4927 ポーラオルHD 2020-04-28 15:00:00
2020年12月期 第1四半期 決算補足資料 [pdf]
2020年12月期 第1四半期
決算補足資料
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
取締役
財務・法務総務・広報・IR・CSR担当
藤井 彰
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に
基づいており、実際の業績は経済情勢等様々な不確定要因により、これらの予想数値と異なる場合があります。
1. 連結業績ハイライト
2. セグメントの状況
3. 2020年12月期業績見通し
4. 今後の取組み・参考情報
1
第1四半期のメイントピックス
化粧品市場
化粧品市場において、輸出も含めた市場全体規模は、新型コロナウイルス感染症(新型コロナ)影響により
急激な落ち込みがみられる
インバウンド需要は、訪日者数の減少により大幅な減少
純粋国内市場は、消費増税後の反動減の継続および外出自粛など消費マインド変化により悪化傾向
日本政府による4月7日の緊急事態宣言発令以降は更なる悪化が見込まれ、先行きは不透明
出所:経済産業省、総務省、観光庁、日本百貨店協会 全国百貨店売上高概況、インテージSLI
当社グループ
ポーラの大幅な減収減益により、連結減収減益 連結インバウンド売上比率
ポーラ、 Jurlique、THREEが新型コロナの影響を大きく受け苦戦 2018年累計 約 7%
ポーラ海外事業増収、中国は3月より復調
2019年累計 約 6%
オルビス減収も、収益性向上により営業利益前年同期並み
育成ブランドは、百貨店来店者数の減少により苦戦、新3ブランド免税展開スタート 2020年1Q 約 3%
新型コロナ拡大防止に向けた当社の取り組み
ステークホルダーおよび従業員の健康と安全を最優先に、サービスの提供と業務を遂行
お客様、ステークホルダーに向けて 従業員に向けて
店頭へマスク、アルコール消毒提供と徹底 海外渡航、出張、外出の自粛
タッチアップ自粛、一部店舗の臨時休業 社内外の会議、イベント、研修等Webへ切り替え
中国へ義援金拠出 在宅勤務、業務の効率化推進
2
連結PL分析 (売上高~営業利益)
2019年 2020年 前年同期比
(百万円) Q1実績 Q1実績 増減額 率(%)
連結売上高 52,440 43,316 △9,124 △17.4%
売上原価 8,011 7,106 △905 △11.3%
売上総利益 44,429 36,210 △8,219 △18.5%
販管費 37,655 34,204 △3,451 △9.2%
営業利益 6,773 2,006 △4,767 △70.4%
主な増減要因
連結売上高 新型コロナ影響拡大によるポーラの減収(△6,964百万円)を主要因として減収
売上原価 ポーラの売上構成比および高価格帯の売上構成比低下により原価率は悪化
原価率 前年同期:15.3% ⇒ 当期:16.4%
販管費 人件費: 前年同期比+197百万円
販売手数料: △2,387百万円 (ポーラ売上減に伴う減少)
販売関連費: △1,872百万円(費用コントロールし構成比は前年同期並み)
管理費他: +609百万円 (ポーラ海外展開に伴う増加)
営業利益 営業利益率 前年同期:12.9% ⇒ 当期:4.6%
3
連結PL分析 (営業利益~親会社株主に帰属する四半期純利益)
2019年 2020年 前年同期比
(百万円) Q1実績 Q1実績 増減額 率(%)
営業利益 6,773 2,006 △4,767 △70.4%
営業外収益 182 88 △93 △51.4%
営業外費用 430 2,248 1,817 422.0%
経常利益 6,525 △154 △6,679 -
特別利益 0 0 0 418.6%
特別損失 8 744 735 -
税前四半期純利益 6,516 △898 △7,414 -
法人税等 2,362 352 △2,009 △85.1%
非支配株主に帰属する
四半期純利益 △2 △4 △1 -
親会社株主に帰属する
四半期純利益 4,157 △1,246 △5,403 -
主な増減要因
営業外費用 : 為替差損 1,034百万円
投資有価証券評価損 500百万円
法人税等 : 税前四半期純利益の減少による法人税等の減少
4
親会社株主に帰属する四半期純利益 増減要因
減収に伴う粗利減により
親会社株主に帰属する四半期純利益は、前年同期比△5,403百万円
(百万円) 増益要因 減益要因
ポーラ減収
6,000
4,157
4,000
2,000
ポーラ売上減による減少
7,730 (手数料率は前年同期並)
0
1,872 2,010
609
-2,000 △1,246
2,387 1,911
-4,000
735
488 197
-6,000
2019年Q1 減収に 原価率 人件費 販売 販売 管理費 営業外 特別 法人税 2020年Q1
親会社株主に よる 悪化の 手数料 関連費 他 損益 損益 等 親会社株主に
帰属する 帰属する
四半期純利益 粗利減 影響 四半期純利益
5
1. 連結業績ハイライト
2. セグメントの状況
3. 2020年12月期業績見通し
4. 今後の取組み・参考情報
6
セグメント別実績
2019年 2020年 前年同期比
(百万円) Q1実績 Q1実績 増減額 率(%)
連結売上高 52,440 43,316 △9,124 △17.4%
ビューティケア事業 51,165 42,082 △9,082 △17.8%
不動産事業 658 636 △21 △3.2%
その他 617 597 △20 △3.3%
営業利益 6,773 2,006 △4,767 △70.4%
ビューティケア事業 6,449 1,700 △4,749 △73.6%
不動産事業 304 289 △14 △4.9%
その他 35 4 △30 △85.9%
全社・消去 △15 11 26 -
セグメント別サマリー
ビューティケア事業 ポーラとオルビスの減収が大きく前年同期を下回る
営業利益は粗利減を主要因に減益
不動産事業 高稼働率を維持
その他 工事受注減少により売上、利益ともに前年同期を下回る
7
ビューティケア事業 ブランド別実績
2019年 2020年 前年同期比
(百万円) Q1実績 Q1実績 増減額 率(%)
ビューティケア事業
51,165 42,082 △9,082 △17.8%
売上高
ポーラブランド 32,021 25,057 △6,964 △21.7%
オルビスブランド 12,317 11,304 △1,012 △8.2%
Jurliqueブランド 1,866 1,297 △569 △30.5%
H2O PLUSブランド 354 284 △69 △19.7%
育成ブランド 4,604 4,137 △466 △10.1%
ビューティケア事業
6,449 1,700 △4,749 △73.6%
営業利益
ポーラブランド 5,594 1,592 △4,002 △71.5%
オルビスブランド 1,719 1,707 △12 △0.7%
Jurliqueブランド △757 △1,117 △359 -
H2O PLUSブランド △223 △170 52 -
育成ブランド 116 △311 △427 -
注:参考値としてブランド別に連結決算ベースの営業損益を表示(非監査情報)
8
ブランド別分析 (1)
第1四半期 トピックス
新型コロナ影響によるインバウンド&バイヤー減 「B.A ライト セレクター」発売 (3月)
国内は外出自粛傾向や百貨店の営業時間短縮が 好調なスタート
響き大きく減収
海外事業増収、中国は3月より復調
インバウンド比率は約5%(前年同期比△5ppt) ※ツーリスト
Q1 実績(百万円) 前年同期比 四半期 売上高 (百万円)
売上高 25,057 △21.7%
40,000 36,164
営業利益 1,592 △71.5% 32,021
主な指標 30,000
25,057
売上構成比 委託販売チャネル 74.3% 20,000
海外 12.9% 10,000
百貨店・BtoB・EC 12.8%
0
売上伸張率* 委託販売チャネル △24.6% 2018 1Q 2019 1Q 2020 1Q
海外 +34.5%
四半期 営業利益 (百万円)
百貨店・BtoB・EC △35.0%
委託販売チャネル ショップ数(前年末比) 3,910(△46) 10,000
7,693
PB店舗数(前年末比) 657(△18) 8,000
5,594
購入単価* △8.8% 6,000
顧客数* △14.8% 4,000
2,000 1,592
海外店舗数(前年末比) 86(+2)
0
BtoB:ホテルアメニティ事業 *前年同期比
2018 1Q 2019 1Q 2020 1Q
PB:ポーラ ザ ビューティー
9
ブランド別分析 (2)
第1四半期 トピックス
顧客ターゲット絞り込みによる顧客数減により減収 オルビスユー、ディフェンセラに続く
スキンケア構成比、商品平均単価ともに前年を 第3の象徴商品
上回り収益性向上、前年同期並みの利益を実現 オフクリーム発売(2月)
Q1 実績(百万円) 前年同期比 四半期 売上高 (百万円)
売上高 11,304 △8.2%
20,000
営業利益 1,707 △0.7%
15,000 12,475 12,317
主な指標 11,304
10,000
売上構成比 ネット通販 51.5%
その他通販 20.4% 5,000
店舗・海外他 28.1% 0
2018 1Q 2019 1Q 2020 1Q
売上伸張率* ネット通販 △6.7%
その他通販 △11.5%
四半期 営業利益 (百万円)
店舗・海外他 △8.5%
4,000
通販購入単価* △0.7%
通販顧客数* △7.4% 3,000 2,466
オルビスユーシリーズ売上構成比(1) 26% 2,000 1,719 1,707
(1) オルビスユー、オルビスユーホワイト *前年同期比 1,000
(1) オルビスユーアンコールの合計
0
2018 1Q 2019 1Q 2020 1Q
10
ブランド別分析 (3) 海外ブランド
第1四半期 トピックス
Jurliqueは中国事業を直営化しブランディング強化 Jurlique
新型コロナ拡大による店舗閉鎖の影響で減収 主力シリーズをリニューアル(1月)
H2O PLUSはサブスクリプションモデルをスタート
リピート率改善を図る 「ニュートリディファイン」コレクション
Q1 実績(百万円) 前年同期比(1) 四半期 売上高 (百万円)
Jurlique 売上高 1,297 △30.5%
4,500
営業利益 △1,117 △359
売上高 3,117
H2O PLUS 284 △19.7%
3,000
2,220
営業利益 △170 +52
1,582
主な指標 1,500
Jurlique
売上構成比 豪州 26.6% 0
2018 1Q 2019 1Q 2020 1Q
香港 16.9%
免税店 3.9%
四半期 営業利益 (百万円)
中国 21.4%
売上伸張率(2) 豪州 △31.2% 2018 1Q 2019 1Q 2020 1Q
900
香港 △20.2% 600
300
免税店 △82.7%
0
中国 +23.6% -300
-600
(1) 営業利益の前年同期比は差額(百万円) -900
(2) 豪ドルベース、前年同期比 -1,200 -933 -981
-1,500 -1,288
-1,800
11
ブランド別分析 (4) 育成ブランド
第1四半期 トピックス
THREEは新型コロナによる百貨店の来館者減少、 Amplitude、ITRIM、
タッチアップ自粛により苦戦 FIVEISM×THREE
新3ブランド顧客接点を拡大(百貨店、セミセルフ) 免税店初出店(3月)
DECENCIA新規顧客獲得が好調に推移 Amplitude 関西国際空港第2ターミナル
KIX DUTY FREE
Q1 実績(百万円) 前年同期比(1) 四半期 売上高 (百万円)
売上高 4,137 △10.1%
6,000
営業利益 △311 △427 4,604
4,065 4,137
ACRO 売上高 2,510 △10.0% 4,000
ACRO 営業利益 △547 △300
(THREE 売上高) 2,131 △18.4% 2,000
(THREE 営業利益) △61 △283
0
主な指標 2018 1Q 2019 1Q 2020 1Q
THREE 国内店舗数(前年末比) 120(△1)
海外店舗数(8の国と地域)(前年末比) 61(±0) 四半期 営業利益 (百万円)
海外売上高比率 28%
(1)営業利益の前年同期比は差額(百万円) 600
500 443
■ 育成ブランド構成 400
300
カンパニー ㈱ACRO ㈱DECENCIA 200 116
100
0
-100
ブランド -200
-300
-400 -311
2018 1Q 2019 1Q 2020 1Q
(注) 他にOEM事業が含まれます。 12
新型コロナの業績影響と今後の考え方について
1Qの新型コロナ影響額 新型コロナ影響に対する考え方
■ ブランド別 消費者の価値観、行動変化
1
外出自粛による消費行動の変化
ポーラ △ 約65億円 ライフスタイル、価値観変化
売上 オルビス
コミュニケーションの多様化
△ 約7億円
△約90億円 Jurlique △ 約8億円 企業の働き方改革の浸透
2
△ 約10億円
在宅勤務の急速浸透
THREE
仕事の根本的見直し、合理化必要性
営業利益
従来延長線上にはない新たな発想
費用の効率化を図るものの、抜本的な
△約40億円 固定費削減には至らず粗利減の影響大
この環境変化を新たな機会へ
■ チャネル別 変化を捉えたマーケティング戦略を再構築
強みである顧客とのリレーション強化
インバウンド 渡航制限により訪日客が激減。1月から大幅な ECシフト、デジタルマーケティング加速
&バイヤー 減少が継続 中国は回復基調、戦略投資は緩めない
一方、国内は合理化、固定費を大幅削減
海外
1月下旬より中国中心に店舗閉鎖、営業時間 化粧品ビジネスに限らない新たな領域へ
短縮の影響を受けるも、3月に入って回復傾向
(次期中期計画で具現化)
期首想定との乖離の要因
百貨店でのタッチアップ制限、消費者の外出
国内 自粛傾向が拡大したことにより2月~3月にか 足元は厳しいが、新型コロナ収束時への準備と
けて急激に悪化傾向 持続的な成長の基盤構築に向けて取組む
13
1. 連結業績ハイライト
2. セグメントの状況
3. 2020年12月期業績見通し
4. 今後の取組み・参考情報
14
2020年12月期業績見通し(変更あり)
2020年 前年同期比 2020年 2月14日 前期比
(百万円) 1Q実績 増減額 率(%) 通期計画 計画差 増減額 率(%)
連結売上高 43,316 △9,124 △17.4% 190,000 △27,000 △29,920 △13.6%
ビューティケア事業 42,082 △9,082 △17.8% 185,400 △27,000 △29,486 △13.7%
不動産事業 636 △21 △3.2% 2,300 0 △319 △12.2%
その他 597 △20 △3.3% 2,300 0 △115 △4.8%
営業利益 2,006 △4,767 △70.4% 19,000 △12,200 △12,137 △39.0%
ビューティケア事業 1,700 △4,749 △73.6% 18,550 △12,200 △11,643 △38.6%
不動産事業 289 △14 △4.9% 800 0 △221 △21.7%
その他 4 △30 △85.9% 150 0 19 14.9%
全社・消去 11 26 - △500 0 △292 -
経常利益 △154 △6,679 - 16,500 △14,200 △14,130 △46.1%
親会社株主に帰属
△1,246 △5,403 - 8,400 △11,600 △11,294 △57.3%
する当期純利益
【想定為替レート】 豪ドル=78円(前期75.82円) 米ドル=107円(前期109.05円) 中国元=15.5円(前期15.78円)
2019年 2020年 (予定) ※配当予想は変更なし
年間116円 (記念配当36円含む) 年間80円 (中間35円、期末45円)
株主還元
連結配当性向 130.3% 連結配当性向 210.7%
設備投資 10,091百万円 12,000百万円~13,000百万円
減価償却 7,377百万円 7,000百万円~8,000百万円
15
2020年12月期業績見通し 修正内容について
新型コロナの業績影響は、期首の想定以上に大きく発生
最大の要因は、国内の大幅な落ち込み
期首計画に対して、下方影響を一定条件を基に反映
【前提条件】 : ①チャネル …インバウンド&バイヤー、免税店、中国本土店舗、香港店舗、豪州店舗、日本国内店舗
②ブランド …ポーラ、Jurlique、THREE、オルビス
③期間 …2Q~3Qをボトムとし、その後徐々に影響が緩和
④費用面 …上期の販促・管理費等の固定費の合理化を一時のものとせず年間通じて継続
※赤字は2019年12月期決算発表時点からのアップデート箇所
コロナ影響反映前 期首計画
想定値 修正後業績見通し
(単位:百万円) (2月14日時点)
226,500 217,000 190,000
売上高
(+6,580、+3%) △9,500 (△2,920、△1.3%) △27,000 (△29,920、△13.6%)
()内は前期差、前期比
34,300 31,200 19,000
営業利益
(+3,163、+10%) △3,100 (+62、+0.2%)
△12,200 (△12,137、△39.0%)
売上高については、足元の店舗休業や外出自粛による国内消費への影響と、世界的な渡航
修正内容 制限によるインバウンド需要減少を織り込む
一方で、営業利益については営業利益率10%達成を強く意識し費用コントロールを徹底
【 こちらは現時点での推定であり、影響については継続して精査・アップデート 】
16
1. 連結業績ハイライト
2. セグメントの状況
3. 2020年12月期業績見通し
4. 今後の取組み・参考情報
17
2020年第2四半期以降の取組み
不透明な国内事業環境のなか、中国を中心としたアジアでの成長加速・EC強化でリカバリーをはかる
収益面では、費用コントロールを強化し徹底した固定費削減
■ 基幹ブランドの安定成長とグループ収益牽引
海外事業の成長加速
中国での出店再開、計画通りの出店見通し
成長市場である免税店へのグローバル展開を加速
新規国出店も計画
ECの新規顧客獲得強化
エントリーライン拡充し新規顧客向けプロモーション強化
ホワイトショットシリーズのシートマスク、
インナーロックリキッドをリニューアル(4月) (左)ホワイトショット QXS
(右)インナーロック リキッド IXS
AMBEAUENT(環境美容)シリーズより除菌・消臭ミスト発売(6月)
アプリを活用し店舗からECへの誘導強化、既存優良顧客の離脱防止
ビューティアドバイザーによるオンラインカウンセリングの開始
ブランド象徴商品「オルビスユー」「ディフェンセラ」「オフクリーム」
での新規顧客獲得を継続
コンセプトショップをオープン、ブランド発信力強化(7月以降を予定)
中国展開加速、コンタクトポイントを拡充しブランド認知向上を図る コンセプトショップ(イメージ)
18
2020年第2四半期以降の取組み
■ 海外事業全体での黒字化必達
直営化した中国は回復基調、KOL活用しオンラインマーケティング注力
本部機能ダウンサイジングの継続と販管費コントロールを強化
ECでの新規顧客獲得に注力、リピート率を改善しLTV向上
H2O PLUS
高品質なClean J Beautyスキンケアブランドとしてのプレゼンス確立 HYDRATION OASIS
■ 育成ブランドの拡大成長・新規ブランド創出・M&A
EC好調、国内EC・越境ECへ投資をシフト
THREE サマーベースメイク発売(6月) THREE サマーベースメイク
THREE ホリスティックビューティーブランドとしての
商材拡張、インナーリズムケアを限定発売 (6月)
Amplitude サマーメイクアップコレクション
新規顧客獲得数が好調に推移、リピート転換率を向上させ
安定した顧客基盤構築
サエル ホワイトニングキット
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(参考) ポーラ・オルビスグループについて
主軸のビューティケア事業にて9つのブランドを展開
2019年12月期
連結売上高 2,199億円 海外ブランド 基幹ブランド 育成ブランド
¥20,000
ハイプレステージ
価
¥10,000
格 プレステージ
帯 ¥5,000
ミドル
ビューティケア事業 98%
¥1,000
不動産事業 1% マス
その他事業 1%
(ビルメンテナンス)
グループの強み
マルチブランド戦略 多様化する顧客ニーズに対応
スキンケアに集中 高いリピート率
基幹ブランドのポーラとオルビスは独自のダイレクトセリング 強固な顧客リレーションシップ
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(参考) ビューティケア事業 ブランドポートフォリオ
売上
ブランド コンセプト・商品 価格 販売チャネル
構成比*
ハイプレステージスキンケア 国内:ビューティーディレクターを
約¥10,000
63% エイジングケア、ホワイトニング 介した委託販売、百貨店、EC
以上
1929年~ 領域に強み 海外:百貨店、免税店、越境EC
基幹
ブランド
人が本来持つ美しさを引き出す 約¥1,000 国内:EC、カタログ通販、直営店
23% エイジングケアブランド ~¥3,000 海外:EC、越境EC、免税店
1984年~
豪州:百貨店、直営店、EC
オーストラリアのプレミアム 約¥5,000
4% 海外:百貨店、直営店、免税店、
ナチュラルスキンケアブランド 以上
海外 2012年に買収 越境EC
ブランド
水の力とイノベーティブというコンセプ 約¥4,000
1% 日本での 米国:EC、ホテルアメニティ
トに基づいたスキンケアブランド 販売無し
2011年に買収
日本古来の原材料を使用した 約¥5,000 国内:百貨店、直営店、専門店、EC
2009年~ スキンケアと、モードなメイクアップ 以上 海外:百貨店、免税店、越境EC 株
式
会
日本発信の高品質 約¥5,000 国内:百貨店、EC
社
ハイプレステージメイクアップ ~¥10,000 海外:免税店、越境EC A
2018年~
C
育成 こだわりぬいた植物の凝集 国内:百貨店、EC R
9% 約¥20,000 O
ブランド 2018年~
プレミアムスキンケア 海外:免税店、越境EC
が
展
業界初のメイク中心 約¥2,000 国内:百貨店、直営店、EC 開
メンズ総合コスメ ~¥12,000 海外:免税店
2018年~
約¥5,000
敏感肌向けスキンケア 国内:EC、百貨店
2007年~ ~¥10,000
*2019年12月期のビューティケア事業売上高に対する構成比
21
(参考) 資本効率の向上と株主還元の充実
資本効率向上の施策
ROE推移
(%)
16.0 14.2
営業利益 CAGR10%
EPS 海外事業の欠損解消による
2020年目標値 (1株当り純利益) 12.0 10.4
営業増益以上の純利益成長
ROE 12%
(自己資本利益率)
= BPS 配当による株主還元の充実
8.0 5.9
7.8
9.0
4.3
(1株当り純資産) バランスシートの効率化 4.3
キャッシュ使途(成長投資) 4.0
0.0
2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019
株主還元の充実
210.9% 210.7%
【基本方針】 160 160%
140%
連結配当性向 60%以上 が基本 120
130.3%
120%
安定的な利益成長に伴った増配を目指す 99.6%
57.1% 100%
80 67.7% 80%
自己株式取得は、投資戦略、当社株式の市場価格・
60%
流動性などを踏まえ検討する 41.4%
58.8% 40%
40
41.5%
20%
【2020年の配当について】 0 0%
(円) 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 (予)
・ 1株当たり年間配当金 80円 (中間35円・期末45円)
配当金 特別配当金 連結配当性向
・ 連結配当性向 210.7%
22
(参考) 長期ビジョン
STAGE3
高収益グローバル企業へ
STAGE2 【2020年指標】
連結
売上高 ・連結売上高 2,500億円以上
国内の更なる収益基盤強化 ・海外売上高比率 20%
STAGE1 と海外展開の加速
・営業利益率 13%~15%
2,500億円 国内安定収益確保 【2016年実績】
海外成功モデル創出 ・連結売上高 2,184億円 【海外・国内】
・海外売上高比率 8.7% MAによる成長加速
【2013年実績】
・営業利益率 12.3%
・連結売上高 1,913億円
【海 外】
・海外売上高比率 12.2%
・営業利益率 8.4% 基幹ブランドの海外展開
【国 内】
1,600億円 年率2%程度の安定成長
2017 ー 2020年
中期経営計画
~
~
2010 2013 2016 2020
23
(参考) 2017-2020年 中期経営計画
2020年ビジョン達成に向けた最終ステージ
国内の収益性向上、海外事業全体での黒字化、および次世代の成長ブランド構築
【売上高】 【資本効率】
連結売上高 ⇒ 年平均成長率 3~4% ROE目標値 ⇒ 2020年 12%
2020年 約2,500億円
【営業利益】 【株主還元】
営業利益額 ⇒ 年平均成長率 10% 以上 連結配当性向 ⇒ 2017年以降 60% 以上
営業利益率 ⇒ 2020年 15% 以上
国 内 海 外
戦略① 基幹ブランドの安定成長とグループ収益牽引 戦略② 海外事業全体での黒字化必達
戦略③ 育成ブランドの拡大成長・新規ブランド創出・M&A
戦略④ 経営基盤の強化(研究開発・人材・ガバナンス)
戦略⑤ 資本効率の向上と株主還元の充実
24
(参考) 2017年~2019年 ビューティケア事業 ブランド別実績
2017年 2018年 2019年 2018年 - 2019年 前期比
(百万円) 実績 実績 実績 増減額 率(%)
連結 売上高 244,335 248,574 219,920 △28,654 △11.5%
ビューティケア事業
227,133 231,207 214,886 △16,321 △7.1%
売上高
ポーラブランド 144,012 150,183 135,502 △14,681 △9.8%
オルビスブランド 53,066 51,051 50,726 △324 △0.6%
Jurliqueブランド 12,772 10,386 7,765 △2,620 △25.2%
H2O PLUSブランド 2,303 2,041 1,470 △571 △28.0%
育成ブランド 14,978 17,544 19,421 1,877 10.7%
連結 営業利益 38,881 39,496 31,137 △8,358 △21.2%
ビューティケア事業
38,121 38,294 30,193 △8,100 △21.2%
営業利益
ポーラブランド 28,584 32,574 25,529 △7,045 △21.6%
オルビスブランド 9,080 9,340 9,252 △87 △0.9%
Jurliqueブランド △505 △3,763 △2,968 794 -
H2O PLUSブランド △317 △552 △825 △272 -
育成ブランド 1,278 695 △794 △1,489 -
注: 参考値としてブランド別に連結決算ベースの営業損益を表示(非監査情報) 25