 計 (注)1
薬品事業 諸表計上額
(注)3
売上高
(1)外部顧客に対する
17,270,146 5,121,392 3,497,483 25,889,022 - 25,889,022
売上高
(2)セグメント間の内部
174,513 625,277 10,259 810,050 △810,050 -
売上高又は振替高
計 17,444,659 5,746,669 3,507,743 26,699,072 △810,050 25,889,022
セグメント利益 (注)2 1,606,677 243,928 420,041 2,270,648 △301,503 1,969,144
セグメント資産 15,875,277 7,335,693 4,483,018 27,693,989 4,455,245 32,149,234
その他の項目
減価償却費 458,348 267,192 236,894 962,435 15,510 977,946
有形固定資産及び無形固
567,173 290,161 203,653 1,060,988 15,671 1,076,660
定資産の増加額
(注)1.セグメント間の内部売上高又は振替高の調整額△810,050千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益の調整額△301,503千円は、全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属
しない研究開発費であります。
3.セグメント資産の調整額4,455,245千円には、各報告セグメントに配分していない全社資産が含まれており
ます。その主なものは短期貸付金、投資有価証券及び繰延税金資産であります。
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星光PMC㈱(4963) 2019年12月期 決算短信
当連結会計年度(自2019年1月1日 至2019年12月31日)
(単位:千円)
調整額
製紙用 連結財務
樹脂事業 化成品事業 計 (注)1
薬品事業 諸表計上額
(注)3
売上高
(1)外部顧客に対する
17,011,857 7,055,487 3,902,705 27,970,050 - 27,970,050
売上高
(2)セグメント間の内部
98,697 619,573 19,810 738,081 △738,081 -
売上高又は振替高
計 17,110,554 7,675,061 3,922,516 28,708,132 △738,081 27,970,050
セグメント利益 (注)2 1,801,690 804,530 543,685 3,149,906 △359,723 2,790,182
セグメント資産 16,667,853 11,723,617 4,822,794 33,214,265 3,011,192 36,225,458
その他の項目
減価償却費 491,420 303,115 248,686 1,043,222 29,196 1,072,419
有形固定資産及び無形固
854,128 464,655 297,170 1,615,953 5,862 1,621,816
定資産の増加額
(注)1.セグメント間の内部売上高又は振替高の調整額△738,081千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益の調整額△359,723千円は、全社費用であります。全社費用は、主に報告セグメントに帰属
しない研究開発費であります。
3.セグメント資産の調整額3,011,192千円には、各報告セグメントに配分していない全社資産が含まれており
ます。その主なものは短期貸付金であります。
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
1株当たり純資産額 795.23円 850.11円
1株当たり当期純利益金額 51.51円 64.69円
(注)1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため、記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2018年1月1日 (自 2019年1月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
親会社株主に帰属する当期純利益金額
1,561,921 1,961,590
(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純
1,561,921 1,961,590
利益金額(千円)
期中平均株式数(千株) 30,321 30,321
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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