4937 M-Waqoo 2021-11-12 16:00:00
2021年9月期 決算説明資料 [pdf]

2021年9月期
決算説明資料



           株式会社Waqoo
           証券コード 4937
会社概要

2021年9月期決算概要

2022年9月期業績予想

Appendix
会社概要


 企業概要 / 沿革
       企業概要                                          沿革

  会社名 株式会社Waqoo                            2005/12    ペット用品の販売を目的として東京都文京区にて有限会社ぷらすぺっと設立、コ
                                                      マース事業を開始 ペット用品の販売を目的として東京都文京区にて有限会社ぷ
                                                      らすぺっと設立、コマース事業を開始
    設立 2005年12月2日
                                           2007/7     株式会社に組織変更し、株式会社コマースゲートに商号変更
  資本金 5億7081万円                                        美容・健康食品販売サイト「恋するコスメ」をリリースし、商品販売事業を開始
         (資本準備金含め11億3362万円)

  代表者 代表取締役社長 井上 裕基                        2014/4         化粧品「HADA NATUREクレンジング」の販売を開始

                                           2014/6     美容・健康情報等のコンテンツを提供する広告・メディア事業を開始
    本社 東京都世田谷区上馬2-14-1                                広告・メディア事業のWebサイト「肌らぶ」をリリース

                                      ※1
 事業内容 国内外D2CサブスクリプションEC                    2015/10    株式会社Waqooに商号変更


 従業員数 72名(2021年9月末時点/産休・育休者含)              2016/1     化粧品「HADA NATUREホットクレンジング」の販売を開始


                                           2017/6     化粧品「HADA NATUREホワイトエッセンス」の販売を開始

                                           2019/4     化粧品「HADA NATUREホワイトクリーミーホイップ」の販売を開始
                                           2019/10    広告・メディア事業を譲渡し、同事業から撤退


                                           2020/10    化粧品「HADA NATUREリンクルセラム」の販売を開始


                                           2021/4     化粧品 「HADA NATUREホワイトクレンジング」 「HADA NATUREホワイト
                                                      セラム」の販売開始

                                           2021/6     新ブランド 「Page. 」をリリース
 ※1 当資料において、サブスクリプションとは「定期購入」のことを指す
                                                      東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場
                                                                                                     3
会社概要


 代表者プロフィール / 創業の想い

       代表者プロフィール
                   代表取締役社長        1998   立命館大学 理工学部 卒業
                                         日本オラクル株式会社
                   Hiroki Inoue          • ERPコアテクノロジーエンジニア
                                         • DBテクノロジーエンジニア
                   井上 裕基                 • CRM事業部立ち上げ

                                  2003   アクセンチュア株式会社
                                         • 通信/ハイテク産業 CRM/ITコンサルタント

                                  2004   株式会社サイバーエージェント
                                         • EC事業立ち上げ(3回)

                                  2006   トランス・コスモス株式会社
                                         • フジテレビラボLLC設立(動画SNS事業立ち上げ)

                                  2007   株式会社Waqoo設立 代表取締役に就任


       創業の想い

 21歳の時に「世界史の教科書に載るような偉大な事を成す」という志を立て、24年間愚直に追いかけ続けています。



 少子高齢化含め、多くの課題で先が見通せない社会に「テクノロジーの力で自国の未来に希望を創る」
                                              という想いで、2007年に創業しています。


                                                                       4
ビジネスモデル


 事業系統図
 サブスクリプション型ECによる顧客へのダイレクト販売が主流。顧客タッチポイントを増やすために、オ
 フラインにも一部流通。製造委託先と共同で製品の企画・開発を行なっています。


                                               D2C


            企画・開発                 EC販売

                                   支払

            製造依頼             定期での商品お届け(2回目以降)

             納品                定期支払(2回目以降)
      製造                                               顧客
      委託先    支払
                        製品卸                   店舗販売
                                 販売代理店
                        支払                     支払
                       海外販売                  EC/店舗販売
                                 海外代理店
                        支払                     支払




                                                            5
HADA NATURE


 D2Cブランド『HADA NATURE』を展開
 「今という人生を生きる、すべての女性にエールを」をブランドコンセプトに、炭酸ベースの肌活性エイ
 ジングケアコスメブランド『HADA NATURE(肌ナチュール)』をF2層※1をメインに展開。
 主力商材の炭酸クレンジングが全体の売上を牽引しています。

                                                           『HADA NATURE』シリーズの累計
                                                           販売本数※2(2021年9月期 )
                                                    (万本)

                                                     700

                                                                  発売以来累計
                                                     600

                                                                  約   592万本
                                                     500                 達成

                                                     400


                                                     300
   特徴①              特徴②             特徴③
   炭酸泡              無添加             自然派美容成分          200
   高濃度炭酸でディープな毛穴    合成成分や着色料などを一切   野菜や果物などから厳選し、
   汚れや黒ずみをしっかり落とす   使用せず、肌に優しい無添加   自然派を中心とした美容成分
                    設計              が50種類配合          100


                                                       0
                                                           14/9   15/9   16/9   17/9   18/9   19/9   20/9   21/9


                                                           ※1 F2層は、「35〜49歳の女性」を指す
                                                           ※2 出荷本数は「HADA NATURE」シリーズ全商品が対象


                                                                                                                   6
HADA NATURE


 クレンジングをメインに商品展開
              炭酸スキンケアからヘアケア商品まで幅広く展開

              炭酸クレンジング                            炭酸洗顔料                      炭酸美容液




   炭酸クレンジング    炭酸ホットクレンジング   炭酸ホワイトクレンジング   炭酸美白洗顔フォーム    炭酸洗顔フォーム     炭酸美白美容液     リンクルセラム




                       ヘアケア                   オールインワンゲル                化粧下地




              炭酸ヘッドスパシャンプー     トリートメント        イオンジェル     プレミアムモイストゲル   メイクアップベース



                                                                                             7
特徴・強み


 当社独自のD2C基幹システムでデータを活用、付加価値を創出
 長年のECの実績を元に当社独自のD2C基幹システムを開発・構築。様々なデータを取得し統合デー
 タベースに格納することにより高付加価値なオリジナルの美容健康ブランドを企画、開発※1。顧客に最
 大限の満足を提供(CRM)※2し、セールスプロモーションの効率化も実現※3しています。




                                                                  プロダクト

        • 顧客データ
        • 顧客レビュー                     D2C
                                   基幹システム
        • Webデータ
                                                                   CRM
        • Webレビュー
        • SNS
        • その他データ
                                                                  セールス
                                                                 プロモーション


※1 例:顧客の声や行動データを分析し、顧客の期待値を適切に捉え、商品の改善活動に活用
※2 例:顧客の購買データや解約時期などから、適切なタイミングで適切な内容のメッセージを送る事により、顧客満足を高める
※3 例:LTVを含めた広告効果を分析し、LTVの高い顧客群を特定。類似ユーザへの広告出稿による、プロモーション効果の最大化             8
タイアップタレント


 タレント起用について
 HADA NATUREスキンケアシリーズでは、ジェジュンさん、梨花さんを起用し、
 ネット及び店舗でのプロモーションを行っております。



            ジェジュンさん               梨花さん




                                            9
会社概要

2021年9月期決算概要

2022年9月期業績予想

Appendix
2021年9月期決算概要


 2021年9月期ハイライト




           売上高             経常利益         当期純利益
       4,684百万円           140百万円        116百万円
        前期比104.0%        前期比129.4%     前期比117.7%




               ✓ 増収増益(営業利益、経常利益、当期純利益)で着地

               ✓ 広告宣伝費の投下による新規顧客獲得、新ブランドの立ち上げやブラ
   業績            ンド広告強化による認知度向上
   ポイント
               ✓ 各種CRM施策の実施、卸売販売は引き続き伸長したことから、商品の
                 出荷本数が増加

               ✓ D2Cの顧客獲得における環境変化に伴い第4四半期の新規顧客獲得
                 の上積みが弱含み
                                                    11
2021年9月期決算概要


 PLサマリー
 前期比は増収増益。計画比でも売上・営業利益・経常利益は計画を上回る一方、
 税効果会計(2022年9月期の課税所得の見積もり)の影響により、当期純利益は計画を下回りました。


               2020年9月期             2021年9月期             2021年9月期
                  実績                   予想                   実績
                                                            D2C
  (単位:百万円)                                                                    前期比
                       対売上高比率               対売上高比率               対売上高比率



  売上高          4,504            -   4,681            -   4,684            -   104.0%


  売上原価          749      16.6%       727      15.5%       902      19.3%      120.4%


  売上総利益        3,755     83.4%      3,953     84.5%      3,779     80.7%      100.7%


  営業利益           107      2.4%       144       3.1%       149       3.2%      139.1%


  経常利益           108      2.4%       132       2.8%       140       3.0%      129.4%


  当期純利益          98       2.2%       145       3.1%        116      2.5%      117.7%


  1株当たり
               36.45                52.47                41.61                114.2%
  当期純利益(円)


                                                                                       12
2021年9月期決算概要


 売上高、売上高総利益・率の推移
 商品の販売形態をサブスクリプション型に転換した2018年9月期以降、売上高及び、売上総利益は
 堅調に推移しております。さらに売上総利益率は80%超と高水準で推移しております。


            売上高の推移                                   売上総利益・売上総利益率の推移
   (百万円)                                    (百万円)

   5,000                                     4,000                                                  85%
                                    4,684                                  3,755         3,779
                            4,504
                                                                   82%

                                                                                   83%
   4,000                                                                                         81% 80%
                                             3,000
                    3,386                                          2,770



   3,000                                                                                            75%


                                             2,000
            2,172
                                                     1,516
   2,000                                                     70%                                    70%



                                             1,000
    1,000                                                                                           65%




       0                                        0                                                   60%
            18/9    19/9    20/9    21/9             18/9          19/9    20/9          21/9




                                                                                                           13
2021年9月期決算概要


 商品の売上構成比の変化
 現在はHADA NATUREブランドの主要な売上をクレンジングが占めていますが、第2第3の柱とな
 る商品が売上規模を拡大しております。

         主力商品の売上推移

 (百万円)      美容液              美白洗顔           その他商品

            クレンジング(ノーマル)     クレンジング(ホット)    クレンジング(その他)
                                                          クレンジング
            クレンジング以外の比率
 5,000                                                    31%      クレンジング

 4,000




 3,000

                                                                   美白洗顔
 2,000
                                              32.8%


                                    26.2%
 1,000
                     19.6%
          16.9%


    0
                                                                   美容液
          18/9        19/9          20/9      21/9



                                                                            14
2021年9月期決算概要


 売り上げ高と広告宣伝費の比率について
 ブランディング広告やメディアミックス効果により、売上高に占める広告宣伝費は低減しており、
 収益性が改善致しました。

 (百万円)

 5,000    売上高         広告宣伝費
                                              4,684
                              4,504
 4,500


 4,000
                                                               対 売上高 広告宣伝費比率
          3,386                                                15期          16期
 3,500


 3,000
                                                              43.9%        39.3%
 2,500
                  2,149
 2,000
                                      1,978
                                                      1,840          4.6ポイント減
  1,500


  1,000


   500


     0
             14期                 15期             16期

                                                                                   15
2021年9月期決算概要


 営業利益増減分析
 増収効果と広告宣伝費の効率性アップ、販売手数料の低減により利益が増加しました。一方で、新ブ
 ランドや新商品の立ち上げにより原価率が改善、さらに販路拡大や新商品の企画・開発のための体制
 を強化(増員)した事により人件費が増加しましたが、コスト削減が上回り、トータルでは42百万円の
 増益(前期比139.2%)となりました。

  (百万円)        粗利増加    コスト削減     利益圧迫
               25百万円   196百万円   △179百万円




                                               16
2021年9月期決算概要


 BSサマリー
 新株発行による資金調達により現預金と資本金が増加しました。その他新ブランドの立ち上げや商品
 ラインナップ拡充による在庫増により、その他の流動資産も増加しております。総資産に占める負債の
 比率も減少しており、財務健全性も改善しております。


 (単位:百万円)      2020年9月期     2021年9月期               2020年9月期    2021年9月期


 流動資産               1,151       1,874   流動負債            765          711


  現預金                474        1,042   固定負債            251         388


 固定資産                 27          26    負債合計           1,017       1,100


  有形固定資産               1           0


  無形固定資産              15          19    株主資本             161        800


  投資その他資産              9           5    純資産合計            161        800


 資産合計              1,178        1,901   負債・純資産合計       1,178       1,901

                                                                          17
2021年9月期決算概要


 CFサマリー
 営業活動によるキャッシュ・フローは1.2億円のマイナスとなりましたが、財務活動によるキャッシュ・
 フローは増資と借入により7億円増加し、トータルで5.6億円のプラスとなり、期末残高は10.4億円
 となりました。


 (単位:百万円)      2020年9月期   2021年9月期               内訳


                                     税引前利益:140百万円、棚卸資産の増加△91百万円、
 営業活動による
 キャッシュ・フロー           88      △128    前払費用の増加△65百万円、
                                     仕入債務及び未払金の減少△91百万円


 投資活動による
 キャッシュ・フロー            2        △6    無形固定資産の取得△9百万円


 財務活動による                             株式発行による収入523百万円、
 キャッシュ・フロー         △15         703   借入による収入400百万円、借入の返済△210百万円

 現金及び現金同等物
 の増減                 74        568 -

 現金及び現金同等物
 の期末残高              474      1,042 -

                                                                  18
トピックス


 2021年8月1日から『 HADA NATURE 』ヘアケアシリーズの新広告に
         俳優「山下智久」さんを起用、自然体を表現
     8月1日から俳優山下智久さんを起用したビジュアルとオリジナルムービーが公開されました。
  オリジナルムービーは"人生は旅だ"をコンセプトに、旅をするためには常に整った自分であることが大切、
  肌ナチュールと共に無理せず毎日の生活の質をアップデートしよう、というメッセージが込められています。




                                  山下智久さんのコメント

                             「ムービーのテーマでもありますが、日々さまざ
                             まな挑戦をしていくなかで、普段から自然体で
                             いることを心掛けています。
                             自然体でいるのには、リフレッシュすることが大
                             切だと思っています。
                             少しでもリフレッシュになる癒しの時間を作って
                             いただければと思います」




                                                  19
トピックス


 山下智久さんの露出効果
 8月タイアップ時と9月のCM開始告知の計2回PRを行い、合計約2億円の経済効果を創出。



                  8月の広告効果                            9月の広告効果
                    配信数                                配信数
         TV          新聞           通信社         TV        新聞           通信社
        50番組        18媒体           6社        50番組      18媒体           6社

        専門誌/雑誌      WEB媒体        合計          専門誌/雑誌    WEB媒体         合計
         161媒体      201媒体       436媒体         160媒体    200媒体       434媒体


                    露出件数                               露出件数
             媒体      件数        露出換算額            媒体      件数        露出換算額

        テレビ               3件   ¥17,024,000   テレビ             6件   ¥31,786,663
        WEBテレビ            1件    ¥1,187,502
                                             WEBテレビ          6件   ¥9,856,986
        雑誌                1件     ¥450,000
        WEB          125件      ¥63,927,000   WEB        166件      ¥86,391,000


          合計130件 / ¥82,588,502                合計178件 / ¥128,034,649

   *露出効果の経済効果概算に関しては、PR会社調べ
                                                                                20
トピックス


 P2Cモデルでの販売を開始
 P2Cでは、タレントのジェジュンさんと商品をリリース。
 初回ロット完売と初速良好。P2C事業の基盤を構築しました。




                             全身保湿美容オイル

                         • 天然由来オイル11種配合
                         • 保湿に特化したセラミドを3種配合
                         • 完全無添加
                                              21
トピックス


 販路の拡大
 2020年から始まった卸販売ですが、スキンケア約4000店舗、ヘアケア約7000店舗配荷が完了。
 人員体制の強化を行い、卸(店舗)拡販の基盤を作ることができました。ロフト様のベストコスメ2021
 にも昨年と同様に参加いたしました。




  ▼ロフト様 ベストコスメ出店写真          ▼ヘアケアは山下智久さんを新広告モデルに起用
                             店頭展開什器イメージ図




                                                     22
会社概要

2021年9月期決算概要

2022年9月期業績予想

Appendix
今期の業績予想


 2022年9月期業績予想
 事業環境の変化により、通期で30%の売上高減少を見込んでおります。
 広告投資効率化を行っていくため通期利益の額は前期並みに確保していく想定です。


                 2021年9月期             2022年9月期
                    実績                   予想
 (単位:百万円)                                                 前期比
                        対売上高比率               対売上高比率



 売上高            4,684            -   3,283            -    70.1%

 売上原価            902        19.3%     661        20.1%     73.3%

 売上総利益          3,779       80.7%    2,622       79.9%     69.4%

 営業利益            149         3.2%     150         4.6%    101.0%

 経常利益            140         3.0%     146         4.4%    103.9%

 当期純利益            116        2.5%     120         3.7%    103.9%

 1株当たり
                41.61                40.21
 当期純利益(円)

                                                                   24
今期の業績予想


 今期の広告投資イメージ
 上期に広告宣伝費を投下し、下期は広告費を抑えることにより利益を確保する方針です。




                     広告宣伝費   営業利益




                                         時間軸

               上期                   下期



                                               25
ビジネスモデル


 当社のビジネスモデルの説明(1/3)
 サブスクリプション顧客の離脱は、2カ月ごとに平均12%(継続率88%)。




                                             新規の定期加入者も合わせた全定期顧客の
                              88%の平均継続率          継続率を88%とした場合、
                              (離脱12%)        12%分を毎2か月で補充すれば、
                                               顧客数を維持することは可能


■サブスクリプション
 顧客数

                      10月時点の
                      継続見込み数




             10-11月   12-1月       2-3月    4-5月   6-7月    8-9月


                                                                   26
ビジネスモデル


 当社のビジネスモデルの説明(2/3)
 毎月12%の新規顧客を獲得すれば、横ばいを維持。



                        毎2か月で12%分を
                        補充し続けることで売り上げを維持




■サブスクリプション
 顧客数

■維持に必要な追加分の
 顧客数




             10-11月   12-1月   2-3月    4-5月   6-7月   8-9月


                                                           27
ビジネスモデル


 当社のビジネスモデルの説明(3/3)
 今後、広告の効率を改善し、顧客の積み上がりを目指します。



                       離脱以上の新規を獲得
                       していくと積み上がる




■サブスクリプション
 顧客数

■維持に必要な
 追加分の顧客数               毎2か月で12%分を
                       補充し続けることで売り上げを維持
■新規獲得顧客数




             10-11月   12-1月   2-3月   4-5月   6-7月   8-9月


                                                          28
今期の取り組み


 2022期の取り組み
                  重点施策


          重点施策Ⅰ            重点施策Ⅱ

      ブランド広告実施による    タレントタイアップ効果による
      D2C広告効率の改善         販路の拡大



          重点施策Ⅲ            重点施策Ⅳ
  レベニューシェアP2C実施による       新商品リリースによる
      利益率の向上             商品カテゴリーの拡充


                                      29
今期の取り組み


 重点施策Ⅰ ブランド広告実施によるD2C広告効率の改善(1/2)
 販促広告とブランド広告




                        ターゲット顧客に効率的な
     販促広告         目的    アプローチを行い、
                        購入者になっていただく



                        ユーザー認知を広げ、
   ブランド広告         目的
                        潜在的な顧客数を増やす


 2021年上期までは販促広告に注力して参りました。

                                       30
今期の取り組み


 重点施策Ⅰ ブランド広告実施によるD2C広告効率の改善(2/2)
 リーチ量と広告効率改善のイメージ
                          ブランド広告
                       *2021期下期、2022期上期



            非認知                            非認知


             認知                             認知
            リーチ量                           リーチ量
            興味関心                           興味関心

            比較
                                           比較検討
            検討
     販促広告   購入                販促広告          購入
                                 *通年



          ~2021年上期                        2021年下期~

 2021年下期/2022年上期は、ブランド広告にて非認知層へのリーチを増やすことにより、
 認知を広げ、広告効率の改善を目指します。
                                                     31
今期の取り組み


 重点施策Ⅱ タレントタイアップ効果による販路の拡大
 8月より新広告モデルとして起用させていただいている山下智久さんのTVCM等を活かしたプロモー
 ション強化により、商品の認知向上や販路の拡大を行って参ります。




                   TVCM




                                     広告シャワー効果




          D2C(自社サイト)         卸(店舗)          モール

                       O2O
                                                  32
今期の取り組み


 重点施策Ⅲ レベニューシェアP2C実施による利益率の向上
 インフルエンサーと当社共同にて商品開発を行い、SNSを通じて情報発信。想いやこだわり、商品の
 魅力を伝えながら販売致します。レベニューシェア型になるため、広告宣伝費を抑えながら、新たな経
 路での売上の確立を目指します。


                   レベニューシェア型
                                 タレント・
                                 インフルエンサー

          商品サポート
                    共同商品開発         想い、こだわり



                                   宣伝
              購入
                                コンテンツ配信




                                              33
今期の取り組み


 重点施策Ⅳ 新商品リリースによる商品カテゴリーの拡充
 2021年9月期、ヘアケア・ボディーケアを含め複数商品をリリース致しました。
 今期は、継続してインナーケアなど更なる新カテゴリーの拡充を図って参ります。


                       クレンジング       洗顔              化粧水      乳液       美容液     金額は市場規模※1

      スキンケア            1,190億円    1,323億円                  5,279億円

                       リリース済み     リリース済み        リリース済み               リリース済み

                        化粧下地      アイライン             マスカラ     口紅

      メイクアップ                              6,090億円

                       リリース済み                                           商品数
                                                                        の拡大
                       シャンプー      トリートメント           育毛剤

       ヘアケア                       5,558億円

                       リリース済み     リリース済み
                                                           商品カテゴリ
                       ボディソープ      入浴剤         ハンドクリーム      の拡大

      ボディケア                       2,017億円




  ※1 市場規模データは富士経済資料市場調査2020より抜粋                                                           34
中長期成長戦略


 今後の成長戦略に関して
 移り変わりの速い事業環境への対応に重点し、既定路線での成長曲線を取り戻すと同時に、
 新しい領域へ積極的にチャレンジする事で、新たな収益構造の確立を目指して参ります。

             既存事業領域               新規事業領域

              重点施策Ⅰ           収益構造類似領域
           ブランド広告実施による
           D2C広告効率の改善      ・AmazonEC
                            (モール販売の加速)
              重点施策Ⅱ        ・新規D2C
                            (新規の顧客流入経路の確立)
          タレントタイアップ効果による
              販路の拡大

              重点施策Ⅲ               新たな収益構造
      レベニューシェアP2C実施による
                           ・アライアンス
          利益率の向上
                           ・M&A
              重点施策Ⅳ
                           etc…
           新商品リリースによる
           商品カテゴリーの拡充

                                             35
会社概要

2021年9月期決算概要

2022年9月期業績予想

Appendix
会社概要


 ネット・雑誌・店舗等で高い支持を集める商品群
 D2Cでの表彰をはじめ、女性誌でのアウォード獲得など、数々の賞を受賞。本格的な店舗展開を開始
 した2020年に、早くもLOFTの年間ベストコスメ受賞するなど注目を集めています。

 ECサイト                       実店舗




 雑誌メディア




   ※ロゴがあり掲載許可のある表彰歴を抜粋して掲載


                                              37
市場環境


 TAM(展開可能性がある市場規模)
 スキンケア/ヘアケアプロダクトから他ジャンルD2Cへ。デジタルを基軸とし、O2O※1・OMO※2・
 メディアミクスで市場を捉え、展開可能な市場は大きいと目算しております。



                                                                                                  国内EC※3
                                                                                          10.5兆円
                                                                                                   国内化粧品市場※4


                                                                                                 2.6兆円
                              HADA NATURE                                                      国内化粧品/医薬品EC市場※5
                                  売上

                               45億円                                                             6,600億円
※1 「Online to Offline」の略称。 ネットで情報を知った顧客が、実店舗に足を運んでくれるように誘導する販売戦略を指す
※2 「Online Merges with Offline」の略称。顧客体験の最大化を目指しオンラインとオフラインの垣根を超えて購買意欲を創り出そうとするマーケティングの考え方を指す
※3 経済産業省「令和元年度内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査事業(電子商取引に関する市場調査)」より物販系ECの値を抜粋
※4 矢野経済研究所「2020年版 化粧品マーケティング総鑑」より抜粋           ※5 「美容経済新聞」より抜粋                                                    38
参考情報


 『SDGs』への取り組み:概要
 女性活躍、雇用創出、産学連携、リサイクルの取り組みなど、当社はSDGsに率先して前向きに取り
 組んでいる。


                                           女性の育児理由での          女性の当社入社後の           18歳未満の子供をもつ
                                    ※1
                                           時短勤務率              産休・育休取得率            女性従業員比率
                ①女性の活躍促進
                                           23.3%              20.9%               32.6%

                                                                          HADA NATUREの4商品
                                      13の協力会社と
                                                                          に使用される6つの成分に関
                  ③地方創生              のべ17都道府県に                ②産学連携       して、8つの大学と連携、有効
                                        雇用を創出
                                                                             成分の開発を実現




                                                   配送用段ボールの           エアゾール缶
                                                                             ※2
                                                                               のリサイクル率
                                                                                         ※3

                                                   再生紙利用率
                                ④リサイクル
                                                   99%                89.4~96.6%

 ※1 2021年2月末時点に在籍する女性従業員43名に対する割合
 ※2 HADA NATURE炭酸製品は全てエアゾール缶を使用
 ※3 エアゾール&受託製造産業新聞、2020年10月記事より抜粋


                                                                                              39
参考情報


 『SDGs』への取り組み:①女性の活躍促進
 従業員・女性の働きやすい環境とカルチャーが、競争力の源泉となっている。

          女性従業員         2021年2月末時点に在籍する女性従業員43名に対する割合

       育児理由での時短勤務者                        当社入社後の産休・育休取得者              子育て(18歳未満)中の従業員



              10名                                    9名                    14名
              23%                                    21%                   33%
                                              内2回以上の取得者: 6名 / 14%


          全従業員        2021年2月末時点に在籍する従業員67名に対する割合

       従業員の有給消化率※1




             100%

 ※1 有給消化率は、付与された有給休暇を付与後2年以内に使い切ることを指す。また、「従業員」は管理職未満、産休・育休中の社員を除く。


                                                                                        40
参考情報


 『SDGs』への取り組み:②産学連携
 8つの大学で開発に取り組んだ6つの有効成分を『HADA NATURE』の4商品に採用。


       白金ナノコロイド         ナールスゲン            菜の花エキス




        東京大学       大阪市立大学        京都大学    京都薬科大学


  環状リゾホスファチジン酸Na       三重らせんコラーゲン         ATコラーゲン
         特許取得成分




       お茶の水女子大学    東京工業大学        北海道大学   奈良先端科学技術
                                           大学院大学

                                                    41
参考情報


 『SDGs』への取り組み:③地方創生 ④リサイクル

  13の協力会社経由で、のべ17都道府県に雇用を           環境に配慮し、リサイクルできる缶や梱包資材
  創出。                               の利活用を推進。


          協力会社拠点一覧                     リサイクル実績




                                    配送段ボールの
                                    再生紙利用率        99%



                                    エアゾール缶※1の    89.4~
                                    リサイクル率※2
                                                 96.6%

 ※1 HADA NATURE炭酸製品は全てエアゾール缶を使用
 ※2 エアゾール&受託製造産業新聞、2020年10月記事より抜粋


                                                            42
その他の事項


 免責事項



         本資料の作成に当たり、当社は当社が入手可能な情報の正確性や完全
         性に依拠し、前提としていますが、当社以外に関する情報は公開情報等
         から引用したものであり、その正確性あるいは完全性について、当社は何
         ら表明及び保証するものではありません。また、発表日現在の将来に関す
         る前提や見通し、計画に基づく予想が含まれている場合がありますが、こ
         れらの将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的で
         あると判断する一定の前提に基づいており、当社として、その達成を約束
         するものではありません。
         当該予想と実際の業績の間には、経済状況の変化や顧客のニーズ及び
         ユーザの嗜好の変化、他社との競合、法規制の変更等、今後のさまざまな
         要因によって、大きく差異が発生する可能性があります。




                                             43