4883 M-モダリス 2021-08-05 15:00:00
2021年12月期 第2四半期決算説明資料 [pdf]
2021年12⽉期
第2四半期決算説明資料
株式会社モダリス
2021年8⽉5⽇
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るその他類似した表現を含みます(これらに限定されるものではありません)。将来情報は、現在⼊⼿可能な情報をもとにした当社の経営
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⽬次
1. 決算状況
2. 当期のトピック
3. 成⻑戦略
4. Q&A
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1.決算状況
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1.決算状況︓ 2021年12⽉期 第2四半期 年度業績
2021年12⽉期 第2四半期 年度業績
(百万円)
2020年12⽉期 2021年12⽉期 差異
第2四半期(A) 第2四半期(B) (A)-(B)
事業収益 337 1 △336
事業費⽤ 298 478 180
研究開発費 204 349 145
販管費 94 129 35
営業利益 38 △477 △515
経常利益 29 △464 △493
当期純利益 26 17 △9
事業費⽤
・事業の進捗に伴い研究開発費前期⽐増加(主に、⼈件費、試薬等の研究材料費)
特別利益
・受取賠償⾦ ⼤株主の制度ロックアップ違反により485百万円の受領
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1.決算状況︓ 2021年12⽉期 第2四半期 パイプライン
2021年12⽉期末 第2四半期 パイプライン
疾患名 初期開発/前臨床 臨床試験
コード パートナー ストラクチャー
/疾患領域*1 探索/研究/前臨床 IND 第I相 第II相 第III相
MDL-201 筋⾁ アステラス製薬 ライセンス
MDL-202 筋⾁ アステラス製薬 ライセンス
協業モデル
MDL-204 中枢神経 アステラス製薬 共同研究開発
MDL-205 中枢神経 エーザイ 共同研究開発
MDL-101 MDC1A*2 ⾃社 ⾃社
MDL-102 中枢神経 ⾃社 ⾃社
⾃社モデル
MDL-104 タウオパチー*3 ⾃社 ⾃社
エンジェルマン
MDL-206 ⾃社 ⾃社
症候群
パイプラインの拡張
*1: 具体的な適応疾患名は、出願した特許が公開されるまでは競争上の理由から⾮開⽰とする戦略を採⽤しており、また協業モデルパイプランは契約上で
原則⾮開⽰とされているため、記載していません
*2: MDC1A=先天性筋ジストロフィー1A型
*3: タウタンパク質による神経原線維変化。アルツハイマー病との相関が⽰唆されている。
MDL-101 : マウス版MDL-101を2種の病態モデル(中等度・重症)で評価。いずれにおいても病態の改善を確認
MDL-206 : 病態モデルマウスでコンセプト実証(proof-of-concept)を確⽴。しかしながら戦略上の理由でパート
ナーより共同研究の延⻑を⾏わない旨通告があり、当社が⾃社で開発を⾏う判断とした。
その他のパイプラインについても、研究及び共同研究を継続中
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1.決算状況︓ 2021年12⽉期 第2四半期 財務状況
2021年12⽉期末 第2四半期 財務状況
(百万円)
2020年12⽉期末 2021年12⽉期 差異
(A) 第2四半期(B) (B)(A)
-
流動資産 5,448 5,847 399
現⾦及び預⾦ 5,421 5,784 363
固定資産 828 850 22
特許実施権 767 736 △31
資産合計 6,277 6,697 420
流動負債 58 91 33
固定負債 11 319 307
負債合計 70 410 340
純資産合計 6,206 6,287 81
負債純資産合計 6,277 6,697 420
⾃⼰資本⽐率 98.9% 93.9%
• 安定した財務基盤、⾼い⾃⼰資本⽐率
• エディタス社よりCRISPR/Cas9基本特許のライセンス(特許実施権)、ライセンスアウト先か
ら当該ライセンスの負担分を受領(固定負債)(詳細は、4.Q&A② 参照)
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1.決算状況︓ 2021年12⽉期 第2四半期 キャッシュ・フロー状況
2021年12⽉期末 第2四半期 キャッシュ・フロー状況 ( 百万円 )
56 13 5,784
275
5,421 18
現⾦及び現⾦同等物 営業 投資 財務 現⾦及び現⾦同等物 現⾦及び現⾦同等物
の期末残⾼ キャッシュフロー キャッシュフロー キャッシュフロー に係る換算差額 の期末残⾼
(2020年12⽉期末) A B C (2021年第2四半期末)
A 営業キャッシュフロー • 税⾦等調整前四半期純利益(20)
B 投資キャッシュフロー • 特許実施権負担⾦受⼊による収⼊(329)
C 財務キャッシュフロー • 新株予約権の⾏使による株式の発⾏による収⼊ (56)
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2.当期のトピック
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MDL-101
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2.当期のトピック︓MDL-101
MDC1A(先天性筋ジストロフィー1A型)
LAMA2 遺伝⼦の変異によって⽣じる重篤な筋ジストロフィーの⼀種
• 発症頻度: 1 / 30,000*
• 遺伝形式: 常染⾊体劣性
• 発症時期 : 誕⽣時あるいは⽣後数ヶ⽉以内に明らか
• 臨床症状:
重篤な筋⼒低下
筋緊張低下症
弱い⾃発的運動
関節変形
⼼不全、硬直
• 平均余命
• 重篤な臨床的問題により思春期を越えられない
• 遺伝的原因: LAMA2 遺伝⼦の変異
出所: 難病情報センター及びFlores et al, Frontiers in Molecular Neuroscience vol 13 (2020) *Ophanetより
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2.当期のトピック︓MDL-101
LAMA2の変異に対して姉妹遺伝⼦のLAMA1をオンにすることで
筋⾁の機能回復を⾏う
LAMA1とLAMA2の組織別発現分布
CRISPR-GNDM® での治療コンセプト
LAMA1 LAMA2
組織 RNA タンパク RNA タンパク
脳
筋⾁細胞
内分泌組織
⾻髄細胞及び免疫細胞
転写活性化モジュレーター
筋⾁
肺
ON 筋⾁でもコードさ
れているが、
肝臓及び胆嚢
通常は眠っている
膵臓 ガイドRNA
消化器
腎臓及び膀胱 LAMA1
男性器
⼥性器
dCas9
脂肪及び軟部組織
⽪膚
LAMA1とLAMA2タンパクの構造 LAMA2
LAMA1
機能不全
LAMA2
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2.当期のトピック︓MDL-101
2種の動物における検証を経て、プロセス開発など製造の確⽴を含む
前臨床試験にむけた取り組みを本格化
CRISPR-GNDM®の臨床までのパス
⾮臨床試験
In vitro試験 動物PoC試験
臨床試験
(スクリーニング、評価) (in vivo)
齧⻭類 サル
GNDM w/ ガイドRNA スクリーニング 正常マウス 体内動態
病態モデル
マウス版 ガイドRNA (細胞株、初代培養細胞) (発現確認) 毒性試験
ガイドRNA スクリーニング 正常サル
GNDM w/
(発現、パイロット
サル版 ガイドRNA (細胞株、初代培養細胞)
毒性試験)
体内動態
⽤量推定
毒性試験
ガイドRNA 発現
GNDM w/ ⽤量推定/漸増試験
スクリーニング オフターゲット
ヒト版 ガイドRNA 安全性試験
(細胞株、初代培養細胞) 解析
パイロット
プロセス開発 GMP製造
製造
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2.当期のトピック︓MDL-101
利⽤可能なMDC1A疾患モデルマウス
モデル 背景種 変異/タンパク産物 表現型
dy/dy 129 ⽣後6ヶ⽉で致死
中程度のジストロフィー
LAMA-2遺伝⼦上の部位不明な⾃然発⽣的な変異 抹消の神経障害
正常と思われるα2鎖の抑制された発現 ミエリン(髄鞘)形成の異常
聴⼒損失
胸腺細胞の発達異常
dy2j/dy2j C57BL/6J
正常と変わらない寿命
LNドメインの⾃然発⽣的な変異
LNドメインを部分⽋失したα2鎖の抑制された発現
マイルドな 筋ジストロフィー様症状
抹消の神経障害
dyw/dyw C57BL/6J ⽣後4-6週で致死
LAMA-2の完全ノックアウトおよびLac-Zのノックイン
完全な遺伝⼦⽋失
重篤な 筋ジストロフィー様症状
抹消の神経障害
dy3k/dy3k 129 ⽣後4週で致死
重篤な 筋ジストロフィー様症状
LAMA-2の完全ノックアウト 抹消の神経障害
精⼦形成不全
象⽛(造⻭)芽細胞の分化異常
dynmj417/dynmj41 C57BL/6J 正常と変わらない寿命
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LN ドメインへの点変異導⼊/normal levels マイルドな 筋ジストロフィー様症状
抹消の神経障害
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2.当期のトピック︓MDL-101
GNDM投与によって前脚の機能改善が⾒られた
dy2j/dy2j グリップ⼒(前脚)
● 正常マウス(C57BL/6J)
* ● GNDM コントロール ガイドRNA
● GNDM LAMA-1 ガイドRNA
グリップ⼒(治療前に標準化)
*
3週 7週 9週
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2.当期のトピック︓MDL-101
GNDM投与によって四脚の機能改善が⾒られた
dy2j/dy2j グリップ⼒(四脚)
● 正常マウス(C57BL/6J)
● GNDM コントロール ガイドRNA
● GNDM LAMA-1 ガイドRNA
グリップ⼒(治療前に標準化)
*
3週 7週 9週
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2.当期のトピック︓MDL-101
筋⾁の傷害によって⽣じる⾎中クレアチンキナーゼの
顕著な改善が⾒られた
⾎中クレアチンキナーゼ
0.024 ●正常マウス(C57BL/6J)
■ GNDM コントロール ガイドRNA
▲ GNDM LAMA-1 ガイドRNA
5週 7週 9週
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2.当期のトピック︓MDL-101
GNDM投与によって重篤なマウスの⽣存が⽤量依存的に改善
dyw/dyw ⽣存曲線
100% 8 x 1014vg/kg
75% 4 x 1014vg/kg
67% 2x 1014vg/kg
⽣存率(%)
0.25x 1014vg/kg
33% 1x 1014vg/kg
25% 0.5x 1014vg/kg
untreated
0% 0%
週齢
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2.当期のトピック︓MDL-101
重症モデルでも筋⾁の傷害によって⽣じる⾎中クレアチンキナーゼの
顕著な改善が⾒られた
dyWにおける⾎中CKレベル(投与後4週)
*
●正常マウス(C57BL/6J)
■ GNDM コントロール ガイドRNA
▲ GNDM LAMA-1 ガイドRNA
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2.当期のトピック︓MDL-101
In vivo試験のまとめ
• マウス
– LAMA-1 の誘導が⾻格筋及び⼼筋で確認
• CRISPR-GNDM®mRNAの発現上昇
• 正常LAMA-2の50%程度までのLAMA-1 mRNAの発現上昇
• GNDM/Cas9 タンパクの免疫染⾊での確認
• LAMA-1 タンパクの広範な筋⾁細胞における発現(免疫染⾊)
– MDC1a疾患モデルマウス試験による薬効確認実施中
• dyW及びdy2J病態モデルの機能評価においてGNDM投与による改善の詳細解析終了
– 筋⾁におけるGNDMの発現を確認
– 筋⾁におけるLAMA-1発現を確認
– 毒性の兆候無し
– 筋⾁の機能スコアの改善
» 体重増加トレンドの改善 (dyW:重篤モデル)
» 握⼒の機能改善 (dy2j and dyW)
» ⾎中CKレベルの改善 (dy2J and dyW)
• サル
– サル版gRNA搭載のAAV- サル MDL-101投与試験
• ウィルスベクターの投与により想定通りのCas9に対する弱い免疫反応を確認
• 筋⾁組織における免疫細胞の浸潤や組織破壊などは確認されず
• 筋⾁組織における20週まで持続したGNDM発現を確認
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MDL-206
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2.当期のトピック︓MDL-206
エンジェルマン症候群に関する共同研究のこれまでの成果
• 当社はアステラス製薬との間で当社のCRISPR-GNDM®技術を⽤いたエンジェ
ルマン症候群に対する治療薬に関する共同研究を⾏ってきました。
• このアプローチは重篤でアンメットメディカルニーズの⾼い当該疾患に対し
て⾼度に差別化されたアプローチであると考えております。
• アステラス製薬との共同研究によって、エンジェルマン症候群に対する
CRISPR-GNDM®技術を⽤いた研究の理解を進め、また動物モデルにおける
コンセプト検証(Proof-of Concept)を確⽴することができました。
• アステラス製薬は本⽇、2020年から実施してきたMDL-206に関する共同研究
を延⻑しない旨、当社に正式に通達をしてきました。
• 他のアステラス製薬との共同研究を含めたプログラムは予定通り引き続き継
続されます。
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2.当期のトピック︓MDL-206
MDL-206に関する権利の再取得
• 共同研究の終了にあたり、当社はCRISPR-GNDM®を⽤いたエン
ジェルマン症候群に対する開発の権利を再取得いたします。
• これによって当社はその研究開発、薬事、製造を含む⾃社の機
能によって開発する権利を獲得し、エンジェルマン症候群を含
む⾃社パイプラインの拡⼤を実現することになります。
• また当社はエンジェルマン症候群に関する開発パートナーをし
かるべき段階で再設定することも視野にいれております。
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2.当期のトピック︓MDL-206
エンジェルマン症候群とは
• エンジェルマン症候群(Angelman syndrome: AS) は新⽣児の1.5万⼈に1⼈
あるいは、世界中で50万⼈の患者さんのいる神経性遺伝⼦疾患です。
• この疾患の原因は⺟由来の第15染⾊体上にあるUBE3A遺伝⼦の機能喪失に
よって⽣じます。
• ASは⾃閉症、痙攣あるいはプラダー・ウィリ症候群様の症状を呈します。
• ASは⽣後6 – 12ヶ⽉.で診断に⾄り、共通の症状として重度の精神発達の遅れ、
てんかん発作、失調性運動障害などを伴います。
出典: Angelman Syndrome Foundationおよび難病情報センター
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2.当期のトピック︓MDL-206
CRISPR-GNDM®によって抑制機構を解除することにより
UBE3A遺伝⼦の発現を正常化する
- ス
11
6
115 E3A セン
IC PN rd rd UB ンチ
S-
PW SNR Sno IP
W Sno ア 産物
⽗系遺伝⼦
正常な STOP
神経細胞 UBE3A
⺟系遺伝⼦ UBE3A タンパク
エンジェル ⽗系遺伝⼦ STOP
マン症候群
発現の低下
の神経細胞 ⺟系遺伝⼦ STOP あるいは異常
UBE3A mutation
GNDM
UBE3A
患者神経細胞に ⽗系遺伝⼦ タンパク
CRISPR-GNDM®
で治療した場合 ⺟系遺伝⼦ STOP
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2.当期のトピック︓MDL-206
現在の状況および今後の開発⽅針
• 当社はCRISPR-GNDM® に基づく分⼦を⽤いて疾患モデルマウ
スにおいてコンセプト実証を確⽴。
• 当該疾患に対してはアンチセンス治療薬、遺伝⼦治療薬、低分
⼦薬などの開発が開発されているが、上市薬および後期臨床試
験にある開発品⽬はないと認識している。
• 当社は引き続きヒト版MDL-206の開発を進め、臨床に向けて開
発を⾏う。
• ⼀⽅で、当社は全世界における開発権を再取得したので、パー
トナリングに向けての取り組みも並⾏して⾏う。
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3.成⻑戦略
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3.成⻑戦略︓当社パイプラインの今後の展開
成⻑戦略
パイプラインの拡⼤と進捗で成⻑余地は豊富
当社パイプラインの今後の展開
約2,200疾患のターゲット及び事業機会
対象疾患領域の拡⼤
パイプラインの拡⼤
MDL-104
100以上あるコアターゲット疾患の開拓
MDL-102
MDL-101 ライセンス機会の検討
MDL-206
MDL-205
MDL-204
MDL-202
マイルストーン収⼊の受領
MDL-201
パイプラインの進捗
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3.成⻑戦略︓GNDM
GNDMは機能喪失、異常機能獲得変異に対して有効なアプローチ
正常機能の喪失でおこる疾患に対して 異常機能の獲得で起こる疾患に対して
現状では
single Ex vivoでの 医薬品の標的分⼦
利⽤に限定
塩基置換 DNA RNA タンパク質
Point of Mutation(s)
ゲノム編集
• GNDM
(CRISPR) 1つの変異アレル 複数のコピー 多様性
Gene Therapy
• ZFP-TF
(ZFN)
GNDM Si RNA タンパク(抗体)
アンチセンス ペプチド
Editing(K/D) 低分⼦
diversified
small Gene Size Large
K/D: Knock-down
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3.成⻑戦略︓企業価値の構成と拡⼤のための施策
Modalisの企業価値の構成と拡⼤のための施策
向上のための打ち⼿
• 優秀な⼈材の獲得
• バリューチェーンの補完
Ø パートナーの獲得
Ø 開発機能の確⽴(臨床、前臨床、
事業遂⾏能⼒の向上 製造)
財務の拡⼤・安定化 • リーチの拡⼤(資本、パートナー、
⼈材)
• 財務の強化
• M&A
Business
企業価値
Value • 開発の確実な遂⾏
• 新規ターゲットの発掘
• ライフサイクルマネジメント
Pipeline 開発の進捗 • 技術の検証
パイプラインの拡⼤ • 新規技術の取り込み
Value
• 知財の補完・強化
Platform Value
陳腐化 時間
代替技術の開発
特許残存期間の減少
Low hanging fruitsの減少
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3.成⻑戦略︓協業モデルパイプライン
協業モデルパイプライン
直近の達成イベントと予定されるマイルストーンイベント*
コード 2021/12 2022/12 2023/12
適応疾患
MDL-201
⾮臨床試験、前臨床試験、製造関連 #
muscle
MDL-202
⾮臨床試験、前臨床試験、製造関連 #
muscle
MDL-204
2021~22
CNS パートナリング
MDL-205
2021~22
CNS パートナリング
*予定されるマイルストーンイベントは将来情報であり、状況に応じて変更される可能性があります
#パートナーの要望により前臨床段階の進捗に関する社外開⽰はしない⽅針となりました。
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3.成⻑戦略︓⾃社モデルパイプライン
⾃社モデルパイプライン
予定されるマイルストーンイベント*
2021/12
2019/12 2022/12
2020/12 2023/12
2021/12
コード
MDL-101
適応疾患
2021 2022
MDC1A
パートナリング
(muscle) IND
MDL-102
2022~23
CNS
パートナリング
MDL-104
2021〜22
タウオパチー パートナリング
MDL-206
エンジェルマン 2022
症候群 パートナリング
*予定されるマイルストーンイベントは将来情報であり、状況に応じて変更される可能性があります
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4.Q & A
(本開⽰資料及びお問い合わせに関して)
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4.Q&A
Q&A①
Q)
アステラス製薬との間で当第2四半期において締結されたCRISPR/Cas9基本特許のサブ
ライセンス契約はどのような位置付けの契約なのでしょうか︖
A)
これは2019年に同社との間で締結済みのライセンス契約の中で検討されていたも
のです。契約の詳細については戦略的理由で⾮開⽰です。既にこの効果を織り込
んだ業績管理を⾏なっておりますが、これによってアステラス製薬は当社からラ
イセンスアウトされた2つのプログラムの開発をさらに進展させられます。
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4.Q&A
Q&A②
Q)
2021年2Qから固定負債が計上されていますが、負債の内容はどのようなもの
でしょうか︖また、業績にどのような影響がありますか︖
A)
エディタス社からCRISPR/Cas9基本特許のライセンス(特許実施権)を得ております
が、 2021年2Qにこのライセンスの負担分の⼀部を、ライセンスアウト先から受領し
ました。そのため、受領したものを固定負債に計上しております。
これにより、当該固定負債をライセンスの有効期間に応じた期間償却することで、PL上
はライセンス(特許実施権)の減価償却費相当の費⽤を実質的に軽減する効果が発⽣し
ます。
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4.Q&A
Q&A③
Q)
MDL-101の開発の進捗について、ライセンスアウトの契約交渉の進捗はどう
なっていますか︖
A)
サルにおける安全性のデータ、マウス疾患モデルにおける有効性のデータを元に、既に
複数のパーティにこれらのデータを共有して現在ライセンスに向けたディスカッション
を⾏っております。
また、製造分野の専⾨家が⼊社し、プロセス開発を開始しております。これは臨床⼊り
のタイミングを遅らせること無く研究を進めるためでもあり、プロダクトの価値向上に
も重要であると考えております。
ライセンスアウトのタイミングは、現時点で2021年の後半になると考えています。
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4.Q&A
Q&A④
Q)
制度ロックアップ違反について、 ⽚⼭⽒から484 百万円の⽀払いを受け⼊れた
ことで、全⾯解決したということでしょうか︖
A)
当社は、2021年3⽉29⽇のプレスリリースにあるように、当社が受けた甚⼤な影響に対
して⽚⼭⽒からの484 百万円の⽀払いの申し出を受け⼊れましたが、この⾦銭の受領を
もって本件が全⾯解決したとは考えておりません。
当社は事件が発⽣してから、すぐに主幹事証券会社、東京証券取引所及び顧問弁護⼠と
コミュニケーションをとり、これまでも然るべき⼿段が無いか、詳細に検討をしてきて
おり、今後もあらゆる可能性について検討して、然るべき⼿段を取り続けていく⽅針で
あります。
詳細は、2021年5⽉6⽇に開⽰している、「2021年12⽉期 第1四半期決算説明資料」
をご参照ください。
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