4902 コニカミノルタ 2020-07-30 15:00:00
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
2020年7月30日
上場会社名 コニカミノルタ株式会社 上場取引所 東
コード番号 4902 URL http://konicaminolta.jp
代表者 (役職名) 代表執行役社長兼CEO (氏名)山名 昌衛
問合せ先責任者 (役職名) 経理部長 (氏名)田中 亨 TEL 03-6250-2100
四半期報告書提出予定日 2020年8月7日 配当支払開始予定日 -
四半期決算補足説明資料作成の有無:有
四半期決算説明会開催の有無 :有 (機関投資家向け)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期第1四半期の連結業績(2020年4月1日~2020年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社の
四半期包括利益
売上高 営業利益 税引前利益 四半期利益 所有者に帰属する
合計額
四半期利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第1四半期 173,167 △28.4 △22,639 - △23,801 - △17,446 - △17,305 - △18,259 -
2020年3月期第1四半期 241,743 △5.3 554 △96.4 △1,378 - △1,470 - △1,208 - △16,165 -
基本的1株当たり 希薄化後1株当たり
四半期利益 四半期利益
円 銭 円 銭
2021年3月期第1四半期 △34.96 △34.96
2020年3月期第1四半期 △2.44 △2.44
(注)「基本的1株当たり四半期利益」及び「希薄化後1株当たり四半期利益」は、「親会社の所有者に帰属する四半期利益」を基に算定して
おります。
(2)連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者
資産合計 資本合計
帰属する持分 帰属持分比率
百万円 百万円 百万円 %
2021年3月期第1四半期 1,309,673 511,065 501,510 38.3
2020年3月期 1,276,768 533,766 523,745 41.0
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年3月期 - 15.00 - 10.00 25.00
2021年3月期 -
2021年3月期(予想) - - - -
(注1)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無
(注2)2021年3月期の配当予想につきましては、現時点では業績予想の算定が困難であることから未定とさせていただ
きます。
3.2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)
2021年3月期の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響を現時点で合理的に算定すること
が困難であることから、未定といたします。今後、業績予想の算定が可能となった時点で、速やかに公表いたします。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):無
新規 -社 (社名)、除外 -社 (社名)
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
① IFRSにより要求される会計方針の変更:無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期1Q 502,664,337株 2020年3月期 502,664,337株
② 期末自己株式数 2021年3月期1Q 7,433,166株 2020年3月期 7,764,241株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期1Q 495,001,762株 2020年3月期1Q 494,690,678株
当社は、役員報酬BIP(Board Incentive Plan)信託を設定しており、当該信託に係る信託口が所有する当社株式(2021年3月期1Q末
915,606株及び2020年3月期末1,184,094株)を自己株式として処理しております。
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前
提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。なお、2021年3月期の連結業績予想
につきましては、新型コロナウイルス感染症による影響を現時点で合理的に算定することが困難であることから、未
定といたします。今後、業績予想の算定が可能となった時点で、速やかに公表いたします。詳細につきましては、添
付資料6ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」をご
覧ください。
(四半期決算補足説明資料及び四半期決算説明会内容の入手方法)
当社は2020年7月30日(木)に機関投資家向けに決算説明会を開催する予定です。その模様及び説明内容について
は、当日使用する決算説明資料とともに、開催後速やかに当社ホームページに掲載する予定です。
コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………… 5
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………… 6
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………… 7
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ……………………………………………………………… 7
(2)要約四半期連結損益計算書 …………………………………………………………………… 9
(3)要約四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………………… 10
(4)要約四半期連結持分変動計算書 ……………………………………………………………… 11
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………… 12
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………… 14
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………… 14
(その他の収益) ………………………………………………………………………………… 14
(その他の費用) ………………………………………………………………………………… 14
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………… 15
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
① 業績全般の概況
前第1四半期 当第1四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
(自2019.4.1 (自2020.4.1
至2019.6.30) 至2020.6.30)
億円 億円 億円 %
売上高 2,417 1,731 △685 △28.4
売上総利益 1,166 716 △449 △38.6
営業利益(△は損失) 5 △226 △231 -
税引前四半期損失(△) △13 △238 △224 -
親会社の所有者に帰属する四半期損失
△12 △173 △160 -
(△)
円 円 円 %
基本的1株当たり四半期損失(△) △2.44 △34.96 △32.52 -
億円 億円 億円 %
設備投資額 96 63 △33 △34.5
減価償却費及び償却費 188 194 5 2.8
研究開発費 189 161 △28 △14.8
億円 億円 億円 %
フリー・キャッシュ・フロー △150 △139 10 -
人 人 人 %
連結従業員数 44,600 42,964 △1,636 △3.7
為替レート 円 円 円 %
米ドル 109.90 107.62 △2.28 △2.1
ユーロ 123.49 118.48 △5.01 △4.1
当第1四半期連結累計期間(以下「当期間」)における当社グループの連結売上高は、1,731億円
(前年同期比28.4%減)となりました。売上高の6割弱を占める欧米で新型コロナウイルス感染症に
よるロックダウンの影響を大きく受け、オフィス事業やプロフェッショナルプリント事業を中心に大
幅な減収となりました。中国では経済活動の再開により、前期から持ち越した顧客への機器設置によ
る売上も含め前年同期並みに戻ってきているものの、中国顧客の輸出先での経済活動低迷の影響を間
接的に受けました。日本では緊急事態宣言の解除以降、徐々に販売活動が戻りつつありますが、まだ
影響が継続しています。欧米ではロックダウンの影響が大きくなっていますが、欧州では5月中旬か
らロックダウン緩和による経済活動の緩やかな再開もあり、6月には販売活動が戻り始めています。
全体としては、4月及び5月と比較して6月の売上高は増加し、減収幅も縮小していることから、改
善の兆しも見られました。
当期間の営業損失は226億円(前年同期は5億円の営業利益)と大幅な減益となりました。前期に
実行済みの構造改革による効果や当期間に追加で行った施策などにより販売管理費を大幅に削減しま
したが、当期間の減収による売上総利益減少の影響が大きく残りました。なお、新型コロナウイルス
感染症の営業利益への影響額は300億円程度と見積もっております。
税引前四半期損失は238億円(前年同期は13億円の税引前四半期損失)、親会社の所有者に帰属す
る四半期損失は173億円(前年同期は12億円の親会社の所有者に帰属する四半期損失)となりまし
た。
当社は4つのコア技術(材料・光学・微細加工・画像)をベースに、ヒトの目には見えないものを
含む様々な物事を感知・入力し、デジタル変換・意味付けすることで、活用できる情報に変え(見え
ないものの見える化)、様々な解析を加えることで判断や行動につながる顧客価値を創出していま
す。この当社独自の画像IoT技術を核に、お客様のデジタルトランスフォーメーションを支援するこ
とによって、その先のエンドユーザーや生活者の安心・安全を含む生きがいを向上させ、「人間社会
にとっての新しい価値提供(社会価値)」と「事業の成長(経済価値)」を一体化させた持続的な企
業価値向上を実現していきます。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
新型コロナウイルス感染症の影響が拡大する最中においても、当社が早くから自社実践で培ったオ
フィスのデジタル化のノウハウを活かして、お客様企業のテレワーク環境の導入を支援する様々なサ
ービスを提供しています。また、画像IoT機器であるサーマルカメラによる非接触・リアルタイムで
の体表温度測定システムや、医療現場では可搬性の高いデジタルX線撮影システムや超音波診断装
置、パルスオキシメーターを提供しています。米国では当社のバイオヘルスケア分野における設備や
ノウハウを活用し、企業や組織を対象に新型コロナウイルス感染症の遠隔診断とPCR及び抗原・抗体
検査を提供する準備ができました。
中長期での持続的な成長を目指す取組みとして将来の収益の柱にすべく投資を継続している新規分
野では、当社の提供するエッジIoTプラットフォームである「Workplace Hub(ワークプレイス ハ
ブ)」は、情報セキュリティインフラを含めたマネージドITサービスのプラットフォームという訴求
点が新型コロナウイルス感染症拡大の環境下において評価が高まっています。バイオヘルスケア分野
では、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う病院への来院者減少により当期間では遺伝子検査数は減
少していますが、月を追うごとに検査数が増加しており回復傾向にあります。また、健常者の疾病リ
スクを診断するための遺伝子検査の提供機会拡大を狙い、検診機関向けサービスとして「CARE
Program」の本格展開を5月に開始し、大手病院グループと契約を締結するなど高い評価を得ていま
す。
② 主要セグメントの状況
前第1四半期 当第1四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
(自2019.4.1 (自2020.4.1
至2019.6.30) 至2020.6.30)
億円 億円 億円 %
オフィス事業 売上高 1,345 939 △405 △30.2
営業利益 76 △75 △152 -
プロフェッショナル 売上高 506 317 △188 △37.2
プリント事業 営業利益 10 △70 △81 -
ヘルスケア事業 売上高 186 164 △21 △11.8
営業利益 △2 △11 △8 -
産業用材料・機器事業 売上高 281 233 △48 △17.1
営業利益 48 32 △15 △32.4
小計 売上高 2,319 1,655 △664 △28.6
営業利益 132 △124 △257 -
「その他」及び調整額 売上高 97 76 △21 △21.8
(注2) 営業利益 △126 △101 25 -
要約四半期 売上高 2,417 1,731 △685 △28.4
連結損益計算書計上額 営業利益 5 △226 △231 -
(注1)売上高は外部顧客への売上高であります。
(注2)売上高は「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記(6)要約四半期連結財務諸表に関する
注記事項(セグメント情報)」に記載の「その他」の外部顧客への売上高、営業利益は同記載
の「その他」と調整額の合計であります。
1)オフィス事業
オフィスユニットでは、A3複合機の販売台数は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うロックダウ
ンにより、顧客訪問を伴う販売活動に制約を受け商談や設置が遅れたため、カラー機、モノクロ機共
に前年同期比で減少しましたが、4月及び5月と比較してカラー機がけん引して6月の販売台数が増
加し、前年同期比での減少幅も縮小しました。地域別の減少幅では経済活動が回復してきている中国
が最も軽微となり、次に日本、ロックダウンの影響が長期化している欧米での減少幅は大きくなって
いますが、欧州は5月中旬のロックダウン緩和以降徐々に改善しており、6月の改善幅が相対的に大
きくなりました。消耗品やサービスなどのノンハード売上高は、各地域でロックダウンによる顧客企
業での従業員の出社制限によるプリントボリューム減少の影響を受けており、地域ごとの売上高への
影響の程度は複合機販売と同様になっています。なお、供給面には問題はなく、在庫の極小化による
キャッシュ創出活動を継続しています。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
ITサービスユニットでは、オフィスユニットと比較して非対面での商談やサービス導入まで至った
事例が多く、顧客企業のテレワーク環境の導入を支援するサービスなどを提供することにより、相対
的に減収幅が軽微となりました。
これらの結果に加えユーロ安の影響も受け、当事業の売上高は939億円(前年同期比30.2%減)、
営業損失は75億円(前年同期は76億円の営業利益)となりました。
2)プロフェッショナルプリント事業
プロダクションプリントユニットでは、オフィスユニットと同様に顧客訪問を伴う販売活動に制約
を受け商談や設置が遅れたため、カラー機、モノクロ機共に販売台数が大幅に減少しました。4月及
び5月と比較すると6月の販売台数は大幅に増加し、前年同期比での減少幅も縮小しましたが、減少
幅はオフィスユニットと比べて大きくなりました。ノンハード売上高は、企業のマーケティングや販
売促進活動、イベントの延期や中止で、当社の顧客である印刷会社での受注が減少し、プリントボリ
ュームが減少したことにより減収となっていますが、5月から6月にかけては増加しました。
産業印刷ユニットでは、インクジェットデジタル印刷機の「AccurioJet(アキュリオジェット)KM
-1」の販売台数は減少しましたが、主要顧客である中大手の印刷会社への需要が戻りつつあります。
また、後継機である「AccurioJet KM-1e」の販売を開始し、更に高品質で様々な印刷基材への印刷が
可能となりました。ラベル印刷機及びデジタル加飾印刷機の販売台数は欧米がけん引して増加し、こ
れらのノンハード売上高は、アパレル業界の不振によるテキスタイル用インクの需要が大きく減少し
た一方、生活必需品のパッケージやラベルに関連する需要が大きく伸長したため前年並みを維持しま
した。これらによりプロダクションプリントユニットと比較して減収幅が軽微となりました。
マーケティングサービスユニットでは、欧米及びアジアでの顧客企業の販売促進活動やイベントの
延期や中止によりマーケティング関連印刷需要が減少し、国内ではオンデマンド印刷を提供するキン
コーズでの店舗来客が減少しており、全体として減収となりました。
これらの結果、当事業の売上高は317億円(前年同期比37.2%減)、営業損失は70億円(前年同期
は10億円の営業利益)となりました。
3)ヘルスケア事業
ヘルスケアユニットでは、病院やクリニックの経営環境悪化により投資意欲が減退する中、DR(デ
ジタルラジオグラフィー)が、新型コロナウイルス感染症の診察に用いられるⅩ線回診車用の需要増
加を受け、北米を中心に販売数量が増加しました。超音波診断装置は、販売活動の制限と注力領域の
一つである整形外科の患者減少による投資抑制の影響を受け、販売数量は減少しました。中国でのフ
ィルム販売は4月以降回復傾向にあります。ヘルスケアユニット全体としては、日本と中国での売上
減少により減収となりました。
医療ITユニットでは、医療画像管理や施設間連携をサポートするITサービス「infomity(インフォ
ミティ)」の販売が前年同期比で伸長した一方で、販売活動制限の影響を受けPACS(医用画像保管・
管理システム)の販売が減少し、減収となりました。
これらの結果、当事業の売上高は164億円(前年同期比11.8%減)、営業損失は11億円(前年同期
は2億円の営業損失)となりました。
4)産業用材料・機器事業
材料・コンポーネント分野では、機能材料ユニットは、テレワーク需要でノートPC、タブレット等
に使われる薄膜フィルムは好調に推移しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴うテレビなど
の最終製品の需要減速が影響し、テレビ向けの高付加価値製品の販売が減少した結果、前年同期比で
減収となりました。光学コンポーネントユニットは、主に映画館の閉鎖やイベントの中止などにより
プロジェクタ用レンズなどの販売が減少し前年同期比で減収となりました。IJコンポーネントユニッ
トは、顧客製品の輸出先国での新型コロナウイルス感染症拡大の影響が顕在化したことで販売数量が
減少し、前年同期比で減収となりました。
産業用光学システム分野では、計測機器ユニットで、物体色向け計測器の需要停滞傾向は継続して
いるものの、光源色向け計測器は大手顧客の需要が好調だったことに加えて、新型コロナウイルス感
染症の影響で前期から持ち越した顧客への機器設置による売上もあり、ユニット全体で増収となりま
した。
これらの結果、当事業の売上高は233億円(前年同期比17.1%減)、営業利益は32億円(同32.4%
減)となりました。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 財政状態の状況
当第1四半期
前連結会計年度末 増減
連結会計期間末
資産合計 (億円) 12,767 13,096 329
負債合計 (億円) 7,430 7,986 556
資本合計 (億円) 5,337 5,110 △227
親会社の所有者に帰属する持分合計(億円) 5,237 5,015 △222
親会社所有者帰属持分比率 (%) 41.0 38.3 △2.7
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、前期末比329億円(2.6%)増加し1兆3,096億円とな
りました。これは主に、現金及び現金同等物の増加625億円、棚卸資産の増加85億円、未収法人所得
税の増加69億円、営業債権及びその他の債権の減少352億円、有形固定資産の減少80億円によるもの
であります。
負債合計については、前期末比556億円(7.5%)増加し7,986億円となりました。これは主に、社
債及び借入金の増加869億円、営業債務及びその他の債務の減少284億円によるものであります。
資本合計については、前期末比227億円(4.3%)減少し5,110億円となりました。
親会社の所有者に帰属する持分合計は、前期末比222億円(4.2%)減少し5,015億円となりまし
た。これは主に、親会社の所有者に帰属する四半期損失の計上173億円、剰余金の配当による減少49
億円によるものであります。
これらの結果、親会社所有者帰属持分比率は、2.7ポイント減少の38.3%となりました。
② キャッシュ・フローの状況
(単位:億円)
前第1四半期 当第1四半期
増減
連結累計期間 連結累計期間
営業活動によるキャッシュ・フロー △4 △77 △73
投資活動によるキャッシュ・フロー △145 △61 84
計 △150 △139 10
(フリー・キャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フロー △116 767 883
当第1四半期連結累計期間の連結キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フロ
ー77億円の支出と、投資活動によるキャッシュ・フロー61億円の支出の結果、営業活動によるキャッ
シュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフリー・キャッシュ・フローは139億
円のマイナスとなりました。
また、財務活動によるキャッシュ・フローは767億円の収入となりました。
そのほかに、現金及び現金同等物に係る為替変動の影響額等があり、当第1四半期連結会計期間末
の現金及び現金同等物の残高は、前期末比625億円増加の1,524億円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税引前四半期損失238億円に、営業債権及びその他の債権の減少による増加356億円、減価償却費及
び償却費194億円等によるキャッシュ・フローの増加と、営業債務及びその他の債務の減少による減
少254億円、棚卸資産の増加による減少83億円等によるキャッシュ・フローの減少により、営業活動
によるキャッシュ・フローは77億円の支出となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
有形固定資産の取得による支出60億円、無形資産の取得による支出23億円、有形固定資産および無
形資産の売却による収入28億円等があり、投資によるキャッシュ・フローは61億円の支出となりまし
た。
この結果、営業活動によるキャッシュ・フローと投資活動によるキャッシュ・フローを合計したフ
リー・キャッシュ・フローは139億円のマイナス(前年同期は150億円のマイナス)となりました。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
短期借入金の純増加額891億円、社債の発行及び長期借入80億円等の収入と、社債の償還及び長期
借入金の返済107億円、リース負債の返済49億円、配当金の支払い48億円等により、財務活動による
キャッシュ・フローは767億円の収入(前年同期は116億円の支出)となりました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当期間も継続して新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界各地において経済活動が制限さ
れる状況が続いております。現時点では、この新型コロナウイルス感染症の収束時期の見通しは立
っておらず、様々なリスクと機会が想定されます。かかる状況におきましては、業績予想を合理的
に算定することが困難であるため、当連結会計年度の業績予想を未定とさせていただきます。今
後、業績予想の算定が可能になった時点で、速やかに公表いたします。なお、当社における当面の
リスクと機会は引き続き以下のように考えております。
オフィス事業、プロフェッショナルプリント事業及び新規分野の「Workplace Hub(ワークプレ
イス ハブ)」においては、顧客企業の在宅勤務や事業活動の制限により、製品購入判断や設置の
遅延、商談機会の制約や長期化、印刷量の減少が今後も想定されます。一方、在宅勤務などの新し
い働き方を支援する当社のITサービス・ソリューションや「Workplace Hub」は、主要顧客である
中堅・中小企業や官公庁に強固な情報セキュリティを確立した上で遠隔での協働を実現するソリュ
ーションとして販売機会拡大を見込んでいます。
ヘルスケア事業及び新規分野のバイオヘルスケアにおいては、病院における一般患者や被検者の
減少、当社からの病院や製薬企業への訪問が制約されることなどにより、販売の一時的な減少が今
後も想定されます。一方、新型コロナウイルス感染症の収束後にはこれらの需要は戻ってくるもの
と見ており、加えて感染症対応も含めた持続可能な医療環境を支援する当社の遠隔画像診断システ
ム、Ⅹ線動態解析とAI読影支援システム、医療画像管理と施設間連携をサポートする「infomity
(インフォミティ)」、「CARE Program」などの遠隔診療やカウンセリングシステムなどの販売機
会拡大を見込んでいます。
産業用材料・機器事業においては、顧客企業のFPD(フラットパネルディスプレイ)製造ライン
増設の遅延や最終製品の需要増減の影響が想定されます。一方、新しい働き方の広がりに伴って需
要の拡大が期待されるノートPCやタブレット、スマートフォンなどの中小型ディスプレイ用の部材
販売や、顧客製造ラインの検査工程の自動化による省人化を支援する当社独自のソリューションな
どの販売機会の拡大が想定されます。
財務基盤については、新型コロナウイルス感染症の拡大を背景とした将来のキャッシュ・フロー
悪化に備えた対応として、2020年5月に新たなコミットメントライン契約を金融機関と締結し、既
存のコミットメントラインを含めた合計3,000億円はすべて未使用であり、十分な手元流動性を確
保しております。また、必要最低限の在庫水準の徹底、及び、設備投資や投融資の選別と抑制によ
るキャッシュフローマネジメントの強化、費用対効果の考え方を強化することにより効率化を進め
てまいります。
「1.当四半期決算に関する定性的情報」における記載金額は、表示単位未満を切り捨てて表示
しております。
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 89,901 152,462
営業債権及びその他の債権 260,850 225,564
棚卸資産 162,575 171,090
未収法人所得税 4,775 11,772
その他の金融資産 6,113 4,206
その他の流動資産 26,938 28,625
流動資産合計 551,154 593,722
非流動資産
有形固定資産 309,457 301,413
のれん及び無形資産 337,785 334,707
持分法で会計処理されている投資 644 128
その他の金融資産 38,394 40,702
繰延税金資産 34,562 34,237
その他の非流動資産 4,770 4,761
非流動資産合計 725,614 715,951
資産合計 1,276,768 1,309,673
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年6月30日)
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 162,886 134,455
社債及び借入金 59,267 138,419
リース負債 18,456 14,295
未払法人所得税 286 1,552
引当金 12,028 11,377
その他の金融負債 2,927 43,453
その他の流動負債 47,556 44,634
流動負債合計 303,409 388,188
非流動負債
社債及び借入金 230,027 237,814
リース負債 95,760 99,244
退職給付に係る負債 33,840 34,109
引当金 15,205 15,360
その他の金融負債 46,381 5,457
繰延税金負債 11,973 11,660
その他の非流動負債 6,404 6,773
非流動負債合計 439,593 410,419
負債合計 743,002 798,608
資本
資本金 37,519 37,519
資本剰余金 196,135 196,540
利益剰余金 307,179 284,131
自己株式 △9,684 △9,357
新株予約権 728 680
その他の資本の構成要素 △8,133 △8,003
親会社の所有者に帰属する持分合計 523,745 501,510
非支配持分 10,020 9,555
資本合計 533,766 511,065
負債及び資本合計 1,276,768 1,309,673
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
売上高 241,743 173,167
売上原価 125,061 101,468
売上総利益 116,681 71,699
その他の収益 539 3,113
販売費及び一般管理費 112,770 93,675
その他の費用 3,895 3,777
営業利益(△は損失) 554 △22,639
金融収益 1,465 1,407
金融費用 3,339 2,639
持分法による投資損益(△は損失) △59 71
税引前四半期損失(△) △1,378 △23,801
法人所得税費用 92 △6,354
四半期損失(△) △1,470 △17,446
四半期損失(△)の帰属
親会社の所有者 △1,208 △17,305
非支配持分 △262 △140
1株当たり四半期損失(△)
基本的1株当たり四半期損失(△)
△2.44 △34.96
(円)
希薄化後1株当たり四半期損失(△)
△2.44 △34.96
(円)
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(3)要約四半期連結包括利益計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
四半期損失(△) △1,470 △17,446
その他の包括利益
損益に振り替えられることのない項目
確定給付制度の再測定(税引後) △15 -
公正価値で測定する金融資産の純変動
△529 1,120
(税引後)
損益に振り替えられることのない項目
△544 1,120
合計
損益に振り替えられる可能性のある項目
キャッシュ・フロー・ヘッジの
△311 388
公正価値の純変動(税引後)
在外営業活動体の換算差額(税引後) △13,834 △2,337
持分法適用会社におけるその他の
△3 15
包括利益に対する持分(税引後)
損益に振り替えられる可能性のある項目
△14,149 △1,933
合計
その他の包括利益合計 △14,694 △812
四半期包括利益合計 △16,165 △18,259
四半期包括利益合計額の帰属先
親会社の所有者 △15,659 △17,793
非支配持分 △506 △465
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(4)要約四半期連結持分変動計算書
(単位:百万円)
親会社の
その他の
資本 利益 新株 所有者に 非支配
資本金
剰余金 剰余金
自己株式
予約権
資本の
帰属する 持分
資本合計
構成要素
持分合計
2019年4月1日時点の残高 37,519 188,333 324,628 △9,979 836 14,350 555,689 10,294 565,983
会計方針の変更の影響 - - △744 - - - △744 - △744
修正再表示後残高 37,519 188,333 323,884 △9,979 836 14,350 554,944 10,294 565,238
四半期損失(△) - - △1,208 - - - △1,208 △262 △1,470
その他の包括利益 - - - - - △14,451 △14,451 △243 △14,694
四半期包括利益合計 - - △1,208 - - △14,451 △15,659 △506 △16,165
剰余金の配当 - - △7,438 - - - △7,438 - △7,438
自己株式の取得及び処分 - - △37 65 - - 27 - 27
株式報酬取引 - 70 - - △27 - 42 - 42
非支配株主との資本取引等 - △22 - - - - △22 △0 △22
非支配株主へ付与された
- 1,565 - - - - 1,565 - 1,565
プット・オプション
その他の資本の構成要素から
- - △23 - - 23 - - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - 1,612 △7,499 65 △27 23 △5,826 △0 △5,826
2019年6月30日時点の残高 37,519 189,946 315,175 △9,914 808 △77 533,458 9,788 543,246
(単位:百万円)
親会社の
その他の
資本 利益 新株 所有者に 非支配
資本金
剰余金 剰余金
自己株式
予約権
資本の
帰属する 持分
資本合計
構成要素
持分合計
2020年4月1日時点の残高 37,519 196,135 307,179 △9,684 728 △8,133 523,745 10,020 533,766
四半期損失(△) - - △17,305 - - - △17,305 △140 △17,446
その他の包括利益 - - - - - △488 △488 △324 △812
四半期包括利益合計 - - △17,305 - - △488 △17,793 △465 △18,259
剰余金の配当 - - △4,949 - - - △4,949 - △4,949
自己株式の取得及び処分 - - △175 326 - - 150 - 150
株式報酬取引 - △4 - - △48 - △53 - △53
非支配株主との資本取引等 - △0 - - - - △0 - △0
非支配株主へ付与された
- 409 - - - - 409 - 409
プット・オプション
その他の資本の構成要素から
- - △617 - - 617 - - -
利益剰余金への振替
所有者との取引額合計 - 404 △5,742 326 △48 617 △4,441 - △4,441
2020年6月30日時点の残高 37,519 196,540 284,131 △9,357 680 △8,003 501,510 9,555 511,065
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(5)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期損失(△) △1,378 △23,801
減価償却費及び償却費 18,871 19,407
減損損失及びその戻入益 8 0
持分法による投資損益(△は益) 59 △71
受取利息及び受取配当金 △1,415 △1,352
支払利息 2,199 2,209
有形固定資産及び無形資産除売却損益
2,482 157
(△は益)
営業債権及びその他の債権の増減
13,243 35,623
(△は増加)
棚卸資産の増減(△は増加) △13,929 △8,389
営業債務及びその他の債務の増減
△5,592 △25,498
(△は減少)
賃貸用資産の振替による減少 △1,364 △1,173
退職給付に係る負債の増減(△は減少) 387 477
その他 △7,062 △4,023
小計 6,508 △6,434
配当金の受取額 345 278
利息の受取額 1,137 1,235
利息の支払額 △2,622 △2,932
法人所得税の支払額又は還付額 △5,789 85
営業活動によるキャッシュ・フロー △420 △7,768
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △8,310 △6,081
無形資産の取得による支出 △3,074 △2,325
有形固定資産及び無形資産の売却による
636 2,802
収入
子会社株式の取得による支出 △3,324 △244
持分法で会計処理されている投資の売却
- 601
による収入
事業譲受による支出 - △166
その他 △522 △750
投資活動によるキャッシュ・フロー △14,595 △6,164
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額(△は減少) 283 89,197
社債の発行及び長期借入れによる収入 22 8,087
社債の償還及び長期借入金の返済による
△104 △10,796
支出
リース負債の返済による支出 △4,612 △4,977
配当金の支払による支出 △7,279 △4,809
その他 △0 △0
財務活動によるキャッシュ・フロー △11,691 76,700
現金及び現金同等物に係る為替変動の影響
△1,969 △203
額
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △28,676 62,561
現金及び現金同等物の期首残高 124,830 89,901
現金及び現金同等物の四半期末残高 96,153 152,462
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(その他の収益)
その他の収益の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
休業補償等助成金 - 2,406
その他 539 707
合計 539 3,113
(その他の費用)
その他の費用の内訳は、以下のとおりであります。
(単位:百万円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年6月30日) 至 2020年6月30日)
事業構造改善費用 379 2,327
有形固定資産及び無形資産除売却損 2,529 185
その他 987 1,264
合計 3,895 3,777
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(セグメント情報)
(1)報告セグメント
当社グループの事業セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手
可能であり、経営者が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対
象となっているものであります。当社グループは製品・サービス別の事業部門を置き、各事業部
門は取り扱う製品・サービスについて国内及び海外の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開し
ております。当社グループは、事業部門を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成さ
れており、これらの事業セグメントを基礎に製品の市場における主要用途及び事業の類似性を勘
案し、「オフィス事業」、「プロフェッショナルプリント事業」、「ヘルスケア事業」及び「産
業用材料・機器事業」の4事業を報告セグメントとしております。なお、「その他」にはこれら
の報告セグメントに含まれない新規分野(バイオヘルスケア分野等)が含まれております。
各報告セグメントの事業内容は以下のとおりであります。
事業内容
複合機及び関連消耗品の開発・製造・販売、関連ソリューショ
オフィス事業 ン・サービスの提供
デジタル印刷システム・関連消耗品の開発・製造・販売、各種
プロフェッショナルプリント事業 印刷サービス・ソリューション・サービスの提供
画像診断システム(デジタルX線画像診断、超音波診断システ
ム等)の開発・製造・販売・サービスの提供、医療のデジタル
ヘルスケア事業
化・ネットワーク化・ソリューション・サービスの提供
<材料・コンポーネント分野>
ディスプレイに使用される機能性フィルム、有機EL照明、産業
用インクジェットヘッド、産業・プロ用レンズ等の開発・製造・
販売
産業用材料・機器事業
<産業用光学システム分野>
計測機器等の開発・製造・販売
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コニカミノルタ(株) (4902) 2021年3月期 第1四半期決算短信
(2)報告セグメント情報
当社グループの報告セグメントごとの情報は以下のとおりであります。なお、セグメント利益
は営業利益であります。
前第1四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント 要約四半期
調整額 連結
オフィス プロフェッ ヘルスケア 産業用材 その他 (注2) 財務諸表
事業 ショナルプ 事業 料・機器 計 (注3)
リント事業 事業 計上額
売上高
外部顧客への売上高 134,577 50,606 18,646 28,147 231,977 9,765 - 241,743
セグメント間の内部
418 137 171 1,105 1,832 3,868 △5,701 -
売上高(注1)
計 134,995 50,743 18,818 29,252 233,809 13,634 △5,701 241,743
セグメント利益
7,693 1,050 △297 4,805 13,252 △6,252 △6,445 554
(△は損失)
当第1四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年6月30日)
(単位:百万円)
報告セグメント
調整額 要約四半期
プロフェッ 産業用材 その他 (注2) 連結
オフィス ショナルプ ヘルスケア 料・機器 計 財務諸表
事業 事業 (注3)
リント事業 事業 計上額
売上高
外部顧客への売上高 93,984 31,756 16,448 23,344 165,534 7,633 - 173,167
セグメント間の内部
477 14 114 531 1,137 3,466 △4,603 -
売上高(注1)
計 94,461 31,771 16,563 23,876 166,672 11,099 △4,603 173,167
セグメント利益
△7,547 △7,061 △1,111 3,247 △12,473 △6,352 △3,814 △22,639
(△は損失)
(注1)セグメント間の内部売上高は市場価格等に基づいております。
(注2)売上高の調整額はセグメント間取引消去であります。
(注3)セグメント利益の調整額はセグメント間取引消去並びに報告セグメント及びその他に帰属しな
い一般管理費及び基礎的研究費からなる全社費用であります。なお、報告セグメントに帰属し
ないその他の収益及びその他の費用を含めております。
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