4919 ミルボン 2021-08-06 15:00:00
2021年12月期(第62期)第2四半期 株式会社ミルボン決算説明資料 [pdf]
2021年12月期(第62期)第2四半期
株式会社ミルボン 決算説明資料
2021年8⽉6⽇
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目次
P3 連結 経営成績
P4 連結 部門別売上高・ブランド別情報
P15 連結 損益計算書等
P16 連結 設備投資等の推移
P17 フィールドパーソンの推移&マーケット情報
P18 連結 国内・海外の売上高
P19 連結 国内・海外の営業利益
P20 海外子会社の状況
P22 補⾜資料
P23 Milbon Group 2021年度(第62期)の進捗
注︓ブランド別の数値は、連結の総売上高の数値を使⽤しております。
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Milbon Group
2021年度(第62期)
第2四半期の業績について
常務取締役 村井正浩
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連結 経営成績(第2四半期連結累計期間)
エリアによって差はあるものの顧客がサロンに戻り始め、さらに店販の増加もあり、コロナ影
響を⼤きく受けた昨年との⽐較では23.3%の⼤幅増収となった。営業利益についても昨
年から続くコロナ禍による活動制限と、増収効果により53.2%の増益となった。
(単位︓百万円)
構成⽐ 構成⽐ 増減率
前期実績 当期実績 増減額
(%) (%) (%)
売 上 高 15,869 100.0 19,558 100.0 3,689 23.3
売 上 総 利 益 10,540 66.4 12,907 66.0 2,367 22.5
販 管 費 8,151 51.4 9,248 47.3 1,097 13.5
営 業 利 益 2,388 15.1 3,659 18.7 1,270 53.2
経 常 利 益 2,102 13.3 3,355 17.2 1,252 59.5
親会社株主に帰属
する四半期純利益
1,451 9.1 2,413 12.3 962 66.3
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連結 部門別売上高 [ヘアケア用剤部門①]
第2四半期連結累計期間 (単位︓百万円)
前期実績 当期実績 増減額 増減率(%)
9,391 11,288 1,896 20.2
• 消費者の髪への意識やサロンの店販意識の高まりを背景にプレミアムブランドの売上は前期⽐
33.8%増と⼤きく伸⻑した。「オージュア」は2⽉発売の「ヘアケアシリーズ リペアリティライン」が流⾏り
のブリーチ毛へのダメージ対応と実感効果の高さからヒットとなり、前期⽐30.1%の増収となった。「グ
ローバルミルボン」は⽶国や中国をはじめとした海外での順調な伸⻑が継続しており、前期⽐46.6%
の増収となった。6⽉に発売した「プレミアムポジション」の今後の成⻑に期待。
• プロフェッショナルブランドにおいては、2⽉に発売した「グランドリンケージ」や、6⽉発売のブリーチケア
ニーズをとらえた新商品「エルジューダ ブリーチケア」等により、前期⽐11.9%増となった。
※ ⽂中の売上高の伸⻑率は、連結総売上高ベースによる数値です
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連結 部門別売上高 [ヘアケア用剤部門②]
新商品
第2四半期累計期間
オージュア ヘアケアシリーズ リペアリティライン
ブリーチによる毛髪内ダメージをケアし、内から満たされたやわらかな
髪へ導くヘアケアシリーズ。
(単位︓百万円)
通期目標 当期実績 進捗率 (%)
800 604 75.6 2021年 2⽉10⽇発売
グランドリンケージ
サロンカラー直後の色ツヤとまとまりが持続する、新しいカラーケア
ブランド。
(単位︓百万円)
通期目標 当期実績 進捗率 (%)
1,200 456 38.0 2021年 2⽉9⽇発売
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連結 部門別売上高 [ヘアケア用剤部門③]
新商品
第2四半期累計期間
グローバルミルボン プレミアムポジション
更なる高品質を追求し、うるおい・ツヤ・弾⼒に満ちた“より美しい
髪”へ導くグローバルミルボンの新ライン。
(単位︓百万円)
通期目標 当期実績 進捗率 (%)
400 51 12.8 2021年 6⽉10⽇発売
エルジューダ ブリーチケア
ブリーチデザインにしなやかな動きとまとまりを与える、オイルベースの
アウトバストリートメント。
(単位︓百万円)
通期目標 当期実績 進捗率 (%)
500 178 35.7 2021年 6⽉10⽇発売
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ブランド別情報 オージュア
新商品「ヘアケアシリーズ リペアリティライン」が好調
窓口軒数 (単位︓軒)
2020年度末※ 2021年度当期末※ 増減数 増減率 (%)
4,222 4,630 408 9.7
販売高(第2四半期累計期間) (単位︓百万円)
前期実績 当期実績 増減額 増減率 (%) (百万円) 販売高・窓口軒数推移 (軒)
9,000 5,000
3,330 4,332 1,002 30.1 8,000 4,500
7,000 4,000
ブランドコンセプト 製品構成 6,000
3,500
3,000
⽇本の風土・⽂化・毛髪特性から お客さま一人ひとりの髪質にフィットする 5,000
2,500
生まれた⽇本⼥性の髪の美しさを 幅広いラインナップ 4,000
2,000
共に育むヘアケアブランド ・5シリーズ 3,000
1,500
エターナルステージシリーズ 2,000
オージュアとは エイジングケアシリーズ
1,000
1,000
500
ヘアケアシリーズ
一人ひとりの髪と地肌の悩みに向き合い、 スカルプケアシリーズ 0 0
その時々に最も適したアイテムを選択して クライマティックケアシリーズ
今と未来の美しさまで支えていく。 ・15ライン 販売高 窓口軒数
それが、「オージュア」です。 ・96アイテム ※ グラフ数値は、2018年まで個別総売上高、2019年 以降は連結総売上高を使⽤しております。
※ ⽇本、海外ともに過去1年間の出荷実績から算出。
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ブランド別情報 グローバルミルボン
各国での窓口軒数増加に伴い販売高も順調に推移
窓口軒数 (単位︓軒)
2020年度末※ 2021年度当期末※ 増減数 増減率 (%)
9,916 13,182 3,266 32.9
販売高(第2四半期累計期間) (単位︓百万円)
前期実績 当期実績 増減額 増減率 (%) (百万円) 販売高・窓口軒数推移 (軒)
4,000 14,000
1,188 1,741 553 46.6 3,500 12,000
ブランドコンセプト グローバルミルボンとは
3,000
10,000
2,500
8,000
360°輝く髪で、一人ひとりの 世界20カ国の⼥性の毛髪内部を、独自 2,000
「私らしい美しさ」を切り拓く のCTスキャン技術で徹底的に解析し、 6,000
1,500
システムヘアケアブランド 共通の毛髪のダメージ現象を発⾒しまし
4,000
た。そしてダメージ毛を補修し、毛髪内密 1,000
展開国 度を高める成分を探索し、配合したヘア 500 2,000
⽇本、USA、香港、中国、タイ、 ケアを開発しました。 0 0
台湾、トルコ、マレーシア、ベトナム、 「グローバルミルボン」は芯から整った心地
インドネシア、フィリピン、シンガポー の良い輝く髪へ導くシステムヘアケアです。
販売高 窓口軒数
ル、ドイツ、韓国 ※ グラフ数値は、2018年まで個別総売上高、2019年 以降は連結総売上高を使⽤しております。
※ ⽇本、海外ともに過去1年間の出荷実績から算出。
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連結 部門別売上高 [染毛剤部門①]
第2四半期連結累計期間 (単位︓百万円)
前期実績 当期実績 増減額 増減率(%)
5,594 7,124 1,529 27.3
• 当四半期の染毛剤売上は、サロンでの施術が⼤きく減少していた前期2Qとの⽐較で⼤きく伸⻑と
なっているが、コロナ影響前の2019年⽐でも10.9%増収と堅調に推移。
• 特にファッションカラーは根強いブリーチ人気を背景に前期⽐40.7%増、2019年⽐で25.6%増と
好調に伸びている。「オルディーブアディクシー」が引続き売上を牽引。
• 一方グレイカラーは前期⽐では11.8%増、2019年⽐では6.3%減となった。白髪であってもブリーチ
を使⽤したデザインカラーを楽しみたいというニーズもあり、ファッションカラー剤を使うケースも多くなって
いる。
※ ⽂中の売上高の伸⻑率は、連結総売上高ベースによる数値です
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連結 部門別売上高 [染毛剤部門②]
主⼒商品
第2四半期累計期間
オルディーブアディクシー
高彩度の⻘で⾚味のあるブラウンをかき消します。にごりのないクリアな発
色実現を叶え、個性的で自由なヘアカラーデザインを実現します。
(単位︓百万円)
前期実績 当期実績 増減額 増減率 (%)
1,878 2,880 1,001 53.3 2017年度発売
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ブランド別情報 ヴィラロドラ①
企画・販売活動の継続により窓口軒数が順調に増加
窓口軒数 (単位︓軒)
2020年度末 2021年度当期末 増減数 増減率 (%)
10,128 10,646 518 5.1
販売高(第2四半期累計期間) (単位︓百万円)
前期実績 当期実績 増減額 増減率 (%) (百万円) 販売高・窓口軒数推移 (軒)
1,400 12,000
500 567 67 13.5 1,200 10,000
ブランドコンセプト
1,000
8,000
イタリアの⼤地が育む“自然の恵み”が 800
6,000
髪と地肌に本物の美しさをもたらします。 600
4,000
ヴィラロドラとは 400
2,000
『ビューティー・ザ・オーガニック・ウェイ』というコンセプトを基に、製品だけではなく、 200
製造過程、容器、展開ツール等においても自然環境へ徹底的にこだわった 0 0
本物のオーガニックブランドです。全商品オーガニック認証機関ICEA(イチェア)の
認証を得ています。自然の恵みがキレイをもたらすイタリア生まれのオーガニック
販売高 窓口軒数
ヘアケアで、髪と地肌に美しさを。そんなもう一つの選択肢をご提案します。
※ グラフ数値は、2018年まで個別総売上高、2019年 以降は連結総売上高を使⽤しております。
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ブランド別情報 ヴィラロドラ②
主⼒商品
第2四半期累計期間
ヴィラロドラ カラー
92%天然由来成分で植物の⼒を活かした処方により、「施術中」「仕上
がり」「継続使⽤」すべてを通してオーガニックならではの心地よさを実感し
ていただけます。
(単位︓百万円)
前期実績 当期実績 増減額 増減率 (%)
385 440 54 14.2 2015年度発売
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連結 部門別売上高 [化粧品部門]
第2四半期連結累計期間 (単位︓百万円)
前期実績 当期実績 増減額 増減率(%)
136 293 156 114.6
• 新規窓口の増加や新商品発売、プロモーションにより計画を上回った。
• 3⽉に数量限定で販売して完売していた「インプレア クールホワイトニングデイセラム」を6⽉に追加販売。
新製品
第2四半期累計期間
インプレア アイブロウマスカラ・アイブロウペンシル
豊富なカラーバリエーションから、ヘアカラーに合わせて選べる眉⽤マスカラと、
なめらかに描けて、自然な仕上がりが持続する眉⽤ペンシル。
(単位︓百万円)
通期目標 当期実績 進捗率 (%)
83 37 45.2 2021年 3⽉1⽇発売
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ブランド別情報 インプレア
昨年からの新規窓口の伸⻑と新商品の発売で売上が増加
窓口軒数 (単位︓軒)
2020年度末※ 2021年度当期末※ 増減数 増減率 (%)
645 890 245 38.0
販売高(第2四半期累計期間) (単位︓百万円)
前期実績 当期実績 増減額 増減率 (%)
136 293 156 114.6
ブランドコンセプト インプレアとは
『インプレア』のブランドコンセプトは「美容師によ 肌研究を強みとするコーセーと毛髪研究を強みとするミルボンの共同研究により誕生した、
る印象革命」です。美容師の強みである「提案 美容室専売化粧品ブランドです。
⼒」を生かした『印象プロデュース®』 により、新 肌印象の鍵を握る、肌の最表面にある「角層ケラチン」のうるおいバランスを整え、肌印
たな美容価値を提供します。 象のアップを叶えます。
『印象プロデュース®』とは
美容師を通じ、髪と顔をトータルで捉えた印象提案を⾏う、美容室ならではの強みを生かしたコミュニケーションメソッド。
お客様に“自分らしい印象の変化”をお届けします。
※ 過去1年間の出荷実績から算出。
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連結 損益計算書等(第2四半期連結累計期間)
<連結 損益計算書> (単位︓百万円) <部門別売上高一覧> (単位︓百万円)
※
前期実績※ 当期実績 構成⽐(%) 増減額 増減率(%)
構成⽐ 構成⽐
前期実績 当期実績
(%) (%) ヘアケア⽤剤 9,391 11,288 57.7 1,896 20.2
染毛剤 5,594 7,124 36.4 1,529 27.3
売上高 15,869 100.0 19,558 100.0 パーマネント
ウェーブ⽤剤 660 740 3.8 79 12.0
化粧品 136 293 1.5 156 114.6
売上原価 5,329 33.6 6,650 34.0
その他 85 111 0.6 26 31.3
売上総利益 10,540 66.4 12,907 66.0 <主な変動要因>
• 物流費等により販管費は前期⽐で増加しているが、
販管費 8,151 51.4 9,248 47.3 売上の伸⻑により吸収し販管費率が低下
物流費︓+528M(直送商品=プレミアムブランド
営業利益 2,388 15.1 3,659 18.7 売上増/⽶国での欠品空輸対応)
人件費︓+217M(人員増、昇給等)
経常利益 2,102 13.3 3,355 17.2
市場開発費︓+151M
親会社株主に (エデュケーションiD/デジタルアリーナ関連)
帰属する 1,451 9.1 2,413 12.3
四半期純利益
旅費交通費︓△16M(コロナ禍での活動制限)
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連結 設備投資等の推移
(単位︓百万円)
2021年 2021年
区 分 2017年 2018年 2019年 2020年
1~6⽉ 計画
設 備 投 資 額 1,570 1,149 1,605 1,917 2,292 7,488
減 価 償 却 費 1,272 1,370 1,453 1,562 832 1,819
⾦額 1,422 1,479 1,534 1,581 801 1,765
研究開発費 売上⽐
(%) 4.3 4.2 4.2 4.4 4.1 4.6
2021年度 設備投資の主な項目
• ⻘⼭営業所新設
• 新研修センター/イノベーションセンター⽤地取得
• ミルボンデジタルアリーナ(デジタル仮想空間システム)
• サロン教育動画プラットフォーム
• タイ工場建屋増築
• 中国工場建屋
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フィールドパーソンの推移&マーケット情報
国別 フィールドパーソンの推移 (フィールドパーソン数︓1⽉1⽇期首現在(2017年以前は12⽉21⽇期首現在))
2017年※1 2018年 2019年 2020年 2021年
⽇本 258 269 279 297 328 上段︓フィールドパーソン人数 (名)
105 111 108 100 - 下段︓フィールドパーソン一人あたり売上高 (百万円)
2021年6⽉30⽇現在
⽶国 12 13 13 17 17 2020年10⽉入社 0名 秋採⽤中止
(ミルボンUSA) 48 48 50 27 - 2021年 4⽉入社 33名 研修中
中国 19 22 21 30 30
(上記33名は左表には含まれておりません。)
(ミルボン中国販売) 50 62 70 50 -
韓国 23 25 30 32 32
(ミルボンコリア) 84 82 77 79 -
その他地域※2 33 33 35 38 38
31 37 39 34 -
マーケット情報(日本)
2016年 備考 ※ 従来、「マーケットの推移」の美容室軒数、美容師数で利⽤して
事業所数(軒) 172,304 おりました厚生労働省 衛生⾏政報告のデータは、実態との差
総務省統計局 経済センサス 異が⼤きいと判断して、2020年度12⽉期第2四半期より総
従業者数(人) 443,241 務省統計局 経済センサスのデータより事業所数、従業者数を
表示しております。なお、従業者数は、美容師免許を取得してい
総務省統計局 各年10⽉1⽇現在人口推計
美容人口(千人) 37,023 る従業員以外も含まれております。
⽇本人⼥性15才〜64才人口推計
※1 2017年度は変則決算のため、12ヶ⽉調整の数値を使⽤して算出しています。
※2 タイ、ベトナム、マレーシア、台湾、香港、トルコ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、ドイツ、その他
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連結 国内・海外の売上高
第2四半期連結累計期間 (百万円)
前期実績 当期実績 増減率 実質増減率※1
増減額
実績 構成⽐ 実績 構成⽐ (%) (%)
連結売上高 15,869 100.0 19,558 100.0 3,689 23.3 21.8
⽇本 13,373 84.3 15,742 80.5 2,368 17.7 17.7
海外 2,495 15.7 3,816 19.5 1,321 52.9 44.0
⽶国 189 1.2 406 2.1 216 114.0 114.8
中国 642 4.0 1,091 5.6 449 69.9 55.9
韓国 1,165 7.3 1,609 8.2 443 38.1 26.9
その他※2 497 3.1 709 3.6 211 42.5 41.4
※1 現地通貨ベースでの実質増減率です。当期為替レート USドル= 107.82円、中国元= 16.75円、韓国ウォン= 0.0969円
※2 タイ、ベトナム、マレーシア、台湾、香港、トルコ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、ドイツ、その他
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連結 国内・海外の営業利益
第2四半期連結累計期間 (百万円)
前期実績 当期実績 増減率
増減額
実績 営業利益率 実績 営業利益率 (%)
連結営業利益 2,388 15.1 3,659 18.7 1,270 53.2
⽇本 2,360 17.7 3,074 19.5 713 30.2
海外 27 1.1 585 15.3 557 2024.0
⽶国 △ 164 △ 86.5 △ 218 △ 53.8 △ 54 -
中国 95 14.8 269 24.7 174 183.9
韓国 275 23.7 544 33.9 268 97.4
その他※ △ 179 △ 36.0 △ 10 △ 1.5 168 -
※ タイ、ベトナム、マレーシア、台湾、香港、トルコ、インドネシア、フィリピン、シンガポール、ドイツ、その他
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海外子会社の状況①
⽂中の数値は、現地通貨ベースに準拠しています。
米国 (ミルボンUSA)
• ロックダウンが明けてサロン訪問や出張等全ての活動が解禁となる中、代理店と協働で新規サロンを
攻略する等精⼒的に活動を⾏って、前期⽐で114.8%増、コロナ影響前の2019年2Qの水準と
⽐較しても31.3%増と⼤きく売上を伸ばした。ヘアケアでは「グローバルミルボン」が窓口軒数、売上
ともに⼤きく伸⻑し、貢献した。
• 欧⽶向け染毛剤「ソフィストーン」の仕上がりの良さに加え、臭いを抑えて塗りやすいという機能性が
高く評価され代理店が積極的に新規出店サロンへ展開、軌道に乗り始めている。
中国 (ミルボン中国)
• ミルボンの強みである教育活動が市場で受け入れられており、取引サロン数が順調に増加。ここ数
年で契約代理店を増やして地域拡⼤を進めてきたことも実を結び、売上は前期⽐55.9%増、コロ
ナ影響前の2019年対⽐でも39.1%増と高い伸びを⾒せた。
• ヘアケアに対する意識とともに価値観の高まりによってミルボン商品が選ばれるようになってきており、ヘ
アケア⽤剤も順調に伸⻑。
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海外子会社の状況②
⽂中の数値は、現地通貨ベースに準拠しています。
韓国 (ミルボンコリア)
• サロンに寄り添い、デジタルマーケティングを駆使した活動への市場からの高い評価が2Qでも続いて
いる。また、以前から取り組んでいる全国代理店精鋭セールスとの連携が成果につながり、前期⽐
26.9%増の売上伸⻑となった。
• 染毛剤売上は「オルディーブアディクシー」の新色紹介のプロモーション動画の好反響もあり引続き順
調に増加。
• ヘアケアは、「オージュア」「グローバルミルボン」ともに新規窓口作りが引続き順調に進んでいる。
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<補⾜資料>ヘアケアブランドポジショニングマップ
プレミアムブランド
グローバルミルボン オージュア
ヴィラロドラ
ジェミールフラン クロナ プラーミア
グランドリンケージ
エルジューダ ドア
プロフェッショナルブランド
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Milbon Group
2021年度(第62期)の進捗
代表取締役社⻑ 佐藤龍⼆
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サロンを取り巻く環境 ︓ 3つの意識の高まり
美容意識
マスク生活下で髪や
肌への素材ケア
デジタル
店販意識
への意識
客足減少を補う
来店せず
店販の重要性
販売/購入
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サロンを取り巻く環境 ︓ サロンの売上構成
店販売上はサロンよりもメーカー売上に寄与する
サロン売上に占める材料費/仕入割合
サロンから消費者への売値
代理店から
サロンへの売値
メーカーから
材料費 代理店への売値
カラー剤、パーマ剤、
サロンケアメニュー剤
技術売上 店販売上
・客数減少による影響が出やすい ・コロナ禍で消費者の髪への意識向上
・客数減を補いたいサロンの店販意欲向上
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サロンを取り巻く環境 ︓ 近郊消費の加速
都市中心エリア 10-15%程度客数が減少
複合メニューと店販で顧客単価が10%程度上昇
都市居住エリア
近隣消費/⼩商圏化の影響で
コロナ前より客数や売上が増加傾向
地方郊外エリア
コロナによる大きな影響は特に
出ていないが、そもそも人口減
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プレミアムブランドの伸⻑
店販意識の⾼まりを背景としたプレミアムブランドの伸⻑
ヘアケア用剤売上に占める
売上高
[百万円]
プレミアムブランドの売上⾦額と⽐率 ヘアケア全体の
※連結の総売上高の数値を使用
12,317 半数を占める
10,716 10,100 規模へ成⻑
10,000
33.8
%増 ヘアケア
5,000 プレミアムブランド
6,200
4,685 4,633 [50.3%]
[43.7%] [45.9%] ※ヘアケアのみ
0
2019. 2020. 2021.
2Q累計 2Q累計 2Q累計
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ミルボンのDX戦略
寄り添うDX戦略
エリアマーケティング
milbon:iD エデュケーションiD サポート
顧客接点のDX 美容師教育のDX デジタルマーケティング
デジタルアリーナ
デジタル仮想空間
支えるDX戦略
ミルボンのビジネスモデルの1つである、フィールドパーソンシステムの
進化・効率化を図る
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顧客・サロンに寄り添うDX戦略〜①milbon:iD
2020年6月のサービスローンチ以来、
想定を上回るスピードで拡大
※milbon:iD = 美容室のお客様向けのオンラインショッピングサービス
登録店舗数 登録会員数 EC化率
[2020年末] [2020年末] [2020年末]
約1,300店 約2.7万人 1.5%
[2021.6末] [2021.6末] [2021.6末]
約2,000店 約7万人 5.5%
※当初計画︓ ※EC化率=milbon:iDで取扱うブランドの売上
(サロンケア用や大型サイズ品を除く)に占める、
2021年末に6万人 milbon:iD経由の売上⽐率
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顧客・サロンに寄り添うDX戦略〜②エデュケーションiD
『エデュケーションiD』を4月より展開開始、
美容師教育活動のデジタル化を推進
2021年6月時点
・時間場所に制約されないオンライン学習
・マルチスキル人材育成「ビューティーソムリエ」認証
美容師登録
・サロンの生産性向上に貢献 6,500名
・より多くの美容師がミルボンの教育に触れる機会 ※国内美容師数
=約50万人
ソムリエ受講者
2,600名
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顧客・サロンに寄り添うDX戦略〜③デジタルアリーナ
美容師がヘアデザイン技術を学ぶ場として、バーチャルイベントスペース
『ミルボン デジタルアリーナ』を6月ローンチ
・6月末 6,800回ダウンロード(うち海外14%)
・ローンチイベント︓2日で4,500人参加
*
・7月、美容師のためのヘアデザインコンテスト「DA-AWARD」を
初めてデジタルアリーナを使って開催
⇒ 世界各地から1,800名以上がアプリで参加 (※2019年はリアル実施
⇒850名参加)
*DA(=Design Abilities)︓美容師が⾃分の感性と向き合い⾃⾝の持つデザイン能⼒を覚醒させることを目的としたミルボンの教育イベント
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顧客・サロンに寄り添うDX戦略〜④エリアマーケティングサポート
デジタル情報の活用で、サロンのエリアマーケティングサポートを進化
スマートフォンのGPS情報を元に
[従来ツール] 通⾏/滞在する来訪者の情報が
公的統計データから
居住者情報を中心に活用 集計できるツールを新たに導入
(指定エリア来訪者の人数/年代/居住地域等)
公的統計
(国勢調査等)
ツール利用回数が
前期⽐ 1.5倍
居住者 通勤/通学者 へ増加
(夜間人口) (昼間人口)
※承諾を得たKDDIの通信契約者数百万人の個人特定できない形に加工したデータを使用
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化粧品事業の進捗
コロナ状況下での消費者や買い場の変化を背景に、
化粧品事業は計画に向け取組中
売上⾼ 640M
消費者 買い場
294M
マスク生活で コロナによる
肌や髪への 百貨店等休業や 136M
47M
素材ケア意識 都市中心部への
外出機会減 2019. 2020. 2021. 2021.
2Q累計 2Q累計 2Q累計 年間計画
導入窓口軒数 1,800
サロン 商品
890
来店客減により 髪色との連動で
645
店販意識向上、 美容師が楽しんで
新たな売物期待 薦められる 200
(アイブロウマスカラ・ペンシル)
2019. 2020. 2021. 2021.
12末 12末 6末 年間計画
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海外子会社の成⻑
コロナ影響前の2019年⽔準と⽐較しても
各国30%以上の売上成⻑
※⽂中の数値は、現地通貨ベースに準拠しています。
ミルボンUSA ミルボン中国 ミルボンコリア
+31.3% +39.1% +39.3%
[対2019.2Q] [対2019.2Q] [対2019.2Q]
(※対2020.2Q︓+114.8%) (※対2020.2Q︓+55.9%) (※対2020.2Q︓+26.9%)
・経済活動再開で代理店/サロンの ・代理店の活動地域拡大 ・代理店のグローバルミルボン
動きが一気に活発化 教育営業
・ソフィストーンの商品⼒に高評価 ・工場︓年内建屋完成予定、
テスト稼働へ向け進捗 ・アクアカールが高評価、
・グローバルクリエイティブディレクターの
今後の新たな成⻑の芽
Anh Co Tran氏による宣伝効果
・R&D分室準備 として期待
・鍵となる代理店とヘアカラー教育人材
を共同で登用 ▵コロナ再拡大と台風被害
▵ 想定以上の注文で欠品発生、
一時的な物流費増
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通期業績予想修正
2020年度通期実績
[修正前] [修正後]
2021年度通期目標 2021年度通期目標
修正前目標
前年同期⽐ ⾦額 前期⽐ ⾦額 修正前目標 前期⽐
⾦額 増減額
増減率(%) (A) 増減率(%) (B) 増減率(%) 増減率(%)
(単位︓百万円) (B-A)
売上高 35,725 △1.5 38,200 6.9 40,600 2,400 6.3 13.6
国内 29,880 △1.7 31,318 4.8 33,100 1,782 5.7 10.8
海外 5,844 △0.2 6,882 17.8 7,500 618 9.0 28.3
営業利益 6,394 △5.3 6,420 0.4 7,800 1,380 21.5 22.0
経常利益 5,791 △7.1 5,710 △1.4 7,120 1,410 24.7 22.9
親会社株主に帰属する
4,204 △6.9 4,050 △3.7 5,100 1,050 25.9 21.3
当期純利益
【参考︓海外売上⽐率】
2020年 16.4% ⇒ 2021年計画(修正後) 18.5%
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売上成⻑の軌道
2021年の業績は、コロナ影響が強かった前期⽐では伸びが大きいが、
コロナ前の年平均成⻑率(CAGR)の成⻑軌道に沿った堅調な伸⻑となっている
2019年までの5年間の コロナ禍2020-2021の
年平均成⻑率(CAGR) 成⻑率が
=7.5% 約5.8%と仮定した場合
売上高
[百万円]
40,000
[2021予想値]
36,266 40,600
35,185 35,725
30,000 33,456
29,134
27,377
25,226 ※2019年度より
「収益認識に関する会計基準」等を適用
0
2014年 2015年 2016年 2017年 2018年 2019年 2020年 2021年予想
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通期業績予想修正(部門別)
2020年度通期実績
[修正前] [修正後]
2021年度通期目標 2021年度通期目標
修正前目標
前年同期⽐ ⾦額 前期⽐ ⾦額 修正前目標 前期⽐
⾦額 増減額
増減率(%) (A) 増減率(%) (B) 増減率(%) 増減率(%)
(単位︓百万円) (B-A)
ヘアケア⽤剤 21,135 △0.9 22,768 7.7 23,798 1,030 4.5 12.6
染毛剤 12,594 △3.1 13,112 4.1 14,400 1,288 9.8 14.3
パーマネントウェーブ
1,372 △9.4 1,416 3.2 1,485 69 4.9 8.2
⽤剤
化粧品 360 118.3 640 77.4 640 0 0.0 77.4
その他 262 △0.3 264 0.7 277 13 4.9 5.6
合計 35,725 △1.5 38,200 6.9 40,600 2,400 6.3 13.6
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今後に向けて
【設備投資状況について】 ⇒ 償却費の増加
⻘⼭営業所 タイ工場増築 新研修センター デジタル
新設 中国工場建設 イノベーションセンター 投資
【費用状況について】 ⇒ 活動再開や注文増に伴う費用増
旅費交通費 物流費
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新・中期事業構想の策定について
今期は『18ヵ月ミッション』に集中して事業基盤を整備、
2022年2月に新・中期事業構想を発表予定
2022年2月
『18ヵ月ミッション』 新・中期事業構想
「店販」「教育」「商品」「社内施策」の (2022-2026)
4つのステージ/25のミッションの取組
・「365日総顧客発想」「知販」「マルチスキル人材」推進
・デジタル投資や海外関連の先⾏投資
の策定へ
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中間増配及び期末配当予想修正
[修正前] [修正後]
2019年度 2020年度
2021年度 2021年度
実績 実績
(単位︓円) 予想 予想
中間配当 27 27 28 30 ※2021年中間配当は確定
期末配当 29 29 28 33
年間合計 56 56 56 63
連結配当性向 40.6% 43.3% 45.0% 40.2%
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本資料に記載されている業績⾒通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報
及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により⼤
きく異なる可能性があります。
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