4883 M-モダリス 2021-11-05 15:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年11月5日
上 場 会 社 名 株式会社モダリス 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4883 URL https://www.modalistx.com/jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 森田 晴彦
問合せ先責任者 (役職名) 執行役員CFO (氏名) 小林 直樹 (TEL) 03-6822-4584
四半期報告書提出予定日 2021年11月15日 配当支払開始予定日 ー
四半期決算補足説明資料作成の有無 :有
四半期決算説明会開催の有無 :無
(百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の連結業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年12月期第3四半期 1 △99.7 △677 - △661 - △181 -
2020年12月期第3四半期 340 - △168 - △209 - △214 -
(注) 包括利益 2021年12月期第3四半期 △174百万円( -%) 2020年12月期第3四半期 △215百万円( -%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2021年12月期第3四半期 △6.32 -
2020年12月期第3四半期 △8.34 -
(注)1.当社では、四半期連結損益計算書において事業収益として記載しているものを売上高と読み替えて表示し
ております。
2.潜在株式調整後1株当たり四半期純利益については、潜在株式は存在するものの、1株当たり四半期純損
失であるため記載しておりません。
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2021年12月期第3四半期 6,498 6,093 93.8
2020年12月期 6,277 6,206 98.9
(参考) 自己資本 2021年12月期第3四半期 6,093百万円 2020年12月期 6,206百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
2020年12月期 - 0.00 - 0.00 0.00
2021年12月期 - 0.00 -
2021年12月期(予想) 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.2021年12月期の連結業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
2021年12月期の業績予想につきましては、現時点で合理的な業績予想の算定ができないことから、記載しておりま
せん。なお、当該理由等は、添付資料P3「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想など将来予測
情報に関する説明」をご覧下さい。
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 :無
(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)
新規 -社 (社名) 、 除外 -社 (社名)
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 :無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 :無
② ①以外の会計方針の変更 :無
③ 会計上の見積りの変更 :無
④ 修正再表示 :無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q 28,861,700株 2020年12月期 28,515,600株
② 期末自己株式数 2021年12月期3Q 63株 2020年12月期 -株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年12月期3Q 28,697,050株 2020年12月期3Q 25,665,611株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判
断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績
等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。なお、業績予想に関する事項は、添付資料P3をご覧くだ
さい。
株式会社モダリス(4883) 2021年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………5
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………7
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………7
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………7
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………7
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株式会社モダリス(4883) 2021年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の普及等により経済活
動及び社会生活が徐々に正常化しつつありますが、引き続き先行きの不透明な状況が続いております。
このような状況下において、当社グループは、「Every Life Deserves Attention(すべての命に、光を)」を経営理
念として掲げ、そのほとんどが希少疾患に属する遺伝子疾患に対して画期的な新薬を提供することを目標とし、2016年
の設立から6期目に当たる当第3四半期連結累計期間におきましても、技術的基盤となるCRISPR-GNDM®プラットフォー
ムの強みを生かし、「幅のある開発」と「バリューチェーンの補完」を目指し、パートナーに技術プラットフォームで
あるCRISPR-GNDM®技術を開放してパートナーの選定したターゲットに対してパートナーの資金で治療薬の開発を行う
「協業モデルパイプライン」と自社でCRISPR-GNDM®技術を用いてターゲットの選定から行い、自己資金で治療薬の開発
を行う「自社モデルパイプライン」の2種類を組み合わせたハイブリッド型ビジネスモデルにより遺伝子疾患治療薬の
創出を実現すべく取り組みました。なお、当第3四半期連結累計期間の経営成績等において新型コロナウイルス感染症
による影響は限定的と考えております。
当第3四半期連結累計期間において、MDL-101を中心とした各協業モデルパイプライン及び自社モデルパイプラインの
研究開発は順調に進捗しました。リードプログラムであるMDL-101は、複数のパートナーと契約に向けたディスカッショ
ンを継続しており、並行して臨床に向けた取り組みをさらに進め、GMP製造に向けたプロセス開発を本格化させました。
製造は今後計画されるGLP試験などにもサンプルを供給するため開発の要となります。また、臨床試験に向けたその他の
取り組みとしてCRISPR-GNDM®分子の(1)更なるダウンサイズの実現、(2)動物における2年にわたる発現維持の確
認をしております。これにより生産効率の向上とともに、臨床における効果持続が期待されると考えております。なお、
これはMDL-101の開発を単独で継続する決断を行ったことを意味するものではなく、パートナリングは引き続き戦略の範
疇であります。製造を遅滞なく進めることは、むしろパートナリングにおけるプロダクトの価値を高める方向であり、
治療薬を待ち望んでいる患者さんに対する責任でもあると当社は考えております。
2021年10月20日プレスリリースの通り、当社の研究開発拠点である米国子会社はマサチューセッツ州ケンブリッジ市
から近郊のウォルサム(Waltham)市に拡張移転を行いました。これにより当社は、前述の製造関連の機能を擁するととも
に、研究開発の機能をさらに拡大する基盤を手にすることができました。床面積にして3倍の拡大となり、近接するケ
ンブリッジ市を中心とするボストンエリアの優秀な人材を吸引する機会となることを期待しています。
エンジェルマン症候群を対象としたMDL-206はアステラス社からの権利の返還を受けて、研究に必要な材料の各種ライ
センスを独自に再取得し、自社として研究ができる体制を再構築いたしました。その他のプログラムも順調に推移して
おります。
また、当社大株主の有価証券上場規程及び有価証券上場規程施行規則に基づく確約書に違反して制度ロックアップ期
間中に当社株式を売却したことに関し、当該事項の対応策として、当社は受取賠償金として特別利益485,881千円を受領
しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、事業収益1,100千円(前年同四半期比99.7%減少)、営業損失677,519
千円(前年同四半期は営業損失168,000千円)、経常損失661,924千円(前年同四半期は経常損失209,012千円)、親会社
株主に帰属する四半期純損失181,372千円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失214,093千円)となりま
した。
なお、当社グループは、遺伝子治療薬開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりま
す。
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株式会社モダリス(4883) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
資産、負債及び純資産の状況
(流動資産)
当第3四半期連結会計期間末の流動資産の残高は、前連結会計年度末に比べて173,699千円増加し、5,622,246千円と
なりました。これは主に、その他流動資産が131,549千円増加したためであります。
(固定資産)
当第3四半期連結会計期間末の固定資産の残高は、前連結会計年度末に比べて47,646千円増加し、876,116千円となり
ました。これは主に、投資その他の資産が50,446千円増加したためであります。
(流動負債)
当第3四半期連結会計期間末の流動負債の残高は、前連結会計年度末に比べて28,382千円増加し、86,648千円となり
ました。これは主に、その他流動負債が36,180千円増加したためであります。
(固定負債)
当第3四半期連結会計期間末の固定負債の残高は、前連結会計年度末に比べて306,215千円増加し、318,108千円とな
りました。これは主に、その他固定負債が300,693千円増加したためであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べて113,251千円減少し、6,093,605千円となり
ました。これは主に、新株予約権の行使に伴い資本金及び資本剰余金がそれぞれ30,865千円増加したものの、親会社株
主に帰属する四半期純損失発生に伴い利益剰余金が181,372千円減少したためであります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社の事業はパートナーとの交渉により進捗すること、ライセンスの契約一時金の事業収益によって当社の業績が大
きく変動すること、新たなパートナーとの提携の可能性や新規のパイプラインの獲得の可能性等、当社の事業上の特性
として現時点では業績に与える未確定な要素が多いことから、今後の見通しについては、適正かつ合理的な数値を算出
することが困難であると考えており、業績予想は開示を見合わせることにしました。なお、今後の事業進捗を踏まえて、
合理的な開示が可能となりましたら速やかに開示いたします。
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株式会社モダリス(4883) 2021年12月期 第3四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年12月31日) (2021年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 5,421,476 5,463,626
その他 27,070 158,619
流動資産合計 5,448,546 5,622,246
固定資産
有形固定資産 49,774 94,084
無形固定資産
特許実施権 767,445 720,408
その他 374 301
無形固定資産合計 767,819 720,709
投資その他の資産 10,876 61,322
固定資産合計 828,470 876,116
資産合計 6,277,017 6,498,362
負債の部
流動負債
未払法人税等 21,619 13,821
その他 36,647 72,827
流動負債合計 58,266 86,648
固定負債
繰延税金負債 11,893 17,414
その他 - 300,693
固定負債合計 11,893 318,108
負債合計 70,160 404,757
純資産の部
株主資本
資本金 2,707,320 2,738,185
資本剰余金 4,029,055 4,059,920
利益剰余金 △527,519 △708,892
自己株式 - △97
株主資本合計 6,208,855 6,089,114
その他の包括利益累計額
為替換算調整勘定 △1,998 4,490
その他の包括利益累計額合計 △1,998 4,490
純資産合計 6,206,857 6,093,605
負債純資産合計 6,277,017 6,498,362
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株式会社モダリス(4883) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
事業収益 340,000 1,100
事業費用
研究開発費 348,898 493,784
販売費及び一般管理費 159,101 184,835
事業費用合計 508,000 678,619
営業損失(△) △168,000 △677,519
営業外収益
受取利息 52 57
補助金収入 79 205
為替差益 - 16,189
その他 4 235
営業外収益合計 135 16,688
営業外費用
上場関連費用 20,104 -
為替差損 5,038 -
株式交付費 15,915 1,092
その他 89 -
営業外費用合計 41,147 1,092
経常損失(△) △209,012 △661,924
特別利益
受取賠償金 - 485,881
特別利益合計 - 485,881
税金等調整前四半期純損失(△) △209,012 △176,042
法人税、住民税及び事業税 850 915
法人税等調整額 4,230 4,414
法人税等合計 5,081 5,330
四半期純損失(△) △214,093 △181,372
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △214,093 △181,372
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株式会社モダリス(4883) 2021年12月期 第3四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2020年1月1日 (自 2021年1月1日
至 2020年9月30日) 至 2021年9月30日)
四半期純損失(△) △214,093 △181,372
その他の包括利益
為替換算調整勘定 △1,572 6,488
その他の包括利益合計 △1,572 6,488
四半期包括利益 △215,665 △174,883
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △215,665 △174,883
6
株式会社モダリス(4883) 2021年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当第3四半期連結累計期間において、新株予約権の行使に伴い、資本金が30,865千円、資本剰余金が30,865千円
増加しております。これにより、当第3四半期連結会計期間末の資本金は2,738,185千円、資本剰余金は4,059,920
千円となっております。
(セグメント情報等)
当社グループは、遺伝子治療薬開発事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しておりま
す。
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