4875 J-メディシノバ 2019-06-12 16:40:00
当社株式の業績基準に係る猶予期間入りに関するお知らせ [pdf]
2019 年 6 月 12 日
各 位
MediciNova, Inc.
代表取締役社⻑兼 CEO
岩城 裕⼀
コード番号: 4875 東証 JASDAQ
問合わせ先: 東京事務所代表 副社長
兼最高医学責任者(CMO)
松田 和子
電話番号: 03-3519-5010
E-mail: infojapan@medicinova.com
当社株式の業績基準に係る猶予期間入りに関するお知らせ
メディシノバ (MediciNova, Inc.)
(米国カリフォルニア州 ラ・ホイヤ、代表取締役社長兼 CEO:
岩城裕一)(以下「当社」 )は、本日、有価証券報告書を提出し、2015 年 12 月期から 2018 年 12
月期まで 4 期連続して営業利益及び営業キャッシュ・フローがマイナスとなったことから、本日
の株式会社東京証券取引所からの発表のとおり、有価証券上場規程第 604 条の 3 第 1 項第 1 号
(関連規則は同第 604 条の 2 第 1 項第 2 号) に定める上場廃止基準に係る猶予期間入り銘柄とな
りましたので、下記のとおりお知らせいたします。
記
1.上場廃止に係る猶予期間入りに至った経緯
当社は、 「充分な治療法がまだ確立していない疾病を患う世界中の患者さんに、よりよい治療
を提供することにより社会に貢献すること」という企業理念のもと、様々な難病の治療薬の開
発に取り組んできました。当社は現在、進行型多発性硬化症、ALS、薬物依存(メタンフェタ
ミン依存、オピオイド依存など) 、グリオブラストーマをはじめとする多様な神経系疾患を適
応とする MN-166(イブジラスト)及び NASH、肺線維症など線維症疾患を適応とする MN-
001(タイペルカスト)に経営資源を集中して開発を進めております。
しかしながら、当社の事業は収益計上までの投資期間が長期に渡ること、また、当社のパイプ
ラインは全て研究開発の途上段階であるため、2014 年 12 月期より売上高を計上できており
ません。開発中の一部のパイプラインについては、ライセンスアウトによる技術導出や提携に
ついて、複数の製薬企業と交渉を進めておりますが、現時点においては契約締結には至ってお
りません。結果として、2015 年 12 月期から 4 期連続して営業利益及び営業キャッシュ・フロ
ーにおいて、マイナスを計上することとなりました。
2.猶予期間
2019 年 1 月 1 日から 2019 年 12 月 31 日まで
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3.今後の見通し
当社は、営業利益及び営業キャッシュ・フローのマイナスを解消するため、ライセンスアウト
による技術導出や提携の交渉を現在進行形で継続して進めております。具体的には、複数の製
薬企業と協議を進め、いずれかの相手先と契約を締結することにより、契約一時金を受領し、
営業利益及び営業キャッシュ・フローをプラスに転じるべく、鋭意交渉中でございますが、現
時点においては確定しておりません。
今後、交渉等に進展があった場合には、速やかにお知らせいたします。
以上
メディシノバについて
メディシノバ(MediciNova, Inc.)は、有望な低分子化合物を様々な領域の疾患の治療薬として
新規医薬品の開発を行う日米両株式市場に上場する製薬企業です。現在当社は、進行型多発性
硬化症、ALS、薬物依存(メタンフェタミン依存、オピオイド依存など) 、グリオブラストーマ
をはじめとする多様な神経系疾患を適応とする MN-166(イブジラスト)及び NASH、肺線維
症など線維症疾患を適応とする MN-001(タイペルカスト)に経営資源を集中しております。
ほかには MN-221(ベドラドリン)及び MN-029(デニブリン)も当社のパイプラインの一部
です。
当社詳細につきましては https://medicinova.jp/をご覧下さい。メディシノバの所在地はアメリ
カ合衆国カリフォルニア州ラ・ホイヤ、スイート 300、エグゼクティブ・スクエア 4275(電話
1-858-373-1500)です。
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