4845 スカラ 2020-03-23 08:00:00
グリットグループホールディングス株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ [pdf]
2020 年3月 23 日
各 位
会 社 名 株 式 会 社 ス カ ラ
代 表 者 名 代 表 取 締 役 兼 社 長 執 行 役 員
梛 野 憲 克
(東証一部・コード 4845)
問 合 せ 先 取 締 役 兼 常 務 執 行 役 員
木下 朝太郎
(TEL 03-6418-3960)
グリットグループホールディングス株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ
当社は、本日開催の取締役会において、以下のとおり、グリットグループホールディングス株
式会社(本社:東京都新宿区、代表者:山崎秀人、以下「GGH」
)の全株式を取得し、子会社化す
ることについて決議いたしましたのでお知らせいたします。
1.株式の取得の理由
・スカラの目指す世界
当社は、これまで SaaS・ASP 事業を中心に盤石なストック型の収益を築いて参りました。そ
こから更なる成長を目指し、「クライアントと共に社会問題をビジネスで解決する、価値共創企
業」への展開計画を、2019 年 8 月 14 日開示の中期経営計画で発表いたしました。当社が培っ
てきた3つの能力(
「真の課題を探り出す能力」「リソースの埋もれた価値を炙り出す能力」
「課
題とリソースの最適な組み合わせを提案・実行し価値を最大化する能力」
)をもとに、国内の民
間企業だけでなく、国内外の民間・政府・自治体へサービス提供を行う計画です。
・GGH の目指す世界
一方、GGH グループ(*1)は、“Grit for all.”やり抜く勇気、すべての人に。
「 」をコー
ポレートメッセージとし、全ての人が自分の人生に期待できる社会を創ることを目指して、ヒ
ト・コトの価値最大化を支援しています。1997 年に体育会専門就職支援事業を開始した GGH
は、今般、スポーツビジネス・子供教育・地方創生など、社会性の高い事業に支援領域を国内
外に拡大することで、民間企業に加え、特に政府・自治体との取引実績を多数有しておりま
す。
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こうした両者の経営理念、目指す社会観、世界観は共通点が多く、互いに共感すると共に、
この共鳴は事業推進する上での相乗効果に期待できるものと捉えております。
・期待する相乗効果1
地方創生事業に関して、当社は神戸市・渋谷区をはじめ、自治体のデジタル化推進を複数広
範囲に行ってきました。加えて、電子国家・エストニアの技術を活用した次世代デジタル ID 技
術の普及に向けて、GovTech 企業の株式会社 blockhive と資本業務提携を開始するなど、地方
創生事業は注力事業領域の位置付けです。
(https://scalagrp.jp/pdf/ir/news/20200217_IRnews.pdf)
一方 GGH グループにおいても、複数の地方創生事業を通して自治体 約 600 団体との取引実績
を有しており、両者の協業で飛躍的な事業成長に繋がるものと考えております。
・期待する相乗効果2
海外事業に関して、当社はミャンマーに支社を有し、システム開発やヘルスケアサービス・
デジタルギフトサービスの事業開発に従事しております。一方の GGH グループでも、ミャンマ
ーで子供教育事業(https://ballschule.jp/)や現地金融機関との協業による Fintech 事業
(https://gritgroup.co.jp/2019/05/7751/)を推進しており、海外マーケットにおいても、より一
層の事業成長が実現すると考えております。
・期待する相乗効果3
GGH グループは就職支援事業を展開しており、その強みは東京大学、慶應義塾大学、早稲田
大学をはじめとした国内 477 大学と長年の取引関係に基づく強固なリレーションシップです。
当社としましては、GGH グループと共に優秀な人材の獲得を強化することで更なる事業成長
が期待できると考えております。
*1 GGH グループは、持株会社であるグリットグループホールディングス株式会社、傘下の株式会社
アスリートプランニング、株式会社スポーツストーリーズ、株式会社 Retool、株式会社フォー
ハンズ、株式会社 Active World の計6社の企業グループです。
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2. 異動する子会社の概要
(1)名 称 グリットグループホールディングス株式会社
(2)所 在 地 東京都新宿区高田馬場三丁目 12 番 2 号
(3)代表者の役職・氏名 山崎 秀人
(4)事 業 内 容 人材事業、スポーツ×幼児教育事業、スポーツ教室事業、地方創生
事業、プロアスリートのキャリア支援事業
(5)資 本 金 300 万円
(6)設 立 年 月 日 2017 年 6 月 1 日
(7)大株主及び持株比率 山崎 秀人 100%
資 本 関 係 該当事項はありません。
(8)上場会社と
人 的 関 係 該当事項はありません。
当該会社との間の関係
取 引 関 係 該当事項はありません。
(9)当該会社の直近の連結経営成績及び連結財政状態(参考)
決算期 2019 年 5 月期
連 結 純 資 産 41 百万円
連 結 総 資 産 474 百万円
1株当たり連結純資産 136,710 円
連 結 売 上 高 1,999 百万円
連 結 営 業 利 益 31 百万円
連 結 経 常 利 益 28 百万円
* GGH グループ各社の決算期が異なっているため、上記の連結経営成績及び連結財務状態に関して
は、直近の各決算を単純合算し、相互取引等を消去した簡易的な連結数値になります。今回の
買収に伴いリストラに伴う一部事業譲渡等も実施しており、あくまでも参考数値として記載し
ております。
3.株式取得の相手先の概要
(1) 氏 名 山崎 秀人
(2) 住 所 東京都杉並区
上 場 会 社 と
(3) 該当事項はありません。
当該個人の関係
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4.株式取得数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況
(1)異 動 前 の 所 有 株 式 数 300 株(議決権の数:300 個)
(2)取 得 株 式 数 300 株(議決権所有割合:100%)
(3)取 得 価 額 株式取得価額 500 百万円
アドバイザリー費用等 15 百万円
合計(概算額) 515 百万円(概算額)
※取得価額については、対象会社の過去の実績、現在の財政
状態、今後の経営計画並びに実施したデューデリジェンスに
基づき、株式取得の相手先と交渉し、決定致しました。
(4)異 動 後 の 所 有 株 式 数 300 株(議決権の数:300 個、議決権の所有割合:100.0%)
5.日程
(1)取 締 役 会 決 議 日 2020 年 3 月 23 日
(2)契 約 締 結 日 2020 年 3 月 23 日
(3)株 式 譲 渡 実 行 日 2020 年 4 月 1 日(予定)
6.今後の見通し
本件株式取得により、GGH は当社の連結子会社となる予定であります。本件子会社化による
当期連結業績に与える影響は現在精査中であり、今後開示すべき事項が生じた場合には、改め
てお知らせいたします。
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