4921 ファンケル 2021-10-28 15:00:00
2022年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]

               2022年3月期          第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
                                                                                        2021年10月28日
上 場 会 社 名   株式会社ファンケル                                                             上場取引所             東
コ ー ド 番 号   4921                                            URL https://www.fancl.jp/
代   表   者 (役職名)代表取締役社長執行役員CEO                               (氏名)島田 和幸
問合せ先責任者   (役職名)執行役員 経営企画室長                                  (氏名)松本 浩一             (TEL)045-226-1200
四半期報告書提出予定日      2021年11月11日
配当支払開始予定日        2021年12月 3日
四半期決算補足説明資料作成の有無          :      有
四半期決算説明会開催の有無             :      有(機関投資家・アナリスト向け)
                                                                                        (百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第2四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計)                                                         (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                              親会社株主に帰属
                        売上高                    営業利益                  経常利益
                                                                              する四半期純利益
                        百万円           %        百万円              %    百万円           %            百万円       %
 2022年3月期第2四半期     49,876  △8.1      5,171                 6.0    5,558  11.5   4,070    13.9
 2021年3月期第2四半期     54,265 △18.0      4,878               △45.2    4,986 △44.5   3,573 △39.1
(注)包括利益 2022年3月期第2四半期 4,185 百万円 ( 17.9%)                  2021年3月期第2四半期 3,548 百万円 ( △39.2%)

                                              潜在株式調整後
                        1株当たり
                                                1株当たり
                       四半期純利益
                                               四半期純利益
                                 円    銭                     円   銭
 2022年3月期第2四半期          33.73     33.59
 2021年3月期第2四半期          29.63     29.50
(注)第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等
    を適用しており、売上高は4,267百万円減少し、営業利益と経常利益はそれぞれ217百万円増加しております。
    なお、2021年3月期を同様の基準で試算した場合、売上高の前期比は0.1%減となります。

(2)連結財政状態
                        総資産                       純資産               自己資本比率
                                 百万円                        百万円                    %
 2022年3月期第2四半期           97,034                           72,746                 74.3
 2021年3月期                97,533                           71,215                 72.3
(参考)自己資本 2022年3月期第2四半期 72,106 百万円                     2021年3月期 70,554 百万円


2.配当の状況
                                                  年間配当金

                   第1四半期末        第2四半期末           第3四半期末            期末                合計
                         円   銭            円   銭             円   銭       円   銭           円   銭
   2021年3月期     -       17.00                           -               17.00           34.00
   2022年3月期     -       17.00
   2022年3月期(予想)                                         -               17.00           34.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 :無


3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
                                                                            (%表示は、対前期増減率)
                                                                        親会社株主に帰属   1株当たり
                 売上高                 営業利益                経常利益
                                                                         する当期純利益  当期純利益
                 百万円     %           百万円          %         百万円     %           百万円         %         円   銭
    通期     106,500 △7.3 12,000 3.7 12,200 3.5 8,100 1.0 67.12
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 :有
   第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等
   を適用しており、上記の連結業績予想は当該会計基準等を適用した業績予想となります。2021年3月期を同様の
   基準で試算した場合、売上高の前期比は1.3%増の見通しとなります。また、営業利益、経常利益、当期純利益
   については、適用前後での変更はございません。
※       注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                      : 無

        (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)

        新規     -社 (社名)           、除外   -社 (社名)

(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用                      : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
        ①   会計基準等の改正に伴う会計方針の変更                  : 有

        ②   ①以外の会計方針の変更                         : 無

        ③   会計上の見積りの変更                          : 無

        ④   修正再表示                               : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
        ①   期末発行済株式数(自己株式を含む)      2022年3月期2Q   130,353,200株   2021年3月期     130,353,200株

        ②   期末自己株式数                2022年3月期2Q    9,677,338株    2021年3月期      9,690,356株

        ③   期中平均株式数(四半期累計)         2022年3月期2Q   120,670,627株   2021年3月期2Q   120,616,163株



※   四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です


※   業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
        (将来に関する記述等についてのご注意)
        本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的である
    と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予
    想の前提となる条件および業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、四半期決算短信(添付資料)5ペ
    ージ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
                       株式会社ファンケル(4921) 2022年3月期 第2四半期決算短信


○添付資料の目次



    1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………      2

    (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………      2

    (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………      5

    (3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………      5



    2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………      6

    (1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………      6

    (2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………      8

       四半期連結損益計算書 ………………………………………………………………………………      8

       四半期連結包括利益計算書 …………………………………………………………………………      9

    (3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………… 10

    (4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………… 12

       (継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………… 12

       (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………… 12

       (会計方針の変更) ………………………………………………………………………………… 12

       (追加情報) ………………………………………………………………………………………… 12

       (セグメント情報等) ……………………………………………………………………………… 13




                          1
                                 株式会社ファンケル(4921) 2022年3月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
  当第2四半期連結累計期間の売上高は49,876百万円(前年同期比8.1%減)、営業利益は5,171百万円(前年同期比
 6.0%増)、経常利益は5,558百万円(前年同期比11.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,070百万円(前年
 同期比13.9%増)となりました。
  なお、当社は第1四半期連結会計期間の期首より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号                          2020年
 3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を適用しており、売上高は4,267百万円減少し、営業利益と経常
 利益はそれぞれ217百万円増加しております。


  経営成績においては、より実態に即した分析を行うため、前連結会計年度から同基準を適用した前提に組み替え
 て(以下「組替後」という。)比較しております。
  当第2四半期連結累計期間の売上高は、主力の化粧品関連事業、栄養補助食品関連事業が増収となったものの、
 前期販売した不織布マスクの反動減などにより、全体では49,876百万円(前年同期比0.1%減)となりました。営業利
 益は、三島工場(サプリメント工場)および関西物流センターの稼働に伴う減価償却費の増加や、前年同期に店舗休
 業に伴う人件費を特別損失に計上していた影響などがあったものの、その他関連事業の原価率改善による売上総利
 益の増加に加え、広告宣伝費の効率的な使用などにより、5,171百万円(前年同期比6.0%増)となりました。経常利
 益は5,558百万円(前年同期比11.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,070百万円(前年同期比13.9%増)
 となりました。


  セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。


  ①化粧品関連事業
     売上高
     化粧品関連事業の売上高は、28,244百万円(前年同期比1.9%増)となりました。
                        2021年3月期
                                           2022年3月期
                   前第2四半期連結累計期間
                                       当第2四半期連結累計期間                     伸び率
                          (組替後)
                                                                         (%)
                     金額         構成比      金額       構成比
                   (百万円)         (%)   (百万円)       (%)
     ファンケル化粧品           20,577           74.2     20,271       71.8        △1.5

     アテニア化粧品             5,794           20.9      7,004       24.8        20.9

     boscia(ボウシャ)        1,021            3.7        529          1.9     △48.2

     その他                   335            1.2        439          1.5      31.0

            合計          27,729          100.0     28,244      100.0            1.9


                         2021年3月期
                                                   2022年3月期
                     前第2四半期連結累計期間
                                                当第2四半期連結累計期間            伸び率
                          (組替後)
                                                                         (%)
                       金額       構成比               金額       構成比
                     (百万円)       (%)            (百万円)       (%)
     通信販売               15,203           54.8     14,588       51.6        △4.0

     店舗販売                5,643           20.4      6,109       21.6            8.3

     卸販売他                3,573           12.9      3,998       14.2        11.9

     海外                  3,308           11.9      3,547       12.6            7.2

            合計          27,729          100.0     28,244      100.0            1.9




                                    2
                              株式会社ファンケル(4921) 2022年3月期 第2四半期決算短信


  ファンケル化粧品 は、「ディープクリア         洗顔パウダー」や「コアエフェクター」などが好調に推移したも
 のの、基礎スキンケア「エンリッチ」のリニューアル前の買い控えなどにより、20,271百万円(前年同期比1.5
 %減)となりました。
  アテニア化粧品は、4月に発売した基礎スキンケア「ドレススノー」や中国向け越境ECの寄与などにより、
  ア
 7,004百万円(前年同期比20.9%増)となりました。
  boscia(ボウシャ)
  b      ボウシャ)は、リアル店舗向けの卸販売が振るわず、529百万円(前年同期比48.2%減)となりました。
  販売チャネル別 では、通信販売は14,588百万円(前年同期比4.0%減)、店舗販売は6,109百万円(前年同期比
  販
 8.3%増)、卸販売他は3,998百万円(前年同期比11.9%増)、海外は3,547百万円(前年同期比7.2%増)となりまし
 た。


  営業損益
  損益面では、増収効果による売上総利益の増加に加え、広告宣伝費の効率的な使用などにより、営業利益は
 3,512百万円(前年同期比13.6%増)となりました。


②栄養補助食品関連事業
 売上高
 栄養補助食品関連事業の売上高は、18,460百万円(前年同期比2.6%増)となりました。
                   2021年3月期
                                       2022年3月期
              前第2四半期連結累計期間
                                  当第2四半期連結累計期間                伸び率
                    (組替後)
                                                               (%)
                 金額       構成比        金額       構成比
               (百万円)       (%)     (百万円)       (%)
 通信販売                 8,173           45.4    8,376    45.4          2.5

 店舗販売                 2,730           15.2    3,264    17.7      19.6

 卸販売他                 5,596           31.1    4,677    25.3     △16.4

 海外                   1,494            8.3    2,141    11.6      43.3

        合計           17,995          100.0   18,460   100.0          2.6

  製品面 では、「内脂サポート」はリニューアル前の買い控えなどにより前年を下回ったものの、「年代別サ
 プリメント」が海外を中心に大幅に伸長し、増収となりました。
  販売 チ ャ ネ ル 別 では、通信販売は8,376百万円(前年同期比2.5%増)、店舗販売は3,264百万円(前年同期比
  販
 19.6%増)、卸販売他は4,677百万円(前年同期比16.4%減)、海外2,141百万円(前年同期比43.3%増)となりまし
 た。


  営業損益
  損益面では、新設した三島工場(サプリメント工場)の減価償却費の増加などがあったものの、増収効果によ
 る売上総利益の増加に加え、広告宣伝費の効率的な使用などにより、営業利益は2,528百万円(前年同期比4.9%
 増)となりました。




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③その他関連事業
 売上高
 その他関連事業の売上高は、3,171百万円(前年同期比24.1%減)となりました。
                    2021年3月期
                                      2022年3月期
               前第2四半期連結累計期間
                                   当第2四半期連結累計期間       伸び率
                     (組替後)
                                                       (%)
                        金額                金額
                      (百万円)             (百万円)
 発芽米                          1,007           1,010          0.3

 青汁                           1,100             980     △10.9

 その他                          2,070           1,180     △43.0

       合計                     4,178           3,171     △24.1

  青汁が減収となったほか、前期販売した不織布マスクの反動減などによりその他が減収となりました。


  営業損益
  損益面では、減収による売上総利益の減少により、営業損失は21百万円(前年同期は227百万円の営業利益)と
 なりました。




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                            株式会社ファンケル(4921) 2022年3月期 第2四半期決算短信




(2)財政状態に関する説明
   資産は、前連結会計年度末に比べて498百万円減少し、97,034百万円となりました。この要因は、流動資産の
  減少942百万円および固定資産の増加443百万円であります。流動資産の減少の主な要因は、受取手形及び売掛金
  の減少2,573百万円と、現金及び預金の増加1,029百万円および未収入金の増加などによる流動資産「その他」の
  増加910百万円であります。固定資産の増加の主な要因は、有形固定資産の増加309百万円であります。
    負債は、前連結会計年度末に比べて2,030百万円減少し、24,288百万円となりました。この要因は、流動負債
   の減少1,963百万円であります。流動負債の減少の主な要因は、ポイント引当金の減少2,014百万円と、買掛金の
   減少460百万円および契約負債の増加と、未払金の減少などによる流動負債「その他」の増加922百万円でありま
   す。
    なお、ポイント引当金の減少および契約負債の増加は、収益認識会計基準等を適用したことによるものであり
   ます。
    純資産は、前連結会計年度末に比べて1,531百万円増加し、72,746百万円となりました。この主な要因は、親
   会社株主に帰属する四半期純利益計上による利益剰余金の増加4,070百万円と、配当金の支払いによる利益剰余
   金の減少2,051百万円および収益認識会計基準等の適用による期首利益剰余金の減少602百万円であります。
    この結果、自己資本比率は前連結会計年度末から2.0ポイント上昇し、74.3%となりました。


  (キャッシュ・フローの状況)
   当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は26,517百万円となり、前
  連結会計年度末より1,029百万円増加いたしました。
   当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
  (営業活動によるキャッシュ・フロー)
   営業活動の結果得られた資金は6,396百万円(前年同期は2,637百万円の収入)となりました。この内訳の主なも
  のは、税金等調整前四半期純利益5,480百万円、減価償却費2,117百万円、売上債権の増減額2,656百万円およびそ
  の他流動負債の増減額1,122百万円などによる増加と、ポイント引当金の増減額2,014百万円および法人税等の支
  払額1,720百万円などによる減少であります。
  (投資活動によるキャッシュ・フロー)
   投資活動の結果使用した資金は3,568百万円(前年同期は2,819百万円の支出)となりました。この内訳の主なも
  のは、有形固定資産の取得による支出3,183百万円および無形固定資産の取得による支出568百万円などによる減
  少であります。
  (財務活動によるキャッシュ・フロー)
   財務活動の結果使用した資金は2,079百万円(前年同期は2,081百万円の支出)となりました。この内訳の主なも
  のは、配当金の支払額2,048百万円などによる減少であります。


(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
    最近の業績動向等を踏まえ、2021年5月10日の決算発表時に公表した2022年3月期通期(2021年4月1日~2022
   年3月31日)の業績予想を修正しております。
    新型コロナウイルス感染症の拡大や緊急事態宣言の長期化などにより、当第2四半期連結累計期間の売上高が
   計画を下回ったため、2022年3月期通期の売上高の業績予想は106,500百万円を見込んでおります。
    なお、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は、売上高の未達により売上総利益が減少した
   ものの、マーケティングコストの効率化や固定費の削減などにより、業績予想の変更はございません。




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                         株式会社ファンケル(4921) 2022年3月期 第2四半期決算短信


2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
                                                          (単位:百万円)
                                 前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                                (2021年3月31日)          (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                                  25,487              26,517
   受取手形及び売掛金                               13,590              11,017
   商品及び製品                                   5,805               5,542
   原材料及び貯蔵品                                 5,848               5,697
   その他                                      1,506               2,416
   貸倒引当金                                    △216                △111
   流動資産合計                                  52,022              51,080
 固定資産
   有形固定資産
     建物及び構築物                               31,670              34,696
      減価償却累計額及び減損損失累計額                   △17,768             △18,087
      建物及び構築物(純額)                          13,901              16,609
     機械装置及び運搬具                             11,699              16,489
      減価償却累計額及び減損損失累計額                    △8,730              △9,416
      機械装置及び運搬具(純額)                         2,969               7,072
     工具、器具及び備品                              9,299              10,038
      減価償却累計額及び減損損失累計額                    △8,032              △8,235
      工具、器具及び備品(純額)                         1,267               1,803
     土地                                    14,214              14,214
     リース資産                                    258                 196
      減価償却累計額及び減損損失累計額                      △150                △111
      リース資産(純額)                               108                  85
     建設仮勘定                                  7,180                 165
     有形固定資産合計                              39,642              39,951
   無形固定資産
     その他                                    2,253               2,470
     無形固定資産合計                               2,253               2,470
   投資その他の資産
     投資有価証券                                   199                 176
     その他                                    3,416               3,355
     投資その他の資産合計                             3,615               3,532
   固定資産合計                                  45,511              45,954
 資産合計                                      97,533              97,034




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                   株式会社ファンケル(4921) 2022年3月期 第2四半期決算短信


                                                    (単位:百万円)
                           前連結会計年度            当第2四半期連結会計期間
                          (2021年3月31日)          (2021年9月30日)
負債の部
 流動負債
   買掛金                                2,770               2,309
   未払法人税等                             1,943               1,522
   賞与引当金                              1,293               1,310
   ポイント引当金                            2,014                   -
   資産除去債務                                 7                   1
   その他                                6,769               7,691
   流動負債合計                            14,798              12,835
 固定負債
   転換社債型新株予約権付社債                     10,150              10,125
   退職給付に係る負債                            783                 814
   資産除去債務                               427                 410
   その他                                  158                 101
   固定負債合計                            11,519              11,452
 負債合計                                26,318              24,288
純資産の部
 株主資本
   資本金                              10,795              10,795
   資本剰余金                            11,706              11,706
   利益剰余金                            68,050              69,460
   自己株式                            △19,726             △19,700
   株主資本合計                           70,825              72,261
 その他の包括利益累計額
   為替換算調整勘定                            △19                   59
   退職給付に係る調整累計額                       △251                △214
   その他の包括利益累計額合計                      △270                △155
 新株予約権                                  660                 640
 純資産合計                               71,215              72,746
負債純資産合計                              97,533              97,034




                      7
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
  四半期連結損益計算書
   第2四半期連結累計期間
                                                     (単位:百万円)
                     前第2四半期連結累計期間           当第2四半期連結累計期間
                       (自 2020年4月1日           (自 2021年4月1日
                       至 2020年9月30日)          至 2021年9月30日)
売上高                               54,265                  49,876
売上原価                              16,462                  16,530
売上総利益                             37,802                  33,346
販売費及び一般管理費                        32,924                  28,174
営業利益                               4,878                   5,171
営業外収益
 受取利息                                  25                     25
 受取配当金                                  0                      0
 為替差益                                   -                    162
 受取賃貸料                                 75                     68
 雑収入                                   43                    159
 営業外収益合計                              145                    417
営業外費用
 支払利息                                   -                      0
 固定資産賃貸費用                               6                      5
 貸倒引当金繰入額                               1                      -
 為替差損                                  16                      -
 雑損失                                   13                     23
 営業外費用合計                               37                     29
経常利益                                4,986                  5,558
特別利益
 固定資産売却益                                1                      0
 助成金収入                                482                      -
 その他                                    3                      -
 特別利益合計                               487                      0
特別損失
 固定資産売却損                                -                      0
 固定資産除却損                               41                     24
 減損損失                                   -                      3
 店舗閉鎖損失                                 -                     27
 支払補償金                                  -                     20
 新型コロナウイルス感染症関連損失                     617                      -
 その他                                    0                      3
 特別損失合計                               660                     78
税金等調整前四半期純利益                        4,813                  5,480
法人税、住民税及び事業税                        1,246                  1,286
法人税等調整額                               △6                     124
法人税等合計                              1,240                  1,410
四半期純利益                              3,573                  4,070
親会社株主に帰属する四半期純利益                    3,573                  4,070




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  四半期連結包括利益計算書
   第2四半期連結累計期間
                                                   (単位:百万円)
                    前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                      (自 2020年4月1日          (自 2021年4月1日
                      至 2020年9月30日)         至 2021年9月30日)
四半期純利益                           3,573                  4,070
その他の包括利益
 為替換算調整勘定                          △20                      78
 退職給付に係る調整額                         △3                      36
 その他の包括利益合計                        △24                     115
四半期包括利益                           3,548                  4,185
(内訳)
 親会社株主に係る四半期包括利益                  3,548                  4,185
 非支配株主に係る四半期包括利益                      -                      -




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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                      (単位:百万円)
                         前第2四半期連結累計期間        当第2四半期連結累計期間
                           (自 2020年4月1日        (自 2021年4月1日
                           至 2020年9月30日)       至 2021年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税金等調整前四半期純利益                        4,813                5,480
 減価償却費                               1,761                2,117
 減損損失                                    -                    3
 貸倒引当金の増減額(△は減少)                       △8                 △104
 賞与引当金の増減額(△は減少)                        28                   16
 役員賞与引当金の増減額(△は減少)                    △12                     -
 ポイント引当金の増減額(△は減少)                      84               △2,014
 退職給付に係る負債の増減額(△は減少)                  △12                    83
 受取利息及び受取配当金                          △26                  △26
 支払利息及び社債利息                              -                    0
 為替差損益(△は益)                             21                △260
 固定資産売却損益(△は益)                         △1                   △0
 固定資産除却損                                41                   24
 店舗閉鎖損失                                  -                   27
 助成金収入                               △482                     -
 支払補償金                                   -                   20
 新型コロナウイルス感染症関連損失                      617                    -
 売上債権の増減額(△は増加)                        468                2,656
 棚卸資産の増減額(△は増加)                      △518                   436
 その他の流動資産の増減額(△は増加)                  △163                 △878
 その他の固定資産の増減額(△は増加)                      5                   12
 仕入債務の増減額(△は減少)                      △331                 △470
 その他の流動負債の増減額(△は減少)                 △1,499                1,122
 その他の固定負債の増減額(△は減少)                    △0                  △39
 その他                                  △67                  △71
 小計                                  4,717                8,136
 利息及び配当金の受取額                             1                    1
 利息の支払額                                  -                  △0
 法人税等の支払額                           △1,945               △1,720
 補償金の支払額                                 -                 △20
 助成金の受取額                               482                    -
 新型コロナウイルス感染症関連損失の支払額                △617                     -
 営業活動によるキャッシュ・フロー                    2,637                6,396




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                      株式会社ファンケル(4921) 2022年3月期 第2四半期決算短信


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                       前第2四半期連結累計期間         当第2四半期連結累計期間
                         (自 2020年4月1日         (自 2021年4月1日
                         至 2020年9月30日)        至 2021年9月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
 有形固定資産の取得による支出                   △2,470                △3,183
 有形固定資産の売却による収入                        2                     0
 無形固定資産の取得による支出                    △399                  △568
 投資有価証券の売却及び償還による収入                    -                    22
 関係会社株式の取得による支出                        -                  △44
 その他の支出                             △99                   △35
 その他の収入                              147                   240
 投資活動によるキャッシュ・フロー                 △2,819                △3,568
財務活動によるキャッシュ・フロー
 自己株式の処分による収入                           0                     0
 自己株式の取得による支出                         △0                    △0
 配当金の支払額                          △2,047                △2,048
 その他                                 △33                   △30
 財務活動によるキャッシュ・フロー                 △2,081                △2,079
現金及び現金同等物に係る換算差額                     △26                    281
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)               △2,288                  1,029
現金及び現金同等物の期首残高                     27,991                25,487
現金及び現金同等物の四半期末残高                   25,702                26,517




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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
  (継続企業の前提に関する注記)
   該当事項はありません。


  (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
   該当事項はありません。


  (会計方針の変更)
   (収益認識に関する会計基準等)
    「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号     2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」とい
   う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、約束した財またはサービスの支配が顧客に移転した時点
   で、当該財またはサービスと交換に受け取ると見込まれる金額で収益を認識することとしております。
    収益認識会計基準等の適用による主な変更点は以下のとおりであります。
    (1)販売促進費等に係る会計処理
     従来は、販売費及び一般管理費に計上する方法によっていた顧客へ支払う対価にあたる販売促進費、販売
    手数料の一部は、売上高から控除する方法に変更しております。
     また、販売に応じて販売促進品等を顧客に無償で付与する履行義務に対応する費用は、売上原価に計上す
    る方法に変更しております。
    (2)ポイント制度に係る収益認識
     ポイント制度について、従来は、将来にポイントとの交換に要すると見込まれる費用を引当金として計上
    する方法によっておりましたが、当該ポイントが重要な権利を顧客に提供する場合、履行義務として識別し、
    収益の計上を繰り延べる方法に変更しております。
    (3)返品権付きの販売に係る収益認識
     返品権付きの販売について、予想される返品部分に関しては、変動対価に関する定めに従って、販売時に
    収益を認識しない方法に変更しております。


    収益認識会計基準等の適用については、収益認識会計基準第84項ただし書きに定める経過的な取扱いに従って
   おり、第1四半期連結会計期間の期首より前に新たな会計方針を遡及適用した場合の累積的影響額を、第1四半
   期連結会計期間の期首の利益剰余金に加減し、当該期首残高から新たな会計方針を適用しております。
    この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は4,267百万円減少し、売上原価は652百万円増加となり、売上
   総利益は4,919百万円減少しております。また販売費及び一般管理費は5,137百万円減少となり、営業利益、経常
   利益および税金等調整前四半期純利益はそれぞれ217百万円増加しております。また、利益剰余金の当期首残高
   は602百万円減少しております。
    収益認識会計基準等を適用したため、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「流動負債」に表示してい
   た「ポイント引当金」は、第1四半期連結会計期間より契約負債として流動負債「その他」に含めて表示するこ
   とといたしました。なお、収益認識会計基準第89-2項に定める経過的な取扱いに従って、前連結会計年度につ
   いて新たな表示方法により組替えを行っておりません。


  (追加情報)
   (時価の算定に関する会計基準等)
    「時価の算定に関する会計基準」(企業会計基準第30号    2019年7月4日。以下「時価算定会計基準」とい
   う。)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用し、時価算定会計基準第19項及び「金融商品に関する会計基
   準」(企業会計基準第10号   2019年7月4日)第44-2項に定める経過的な取扱いに従って、時価算定会計基準
   等が定める新たな会計方針を、将来にわたって適用することとしております。なお、時価をもって四半期連結貸
   借対照表価額とする金融商品を保有しておらず、四半期連結財務諸表に与える影響はありません。




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    (セグメント情報等)
    前第2四半期連結累計期間(自   2020年4月1日     至    2020年9月30日)
    報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                         (単位:百万円)
                                 報告セグメント                                     四半期連結
                                                                  調整額        損益計算書
                                   栄養           その他      合計
                       化粧品                                        (注)2        計上額
                                  補助食品         関連事業                           (注)3
                      関連事業
                                  関連事業          (注)1
売上高

外部顧客への売上高               30,349      19,485       4,429   54,265          -     54,265
    セグメント間の内部売上高
                            -             -         -         -          -         -
    又は振替高
            計           30,349      19,485       4,429   54,265          -     54,265

セグメント利益                  3,091         2,410       227    5,729     △851        4,878
 (注) 1    「その他関連事業」は、雑貨、装身具類、肌着類、発芽米、青汁等で構成されております。
     2    セグメント利益の調整額△851百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれており、
          その主なものは、報告セグメントに帰属しない親会社本社の総務部門等に係る費用であります。
      3   セグメント利益は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。


    当第2四半期連結累計期間(自   2021年4月1日     至    2021年9月30日)
1   報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
                                                                         (単位:百万円)
                                 報告セグメント                                     四半期連結
                                                                  調整額        損益計算書
                                   栄養           その他      合計
                       化粧品                                        (注)2        計上額
                                  補助食品         関連事業                           (注)3
                      関連事業
                                  関連事業          (注)1
売上高

    外部顧客への売上高           28,244      18,460       3,171   49,876          -     49,876
    セグメント間の内部売上高
                            -             -         -         -          -         -
    又は振替高
            計           28,244      18,460       3,171   49,876          -     49,876

セグメント利益又は損失(△)           3,512         2,528      △21     6,019     △848        5,171
 (注) 1    「その他関連事業」は、雑貨、装身具類、肌着類、発芽米、青汁等で構成されております。
     2    セグメント利益又は損失の調整額△848百万円には、各報告セグメントに配分していない全社費用が含まれ
          ており、その主なものは、報告セグメントに帰属しない親会社本社の総務部門等に係る費用であります。
      3   セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。

2 報告セグメントの変更等に関する事項
  会計方針の変更に記載のとおり、第1四半期連結会計期間の期首から収益認識会計基準等を適用し、収益認識に関
 する会計処理方法を変更したため、事業セグメントの利益又は損失の算定方法を同様に変更しております。
  当該変更により、従来の方法に比べて、当第2四半期連結累計期間の「化粧品関連事業」の売上高は2,505百万円
 減少、セグメント利益は16百万円増加し、「栄養補助食品関連事業」の売上高は1,567百万円減少、セグメント利益
 は207百万円増加し、「その他関連事業」の売上高は194百万円減少、セグメント損失は6百万円増加しております。




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