成長可能性に関する説明資料
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株式会社アクシージア
2021年2月
証券コード:4936
1
1. 事業内容
2
会社概要
会社名 株式会社アクシージア
所在地 東京都新宿区
設立 2011年12月21日
代表者 代表取締役 段 卓
事業内容 化粧品及びサプリメント製造・販売事業
資本金 9,800万円(2020年12月末現在)
従業員数 97名(2020年12月末現在、グループ全体)
Xiaozi Cosmetic (Shanghai) Inc.
連結子会社 AXXZIA (HongKong) International Limited.
段 卓(当社役員)24.84%
天野 暁維(当社役員)24.84%
㈱イーグルファイナンス(当社役員の資産管理会社)12.94%
株主構成※ 創維科技實業有限公司(当社役員の資産管理会社)12.94%
(2020年12月末現在)
段 世純(当社役員親族)10.35%
武 君(当社役員)7.44%
雑賀 俊行(当社役員)5.17%
※潜在株式数を含む
3
中国展開を支える経験豊富な経営陣
段 卓
代表取締役社長
王 暁維(通称名 天野 暁維)
中国出身であり、日本の大学院を修了後、 取締役副社長
上場企業勤務を経て2003年に起業。
エステサロン経営、美容機器輸出入などを経て2011年 大学卒業後、欧米や中国等向け事業戦略やマーケティング
にアクシージアの現体制に移行。 統括責任者としてブランディング、メディア戦略に従事。
信念は”アジアの美を世界に発信する” アクシージア設立後は、クリエイティブ開発を担う傍ら、世界中
から情報収集、国内外のマーケティング戦略及び新商品デザ
インを担う。
雑賀 俊行
専務取締役
大学修了後、精密部品メーカーの三代目として経営に
従事。
前職ではIPO最高責任取締役として、上場を成し遂げ
企業価値を高めた。
アクシージアを発展すべく企業経営の一翼を担い奮闘し
ている。
吉田 雅弘
張 輝 取締役
取締役 大学卒業後、大手総合商社にてライフ・サイエンス関連
化学品の貿易に携わり、その後外資化粧品ブランドの日
中国出身であり、中国の大学にて法学修士号を取得し 本法人立ち上げに従事。
卒業。 アクシージアに入社後は培った経験や見識を活かし、ブラ
訪日後、日本国内でも大学院に進み、卒業後アクシー ンドの育成、日本での成長、アジア市場全般の成長へと
ジアに入社。 つなげるステップを再現している。
現在は国内、海外営業部の取締役として、アジアを中心
に、アクシージア商品と世界中を結ぶ海外流通関連の
リーダーシップを担っている。
4
事業内容
高価格帯(プレミアム)、中価格帯の化粧品・サプリメントの企画、製造、販売を手掛ける
一般的に化粧品はスキンケア、メイクアップ、フレグランスの3つに分かれるが、当社が扱っているのは主にスキンケア商品である
アクシージア経営理念
アクシージア『AXXZIA』の『XX』は女性の染色体を表し、美の象徴を意味します。『AZIA』は『ASIA』を表す造語です。
アクシージアは、アジアの女性がもつ凛とした美しさに価値を見出し、外面のみならず内面の豊かさを追求していくことを使命としています。
化粧品を通じて、『アジアの美』を日本から全世界に発信し、一人ひとりの輝きと品位のある生き方を応援します。
主な製品ラインナップ
高価格帯 中・高価格帯
平均売価¥10,000以上 平均売価¥5,000以上
(サロン専売ブランド) (BtoCブランド)
エイジングケアシリーズ 目元ケアシリーズ 透明感・ツヤシリーズ
化粧品
(主にスキンケア)
サプリメント
5
売上構成比(地域別・チャネル別)
当社では、消費の高度化、化粧人口の拡大などにより中国の化粧品市場は今後も大幅な成長が続くと予測。販売チャネル全体で中国需要を取り込むべく戦略を
推進。
当社の売上の大半は中国向けであり、コロナの影響でさらに割合は高くなってきている(インバウンドの日本売上が減少し、その分が中国売上にシフトしているものと
分析)
2020年7月期における地域別売上高構成比は、中国売上が約86%、日本売上が約11%
チャネル別連結売上構成(2019/7期) チャネル別連結売上構成(2020/7期) 地域別連結売上構成(2020/7期~ 四半期別)
日本サロン
4.4%
日本その他 その他ほか その他リテール 日本その他 その他ほか
1.0% 2.2%
2.7% 1.9% 1.6% その他リテール
日本リテール
日本サロン 5.4% 0.9%
10.5%
中国リテール
0.5%
中国サロン
日本リテール
18.0% 18.0%
中国Eコマース
中国Eコマース
62.8%
67.6%
中国リテール
0.6%
2020/7期 1Q 2020/7期 2Q 2020/7期 3Q 2020/7期 4Q 2021/7期 1Q
中国サロン
1.9% 中国売上 日本売上 その他地域売上
※最終的な納品先ベースで集計
6
主な販売チャネル
チャネル別ではT-Mall、Taobao、REDの中国ECが約7割を占めている
日本売上には、百貨店、化粧品専門店、ドラッグストアのほか、空港免税店等トラベルリテールを含む
中国Eコマース (67.6%) 日本リテール (5.4%)
T-Mall(天猫): アリババグループが運営する中国最大のBtoC マツモトキヨシ、サンドラッグ、ダイコク、ココカラファイン、スギ薬局などの
ECプラットフォーム 免税ドラッグストアでの販売、482店舗
RED(小紅书): 商品情報(口コミ)を投稿するSNSアプリ 羽田・成田など空港免税店での販売
紹介された商品をそのまま購入することが 高島屋など大手百貨店での販売
できる @cosme store、 LOFT、東急ハンズなど化粧品専門店・バラエ
Taobao(淘宝):アリババグループが運営するCtoC ティショップでの販売、約126店舗
ECプラットフォーム
日本サロン (4.4%)
■ 取り扱い店舗数(2020年12月末現在)
中国サロン (18.0%) ・Socie
・ビューティークリニックこだま など約552店舗
■ 取り扱い店舗数(2020年12月末現在)
・上海AYAKO东京国际美业商学院
・若樱(上海Alice)教育科技有限公司 など約685店舗 日本その他 (1.0%)
■ Amazon、Yahoo、楽天、自社ECサイトでの販売
中国リテール (0.5%)
その他リテール・ほか (3.1%)
百貨店 0店舗(交渉中)
小売店 33店舗 韓国、ロッテ・新羅空港免税店、1店舗
免税店 シンセン空港免税店2店舗 シンガポールチャンギ空港免税店、1店舗
ロシア・オーストラリア・米国などのECコマースなど
※各チャネルの右のパーセンテージ表記は2020年7月期において連結売上高に占める各チャネルの売上構成比 7
2. 当社の強み
8
当社の強み
中国ECを中心とした持続的な成長
1 中国EC市場の成長を享受できる事業ポートフォリオ
2 中国特化の製品開発力・マーケティング力によるブランド差別化
3 中国EC戦略とARPU成長
9
当社の強み
中国ECを中心とした持続的な成長
1 中国EC市場の成長を享受できる事業ポートフォリオ
2 中国特化の製品開発力・マーケティング力によるブランド差別化
3 中国EC戦略とARPU成長
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当社の中国への商流
当社の中国商流を以下の通り整理。配送方法や末端価格は商品ごとに異なる
足元のオンラインはT-Mall主体であり、どのチャネルも利益率に大差なし
化粧品
位置付け 主な販売ルート 配送方法など 末端価格のイメージ
NMPA承認※1
RED/taobao 国内倉庫から個別に現
地消費者へ発送
育成品 法的に承認の RED (EMS※2個包直送)
販売チャネル 必要なし
相対的にコストは
越境EC 中程度 国内比
(オンライン) T-Mall Global 1.1~1.2x程度
国内倉庫から一括でT-
法的に承認の必要な
主力品 Mall保税区倉庫経由
しだが、相対的に承認
販売チャネル で現地消費者へ発送
品多い
相対的にコストは低い
日本式エステ店/専門店等
国内倉庫から中国現地
一般貿易 高価格帯品中心 国内比
全て登録済み 企業倉庫へ発送
(オフライン) 安定収益源
相対的にコストは高い
1.5~2.0x程度
NMPA登録比率(全製品) NMPA登録比率(中国向け製品)
NMPA承認について※1 (2020年12月末現在) (2020年12月末現在)
総SKUの67製品の約45%はNMPA承認済
中国向け製品のみで見ると約70%
最近2年間の承認比率100%(一般的には平均20~30%)
平均申請期間3か月(一般的には他社平均6か月)
※1:NMPA:National Medical Products Administrationの略。中国市場にて医療機器、医薬品、医薬品包材、化粧品、保健食品を販売するための要件、
中国の審査許可を管理する政府機関。日本に於ける製造販売承認書に相当する厚生労働省認証に相当(米国のFDAによるPMA認証、欧州のCE認証に準ずる)
なお、当社のサプリメントについては一般食品や一般飲料として販売しているため、NMPAの対象外であることから、表中の記載は化粧品のみに係るものであります。
※2:国際スピード郵便のこと 11
※3:サプリは中国輸入許可を取得する方針のため、NMPA承認取得を進めている化粧品について記載しております
当社のターゲットである中国市場は拡大中
中国化粧品市場の多くを占めるスキンケア・サプリの市場規模は、経済成長に伴う所得水準の向上と、化粧品人口の増加を背
景に大きく成長している
中国のスキンケア市場規模 3兆8,567億円(2019年小売額) 中国のサプリメント市場規模 2兆5,779億円(2019年小売額)
(単位:10億円) (単位:10億円)
7,000 4,000
6,000 5YCAGR=12.0% 3,500 5YCAGR=5.9%
3,000 (2019~2024(E))
5,000 (2019~2024(E)) 2,500
4,000 2,000
3,000 1,500
1,000
2,000
500
1,000 0
0
日本のスキンケア市場規模 1兆9,513億円(2019年小売額) 日本のサプリメント市場規模 1兆2,249億円(2019年小売額)
(単位:10億円)
(単位:10億円)
5YCAGR=1.0%
2,500 5YCAGR=2.1% (2019~2024(E))
(2019~2024(E)) 1,400
2,000 1,200
1,000
1,500
800
1,000 600
400
500
200
0 0
※ 2019年の年平均為替レート1円=0.063元を使用(なお、換算は小数点4位以下の数字も加味し換算しております)
(出典:Euromonitor International Limited, Beauty and Personal Care 2020 edition, retail value RSP fixed 2019 exchange rates, current prices, data extracted on 30 November 2020)
12
(出典:Euromonitor International Limited, Consumer Health 2020 edition, retail value RSP, fixed 2019 exchange rates, current prices, data extracted on 30 November 2020))
中国化粧品の製品カテゴリーとプレミアム市場
日本に比べて中国は化粧品市場に占めるスキンケアの割合が高く、約8割を占める
また、中国スキンケア市場ではプレミアムセグメントの伸び率が高く、市場全体に占める割合も上昇傾向
中国化粧品の製品カテゴリー構成 中国・日本のスキンケアプレミアム市場
フレグランス
3.2% (単位:10億円)
4,000
メイクアップ
17.8%
3,500 5YCAGR=20.4%
(2019~2024(E))
スキンケア 3,000
79.0% 2,500
2,000 ■ 中国
■ 日本
1,500
日本化粧品の製品カテゴリー構成※1
フレグランス 1,000
2.5%
500
-
メイクアップ
28.1%
スキンケア ※ プレミアム=高価格帯化粧品。マスではなく、美意識が高く美容にかけるコス
トを惜しまない顧客向けの上級ライン。百貨店や直営店など店舗を限定しプレミ
69.4% アムチャネル向けと位置付けるシリーズ
※ 2019年の年平均為替レート1円=0.063元を使用(なお、換算は小数点4位以下の数字も加味し換算しております)
(出典:Euromonitor International Limited, Beauty and Personal Care 2020 edition, retail value RSP fixed 2019 exchange rates, current prices, data extracted on 30 November 2020) 13
中国スキンケア・サプリ市場の流通チャネル
中国スキンケアの流通チャネルにおいて、Eコマースは5年で17.0%から29.7%となっており(サプリは5年で10.7%から
25.5%)、ドラッグストアが主である日本と異なりEコマースによる購入が一般化している
中国のスキンケア・サプリ市場の主な流通チャネル構成 日本のスキンケア・サプリ市場の主な流通チャネル構成
(単位:%)
(単位:%)
Eコマース 29.7% Eコマース 11.9%
17.0% 7.8%
ホームショッピング 日本スキンケア
直販
2019
中国スキンケア 直販
2014
化粧品専門店
化粧品専門店
2019
ドラッグストア 2014 ドラッグストア
百貨店 量販店
百貨店
スーパーマーケット
薬局
ハイパーマーケット
スーパーマーケット
コンビニエンスストア コンビニエンスストア
0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50
(単位:%)
Eコマース
8.8% (単位:%)
Eコマース 25.5% 5.8%
10.7% 直販
中国サプリ
直販 ホームショッピング
2019
2014 ドラッグストア
サプリ専門店
量販店
ドラッグストア 日本サプリ
百貨店
2019
薬局 薬局 2014
バラエティショップ
スーパーマーケット
スーパーマーケット
ハイパーマーケット
コンビニエンスストア
0 10 20 30 40 50 0 10 20 30 40 50
(出典:Euromonitor International Limited, Beauty and Personal Care 2020 edition, retail value RSP fixed 2019 exchange rates, current prices, data extracted on 30 November 2020)
14
(出典:Euromonitor International Limited, Consumer Health 2020 edition, retail value RSP, fixed 2019 exchange rates, current prices, data extracted on 30 November 2020))
中国化粧品・サプリEC市場の特徴
中国ECはイベントにより、売り上げが大幅に増加する傾向。また、コロナ禍においても売上は大幅に拡大している
また、T-Mall旗艦店での開設やT-Mallとの戦略的提携は安易ではなく、安定的な収益確保にはノウハウが必要
中国最大Eコマース市場
T-Mall・RED・Taobao・Kaola(アリババグループ)が中国Eコマース市場で最大のECモールを展開
アリババグループ
コロナ禍においても コロナ禍においてもEコマースは大幅に売上拡大(アリババグループの2019年4月~2020年3月まで
大幅に売上拡大 の売上高は前年同期比35%増の7兆5,000億円)※1
W11/3.8/618 ※2等のイベントでの売上は大幅に増加
ECにおける消費行動
商品・情報の真贋が不透明であり、多数の口コミ情報ソースを確認して購入する傾向がある
圧倒的なEコマースでの 中国人にとってEコマースを通じての購入率は日本(2019年化粧品9.7%、サプリメント11.6%)などに
購入率 比べ圧倒的に高い※3
T-Mall旗艦店の開設やT-Mallとの戦略的提携は容易ではなく、T-Mall旗艦店での安定的な収益
T-Mall旗艦店での
確保にはノウハウが必要(旗艦店開設にはアリババの許可が必要。戦略的提携は実績を踏まえアリバ
安定的な収益確保には
バからの提携要請が必要。安定的な収益確保には過大な広告宣伝費が収益の妨げとならない仕組
ノウハウが必要
みが必要。)
【出典】※1:中国マーケティング情報サイト(http://china-marketing.jp/article/detail31/ )
※2:W11(シングルデー(独身の日)。アリババをはじめとした中国EC業界の年で最大イベント。)/3.8(国際女性デー)に合わせ、中国のECモールでは、特に女性ユーザー向けにショッピングイベントを展開。春の始まりに伴い年初の大
きなイベント)/6.18(W11に次ぎ、中国EC大手の京東(ジンドン / JD.com)が自社の創立を記念して、2010年からスタート。W11と同様にECプラットフォームも参戦し、中国EC業界で上半期最大のイベント)
※3:Euromonitor (Beauty and Personal Care in Japan, 30 June,2020、Consumer Health in Japan, 8 October, 2019)
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中国電子商取引法改正
法改正、コロナ禍により、中国人バイヤーによる一部代理購入ビジネスは急速に落ち込んだものの、末端消費者の購買意欲及び
トレンド基調に変化はなく、当社への影響は限定的
【中国電子証取法(EC法)の概要】
・2019年1月に施行された中国電子商取引法により、EC出店者などの政府への登録・納税が義務化
(脱税者に対する刑罰も明記)
・脱税が横行していた、ECでの転売を目的に商品を購入する「代理購入者(代購)」も登録対象に
・「爆買い」などインバウンド需要の一部を支えた代購需要は、EC法施行により激減。代講はフィジカルに
運ぶキャリーケース型と、国際郵便利用のEMS型に大別され、特に前者の流通が蒸発した
【当社グループの対応】
・EC法施行の観測時にキャリーケース型代購の消滅を予測、早期から中国本土での販売力強化を推進
・中国本土でのブランディング・マーケティング体制を自前構築し、モール主体に大規模広告投資を実施
・NMPA申請・登録を早期に対応 / 国内直送はEMS型であり影響は軽微
中国EC法施行による影響は軽微
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当社の強み
中国ECを中心とした持続的な成長
1 中国EC市場の成長を享受できる事業ポートフォリオ
2 中国特化の製品開発力・マーケティング力によるブランド差別化
3 中国EC戦略とARPU成長
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日系他社との違いと優位性
当社は日本市場向け製品を中国に横展開している日系他社と違い、中国をターゲットとした製品開発・マーケティングを行ってい
るため、優位な展開が可能
AXXZIA 日系他社
【違い】
中国市場をターゲットとしたマーケティング マーケティング方法 日本市場をターゲットとしたマーケティング
中国人の嗜好性を取り入れた製品開発 開発・製造 日本人の嗜好に合う製品開発
中国主軸に日中同時 広告宣伝 日本主軸に中国横展開
中国主軸に日中同時 日本主軸に中国横展開
販売
高級品もEコマースで展開 従来は高級品は対面販売が主流
【優位性】
中国ユーザーの声・ニーズによる4P※設計 適正性・嗜好性 国内ユーザー向け4P ※が主軸
輸入登録
NMPA認可成分・処方を重視した商品設計 NMPA不適合品には別途成分・処方調整を検討
(NMPA)
ブランド認知
中国各チャネルが総合的に販促支援 特定のブランドに偏り
スピード
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※4P=product、price、place、promotion
海外ブランド・中国ブランドとの違いと優位性
日系ブランドは高品質と信頼感で人気が高い。同じアジア人であることから「透明感・ツヤ」コンセプトの商品では欧米メーカーにな
い強みがある。
韓国ブランドは消費者とのコミュニケーションが上手く、価格も欧米系や日系に比べて手頃であることが強みであったが、中韓の政
治的な関係悪化で減少。
日系ブランドが主戦場とする高価格帯化粧品は百貨店での販売が多いが、百貨店では欧米系の大手ブランドも多く、競争は厳
しい。出展料、什器などを考慮すると一定売上規模に至らなければ百貨店での販売は採算が悪い。
AXXZIA 欧米ブランド 韓国ブランド 中国ブランド
大都市の百貨店・ 大都市の百貨店・
主要販売 Eコマース中心
化粧品専門店 化粧品専門店
地方都市の量販店・
低価格帯
チャネル Eコマースでは
MASSブランド
Eコマースでは
MASSブランド
Eコマース
スキンケア 高・中価格帯 中価格帯 低価格帯
主要製品 (高・中価格帯) メイク中心 メイク・スキンケア メイク・スキンケア
既に実店舗での販売チャネルが確立していた大手海外ブランドや日系ブランドは、既存チャネルとの
カニバリや反発への懸念があり、Eコマースでの高価格帯製品の販売には不利
19
当社の中国向け事業展開の特徴とビジネスモデル
製品開発から製造、販売、アフターサポートに至るまで、中国のユーザーに受け入れられる体制を構築
当社は下記のように多くの独自性・差別性を持っており、中国への展開が可能となっている
当社の中国向け事業展開の特徴
製品開発 製造 販売 アフターサポート
・オンラインとオフライン
・Taobao等でのテストマーケ
・Made in Japan (高額品を主体) ・充実したカスタマーサービス
(KOL※や現地サロン経由)
(中国で高く支持される) ・トップダウン型とボトムアップ型の両 ・ブランド維持の取組み
・ハイペースのリリースサイクル
面でのプロモーション
中国向け事業展開を支える当社の独自性・差別化要因
経営陣のバックグラウンド 社長の段は中国出身だが日本経験も長く、またエステサロン向けプロ仕様の製品開発にも長年従事
⇒日中双方の強みを活かしたビジネスモデルを構築
展示会出展やエステサロン開拓等、自社で中国市場を開拓しているため、ユーザーの生の声を聞くことができ、
自前でのビジネスモデル構築
スピーディーな製品開発が可能
Taobaoオーナーの顔が見えているため、効果的なボトムアップ型のプロモーション等が可能
T-Mallとの連携 戦略的業務提携を通じてT-Mallのビッグデータを活用し、効果的なプロモーションや製品開発が可能
当社旗艦店はT-Mallから高い評価もらっており、5つ星(全6段階)と質の高いT-Mall Partnerと連携が可能
QRコードを活用したセキュリティ検証システムやトレーサビリティの仕組みを導入しており、
ブランド維持のための取組み
ECチャネルの割合が大きい中国市場における製品への安心感を醸成
※KOL=Key Opinion Leader 20
当社のマーケティング戦略
広告手法をWebマーケティングに重点を置きつつ、トップダウンアプローチやボトムアップアプローチに二分することで広告宣伝比率
を総売上の15%以内にコントロール
相乗効果により、Eコマースで高価格帯製品の販売に成功
トップダウンアプローチ ボトムアップアプローチ
有名女優などを起用したイメージ戦略 CRM※でTaobaoオーナー等を囲い込むことによる
双方向型のマーケティング
広告費用は高価となるが大手企業も採用 抱え込むには中国現地での知見と多くの時間が必要
(T-Mall) ●ブランド興味喚起 ●ロイヤリティ向上
RED
戦略的提携 (Taobao)
BIGDATAを活用
●ライブ配信 ●口コミ、ブランド認知UP
●KOL・マーケティング ●ライブ配信
●KOL・マーケティング
広告・マーケティング費用の
中で施策を選択・実行 費用はオーナー負担 費用は当社負担
(売上に対する割合は小)
エンドユーザー
数万~100万/店舗
※:CRM=Customer Relationship Managementの略で顧客関係管理のこと
21
製品開発のスピード感(リリースサイクル)
当社は製品開発のスピード感を重視
新たなヒット製品のための種まきや既存ヒット製品のライフサイクルの長期化に寄与
スキンケア・サプリメントの新製品リリース数 2019 新製品リリースシェア 2017~2019
総製品数に対するリリース数のシェア率を見てみると、
資生堂 ポーラオルビス ファンケル 当社の製品開発のスピード感が分かる
2019年
1月
2月(1)
3月 3月(8) 3月(1)
27.8%
4月(5) 4月(1)
25.0%
5月 5月(2) 5月(3) 5月(1)
21.6%
18.9%
6月
15.2%
7月(4) 7月(7) 14.3%
13.3%
8月(7) 11.0%
8月
8.8%
7.6% 7.8%
9月 3.5%
9月(1) 9月(1)
10月 10月(7) 10月(1) 10月(1) 2017 2018 2019
11月(1)
アクシージア 資生堂 ポーラオルビス ファンケル
12月 他、10月に1シリーズ4製品、
12月に1シリーズ4製品をリリース
2019年
スキンケア・
サプリメントの 20 34 12 6 【出典】他社の新製品リリース数は、他社News releaseにより公表されたスキンケアおよびサプリメントの新
リリース数 製品数を基に算定
※新製品から、名称変更を伴わないリニューアル品、数量限定品、期間限定発売品を除いた
※リリースシェア=リリース数(年中)/対総製品数(年末) 22
継続してヒット商品を生み出し続けられる仕組み
当社は常にTaobaoオーナーやサロンオーナーとコミュニケーションを取っており、製品開発・試作品検討まで深く関与
下記の通り、継続してヒット商品を生み出し続けられるよう体制を整えている
目安・ターゲット
Taobao
ダイヤモンドクラス以上店舗※1 サロン店舗※2
Taobao会員・
サロンユーザー 196店舗 652店舗
コンセプト要素の抽出
製品開発会議 年間起案数
月次 約100~200SKU(約50~100SKU)
企画起案 (試作数)
市場性検討・試作品厳選
社内に加え、Taobao・サロンオーナーもプロセスに参加し、ともに検討
その後、T-mallの戦略提携を通じたBig dataを活用して市場性を確認
試作フェーズ
半
品質チェック
社内モニターやTaobao・サロンオーナーが試作品をチェックし、
年 モニターチェック 8割以上の賛成が得られることが合格ライン
強 量産化 量産化到達数 15~20SKU
※1:ダイヤモンドクラスとは、信用度や販売量などを含めた総合評価が高い店舗のこと。店舗数は11月末時点。
※2:652店舗(11月末時点)
新製品開発は当社グループの競争力・成長力の源泉のひとつであり、継続的に市場ニーズの先取りに努め新製品を開発し市場に投入してきております。年度販売・生産計画を策定し、
上市前のマーケティング・広告戦略の実践にも注力し、短期間で成果を挙げることを目指していますが、新製品の開発が長期にわたる場合、成果が翌期以降に及ぶことがあります。
また、予定どおりの成果が得られない場合、期間の延長や上市に向けた諸経費の増加を強いられる場合や、結果として製品化できない場合もあります。さらに、製品化できた場合でも、
様々な要因による不確実性が伴うため、必ずしもお客様に受け容れられるとは限りません。当社グループでは消費者ニーズに応えられなくなった既存ブランド及び商品の撤退を継続的に行っ
ております。このように当初意図した成果が得られない場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 23
テーマ性をもったニッチ市場の開拓→シリーズ化の実績
当社はテーマ性をもったニッチ市場の開拓に注力
特定のニッチ市場でヒット製品が生まれ認知度が高まれば、「エイジングケアシリーズ」にならいシリーズ展開し、収益基盤を拡充
ニッチ市場の開拓に向けた取組みと、ヒット製品※のシリーズ化
テーマ リリース時期 製品名
2019年8月 サプリ AGドリンク4th※
2018年12月 化粧品 クライファイング エッセンス
エイジングケア 2019年 1月 化粧品 ジェル マスク
2019年 5月 化粧品 バランシング ローション
2019年 5月 化粧品 モイスト ヴェール エマルジョン
2016年 5月 化粧品 インテンシブ ケア エッセンス
2016年 5月 化粧品 デイケア クリーム
目元ケア
2016年10月 化粧品 エッセンス シート※
2018年 9月 サプリ ベリーアイ
2018年 2月 サプリ ホワイトアミノズ ドリンク※
透明感・ツヤ
2019年 3月 化粧品 UVヴェールEX※
新たな 2019年6月 化粧品 N2アクセル シリーズ(3製品)
市場開拓に
向けた種まき スペシャルケア
2019年9月 サプリ リフトーン
※ ヒット製品=一月当たりの販売個数が10,000個を超える製品 24
テーマ毎のシリーズ・ヒット製品の実績(①エイジングケア)
継続的な改良によるヒット製品化
製品上市後もユーザーの声を踏まえた製品改良に継続的に取り組む
主力製品であるAGドリンク は現在4代目。過去3年で3度のリニューアルに取り組んでおり、リニューアルに伴い売上(金額・数
量共に)増加基調を維持
第3回改良
AGドリンク月次売上推移 (2019/8月)
2017年1月の第1回改良後、
同年11月にヒット製品ライン
10,000個/月の売上数を突
破 第2回改良
(2018/1月)
2018年1月の第2回改良後、
同年5月に、メガヒット製品ライ
ン20,000個/月の売上数を
突破 第1回改良
(2017/1月)
2019年8月の第3回改良後、
即時に、メガヒットライン
20,000個/月の売上数を突
破し、スムーズなリニューアル成
果を実現
10月
11月
12月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
2017/7期 2018/7期 2019/7期 2020/7期 2021/7期
25
テーマ毎のシリーズ・ヒット製品の実績(②目元ケア)
認知度向上によるヒット製品化
2016年10月上市以来、低成長を続けていたが、日本での女性誌やSNSでの継続的な露出に加え、2019年春先よりの
RED/T-mall展開による認知度向上とともに、急成長路線へ転換
エッセンスシート月次売上推移
2018年6月よりヒット製品
ライン目前の水準で推移し始
め、2019年3月にヒット製
品ライン10,000個/月の売
上数を突破
翌2019年4月に、メガヒッ
ト製品ライン20,000個/月
の売上数を突破
2019年12月に30,000
個/月突破、2020年4月
に40,000個/月超えの売
上数の記録を更新
10月
11月
12月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
2017/7期 2018/7期 2019/7期 2020/7期 2021/7期
26
テーマ毎のシリーズ・ヒット製品の実績(③透明感・ツヤ)
製品組み合わせによるシリーズヒット化
ホワイトアミノズ顆粒タイプを2017年6月に上市後、2018年2月にドリンクタイプを追加上市することでヒット製品化
2019年3月にはシリーズ追加製品として化粧品UVヴェールEXを上市し、「透明感・ツヤ」テーマを強化
ホワイトアミノズ・UVヴェールEX月次売上推移
■ホワイトアミノズ
■ UVヴェールEX
ホワイトアミノズ
2018年6月、ホワイトアミノズ ドリンク(プラ容器)タイプ追加上市
ホワイトアミノズ
(2019/9月)
顆粒タイプ・ドリンクタイプ共に、 ドリンク(パウチ)タイプ上市
ヒット製品ライン10,000個/ (2018/2月)
月の売上数を突破
2019年7月、UVヴェール
EXがヒット製品ライン
10,000個/月の売上数を ホワイトアミノズ
突破 顆粒タイプ上市
(2017/6月)
UVヴェールEXは、2020年3
月にはメガヒット製品ライン
20,000個/月の売上数を
突破し、ホワイトアミノズ製品と
合わせ透明感・ツヤテーマ
製品の売上合計数は
20,000個/月を超過する
水準で推移
10月
11月
12月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
10月
11月
12月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
2017/7期 2018/7期 2019/7期 2020/7期 2021/7期
27
新製品開発/製造
ブランド差別化のため、中国ユーザーの声・ニーズに即して成分構成・容器・外箱の全てを自社企画
自社工場生産レベルでの高い品質管理基準を実践し、安心・安全なプレステージ化粧品ブランドを消費者へ
開発/製造フロー
処方開発 試作品検証
市場・顧客 企画 容器・デザイン 処方決定
ニーズ吸上 (製品コンセプト、 (社内モニター&主要 薬事申請
検討
主要成分) 法令確認 Taobaoオーナ最低20
(薬機法・NMPA 名、80%以上のOK)
登録可否)
試作製造 原材料、容器調
【当社】
製品試験 達→委託製造先 年間100~200件程度の
出荷/納品 製造
(3C8検査) へ支給、委託製 起案のうち、10%以上
造発注 (15~20製品)を上市
【委託製造先】
自社工場生産レベルでの高い品質管理基準 3C8(スリー・シー・エイト)検査ポリシー
1st Check 2nd Check 3rd Check
自社で成分構成、容器、外箱を企画・デザイン・調達し、製造委託先へ 「出荷前最終品質検査」
支給するオペレーションは特徴的。 「バルク原料等資材受入検査」 「製造~充填~梱包工程での
1C-(1) バルク原料受入検査 ライン検査」
将来的な自社工場での製造ノウハウの蓄積に繋げることを意図して、精緻 2C-(1) 個装品検査 3C-(1) 完成品検査
1C-(2) 容器等、他資材
な「製品標準書」に基づき、3C8(スリー・シー・エイト:3段階Check、 2C-(2) 内箱詰品検査 3C-(2) 出荷前品質検査
受入検査
計8項目検査)を実施。
2C-(3) 内箱詰品検査
2C-(4) 5年間保管用参
考品採取
28
ブランド維持のための取組み
ブランド管理のため、包装・出荷・在庫管理は全て内製化。滞留在庫や横流し対策、不当廉価販売対策に注力している
セキュリティ検証システム パトロール トレーサビリティ
当社では、全製品にQRコードのセキュリティ 社内の担当者が、不当廉価品、模造品等 当社で製造した商品には出荷時に必ずナン
ラベルを貼付し、模造品対策を講じている が流通していないかをインターネット検索等 バリングし、不当廉価販売に即時対応でき
これにより購入者は、購入した商品が当社 により確認している るような仕組みを整えている
正規品かどうかを検証することが可能
当社グループは、「AGtheory」「AXXZIA」などの個別ブランド展開を図っており、各ブランドは、誠実な企業経営とお客様の信
頼に応えた製品・サービスの提供により、ブランドイメージの形成とその維持向上に十分努めております。しかしながら、当社グ
ループの製品に関する否定的な評判や評価が世間に流布することによって信用が低下し、ブランドイメージが毀損された場合、
当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。
29
当社の強み
中国ECを中心とした持続的な成長
1 中国EC市場の成長を享受できる事業ポートフォリオ
2 中国特化の製品開発力・マーケティング力によるブランド差別化
3 中国EC戦略とARPU成長
30
中国Eコマースにおける顧客ロイヤリティ向上策
当社のブランド確立や継続的な当社製品の利用を促すため、アフターサポート体制を整備
Taobaoにおけるアフターサポート T-Mall旗艦店におけるアフターサポート
当社はshop(KOL)に対して製品コンテンツの提供等のサービスを実施し、 T-Mallを運営するAlibabaが出店者とT-Mall Partnerをそれぞれランク付けし、ランク
顧客ロイヤリティ向上に努めている に応じて両者がマッチングされる
当社は日系大手化粧品企業と同等のランクに位置しており、質の高い顧客対応サービ
スを提供するT-Mall Partnerと連携が可能
当社⇒shop(KOL) 当社はT-Mallと戦略提携(Tmall Global Strategic Collaboration
Spplemental Agreement)を締結(2020年4月)。T-Mallから特別のサポート
アフターサポート内容 を受けることができる
出店者 T-Mall Partner
(taobao) ランディングページ等コンテンツの提供 ブランド認知度・販売実績・成長率・ T-Mallでの運営実績・規模・
当社製品に対するQ&Aマニュアルの提供 ランク付けの基準
知財管理能力・企業規模・販売戦 協力度・アフターサービス対応
製品販売、 マーケティング施策情報の共有
略等による総合評価 等による4段階評価(★3~
アフターサポート ★6)
shop shop shop ★★★★★★ ポーラオルヴィス ★6のPartner
(KOL) (KOL) (KOL)
shop(KOL)⇒ユーザー ★★★★★ 広州RYC社(★5)
アフターサポート内容
資生堂 ファンケル ★5のPartner
製品販売、
アフターサポート ユーザーに対するQ&A対応 ★★★★ ★4のPartner
新製品情報を拡散
効果的な使用方法などを伝達 ★★★ NARIS ★3のPartner
【出典】2020年2月27日,自社Online 調査
ユーザー ユーザー ユーザー 広州RYC社の概要と委託している業務内容
【概要】
当社以外にユニチャームやP&Gにも顧客対応サービスを提供
【委託している業務内容】
フラッグショップの設計、運営、メンテナンス、カスタマーサービス、マーケティング、拡販計画 31
当社の中国EC売上推移
中国特化の製品開発力によるブランド差別化の結果として当社の中国EC売上は拡大
また、 一般に中国ECの売上が爆発的に伸びるW11/3.8/618等のイベントへの依存度が、突出して高いという状況ではない
2020/7期
当社中国EC売上の
13.5%
2020/7期
当社中国EC売上の
2019/7期 10.6%
当社中国EC売上の
2020/7期
11.9%
当社中国EC売上の
9.8%
2019/7期
当社中国EC売上の
10.8%
RED旗艦店
T-Mall卸(T-Mall Direct Import)
2019/7期
当社中国EC売上の T-Mall化粧品旗艦店
5.6%
T-Mallサプリ旗艦店
Taobao他
32
T-Mallでのクロス誘導戦略
当社の会員数は増えており、顧客基盤は拡大している
また、商品券の配布等、化粧品旗艦店とサプリ旗艦店においてクロス誘導のための施策を行うことで、共通会員数が増え、顧客
基盤の拡充につながっている
T-Mallサプリ・化粧品旗艦店 会員数 T-Mall化粧品・サプリ旗艦店 共通会員数
(単位:人)
45,000
(単位:人)
40,000 T-Mallサプリ旗艦店 5,000
35,000
30,000 4,500
25,000
20,000 4,000
15,000
10,000 3,500
5,000
0 3,000
4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2019/7期 2020/7期 2021/7期
2,500
2,000
(単位:人) T-Mall化粧品旗艦店
25,000
1,500
20,000
1,000
15,000
10,000 500
5,000 0
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
0 2020/7期 2021/7期
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2020/7期 2021/7期
【出典】客道(アリババでの顧客関係を管理するシステム)
※会員数=当社T-Mall旗艦店の会員登録を行っている人
※共通会員数=当社のT-Mall化粧品及びサプリ旗艦店の両方で会員登録を行っている人 33
T-Mallサプリ旗艦店での顧客基盤は拡大
T-Mallサプリ旗艦店においては前年同月比対比で直近ARPUが成長している
リピート売上が全体の売上の大概3分の1強を占めている
T-Mallサプリ旗艦店 ARPU※1 T-Mallサプリ旗艦店 売上金額に占めるリピート金額※2
(単位:円)
(単位:千円)
リピート金額以外の売上金額
350,000
60000
リピート金額
300,000
50000
250,000
40000
200,000
30000 150,000
20000 100,000
2019年4月~2019年12月 50,000
10000
2020年1月~2020年12月
0
0 2020/7期 2Q 2020/7期 3Q 2020/7期 4Q 2021/7期 1Q
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2021年7月期に目標とする主要指数は以下のとおりです。
累計会員数:サプリ旗艦店60,330人、化粧品旗艦店43,364人
(前年度実績:サプリ旗艦店25,734人、化粧品旗艦店9,126人)
購入者数 :サプリ旗艦店34,417人、化粧品旗艦店62,540人
【出典】生意参謀(Tmallの店舗管理運営のデータ分析ツール)、※2:客道(アリババでの顧客関係を管理するシステム) (前年度実績:サプリ旗艦店23,229人、化粧品旗艦店17,787人
※1:ARPU=売上金額/購入者数 ARPU :サプリ旗艦店40,172円、化粧品旗艦店8,722円
※2:リピート金額=1回目の購入(新規購入)から180日間以内に2回目および2回目以上購入した購入者の売上金額
※社内レート(前月末のみずほ銀行TTM)を使用
(前年度実績:サプリ旗艦店32,971円、化粧品旗艦店8,669円) 34
サプリメント分野における当社認知度
2019年11月から、B社とT-Mall国際美容サプリメント上位を争っている状況
認知度向上が、ランキングに表れている
T-Mall国際美容サプリメントカテゴリー TOP3
TOP1 TOP2 TOP3
2019/11月 B社 AXXZIA C社
2019/12月 B社 C社 AXXZIA
2020/1月 B社 AXXZIA C社
2020/2月 B社 D社 C社
2020/3月 AXXZIA B社 E社
2020/4月 B社 AXXZIA G社
2020/5月 B社 AXXZIA E社
2020/6月 B社 AXXZIA H社
2020/7月 B社 F社 AXXZIA
2020/8月 B社 F社 I社
2020/9月 J社 C社 B社
2020/10月 K社 AXXZIA L社
2020/11月 B社 AXXZIA C社
2020/12月 B社 AXXZIA M社
※出典:生意参謀(Tmallの店舗管理運営のデータ分析ツール)
35
3. 今後について
36
自社工場設立によるメリットの追求
自社工場設立により、
自社工場
研究開発型 ・開発情報の外部流出の防止
少量多品種スピード生産型 ・製品開発のスピードアップ
・新製品のテストマーケティング が可能に
また、原価低減のために下記の活動を行う方針です。
製造委託 ・製造工程の自動化
量産品生産型 ・製造工程の時間短縮化
工場
・自社工場の稼働率を維持するため、量産品生産を一部
自社工場で実施
テスト
企画 試作品製造 マーケティング 最終製品製造 量産化
現状
1ヶ月 3ヶ月 3ヶ月
2ヶ月 1ヶ月
合計10ヶ月 (委託先) (委託先) (委託先)
4か月の短縮
自社工場
設立後 1ヶ月 1ヶ月 1ヶ月
同上 (自社工場) 同上 (自社工場) (自社工場)
合計6ヶ月
※自社工場につきましては、2021年8月着工、2023年3月の稼働を目指しております。自社工場設立のための資金につきましては、株式上場時に調達する資金の 37
一部2,000,000千円を新工場建設のための設備投資資金として使用する予定です。
当社の利益構造
2020/7期には、販売チャネル構成の変化や戦略的広告投資、成長に向けた体制整備等の影響により、前期比減益で着地
また、ユーザー数増加や認知度向上等のために前年と比べて中国本土における投資を拡大
(単位:百万円)
5,000
売上高
2020/7期のコスト状況
4,500
4,290
4,000 売上高 原価 ・T-Mall旗艦店での定価販売の比率が上昇し、原価率低下
3,448
1,253
3,500
3,000 支払手数料 ・T-Mall旗艦店での販売に連動して増加
売上高 1,101 427
2,500 2,196
74 515
119
2,000
広告宣伝費 ・T-Mall旗艦店での販売促進のために増加
859 734 ・T-Mall以外でのKOL広告の戦略的実施により増加
1,500 1,019
28
48
その他販管費 ・成長に向けた体制整備や人員採用により増加
1,000 378
1,419
500 1,075
884
・以上の結果、2019/7期対比で減益で着地
営業利益
0
2018/7期 2019/7期 2020/7期
今後の販管費について
広告宣伝費:対売上高率は15%以下を維持。Taobao及びREDでのボトムアップ広告は、マス広告と異なり低コストであるため、費用を抑えることが
可能。
支払手数料:主にT-mall売上高に応じて発生。→広告宣伝費+支払手数料で売上高比30%以下にコントロール
その他販管費:2020/7期のその他販管費増は一時的なもの。
→2021/7期以降は、広告宣伝費及び支払手数料を売上高比30%以下で継続コントロールし、増収効果によりその他販管
38
費の対売上比率低減が継続することで、利益率改善を目指す
4. Appendix
39
最近5年間における経営成績等の推移(連結)①
①売上高 ②売上総利益
(単位:千円)
(単位:千円)
5,000,000
3,500,000
4,290,404 3,037,735
4,000,000 3,000,000
3,448,507
2,347,381
2,500,000
3,000,000
2,000,000
2,196,417
1,337,303
2,000,000 1,500,000
1,000,000
1,000,000 534,171
500,000 332,487
269,877 164,941
0 0
FY 07/16 FY 07/17 FY 07/18 FY 07/19 FY 07/20 2016/7期 2017/7期 2018/7期 2019/7期 2020/7期
③販管費 (単位:千円)
④営業利益
(単位:千円)
(単位:千円) 1,419,687
2,000,000
1,400,000
1,200,000
1,600,000 1,075,984
1,000,000 883,602
1,200,000 支払手数料
800,000
広告宣伝費
その他
800,000 600,000
400,000
400,000
200,000 121,284
11,918
0 0
2016/7期 2017/7期 2018/7期 2019/7期 2020/7期 2016/7期 2017/7期 2018/7期 2019/7期 2020/7期 40
最近5年間における経営成績等の推移(連結) ②
⑤経常利益 ⑥当期純利益
(単位:千円) (単位:千円)
1,600,000
1,000,000
1,383,096 903,876
1,400,000 900,000
800,000
1,200,000 717,371
1,030,348
700,000
1,000,000 602,181
884,706
600,000
800,000
500,000
600,000 400,000
300,000
400,000
200,000
200,000 119,158 112,151
10,907 100,000
10,837
0
0
FY 07/16 FY 07/17 FY 07/18 FY 07/19 FY 07/20
FY 07/16 FY 07/17 FY 07/18 FY 07/19 FY 07/20
41
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