4958 長谷川香 2019-05-22 15:00:00
2019年9月期第2四半期決算説明会 [pdf]

2019年9月期第2四半期
決算説明会
2019年5月22日

長谷川香料株式会社
目次



     Ⅰ.連結決算の概要

     Ⅱ.経営方針

     Ⅲ.グローバル戦略

     Ⅳ.資本政策

     Ⅴ.添付資料



                 1
Ⅰ.連結決算の概要




            2
市場環境
国内市場
・2018年の香料市場     前年比約4%増加
・カテゴリー別動向
  カテゴリー                             動向
                           ・夏場の記録的な猛暑により過去最高の販売数量を記録
            2018年    増加
                           ・無糖茶飲料、炭酸飲料、ミネラルウォーター等が伸長

     飲料                    ・1~2月は無糖茶飲料やミネラルウォーターを中心に伸長し、前年
            2019年           を上回って推移
                    前年並み
            1~3月           ・3月は稼働日減や前年同月の新商品発売の反動減等により前年を
                            下回った
                           ・前年の原料不足により低迷していたポテトチップスが回復
            2018年    増加
                           ・多彩な新商品の投入により市場活性化
     スナック
            2019年
                    減少     ・前年のポテトチップス販促促進による増加の反動減
菓子          1~3月
            2018年   減少     ・市場を牽引していた高カカオチョコのブームが一段落
     チョコ
     レート    2019年          ・高カカオチョコが減少
                    減少
            1~3月           ・バレンタイン向け出荷低調
            2018年   増加     ・夏場の記録的な猛暑により7~8月に大きく伸長
     冷菓     2019年          ・2月は値上げ前の駆け込み需要で増加も、3月は値上げにより減少
                    微増
            1~3月           ・3月は例年に比べ気温が低く、市場環境も悪かった
                                                      出典:日刊食品通信



                                                                  3
 連結業績の概要
・売上高
  前期比4.3%増加
  通期計画に対する進捗率は46.9% (標準進捗率47%)
・営業利益
  前期比3.4%増加
  通期計画に対する進捗率は40.4 %(標準進捗率41%)
                                                            百万円
                        前期         当期        前期比増減          当期
                       第2四半期      第2四半期                    進捗率
                      (累計実績) (累計実績)        金額      %      (対通期計画)


       売上高              23,462    24,468   1,006   4.3%     46.9%

       売上原価             14,544    15,202    657    4.5%     47.8%

       売上総利益             8,917     9,265    348    3.9%     45.5%

       販売費及び一般管理費        6,770     7,044    274    4.1%     47.4%

       営業利益              2,147     2,221     73    3.4%     40.4%

       経常利益              2,310     2,436    126    5.5%     41.3%

       税引前当期純利益          2,274     2,422    148    6.5%     41.4%

       当期純利益             1,617     1,761    144    8.9%     41.0%

       (参考)EBITDA※       3,804     3,917    112    3.0%     43.5%
      ※EBITDA=営業利益+減価償却費+のれん償却額
                                                                    4
部門別売上高
・増収要因
  当社単体、米国子会社の売上増加

                                          百万円
                前期     当期            増減
  部門        第2四半期     第2四半期                                    要因
          (累計実績) (累計実績)         金額      増減率

 フレーバー      19,716    20,699     982      5.0% 当社単体、米国子会社の売上増加

 フレグランス      3,745     3,768      23      0.6% 当社単体、インドネシア子会社の売上増加

  合計        23,462    24,468    1,006     4.3% -

                     2019年9月期第2四半期実績(連結)                      増減率

  フレーバー                                                       +5.0%


                                              国内
 フレグランス                                                     +0.6%
                                              海外


       合計                                                    +4.3%


                                                              ※連結売上高に占める
            0          10,000        20,000        30,000
                                                   (百万円)        海外売上高の割合:34.9%
                                                                                 5
グループ会社別売上高
                                                         通貨           前第2四半期     当第2四半期           増減率
・増収要因
                                                         1US$         ¥110.64        ¥111.55    0.8%円安
  当社単体、米国子会社が増加
                                                        1人民元           ¥17.07         ¥16.33    4.3%円高
                                                         1MYR          ¥27.42         ¥27.01    1.5%円高
                                   百万円                                                                百万円
                                             25,000
          前期       当期
        第2四半期     第2四半期    増減額     増減率
                                                                             -111      +24
        (累計実績) (累計実績)                                                 +210                     +152
当社単体     17,380   18,110    730    4.2%
                                                               +730
 米国       2,574    2,784    210    8.2%
 中国       3,453    3,341   -111    -3.2%                                                              24,468
マレーシア      443      468      24    5.6%
                                                      23,462
 調整       -388      -236    152          -
 連結      23,462   24,468   1,006   4.3%      22,000
                                                  0
                                                      18.3実績 当社単体      米国       中国     マレーシア   調整     19.3実績

  当社単体         フレーバー部門の飲料向けの売上増加                                                     増収

   米国          セイボリー分野、健康分野の売上増加                                                     増収
               フレーバー部門の売上増加により現地通貨ベースでは増加するも、
   中国                                                                                減収
               円高の影響により円ベースでは減少
 マレーシア         シーズニングパウダー、飲料向けの売上増加                                                  増収

※セイボリーフレーバー:スナック菓子、ドレッシング、調味料等に使用される塩味の効いたフレーバー
※当期より、米国を除く海外連結子会社において、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を適用
 比較を容易にするため、前年同期の売上高を同様の基準で算定した数値を掲載                                                                           6
グループ会社別営業利益
                                                             通貨         前第2四半期     当第2四半期              増減率
・増益要因
                                                            1US$        ¥110.64        ¥111.55    0.8%円安
  当社単体が増加
                                                            1人民元         ¥17.07         ¥16.33    4.3%円高
                                                            1MYR         ¥27.42         ¥27.01    1.5%円高
                                      百万円                                                               百万円
                                                3,000
          前期         当期
        第2四半期       第2四半期      増減額    増減率
        (累計実績) (累計実績)
当社単体      1,745      1,946      201   11.6%                             -50
                                                                 +201                            +94
                                                                              -197      +25
 米国            31      -18      -50         -
 中国        453        255      -197 -43.7%
マレーシア          10         35     25 245.7%               2,147                                          2,221

 調整        -93             1     94         -
 連結       2,147      2,221       73   3.4%      1,0000
                                                         18.3実績 当社単体     米国       中国     マレーシア   調整     19.3実績

 当社単体       売上高の増加                                                                増益

   米国       販管費の増加                                                                減益

            円高の影響による円ベースでの売上高の減少、
   中国                                                                             減益
            売上原価率の悪化、販管費の増加

 マレーシア      売上高の増加、売上原価率の改善                                                       増益


                                                                                                                 7
Ⅱ.経営方針




         8
経営方針
 基本戦略

       付加価値が高く採算性の良い調合香料の拡大に注力

       国内市場における収益確保を確実にする

       海外市場における成長を目指す


 重点項目

       改革推進

       人的資源の充実          挑戦する組織へ
       (人財育成、キャリア採用)


       海外展開加速



                                  9
Ⅲ.グローバル戦略




            10
国内戦略
基本戦略:少子高齢化、健康志向による新しいマーケット需要を先取りし、シェア拡大                                                       フレグランス
 現在の取り組みと進捗状況                                                                                  約15%


                               ・マーケティング部を中心にマーケティング戦略立案
  営業体制強化                       ・マーケット調査・分析等を活用した潜在的欲求「ウォンツ」の把握                          フレーバー
 ソリューション                        ⇒提案型営業案件増加                                               約85%
   営業推進                        ・売上拡大に向けた施策をプロジェクトチームで策定、進捗管理
                                                                                        売上構成比
                               ・新規顧客開拓に向けた体制整備
                               ・健康食品、医療関係食品、生活臭のマスキングニーズ等の新分野対応強化
香料用途拡大対応                        ⇒新規素材、健康志向の食品に美味しさをもたらす素材等の提案
                               ・食品原料(乳製品、野菜、果汁、畜産物等)代替香料の開発

                               ・重点分野策定
 戦略的研究開発
                               ・各研究所の連携を活かした研究開発推進
    推進                         ・イノベーション(技術革新)の創出、オープンイノベーションの推進

                                                           売上高         (億円)
売上高                   当社単体の売上高・営業利益の推移                                 営業利益
                                                          営業利益                2019年9月期第2四半期実績
500                                                                     150
                                                       前期比     前期比              売上高:181億円
                       前期比     前期比     前期比     前期比
400
      前期比     前期比
                               -0.6%   +0.9%   +3.0%   +2.1%   +3.1%
                                                                        120    (前期比4.2%増加)
      -4.5%   -0.5%    +2.0%

                                                                                営業利益:19億円
300                                                                     90
                                                                               (前期比11.6%増加)
200                                                                     60
                                                                                  2021年目標
100                                                                     30      売上高:400億円
                                                                                営業利益:48億円
 0                                                                      0
      2014     2015     2016    2017    2018    2019 2020 2021
                                               (計画) (計画) (計画)                                    11
海外戦略 -米国-
基本戦略:セイボリー分野、飲料分野の売上増加、買収シナジー効果の更なる実現を図る
 現在の取り組みと進捗状況
                            ・マネジメントチーム再構築                                           フレーバー
マネジメント強化                                                                             100%
                            ・優秀なマネジメント人財採用
                            ・2017年6月にFLAVOR INGREDIENT HOLDINGS, LLC買収
買収シナジー効果                    ・セイボリー分野、飲料分野に加え、健康分野向け売上拡大に注力                          売上構成比
   実現                        ⇒両社の得意先に拡充された製品ライン紹介、購入原料統一、
                               健康分野向けの依頼増加等、シナジー効果実現
  日本技術の                     ・日本の技術を米国で活用・展開するため、プロジェクトチームを日本に派遣
  活用・展開                     ・日本と米国の双方向での情報共有を推進中
マーケティング戦略                   ・マーケティング体制強化
    立案                      ・市場動向の分析等により分野別の長期的な成長戦略、得意先別戦略立案
  営業活動強化                    ・売上拡大に向けた営業活動強化
                                                THUSA売上高
                                                           (百万ドル)
        米国子会社連結の売上高・営業利益の推移
 売上高
                                                FIH売上高
                                                             営業利益     2019年9月期第2四半期実績
                                                米国連結営業利益
 100                                                          20    売上高:24百万ドル(27億円)
                                                                      (前期比7.3%増加)
  80                                                  前期比     16
                                                前期比 +10.5%
                                           前期比 +10.9%               営業損失:0.1百万ドル(0.1億円)
  60                                 前期比 +12.5%               12
                                    +34.5%
                          前期比                                             2021年目標
  40                前期比 +24.6%                                8
       前期比 前期比
                   +25.1%
       +4.7% +0.1%                                                  売上高:70百万ドル(73億円)
  20                                                          4
                                                                     営業利益:7百万ドル(7億円)
   0                                                          0
       2014   2015   2016    2017   2018    2019 2020 2021
                                                                    ※セイボリーフレーバー
 -20                                       (計画) (計画) (計画)     -4     スナック菓子、ドレッシング、調味料等に
       ※2019年~2021年の売上高計画は、THUSAとFIH連結の金額で表示                         使用される塩味の効いたフレーバー       12
海外戦略 -中国-
基本戦略:中国市場での売上拡大に向け基盤を更に強化する                                                                     フレグランス
                                                                                                 約32%
 現在の取り組みと進捗状況
                               ・ローカル営業本部長採用、営業員増員により営業活動強化
                                ⇒地場大手企業及び華南地域に注力                                              フレーバー
 業績回復に向けた                      ・未参入分野や潜在需要開拓に向けフレーバー事業の体制強化                                    約68%
    施策                         ・日本から定期的に技術外交実施
                                                                                             売上構成比
                                ⇒新規顧客開拓・既存顧客深耕、国際企業・地場企業との取引拡大
                               ・製造原価圧縮プロジェクト設立
                               ・研究設備の充実・再構築
      研究体制強化                   ・フレグランスクリエーションセンター稼働
                                ⇒評香体制の充実により顧客の要望をより迅速・的確に反映した製品開発実施中

                               ・リスク管理及びコンプライアンス徹底
      組織基盤強化                   ・等級、報酬、評価の基準を明確化した人事制度導入

                                                                    (百万元)
売上高            中国子会社連結の売上高・営業利益の推移                         売上高
                                                           営業利益
                                                                    営業利益       2019年9月期第2四半期実績
700                                                                     350
                                                                              売上高:204百万元(33億円)
600                                                     前期比     前期比     300    (前期比実質1.3%増加)
                                                前期比             +5.0%
                       前期比     前期比     前期比              +5.0%
500    前期比     前期比                             +13.6%                   250
      +11.0%   +5.3%   -0.8%   +1.8%   -2.0%                                  営業利益:15百万元(2億円)
400                                                                     200
                                                                                (前期比41.1%減少)
300                                                                     150
                                                                                   2021年目標
200                                                                     100
100                                                                     50    売上高:524百万元(83億円)
 0                                                                      0
        2014    2015    2016    2017    2018    2019 2020 2021                営業利益:77百万元(12億円)
                                               (計画) (計画) (計画)
 ※当期より、米国を除く海外連結子会社において、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を適用
  比較を容易にするため、前期以前の売上高を同様の基準で算定した数値を掲載                                                                 13
海外戦略 -東南アジア-
基本戦略:マレーシアの製販拠点とタイ、インドネシアの販売拠点が連携し、売上拡大                                               フレグランス
 現在の取り組みと進捗状況                                                                          約17%

                             ・東南アジア地域を統括する責任者(支配人)配置
                              ⇒東南アジア各拠点の有機的な連携をコーディネート
                             ・タイ、インドネシアにおいて営業員増員                                   フレーバー
 営業体制強化                                                                             約83%
                             ・周辺地域(ベトナム、フィリピン、ミャンマー)に営業員配置
                             ・アプリケーションラボラトリー(タイ、インドネシア、台北)                         売上構成比
                              活用推進
                             ・2019年4月よりペレスコル社を「T HASEGAWA FLAVOURS
マレーシア子会社
                              (KUALA LUMPUR) SDN. BHD.」(以下、THKL)に社名変更
  社名変更                       ・当社のグループ企業であることを明確にし、企業ブランドのプレゼンス向上を図る

THKLをハブとした                   ・東南アジアのハブ拠点としてTHKL(ハラル対応)を活用
                             ・日本からの人員派遣により研究・生産面の指導実施
東南アジア戦略展開
                             ・マレーシアの新工場建設計画は政治・経済動向をふまえて進捗管理
                                                 売上高
         東南アジアの売上高・営業利益の推移                       THKLの売上高     (億円)
 売上高                                             営業利益         営業利益
                                                                     2019年9月期第2四半期実績
                                                 THKLの営業利益
 40                                                            20      売上高:13.1億円
                                                      前期比             (前期比14.3%増加)
                                                前期比 +5.8%
 30                                        前期比 +13.2%          15
                   前期比 前期比           前期比 +8.9%                         営業利益:1.6億円
              前期比 +10.4% +0.1%
                                     -2.6%                            (前期比12.4%増加)
        前期比 +23.5%
 20                                                            10
       +26.3%
                                                                         2021年目標
 10                                                            5
                                                                        売上高:30億円
  0                                                            0       営業利益:5億円
        2014   2015   2016    2017   2018    2019 2020 2021
                                            (計画) (計画) (計画)
       ※売上高は、当社単体売上高に含まれる東南アジアへの輸出売上高を合算して作成                                               14
プロジェクト進捗状況
バニラプロジェクト
 Universal Leaf Tobacco Company, Inc.と業務提携(2015年)
 ・ブラジルでバニラビーンズ栽培のパイロットプロジェクトに協働して取り組む
 ・3年間の試験栽培完了後、その結果に基づき商業ベースでの展開を検討
 ・2016年1月 試験栽培開始、生育状況を確認


 現状と見通し
 ・順調に生育中
 ・2018年収穫のキュアードビーンズを、2019年中旬に品質評価
 ・2019年収穫品についても2020年に品質評価実施
 ・評価結果良好時の商業化展開に向け、作付面積拡大予定

発酵ナチュラルフレーバープロジェクト
 味の素社と業務提携(2015年)
 ・当社の香料開発技術と味の素社の発酵技術を組み合わせ、発酵ナチュラルフレーバーの
  研究開発・事業化推進
 ・発酵ナチュラルフレーバー(バニリン)の製品化技術確立


 現状と見通し
 ・市場環境(需要動向・価格動向)をふまえ、発酵ナチュラルフレーバー(バニリン)の事業化検討
  ⇒現在の市場環境を勘案し事業化一旦中断、今後の市場動向を注視
                                                    15
“春めき”の香りを通じたCSR活動
   “春めき”とは?
  ・甘い香りと濃いピンク色が特徴の早咲きのさくら

  ・多数あるさくらの品種の中でトップクラスの強い香りを持つ



       “春めき”の香りをクリエーションしたことをきっかけに
       一般財団法人「春めき財団」のプログラムに参加


     植樹プログラムへの参加

    ・「春めき財団」に寄付を行うことで“春めき”の普及を支援し、
     視覚障害者をサポートするプログラムに参加

    ・当社総合研究所、深谷事業所に“春めき”の植樹を実施


     商品開発プログラムへの参加

    ・“春めき”の香りをイメージした当社香料を使用して商品を開発し、
     その売上の一部を「春めき財団」へ寄付するプログラムに参加

    ・商品開発のサポートと同時に、売上の一部を同財団へ寄付

                     ※「春めき財団」:視覚障害者を支援する目的で設立された一般財団法人
                                                         16
Ⅳ.資本政策




         17
資本政策
 基本方針

・将来にわたる企業価値の持続的成長とその最大化を目指していくために、
 成長投資及びリスクに適切に対応できる株主資本の水準を保持


資金活用方針

・健全な財務体質の維持、資本効率の向上等を勘案し、資金を適切に活用
 -株主還元
  連結配当性向35%程度を目途に中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を実施
 -設備投資
  成長に向けた増産化投資、既存設備の更新・メンテナンス
 -M&A
  市場規模やビジネスリスク、買収金額等の観点から総合的に判断
  顧客網、技術面、人材面等でシナジー効果が期待できるM&Aの実現

政策保有株式

・資本効率向上等の観点から保有総数を縮減(既に一部売却済み、当期も引き続き売却)
・毎年取締役会において、中長期的な観点で保有目的や経済合理性等から保有の適否を検証


                                            18
資本政策
 株主還元

・グループ経営基盤のより一層の強化と今後の事業展開のために必要な内部留保を確保しつつ、
 株主の皆様に業績に応じた利益還元を図る
・連結配当性向35%程度を目途に中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を実施
・当社株式の中長期的な保有を目的に、2015年9月期より株主優待制度を導入


                                   1株当たり配当額(円)
    1株当たり配当額(円)                                     配当性向(連結)
                                   配当性向(連結)(%)
     60                                              50.0%

          41.0%
     50
                  37.3%           36.2%              40.0%
                          34.5%             33.9%
     40
                                                     30.0%
     30
                                            期末
                                                     20.0%
                                            18円
     20
          30円             35円     35円
                  32円
                                                     10.0%
     10                                     中間
                                            17円
      0                                              0.0%
          2015    2016    2017    2018    2019(計画)

                                                               19
資本政策
  その他

・2018年11月に大株主・㈱長谷川藤太郎商店が保有する当社株式の売出し実施
 (約940万株、内100万株を自己株取得)
・株式売出しにより株主構成が変化(外国法人等が約45%)
・今後、国内外でのIR活動に一層注力


  当社の株主構成

         14%          15%      個人その他

            9%        10%      その他の国内法人

                               長谷川藤太郎商店
                      16%
         38%                   金融機関
                      14%
                               外国法人等

         10%

                      45%
         29%



        2018/9末      2019/3末

                                          20
Ⅴ.添付資料




         21
香料業について




          22
香料業について
        原      料                          製       品
                                          (調合香料)

       ① 天然香料                            ③ 食品香料
     Natural aromatics                        Flavors



                                調合
                                調合


       ② 合成香料                   処方箋      ④ 香粧品香料
Synthesized aroma chemicals               Fragrances


                              ノウハウの集大成

・香粧品香料を調香する研究者をPerfumer(パフューマー)、
 食品香料を調香する研究者をFlavorist(フレーバリスト)と呼ぶ
・香粧品香料と食品香料は各得意先の要求に基づいてテーラーメイドされる
⇒ パフューマー、フレーバリストが作成する処方箋が香料会社のノウハウの集大成


                                                        23
市場規模




       24
世界の香料市場の推移(当社推計)
・2017年の世界全体の香料市場 前年比約7%増加

 世界の香料市場の推移(当社推計)
                                                                   百万ドル
  30,000                                                                              CAGR
                                                                                    (年平均成長率)
                                                                          南米          8.2%


                                                                          アジア         4.3%
  20,000




                                                                          北米          2.6%

  10,000


                                                                          ヨーロッパ・
                                                                          アフリカ・中東     2.7%


      0
           2009   2010   2011   2012   2013   2014   2015   2016   2017




                                                                                             25
    世界の香料市場の規模(当社推計)
    ・世界全体の香料販売額:約2.9兆円(約263億ドル)
    ヨーロッパ・アフリカ・中東                       北米
    ‐市場規模: 約 10,600億円 *                 ‐ 市場規模: 約 7,500億円 *
    ‐ユーザーの多くは優先サプライヤー制度                 ‐ ユーザーの多くは優先サプライヤー制度を導入しており、欧米の
     を導入しており、欧米の大手香料会社が                   大手香料会社が基盤を構築。
     基盤を構築。                             ‐ 当社は米国・カリフォルニア(1978年)に子会社設立。
                                        ‐ 健康分野を中心とした食品・飲料用香料の製造販売会社FLAVOR
                                          INGREDIENT HOLDINGS, LLC(Affinity Flavors)買収(2017年)




                           アジア
                           ‐市場規模: 約 8,600億円 *
                           ‐中国を中心とする新興国の経済成長による市場拡大。
                            世界の大手香料会社各社が中国に進出。                   南米
                           ‐当社は上海(2000年)、蘇州(2006年)、              ‐ 市場規模: 約 2,300億円 *
                            タイ(2003年)、インドネシア(2014年)、             ‐ 北米、メキシコ等からの輸入が主体。
                            台湾(2017年)に子会社設立。                       ブラジル市場は経済成長に伴い
*地域別の市場規模は当社推計             ‐M&Aによりマレーシアに製造拠点確保(2014年)。             競争激化。

*為替レート 1US$=112.1円
 Leffingwell & Associates発表資料参照

●   = 当社拠点
                                                                                                26
世界の香料会社の売上高ランキング
・上位11社で世界の香料市場の約80%を占有
                                                             百万ドル
               会社名              国 名       2017年売上高           シェア
     1     Givaudan           スイス              5,133          19.5%
     2     Firmenich          スイス              3,668          13.9%
     3     IFF                米国               3,399          12.9%
     4     Symrise            ドイツ              2,673          10.2%
     5     Mane SA            フランス             1,306           5.0%
     6     Frutarom           イスラエル            1,271           4.8%
     7     高砂香料工業             日本               1,185           4.5%
     8     Sensient Flavors   米国                 619           2.4%
     9     Robertet SA        フランス               570           2.2%
     10    長谷川香料              日本                 428           1.6%
     11    Huabao Intl.       香港                 416           1.6%
           上位11社合計            -               20,669          78.6%
           その他                -                5,632          21.4%
           合計                 -               26,300              -
          ※ 1US$≒112.1円
          ※ 2018年5月7日にIFF(3位)がFrutarom(6位)を買収することで合意した旨の
            プレスリリースが公開されております。

                                      出典: Leffingwell & Associates発表資料
                                          http://www.leffingwell.com/top_10.htm
                                                                                  27
国内香料市場の規模
・国内香料市場(フレーバー、フレグランス合計)に占める
 フレーバーの割合は80%(世界全体では50%)

              国内香料市場           販売金額の推移(億円)                    フレーバー、フレグランスの構成比
                                                                   (2018年度)
  3,000
                                                  天然香料
                                                  合成香料                       フレーバー
  2,500                                           フレグランス                     フレグランス
                                                  フレーバー
                                                     166
                                155       148                    20%
  2,000
           141       141                             304
                                311       306
           301       296
                                          344        356
  1,500                         326
           279       295
                                                                       80%
  1,000

                                1,333     1,364     1,412
           1,276     1,282
   500



       0
           2014      2015       2016      2017      2018
  合計         1,997     2,014      2,125     2,162     2,238
前年比増減率      -4.8%      0.9%       5.5%      1.7%      3.5%
                                                                       出典:日本香料工業会会報


                                                                                     28
当社の現況




        29
日本の香料市場における上位10社の売上高シェア

      その他
      14.2%
                                                T社
       N社                                      32.1%
      5.1%

       S社
      6.3%


       G社
      10.8%


       O社                                      長谷川香料
      13.0%                                     18.5%

                                                   (2018年3月時点)


※1   民間調査機関の調査資料に基づき、市場占有率は、上位10社の単体売上高の合計を100として算出しています。
※2   当社は9月決算、T社、S社、N社は3月決算、O社、G社は12月決算です 。
     なお、上記グラフでの当社売上高は2017年4月~2018年3月の期間で算出しています。


                                                                 30
売上構成
・当社は付加価値の高い調合香料に特化
・多品種少量生産 年間約11,000品目のフレーバー、フレグランスを販売
                                                                    百万円
                            長谷川香料(連結)                   T社(連結)
                                  2018.9                  2019.3
                            売上高           構成比       売上高           構成比
     フレーバー                  42,186         84.8%     90,656        60.2%
     フレグランス                   7,565        15.2%     39,149        26.0%
     合成香料・ケミカル                    0         0.0%     19,268        12.8%
     その他                          0         0.0%      1,442         1.0%
    小計                      49,751         100.0%   150,516        100.0%
    売上高総利益率                       38.5%                   30.4%
    売上高営業利益率                      10.2%                   3.9%
    ※T社の合成香料・ケミカルは、アロマイングリディエンツ部門、ファインケミカル部門の金額

                  長谷川香料(連結)                         T社(連結)
         フレグランス                                               その他

                                                合成香料・
                                                 ケミカル


                                            フレグランス
                                                        フレーバー
                    フレーバー




                                                                            31
フレーバー部門の販売先業界別の割合
・飲料業界向け売上が多く、売上に季節性あり

                      その他業界向け
                        約9%

調味料業界向け
                                   飲料業界向け
  約11%
                                    約33%


即席麺業界向け
  約9%




菓子業界向け
                                   乳業業界向け
 約14%
                                    約24%


     (注) 業界別区分が可能な得意先の2019年9月期第2四半期累計売上高(単体)合計を
         100として算出した参考データです。
                                                  32
その他 財務諸表




           33
連結損益計算書の増減分析
   ・増益要因
     売上高の増加が主因

                                                   百万円
                前期             当期               増減
              第2四半期          第2四半期                                            要因
                                           金額        %
             (累計実績)         (累計実績)

売上高        23,462 100.0% 24,468 100.0%     1,006     4.3% 当社単体及び米国子会社の売上増加


  売上原価     14,544   62.0% 15,202   62.1%    657      4.5% 中国における原料費値上がり、売上構成の変化


売上総利益      8,917    38.0% 9,265    37.9%    348      3.9%


 販売費及び
           6,770    28.9% 7,044    28.8%    274      4.1% 人件費増加
 一般管理費


営業利益       2,147     9.2% 2,221     9.1%     73      3.4%

                                                            営業外損益として
経常利益       2,310     9.8% 2,436    10.0%    126      5.5% (当期)為替差損8百万円発生
                                                            (前期)為替差損61百万円発生

税引前当期純利益   2,274     9.7% 2,422     9.9%    148      6.5%


当期純利益      1,617     6.9% 1,761     7.2%    144      8.9%




                                                                                   34
連結貸借対照表の増減分析
                                百万円
                     当期
           前期末                  増減                         要因
                    第2四半期末

                                        ・現金同等物増加 267百万円
                                        ・棚卸資産増加 382百万円
 流動資産      51,740    50,915    △ 824
                                        ・売上債権減少 △1,190百万円
                                        ・前払費用、未収入金の減少 △266百万円
                                        ・投資有価証券減少 △1,705百万円
 固定資産      66,950    64,077   △ 2,873   ・有形固定資産減少 △711百万円
                                        ・無形固定資産減少 △434百万円

 資産合計     118,690   114,993   △ 3,697

                                        ・未払法人税・消費税増加 91百万円
                                        ・仕入債務増加 180百万円
 流動負債      10,664     9,365   △ 1,299
                                        ・賞与引当金減少 △545百万円
                                        ・未払金、未払費用減少 △1,028百万円

                                        ・繰延税金負債減少 △487百万円
 固定負債      13,443    13,004    △ 439
                                         (投資有価証券の時価下落による)

 負債合計      24,108    22,369   △ 1,738

                                        ・四半期純利益 1,761百万円
                                        ・剰余金の配当 △763百万円
 純資産       94,582    92,623   △ 1,958   ・為替換算調整額 △252百万円
                                        ・投資有価証券価額下落による評価差額金の減少 △1,200百万円
                                        ・自己株式増加額 △1,546百万円

 負債・純資産
          118,690   114,993   △ 3,697
 合計
※前期末のデータは、税効果会計に係る会計基準の変更に伴い遡及適用した数値を掲載
                                                                           35
連結キャッシュ・フロー計算書
                               百万円
             前期       当期
            第2四半期 第2四半期        増減                 主要科目
            (累計実績) (累計実績)
                                       ・税金等調整前四半期純利益 2,422百万円
                                       ・減価償却費 1,480百万円
営業活動による
              3,107    3,979     872   ・売上債権の減少額 1,166百万円
キャッシュ・フロー
                                       ・棚卸資産の増加額 △404百万円
                                       ・法人税等の支払額 △609百万円

投資活動による                                ・定期預金の預入による支出 △658百万円
            △ 2,388 △ 2,023      365
キャッシュ・フロー                              ・有形固定資産の取得による支出 △1,297百万円


財務活動による                                ・自己株式の取得による支出 △1,565百万円
             △ 812 △ 2,329 △ 1,517
キャッシュ・フロー                              ・配当金の支払 △763百万円

現金及び現金同等物
              △ 14     △ 19     △4     ―
に係る換算差額
現金及び現金同等物
             △ 108    △ 392    △ 283   ―
の増減額
現金及び現金同等物
             16,511   17,221     709   ―
の期首残高
現金及び現金同等物
             16,428   16,828     400   ―
の期末残高

                                                                   36
設備投資額・減価償却費・研究開発費(実績)

                                       百万円
                          当期
               当期計画     第2四半期        進捗率
                        (累計実績)
          連結    2,710          757   27.9%
  設備投資額
          単体    1,675          532   31.8%

          連結    3,099     1,480      47.8%
  減価償却費
          単体    2,102          994   47.3%

          連結    4,688     2,228      47.5%
  研究開発費
          単体    3,662     1,739      47.5%



                                             37
当社単体(実績)
                                                                    百万円
                  前期                 当期
                                                                    当期
                第2四半期              第2四半期            前期比増減
                                                                   進捗率
               (累計実績)             (累計実績)
                                                                  (対通期計画)
             金額        構成比      金額        構成比      金額     %

売上高          17,380    100.0%   18,110    100.0%    730   4.2%      47.7%

売上原価         10,786    62.1%    11,198    61.8%     412   3.8%      48.0%

売上総利益         6,594    37.9%     6,912    38.2%     317   4.8%      47.1%

販売費及び一般管理費    4,849    27.9%     4,965    27.4%     115   2.4%      47.2%

営業利益          1,745    10.0%     1,946    10.8%     201   11.6%     46.9%

経常利益          1,928    11.1%     2,169    12.0%     240   12.5%     47.4%

税引前当期純利益      1,917    11.0%     2,156    11.9%     239   12.5%     47.6%

当期純利益         1,413     8.1%     1,604     8.9%     191   13.6%     48.5%


・売上高は、フレーバー部門の飲料向けの売上増加により増収。
・営業利益は、売上高の増加により増益。


                                                                            38
米国子会社連結(実績)
※当社の米国連結子会社2社(T. HASEGAWA U.S.A., INC.、FLAVOR INGREDIENT HOLDINGS, LLC)の連結損益計算書

                                                                   百万円

       円ベース           前期第2四半期           当期第2四半期               増減
                      金額    構成比         金額    構成比        前期比     %
     売上高              2,574 100.0%      2,784 100.0%       210   8.2%
     売上原価             1,565   60.8%     1,730   62.1%      165  10.5%
     売上総利益            1,008   39.2%     1,054   37.9%       45   4.5%
     販管費                976   37.9%     1,072   38.5%       95   9.8%
     営業利益                31    1.2%       -18        -     -50       -
     経常利益                26    1.0%       -21        -     -47       -
                     1US$=110.64円      1US$=111.55円       (0.8%円安)
                                                                   千ドル

     現地通貨ベース          前期第2四半期           当期第2四半期               増減
                      金額    構成比         金額    構成比        前期比       %
     売上高             23,267 100.0%     24,963 100.0%      1,695    7.3%
     売上原価            14,148  60.8%     15,513  62.1%      1,364    9.6%
     売上総利益            9,118  39.2%      9,449  37.9%        330    3.6%
     販管費              8,830  37.9%      9,613  38.5%        783    8.9%
     営業利益               288   1.2%       -164       -      -453        -
     経常利益               235   1.0%       -193       -      -429        -
    ・売上高は、セイボリー分野及び健康分野の売上増加を主因に増収。
      円ベース、現地通貨ベースともに増収。
    ・営業利益は、販管費の増加を主因に減益。
      ※セイボリーフレーバー:スナック菓子、ドレッシング、調味料等に使用される塩味の効いたフレーバー
                                                                                  39
中国子会社連結(実績)
※当社の中国連結子会社2社(長谷川香料(上海)有限公司、長谷川香料(蘇州)有限公司)の連結損益計算書

                                                             百万円

     円ベース        前期第2四半期         当期第2四半期                増減
                 金額    構成比       金額    構成比      前期比      %
    売上高          3,453 100.0%    3,341 100.0%    -111   -3.2%
    売上原価         2,266  65.6%    2,310  69.1%      44    1.9%
    売上総利益        1,187  34.4%    1,031  30.9%    -155  -13.1%
    販管費            733  21.3%      775  23.2%      41    5.7%
    営業利益           453  13.1%      255   7.6%    -197  -43.7%
    経常利益           481  13.9%      290   8.7%    -190  -39.5%
                1人民元=17.07円     1人民元=16.33円      (4.3%円高)
                                                               千元

   現地通貨ベース       前期第2四半期        当期第2四半期                 増減
                 金額    構成比      金額    構成比        前期比           %
    売上高        202,011 100.0% 204,611 100.0%      2,600        1.3%
    売上原価       132,748  65.7% 141,459  69.1%      8,711        6.6%
    売上総利益       69,263  34.3% 63,152   30.9%     -6,111       -8.8%
    販管費         42,710  21.1% 47,512   23.2%      4,801       11.2%
    営業利益        26,552  13.1% 15,640    7.6%    -10,912      -41.1%
    経常利益        28,189  14.0% 17,818    8.7%    -10,371      -36.8%
   ・売上高は、フレーバー部門の売上増加により現地通貨ベースでは増収も、
    円高の影響により円ベースでは減収。
   ・営業利益は、売上原価率の悪化、販管費の増加により減益。
    ※当期より、米国を除く海外連結子会社において、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」を適用
     比較を容易にするため、前年同期の売上高を同様の基準で算定した数値を掲載                              40
マレーシア子会社(実績)
※T HASEGAWA FLAVOURS (KUALA LUMPUR) SDN. BHD.の損益計算書

                                                                    百万円

        円ベース           前期第2四半期            当期第2四半期             増減
                      金額     構成比         金額     構成比      前期比      %
      売上高               443  100.0%        468  100.0%      24    5.6%
      売上原価              291   65.8%        277   59.3%     -14   -4.8%
      売上総利益             151   34.2%        190   40.7%      38   25.7%
      販管費               141   31.8%        154   33.0%      13    9.7%
      営業利益               10    2.3%         35    7.6%      25  245.7%
      経常利益               18    4.2%         43    9.2%      24  131.5%
                      1MYR=27.42円        1MYR=27.01円      (1.5%円高)
                                                         千マレーシアリンギット

     現地通貨ベース           前期第2四半期            当期第2四半期             増減
                       金額    構成比          金額    構成比      前期比         %
      売上高             16,164 100.0%      17,333 100.0%    1,168      7.2%
      売上原価            10,642  65.8%      10,283  59.3%     -358     -3.4%
      売上総利益            5,522  34.2%       7,049  40.7%    1,527     27.7%
      販管費              5,145  31.8%       5,728  33.0%      582     11.3%
      営業利益               376   2.3%       1,321   7.6%      945    251.0%
      経常利益               681   4.2%       1,600   9.2%      919    135.0%
     ・売上高は、シーズニングパウダー及び飲料向けの売上増加により増収。
     ・営業利益は、売上高の増加及び売上原価率の改善に伴う売上総利益の増加により
      増益。

                                                                            41
中期3ヵ年計画(連結)
         マーケット調査・分析、潜在的欲求ウォンツを先取りしたソリューション提案実施、
 当社単体
         新規顧客開拓に向けた営業活動強化等により、売上拡大を見込む
         マーケティング戦略立案、営業活動強化により、
  米国
         セイボリー分野、飲料分野、健康分野の売上拡大を見込む
         営業活動強化、未参入分野・潜在需要開拓を目的とした体制強化等、
  中国
         業績回復に向けた取り組みによる売上回復を見込む
         東南アジア各拠点の連携強化、周辺地域への営業展開強化等、
 マレーシア
         業績回復に向けた取り組みによる売上回復を見込む
                                                               百万円
                      18/9(実績)     19/9(計画)     20/9(計画)     21/9(計画)
          売上高           49,751       52,200       54,300       56,700
          売上原価          30,619       31,830       32,810       33,950
          営業利益            5,058        5,500        6,160        6,910
          経常利益            5,512        5,900        6,570        7,320
          当期純利益           4,100        4,300        4,650        5,230
                       ¥110.45/$    ¥105.00/$    ¥105.00/$    ¥105.00/$
          為替レート
                       ¥16.91/元  ¥16.00/元  ¥16.00/元  ¥16.00/元

          売上高伸長率           3.6%         4.9%         4.0%         4.4%
          売上原価率          61.5%        61.0%        60.4%        59.9%
          売上高営業利益率       10.2%        10.5%        11.3%        12.2%
          売上高経常利益率       11.1%        11.3%        12.1%        12.9%
          売上高当期純利益率        8.2%         8.2%         8.6%         9.2%
          連結売上高に占める
                         34.5%        35.3%        36.7%        37.7%
          海外売上高の割合
         ※当社グループの中期3ヵ年計画は毎期洗い替え
         ※詳細については43ページご参照
         ※セイボリーフレーバー:スナック菓子、ドレッシング、調味料等に使用される塩味の効いたフレーバー                  42
 中期3ヵ年計画(連結)


                                                                                                   百万円
               18 / 9 (実績)             19/ 9 (計画)             20 / 9 (計画)             21 / 9 (計画)

           金額       構成比     前期比     金額      構成比     前期比    金額      構成比     前期比     金額      構成比     前期比

売上高        49,751 100.0%     3.6% 52,200 100.0%     4.9% 54,300 100.0%      4.0% 56,700 100.0%      4.4%

売上原価       30,619   61.5%    4.7% 31,830    61.0%   4.0% 32,810    60.4%    3.1% 33,950    59.9%    3.5%

売上総利益      19,132   38.5%    2.0% 20,370    39.0%   6.5% 21,490    39.6%    5.5% 22,750    40.1%    5.9%
販売費及び
           14,073   28.3%    7.0% 14,870    28.5%   5.7% 15,330    28.2%    3.1% 15,840    27.9%    3.3%
一般管理費

営業利益        5,058   10.2%   -9.8%   5,500   10.5%   8.7%   6,160   11.3%   12.0%   6,910   12.2%   12.2%

経常利益        5,512   11.1%   -9.6%   5,900   11.3%   7.0%   6,570   12.1%   11.4%   7,320   12.9%   11.4%

税引前当期純利益    5,521   11.1% -10.0%    5,850   11.2%   6.0%   6,460   11.9%   10.4%   7,210   12.7%   11.6%

当期純利益       4,100   8.2%    -4.6%   4,300   8.2%    4.9%   4,650   8.6%     8.1%   5,230   9.2%    12.5%




                                                                                                     43
設備投資額・減価償却費・研究開発費

・中国新研究棟建設計画        約10億円
・マレーシア新工場建設計画      約20億円
・研究開発費は連結売上高に対して9%の水準で推移
                                                       百万円
              18/9 (実績)   19/9 (計画)   20/9 (計画)   21/9 (計画)

         連結       2,400      2,710       3,440       3,540
 設備投資額
         単体       1,693      1,675       1,500       1,500
         連結       2,986      3,099       3,141       3,202
 減価償却費
         単体       2,008      2,102       2,111       2,152
         連結       4,507      4,688       4,856       5,031
 研究開発費
         単体       3,567      3,662       3,751       3,843




                                                              44
 このプレゼンテーション資料は、 2019年5月10日現在のデータに
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