4951 エステー 2019-07-30 13:30:00
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年7月30日
上場会社名 エステー株式会社 上場取引所 東
コード番号 4951 URL http://www.st-c.co.jp/
代表者 (役職名) 代表執行役社長 (氏名) 鈴木 貴子
問合せ先責任者 (役職名) 執行役 (氏名) 吉澤 浩一 TEL 03-3367-6314
四半期報告書提出予定日 2019年8月9日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第1四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年6月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第1四半期 10,108 △4.3 385 24.3 439 27.0 281 65.1
2019年3月期第1四半期 10,565 0.8 310 △58.0 346 △54.4 170 △63.3
(注)包括利益 2020年3月期第1四半期 123百万円 (△69.9%) 2019年3月期第1四半期 408百万円 (△61.0%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第1四半期 12.73 12.70
2019年3月期第1四半期 7.72 7.69
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第1四半期 41,497 28,944 68.3 1,282.36
2019年3月期 41,976 29,223 68.2 1,295.38
(参考)自己資本 2020年3月期第1四半期 28,356百万円 2019年3月期 28,643百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 18.00 ― 18.00 36.00
2020年3月期 ―
2020年3月期(予想) 18.00 ― 18.00 36.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 25,500 5.2 2,200 11.6 2,200 10.8 1,450 7.5 65.57
通期 49,500 3.6 2,900 2.1 2,850 4.7 1,800 △0.2 81.40
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 有
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期1Q 23,000,000 株 2019年3月期 23,000,000 株
② 期末自己株式数 2020年3月期1Q 887,574 株 2019年3月期 887,544 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期1Q 22,112,426 株 2019年3月期1Q 22,074,100 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達
成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び
業績予想のご利用に当たっての注意事項等については、添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
(決算補足説明資料の入手方法)
2019年7月30日(火)の第1四半期決算発表後、速やかに当社ウェブサイト「エステー資料室」に掲載する予定であります。
エステー株式会社(4951) 2020年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用) ……………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 8
(企業結合等関係) ………………………………………………………………………………………………… 9
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エステー株式会社(4951) 2020年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界経済成長の持続を背景に、高い企業収益の維持や雇用情
勢の改善が継続したことから、個人消費も底堅く推移するなど、回復基調は継続しました。一方、米中貿易摩擦の
激化により中国経済の減速が世界経済に与える影響等が懸念される他、秋に予定されている消費税増税など先行き
に対する不透明感は増しております。
こうした状況の中、当社グループはブランド価値経営の下、今期は「主力ブランド育成・強化」「新分野・新市
場」「海外 成長への基盤づくり」「サーモケア 成長事業へ」「成長に向けた体制づくり」の5つの重点ポイント
に取り組んでおります。
当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は、全てのカテゴリーで前年割れとなり、101億8百万円(前
年同期比4.3%減)となりました。
利益面では、原価低減に向けた取り組みや、マーケティング費用を抑制したことにより販売費及び一般管理費が
減少したため、営業利益3億85百万円(同24.3%増)、経常利益4億39百万円(同27.0%増)、親会社株主に帰属す
る四半期純利益2億81百万円(同65.1%増)となりました。
当社グループの事業セグメントは、「生活日用品事業」の単一セグメントとしておりますが、カテゴリー別の業
績は以下のとおりであります。
エアケア(消臭芳香剤)は、成長カテゴリーと位置付けており、上質な香りにこだわった「消臭力 Premium
Aroma」シリーズの商品ラインアップを拡充させることにより市場を活性化させる取り組みを進めております。そ
の結果、「消臭力 トイレ用 Premium Aroma」や「玄関・リビング用 消臭力 Premium Aroma Stick」等の高単
価・高付加価値品の新製品が売上に貢献したものの、国内・海外の既存品の売上が減少したこと等により、売上高
は52億57百万円(前年同期比3.0%減)となりました。
衣類ケア(防虫剤)は、成熟した傾向にある市場のため、多様なニーズの深耕として既存品と異なるターゲット
への訴求と収納形態の変化に対応する取り組みを進めております。しかしながら、天候不順の影響により需要が回
復しなかったことや、新製品の「ムシューダ 防虫カバー」が伸び悩んだこと等により、売上高は19億40百万円
(同2.7%減)となりました。
サーモケア(カイロ)は、成長事業の柱としてヘルスケア市場や海外市場への展開を目指す取り組みを進めてお
ります。当四半期は毎期シーズン終了後の返品が多い期間となりますが、前期の記録的な暖冬の影響もあり、返品
が増加した結果、売上高は2億56百万円のマイナス(前期は1億33百万円のマイナス)となりました。
ハンドケア(手袋)は、機能性とデザイン性を高めることにより、マーケットを活性化させる取り組みを進めて
おります。業務用手袋の国内売上は好調に推移しているものの、海外向けの販売が低迷したことにより、売上高は
12億53百万円(同2.7%減)となりました。
湿気ケア(除湿剤)は、競争が激しい市場であるため差別化により、ユーザー拡大に向けた取り組みを進めてお
ります。その結果、前期秋に発売した「ドライペット クリア」は売上に貢献したものの、本格的な梅雨の時期が
7月にずれ込み既存品の売上が減少したこと等により、売上高は8億92百万円(同6.3%減)となりました。
ホームケア(その他)は、国内の新分野へのチャレンジとして商品拡充に向けた取り組みを進めております。前
期冬に「クリアフォレスト」の新たな事業展開として発売した「MoriLabo 花粉バリアスティック」の花粉シーズ
ン終了後の返品が影響した他、既存品の伸び悩み等により、売上高は10億20百万円(同2.1%減)となりました。
カテゴリー 売上高 前年同期比
エアケア(消臭芳香剤) 5,257百万円 3.0%減
衣類ケア(防虫剤) 1,940百万円 2.7%減
サーモケア(カイロ)※ △256百万円 -
ハンドケア(手袋) 1,253百万円 2.7%減
湿気ケア(除湿剤) 892百万円 6.3%減
ホームケア(その他) 1,020百万円 2.1%減
※サーモケア(カイロ)の前年同期売上高は、△133百万円。
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(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末と比較して4億78百万円減少し、414億97百万
円となりました。主な要因は、現金及び預金の減少33億18百万円、受取手形及び売掛金の減少7億46百万円、商品
及び製品の増加20億32百万円、のれんの増加14億33百万円等であります。
負債は、前連結会計年度末と比較して1億99百万円減少し、125億53百万円となりました。主な要因は、支払手形
及び買掛金の増加3億76百万円、未払金の減少5億89百万円等であります。
純資産は、前連結会計年度末と比較して2億78百万円減少し、289億44百万円となりました。主な要因は、利益剰
余金の減少1億20百万円、その他有価証券評価差額金の減少1億64百万円等であります。
以上の結果、自己資本は283億56百万円、自己資本比率は前連結会計年度末と比較して0.1ポイント増加し、
68.3%となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年4月25日の決算短信で公表いたしました第2四半期連結累計期間及び通期
の連結業績予想に変更はありません。
なお、業績予想につきましては、本資料の発表日において入手可能な情報に基づき当社で判断したものであり、
実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 11,074,413 7,755,955
受取手形及び売掛金 5,281,063 4,535,003
商品及び製品 4,846,045 6,878,866
仕掛品 241,656 220,233
原材料及び貯蔵品 799,778 1,117,449
その他 559,818 935,202
貸倒引当金 △4,064 △3,588
流動資産合計 22,798,711 21,439,122
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物(純額) 4,724,176 4,681,342
機械装置及び運搬具(純額) 1,969,958 2,141,425
工具、器具及び備品(純額) 230,128 250,771
土地 3,411,323 3,411,323
リース資産(純額) 271,524 239,595
建設仮勘定 189,890 170,878
有形固定資産合計 10,797,003 10,895,336
無形固定資産
のれん - 1,433,731
その他 220,905 273,901
無形固定資産合計 220,905 1,707,632
投資その他の資産
投資有価証券 7,048,858 6,826,607
長期貸付金 8,106 7,392
退職給付に係る資産 7,923 8,052
繰延税金資産 60,804 82,397
その他 1,033,787 531,094
投資その他の資産合計 8,159,479 7,455,544
固定資産合計 19,177,388 20,058,514
資産合計 41,976,099 41,497,637
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年6月30日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 2,458,512 2,834,882
電子記録債務 2,751,600 3,053,966
短期借入金 518,793 646,234
リース債務 200,231 208,737
未払金 2,939,488 2,350,480
未払費用 618,097 418,642
未払法人税等 336,952 160,519
未払消費税等 10,624 24,396
返品調整引当金 106,100 58,000
営業外電子記録債務 349,078 100,741
その他 54,863 368,810
流動負債合計 10,344,342 10,225,410
固定負債
リース債務 95,396 52,270
繰延税金負債 543,666 558,316
再評価に係る繰延税金負債 262,175 262,175
役員退職慰労引当金 114,716 114,716
役員株式給付引当金 74,284 75,323
退職給付に係る負債 1,264,874 1,257,358
その他 53,340 7,472
固定負債合計 2,408,455 2,327,632
負債合計 12,752,797 12,553,043
純資産の部
株主資本
資本金 7,065,500 7,065,500
資本剰余金 7,067,815 7,067,815
利益剰余金 13,821,557 13,701,243
自己株式 △1,163,347 △1,163,405
株主資本合計 26,791,524 26,671,153
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 2,733,279 2,568,334
土地再評価差額金 △537,202 △537,202
為替換算調整勘定 △328,716 △332,021
退職給付に係る調整累計額 △14,937 △14,065
その他の包括利益累計額合計 1,852,423 1,685,045
新株予約権 14,126 14,126
非支配株主持分 565,228 574,269
純資産合計 29,223,301 28,944,593
負債純資産合計 41,976,099 41,497,637
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
売上高 10,565,594 10,108,005
売上原価 6,059,497 5,705,436
売上総利益 4,506,097 4,402,569
返品調整引当金繰入額 55,100 58,000
返品調整引当金戻入額 127,100 106,100
差引売上総利益 4,578,097 4,450,669
販売費及び一般管理費 4,267,636 4,064,897
営業利益 310,460 385,771
営業外収益
受取利息 1,547 1,651
受取配当金 74,945 76,467
仕入割引 37,736 37,735
持分法による投資利益 13,049 12,866
その他 27,652 47,519
営業外収益合計 154,930 176,239
営業外費用
支払利息 964 2,984
売上割引 115,756 110,774
その他 2,306 8,330
営業外費用合計 119,027 122,089
経常利益 346,364 439,921
特別利益
固定資産売却益 599 158
特別利益合計 599 158
特別損失
固定資産除売却損 5,733 7,488
特別損失合計 5,733 7,488
税金等調整前四半期純利益 341,230 432,592
法人税、住民税及び事業税 61,178 99,394
法人税等調整額 122,116 43,815
法人税等合計 183,295 143,210
四半期純利益 157,935 289,381
非支配株主に帰属する四半期純利益又は非支配株主
△12,543 7,865
に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純利益 170,478 281,516
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(四半期連結包括利益計算書)
(第1四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年6月30日) 至 2019年6月30日)
四半期純利益 157,935 289,381
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 333,375 △164,786
為替換算調整勘定 △63,915 556
退職給付に係る調整額 1,614 872
持分法適用会社に対する持分相当額 △20,143 △2,844
その他の包括利益合計 250,930 △166,201
四半期包括利益 408,866 123,179
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 443,376 114,138
非支配株主に係る四半期包括利益 △34,510 9,041
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用)
記載すべき重要な事項はありません。
(セグメント情報)
前第1四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年6月30日)及び当第1四半期連結累計期間(自
2019年4月1日 至 2019年6月30日)
当社グループは、「生活日用品事業」の単一セグメントであるため、記載を省略しております。
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(企業結合等関係)
当社は、カイロ事業における中長期戦略であるグローバル展開に向けての生産能力強化、国内カイロ事業の売上
拡大に伴う生産効率の向上などを目指して、マイコール株式会社のカイロ事業を譲受けることについて、2017年12
月18日付で事業譲渡契約を締結し、2019年4月1日付でカイロ事業の譲受けをいたしました。
1.企業結合の概要
(1) 相手企業の名称及びその事業の内容
① 相手企業の名称 マイコール株式会社
② 譲受けた事業の内容 カイロ・温熱製品の製造、開発、販売
(2) 企業結合を行った主な理由
当社グループは、経営方針「ブランド価値経営」の下、成長の方向性の一つとして「社会構造変化への対応」
を位置付けております。近年の社会的課題である健康的な生活の確保が重要と考えていることから、これまでカ
イロにおける販売業務提携を行っていたマイコール株式会社のカイロ事業を譲受けました。当社グループが事業
を譲受けたマイコール株式会社は、優れた技術力を持ち、1904年の創業以来一貫して「保温と健康のために」を
コンセプトにカイロ・温熱製品の製造販売を行ってまいりました。使いすてカイロの主力ブランド「オンパック
ス」は、軽くて薄く、手触りが柔らかくて心地よいカイロ製品として、幅広いお客様に支持をいただいておりま
す。
今般の事業譲受けにより、当社グループの持つ商品開発力、マーケティング力を活かすことで、国内及び海外
市場におけるさらなる業容拡大を図り、収益力向上とともに企業価値をさらに向上させることを目指してまいり
ます。
(3) 企業結合日
2019年4月1日
(4) 企業結合の法的形式
現金を対価とする事業譲受け
(5) 結合後企業の名称
変更はありません。
(6) 取得企業を決定するに至った主な根拠
当社が現金を対価としてカイロ事業を譲受けたためであります。
2.四半期連結累計期間に係る四半期連結損益計算書に含まれる取得した事業の業績の期間
2019年4月1日から2019年6月30日まで
3.取得した事業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳
取得の対価 現金 2,040,848 千円
取得原価 2,040,848
4.主要な取得関連費用の内容及び金額
アドバイザリー費用等 7,926千円
5.発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間
(1) 発生したのれんの金額
1,458,032千円
(2) 発生原因
今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。
(3) 償却方法及び償却期間
15年間にわたる均等償却
6.企業結合日に受け入れた資産及び引き入れた負債の額並びにその主な内訳
流動資産 393,812 千円
固定資産 326,355
資産合計 720,167
流動負債 126,963 千円
固定負債 10,387
負債合計 137,351
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