4902 コニカミノルタ 2019-02-01 15:00:00
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2019年3月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2019年2月1日
上場会社名 コニカミノルタ株式会社 上場取引所 東
コード番号 4902 URL http://konicaminolta.jp
代表者 (役職名) 代表執行役社長兼CEO (氏名)山名 昌衛
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)比留田 哲也 TEL 03-6250-2100
四半期報告書提出予定日 2019年2月7日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2019年3月期第3四半期の連結業績(2018年4月1日~2018年12月31日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期第3四半期 777,578 3.6 50,509 73.6 47,957 76.7 33,671 82.1 33,743 81.2 37,159 △8.8
2018年3月期第3四半期 750,253 7.2 29,090 △15.6 27,145 △20.4 18,492 △26.2 18,617 △25.3 40,765 91.8
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2019年3月期第3四半期 68.23 68.00
2018年3月期第3四半期 37.61 37.50
(注)「基本的1株当たり四半期利益」及び「希薄化後1株当たり四半期利益」は、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を基に算定して
おります。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2019年3月期第3四半期 1,210,791 557,041 546,414 45.1
2018年3月期 1,203,907 535,588 524,513 43.6
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2018年3月期 - 15.00 - 15.00 30.00
2019年3月期 - 15.00 -
2019年3月期(予想) 15.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2019年3月期の連結業績予想(2018年4月1日~2019年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上高 営業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,080,000 4.7 64,000 18.9 40,000 24.0 80.88
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:有
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期3Q 502,664,337株 2018年3月期 502,664,337株
② 期末自己株式数 2019年3月期3Q 8,075,597株 2018年3月期 8,175,975株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019年3月期3Q 494,551,619株 2018年3月期3Q 494,992,804株
当社は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託を設定しており、当該信託に係る信託口が所有する当社株式(2019年3月期3Q末
1,250,538株、2018年3月期末1,274,000株)を自己株式として処理しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料7ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法)
当社は2019年2月1日(金)に機関投資家向けに決算説明会を開催する予定です。その模様及び説明内容について
は、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 6
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 7
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………… 8
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ……………………………………………………………… 8
(2)要約四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………… 10
(3)要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………… 12
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………… 14
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………… 15
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………… 17
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 17
(会計方針の変更) ……………………………………………………………………………… 17
(その他の収益) ………………………………………………………………………………… 18
(その他の費用) ………………………………………………………………………………… 18
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………… 19
(企業結合) ……………………………………………………………………………………… 23
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 業績全般の概況
前第3四半期 当第3四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
(自2017.4.1 (自2018.4.1
至2017.12.31) 至2018.12.31)
億円 億円 億円 %
売上高 7,502 7,775 273 3.6
売上総利益 3,575 3,776 201 5.6
営業利益 290 505 214 73.6
税引前四半期利益 271 479 208 76.7
親会社の所有者に帰属する四半期利益 186 337 151 81.2
円 円 円 %
基本的1株当たり四半期利益 37.61 68.23 30.62 81.4
億円 億円 億円 %
設備投資額 247 334 86 35.1
減価償却費及び償却費 413 440 27 6.6
研究開発費 569 593 24 4.2
億円 億円 億円 %
フリー・キャッシュ・フロー △940 168 1,108 -
人 人 人 %
連結従業員数 43,475 44,158 683 1.6
為替レート 円 円 円 %
米ドル 111.70 111.14 △0.56 △0.5
ユーロ 128.53 129.49 0.96 0.7
当第3四半期連結累計期間(以下「当期間」)における当社グループの連結売上高は、7,775億円
(前年同期比3.6%増)となりました。事業セグメント別では、オフィス事業はカラー高速機やITサ
ービスの販売がけん引して増収となり、プロフェッショナルプリント事業はカラー機とモノクロ機、
及び産業印刷機器の販売台数が増加して増収となりました。ヘルスケア事業は一部仕入商品の販売を
終了した影響もあり減収となりました。産業用材料・機器事業は、機能材料ユニットやIJコンポーネ
ントユニットの売上が伸長し、需要が落ち着いた計測機器ユニットの減収を補って、前年同期並みと
なりました。
営業利益は505億円(前年同期比73.6%増)となりました。中期経営計画において注力してきた基
盤事業の収益力強化の施策も奏功してオフィス事業やプロフェッショナルプリント事業が増益となっ
たことに加えて、前期から取り組んでいる企業不動産戦略における「ファシリティ(土地・建物)活
用の最適化」の一環として、資産流動化による収益202億円が計上され、当社グループ全体として前
年同期比で大幅な増益となりました。また、将来の収益の柱にすべく投資を継続している新規事業で
は、当社の提供するエッジIoTプラットフォームである「Workplace Hub(ワークプレイス ハブ)」
を欧米で販売開始しました。バイオヘルスケア分野では、国内に事業会社を設立し10月より事業を開
始しています。
税引前四半期利益は479億円(前年同期比76.7%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は337
億円(同81.2%増)となりました。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
② 主要セグメントの状況
前第3四半期 当第3四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
(自2017.4.1 (自2018.4.1
至2017.12.31) 至2018.12.31)
億円 億円 億円 %
オフィス事業 売上高 4,277 4,364 87 2.1
営業利益 299 343 44 14.7
プロフェッショナル 売上高 1,550 1,650 100 6.5
プリント事業 営業利益 50 87 36 72.4
ヘルスケア事業 売上高 668 611 △57 △8.6
営業利益 38 11 △26 △69.6
産業用材料・機器事業 売上高 901 884 △16 △1.9
営業利益 176 170 △5 △3.2
小計 売上高 7,397 7,510 113 1.5
営業利益 564 612 48 8.5
「その他」及び調整額 売上高 105 264 159 151.6
(注2) 営業利益 △273 △107 166 -
要約四半期 売上高 7,502 7,775 273 3.6
連結損益計算書計上額 営業利益 290 505 214 73.6
(注1)売上高は外部顧客への売上高であります。
(注2)売上高は「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(6)要約四半期連結財務諸表に関する
注記事項(セグメント情報)」に記載の「その他」の外部顧客への売上高、営業利益は同記載
の「その他」と調整額の合計であります。
1)オフィス事業
オフィスユニットでは、A3複合機の販売台数は、モノクロ機が前年同期比で減少となったもののカ
ラー機が大幅に伸長し、全体で増加となりました。カラー機は欧米や日本などの先進国においては前
期に投入した高速機が台数増加をけん引し、中国やASEAN、インドなどの成長国においては低速機か
ら高速機まで大幅に伸長するなど、当期の重点施策として取り組んできた地域戦略の狙い通りに進捗
しています。
ITサービスユニットでは、米国、欧州共に買収による新規連結効果に加えて、エッジIoTプラット
フォーム「Workplace Hub(ワークプレイス ハブ)」の販売体制を構築する一環としての、マネージ
ドITサービスの販売及び提供能力強化が成果を上げ、前年同期比での増収をけん引しました。
これらの結果、当事業の売上高は4,364億円(前年同期比2.1%増)、営業利益は343億円(同
14.7%増)となりました。
2)プロフェッショナルプリント事業
プロダクションプリントユニットでは、カラー機、モノクロ機共に販売台数が前年同期比で増加し
ました。カラー機は欧州で高速機を中心に販売が拡大し、北米でも当期間後半に前年対比伸長に転じ
たほか、中国やインド、ASEANなどの成長国でも大幅に販売台数が伸長しました。
産業印刷ユニットでは、米欧を中心にインクジェットデジタル印刷機の「AccurioJet(アキュリオ
ジェット)KM-1」やラベル印刷機、MGI社製のデジタル加飾印刷機の販売が拡大し、加えて中国や
ASEAN、インドでも順次販売を拡大させ、全体の販売台数が大幅に伸長しました。
マーケティングサービスユニットでは、大口顧客の需要回復による増収に加え、高付加価値サービ
スへのシフトを加速したことにより、収益性も改善しました。
これらの結果、当事業の売上高は1,650億円(前年同期比6.5%増)、営業利益は87億円(同72.4%
増)となりました。
3)ヘルスケア事業
ヘルスケアユニットでは、DR(デジタルラジオグラフィー)は、当期間を通じて日本は堅調に推移
したものの米国の病院向けの販売が一旦落ち着いた影響で、販売数は前年同期を下回りました。超音
波診断装置は、日本国内における整形外科分野でのジャンルトップを維持し、当期間を通じて日米を
中心に販売数量を堅調に伸ばしました。また、前期に譲受した産婦人科対象の事業も売上に貢献しま
した。医療ITユニットでは、当期間後半で日米においてやや減速しましたが、保守サービスは日本で
堅調に推移しました。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
当事業全体では、収益性の低い仕入商品の販売を終了したこともあり前年同期比で減収、また、前
年同期に計上した資産流動化などの一過性収益の影響もあり減益となりました。
これらの結果、当事業の売上高は611億円(前年同期比8.6%減)、営業利益は11億円(同69.6%
減)となりました。
4)産業用材料・機器事業
材料・コンポーネント分野では、機能材料ユニットは、市場拡大が続く中国向けを中心に位相差フ
ィルム等の高付加価値製品の販売が堅調に伸長し、前年同期比で大幅な増収となりました。光学コン
ポーネントユニットはプロジェクター用光学部材とカメラ用交換レンズの販売は堅調に推移したもの
の、その他光学部品の販売数量減少により売上は前年同期並みでした。IJコンポーネントユニットは
アジアでの既存顧客からの受注増加により増収となりました。
産業用光学システム分野では、計測機器ユニットでの需要の波を捉えたビジネスチャンス拡大は継
続しているものの、前年同期にあった顧客のディスプレイ関連投資の影響で前年同期比では減収とな
りました。
これらの結果、当事業の売上高は884億円(前年同期比1.9%減)、営業利益は170億円(同3.2%
減)となりました。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(参考)第3四半期連結会計期間の状況
前第3四半期 当第3四半期
増減
連結会計期間 連結会計期間
(自2017.10.1 (自2018.10.1
至2017.12.31) 至2018.12.31)
億円 億円 億円 %
売上高 2,621 2,604 △16 △0.6
売上総利益 1,256 1,261 4 0.4
営業利益 86 159 72 84.4
税引前四半期利益 80 148 67 83.0
親会社の所有者に帰属する四半期利益 51 104 53 104.0
円 円 円 %
基本的1株当たり四半期利益 10.32 21.05 10.73 104.0
億円 億円 億円 %
設備投資額 86 138 52 60.3
減価償却費及び償却費 142 149 6 4.9
研究開発費 194 196 2 1.1
億円 億円 億円 %
フリー・キャッシュ・フロー △1,139 58 1,197 -
為替レート 円 円 円 %
米ドル 112.98 112.90 △0.08 △0.1
ユーロ 133.01 128.78 △4.23 △3.2
主要セグメントの状況
前第3四半期 当第3四半期
増減
連結会計期間 連結会計期間
(自2017.10.1 (自2018.10.1
至2017.12.31) 至2018.12.31)
億円 億円 億円 %
オフィス事業 売上高 1,481 1,457 △24 △1.6
営業利益 97 116 18 19.1
プロフェッショナル 売上高 538 558 19 3.7
プリント事業 営業利益 26 33 7 26.8
ヘルスケア事業 売上高 240 208 △31 △13.2
営業利益 9 3 △6 △64.8
産業用材料・機器事業 売上高 301 288 △12 △4.3
営業利益 55 55 △0 △0.1
小計 売上高 2,561 2,512 △49 △1.9
営業利益 189 209 19 10.2
「その他」及び調整額 売上高 59 92 32 54.9
(注2) 営業利益 △103 △50 53 -
要約四半期 売上高 2,621 2,604 △16 △0.6
連結損益計算書計上額 営業利益 86 159 72 84.4
(注1)売上高は外部顧客への売上高であります。
(注2)売上高は「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(6)要約四半期連結財務諸表に関する
注記事項(セグメント情報)」に記載の「その他」の外部顧客への売上高、営業利益は同記載
の「その他」と調整額の合計であります。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 財政状態の状況
当第3四半期
前連結会計年度末 増減
連結会計期間末
資産合計 (億円) 12,039 12,107 68
負債合計 (億円) 6,683 6,537 △145
資本合計 (億円) 5,355 5,570 214
親会社の所有者に帰属する持分合計(億円) 5,245 5,464 219
親会社所有者帰属持分比率 (%) 43.6 45.1 1.5
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は、前期末比68億円(0.6%)増加し1兆2,107億円となり
ました。これは主に、棚卸資産の増加189億円、有形固定資産の増加78億円、その他の流動資産の増
加49億円、のれん及び無形資産の増加44億円、現金及び現金同等物の減少222億円、営業債権及びそ
の他の債権の減少85億円によるものであります。
負債合計については、前期末比145億円(2.2%)減少し6,537億円となりました。これは主に、社
債及び借入金の減少212億円、退職給付に係る負債の減少63億円、営業債務及びその他の債務の減少
56億円、引当金の増加127億円、未払法人所得税の増加77億円によるものであります。
資本合計については、前期末比214億円(4.0%)増加し5,570億円となりました。
親会社の所有者に帰属する持分合計は、前期末比219億円(4.2%)増加し5,464億円となりまし
た。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上337億円、その他の資本の構成要素
(主に在外営業活動体の換算差額)の増加35億円、剰余金の配当による減少148億円によるものであ
ります。
これらの結果、親会社所有者帰属持分比率は、1.5ポイント増加の45.1%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
(単位:億円)
前第3四半期 当第3四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
営業活動によるキャッシュ・フロー 394 368 △26
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,334 △199 1,134
計
△940 168 1,108
(フリー・キャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フロー 1,415 △391 △1,807
当第3四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フロ
ー368億円の収入と、投資活動によるキャッシュ・フロー199億円の支出の結果、営業活動によるキャ
ッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは168
億円のプラスとなりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローは391億円の支出となりました。
そのほかに、現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額があり、当第3四半期連結会計期間末の
現金及び現金同等物の残高は、前期末比222億円減少の1,276億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税引前四半期利益479億円、減価償却費及び償却費440億円、営業債権及びその他の債権の減少によ
る増加67億円等によるキャッシュ・フローの増加と、有形固定資産及び無形資産除売却損益185億円
の調整、棚卸資産の増加193億円、法人所得税の支払77億円等によるキャッシュ・フローの減少によ
り、営業活動によるキャッシュ・フローは368億円の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出238億円、無形資産の取得による支出106億円、有形固定資産及び無
形資産の売却による収入213億円等があり、投資活動によるキャッシュ・フローは199億円の支出とな
りました。
この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフ
リー・キャッシュ・フローは168億円のプラス(前年同期は940億円のマイナス)となりました。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
社債の償還及び長期借入金の返済260億円、配当金の支払146億円等の支出により、財務活動による
キャッシュ・フローは391億円の支出(前年同期は1,415億円の収入)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想につきましては、第3四半期連結累計期間の進捗を考慮し、2018年10月30日に公
表した業績予想を据え置くことといたします。
なお、業績予想の前提となる第4四半期連結会計期間の為替レートについても、期初前提の[米
ドル=105円、ユーロ=125円]を据え置きます。
※上記業績予想は、本資料の発表日現在における将来に関する前提・見通し・計画に基づく予想で
あり、リスクや不確定要素を含んだものであります。実際の業績は当社を取り巻く経済情勢、市
場の動向、為替レートの変動など様々な重要な要素により、これら業績予想とは大きく異なる可
能性があります。
「1.当四半期決算に関する定性的情報」における記載金額は、表示単位未満を切り捨てて表示
しております。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 149,913 127,667
営業債権及びその他の債権 263,453 254,942
棚卸資産 139,536 158,447
未収法人所得税 4,327 2,084
その他の金融資産 1,427 3,455
その他の流動資産 23,018 27,929
流動資産合計 581,676 574,527
非流動資産
有形固定資産 192,941 200,796
のれん及び無形資産 332,699 337,194
持分法で会計処理されている投資 3,601 2,817
その他の金融資産 47,507 48,042
繰延税金資産 37,540 39,580
その他の非流動資産 7,942 7,832
非流動資産合計 622,230 636,264
資産合計 1,203,907 1,210,791
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2018年3月31日) (2018年12月31日)
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 173,996 168,388
社債及び借入金 33,136 9,322
未払法人所得税 5,038 12,833
引当金 8,472 12,717
その他の金融負債 1,874 1,431
その他の流動負債 48,888 45,148
流動負債合計 271,407 249,842
非流動負債
社債及び借入金 260,530 263,103
退職給付に係る負債 51,599 45,230
引当金 4,288 12,795
その他の金融負債 59,781 63,392
繰延税金負債 12,558 12,359
その他の非流動負債 8,152 7,024
非流動負債合計 396,911 403,907
負債合計 668,318 653,749
資本
資本金 37,519 37,519
資本剰余金 184,841 183,765
利益剰余金 298,366 317,690
自己株式 △10,189 △10,066
新株予約権 934 875
その他の資本の構成要素 13,041 16,630
親会社の所有者に帰属する持分合計 524,513 546,414
非支配持分 11,075 10,626
資本合計 535,588 557,041
負債及び資本合計 1,203,907 1,210,791
- 9 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 750,253 777,578
売上原価 392,703 399,903
売上総利益 357,549 377,675
その他の収益 13,607 23,468
販売費及び一般管理費 330,995 342,908
その他の費用 11,071 7,725
営業利益 29,090 50,509
金融収益 2,747 3,591
金融費用 4,579 5,662
持分法による投資損失 111 480
税引前四半期利益 27,145 47,957
法人所得税費用 8,653 14,286
四半期利益 18,492 33,671
四半期利益の帰属
親会社の所有者 18,617 33,743
非支配持分 △124 △72
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 37.61 68.23
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 37.50 68.00
- 10 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
売上高 262,150 260,491
売上原価 136,494 134,347
売上総利益 125,656 126,143
その他の収益 665 6,944
販売費及び一般管理費 115,901 114,681
その他の費用 1,795 2,502
営業利益 8,624 15,904
金融収益 1,266 1,152
金融費用 1,724 2,065
持分法による投資損失 79 190
税引前四半期利益 8,087 14,800
法人所得税費用 3,107 4,397
四半期利益 4,979 10,403
四半期利益の帰属
親会社の所有者 5,101 10,409
非支配持分 △121 △6
1株当たり四半期利益
基本的1株当たり四半期利益(円) 10.32 21.05
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 10.29 20.98
- 11 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結包括利益計算書
【第3四半期連結累計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期利益 18,492 33,671
その他の包括利益
損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定(税引後) △729 261
公正価値で測定する金融資産の純変動
2,643 △1,997
(税引後)
持分法適用会社におけるその他の
0 △0
包括利益に対する持分(税引後)
損益に振り替えられることのない項目
1,913 △1,736
合計
損益に振り替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジの
△868 1,177
公正価値の純変動(税引後)
在外営業活動体の換算差額(税引後) 21,221 4,059
持分法適用会社におけるその他の
5 △11
包括利益に対する持分(税引後)
損益に振り替えられる可能性のある項目
20,358 5,225
合計
その他の包括利益合計 22,272 3,488
四半期包括利益合計 40,765 37,159
四半期包括利益合計額の帰属先
親会社の所有者 40,067 37,604
非支配持分 698 △444
- 12 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
【第3四半期連結会計期間】
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
(自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
四半期利益 4,979 10,403
その他の包括利益
損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定(税引後) △717 △17
公正価値で測定する金融資産の純変動
2,135 △2,000
(税引後)
持分法適用会社におけるその他の
△0 △0
包括利益に対する持分(税引後)
損益に振り替えられることのない項目
1,417 △2,017
合計
損益に振り替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジの
341 1,603
公正価値の純変動(税引後)
在外営業活動体の換算差額(税引後) 5,645 △12,541
持分法適用会社におけるその他の
2 9
包括利益に対する持分(税引後)
損益に振り替えられる可能性のある項目
5,989 △10,928
合計
その他の包括利益合計 7,406 △12,946
四半期包括利益合計 12,386 △2,543
四半期包括利益合計額の帰属先
親会社の所有者 12,241 △2,615
非支配持分 145 72
- 13 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
親会社の
その他の
資本 利益 新株 所有者に 非支配
資本金
剰余金 剰余金
自己株式
予約権
資本の
帰属する 持分
資本合計
構成要素
持分合計
2017年4月1日時点の残高 37,519 202,631 276,709 △9,214 998 15,685 524,331 9,818 534,149
四半期利益 - - 18,617 - - - 18,617 △124 18,492
その他の包括利益 - - - - - 21,449 21,449 822 22,272
四半期包括利益合計 - - 18,617 - - 21,449 40,067 698 40,765
剰余金の配当 - - △14,850 - - - △14,850 - △14,850
自己株式の取得及び処分 - - △59 △1,037 - - △1,096 - △1,096
株式報酬取引 - 144 - - △31 - 113 - 113
子会社の異動による
- - - - - - - 35,442 35,442
非支配持分の変動額
非支配株主との資本取引等 - △135 - - - - △135 61 △73
非支配株主へ付与された
- △21,795 - - - - △21,795 △35,419 △57,214
プット・オプション
その他の資本の構成要素から
- - △423 - - 423 - - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - △21,785 △15,333 △1,037 △31 423 △37,765 84 △37,680
2017年12月31日時点の残高 37,519 180,845 279,993 △10,251 967 37,558 526,633 10,600 537,234
(単位:百万円)
親会社の
その他の
資本 利益 新株 所有者に 非支配
資本金
剰余金 剰余金
自己株式
予約権
資本の
帰属する 持分
資本合計
構成要素
持分合計
2018年4月1日時点の残高 37,519 184,841 298,366 △10,189 934 13,041 524,513 11,075 535,588
会計方針の変更の影響 - - 188 - - - 188 - 188
2018年4月1日時点の修正後残高 37,519 184,841 298,554 △10,189 934 13,041 524,701 11,075 535,776
四半期利益 - - 33,743 - - - 33,743 △72 33,671
その他の包括利益 - - - - - 3,860 3,860 △371 3,488
四半期包括利益合計 - - 33,743 - - 3,860 37,604 △444 37,159
剰余金の配当 - - △14,836 - - - △14,836 △23 △14,859
自己株式の取得及び処分 - - △43 123 - - 79 - 79
株式報酬取引 - 272 - - △59 - 213 - 213
子会社の異動による
- - - - - - - 20 20
非支配持分の変動額
非支配株主へ付与された
- △1,348 - - - - △1,348 - △1,348
プット・オプション
その他の資本の構成要素から
- - 271 - - △271 - - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - △1,076 △14,607 123 △59 △271 △15,891 △3 △15,895
2018年12月31日時点の残高 37,519 183,765 317,690 △10,066 875 16,630 546,414 10,626 557,041
- 14 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 27,145 47,957
減価償却費及び償却費 41,325 44,054
減損損失及びその戻入益 20 298
持分法による投資損益(△は益) 111 480
受取利息及び受取配当金 △2,714 △3,430
支払利息 3,488 4,993
有形固定資産及び無形資産除売却損益
△10,670 △18,562
(△は益)
営業債権及びその他の債権の増減
11,793 6,728
(△は増加)
棚卸資産の増減(△は増加) △6,940 △19,371
営業債務及びその他の債務の増減
180 △530
(△は減少)
賃貸用資産の振替による減少 △4,310 △4,607
退職給付に係る負債の増減(△は減少) △264 △735
その他 △8,505 △10,663
小計 50,660 46,611
配当金の受取額 573 632
利息の受取額 1,786 2,827
利息の支払額 △3,072 △5,461
法人所得税の支払額又は還付額 △10,471 △7,761
営業活動によるキャッシュ・フロー 39,475 36,848
- 15 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △18,675 △23,894
無形資産の取得による支出 △7,384 △10,628
有形固定資産及び無形資産の売却による
12,064 21,393
収入
子会社株式の取得による支出 △116,943 △1,979
持分法で会計処理されている投資の
△735 △250
取得による支出
投資有価証券の取得による支出 △643 △143
投資有価証券の売却による収入 555 44
貸付による支出 △31 △98
貸付金の回収による収入 75 21
事業譲受による支出 △645 △2,585
その他 △1,119 △1,877
投資活動によるキャッシュ・フロー △133,483 △19,997
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) △9,828 1,559
社債の発行及び長期借入れによる収入 145,710 0
社債の償還及び長期借入金の返済による
△13,921 △26,005
支出
自己株式の取得による支出 △1,163 △4
配当金の支払による支出 △14,628 △14,659
非支配株主への配当金の支払による
- △23
支出
非支配株主からの払込みによる収入 35,419 -
その他 0 0
財務活動によるキャッシュ・フロー 141,588 △39,132
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響
661 36
額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 48,239 △22,246
現金及び現金同等物の期首残高 92,628 149,913
現金及び現金同等物の四半期末残高 140,867 127,667
- 16 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(会計方針の変更)
当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除いて、前
連結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針から変更はありません。
(IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」の適用)
当社グループは、第1四半期連結会計期間より、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」
(2014年5月公表)及び「IFRS第15号の明確化」(2016年4月公表)(合わせて以下「IFRS第15
号」)を適用しております。
当社グループでは、経過措置に従ってIFRS第15号を遡及適用し、適用開始の累積的影響を第1四
半期連結会計期間の利益剰余金期首残高の修正として認識しております。
IFRS第15号の適用に伴い、以下の5ステップを適用することにより収益を認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する。
ステップ2:契約における履行義務を識別する。
ステップ3:取引価格を算定する。
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する。
ステップ5:履行義務の充足時に(又は充足するにつれて)収益を認識する。
また、顧客との契約獲得のための増分コスト及び契約に直接関連する履行コストのうち、回収可
能であると見込まれる部分については、資産として認識しております。契約獲得のための増分コス
トとは、顧客との契約を獲得するために発生したコストで、当該契約を獲得しなければ発生しなか
ったであろうものであります。
なお、IFRS第15号の適用は、当社グループの要約四半期連結財務諸表に重要な影響を与えるもの
ではありません。
(IFRS第9号「金融商品」の適用)
当社グループは、第1四半期連結会計期間より、IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改訂)
(以下「IFRS第9号」)を適用しております。
IFRS第9号の適用に伴い、償却原価で測定する金融資産の減損の認識にあたって、当該金融資産
に係る予想信用損失に対して貸倒引当金を認識する方法に変更しております。また、IFRS第9号の
ヘッジ会計に関する規定を適用しております。
なお、IFRS第9号の適用は、当社グループの要約四半期連結財務諸表に重要な影響を与えるもの
ではありません。
- 17 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(その他の収益)
その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
有形固定資産及び無形資産売却益 11,199 20,464
その他 2,408 3,004
合計 13,607 23,468
(その他の費用)
その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
退職特別加算金 5,335 -
事業構造改善費用 1,421 1,986
有形固定資産及び無形資産除売却損 529 1,902
量産化試作品処分損 1,329 1,316
その他 2,455 2,520
合計 11,071 7,725
- 18 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
(1)報告セグメント
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手
可能であり、経営者が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対
象となっているものであります。当社グループは製品・サービス別の事業部門を置き、各事業部
門は取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開し
ております。当社グループは、事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成さ
れており、これらの事業セグメントを基礎に製品の市場における主要用途および事業の類似性を
勘案し、「オフィス事業」、「プロフェッショナルプリント事業」、「ヘルスケア事業」及び
「産業用材料・機器事業」の4事業を報告セグメントとしております。なお、「その他」にはこ
れらの報告セグメントに含まれない新規分野(バイオヘルスケア分野等)が含まれております。
各報告セグメントの事業内容は以下のとおりであります。
事業内容
複合機及び関連消耗品の開発・製造・販売、関連ソリューシ
オフィス事業 ョン・サービスの提供
デジタル印刷システム・関連消耗品の開発・製造・販売、各種
プロフェッショナルプリント事業 印刷サービス・ソリューション・サービスの提供
画像診断システム(デジタルX線画像診断、超音波診断システ
ム等)の開発・製造・販売・サービスの提供、医療のデジタル
ヘルスケア事業
化・ネットワーク化・ソリューション・サービスの提供
<材料・コンポーネント分野>
液晶ディスプレイに使用されるTACフィルム、有機EL照明、産
業用インクジェットヘッド、産業・プロ用レンズ等の開発・製
造・販売
産業用材料・機器事業
<産業用光学システム分野>
計測機器等の開発・製造・販売
- 19 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(2)報告セグメント情報
当社グループの報告セグメントごとの情報は以下のとおりであります。なお、セグメント利益
は営業利益であります。
前第3四半期連結累計期間(自 2017年4月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
プロフェッ その他 合計
ヘルスケア 産業用材料
オフィス事業 ショナルプ 計
事業 ・機器事業
リント事業
売上高
外部顧客への
427,709 155,045 66,872 90,100 739,727 10,526 750,253
売上高
セグメント間
の内部売上高 1,373 260 683 3,670 5,988 14,806 20,795
(注)
計 429,082 155,306 67,555 93,771 745,716 25,332 771,048
セグメント
29,935 5,070 3,873 17,602 56,481 △9,538 46,943
利益(△損失)
(注)セグメント間の内部売上高は市場価格等に基づいております。
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
プロフェッ その他 合計
ヘルスケア 産業用材料
オフィス事業 ショナルプ 計
事業 ・機器事業
リント事業
売上高
外部顧客への
436,480 165,090 61,105 88,416 751,092 26,486 777,578
売上高
セグメント間
の内部売上高 1,846 252 594 4,208 6,900 14,527 21,428
(注)
計 438,326 165,342 61,699 92,624 757,992 41,013 799,006
セグメント
34,338 8,740 1,175 17,037 61,292 △12,974 48,317
利益(△損失)
(注)セグメント間の内部売上高は市場価格等に基づいております。
- 20 -
コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
前第3四半期連結会計期間(自 2017年10月1日 至 2017年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
プロフェッ その他 合計
ヘルスケア 産業用材料
オフィス事業 ショナルプ 計
事業 ・機器事業
リント事業
売上高
外部顧客への
148,154 53,873 24,039 30,126 256,194 5,956 262,150
売上高
セグメント間
の内部売上高 493 95 207 1,266 2,062 4,815 6,878
(注)
計 148,648 53,968 24,247 31,392 258,257 10,771 269,029
セグメント
9,782 2,625 971 5,593 18,973 △4,098 14,874
利益(△損失)
(注)セグメント間の内部売上高は市場価格等に基づいております。
当第3四半期連結会計期間(自 2018年10月1日 至 2018年12月31日)
(単位:百万円)
報告セグメント
プロフェッ その他 合計
ヘルスケア 産業用材料
オフィス事業 ショナルプ 計
事業 ・機器事業
リント事業
売上高
外部顧客への
145,711 55,846 20,872 28,832 251,263 9,228 260,491
売上高
セグメント間
の内部売上高 968 45 180 1,565 2,759 4,917 7,677
(注)
計 146,679 55,891 21,053 30,398 254,022 14,145 268,168
セグメント
11,649 3,328 342 5,590 20,910 △5,090 15,819
利益(△損失)
(注)セグメント間の内部売上高は市場価格等に基づいております。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
報告セグメント合計額と要約四半期連結損益計算書計上額との差額及び当該差額の主な内容
は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
売上高 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
報告セグメント計 745,716 757,992
「その他」の区分の売上高 25,332 41,013
報告セグメントとその他の合計 771,048 799,006
調整額(注) △20,795 △21,428
要約四半期連結損益計算書の売上高 750,253 777,578
(注)調整額はセグメント間取引消去であります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
売上高 (自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
報告セグメント計 258,257 254,022
「その他」の区分の売上高 10,771 14,145
報告セグメントとその他の合計 269,029 268,168
調整額(注) △6,878 △7,677
要約四半期連結損益計算書の売上高 262,150 260,491
(注)調整額はセグメント間取引消去であります。
(単位:百万円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
利益 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
報告セグメント計 56,481 61,292
「その他」の区分の利益(△損失) △9,538 △12,974
報告セグメントとその他の合計 46,943 48,317
調整額(注) △17,852 2,192
要約四半期連結損益計算書の営業利益 29,090 50,509
(注)調整額は、セグメント間取引消去及び報告セグメントに帰属しない一般管理費及び基礎的研究費
等からなる全社費用であります。なお、報告セグメントに帰属しないその他の収益及びその他の
費用を含めております。
(単位:百万円)
前第3四半期連結会計期間 当第3四半期連結会計期間
利益 (自 2017年10月1日 (自 2018年10月1日
至 2017年12月31日) 至 2018年12月31日)
報告セグメント計 18,973 20,910
「その他」の区分の利益(△損失) △4,098 △5,090
報告セグメントとその他の合計 14,874 15,819
調整額(注) △6,249 84
要約四半期連結損益計算書の営業利益 8,624 15,904
(注)調整額は、セグメント間取引消去及び報告セグメントに帰属しない一般管理費及び基礎的研究費
等からなる全社費用であります。なお、報告セグメントに帰属しないその他の収益及びその他の
費用を含めております。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(企業結合)
当第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
(Ambry社に係る取得対価の調整及び配分の確定)
2017年10月18日に行ったAmbry社の子会社化について、前連結会計年度においては取得対価の
調整及び配分が確定していなかったため暫定的な金額で報告しておりましたが、当期の第2四半
期連結会計期間において確定いたしました。暫定的な金額からの主な修正の内容は、無形資産の
増加1,616百万円、補償資産及び引当金の増加1,662百万円、繰延税金負債の増加614百万円、の
れんの減少1,277百万円であります。確定後の内訳は以下のとおりであります。
取得日における支払対価の公正価値、取得資産・引受負債の認識額
(単位:百万円)
支払対価の公正価値(注1)
現金 86,224
未払額(注2) 2,369
条件付対価(注3) 1,914
合計 90,509
取得資産・引受負債の認識額
現金及び現金同等物 2,162
営業債権及びその他の債権 2,991
棚卸資産 474
有形固定資産 4,052
無形資産 37,110
補償資産(注4) 1,662
その他の資産 2,711
営業債務及びその他の債務 △723
社債及び借入金 △1,995
引当金(注4) △1,662
繰延税金負債 △13,903
その他の負債 △2,854
合計 30,026
のれん(注5) 60,483
(注1)支払対価の公正価値には、非支配株主からの払込み額が含まれております。なお、非支
配持分についてはプット・オプションが付されているため金融負債への振替を行ってお
り、当該金融負債の公正価値と振替額35,419百万円との差額は資本剰余金として処理し
ております。
(注2)未払額は、取得日時点における金額であり、2018年12月31日時点において全額支払済み
であります。
(注3)条件付対価は、Ambry社の取得日後2ヶ年度の業績達成度合いに応じて追加で対価を支
払う契約に基づき算定しており、最大200百万米ドルの支払いが発生する可能性があり
ます。当条件付対価の公正価値は、モンテカルロ・シミュレーションを用いて算定して
おります。2018年12月31日時点の残高は1,332百万円であります。
(注4)補償資産及び引当金は、取得日時点における金額であり、2018年12月31日時点において
当該補償資産の回収及び引当金の決済は完了しております。
(注5)のれんは、主に超過収益力及び取得から生じることが期待されるシナジー効果を反映し
たものであり、税務上損金算入が見込まれるものはありません。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2019年3月期 第3四半期決算短信
(Invicro社に係る取得対価の調整及び配分の確定)
2017年11月10日に行ったInvicro社の子会社化について、前連結会計年度においては取得対価
の調整及び配分が確定していなかったため暫定的な金額で報告しておりましたが、当期の第1四
半期連結会計期間において確定いたしました。暫定的な金額からの主な修正の内容は、支払対価
の増加187百万円、営業債務及びその他の債務の減少193百万円、その他の負債の減少215百万
円、のれんの減少193百万円であります。確定後の内訳は以下のとおりであります。
取得日における支払対価の公正価値、取得資産・引受負債の認識額
(単位:百万円)
支払対価の公正価値
現金 31,330
取得資産・引受負債の認識額
現金及び現金同等物 261
営業債権及びその他の債権 1,755
棚卸資産 34
有形固定資産 1,296
無形資産 10,643
その他の資産 405
営業債務及びその他の債務 △377
社債及び借入金 △1,564
その他の負債 △2,052
合計 10,402
非支配持分(注2) 520
のれん(注3) 21,447
(注1)条件付対価はありません。
(注2)非支配持分は、被取得企業の識別可能な純資産の公正価値に対する非支配株主の持分割
合で測定しております。
(注3)のれんは、主に超過収益力及び取得から生じることが期待されるシナジー効果を反映し
たものであります。なお、損金算入可能と見込まれる税務上ののれんの金額は14,401百
万円であります。
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