4922 コーセー 2021-01-29 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年1月29日
上場会社名 株式会社コーセー 上場取引所 東
コード番号 4922 URL https://www.kose.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名)小林 一俊
問合せ先責任者 (役職名) IR室長 (氏名)中田 仁典 TEL 03-3273-1511
四半期報告書提出予定日 2021年2月10日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無: 有
四半期決算説明会開催の有無 : 有
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 204,135 △18.0 11,141 △70.6 13,540 △64.7 8,681 △65.1
2020年3月期第3四半期 249,034 0.5 37,850 △18.2 38,385 △19.1 24,873 △24.5
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 8,221百万円 (△67.4%) 2020年3月期第3四半期 25,209百万円 (△23.7%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第3四半期 152.18 -
2020年3月期第3四半期 436.04 -
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期第3四半期 297,972 234,229 73.3 3,830.20
2020年3月期 308,606 240,202 72.5 3,920.41
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 218,504百万円 2020年3月期 223,633百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 95.00 - 95.00 190.00
2021年3月期 - 60.00 -
2021年3月期(予想) 60.00 120.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無: 無
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 280,000 △14.6 13,000 △67.7 16,000 △60.9 11,000 △58.8 192.82
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無: 有
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動): 無
新規 -社 (社名)-、除外 -社 (社名)-
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 60,592,541株 2020年3月期 60,592,541株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q 3,544,801株 2020年3月期 3,549,075株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 57,045,848株 2020年3月期3Q 57,043,502株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が発表日現在入手している情報及び合理的であ
ると判断する一定の前提に基づいており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等
は経済情勢の変動等に伴うリスクや様々な不確定要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる
仮定等については、四半期決算短信(添付資料)5ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(2)連結業績予
想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
㈱コーセー(4922) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 5
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 6
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 6
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 8
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 8
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 9
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 10
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 10
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 10
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 10
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 11
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)
前第3四半期 累計 当第3四半期 累計 前年同期比較
セグメントの名称
金額 構成比 金額 構成比 増減額 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
化粧品事業 192,797 77.4 161,224 79.0 △31,573 △16.4
コスメタリー事業 53,174 21.4 40,953 20.1 △12,220 △23.0
その他 3,061 1.2 1,957 0.9 △1,104 △36.1
売上高計 249,034 100.0 204,135 100.0 △44,898 △18.0
前第3四半期 累計 当第3四半期 累計 前年同期比較
区分
金額 売上比 金額 売上比 増減額 増減率
(百万円) (%) (百万円) (%) (百万円) (%)
営業利益 37,850 15.2 11,141 5.5 △26,709 △70.6
経常利益 38,385 15.4 13,540 6.6 △24,845 △64.7
親会社株主に帰属する四半期純利益 24,873 10.0 8,681 4.3 △16,191 △65.1
当第3四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年12月31日まで)における日本経済は、7-9月期には緊急事態
宣言解除後の経済活動の再開、GoToキャンペーンなどの政策が功を奏し大きく回復しましたが、10-12月期では新
型コロナウィルス感染症の再拡大などの影響により経済回復は鈍化しました。
当社グループが主に事業展開しているアジア・米国経済(2020年1月1日から2020年9月30日まで)は、中国の景
気は確実に回復しており、それ以外のアジア各国では厳しい状況にあったものの下げ止まりつつありました。米国
では依然厳しい環境下ながらも経済活動再開により景況感には改善の動きがみられました。
国内化粧品市場においては、新型コロナウィルス感染症拡大によりインバウンド需要が大幅に減少しましたが、
日本人需要については外出自粛による消費意識の低下があったものの、緩やかな回復傾向にありました。
海外化粧品市場においては、中国では経済活動の正常化が進み、Eコマースや免税事業を中心に大きく成長しま
したが、それ以外のアジアについては、新型コロナウィルス感染症拡大の影響を受け、引き続き厳しい状況となり
ました。米国では、新型コロナウィルス感染症拡大が続く中、個人消費は回復傾向にありました。
しかしながらグローバルでの足元の景況感は、日本では緊急事態宣言発令に伴う外出自粛や時短営業による個人
消費の減少、中国以外のアジア各国・米国・欧州では、新型コロナウィルス感染症拡大によるロックダウンや渡航
制限の影響を大きく受けており、先行き不透明な状況が続いています。
このような市場環境の中、当社グループは、創業80周年に向けて更なる成長ステージを目指した中長期ビジョン
「VISION 2026」を掲げ、企業の成長を支える強い経営基盤をベースとしながら、そのリソースを最大限に活用
し、独自の価値創造を絶えず行っていくことにより、グローバルかつボーダレスな成長を目指してきました。
当第3四半期連結累計期間における当社グループの業績については、中国での販売が好調だったものの、日本お
よび中国以外の各国で新型コロナウィルス感染症拡大の影響を大きく受け、売上高は前年同期比18.0%減の
204,135百万円(為替の影響を除くと17.4%減)となりました。
利益については、上記理由による売上高の減少により、営業利益は11,141百万円(前年同期比70.6%減)、経常
利益は助成金収入の発生により13,540百万円(同64.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8,681百万円
(同65.1%減)となりました。
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<化粧品事業>
化粧品事業は、中国では「デコルテ」がすべてのチャネルで好調に推移しました。日本では、「ONE BY KOSÉ」
の薬用保湿美容液「セラム ヴェール」とシワ改善美容液「ザ リンクレス」がプラス成長となり、「デコルテ」の
新フレグランスシリーズ「キモノ」、アディクション「ザ アイシャドウ」のリニューアル、㈱コーセーとマルホ
㈱の技術・知見を結集した高機能スキンケア「カルテHD」などの新製品発売もありましたが、それ以外の主要ブ
ランドが総じてマイナス成長となりました。また、インバウンド売上が大きく減少したこともあり、売上高は
161,224百万円(前年同期比16.4%減)、営業利益は18,007百万円(同56.7%減)となりました。
<コスメタリー事業>
コスメタリー事業は、コロナ禍で需要が高まっている「リップ ジェル マジック」や「カール キープ マジッ
ク」、ヘアケアブランドの「スティーブンノル ニューヨーク」などが売上に貢献しました。また、コーセーコス
メポート㈱の「コエンリッチ」や「ウルミナプラス」が好調に推移しましたが、クレンジング市場、シートマスク
市場の不振により、売上高は40,953百万円(同23.0%減)、営業損失は2,465百万円(前年同期は63百万円の営業
利益)となりました。
<その他>
その他の事業は、ホテルやゴルフ場向けアメニティ製品の販売が、GoToトラベルキャンペーンの恩恵を受け底打
ちしたものの、OEM生産の受注が減少したため、売上高は1,957百万円(同36.1%減)、営業利益は432百万円(同
45.5%減)となりました。
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地域別売上高(外部顧客に対する売上高)の状況
前第3四半期 累計 当第3四半期 累計
増減額 増減率
金額 構成比 金額 構成比 (百万円) (%)
(百万円) (%) (百万円) (%)
日本 173,326 69.6 124,589 61.0 △48,737 △28.1
アジア 47,000 18.9 56,735 27.8 9,734 20.7
北米 25,076 10.1 20,212 9.9 △4,863 △19.4
その他 3,629 1.4 2,597 1.3 △1,032 △28.4
売上高計 249,034 100.0 204,135 100.0 △44,898 △18.0
<日本>
専門店チャネルにおいて「デコルテ」と「アルビオン」の回復が早く、その他の主要なチャネルでも回復の動き
がみられました。メゾンコーセーで展開しているEコマースも引き続き好調に推移しましたが、新型コロナウィル
ス感染症拡大により、外出自粛に伴う来店客数の減少や消費意識の低下に加え、インバウンド需要が激減したこと
などにより、マイナス成長となりました。これらの結果、売上高は124,589百万円(前年同期比28.1%減)となり
ました。
<アジア>
新型コロナウィルス感染症が一足早く収束に向かっている中国では、Eコマースが引き続き伸長しており、百貨
店チャネルも順調に回復しています。また、免税チャネルも引き続き大変好調に推移しました。中国以外では、韓
国、台湾を中心に新型コロナウィルス感染症拡大による影響を受けました。これらの結果、売上高は56,735百万円
(同20.7%増)となりました。
<北米>
タルトは、Eコマースによる売上が引き続き大変好調に推移し、8月末時点では営業を停止していた店舗もほぼ全
店営業を再開しましたが、新型コロナウィルス感染症拡大によるロックダウンや外出規制の影響を大きく受けてお
り、売上高は20,212百万円(同19.4%減)となりました。
<その他>
欧州におけるタルトは、米国同様、Eコマースが好調に推移し、店舗もほぼ全店営業を再開していますが、観光
客売上の大きな店舗が苦戦するなど、新型コロナウィルス感染症拡大による影響を受けました。これらの結果、売
上高は2,597百万円(同28.4%減)となりました。
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(2)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは、最近の業績の動向を踏まえ、2020年4月30日に公表した連結業績予想を下記の通り修正いたし
ます。
(修正の理由)
売上高は、中国およびタルトが年初計画に対して好調に推移したものの、日本では新型コロナウイルス感染症の
再拡大に伴う緊急事態宣言発令により、外出自粛や時短営業による個人消費が減少傾向にあり、当初計画を下回る
見込みです。
また、利益につきましては、主に上記理由による売上高の減少に伴い売上総利益が減少したことにより、当初計
画を下回る見込みです。
2021年3月期通期連結業績予想数値の修正(2020年4月1日~2021年3月31日)
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前回発表予想(A)
286,600 17,200 18,200 12,500 219.13
今回修正予想(B) 280,000 13,000 16,000 11,000 192.82
増減額(B-A) △6,600 △4,200 △2,200 △1,500 -
増減率(%) △2.3 △24.4 △12.1 △12.0 -
(ご参考)前期実績
327,724 40,231 40,932 26,682 467.76
(2020年3月期)
※※主要な為替レートにつきましては、107円/米ドル、15.5円/中国元、0.09円/韓国ウォンを想定しています。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 97,556 83,834
受取手形及び売掛金 38,371 39,979
商品及び製品 35,775 35,554
仕掛品 3,472 2,476
原材料及び貯蔵品 22,192 24,963
その他 7,146 6,916
貸倒引当金 △77 △75
流動資産合計 204,438 193,649
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 45,590 52,433
減価償却累計額 △22,671 △22,698
建物及び構築物(純額) 22,919 29,735
機械装置及び運搬具 18,543 21,616
減価償却累計額 △13,290 △14,085
機械装置及び運搬具(純額) 5,252 7,531
工具、器具及び備品 43,151 44,766
減価償却累計額 △34,581 △36,294
工具、器具及び備品(純額) 8,570 8,471
土地 17,569 17,343
リース資産 2,000 2,189
減価償却累計額 △1,356 △1,493
リース資産(純額) 643 696
建設仮勘定 11,068 648
有形固定資産合計 66,022 64,426
無形固定資産
ソフトウエア 3,245 3,467
のれん 5,794 5,017
その他 5,733 5,951
無形固定資産合計 14,774 14,437
投資その他の資産
投資有価証券 13,433 15,444
繰延税金資産 6,272 5,788
その他 3,900 4,596
貸倒引当金 △236 △370
投資その他の資産合計 23,370 25,458
固定資産合計 104,167 104,322
資産合計 308,606 297,972
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(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 6,196 6,131
電子記録債務 15,513 14,662
短期借入金 727 7,600
リース債務 214 232
未払金 13,086 10,172
未払費用 12,296 7,394
未払法人税等 4,232 2,274
未払消費税等 1,537 -
返品調整引当金 1,967 1,954
その他 3,903 4,585
流動負債合計 59,676 55,007
固定負債
リース債務 712 747
役員退職慰労引当金 3,334 -
退職給付に係る負債 4,346 3,491
その他 332 4,495
固定負債合計 8,727 8,735
負債合計 68,403 63,742
純資産の部
株主資本
資本金 4,848 4,848
資本剰余金 15 -
利益剰余金 223,665 219,036
自己株式 △9,103 △9,094
株主資本合計 219,425 214,789
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 4,434 5,743
為替換算調整勘定 1,063 △750
退職給付に係る調整累計額 △1,289 △1,278
その他の包括利益累計額合計 4,208 3,714
非支配株主持分 16,569 15,724
純資産合計 240,202 234,229
負債純資産合計 308,606 297,972
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 249,034 204,135
売上原価 65,260 56,858
売上総利益 183,774 147,277
販売費及び一般管理費
広告宣伝費 15,917 12,823
販売促進費 46,557 42,687
運賃及び荷造費 11,292 11,188
給料及び手当 38,017 36,489
退職給付費用 592 985
法定福利費 5,629 5,654
減価償却費 3,015 3,341
その他 24,900 22,966
販売費及び一般管理費合計 145,923 136,135
営業利益 37,850 11,141
営業外収益
受取利息 385 203
受取配当金 109 194
還付消費税等 184 377
特許実施許諾料 15 9
助成金収入 32 3,384
雑収入 371 263
営業外収益合計 1,100 4,431
営業外費用
支払利息 2 12
支払手数料 11 7
投資事業組合運用損 46 50
為替差損 479 1,775
雑損失 24 186
営業外費用合計 564 2,032
経常利益 38,385 13,540
特別利益
固定資産売却益 10 1,007
投資有価証券売却益 0 28
事業整理益 115 -
特別利益合計 125 1,035
特別損失
固定資産処分損 279 107
関係会社株式評価損 29 148
その他 4 -
特別損失合計 314 255
税金等調整前四半期純利益 38,197 14,320
法人税、住民税及び事業税 9,265 5,753
法人税等調整額 2,653 △151
法人税等合計 11,918 5,602
四半期純利益 26,278 8,717
非支配株主に帰属する四半期純利益 1,405 36
親会社株主に帰属する四半期純利益 24,873 8,681
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㈱コーセー(4922) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純利益 26,278 8,717
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,380 1,309
為替換算調整勘定 △2,212 △1,823
退職給付に係る調整額 △236 17
その他の包括利益合計 △1,069 △496
四半期包括利益 25,209 8,221
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 23,859 8,187
非支配株主に係る四半期包括利益 1,350 34
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㈱コーセー(4922) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年6月15日付で、連結子会社Tarte,Inc.の株式1.96%を4,930百万円で追加取得いたしました。この
結果、当社の議決権比率は100%となり、当第3四半期連結累計期間において、資本剰余金が15百万円、非支配株主
持分が431百万円減少しております。
当該取引により、資本剰余金の残高が負の値となったため、「連結財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第
22号 平成25年9月13日)に基づき、繰越利益剰余金4,483百万円を資本剰余金へ振り替えております。
(追加情報)
(役員退職慰労金制度の廃止)
当社は、役員の退職慰労金の支払いに充てるため、役員退職慰労金支給に関する内規に基づく期末要支給額を
「役員退職慰労引当金」として計上しておりましたが、2020年5月25日開催の当社取締役会において、2020年6月
26日開催の定時株主総会終結の時をもって役員退職慰労金制度を廃止することを決議し、同株主総会において役員
退職慰労金の打切り支給について承認されました。
これに伴い、「役員退職慰労引当金」を全額取崩し、打切り支給額の未払分4,063百万円を、「長期未払金」と
して固定負債の「その他」に含めて表示しております。
(新型コロナウィルス感染症拡大に伴う会計上の見積りについて)
当社グループでは、会計上の見積りについて、連結財務諸表作成時において入手可能な情報に基づき実施してお
ります。新型コロナウイルス感染症の拡大の影響に関しましては、前連結会計年度においては、当該感染症による
当社グループ事業への影響は、事業や地域によってその影響や程度が異なるものの、営業収益等への影響について
は、概ね2020年秋以降、回復する仮定に基づき会計上の見積りを行っておりました。
しかしながら、当第3四半期連結会計期間末において、入手可能な情報等を踏まえ改めて当該感染症による今後
の影響を検討した結果、その影響は徐々に改善するものの、当該状況による影響は当連結会計年度以後においても
一定期間続くものと仮定を見直しました。なお、当該見積りは現時点の最善の見積りであるものの、当該感染症の
収束時期及び経済環境への影響については不確実性が高いことから、異なる結果となる可能性があります。
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㈱コーセー(4922) 2021年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額
合計 計算書計上額
コスメタリー (注1) (注2)
化粧品事業
事業
計 (注3)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高 192,797 53,174 245,972 3,061 249,034 - 249,034
(2)セグメント間の内部売上高又
- - - 431 431 △431 -
は振替高
計 192,797 53,174 245,972 3,493 249,466 △431 249,034
セグメント利益 41,559 63 41,623 795 42,418 △4,567 37,850
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、アメニティ製品
事業・不動産賃貸事業を含んでおります。
2.セグメント利益の調整額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
セグメント間取引消去 28
各報告セグメントに配分していない全社費用 △4,596
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の管理部門に係る費用及び基礎研
究費用であります。
3.セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失、又はのれん等に関する情報
当第3四半期連結累計期間において、重要な事項はありません。
3.地域に関する売上高情報
(単位:百万円)
日本 アジア 北米 その他 計
173,326 47,000 25,076 3,629 249,034
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㈱コーセー(4922) 2021年3月期 第3四半期決算短信
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:百万円)
報告セグメント 四半期連結損益
その他 調整額
合計 計算書計上額
コスメタリー (注1) (注2)
化粧品事業
事業
計 (注3)
売上高
(1)外部顧客に対する売上高 161,224 40,953 202,178 1,957 204,135 - 204,135
(2)セグメント間の内部売上高又
- - - 373 373 △373 -
は振替高
計 161,224 40,953 202,178 2,330 204,508 △373 204,135
セグメント利益又は損失(△) 18,007 △2,465 15,541 432 15,974 △4,833 11,141
(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、アメニティ製品
事業・不動産賃貸事業を含んでおります。
2.セグメント利益又は損失(△)の調整額は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
セグメント間取引消去 5
各報告セグメントに配分していない全社費用 △4,839
全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない当社の管理部門に係る費用及び基礎研
究費用であります。
3.セグメント利益又は損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失、又はのれん等に関する情報
当第3四半期連結累計期間において、重要な事項はありません。
3.地域に関する売上高情報
(単位:百万円)
日本 アジア 北米 その他 計
124,589 56,735 20,212 2,597 204,135
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