4887 サワイグループHD 2021-05-07 15:00:00
沢井製薬株式会社における減損損失の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                   2021 年 5 月 7 日

各     位

                                   会 社 名  サワイグループホールディングス株式会社
                                   代表者名   代 表 取 締 役 社 長    末吉 一彦
                                            (コード番 号 :4887 東 証 第 一 部 )
                                   問 合 せ先 グループ広 報 ・IR室 長   髙良 恭志
                                            (T EL:06‐ 6105‐5 823)


沢井製薬株式会社における減損損失の計上及び通期業績予想の修正に関するお知らせ

  サワイグループホールディングス株式会社(以下「当社」といいます。)は、当社の完全子会社であ
る沢井製薬株式会社(以下「沢井製薬」といいます。)の 2021 年 3 月期(2020 年 4 月 1 日~2021 年
3 月 31 日)において、下記のとおり無形資産の減損損失を計上する見込みとなりました。あわせて、
2020 年 5 月 14 日に公表した沢井製薬の 2021 年 3 月期の連結業績予想を修正しましたので、お知
らせいたします。
  なお、今回の業績予想の修正に伴う配当予想の修正はありません。

1.減損損失の計上について
  沢井製薬は、米国セグメントが保有する Tosymra ™ に係る製造販売関連のライセンスについて、
新型コロナウイルスの影響で処方元への十分な営業活動ができていないことや他社競合品の登場
等の理由で、当初計画に比べ売上が伸び悩んでいることにより収益性が悪化し、帳簿価額が回収可
能価額を上回ると判断しました。そのため、当該無形資産に係る減損損失 5,572 百万円を認識する
見込みです。

2.沢井製薬の連結業績予想の修正
(1)2021 年 3 月期(2020 年 4 月 1 日~2021 年 3 月 31 日)の連結業績予想の修正
                                                      (単位:百万円)
                                                                        基本的1株当たり
                                                            親会社の所有者     親会社の所有者
                               (参考)
                   売上収益                 営業利益      税引前利益      に帰属する       に帰属する
                             コア営業利益
                                                             当期利益         当期利益
                                                                           (円)
前回発表予想
                   200,200     34,800    26,850    26,550      20,050      457.85
(  A  )
今回修正予想
                   187,200     34,000    18,850    18,450      12,300      280.89
(  B  )
増     減       額
                   △13,000     △800     △8,000     △8,100     △7,750
( B   -   A    )

増 減 率(%)           △6.5%      △2.3%     △29.8%    △30.5%      △38.7%

※   上記業績予想につきましては、当社が本資料の発表日現在において入手している情報に基づ
    き作成したものであり、実際の業績はさまざまな要因により異なる結果となる可能性があります。
(2)修正の理由
    売上収益は、米国セグメントにおける競合品の参入の影響等で、前回発表の予想数値を下回り
  ますが、日本セグメントでの新製品発売が寄与し、前期比較では増加する見込みです。一方で、
  営業利益、税引前利益及び親会社の所有者に帰属する当期利益は、無形資産の減損損失を計
  上するため、前回発表予想を大きく下回る見込みです。

                                           以 上