4847 IWI 2021-08-04 15:30:00
中期事業計画の策定に関するお知らせ [pdf]

                                                                        2021 年8月4日
各        位
                                    会    社    名     株式会社インテリジェント ウェイブ
                                    代 表 者 名         代表取締役社長               佐藤   邦光
                                                        (コード番号:4847      東証第一部)
                                    問 合 せ 先         経 営 企 画室 長            藤澤   由裕
                                                              (TEL.     03-6222-7015)




                  中期事業計画の策定に関するお知らせ

    当社は、2020 年8月5日に開示した中期事業計画(旧計画)を見直して、2022 年6月期から 2024 年6
月期に至る中期事業計画(新計画)を策定したので、お知らせします。

                                    記
(新計画)                                                                    (単位:百万円)
                     2021 年6月期          2022 年6月期        2023 年6月期        2024 年6月期
                        (実績)               (予想)             (計画)             (計画)

売上高                        11,187              12,000          13,500            15,000

                            1,130               1,320           1,750             2,250
営業利益(率)
                         (10.1%)             (11.0%)         (13.0%)           (15.0%)


(旧計画)                                                                    (単位:百万円)
                     2020 年6月期          2021 年6月期        2022 年6月期        2023 年6月期
                        (実績)               (予想)             (計画)             (計画)

売上高                       10,920               11,000          12,000            13,500

                           1,036                1,150           1,250             1,500
営業利益(率)
                         (9.5%)              (10.5%)         (10.4%)           (11.1%)


見直しの理由
    2021 年6月期業績について、当社は、
                       (旧計画)でほぼ予想どおりの業績を達成しました。
    当社は、さらなる事業規模の拡大と収益力の強化を目指して、経営環境を総合的に検討したうえで中期事
業計画(旧計画)を見直し、本日開催された取締役会で(新計画)を決議しました。
    新型コロナウイルス感染症による悪影響はなく、当社のシステム開発業務やシステム運用業務の継続性に
対する大きな影響はありません。現在のところ当社の生産活動は順調に推移しています。


    当社は、当社が提供するシステムを、オンプレミス型に加えてクラウドを利用したサービスも提供できる
事業形態へ転換を進めています。
    従来のオンプレミス型の受託開発は、契約の規模や売上の計上時期が案件によって異なるため、「フロー
型」のビジネスに分類されます。一方で、クラウド利用のサービスは、継続的な契約期間内に安定した収益
が期待できるビジネスとして「ストック型」と分類されます。
 従来の「フロー型」を中心とした収益形態だけでなく、持続的な収益性が期待できる「ストック型」のビ
ジネスを加えることで、安定的な収益基盤の拡大を進めています。


 金融業界以外の事業会社が、商圏拡大のために顧客向けに新規に決済サービスや金融サービスを提供する
動きがあります。また、当社の顧客企業が、新規事業の迅速な起ち上げのためにクラウドサービスを利用す
る等の動きも見られます。
 当社は、これまで、クレジットカードの業務のひとつであるアクワイアリング(加盟店管理)業務のシステ
ムを中心に、クレジットカードの不正検知業務等、従来オンプレミス型で提供していたシステムをクラウド
利用型へ展開してきました。顧客は、当社のサービスを利用することで、大規模な初期投資を必要とせずに
事業を迅速に起ち上げることができます。そのため、金融業界以外の事業会社や、従来カード事業を行って
いなかった企業のカード事業への新規参入を促しています。
 クラウドサービス事業は、当社にとっては、新規顧客獲得と事業規模拡大の重要な事業に成長しています。
同事業は、2022 年6月期の収益黒字化の見込みを経て、今後大きな成長を見込んでいます。2024 年6月期ま
でに、当社の主要な収益源としての成長が期待できます。
 また、当社は、これまで金融業界の開発業務で培った知識と経験を利用して、金融業界以外の企業向けに
新製品を開発、新市場の開拓にも挑戦しています。大量データのリアルタイム、高速処理を基盤にする当社
の技術で、異業種の業務における潜在的な課題を発見し、解決することで新市場を開拓し、新しい収益の柱
として育成します。


 (新計画)は、2024 年6月期に、売上高 15,000 百万円、営業利益 2,250 百万円(営業利益率 15%)の達
成を計画しています。


                                                          以上