4881 M-ファンペップ 2021-11-11 15:00:00
2021年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]

 
               2021年12月期          第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
                                                                                                  2021年11月11日
上場会社名   株式会社ファンペップ                                                              上場取引所       東
コード番号   4881  URL https://funpep.co.jp/
代表者     (役職名) 代表取締役社長                (氏名)三好 稔美
問合せ先責任者 (役職名) 取締役 管理部長兼CFO           (氏名)林 毅俊                                   TEL    03-5315-4200
四半期報告書提出予定日   2021年11月11日            配当支払開始予定日                             -
四半期決算補足説明資料作成の有無:無
四半期決算説明会開催の有無      :無

                                                                                           (百万円未満切捨て)
1.2021年12月期第3四半期の業績(2021年1月1日~2021年9月30日)
 (1)経営成績(累計)                                                                   (%表示は、対前年同四半期増減率)
                            売上高                     営業利益                   経常利益                  四半期純利益
                           百万円           %         百万円          %          百万円        %          百万円         %
2021年12月期第3四半期              126          -         △451        -           △386       -          △388       -
2020年12月期第3四半期               2           -         △384        -           △323       -          △325       -

                                                  潜在株式調整後
                           1株当たり
                                                   1株当たり
                           四半期純利益
                                                  四半期純利益
                                        円 銭                  円 銭
2021年12月期第3四半期                    △22.58                       -
2020年12月期第3四半期                    △27.04                       -
(注)当社は、損益計算書において「事業収益」として記載しているものを「売上高」と読み替えて表示しております。

    (2)財政状態
                            総資産                     純資産                  自己資本比率
                                    百万円                      百万円                      %
2021年12月期第3四半期                      3,581                    3,434                 95.9
2020年12月期                           3,720                    3,568                 95.9
(参考)自己資本            2021年12月期第3四半期                3,434百万円       2020年12月期            3,568百万円

2.配当の状況
                                                             年間配当金
                        第1四半期末            第2四半期末             第3四半期末               期末                  合計
                                  円 銭               円 銭                  円 銭              円 銭              円 銭
2020年12月期                          -                0.00                  -               0.00             0.00
2021年12月期                          -                0.00                  -
2021年12月期(予想)                                                                             0.00             0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無:無

3.2021年12月期の業績予想(2021年1月1日~2021年12月31日)
                                                                                  (%表示は、対前期増減率)
                                                                                                 1株当たり
              売上高            営業利益                     経常利益                 当期純利益
                                                                                                 当期純利益
            百万円        %     百万円              %      百万円             %     百万円         %                   円 銭
    通期        128      -     △873             -      △809            -     △812        -                △47.13
(注)1.直近に公表されている業績予想からの修正の有無:有
   2.当社は、損益計算書において「事業収益」として記載しているものを「売上高」と読み替えて表示しておりま
     す。
※    注記事項
    (1)四半期財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無

    (2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
      ① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更  :無
      ② ①以外の会計方針の変更         :無
      ③ 会計上の見積りの変更          :無
      ④ 修正再表示               :無

    (3)発行済株式数(普通株式)
      ① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年12月期3Q     17,322,300株 2020年12月期     16,746,700株
      ② 期末自己株式数           2021年12月期3Q           -株 2020年12月期               -株
     ③   期中平均株式数(四半期累計)     2021年12月期3Q   17,185,686株 2020年12月期3Q   12,033,459株




※    四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です

※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
 本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断
する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
                        株式会社ファンペップ  2021年12月期 第3四半期決算短信(非連結)


○添付資料の目次
目次

 1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………………………    2
 (1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………………………    2
 (2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………………………    5
 (3)業績予想などの将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………………    5
 2.四半期財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………    6
 (1)四半期貸借対照表 ……………………………………………………………………………………………………    6
 (2)四半期損益計算書 ……………………………………………………………………………………………………    7
     第3四半期累計期間 …………………………………………………………………………………………………   7
 (3)四半期財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………………………    8
     (継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………   8
     (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) …………………………………………………………   8




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                                 株式会社ファンペップ  2021年12月期 第3四半期決算短信(非連結)


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
   医薬品業界では新薬の研究開発の難易度が上昇しており、製薬会社は、従来の主役であった低分子医薬に加え、
  抗体医薬品、遺伝子医薬品、細胞医薬品・再生医療等の新しいタイプの創薬シーズ・モダリティ(創薬技術)を創薬
  系ベンチャー等から導入して研究開発パイプラインの強化を図っております。
   当社が取り組んでいる抗体誘導ペプチド等の機能性ペプチドも新しいタイプの創薬シーズ・モダリティであり、当
  社は、大学等のシーズをインキュベーションして製薬会社に橋渡しすることで、医薬品業界における大学発創薬系
  ベンチャーの役割を果たしていきたいと考えております。この役割を担うため、当社は、大阪大学をはじめとする
  大学等の研究機関との間で、共同研究等により連携を図り、大学の技術シーズを生かした基礎研究を実施しており
  ます。更に、当社は、開発品の開発規模(試験規模及び必要資金規模)を踏まえ、医薬品の研究開発プロセスのう
  ち、基礎研究から、一定段階の臨床試験や薬事承認までを実施して技術シーズのインキュベーションを行う方針で
  す。
   一方、医薬品の研究開発は期間が長く必要資金も大きいことから、当社は、研究開発段階から製薬会社等との提
  携体制を構築し、その提携収入等により、研究開発遂行上の財務リスクの低減を図っていく方針です。医薬品の研
  究開発段階においては、契約一時金、研究開発協力金及び開発マイルストーンを受取り、当社開発品が将来上市に
  至った場合には、提携製薬会社からのロイヤリティ―収入等によって本格的な利益拡大を実現する計画です。

   このような業界環境及びビジネスモデルのもと、当社は、大阪大学大学院医学系研究科の研究成果である機能性
  ペプチド「AJP001」を強みとして展開する抗体誘導ペプチドプロジェクトと機能性ペプチド「SR-0379」を中心に研
  究開発を進めております。


  ① 抗体誘導ペプチドプロジェクト
    当社の創薬活動の強みは、新しいモダリティである抗体誘導ペプチドの創薬プラットフォーム技術「STEP
  UP(Search Technology of EPitope for Unique Peptide vaccine)
                                                            」を保有していることです。当社は、機能性ペ
   プチド「AJP001」を利用した創薬プラットフォーム技術により、多様な抗体誘導ペプチドを創生して開発パイプ
   ラインの強化を図ってまいります。高額な抗体医薬品に対して医療費を抑制できる代替医薬品として抗体誘導ペ
   プチドを開発することにより、先進国で深刻化する医療財政問題の解決や患者様の経済的負担の軽減に貢献して
   いきたいと考えております。


  (A)抗体誘導ペプチド「FPP003」(標的タンパク質:IL-17A)
     FPP003は、標的タンパク質IL-17Aに対する抗体誘導ペプチドの開発化合物です。先行する抗IL-17A抗体医薬
    品は、尋常性乾癬、強直性脊椎炎、乾癬性関節炎及びX線基準を満たさない体軸性脊椎関節炎等の幅広い薬事承
    認を取得しており、既に世界市場は数千億円規模まで拡大しております。
                                                                         (注)
     当社は、2019年4月からFPP003の尋常性乾癬を対象とする第Ⅰ/Ⅱa相臨床試験をオーストラリア で進め
    ております。被験者募集に対する新型コロナウイルス感染症の影響はみられるものの、当社は、現地の感染症
    対策に従いながら従来どおり2022年中頃の試験終了を目標として試験を進めてまいります。
     また、強直性脊椎炎を対象とする開発は前臨床試験の段階にあります。
     なお、FPP003に関しては、2018年3月に大日本住友製薬株式会社との間でオプション契約を締結しており、
    同社は、北米での全疾患に対する独占的開発・商業化権の取得に関するオプション権を保有しております。
   (注)オーストラリアでの臨床試験データは米欧等での承認申請に使用可能であり、次相以降は米国等での臨床試験を想定しておりま
      す。


  (B)抗体誘導ペプチド「FPP004」
                    (標的タンパク質:IgE)
     FPP004は、標的タンパク質IgEに対する抗体誘導ペプチドの開発化合物です。
     先行する抗IgE抗体医薬品は、喘息、慢性蕁麻疹及び花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)の薬事承認を取得し
    ております。当社は、日本で患者数が多い花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)を対象として開発しており、現
    在、前臨床試験の段階にあります。
     なお、SR-0379及びFPP003の既存プロジェクトが進展し、新規開発化合物FPP005の開発が開始されて研究開発
    パイプラインが拡充される中、当社は前臨床試験等の人的リソースをFPP005等の開発に優先的に投下し、
    FPP004については、当面の間、バックアップ化合物の探索研究を進めていくことにいたしました。




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                        株式会社ファンペップ  2021年12月期 第3四半期決算短信(非連結)


(C)抗体誘導ペプチド「FPP005」(標的タンパク質:IL-23)
   FPP005は、標的タンパク質IL-23に対する抗体誘導ペプチドの開発化合物です。
   先行する抗IL-23抗体医薬品は、尋常性乾癬、乾癬性関節炎、クローン病及び潰瘍性大腸炎等の幅広い疾患を
  対象に開発が進んでおります。当社は、2021年1月から前臨床試験を開始いたしました。

(D)抗体誘導ペプチドの研究テーマ
   抗体誘導ペプチドの探索研究は、大阪大学との共同研究により実施しております。
   自社研究テーマは、抗体医薬品の代替医薬品として、アレルギー性疾患を対象とする抗体誘導ペプチドの研
  究を行っております。更に生活習慣病の高血圧及び抗血栓を対象とする抗体誘導ペプチド、遺伝性疾患の家族
  性大腸腺腫症を対象とする抗体誘導ペプチドの研究にも取り組んでおります。
   また、2018年3月に大日本住友製薬株式会社との間で精神神経疾患を対象とする抗体誘導ペプチドの研究契
                                                       (注)
  約、2019年2月に塩野義製薬株式会社との間で疼痛を対象とする抗体誘導ペプチドの共同研究契約             を締結
  し、製薬会社とのアライアンスのもとでの探索研究にも取り組んでおります。
   さらに、2021年8月に株式会社メドレックスとの間でマイクロニードル技術を用いた抗体誘導ペプチドの次
  世代製剤技術開発に関する共同研究契約を締結いたしました。
 (注)塩野義製薬株式会社との共同研究 については、共同研究期間を終え、本共同研究の研究成果に基づき、当社が開発化合物の創
    生に向けた候補化合物の最適化研究を進めております。


② 機能性ペプチド「SR-0379」
  SR-0379は、皮膚潰瘍を対象疾患とする開発化合物です。皮膚のバリア機能が欠損して様々な細菌が創面に付着
している皮膚潰瘍の治療には、細菌、感染のコントロールが重要です。SR-0379は、血管新生や肉芽形成促進によ
 る創傷治癒促進作用に加え、抗菌活性を併せ持つことが強みです。当社は、SR-0379の開発により、高齢化社会を
 迎え重要性が増している褥瘡等の皮膚潰瘍の早期回復を促進し、患者様のQOL向上に貢献することを目指しており
 ます。
  SR-0379の開発は、複数のアカデミア主導の医師主導治験、更に企業治験を経て、現在、塩野義製薬株式会社と
 当社の共同開発により日本での開発を進めております。2021年6月から第Ⅲ相臨床試験を開始し、2021年8月か
 ら被験者への治験薬投与を開始いたしました。


③ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)予防ワクチン
  当社は、2020年4月から、新型コロナウイルス感染症の制御に重要な予防ワクチン開発に向けて、大阪大学及
 びアンジェス株式会社との間で、当社の抗体誘導ペプチド等のペプチド技術を活用した次世代ワクチンの共同研
 究を実施しております。

④ 機能性ペプチドの販売
  医薬品以外の分野においては、2018年3月に株式会社ファンケルから「マイルドクレンジングシャンプー」    、更
 に2020年4月に株式会社SMV JAPANから「携帯アルコール除菌スプレー」等が発売され、当社の機能性ペプチドを
 含有する商品が販売されております。
  これらの商品販売に関し、当社は化粧品原料商社又は販社に対して機能性ペプチドを販売しております。


 以上の事業を進めた結果、当第3四半期累計期間の業績は、事業収益126百万円(前年同四半期は事業収益2百万
円)、営業損失451百万円(前年同四半期は営業損失384百万円)、経常損失386百万円(前年同四半期は経常損失323
百万円)
   、四半期純損失388百万円(前年同四半期は四半期純損失325百万円)となりました。

・事業収益
 事業収益は、前年同四半期に比べ124百万円増加し、126百万円となりました。
 当第3四半期累計期間は、塩野義製薬株式会社からのSR-0379の日本での第Ⅲ相臨床試験開始時のマイルストーン
125百万円及び株式会社SMV JAPAN等に対する機能性ペプチド販売額1百万円を計上いたしました。

・事業費用、営業損失、経常損失及び四半期純損失
 事業費用は、前年同四半期に比べ192百万円増加し、578百万円となりました。
 研究開発費はSR-0379の臨床試験費用の増加等により前年同四半期に比べ172百万円増加の423百万円、その他の販
売費及び一般管理費は株式上場関連費用の増加等により前年同四半期に比べ20百万円増加の154百万円を計上いたし
ました。
 この結果、営業損失は451百万円、経常損失386百万円及び四半期純損失388百万円となりました。


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                      株式会社ファンペップ  2021年12月期 第3四半期決算短信(非連結)


(研究開発パイプライン)
 当社の研究開発パイプラインのうち、本書提出日現在、進行中の医薬品プロジェクトは以下のとおりでありま
す。


 <開発品>




 (注)1.国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「創薬支援推進事業・希少疾病用医薬品指定前実用化
      支援事業」の支援の成果に基づき、開発を進めています。
    2.国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)「研究開発型ベンチャー支援事業/橋
      渡し研究開発促進による事業化支援」の支援の成果に基づき、開発を進めています。

 <研究テーマ>




 (注)国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「橋渡し研究プログラム(PreB)」の支援を受けて、香川
    大学、大阪大学、京都府立医科大学及び岡山大学との産学連携により実施しています。

なお、当社は医薬品等の研究開発事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの情報は記載しておりませ
ん。




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(2)財政状態に関する説明
  (資産)
   当第3四半期会計期間末における流動資産合計は3,574百万円となり、前事業年度末に比べ140百万円減少いたし
 ました。これは主に、前渡金が86百万円増加したものの、現金及び預金が243百万円減少したことによるものであり
 ます。
  また、当第3四半期会計期間末における固定資産は6百万円となり、前事業年度末に比べ1百万円増加いたしま
 した。これは主に、多本架冷却遠心機等の細胞実験機器2百万円の取得によるものであります。
  この結果、資産合計は3,581百万円となり、前事業年度末に比べ138百万円減少いたしました。


 (負債)
  当第3四半期会計期間末における流動負債合計は146百万円となり、前事業年度末に比べ5百万円減少いたしまし
 た。これは主に、未払金が12百万円、未払費用が33百万円増加したものの、未払法人税等が12百万円、前受金が37
 百万円減少したことによるものであります。
  この結果、負債合計は146百万円となり、前事業年度末に比べ5百万円減少いたしました。

 (純資産)
  当第3四半期会計期間末における純資産合計は3,434百万円となり、前事業年度末に比べ133百万円減少いたしま
 した。これは、四半期純損失388百万円の計上に加え、第三者割当増資等により資本金及び資本剰余金がそれぞれ
 127百万円増加したことによるものであります。



(3)業績予想などの将来予測情報に関する説明
   業績予想につきましては、最近の業績動向等を踏まえ、2021年2月10日に公表した2021年12月期通期業績予想を
  修正いたしました。詳細については、本日(2021年11月11日)公表の「通期業績予想の修正に関するお知らせ」を
 ご参照ください。




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                  株式会社ファンペップ  2021年12月期 第3四半期決算短信(非連結)


2.四半期財務諸表及び主な注記
(1)四半期貸借対照表
                                                          (単位:千円)
                               前事業年度                当第3四半期会計期間
                            (2020年12月31日)            (2021年9月30日)
資産の部
 流動資産
   現金及び預金                             3,616,677              3,373,414
   売掛金                                       341                    459
   貯蔵品                                   25,502                 29,834
   前渡金                                   50,987                137,514
   前払費用                                  11,103                 14,467
   その他                                   10,662                 19,089
   流動資産合計                             3,715,274              3,574,779
 固定資産
   有形固定資産                                   1,688                3,917
   無形固定資産                                    727                    630
   投資その他の資産                                 2,933                2,360
   固定資産合計                                   5,349                6,907
 資産合計                                 3,720,623              3,581,687
負債の部
 流動負債
   未払金                                   74,959                 87,177
   未払費用                                  15,702                 49,038
   未払法人税等                                21,727                  8,791
   前受金                                   37,500                     -
   その他                                      2,199                1,681
   流動負債合計                               152,089                146,689
 負債合計                                   152,089                146,689
純資産の部
 株主資本
   資本金                                2,207,410              2,334,695
   資本剰余金                              2,206,410              2,333,695
   利益剰余金                              △845,287              △1,233,392
   株主資本合計                             3,568,534              3,434,997
 純資産合計                                3,568,534              3,434,997
負債純資産合計                               3,720,623              3,581,687




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(2)四半期損益計算書
 (第3四半期累計期間)
                                                      (単位:千円)
                        前第3四半期累計期間              当第3四半期累計期間
                        (自 2020年1月1日           (自 2021年1月1日
                         至 2020年9月30日)          至 2021年9月30日)
事業収益                                 2,032                126,714
事業費用
 事業原価                                    698                    382
 研究開発費                             251,555                423,626
 その他の販売費及び一般管理費                    134,335                154,647
 事業費用合計                            386,589                578,657
営業損失(△)                           △384,557               △451,942
営業外収益
 受取利息                                      8                    31
 為替差益                                    176                    -
 補助金収入                              66,521                 73,333
 その他                                       8                    100
 営業外収益合計                            66,715                 73,464
営業外費用
 株式交付費                               5,461                  7,089
 為替差損                                     -                     537
 その他                                      -                       0
 営業外費用合計                             5,461                  7,626
経常損失(△)                           △323,302               △386,104
税引前四半期純損失(△)                      △323,302               △386,104
法人税、住民税及び事業税                         2,137                  2,000
四半期純損失(△)                         △325,440               △388,105




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(3)四半期財務諸表に関する注記事項
 (継続企業の前提に関する注記)
  該当事項はありません。



 (株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
  当社は、2021年1月27日を払込期日とする第三者割当(オーバーアロットメントによる売出しに関連した第三者割
 当)による新株式395,600株の発行等により、資本金及び資本剰余金がそれぞれ127,284千円増加しております。




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