4902 コニカミノルタ 2021-07-29 15:00:00
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2022年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2021年7月29日
上場会社名 コニカミノルタ株式会社 上場取引所 東
コード番号 4902 URL http://konicaminolta.jp
代表者 (役職名) 代表執行役社長兼CEO (氏名)山名 昌衛
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)田中 亨 TEL 03-6250-2111
四半期報告書提出予定日 2021年8月6日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2022年3月期第1四半期の連結業績(2021年4月1日~2021年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2022年3月期第1四半期 229,860 32.7 3,103 - 2,549 - 871 - 978 - 3,765 -
2021年3月期第1四半期 173,167 △28.4 △22,639 - △23,801 - △17,446 - △17,305 - △18,259 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2022年3月期第1四半期 1.98 1.98
2021年3月期第1四半期 △34.96 △34.96
(注)「基本的1株当たり四半期利益」及び「希薄化後1株当たり四半期利益」は、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を基に算定して
おります。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2022年3月期第1四半期 1,271,449 547,140 536,210 42.2
2021年3月期 1,299,752 550,703 539,888 41.5
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2021年3月期 - 10.00 - 15.00 25.00
2022年3月期 -
2022年3月期(予想) 15.00 - 15.00 30.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は対前期増減率)
親会社の所有者に 基本的1株当たり
売上高 営業利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 940,000 8.9 36,000 - 19,000 - 38.50
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無:無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2022年3月期1Q 502,664,337株 2021年3月期 502,664,337株
② 期末自己株式数 2022年3月期1Q 9,136,639株 2021年3月期 9,155,998株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2022年3月期1Q 493,516,433株 2021年3月期1Q 495,001,762株
当社は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託を設定しており、当該信託に係る信託口が所有する当社株式(2022年3月期1Q末
2,796,017株及び2021年3月期末2,809,437株)を自己株式として処理しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等
は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての
注意事項等については、添付資料6ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予
測情報に関する説明」をご覧ください。
(四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法)
当社は2021年7月29日(木)に機関投資家向けに決算説明会を開催する予定です。その模様及び説明内容について
は、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 6
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………… 7
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ……………………………………………………………… 7
(2)要約四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………… 9
(3)要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………… 11
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………… 12
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 14
(その他の収益) ………………………………………………………………………………… 14
(その他の費用) ………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………… 15
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 業績全般の概況
前第1四半期 当第1四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
(自2020.4.1 (自2021.4.1
至2020.6.30) 至2021.6.30)
億円 億円 億円 %
売上高 1,731 2,298 566 32.7
売上総利益 716 1,012 295 41.3
営業利益(△は損失) △226 31 257 -
税引前四半期利益(△は損失) △238 25 263 -
親会社の所有者に帰属する四半期利益
△173 9 182 -
(△は損失)
円 円 円 %
基本的1株当たり四半期利益
△34.96 1.98 36.94 -
(△は損失)
億円 億円 億円 %
設備投資額 63 88 25 40.0
減価償却費及び償却費 194 189 △4 △2.1
研究開発費 161 153 △8 △5.1
億円 億円 億円 %
フリー・キャッシュ・フロー △139 △27 111 -
人 人 人 %
連結従業員数 42,964 40,078 △2,886 △6.7
為替レート 円 円 円 %
米ドル 107.62 109.49 1.87 1.7
ユーロ 118.48 131.96 13.48 11.4
当社連結売上高の6割弱を占める欧米では新型コロナウイルス感染症による経済活動制限が緩和さ
れたことにより回復傾向が続き、中国では経済成長が継続しています。日本では緊急事態宣言の再発
出により非製造業の厳しい環境が続いていますが、製造業は海外経済の回復に伴う輸出の増加を背景
に回復基調が続いています。一方、東南アジア等の新興国では感染再拡大により経済活動への影響が
継続しています。
こうした経営環境の下、当社はデジタルワークプレイス、プロフェッショナルプリント、ヘルスケ
ア、インダストリーの全事業で増収となり、当第1四半期連結累計期間(以下「当期間」)における
当社グループの連結売上高は2,298億円(前年同期比32.7%増)となりました。売上高を回復しなが
らも、前期に抑制した販売費及び一般管理費の水準を維持した結果、当期間の営業利益は31億円(前
年同期は226億円の営業損失)と大幅な増益となりました。また、税引前四半期利益は25億円(前年
同期は238億円の税引前四半期損失)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は9億円(前年同期は
173億円の親会社の所有者に帰属する四半期損失)となりました。
新型コロナウイルス感染症影響前の前々年同期と比較すると、売上高は95%の水準にまで回復し、
特に今後の成長の柱の1つであるインダストリー事業は前々年同期比で売上高は17%の増収となりま
した。
当社は2020年度より2030年を見据えた長期の経営ビジョンと2022年をゴールとする中期経営戦略
「DX2022」に基づく取組みを進めてきましたが、2025年度にポートフォリオ転換を完遂するための資
本政策、重点施策についても取締役会での承認をうけ、「DX2022」を中期経営計画として始動しまし
た。その基本方針は「デジタルトランスフォーメーション(DX)により高収益のビジネスへと飛躍す
る」こと、そして「真の社会課題解決企業へと転換していく」ことです。
新型コロナウイルス感染症影響でオフィスでの出社率が下がり、印刷需要が大きく減少しました。
経済活動の回復とともに出社率は回復するものの、中期的にみてオフィスでの印刷需要は縮小傾向に
あると厳しく捉えています。オフィスプリンティングへの依存度を下げた事業体質の実現を目指し、
2つのポートフォリオ転換にスピードを上げて取り組みます。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
一つ目は、オフィス事業の顧客基盤を活用したデジタルワークプレイス事業への転換です。当社が
これまでオフィス事業で培ってきた顧客基盤を活用して、顧客ワークフローのDX化を支援すること
で、事業の高付加価値化を図ります。二つ目は、全社として計測・検査・診断の領域での事業成長を
加速させる事業ポートフォリオの転換です。プロフェッショナルプリント事業、ヘルスケア事業、イ
ンダストリー事業を今後の当社の事業の柱としていくべく、人財や研究開発費、投融資などのリソー
スを配分していきます。中期経営計画「DX2022」の期間中に、これらの転換のための施策を迅速に実
行することで、2025年度に事業ポートフォリオ転換を完遂し、各事業の営業利益構成比を大きく変え
ていきます。
なお、前第2四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。以下の前年同期
比較については、前年同期の数値を変更後の報告セグメントの区分に組み替えた数値で比較分析して
おります。詳細は、「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(6)要約四半期連結財務諸表に関
する注記事項(セグメント情報)」に記載しております。
② 主要セグメントの状況
前第1四半期 当第1四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
(自2020.4.1 (自2021.4.1
至2020.6.30) 至2021.6.30)
億円 億円 億円 %
デジタルワークプレイス 売上高 945 1,211 265 28.1
事業 営業利益 △96 10 106 -
プロフェッショナル 売上高 317 479 161 50.9
プリント事業 営業利益 △70 9 80 -
ヘルスケア事業 売上高 205 252 46 22.9
営業利益 △47 △31 15 -
インダストリー事業 売上高 260 352 91 35.2
営業利益 28 79 51 179.8
小計 売上高 1,729 2,295 566 32.7
営業利益 △185 67 253 -
「その他」及び調整額 売上高 2 3 0 31.2
(注2) 営業利益 △40 △36 3 -
要約四半期 売上高 1,731 2,298 566 32.7
連結損益計算書計上額 営業利益 △226 31 257 -
(注1)売上高は外部顧客への売上高であります。
(注2)売上高は「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(6)要約四半期連結財務諸表に関する
注記事項(セグメント情報)」に記載の「その他」の外部顧客への売上高、営業利益は同記載
の「その他」と調整額の合計であります。
(注3)前第2四半期連結会計期間より報告セグメントの区分を変更しております。詳細は、「2.要
約四半期連結財務諸表及び主な注記(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項(セグメ
ント情報)」に記載のとおりであります。なお、前年同期の数値を変更後の報告セグメントの
区分により組み替えて比較しております。
1)デジタルワークプレイス事業
オフィスユニットでは、A3複合機の販売台数はアジアの一部地域でロックダウンの影響を受けたも
のの、各国の経済活動再開に伴い、欧州、米国、中国のカラー機を中心に大きく回復し、前年同期比
でカラー機は132%、モノクロ機は117%、全体では126%となりました。消耗品やサービスなどのノ
ンハード売上高は、顧客企業での従業員の出社再開とプリントボリュームの回復が欧州や米国で進
み、また中国では前期に引き続き堅調に売上が推移した結果、増収となりました。これらの結果、オ
フィスユニットとしては前年同期比で増収となりました。
従来のITサービス・ソリューションユニットとワークプレイスハブユニットをあわせたDW-DXユニ
ットでは、顧客のIT基盤を一括受託するマネージドITサービスは米国で大型案件を獲得したほか、デ
ジタルワークフローソリューションの販売が欧州で伸長し、前年同期比で増収となりました。
これらの結果、当事業の売上高は1,211億円(前年同期比28.1%増)、営業利益は10億円(前年同
期は96億円の営業損失)となりました。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2)プロフェッショナルプリント事業
プロダクションプリントユニットでは、欧州、中国でカラー機の販売台数が大きく増加し、前年同
期比でカラー機は全てのカテゴリーで伸長し138%、モノクロ機は122%、全体では132%の販売台数
となりました。カラー機では昨年に販売を開始したヘビープロダクション機「AccurioPress (アキュ
リオ プレス) C14000シリーズ」およびライトプロダクション機「AccurioPress C4080シリーズ」が
大きく寄与しました。ノンハード売上高は欧州、米国では中大手の印刷会社でプリントボリュームが
回復し、また中国では前期に引き続き堅調に売上が推移した結果、増収となりました。
産業印刷ユニットでは、インクジェットデジタル印刷機は、米国での販売が寄与し販売台数が増加
しました。また、ラベル印刷機及びデジタル加飾印刷機の販売台数は米国、欧州で増加したほか、中
国では展示会出展による営業活動が再開したことも奏功し大きく増加しました。ノンハード売上高
は、テキスタイルの需要回復に加え、生活必需品のパッケージやラベルに関連する需要が伸長する中
で印刷機器の市場設置台数の増加に伴い、前第2四半期連結会計期間からの増収を継続しています。
マーケティングサービスユニットでは、欧州では新型コロナウイルス感染症拡大防止のための行動
規制が緩和されたことを受けた景気回復と主要顧客の販売促進活動の再開に伴い売上が拡大しまし
た。国内では緊急事態宣言が再発出されたものの、キンコーズの販促物制作管理などのデジタルソリ
ューションサービスがけん引して増収となりました。
これらの結果、当事業の売上高は479億円(前年同期比50.9%増)、営業利益は9億円(前年同期
は70億円の営業損失)となりました。
3)ヘルスケア事業
ヘルスケアユニットでは、アジアの一部地域で新型コロナウイルス感染症の影響による営業活動の
制限が継続していますが、DR(デジタルラジオグラフィー)は、日本では引き続き好調を維持すると
ともに、インドやアジア地域でも新型コロナウイルス感染症の診察に用いられるⅩ線回診車の需要増
加により数量を大きく伸ばし、米州でも堅調でした。超音波診断装置は、日本の整形外科、産科向け
を中心に販売数量を伸ばしました。医療ITは、日本では医療画像管理や施設間連携をサポートするIT
サービス「infomity(インフォミティ)」の販売が引き続き伸長し、米国では新型コロナウイルス感
染症拡大による医療機関の投資抑制の影響を大きく受けてきたPACS(医用画像保管・管理システム)
の販売が回復し始めました。これらの結果、ヘルスケアユニットは前年同期比で増収となりました。
プレシジョンメディシンユニットでは、遺伝子検査サービスは、重点施策である生殖細胞系列遺伝
子変異を評価するRNA検査、健診機関向けサービスの「CARE Program」を中心に検査数の増加基調を
継続しました。創薬支援サービスは、米国での新型コロナウイルス感染症の影響を受け、治験参加者
の減少による製薬会社の治験開始遅延が継続しているものの、製薬企業に提供するサービスの受注残
高は高水準を維持しており、治験開始に向けた交渉が活性化してきています。この結果、プレシジョ
ンメディシンユニット全体として前年同期比で増収となりました。
これらの結果、当事業の売上高は252億円(前年同期比22.9%増)、営業損失は31億円(前年同期
は47億円の営業損失)となりました。
4)インダストリー事業
センシング分野(計測機器ユニット)では、物体色向け計測器は中国や欧州での受注好調に加えて
北米での売上も回復、光源色向け計測器は大手顧客の需要伸長による追加受注の売上計上があり好調
を継続しました。外観計測は前期に獲得した受注が売上につながり、また新規案件も順調に受注しま
した。前期に買収したSpecim社の連結効果もあり、ユニット全体では四半期で過去最高の売上を達成
しました。
材料・コンポーネント分野では、機能材料ユニットは液晶テレビ向け位相差フィルムや、PC、タブ
レット及びスマートフォン用薄膜フィルム等の高付加価値製品の強い需要を確実に捉えました。新樹
脂「SANUQI」フィルムも大型テレビ向けに販売を拡大しており、前年同期比で大幅に増収となりまし
た。光学コンポーネントユニットは、エンターテイメント向けなどの既存用途において市場は回復途
上にあるものの、市場成長の見込める車載などの産業用途向けは販売を伸ばしており、売上高は前年
同期並みとなりました。IJコンポーネントユニットは、主要市場である中国国内の市況が堅調に推移
し、欧米も回復しつつあります。また成長領域として工業用途への販売拡大も進んでおり、前年同期
比で増収となりました。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
画像IoTソリューションユニットは、監視カメラソリューションの欧州向け販売が好調であったも
のの、新型コロナウイルス感染症対策に対応した非接触による体表温度測定を可能にするサーマルカ
メラソリューションの需要が落ち着いたこともあり、前年同期比では減収となりました。前期に展開
を開始した画像IoTプラットフォーム「FORXAI(フォーサイ)」はパートナーを増やし本格的なプロ
グラム展開、販売チャネル拡大を進めました。
映像ソリューションユニットでは、プラネタリウム直営館でのタイアップ企画による物販が好調で
した。また、当期間に再発出した緊急事態宣言の影響を受けましたが、引き続き直営館での徹底した
感染対策の実施と周知により前年同期比で増収となりました。
これらの結果、センシング分野と機能材料ユニットがけん引し、当事業の売上高は352億円(前年
同期比35.2%増)、営業利益は79億円(同179.8%増)となりました。営業利益は、新型コロナウイ
ルス感染症の影響がない前々年同期との比較でも145.1%増となっており着実に成長しております。
(2)財政状態に関する説明
① 財政状態の状況
当第1四半期
前連結会計年度末 増減
連結会計期間末
資産合計 (億円) 12,997 12,714 △283
負債合計 (億円) 7,490 7,243 △247
資本合計 (億円) 5,507 5,471 △35
親会社の所有者に帰属する持分合計(億円) 5,398 5,362 △36
親会社所有者帰属持分比率 (%) 41.5 42.2 0.7
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前期末比283億円(2.2%)減少し1兆2,714億円とな
りました。これは主に、現金及び現金同等物の減少141億円、営業債権及びその他の債権の減少130億
円、棚卸資産の減少44億円、その他の資産の増加48億円によるものであります。
負債合計については、前期末比247億円(3.3%)減少し7,243億円となりました。これは主に、営
業債務及びその他の債務の減少184億円、その他の負債の減少67億円によるものであります。
資本合計については、前期末比35億円(0.6%)減少し5,471億円となりました。
親会社の所有者に帰属する持分合計は、前期末比36億円(0.7%)減少し5,362億円となりました。
これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上9億円、剰余金の配当による減少74億円、
その他の資本の構成要素(主に在外営業活動体の換算差額)の増加26億円によるものであります。
これらの結果、親会社所有者帰属持分比率は、0.7ポイント増加の42.2%となりました。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
② キャッシュ・フローの状況
(単位:億円)
前第1四半期 当第1四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
営業活動によるキャッシュ・フロー △77 91 168
投資活動によるキャッシュ・フロー △61 △118 △56
計 △139 △27 111
(フリー・キャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フロー 767 △117 △884
当第1四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フロ
ー91億円の収入と、投資活動によるキャッシュ・フロー118億円の支出の結果、営業活動によるキャ
ッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは27億
円のマイナスとなりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローは117億円の支出となりました。
そのほかに、現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額等があり、当第1四半期連結会計期間末
の現金及び現金同等物の残高は、前期末比141億円減少の1,096億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税引前四半期利益25億円に、減価償却費及び償却費189億円、営業債権及びその他の債権の減少に
よる増加147億円等によるキャッシュ・フローの増加と、営業債務及びその他の債務の減少による減
少146億円等によるキャッシュ・フローの減少により、営業活動によるキャッシュ・フローは91億円
の収入となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出92億円、無形資産の取得による支出43億円等により、投資によるキ
ャッシュ・フローは118億円の支出となりました。
この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフ
リー・キャッシュ・フローは27億円のマイナス(前年同期は139億円のマイナス)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払い70億円、リース負債の返済47億円等により、財務活動によるキャッシュ・フローは
117億円の支出(前年同期は767億円の収入)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
通期の業績予想につきましては、当第1四半期連結累計期間の進捗を考慮し、2021年5月14日に
公表した業績予想を据え置くことといたします。また、業績予想の前提となる為替レートについて
も、[米ドル=105円、ユーロ=125円]を据え置きます。
※上記業績予想は、本資料の発表日現在における将来に関する前提・見通し・計画に基づく予想で
あり、リスクや不確定要素を含んだものであります。実際の業績は当社を取り巻く経済情勢、市
場の動向、為替レートの変動など様々な重要な要素により、これら業績予想とは大きく異なる可
能性があります。
「1.当四半期決算に関する定性的情報」における記載金額は、表示単位未満を切り捨てて表示
しております。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 123,823 109,647
営業債権及びその他の債権 262,849 249,837
棚卸資産 156,942 152,536
未収法人所得税 7,609 8,025
その他の金融資産 3,203 3,196
その他の流動資産 27,595 32,461
流動資産合計 582,024 555,705
非流動資産
有形固定資産 292,535 290,123
のれん及び無形資産 347,478 347,875
持分法で会計処理されている投資 9 9
その他の金融資産 36,997 37,066
繰延税金資産 36,365 36,334
その他の非流動資産 4,342 4,334
非流動資産合計 717,728 715,743
資産合計 1,299,752 1,271,449
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2021年3月31日) (2021年6月30日)
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 185,793 167,327
社債及び借入金 92,072 92,693
リース負債 18,833 13,524
未払法人所得税 2,234 2,874
引当金 12,270 10,282
その他の金融負債 34,974 34,512
その他の流動負債 53,487 46,393
流動負債合計 399,667 367,607
非流動負債
社債及び借入金 223,247 223,195
リース負債 76,547 83,482
退職給付に係る負債 18,191 18,646
引当金 7,054 7,073
その他の金融負債 5,795 6,088
繰延税金負債 11,219 10,526
その他の非流動負債 7,327 7,689
非流動負債合計 349,382 356,701
負債合計 749,049 724,308
資本
資本金 37,519 37,519
資本剰余金 203,753 203,828
利益剰余金 294,283 287,855
自己株式 △9,694 △9,686
新株予約権 551 546
その他の資本の構成要素 13,475 16,146
親会社の所有者に帰属する持分合計 539,888 536,210
非支配持分 10,814 10,929
資本合計 550,703 547,140
負債及び資本合計 1,299,752 1,271,449
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
売上高 173,167 229,860
売上原価 101,468 128,566
売上総利益 71,699 101,293
その他の収益 3,113 3,242
販売費及び一般管理費 93,675 99,239
その他の費用 3,777 2,193
営業利益(△は損失) △22,639 3,103
金融収益 1,407 1,268
金融費用 2,639 1,822
持分法による投資利益 71 -
税引前四半期利益(△は損失) △23,801 2,549
法人所得税費用 △6,354 1,677
四半期利益(△は損失) △17,446 871
四半期利益(△は損失)の帰属
親会社の所有者 △17,305 978
非支配持分 △140 △107
1株当たり四半期利益(△は損失)
基本的1株当たり四半期利益
△34.96 1.98
(△は損失)(円)
希薄化後1株当たり四半期利益
△34.96 1.98
(△は損失)(円)
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
四半期利益(△は損失) △17,446 871
その他の包括利益
損益に振り替えられることのない項目
公正価値で測定する金融資産の純変動
1,120 △58
(税引後)
損益に振り替えられることのない項目
1,120 △58
合計
損益に振り替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジの
388 119
公正価値の純変動(税引後)
在外営業活動体の換算差額(税引後) △2,337 2,832
持分法適用会社におけるその他の
15 0
包括利益に対する持分(税引後)
損益に振り替えられる可能性のある項目
△1,933 2,952
合計
その他の包括利益合計 △812 2,894
四半期包括利益合計 △18,259 3,765
四半期包括利益合計額の帰属先
親会社の所有者 △17,793 3,649
非支配持分 △465 115
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
親会社の
その他の
資本 利益 新株 所有者に 非支配
資本金
剰余金 剰余金
自己株式
予約権
資本の
帰属する 持分
資本合計
構成要素
持分合計
2020年4月1日時点の残高 37,519 196,135 307,179 △9,684 728 △8,133 523,745 10,020 533,766
四半期利益(△は損失) - - △17,305 - - - △17,305 △140 △17,446
その他の包括利益 - - - - - △488 △488 △324 △812
四半期包括利益合計 - - △17,305 - - △488 △17,793 △465 △18,259
剰余金の配当 - - △4,949 - - - △4,949 - △4,949
自己株式の取得及び処分 - - △175 326 - - 150 - 150
株式報酬取引 - △4 - - △48 - △53 - △53
非支配株主との資本取引等 - △0 - - - - △0 - △0
非支配株主へ付与された
- 409 - - - - 409 - 409
プット・オプション
その他の資本の構成要素から
- - △617 - - 617 - - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - 404 △5,742 326 △48 617 △4,441 - △4,441
2020年6月30日時点の残高 37,519 196,540 284,131 △9,357 680 △8,003 501,510 9,555 511,065
(単位:百万円)
親会社の
その他の
資本 利益 新株 所有者に 非支配
資本金
剰余金 剰余金
自己株式
予約権
資本の
帰属する 持分
資本合計
構成要素
持分合計
2021年4月1日時点の残高 37,519 203,753 294,283 △9,694 551 13,475 539,888 10,814 550,703
四半期利益(△は損失) - - 978 - - - 978 △107 871
その他の包括利益 - - - - - 2,671 2,671 222 2,894
四半期包括利益合計 - - 978 - - 2,671 3,649 115 3,765
剰余金の配当 - - △7,402 - - - △7,402 - △7,402
自己株式の取得及び処分 - - △3 8 - - 4 - 4
株式報酬取引 - 34 - - △5 - 28 - 28
非支配株主との資本取引等 - 3 - - - - 3 - 3
非支配株主へ付与された
- 38 - - - - 38 - 38
プット・オプション
その他の資本の構成要素から
- - 0 - - △0 - - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - 75 △7,406 8 △5 △0 △7,327 - △7,327
2021年6月30日時点の残高 37,519 203,828 287,855 △9,686 546 16,146 536,210 10,929 547,140
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益(△は損失) △23,801 2,549
減価償却費及び償却費 19,407 18,995
持分法による投資損益(△は益) △71 -
受取利息及び受取配当金 △1,352 △1,106
支払利息 2,209 1,653
有形固定資産及び無形資産除売却損益
157 319
(△は益)
営業債権及びその他の債権の増減
35,623 14,708
(△は増加)
棚卸資産の増減(△は増加) △8,389 5,333
営業債務及びその他の債務の増減
△25,498 △14,687
(△は減少)
賃貸用資産の振替による減少 △1,173 △946
退職給付に係る負債の増減(△は減少) 477 380
その他 △4,023 △15,266
小計 △6,434 11,932
配当金の受取額 278 345
利息の受取額 1,235 955
利息の支払額 △2,932 △2,076
法人所得税の支払額又は還付額 85 △2,050
営業活動によるキャッシュ・フロー △7,768 9,106
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △6,081 △9,255
無形資産の取得による支出 △2,325 △4,398
有形固定資産及び無形資産の売却による
2,802 336
収入
子会社株式の取得による支出 △244 -
持分法で会計処理されている投資の売却
601 -
による収入
事業譲渡による収入 - 1,727
事業譲受による支出 △166 -
その他 △750 △269
投資活動によるキャッシュ・フロー △6,164 △11,859
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 89,197 254
社債の発行及び長期借入れによる収入 8,087 48
社債の償還及び長期借入金の返済による
△10,796 △192
支出
リース負債の返済による支出 △4,977 △4,795
配当金の支払による支出 △4,809 △7,050
その他 △0 △0
財務活動によるキャッシュ・フロー 76,700 △11,735
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響
△203 314
額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 62,561 △14,175
現金及び現金同等物の期首残高 89,901 123,823
現金及び現金同等物の四半期末残高 152,462 109,647
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(その他の収益)
その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
事業譲渡益 - 1,519
休業補償等助成金 2,406 809
その他 707 914
合計 3,113 3,242
(その他の費用)
その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2020年4月1日 (自 2021年4月1日
至 2020年6月30日) 至 2021年6月30日)
事業構造改善費用 2,327 283
その他 1,450 1,910
合計 3,777 2,193
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
(1)報告セグメント
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手
可能であり、経営者が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対
象となっているものであります。当社グループは製品・サービス別の事業部門を置き、各事業部
門は取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開し
ております。当社グループは、事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成さ
れており、これらの事業セグメントを基礎に製品の市場における主要用途及び事業の類似性を勘
案して報告セグメントを決定しております。
前第2四半期連結会計期間において、報告セグメントについて中期経営計画「DX2022」に従っ
て以下のように見直しました。
1)デジタルワークプレイス事業
従来の「オフィス事業」は「デジタルワークプレイス事業」という呼称に変更し、複合機、IT
サービス・ソリューションに、従来「その他」に含めていた「Workplace Hub(ワークプレイス
ハブ)」を組み合わせて、オフィスや病院、物流、製造といったさまざまな業種・業態の現場の
課題に対して、当社ならではの価値提供でお客様のDXや価値創造を支援していくため、関連する
事業セグメントをこの報告セグメントに含めております。
2)プロフェッショナルプリント事業
「プロフェッショナルプリント事業」では、デジタル技術にしか実現できない自動化・省人化
に加え、印刷会社が付加価値ビジネスへ転換していくことを支援し、ラベルや紙器印刷などの産
業印刷領域も含め、今後も増加が見込まれる大量印刷領域に事業を拡大します。
なお、セグメント区分に関して変更はありません。
3)ヘルスケア事業
「ヘルスケア事業」には、従来から含めていたⅩ線や超音波などの画像診断とその診断支援の
ための医療ITサービスに関連する事業セグメントに加え、従来「その他」に含めていた遺伝子診
断と創薬支援に関する事業セグメントを含めました。これらの事業を一体的に推進することで、
疾病の予防、早期発見、早期診断、新薬開発支援という価値を提供していきます。
4)インダストリー事業
「産業用材料・機器事業」については、「インダストリー事業」という呼称に変更するととも
にセンシングや材料・コンポーネントに関する事業セグメントに加えて、従来「その他」に含め
ていた画像IoT技術を活かした状態監視ソリューションなどの画像IoTソリューションに関連する
事業セグメントを含めました。これらの事業を一体的に推進することで、さまざまな産業のモノ
づくりの現場に安全・安心といった価値を提供していきます。
なお、前第1四半期連結累計期間のセグメント情報については、前第2四半期連結会計期間に
変更した報告セグメントの区分に基づき作成したものを開示しております。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
各報告セグメントの事業内容は以下のとおりであります。
事業内容
複合機及び関連消耗品の開発・製造・販売、並びに関連サービ
デジタルワークプレイス事業 ス・ソリューション、及びITサービス・ソリューションの提供
デジタル印刷システム・関連消耗品の開発・製造・販売、各種
プロフェッショナルプリント事業 印刷サービス・ソリューションの提供
<ヘルスケア分野>
画像診断システム(デジタルX線画像診断、超音波診断システ
ム等)の開発・製造・販売・サービスの提供、医療のデジタル
化・ネットワーク化・ソリューション・サービスの提供
ヘルスケア事業
<プレシジョンメディシン分野>
遺伝子検査、プライマリケア関連サービスの提供、創薬支援
<センシング分野>
計測機器等の開発・製造・販売
<材料・コンポーネント分野>
ディスプレイに使用される機能性フィルム、産業用インクジェ
インダストリー事業 ットヘッド、産業・プロ用レンズ等の開発・製造・販売
<画像IoTソリューション分野>
画像IoT及び映像関連機器の開発・製造・販売、関連ソリュー
ション・サービスの提供
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コニカミノルタ(株) (4902) 2022年3月期 第1四半期決算短信
(2)報告セグメント情報
当社グループの報告セグメントごとの情報は以下のとおりであります。なお、セグメント利益
は営業利益であります。
前第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
調整額 連結
デジタルワ プロフェッ ヘルスケア インダスト その他 (注2)
ークプレイ ショナルプ 計 財務諸表
事業 リー事業 (注3) 計上額
ス事業 リント事業
売上高
外部顧客への売上高 94,580 31,756 20,527 26,059 172,924 243 - 173,167
セグメント間の内部
542 14 114 584 1,255 3,403 △4,658 -
売上高(注1)
計 95,123 31,771 20,641 26,644 174,180 3,646 △4,658 173,167
セグメント利益
△9,627 △7,061 △4,735 2,849 △18,575 △250 △3,814 △22,639
(△は損失)
当第1四半期連結累計期間(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 要約四半期
デジタルワ プロフェッ その他 (注2) 連結
ークプレイ ショナルプ ヘルスケア インダスト 計 (注3) 財務諸表
ス事業 リント事業 事業 リー事業 計上額
売上高
外部顧客への売上高 121,172 47,908 25,220 35,239 229,541 318 - 229,860
セグメント間の内部
551 25 143 1,133 1,853 4,174 △6,027 -
売上高(注1)
計 121,723 47,933 25,364 36,372 231,394 4,493 △6,027 229,860
セグメント利益
1,053 959 △3,195 7,971 6,788 △603 △3,081 3,103
(△は損失)
(注1)セグメント間の内部売上高は市場価格等に基づいております。
(注2)売上高の調整額はセグメント間取引消去であります。
(注3)セグメント利益の調整額はセグメント間取引消去並びに報告セグメント及びその他に帰属しな
い一般管理費及び基礎的研究費からなる全社費用であります。なお、報告セグメントに帰属し
ないその他の収益及びその他の費用を含めております。
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