4880 M-セルソース 2019-12-12 15:00:00
2019年10月期 決算短信〔日本基準〕(非連結) [pdf]
2019年10月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)
2019年12月12日
上 場 会 社 名 セルソース株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4880 URL https://www.cellsource.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 裙本 理人
問合せ先責任者 (役職名) 取締役経営管理本部長 (氏名) 雨宮 毅 (TEL) 03-6455-5308
定時株主総会開催予定日 2020年1月28日 配当支払開始予定日 ―
有価証券報告書提出予定日 2020年1月28日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有 ( 機関投資家・アナリスト向け )
(百万円未満切捨て)
1.2019年10月期の業績(2018年11月1日~2019年10月31日)
(1)経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年10月期 1,611 32.9 326 10.8 303 3.0 199 3.2
2018年10月期 1,212 133.6 295 85.4 294 85.4 193 73.6
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2019年10月期 137.74 137.59 19.9 23.9 20.3
2018年10月期 134.31 - 63.5 57.5 24.3
(参考) 持分法投資損益 2019年10月期 -百万円 2018年10月期 -百万円
(注)1.当社は、2018年5月10日付で普通株式1株につき2株の割合で、また2019年4月1日付で普通株式1株に
つき200株の割合で株式分割を行っておりますが、前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して
1株当たり当期純利益を算出しております。
2.2018年10月期の潜在株式調整後1株当期純利益については、潜在株式は存在するものの、当社株式は非上
場であったため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
3.当社株式は、2019年10月28日に東京証券取引所マザーズ市場に上場したため、潜在株式調整後1株当たり
当期純利益は、新規上場日から2019年10月期末日までの平均株価を期中平均株価とみなして算定しており
ます。
(2)財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2019年10月期 1,842 1,607 87.3 837.35
2018年10月期 697 401 57.6 278.65
(参考) 自己資本 2019年10月期 1,607百万円 2018年10月期 401百万円
(3)キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年10月期 195 △107 993 1,333
2018年10月期 213 △90 - 252
2.配当の状況
年間配当金 配当金総額 純資産
配当性向
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) 配当率
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2018年10月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2019年10月期 - 0.00 - 0.00 0.00 - - -
2020年10月期(予想)
- 0.00 - 0.00 0.00 -
3.2020年10月期の業績予想(2019年11月1日~2020年10月31日)
(%表示は、対前期増減率)
1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 1,972 22.4 365 11.9 365 20.6 234 17.6 118.13
※ 注記事項
(1)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(2)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年10月期 1,920,000 株 2018年10月期 1,440,000 株
② 期末自己株式数 2019年10月期 - 株 2018年10月期 - 株
③ 期中平均株式数 2019年10月期 1,449,205 株 2018年10月期 1,440,000 株
(注)当社は、2018年5月10日付で普通株式1株につき2株の割合で、また2019年4月1日付で普通株式1株につき
200株の割合で株式分割を行っております。前事業年度の期首に当該株式分割が行われたと仮定して、「期末
発行済株式総数」及び「期中平均株式数」を算定しております。
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業
績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあた
っての注意事項等については、添付資料3ページ「1.経営成績等の概況 (4)今後の見通し」をご覧くださ
い。
(決算補足説明資料及び決算説明会内容の入手方法)
当社は、2019年12月17日(火)に機関投資家・アナリスト向け説明会を開催する予定です。
セルソース株式会社(4880) 2019年10月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………2
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………3
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………3
3.財務諸表及び主な注記 ………………………………………………………………………………4
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………4
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………6
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………9
(4)キャッシュ・フロー計算書 ……………………………………………………………………10
(5)財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………………11
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………11
(表示方法の変更) …………………………………………………………………………………11
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………11
(持分法損益等) ……………………………………………………………………………………14
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………14
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………15
1
セルソース株式会社(4880) 2019年10月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当社は、2014年11月の「再生医療等の安全性の確保等に関する法律」(以下、「再生医療等安全性確保法」)及
び「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」施行を踏まえ、再生医療業の産業化推
進と同業での新たな価値創出を目指し、2015年11月に創設され、当事業年度は第4期となります。
当社の事業は、「再生医療関連事業」と「コンシューマー事業」を行っており、報告セグメントは当該2つの報
告セグメントであります。「再生医療関連事業」では、脂肪由来幹細胞加工受託サービス、血液由来加工受託サー
ビス及びFatBankサービスで構成される「脂肪・血液由来の組織・細胞の加工受託サービス」、医療機関に対し再生
医療等安全性確保法に関連する書類作成等のサポートを行う法規対応支援サービスやKPIによる経営管理手法や人材
マネジメント手法をサポートする経営管理支援サービスで構成される「コンサルティングサービス」及び医療機関
が患者から脂肪等を採取するために必要となる機器を販売する「医療機器販売」を主に行っております。「コンシ
ューマー事業」では、主に自社化粧品ブランド「シグナリフト」の美容液、クリーム、洗顔ジェル等、一般消費者
向けの化粧品の製造販売を行っております。
当事業年度におきましては、再生医療関連事業セグメントでは、提携医療機関の一層の開拓などにより加工受託
サービスの受託件数が順調に伸長し、コンシューマー事業では、シグナリフトブランド新製品の投入や大手ドラッ
グストア「トモズ」での販売を開始するなどし、売上の増強を図ってまいりました。一方、人員の増強や内部管理
体制の強化を図ったことなどから販売費及び一般管理費についても増加、また東京証券取引所マザーズ市場上場に
伴う株式交付費、上場関連費用として計23,254千円を営業外費用として計上いたしました。
以上の結果、当事業年度の業績は、売上高1,611,587千円(前期比32.9%増)、売上総利益は1,153,598千円(前
期比31.7%増)、営業利益は326,944千円(前期比10.8%増)、経常利益は303,346千円(前期比3.0%増)、当期純
利益は199,606千円(前期比3.2%増)となり、創業以来3期連続の増収増益を達成いたしました。
報告セグメント別の業績は、以下のとおりです。
(再生医療関連事業)
再生医療関連事業では、加工受託サービスまたはコンサルティングサービスの契約を締結した提携医療機関数が
前事業年度末から163院増加し当事業年度末には296院と順調に増加いたしました。また、有効な治療結果などを受
け既存提携医療機関の受託サービス利用の稼働率も上昇いたしました。その結果、脂肪由来幹細胞加工受託サービ
スと血液由来加工受託サービスとを合計した加工受託件数が前事業年度の2,320件から当事業年度は5,228件に増加
するなどし、加工受託サービス、コンサルティングサービス、医療機器販売ともに順調に売上が拡大いたしまし
た。一方、提携医療機関数や加工受託数の増加を受け変動費や人件費も増加いたしました。
これらの結果、本報告セグメントの当事業年度の売上高は1,199,407千円(前期比54.6%増)、セグメント利益
は602,317千円(前期比41.4%増)となりました。
(コンシューマー事業)
コンシューマー事業では、当事業年度第3四半期より大手ドラッグストア「トモズ」全店舗において化粧品ブラ
ンド「シグナリフト」の販売を開始いたしました。一方、化粧品等のEC広告環境の変化を受け、自社Webサイトで
の初回購入者向けの価格戦略やWeb広告出稿手法の見直しを行ってまいりました。
これらの結果、本報告セグメントの当事業年度の売上高は412,180千円(前期比5.6%減)、セグメント利益は
80,932千円(前期比36.6%増)となりました。
(2)当期の財政状態の概況
当事業年度における財政状態は、前事業年度末に比べて、東京証券取引所マザーズ上場時の公募増資等による
資金調達等により純資産が1,206,454千円増加し、財政状態は良好な状態で推移しております。資産、負債、純資
産別の財政状態は以下のとおりであります。
(資産)
当事業年度末の総資産は1,842,242千円と前事業年度末から1,145,229千円増加いたしました。これは主に、
現金及び預金が1,080,614千円及び商品及び製品が23,837千円それぞれ増加したことを主因に流動資産が前事業
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セルソース株式会社(4880) 2019年10月期 決算短信
年度末から1,112,633千円増加の1,654,429千円となり、建物が25,008千円、敷金及び保証金が20,084千円それ
ぞれ増加したことを主因に固定資産が前事業年度末から32,596千円増加の187,813千円となったことによりま
す。
(負債)
当事業年度末の負債は、234,539千円と前事業年度末から61,224千円減少いたしました。これは主に、未払法
人税等が50,305千円減少したことによります。
(純資産)
当事業年度末の純資産は、公募増資に伴う資本金503,424千円の増加及び資本準備金503,424千円増加したこ
とに加え、当期純利益の計上199,606千円により、前事業年度末から1,206,454千円増加し、1,607,703千円とな
りました。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という)の残高は1,333,551千円となり、前事業年度
末と比較して1,080,614千円の増加となりました。
当事業年度のキャッシュ・フローの状況とそれらの増減要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における営業活動による資金の増加は195,287千円(前事業年度は213,967千円の増加)となりまし
た。これは主に、税引前当期純利益303,346千円(前事業年度は294,549千円)及び長期前払費用償却額40,795千
円(前事業年度は1,775千円)の計上があった一方、法人税等の支払159,860千円(前事業年度は82,363千円の
支払)及びたな卸資産の増加による支出41,449千円(前事業年度は47,089千円の支出)などがあった事によるも
のです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における投資活動による資金の減少は107,871千円(前事業年度は90,723千円の減少)となりまし
た。これは主に、有形固定資産の取得による支出50,075千円(前事業年度は22,446千円の支出)及び長期前払費
用の取得による支出31,105千円(前事業年度は36,896千円の支出)などがあった事によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当事業年度における財務活動による資金の増加は993,198千円となりました。これは主に、株式の発行による
収入1,003,074千円によるものです。
(4)今後の見通し
再生医療関連事業においては、再生医療に対する社会的認知度の一層の高まり等を背景とした当社との提携医療
機関数の順調な増加や変形性膝関節症以外の治療用途への当社サービスの広がり等を踏まえ、加工受託サービス、
コンサルティングサービス、医療機器販売ともに引き続き堅調な成長を継続していくものと考えております。
コンシューマー事業においては、自社Webサイトの販売手法の最適化と「トモズ」等店舗向け販売の活性化を通
じ、「シグナリフト」ブランド化粧品の販売強化を図っていく予定です。
以上の結果、2020年10月期の業績予想は、売上1,972,801千円(前期比22.4%増)、営業利益365,833千円(前期
比11.9%増)、経常利益365,833千円(前期比20.6%増)、当期純利益234,716千円(前期比17.6%増)を見込んで
おります。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社は連結財務諸表を作成しておらず、また、当社の事業の大半が日本国内で行われていることから、会計基準に
つきましては、日本基準を適用しております。国際会計基準の適用につきましては、今後の当社事業展開や国内外の
諸情勢を考慮の上、適切に対応していく方針であります。
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セルソース株式会社(4880) 2019年10月期 決算短信
3.財務諸表及び主な注記
(1)貸借対照表
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年10月31日) (2019年10月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 252,937 1,333,551
売掛金 136,592 135,733
商品及び製品 75,423 99,261
仕掛品 23,752 43,428
原材料及び貯蔵品 24,349 22,285
前渡金 11,342 -
前払費用 9,985 16,714
その他 7,411 5,016
貸倒引当金 - △1,562
流動資産合計 541,796 1,654,429
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 8,795 33,804
機械及び装置(純額) 9,081 4,540
工具、器具及び備品(純額) 22,812 27,971
リース資産(純額) - 6,703
建設仮勘定 3,053 -
有形固定資産合計 43,743 73,020
無形固定資産
ソフトウエア 4,427 4,244
無形固定資産合計 4,427 4,244
投資その他の資産
長期前払費用 32,541 22,816
繰延税金資産 32,031 25,174
敷金及び保証金 42,473 62,557
破産更生債権等 - 4,700
貸倒引当金 - △4,700
投資その他の資産合計 107,045 110,548
固定資産合計 155,216 187,813
資産合計 697,012 1,842,242
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(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(2018年10月31日) (2019年10月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 31,477 14,631
リース債務 - 3,039
未払金 61,175 47,152
未払費用 13,135 18,583
未払法人税等 97,317 47,012
未払消費税等 29,667 24,947
前受金 58,692 69,967
預り金 2,794 3,765
受注損失引当金 1,009 1,152
その他 492 -
流動負債合計 295,763 230,253
固定負債
リース債務 - 4,285
固定負債合計 - 4,285
負債合計 295,763 234,539
純資産の部
株主資本
資本金 90,000 593,424
資本剰余金
資本準備金 - 503,424
資本剰余金合計 - 503,424
利益剰余金
その他利益剰余金
繰越利益剰余金 311,249 510,855
利益剰余金合計 311,249 510,855
株主資本合計 401,249 1,607,703
純資産合計 401,249 1,607,703
負債純資産合計 697,012 1,842,242
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(2)損益計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年11月1日 (自 2018年11月1日
至 2018年10月31日) 至 2019年10月31日)
売上高 1,212,730 1,611,587
売上原価 336,803 457,989
売上総利益 875,927 1,153,598
販売費及び一般管理費
荷造運賃 53,374 49,724
広告宣伝費 183,127 149,934
貸倒引当金繰入額 - 6,262
役員報酬 61,900 66,600
給料手当 59,780 157,270
業務委託費 51,895 82,051
地代家賃 19,168 47,429
支払手数料 48,229 63,417
減価償却費 2,819 6,734
研究開発費 6,880 7,999
その他 93,659 189,230
販売費及び一般管理費合計 580,834 826,654
営業利益 295,092 326,944
営業外収益
受取利息 1 1
受取補償金 245 -
保険解約返戻金 - 3
その他 87 -
営業外収益合計 334 5
営業外費用
支払利息 - 49
株式交付費 - 4,173
上場関連費用 - 19,081
為替差損 876 298
営業外費用合計 876 23,603
経常利益 294,549 303,346
税引前当期純利益 294,549 303,346
法人税、住民税及び事業税 125,085 96,883
法人税等調整額 △23,935 6,857
法人税等合計 101,149 103,740
当期純利益 193,400 199,606
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【売上原価明細書】
前事業年度 当事業年度
(自 2017年11月1日 (自2018年11月1日
至 2018年10月31日) 至 2019年10月31日)
注記 構成比 構成比
区分 金額(千円) 金額(千円)
番号 (%) (%)
(製造原価明細)
材料費 74,711 27.9 68,175 20.3
労務費 83,698 31.3 131,331 39.2
経費 ※1 108,908 40.7 135,550 40.5
当期総製造費用 267,318 100.0 335,057 100.0
期首仕掛品たな卸高 7,671 23,752
合計 274,990 358,809
期末仕掛品たな卸高 23,752 43,428
当期製品製造原価 251,237 315,381
期首製品たな卸高 1,426 32,488
合計 252,664 347,869
他勘定振替高 ※2 1,014 6,579
期末製品たな卸高 32,488 35,047
受注損失引当金繰入額 1,009 142
製品売上原価 220,170 306,385
(商品原価明細)
期首商品たな卸高 60,966 38.1 42,935 19.8
当期商品仕入高 98,923 61.9 174,289 80.2
合計 159,890 100.0 217,224 100.0
他勘定振替高 ※3 322 1,406
期末商品たな卸高 42,935 64,213
商品売上原価 116,632 151,603
売上原価合計 336,803 457,989
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(注) ※1 主な内訳は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
外注加工費 42,554 43,623
地代家賃 19,716 21,797
消耗品費 15,114 21,577
減価償却費 10,499 14,519
※2 製造原価における他勘定振替高の内容は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
広告宣伝費
730 3,845
(販売費及び一般管理費)
交際費
57 1,298
(販売費及び一般管理費)
福利厚生費
225 912
(販売費及び一般管理費)
医療機器仕入高
- 335
(製造原価)
図書研修費
- 187
(販売費及び一般管理費)
※3 商品原価における他勘定振替高の内容は、次のとおりであります。
項目 前事業年度(千円) 当事業年度(千円)
材料仕入高
- 1,346
(製造原価)
広告宣伝費
291 30
(販売費及び一般管理費)
交際費
31 29
(販売費及び一般管理費)
(原価計算の方法)
原価計算の方法は、加工受託サービス及びコンシューマー事業製品については実際総合原価計算を、コンサル
ティングサービスについては個別原価計算を採用しております。
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(3)株主資本等変動計算書
前事業年度(自 2017年11月1日 至 2018年10月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益 純資産合計
資本金 剰余金 株主資本合計
資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益
剰余金
当期首残高 90,000 - - 117,848 117,848 207,848 207,848
当期変動額
新株の発行 - -
当期純利益 193,400 193,400 193,400 193,400
当期変動額合計 - - - 193,400 193,400 193,400 193,400
当期末残高 90,000 - - 311,249 311,249 401,249 401,249
当事業年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本剰余金 利益剰余金
その他利益 純資産合計
資本金 剰余金 株主資本合計
資本準備金 資本剰余金合計 利益剰余金合計
繰越利益
剰余金
当期首残高 90,000 - - 311,249 311,249 401,249 401,249
当期変動額
新株の発行 503,424 503,424 503,424 1,006,848 1,006,848
当期純利益 199,606 199,606 199,606 199,606
当期変動額合計 503,424 503,424 503,424 199,606 199,606 1,206,454 1,206,454
当期末残高 593,424 503,424 503,424 510,855 510,855 1,607,703 1,607,703
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(4)キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年11月1日 (自 2018年11月1日
至 2018年10月31日) 至 2019年10月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前当期純利益 294,549 303,346
減価償却費 13,318 20,727
長期前払費用償却額 1,775 40,795
敷金償却 2,739 3,265
貸倒引当金の増減額(△は減少) - 6,262
受取利息 △1 △1
支払利息 - 49
株式交付費 - 4,173
上場関連費用 - 19,081
売上債権の増減額(△は増加) △86,687 △3,840
たな卸資産の増減額(△は増加) △47,089 △41,449
前渡金の増減額(△は増加) 4,011 11,342
仕入債務の増減額(△は減少) 23,834 △16,845
前受金の増減額(△は減少) 42,727 11,275
その他 47,150 △2,987
小計 296,329 355,194
利息の受取額 1 1
利息の支払額 - △49
法人税等の支払額 △82,363 △159,860
営業活動によるキャッシュ・フロー 213,967 195,287
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △22,446 △50,075
無形固定資産の取得による支出 △2,439 △3,340
長期前払費用の取得による支出 △36,896 △31,105
敷金及び保証金の差入による支出 △28,941 △23,349
投資活動によるキャッシュ・フロー △90,723 △107,871
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 - 1,003,074
上場関連費用の支出 - △7,891
リース債務の返済による支出 - △1,983
財務活動によるキャッシュ・フロー - 993,198
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 123,244 1,080,614
現金及び現金同等物の期首残高 129,693 252,937
現金及び現金同等物の期末残高 252,937 1,333,551
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(5)財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(表示方法の変更)
(「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」の適用)
「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)を当事業年度の期首から
適用しており、繰延税金資産は投資その他の資産の区分に表示し、繰延税金負債は固定負債の区分に表示する方法に
変更しました。
この結果、前事業年度の貸借対照表において、「流動資産」の「繰延税金資産」30,609千円は、「投資その他の資
産」の「繰延税金資産」32,031千円に含めて表示しております。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1 報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、経営会議及び取締役会
が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。
取り扱う商品・サービスの分類に合わせ、組織単位及び財務情報を2事業部に分離し、「再生医療関連事業」と
「コンシューマー事業」の2つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「再生医療関連事業」は、医療機関への脂肪・血液由来の組織・細胞の「加工受託サービス」、法規対応や経営
管理を支援する「コンサルティングサービス」、及び「医療機器販売」を行っております。
「コンシューマー事業」では、主に自社化粧品ブランド「シグナリフト」の美容液、クリーム、洗顔ジェル等、
一般消費者向けの化粧品の製造販売を行っております。
2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「重要な会計方針」における記載と同一であります。
報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。
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セルソース株式会社(4880) 2019年10月期 決算短信
3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前事業年度(自 2017年11月1日 至 2018年10月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額
財務諸表計上額
再生医療関連 コンシューマー (注)1
計
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 775,999 436,731 1,212,730 - 1,212,730
セグメント間の
- - - - -
内部売上高又は振替高
計 775,999 436,731 1,212,730 - 1,212,730
セグメント利益 (注)1 425,844 59,247 485,091 △189,999 295,092
セグメント資産 (注)2 230,943 131,331 362,274 334,738 697,012
その他の項目
減価償却費 10,603 87 10,690 2,627 13,318
有形固定資産及び
19,425 752 20,177 16,922 37,100
無形固定資産の増加額
(注) 1.セグメント利益の調整額△189,999千円は、各報告セグメントに含まれない全社費用であり、主に報告セグ
メントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント資産のうち、調整額に含めた報告セグメントに配分していない全社資産の金額は334,738千円で
あり、その主なものは、現金及び預金であります。
当事業年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
(単位:千円)
報告セグメント
調整額
財務諸表計上額
再生医療関連 コンシューマー (注)1
計
事業 事業
売上高
外部顧客への売上高 1,199,407 412,180 1,611,587 - 1,611,587
セグメント間の
- - - - -
内部売上高又は振替高
計 1,199,407 412,180 1,611,587 - 1,611,587
セグメント利益 (注)1 602,317 80,932 683,249 △356,304 326,944
セグメント資産 (注)2 303,101 78,656 381,758 1,460,484 1,842,242
その他の項目
減価償却費 15,083 378 15,462 5,264 20,727
有形固定資産及び
20,023 550 20,573 29,247 49,821
無形固定資産の増加額
(注) 1.セグメント利益の調整額△356,304千円は、各報告セグメントに含まれない全社費用であり、主に報告セグ
メントに帰属しない一般管理費であります。
2.セグメント資産のうち、調整額に含めた報告セグメントに配分していない全社資産の金額は1,460,484千円
であり、その主なものは、現金及び預金であります。
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セルソース株式会社(4880) 2019年10月期 決算短信
【関連情報】
前事業年度(自 2017年11月1日 至 2018年10月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
東京ひざ関節症クリニック 171,858 再生医療関連事業
(注) 東京ひざ関節症クリニックは、個人経営院としては2018年9月2日に閉院し、同年9月3日に医療法人社団活
寿会傘下の東京ひざ関節症クリニック銀座院として新たに開院しておりますが、売上高は両院の数値を合算し
て記載しております。
当事業年度(自 2018年11月1日 至 2019年10月31日)
1 製品及びサービスごとの情報
セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。
2 地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の売上高がないため、該当事項はありません。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。
3 主要な顧客ごとの情報
(単位:千円)
顧客の名称又は氏名 売上高 関連するセグメント名
医療法人社団活寿会 513,822 再生医療関連事業
メトラス株式会社 187,169 再生医療関連事業
(注) 医療法人社団活寿会は東京ひざ関節症クリニック銀座院等合計4院を開設しております。同法人の売上高には
これら4院との取引額も合算して記載しております。なお、前事業年度において主要な顧客相手先であった東
京ひざ関節症クリニック銀座院に対する売上高は、上記のうち180,545千円であります。
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
該当事項はありません。
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はありません。
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(持分法損益等)
該当事項はありません。
(1株当たり情報)
前事業年度 当事業年度
(自 2017年11月1日 (自 2018年11月1日
至 2018年10月31日) 至 2019年10月31日)
1株当たり純資産額 278.65円 837.35円
1株当たり当期純利益金額 134.31円 137.74円
潜在株式調整後1株当たり当期純
-円 137.59円
利益金額
(注) 1.当社は、2018年5月10日付けで普通株式1株につき普通株式2株の割合で、また、2019年4月1日付で普通
株式1株につき普通株式200株の割合で株式分割を行っておりますが、前事業年度の期首に当該株式分割が
行われたと仮定して、1株当たり純資産額及び1株当たり当期純利益金額を算定しております。
2. 前事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式は存在するものの、当社株式
は非上場であったため、期中平均株価が把握できませんので記載しておりません。
3. 当事業年度の潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、当社は2019年10月28日に東京証券取引
所マザーズ市場に上場したため、新規上場日から当事業年度末日までの平均株価を期中平均株価とみなして
算定しております。
4.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前事業年度 当事業年度
項目 (自 2017年11月1日 (自 2018年11月1日
至 2018年10月31日) 至 2019年10月31日)
1株当たり当期純利益金額
当期純利益(千円) 193,400 199,606
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式に係る当期純利益(千円) 193,400 199,606
普通株式の期中平均株式数(株) 1,440,000 1,449,205
第2回新株予約権
普通株式90,000株
第3回新株予約権
希薄化効果を有しないため、潜在株式調整後1株当たり
普通株式20,000株 -
当期純利益金額の算定に含まれなかった潜在株式の概要
第4回新株予約権
普通株式18,800株
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セルソース株式会社(4880) 2019年10月期 決算短信
(重要な後発事象)
(第三者割当による新株式の発行)
当社は、2019年10月28日に東京証券取引所マザーズへの新規上場をいたしました。この株式上場にあたり、
2019年9月19日及び2019年10月4日開催の取締役会において、みずほ証券株式会社が行うオーバーアロットメン
トによる当社株式の売出しに関連して、同社を割当先とする第三者割当による新株式の発行を以下のとおり決議
し、2019年11月27日に払込が完了いたしました。
この結果、資本金は688,937千円、発行済株式総数は1,992,000株となっております。
発行する株式の種類及び数 普通株式 72,000株
割当価格 1株につき2,097.60円
割当価格の総額 151,027千円
増加する資本金の額 75,513千円
増加する資本金及び資本準備金の額
増加する資本準備金の額 75,513千円
割当先及び割当株式数 みずほ証券株式会社 72,000株
払込期日 2019年11月27日
再生医療関連事業における加工施設の新設や機械装置拡充に関する設備投資
資金の使途 資金、人材拡充に伴う採用費及び人員増に伴う人件費等に充当する予定で
す。
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