4935 J-リベルタ 2021-02-12 16:00:00
2020年12月期決算説明資料 [pdf]
0
証券コード:4935
2020年12月期
決算説明資料
株式会社リベルタ
2021年2月12日
1
目次
Ⅰ 会社概要
Ⅰ
P2~会社概要
P3~事業内容、経営理念、事業ジャンル
P6~主要ブランド、豊富な販路、事業系統図
Ⅱ
Ⅱ 業績ハイライト
P9~ 業績動向
P10~2020年12月期連結損益計算書、経常利益増減、商品ジャンル別売上高、地域別売上高
P14~2020年12月期連結貸借対照表、連結キャッシュフロー計算書
P16~2020年発売の主な新商品一覧、業績トピックス
Ⅲ
Ⅲ 今後のビジョン・成長戦略
P19~振り返り
P20~中期ビジョン
P21~強みを最大限に生かした成長戦略(①ヒット商品の育成と主要商品の再活性化②自社EC強化 ③新規ジャンル参入④海外販路の強化)
Ⅳ 業績予想、株主還元
P33~業績予想
P34~株主還元
2
会社概要
会社名 :株式会社 リベルタ
本社所在地 :東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー5F
設立 :1997年2月12日
資本金 :183,655,000円
代表取締役 :佐藤 透
取締役 :<常 勤>石田 幸司、筒井 安規雄、二田 俊作、山﨑 豊和
<非常勤> 西名 武彦、北條 規、水上 亮比呂(公認会計士)
監査役 :<常 勤>吉田 孝行
<非常勤> 山本 龍太朗(弁護士)、阿部 洋(公認会計士)
関連会社 :上海李瑠多贸易有限公司(子会社)
VIVAネットワーク株式会社(子会社)
事業内容 :自社商品企画・開発・PR・販売事業、他社ブランド総代理店事業
3
事業内容
「うれしいコト、うれしいモノ」をテーマに、お客様の欲しいっ!を作っています。
商品は売り方次第、ニッチニーズの価値作りがリベルタの真骨頂です。
①どんな方が②どんな場面で③どう使ったら
④どんな方に⑤どう伝えれば⑥伝わるのか?
単に、メーカー様の商品を取引先にそのまま紹介するのではなく、 「開発費」「在庫過多」などのリスクを抑制した
改めてその商品を我々の視点で①~⑥を徹底的に考えつくし、
商品と売り方の表現素材を添えた提案営業を大切にしてきました。 スキームで効率的にヒット商品へ費用投下
【商品+表現素材(価値の伝え方)】
商品は製造メーカー様が作り、私どもはその価値を消費者に
伝わる優れた表現を作り、多くの販路で訴求しながら販売していく。
言い換えれば、リベルタはお客様の欲しいっ!という衝動を作っています。
これこそがリベルタが最も大切にしてきている商品編集プロセスによるマーケティングです。
製造メーカー リベルタ
・商品企画が得意
・商品企画が苦手
・伝え方が得意
・伝え方が苦手
・営業が得意
・営業が苦手
・ジャンルを問わず販路が広い
・販路開拓が苦手
4
経営理念
喜びを企画して
世の中を面白くする
時代が目まぐるしく変化する近年。
それでも人々にとって「喜び」は万国共通の永遠なるニーズ。
こんな商品が欲しかった!と、商品と出会う喜び、使用する喜び、
それをまた誰かと共有する喜び、様々な企業とともに生み出す喜び。
世界中に商品を流通させるマーケティングのプロフェッショナル企業として
商品を買う満足を超えた喜びの刺激を世界中に届けていきます。
既成概念や常識にとらわれず、学歴、職歴、国籍、年齢問わず積極的に雇用し、
個を認め合いながら、自由な発想と創造により無限の可能性をもった企業へと成長するよう
社名は自由を意味する「Liberta」と名付けました。
5
事業ジャンル
取り扱い商品のジャンルは制限がなく多岐にわたり、今は6つのジャンルに絞り込み
自社ブランドとして次々と新たな商品企画を行っています。
美容 LIFE+DEFENCE (生命・生きる + 守る)
機能衣料 様々なテクノロジーを活用した衣類を通し
美と健康にかかわる製品・サービ コスメ て、世界中のあらゆる人々の生活を豊かに
スを企画開発・販売・提供し、お
し、 世の中に貢献していくことを目指した
客様に喜びを提供する事業です
事業です。
バス 様々な悩みやライフスタイルに
日用雑貨にかかわる製品・
サービスを企画開発・販売・ トイレタリー 健康美容雑貨 役立つ生活雑貨を提供する事業
です。
提供し、お客様に喜びを提供
する事業です。
リベルタの新規事業としてスタートし
腕時計 加工食品 始めたカテゴリー。
腕時計を中心にファッションに関わ アスリート向け加工食品などを提供す
るブランドビジネスを展開し、お客 る事業です。
様に満足と喜びを提供する事業です。
6
主要ブランド一覧
【Baby Foot】 【DENTISETE】 【クイックビューティ】
履くだけで簡単に足裏つるり。 お休み前の歯磨きでしっかり口臭予防。 においの原因となる汗と雑菌の繁殖を防ぐ
足の削らない角質ケアアイテム 目覚めてすぐキスできる恋するハミガキ 長時間デオドラントクリーム
【COSCOS】 【DEXT】 【カビトルネード】
なりたいを応援するメーキャップを中心とした 清潔感を磨く大人のエチケットブランド たった一回でカビを剝がしとる
コスメブランド 面白いほど効果が見える洗濯槽クリーナー
【Luminox】 【HeatMaster】 【FREEZE TECH】
過酷な状況でこそ真価を発揮するスイス製 驚きの温かさを実現する 汗と風で驚異の冷感が持続する暑さ対策ウエア
ミリタリーウォッチ 電熱テクノロジーによるウエアギア
7
【豊富な販路
■国内
店舗卸 約21,000店舗
通販卸(TV・カタログ・ネット)
直営3店舗・EC会員 約8.3万人 バラエティショップ 通販会社 GMS スポーツ店 百貨店 スーパー
■海外
主力のベビーフットを中心に
60か国以上の国と地域 約25,000店舗での販売実績 バイク用品店 時計店 雑貨店 ホームセンター ドラッグストア
豊富な海外販路を所有しており、ベビーフットの海外展開により海外販売網と各国の商習慣や各種レギュレーションノウハ
ウ、そして地域ごとのプロモーションノウハウを蓄積。ヒット商品を国内のみならず海外への拡販や、各国のニーズに沿っ
たローカライズされた各種商品企画を推進してまいります。
■アジア ■北・中・南米 ■欧州 ■中東
中国 米国 ノルウェー UAE
韓国 カナダ スウェーデン クウェート
台湾 コロンビア デンマーク レバノン
香港 パナマ フィンランド イエメン
タイ メキシコ スイス ヨルダン
インドネシア グアテマラ フランス サウジアラビ
マレーシア ペルー ドイツ ア
シンガポール ペリーズ イタリア オマーン
ベトナム コスタリカ イギリス カタール
フィリピン ベネズエラ アイスランド パレスチナ
カンボジア カリブ海諸国 ベルギー イスラエル
ミャンマー オランダ トルコ
ルクセンブルグ モロッコ
■オセアニア スロベニア コンゴ共和国
オーストラリア オーストリア
ニュージーランド ラトビア
エストニア
ギリシャ
ロシア 60か国以上
ポーランド
ルーマニア
キプロス
8
Ⅱ 業績ハイライト
9
業績動向
売上高
加工食品参入
(単位:億円)
トイレタリー参入
※補足
国内 海外 米国市場本格参入 51.1
50.0 50.0
決算月の変更 44.5
(9か月決算) 41.9 42.0
40.0 40.0
機能衣料参入
30.5 30.8
腕時計参入 28.1 29.4
30.0 27.4 30.0
23.3
21.1
コスメ
20.0 健康美容雑貨スタート 20.0
16.6
15.8
13.5
12.6
9.2 9.5 11.1 10.1
10.0 7.2
8.9 9.3 10.0
5.7
3.3
0.1
0.0 0.0
※補足:米国Amazonでの模倣品販売による影響(2019年秋に排除済)
10
2020年12月期 連結損益計算書(前期比較)
◆売上高
米国向け輸出が復調、またトイレタリーおよび機能衣料の伸長で前期比 21.6%増
◆売上総利益
コロナ禍に対応し低価格にて発売したハンドソープの影響等により利益率が前期比3.3ポイ
ント悪化するも増収により前期比111
12.4%増
2020年12月期
2019年
単位:百万円 売上比
12月期
上半期 下半期 合計 売上比 増減額 増減率
売上高 4,203 100.0% 2,031 3,079 5,110 100.0% 906 21.6%
売上総利益 1,943 46.2% 897 1,286 2,183 42.7% 240 12.4%
営業利益 134 3.2% 28 267 295 5.8% 161 120.2%
経常利益 118 2.8% 16 247 263 5.2% 145 123.2%
当期純利益 72 1.7% 7 149 156 3.1% 84 117.3%
11
2020年12月期 経常利益増減(前期比較)
増収により売上総利益が増加するとともに、物流費や広告販促費が増加、また上場関連費用も発生
一方でコロナの影響により海外渡航費など営業費用が減少し、経常利益は前期比123.2%増
単位:百万円
12
2020年12月期 商品ジャンル別売上高
トイレタリー、コスメ(ピーリングフットケア)、機能衣料が大きく成長
一方、コロナの影響により緊急事態宣言時の直営店舗や卸先店舗の休業によりWatchが減収
また、コスメ(その他)もメイク系商品がマスク着用やテレワーク浸透により減収
商品ジャンル 2019年 2020年 対前期比 対前期比
構成比 構成比
(単位:百万円) 12月期 12月期 増減額 増減率
コスメ
(ピーリングフットケア) 998 23.7% 1,205 23.6% 206 20.7%
コスメ(その他) 1,445 34.4% 1,222 23.9% △ 223 △15.4%
トイレタリー 633 15.1% 1,405 27.5% 772 121.9%
機能衣料 440 10.5% 707 13.8% 267 60.8%
Watch 421 10.0% 295 5.8% △ 126 △30.0%
健康美容雑貨 20 0.5% 22 0.4% 2 10.2%
加工食品 7 0.2% 16 0.3% 9 126.4%
その他 236 5.6% 235 4.6% △1 △0.7%
合計 4,203 100.0% 5,110 100.0% 906 21.6%
13
2020年12月期 地域別売上高
米国向けでコスメ(ピーリングフットケア)が違法なコピー品の影響で売上を落とした
前年に比べ倍増。2019年秋口にコピー品の排除が完了したことが大きな要因
米国以外の海外売上については、コロナの影響を受け減収
地域 2019年 2020年 対前期比 対前期比
構成比 構成比
(単位:百万円) 12月期 12月期 増減額 増減率
国内 3,512 83.6% 4,184 81.9% 671 19.1%
海外 691 16.4% 926 18.1% 234 34.0%
内、米国 198 4.7% 600 11.7% 401 202.7%
内、その他 492 11.7% 325 6.4% △167 △33.9%
14
2020年12月期 貸借対照表
◆資産
上場に伴う増資等により現預金が2.6億円増加、売上拡大に伴う在庫増加や緊急事態宣言の
影響でスポーツ団体向けの猛暑対策冷感ウェアの販売を一部見合わせたことなどにより、たな
卸資産が4.7億円増加
◆負債・純資産
有利子負債が1.2億円増加、納税充当金の増加などによりその他負債が2.1億円増加。増
資及び増益により純資産が4.8億円増加
自己資本比率は28.4%から36.6%へ8.2ポイントUP
2019年 2020年 2019年 2020年
(単位:百万円) 増減 増減
12月期 12月期 12月期 12月期
現預金 700 959 259買掛金 305 263 △ 41
売上債権 621 635 14有利子負債 1,065 1,189 123
棚卸資産 801 1,273 472その他負債 349 555 205
その他流動資産 81 107 26負債合計 1,720 2,008 287
固定資産 204 200 △ 3資本金 18 183 165
剰余金他 670 984 314
純資産合計 688 1,168 480
資産合計 2,408 3,176 767負債純資産合計 2,408 3,176 767
15
2020年12月期 キャッシュフロー計算書
2019年 2020年 ◆営業キャッシュフロー
(単位:百万円)
12月期 12月期 コロナの影響で夏場の冷感ウェアの販売
が翌期に持ち越しとなったこと、トイレ
税金等調整前当期純利益 116 255 タリージャンルの増収に伴う在庫増など
によりたな卸資産が4.7億円増加し、
△1.5億円となる
売上債権増減 △ 95 △ 13
◆投資キャッシュフロー
たな卸資産の増減 △ 11 △ 472 定期預金預入れなどにより△0.3億円
その他増減 0 0
◆財務キャッシュフロー
営業キャッシュフロー 45 △ 150 増資などにより4.2億円の収入
投資キャッシュフロー △ 47 △ 26
財務キャッシュフロー 124 419
現金及び現金同等物の期末残高 443 678
16
2020年発売の主な新商品一覧
2020年1月~12月に発売した新商品のみで6.4億円の売上を計上
コスメ(ピーリングフットケア) コスメ(その他)
トイレタリー 加工食品 機能衣料 腕時計
※輸入新商品
2020年コロナ禍に対応した新商品
17
2020年業績トピックス
主要ブランド の業績はコロナ禍でも 増収
ベビーフット 前年比 20.7%増 デンティス 前年比 28.2%増
米国がコピー品の影響で売上を落とした 日本限定となるシリーズ新商品のレモングラ
前年に比べ倍増。2019年秋口にコ スフレーバーが好調、またコロナ禍による衛
ピー品の排除が完了したことが大きな要 生意識の向上とマスク着用による口臭ケア需
因。一方、国内はコロナの影響をうけ減 要の高まりにより増収。
収。
DEXT 前年比 32.4%増 カビトルネード 前年比 124.8%増
ハイエンドのメンズエチケットブランド 2018年に発売後、ホームセンター
自社ECを中心にコロナ禍でも好調に推移。 を中心にヒット。2020年は、大手
ドラッグストアチェーンへの拡販とセ
ルアウトが好調となり、大幅増収。
アスミール 前年比 118.3%増 フリーズテック(氷撃) 前年比 79.1%増
大手コンビニエンスストアチェーン全店舗 コロナの影響を受けつつも、大手スポーツ
での展開開始により大きく増収。 量販店などでの販売が好調、またコロナの
感染拡大をうけ、急遽2020年7月に発
売した「フリーズテック冷感マスク」が短
期間で完売するなど大幅増収。
18
Ⅲ 今後のビジョン・成長戦略
19
振り返り(2018年から2020年の成果)
年間一定数以上の新商品発売体制の構築
年間30商品以上の新商品発売を実現
2020年12月期は、2018年以降の新商品で22.8億円の売上
新ジャンル参入と新販路の開拓
トイレタリー、加工食品への参入
ホームセンターやスーパーマーケットの販路を獲得
2020年12月期は、2017年12月期と比べ 13.4億円売上増
IPO
2020年12月 JASDAQ市場へ上場
20
中期ビジョン
リベルタは
世界に誇る日本のモノ作り産業を
活性化させる企業になり、
2025年に 売上100億円 を目指します。
2020年
健康美容雑貨
加工食品
その他
2025年
新ジャンル
コスメ(ピーリングフット
コスメ(その他) Watch 機能衣料 トイレタリー
ケア)
0 20 40 60 80 100 単位:億円
21
強みを最大限に生かした成長戦略
①ヒット商品の 育成 と主要商品の 再活性化
②自社 EC強化
③ 新規ジャンル 参入
④海外販路の強化
22
ヒット商品の育成と主要商品の再活性化
ブランド認知、ユーザー満足度やNPS値が高いものがNo.1ブランドとして生き残ることとなり、広がる市場の中で大きなシェア獲
得を行うことができます。ブランド価値を訴求するブランディングやマーケティングプロモーションを行うことで、次々に生まれる
ヒット商品からカテゴリーのNo.1を育て上げていきます。
ほとんどの商品がここまでの実施
No.1にむけて強化ブランドを増やしていくことで売上増が見込めます。
企画 テスト・検証 成長 No.1にむけて
新商品は最小限の生産数 テスト販売の結果により、 展開店舗数の増加と
商品ジャンル別にそれぞれ
量に合わせて、限定され 社内基準により合格と 販売促進強化の施策実施
年間に一定数量企画。
た販路により約1ヵ月の なった商品をより強化。
テスト販売を行う。 さらなる販路拡大
新商品企画
販路拡大 海外への営業検討
訴求表現開発
店頭実売数検証 訴求表現調整 宣伝活動強化
パッケージ、販促物制作
販路の評価調査 パッケージデザイン調整 商品改良
販促物調整&強化
合否 特定商品に集中し、販売実績を踏
リベルタ独自の「商品企画
①大ヒット商品 各種メディアPR まえ可能性の高い商品に資金を投
チャート」を活用し、ニッ
②継続商品 顧客満足度調査 下
チなニーズの有無を検証し
ジャンルを選定。 ③継続深商品 口コミ調査
コロナ禍で変化したライフタイルや季節変動にあわせた2021年キーワード
No.1を目指す強化ブランド 「巣ごもり需要」「お掃除急増」「エチケットケア」「暑さ対策」・・・
23
ヒット商品の育成と主要商品の再活性化
2021年売上増加にむけて注力する4ブランド
2021年PR強化 ①FREEZE TECH
■PRゴール
クーリングギアブランドNo.1シェア獲得
■コミュニケーションの方向性 テスト・検証
企画 成長 No.1にむけて
既存の市場内及び新規市場開拓によるシェアの伸長
ポイント1:お客様が商品を必要とする期待感の醸成
ポイント2:お客様が商品を理解できる納得感を演出
ポイント3:お客様が商品を共感する利用シーンを発信
2021年は、販路を拡大し大規模展開を計画。
また、共同特許申請中、2020年夏、コロナ禍にて当初計画より一部販路での縮小展開での発売開始ながらも、販売店にてジャンル1位を獲得
した世界初のアルコールフリー 冷感ミスト「フリーズテック 冷感スプレー」も引き続き販売強化していきます。
2021年強化ブランド ②ベビーフット
継続したロングセラー商品として
PR及び販路など再活性化
2021年強化ブランド ③デンティス
2021年強化ブランド ④カビトルネード さらなるヒットを目指し育成
24
自社ECの強化
デジタル&WEBマーケティングの体制を強化し、攻めの自社通販に。
EC戦略は、「商品企画力」「表現開発力」「PR及びプロモーション力」を最大限に生かしていきます。
特に今まで卸売の販売促進のために行ってきたPRを必要に応じて外部の専門企業にも協力を得ながら、自社EC活性化のため
に様々な施策を実行し、購入者及びファンを増やし積極的に成長を促していきます。
売上構成(2020年)
自社通販の売上構造の柱を増やし、
デジタルマーケティングを活用。
効率かつ効果的な運用を行う。
■自社通販の売上向上
1.直販限定商品販売
新規D2Cブランド企画
EC向けアイテムの拡充
2.会員活用、リピート促進、クロスセル
■モールの売上向上
モール 自社通販 3.モールの最大限の活用と売上獲得
(電話含む) 4.アウトレット販売プラットフォーム
70% 30%
25
自社ECの強化
①新商品を含む全取扱商品 自社通販売上 (単位:億円)
・楽天、Yahooなどのモール展開強化 5 4.7
4
②自社通販注力商品
2.8
・自社通販専売商品の企画強化 3
2.2
・自社独立ECサイト 1.9 2.0
2 1.7
・TV通販・新聞通販
1
0
2020年まではEC限定アイテムなし。
2021年よりEC限定の新アイテムを強化しテスト販売。
2023年には軌道に乗せ好調な商品はSNS/PR/広告/キャンペーン促進を実施。
26
現在の注力市場と新規ジャンル参入
年間30アイテム以上の新商品のリリースします。
また、新規ジャンルをリサーチやマーケテイングを実施し参入2~3年以内にヒット商品を生み出し軌道に乗せていきます。
複数ジャンルの事業展開によりコロナ禍でもライフスタイルごとに売上が見込めます。
美容 バス
化粧品類 トイレタリー
アウトドア
キッチン用品 グッズ
健康家電
美容家電
機能衣料
機能衣料
生活雑貨
健康雑貨 災害用品
加工食品 腕時計
腕時計
鞄、
服飾雑貨 生活家電
オーガニック
介護用品 サプリメント
27
コロナ禍の価値観と今後の方針
①健康・安全・安心意識の更なる高まり
②新たな職場環境と働き方への意識変容
③テクノロジーへの理解の高まり
④新たな企業活動の重要性
⑤ライフスタイルの変容(豊かさの再定義)
⑥繁華街の価値の見直し
⑦その他
①~⑦を踏まえて
新商品開発の注力テーマ
安心・安全・健康・衛生・防御
・日用生活雑貨の新商品開発量を増加。
・機能衣類はLIDEF(リデフ)ブランドに集約し、さらなる研究開発を促進。
・クーリング機能付き防護服の開発や救命胴衣機能の防水バッグなどをシリーズに加える。
・加工食品に関しては、アスミール以外の新商品企画開発を強化。
・生活雑貨については、暮らしと健康にフォーカスした商品の企画開発を強化。
28
新商品による売上増加
2020年12月期の売上に占める発売後3年未満の新商品シェアは45%
継続な新商品の発売にヒット率向上を図ることで、売上成長スピードを加速
また、発売後10年以上の商品は39%とロングセラーを実現しています。
発売後3年未満 発売後10年以上
45% 39%
発売後3年以上
16%
29
事業ジャンルの拡大と成長ポテンシャル
2010年 2015年 2020年 2025年
事業ジャンル数 4 4 6 10
取扱いブランド数 15 44 70 100
過去実績を
踏まえ
販売店舗数(国内) 7,000 13,000 21,000 45,000
30%~
50%増を
販売国数(海外) 20 44 62 目指します
65
売上(億円) 21.1 29.4 51.1 100.0
新商品企画に関しては「事業ジャンル」×「販路カテゴリー」ごとにも
成長の可能性が見込めます
バラエティショップ 通販会社 GMS ドラッグストア
美容 バス
化粧品 トイレタリー
機能衣
生活 料 時計店
機能衣料 百貨店 スーパー バイク用品店
雑貨
腕時計
加工 腕時計
食品
雑貨店 ホームセンター スポーツ店
30
海外販路の強化
ベビーフットの海外に向けた販売で得られたノウハウを活用して世界各国への販路拡大へ。
国内で次々に誕生するヒット商品の中から、海外でヒットする可能性のある商品を選定します。
また、国やエリアごとにローカライズした商品も積極的に企画し販売を行っていきます。
・商品特性が海外でもニーズがあるか?
・競合の存在と差別化に優位性があるか?
・価格優位性を出せるか?
・海外での認知度を上げられる施策があるか?
・選定した商品ラインナップだけで勝負ができるか?
・その他
展開国の法規制はもちろん、業界特性や商習慣、人種、宗教、文化なども配慮し改善を加え、
必要に応じてブランド名も変更しながら発売。中期的視点で目標設定とマーケティング投資を含めた収支計画を立て進めていきます。
米国でのベビーフット売上増を踏まえ、コロナ禍での「巣ごもり需要」の成功例を各国へ活用していきます。
販路のほとんどは一から営業して獲得。さらに国内では有力な問屋様や海外でも有力なディストリビューター様と直接の取引を実現で
きており利益率も高く、密なコミュニケーションから、新しい企画の創造や店頭販促強化など、市場や店舗、お客様のニーズにあわせ
て各種商品をはじめマーケティングの提案をしていくことが可能です。
販路毎に営業チームを発足させ、商品ジャンルを横展開し売上強化の体制を構築していきます。
中期業績目標 31
CAGR(年平均成長率)12%以上を継続し、2025年12月期は売上高100億円、
経常利益率10%を目指します。
単位:百万円
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
2020年実績 2021年計画 2025年目標
売上高 5,110 5,750 10,000
経常利益 263 350 1,000
当期純利益 156 210 620
32
Ⅳ 業績予想、株主還元
33
2021年12月期 業績予想
例年の季節性より上半期の利益は通期の1/4程度
通期では、売上が前期比12.5%増、当期純利益は32.5%増を見込む
2021年12月期 予想
2020年12月期
単位:百万円
実績
上半期 下期 合計 前期比
売上高 5,110 2,771 2,979 5,750 12.5%
経常利益 263 95 255 350 32.9%
当期純利益 156 54 156 210 32.5%
34
株主還元
1.配当政策について
当社は、株主資本利益率の向上に努め、配当性向を勘案しつつ安定的な配当の実施に努めるという考
えのもと、長期にわたる安定的な経営基盤の確保をめざし、業績に応じた適正な利益配分を継続的に実
施することを基本方針としております。
上記方針に基づいた上、2020年12月期の業績、財務状況等を総合的に勘案し、日頃の株主の皆様のご
支援に報いるため、未定とさせていただ いておりました配当予想を1株当たり21.40円とさせていただ
きます。内訳といたしましては、今期連結業績予想に対する連結配当性向(注1)30%にあたる16.05円
を普通配当といたします。また、東京証券取引所JASDAQ市場への上場記念といたしまして、今期連結
業績予想に対する連結配当性向10%にあたる5.35円を記念配当といたします。
この結果、連結配当性向は40%となる予定です。
なお、この剰余金の配当は、2021年3月に開催予定の第25回定時株主総会に付議する予定です。
また、次期(2021年12月期)の期末配当につきましては、上記の配当方針に基づき、1株当たり
21.50円(連結配当性向30.0%)を予定しております。
2.株主優待制度について
当社は株主優待制度を導入しておりませんが、株主優待の実施につきましては、業績や市場環境等を
総合的に勘案したうえで検討して参りますので、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
35
本資料には、当社に関連する予想、見通し、目標、計画等の将来に関する記載が含まれています。これ
らは、当社が資料作成時点において入手した情報に基づく、当該時点における予測等を基礎として作成
されています。これらの記載は、一定の前提および仮定に基づいており、また、当社の経営陣の判断ま
たは主観的な予想を含むものであり、国内外の経済状況の変化、市場環境の変化、社会情勢の変化、他
社の動向等の様々なリスクおよび不確実性により、将来において不正確であることが判明しまたは将来
において実現しないことがあります。したがって、当社の実際の業績、経営成績、財政状態等について
は、当社の予想と異なる結果となる可能性があります。
本資料に掲載のあらゆる情報は株式会社リベルタに帰属しております。手段・方法を問わず、いかなる目
的においても当社の事前の書面による承認なしに複製・変更・転載・転送等を行わないようお願いいたしま
す。
お問合せ
IR窓口
03-5489-7661