2019年12月期（第60期）第１四半期
株式会社ミルボン 決算説明資料
２０１９年５月７日
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目次
P２ 連結 経営成績
P3 連結 部門別売上高・ブランド別情報
P10 連結 損益計算書等
P11 連結 設備投資等の推移
P12 マーケット関連資料＆フィールドパーソンの推移
P13 国別の状況
P14 海外子会社の状況
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連結 経営成績（第１四半期連結累計期間）
前期の特殊要因の影響もあり、増収は確保するも減益
（単位：百万円）
前期実績※ 当期実績※ 増減額 増減率（％）
売 上 高 7,592 7,886 293 3.9
売 上 総 利 益 5,170 5,313 142 2.8
販 管 費 3,780 4,048 267 7.1
営 業 利 益 1,390 1,265 △ 124 △ 9.0
経 常 利 益 1,208 1,162 △ 46 △ 3.8
親会社株主に帰属す
る四半期純利益
1,074 841 △ 232 △ 21.7
※ 2019年12月期第１四半期より「収益認識に関する会計基準」等を適用しております。2018年12月期第１四半期の実績についても、
遡及適用しております。
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連結 部門別売上高 ［ヘアケア用剤部門］
プレミアムブランドは伸長するもプロフェッショナルブランドは減収で全体は微減
販売高（第１四半期連結累計期間） （単位：百万円）
前期実績※ 当期実績※※） 増減額 増減率（％）
4,358 4,323 △ 34 △ 0.8
• プレミアムブランド「オージュア」は、バージョンアップの特需が一巡。本年度より、さらなるキレイを求める
大人女性への対応幅を広げるため、「エターナルステージ」シリーズを追加。本シリーズ第一弾となる新
ライン「ディオーラム」を3月に投入し、高単価メニュー提案に向けて取り組みを進めています。
• プレミアムブランド「milbon」は代理店主導による窓口づくりが進み、新規窓口増により伸長しました。
今後はリピートによる１店舗当たりの売上増に向けた取り組みも強化していきます。
• プロフェッショナルブランドについては、新商品の発売もなく減少。4月発売予定の大人女性向け新ブラ
ンド「クロナ」の商品勉強会を代理店向けに行うなど準備を進めています。
※ 2019年12月期第１四半期より「収益認識に関する会計基準」等を適用しております。2018年12月期第１四半期の実績についても、
遡及適用しております。
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ブランド別情報 オージュア
バージョンアップ一巡。3月に新シリーズ新ライン追加
窓口軒数 （単位：軒）
2018年度※1 2019年度※1 増減数 増減率 (％)
3,271 3,353 82 2.5
販売高（第１四半期連結累計期間） （単位：百万円）
前期実績※2 当期実績※2 増減額 増減率 (％)
（百万円） 販売高・窓口軒数推移 （軒）
1,250 1,312 62 5.0 8,000 4,000
ブランドコンセプト 製品構成
7,000 3,500
6,000 3,000
日本の風土・文化・毛髪特性から お客さま一人ひとりの髪質にフィットする 5,000 2,500
生まれた日本女性の髪の美しさを 幅広いラインナップ 4,000 2,000
共に育むヘアケアブランド ・5シリーズ 3,000 1,500
エターナルステージシリーズ 【NEW】
オージュアとは エイジングケアシリーズ
2,000 1,000
ヘアケアシリーズ 1,000 500
一人ひとりの髪と地肌の悩みに向き合い、 スカルプケアシリーズ 0 0
その時々に最も適したアイテムを選択して クライマティックケアシリーズ
今と未来の美しさまで支えていく。 ・13ライン
それが「オージュア」です。 ・86アイテム 販売高 窓口軒数
※1 日本、海外ともに1年間の出荷実績から算出。
※2 個別の総売上高の数値です。
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ブランド別情報 プレミアムブランド “milbon”
日本・海外ともに窓口づくりが進み伸長
窓口軒数 （単位：軒）
2018年度※1 2019年度※1 増減数 増減率 (％)
5,571 6,581 1,010 18.1
販売高（第１四半期連結累計期間） （単位：百万円）
前期実績※2 当期実績※2 増減額 増減率 (％) （百万円） 販売高・窓口軒数推移 （軒）
3,000 8,000
434 570 136 31.3 2,500
7,000
ブランドコンセプト “milbon”とは 2,000
6,000
5,000
360°輝く髪で、一人ひとりの
世界20カ国の女性の毛髪内部を、
「私らしい美しさ」を切り拓く 1,500 4,000
独自のＣＴスキャン技術で徹底的に
システムヘアケアブランド
解析し、共通の毛髪のダメージ現象を 1,000
3,000
発見しました。そしてダメージ毛を補修し、
展開国
2,000
毛髪内密度を高める成分を探索し、 500
1,000
USA、香港、中国、タイ、台湾、 配合したヘアケアを開発しました。
トルコ、マレーシア、ベトナム、 “milbon”は、芯から整った心地の良い 0 0
2016 2017 2018 2019目標
インドネシア、シンガポール、ドイツ 輝く髪へ導くシステムヘアケアです。
販売高 窓口軒数
※1 日本、海外ともに1年間の出荷実績から算出。
※2 個別の総売上高の数値です。
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連結 部門別売上高 ［染毛剤部門］
オルディーブアディクシーが続伸で部門別売上を牽引
販売高（第１四半期連結累計期間） （単位：百万円）
前期実績※ 当期実績※ 増減額 前期比（％）
2,848 3,175 326 11.5
• 「オルディーブ アディクシー」が引き続き伸長。一方「アディクシー」の発売以降売上が減少傾向だった
「オルディーブ」は下げ止まりが見え、2シリーズのすみわけが出来つつあります。
• グレイカラーに新ヘアマニキュア「オルディーブ ルドレス」を投入。既存アイテム「ファルグラン」と合算した
ヘアマニキュアの売上は伸長し、グレイカラーも増収となりました。
※ 2019年12月期第１四半期より「収益認識に関する会計基準」等を適用しております。2018年12月期第１四半期の実績についても、
遡及適用しております。
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連結 部門別売上高 ［染毛剤部門］
オルディーブアディクシーが続伸で部門別売上を牽引
主力商品
オルディーブ アディクシー
高彩度の青で赤味のあるブラウンをかき消します。
にごりのないクリアな発色実現を叶え、個性的で自由なヘアカラーデザインを実現します。
（単位：百万円）
前期実績※ 当期実績※ 増減額 増減率 (％)
588 904 316 53.8 2017年度発売
オルディーブ ルドレス
毛髪内密度を高めながら、色味とツヤを与えます。
髪をいたわりながら、サロンカラーを楽しみ続けたい顧客の想いに応えます。
（単位：百万円）
当期目標※ 当期実績※ 増減額 進捗率 (％)
700 90 - 12.9 2019年度 3月発売
※ 個別の総売上高の数値です。
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ブランド別情報 ヴィラロドラ ①
ヴィラロドラカラーとカラー毛向けヘアケアとの連動も生まれ伸長
窓口軒数 （単位：軒）
2018年度末 2019年度 増減数 増減率 (％)
8,085 8,362 277 3.4
販売高（第１四半期連結累計期間）（単位：百万円）
前期実績※ 当期実績※ 増減額 増減率 (％)
（百万円） （軒）
233 264 30 13.0 1,400 販売高・窓口軒数推移 12,000
1,200 10,000
ブランドコンセプト 1,000
8,000
イタリアの大地が育む“自然の恵み”が
800
6,000
600
髪と地肌に本物の美しさをもたらします。 400
4,000
ヴィラロドラとは 200 2,000
『ビューティー・ザ・オーガニック・ウェイ』というコンセプトを基に、製品だけではなく、 0 0
製造過程、容器、展開ツール等においても自然環境へ徹底的にこだわった
本物のオーガニックブランドです。全商品オーガニック認証機関ICEA（イチェア）の
認証を得ています。自然の恵みがキレイをもたらすイタリア生まれのオーガニックヘア
販売高 窓口軒数
ケアで、髪と地肌に美しさを。そんなもう一つの選択肢をご提案します。
※ 個別の総売上高の数値です。
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ブランド別情報 ヴィラロドラ ②
主力商品
ヴィラロドラ カラー
92%天然由来成分で植物の力を活かした処方により、
「施術中」「仕上がり」「継続使用」すべてを通して
オーガニックならではの心地よさを実感していただけます。
販売高（第１四半期連結累計期間）
（単位：百万円）
前期実績※ 当期実績※ 増減額 増減率 (％)
176 204 27 15.8 2015年度発売
※ 個別の総売上高の数値です。
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連結 損益計算書等 （第１四半期連結累計期間）
＜連結 損益計算書＞ （単位：百万円）＜部門別売上高一覧＞ （単位：百万円）
前期実績※ 当期実績※ 構成比(％) 増減額 増減率(％)
構成比 構成比
前期実績※ 当期実績※
（％） （％） ヘアケア用剤 4,358 4,323 54.8 △ 34 △ 0.8
染毛剤 2,848 3,175 40.2 326 11.5
売上高 7,592 100.0 7,886 100.0 パーマネントウェーブ用剤 341 337 4.3 △3 △ 1.1
その他 (化粧品含む) 44 50 0.7 5 12.1
売上原価 2,422 31.9 2,573 32.6
売上総利益 5,170 68.1 5,313 67.4 ＜主な変動要因＞
売上原価
販管費 3,780 49.8 4,048 51.3 前期、旧オージュアの返品引当調整戻益計上の特別
要因があったが、今期はなし
営業利益 1,390 18.3 1,265 16.0 販管費
人件費：人員増及び制度変更により増加（社宅から
住宅手当制度へ変更等）
経常利益 1,208 15.9 1,162 14.7
親会社株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に
帰属する 1,074 14.2 841 10.7 前期、政策保有株式売却益があったが、今期はなし
四半期純利益
※ 2019年12月期第１四半期より「収益認識に関する会計基準」等を適用しております。2018年12月期第１四半期の実績についても、
遡及適用しております。
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連結 設備投資等の推移
（単位：百万円）
２０１９年 2019年
区 分 ２０１５年 ２０１６年 ２０１７年 ２０１８年
1~3月 計画
設 備 投 資 額 2,779 4,262 1,570 1,149 469 1,710
減 価 償 却 費 1,033 1,077 1,272 1,370 350 1,498
金額 1,214 1,232 1,422 1,479 371 1,535
研究開発費
売上比(%) 4.4 4.2 4.3 4.2 4.7※ 4.2
2019年度 設備投資の主な項目（計画）
• 国内拠点新設（松山営業所）
• 工場調合設備（染料自動計量機）
• システム基盤構築
• ECサイトプラットフォーム
※ 2019年12月期第１四半期より「収益認識に関する会計基準」等を適用しております。2018年12月期第１四半期の実績についても、
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マーケット関連資料＆フィールドパーソンの推移
マーケットの推移（日本）
2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 備考
美容室軒数（軒） 234,089 237,525 240,299 243,360 247,578 ― 厚生労働省 衛生行政報告
美容師数（人） 487,636 496,697 504,698 509,279 美容所施設数・従業美容師数（年末）
523,543 ―
36,282 総務省統計局 各年10月1日現在人口推計
美容人口（千人） 38,468 37,847 37,395 37,023 36,643 （11月1日現在） 日本人女性15才～64才人口推計
国別 フィールドパーソンの推移 （フィールドパーソン数：1月1日期首現在（2017年以前は12月21日期首現在））
2015年 2016年 2017年※1 2018年 2019年
日本 237 249 258 269 279 上段：フィールドパーソン人数 （名）
下段：フィールドパーソン一人あたり売上高 （百万円）
100 102 105 111 -
米国 12 9 12 13 13
2018年10月入社 6名 現場OJT中
（ミルボンUSA） 53 63 48 48 - 2019年 4月入社 31名 研修中
中国 18 18 19 22 21 （上記37名は左表には含まれておりません。）
（ミルボン上海） 36 40 50 62 -
韓国 19 20 23 25 30
（ミルボンコリア） 75 80 84 82 -
タイ 6 6 9 7 7
（ミルボンタイランド） 15 14 13 17 -
ベトナム 7
（ミルボンベトナム） -
その他地域※2 16 19 24 26 21
42 47 38 43 -
※1 2017年度は変則決算のため、12ヶ月調整の数値を使用して算出しています。
※2 台湾、香港、マレーシア、トルコ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、ドイツ、その他
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国別の状況
子会社ミルボンベトナム設立にあたり、従来の総代理店から在庫の返品を受けたため、
今期実績はマイナスとなった。
（単位：百万円）
増減率 営業 為替レート 為替レート
前期実績※1 今期実績※1
（％） 開始年 前期 (円) 今期 (円)
日本 6,282 6,428 2.3 1960年 - -
米国 1＄=
131 133 1.7 2004年 108.23 110.22
（ミルボンUSA）
中国 1元=
373 425 13.8 2009年 17.15 16.42
（ミルボン上海）
韓国 1₩=
485 569 17.3 2009年 0.1017 0.0980
（ミルボンコリア）
1バーツ=
タイ
17 37 114.0 2013年 3.45 3.5
（ミルボンタイランド）
ベトナム 1ドン=
29 △10 △136.6 2013年 - 0.0048
（ミルボンベトナム）
その他地域※2 272 302 11.1 - - -
※1 2019年12月期第１四半期より「収益認識に関する会計基準」等を適用しております。2018年12月期第１四半期の実績についても、
遡及適用しております。
※2 台湾、香港、マレーシア、トルコ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、ドイツ、その他
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海外子会社の状況 ①
◆海外子会社売上高（現地通貨）
増減率
通貨 (単位) 前期実績 当期実績
（％）
米国（ミルボンUSA） USドル (千) 1,212 1,211 △0.1
中国（ミルボン上海） 元 (千) 21,806 25,906 18.8
韓国（ミルボンコリア） ウォン (百万) 4,777 5,810 21.6
タイ（ミルボンタイランド） バーツ (千) 5,083 10,721 110.9
ベトナム（ミルボンベトナム） ドン(百万) - 245 -
米国 （ミルボンUSA）
マンハッタンの直販部門は、大型サロンのオープン、引続き好調なグローバルミルボン、さらに日系サロン向けに発売した
ファッションカラーアディクシーの評価も高く順調に推移しています。代理店部門では、米国北東エリアをフォローする既存
代理店がエリア拡大により好調です。また、前年下期より取引を開始したニューヨークの中華系代理店と今期より取引を
開始した米国の北中央エリアをファローする代理店も順調な滑り出しです。ただ、前年下期に取引を開始したカリフォルニ
ア州の代理店が異常気象の影響を受け苦戦を強いられたこともあり、減収となりました。代理店部門全体としては、直
販から代理店への取引移行の減収分をわずかに補うことはできませんでした。
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海外子会社の状況 ②
中国 （ミルボン上海）
北京支店及び成都支店の現地人支店長が、ミルボンの考え方や活動をしっかりと理解して代理店へ好影響を与え始
めていることが成果につながり始めています。また、すでに市場をある程度獲得している上海管轄の地域では、目先の成果
ではなく、今後の成長を睨んで、代理店担当者の活動の質を高めていくなど地道な取り組みを行っています。製品別では、
ファッションカラー「オルディーブ」が新色の導入効果もあり順調に推移しています。ヘアケアでは、サロントリートメント顧客の
獲得への取組みの成果もあり、グローバルミルボンが好調です。
韓国 （ミルボンコリア）
競合他社の低価格ヘアカラーの市場参入が続き、苦戦を強いられていましたが、ミルボンの教育活動の質、製品の品
質の優位性から順調にサロンを取り戻しており、ヘアカラーは前期比18.6%増となっています。ヘアケアでは、オージュアが
品質や教育の質の高さを評価され大幅に売上を伸ばしており、ヘアケア全体としては、前期比34.5%増となっています。
昨年導入されたストレートパーマ剤「ネオリシオ」は、柔らかい仕上がりによって導入店からの高い評価を得ており、パーマ部
門は前期比115.1%増となりました。
タイ （ミルボンタイランド）
前第1四半期は、前期比46.1%減と代理店を1社に絞った影響を特に大きく受けた四半期であり、当第1四半期はこ
の実績との比較になっています。ヘアカラー部門は、オルディーブとアディクシーの違いを明確にした活動とオルディーブの新色
効果もあり好調に推移しています。ヘアケア部門では、グローバルミルボンのリペアラインの評価が高く窓口が順調に拡大し
ています。
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海外子会社の状況 ③
ベトナム（ミルボンベトナム）
ベトナムは、20~30代の人口ボリュームが多く、今後、この世代を美容室の中核顧客とすることで拡大が期待される市
場です。ヘアカラー部門では、オルディーブ、アディクシーの評価が高く、それぞれの位置づけを明確にしながら市場展開を推
進しています。ヘアケア部門では、リンケージミュー、ディーセスノイが新規サロン獲得の武器となっています。また、グローバル
ミルボンは限定した優良サロンを中心に展開しています。
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