4845 スカラ 2019-05-15 15:00:00
2019年6月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]
2019 6 3
2019 5 15
株式会社スカラ
https://scalagrp.jp/
梛野 憲克
木下 朝太郎
2019 5 15
―
無
1. IFRS に基づく経営指標等
(2018 年 7 月 1 日~2019 年 3 月 31 日)
親会社の所有者に
売上収益 営業利益 税引前利益 四半期利益
帰属する四半期利益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2019 6 3 12,781 41.2 1,702 38.9 1,692 38.7 1,138 34.9 754 35.8
2018 6 3 9,054 12.4 1,225 △67.4 1,220 △67.6 843 △75.5 555 △82.2
基本的 1 株当たり四半期利益 希薄化後 1 株当たり四半期利益
2019 6 3 44.58 43.82
2018 6 3 32.93 32.53
2. Non-GAAP 指標に基づく経営指標等
Non-GAAP 指標は、国際会計基準(IFRS)から当企業集団が定める非経常的な項目やその他の調整項目を控除したものです。
Non-GAAP 指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当企業集団の恒常的な経営成績や将来見通しを理
解する上で、有益な情報を提供できると判断しております。
Non-GAAP 指標の詳細につきましては、添付資料 P.2「(1) 経営成績に関する説明」をご参照ください。
(2018 年 7 月 1 日~2019 年 3 月 31 日)
親会社の所有者に
売上収益 営業利益※ 税引前利益 四半期利益
帰属する四半期利益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
2019 6 3 12,781 41.2 1,702 38.9 1,692 38.7 1,138 34.9 754 35.8
2018 6 3 9,054 12.4 1,225 8.6 1,220 8.3 843 4.0 555 14.1
※2017年6月期第3四半期における、営業利益以下の各項目において、ソフトブレーン㈱を連結の範囲に含めたことによる段階取得に係る差益 2,633 百万円を
控除しております。
基本的 1 株当たり四半期利益 希薄化後 1 株当たり四半期利益
2019 6 3 44.58 43.82
2018 6 3 32.93 32.53
(2) 配当の状況
2018 6 10.0 10.0 20.0
2019 6 12.0
2019 6 12.0 24.0
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
(3) 2019 年 6 月期の連結業績予想(2018 年 7 月 1 日~2019 年 6 月 30 日) (%表示は対前期増加率)
親会社の所有者に 基本的 1 株当たり
売上収益 営業利益 税引前利益 当期利益
帰属する当期利益 当期利益
百万円 百万円 百万円 百万円 百万円
通期 16,600 29.4 2,000 29.3 1,990 29.6 1,340 26.2 890 25.9 52.57
(注) 直近に公表されている連結業績予想からの修正の有無 : 無
※2019年6月期の連結業績予想において、IFRSとNon-GAAP指標との間における調整項目はありません。
3.IFRS に基づく連結財政状態
親会社の所有者に 親会社所有者 1 株当たり親会社
資産合計 資本合計 帰属する持分 帰属持分比率 所有者帰属持分
2019 6 3 19,898 9,326 6,845 34.4 403.72
2018 6 16,233 8,645 6,448 39.7 381.21
※注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動):有
新規1社 株式会社コネクトエージェンシー、 除外 ― 社
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更
①IFRS により要求される会計方針の変更 :有
②①以外の会計方針の変更 :無
③会計上の見積りの変更 :無
(注) 詳細は、添付資料P.10「要約四半期連結財務諸表注記 3.重要な会計方針」をご参照ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019 6 3Q 16,956,759 2018 6 16,917,159
② 期末自己株式数 2019 6 3Q 8 2018 6 ―
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2019 6 3Q 16,929,532 2018 6 3Q 16,876,423
※四半期決算短信は四半期レビューの対象外です。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、
その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。
また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等につきましては、添付資料 P.4「(3)連結業績予想等の将来予測情報に関
する説明」をご参照ください。
㈱スカラ (4845) 2019年6月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… P.2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… P.2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… P.4
(3)連結業績予想等の将来予測情報に関する説明 ………………………………………………………………… P.4
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………………… P.5
(1)要約四半期連結財政状態計算書 ………………………………………………………………………………… P.5
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書 …………………………………………… P.6
要約四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… P.6
要約四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… P.6
(3)要約四半期連結持分変動計算書 ………………………………………………………………………………… P.7
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書 …………………………………………………………………… P.9
(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項 …………………………………………………………………… P.10
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………………………… P.10
(要約四半期連結財務諸表注記) …………………………………………………………………………………… P.10
(セグメント情報) …………………………………………………………………………………………………… P.12
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………………………… P.13
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㈱スカラ (4845) 2019年6月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
当企業集団は、国際会計基準(IFRS)を適用しております。
また、国際会計基準(IFRS)に加えて、より実態を把握することができる指標(以下、Non-GAAP指標)を採用
し、双方で連結経営成績を開示いたします。
(1) 経営成績に関する説明
(国際会計基準(IFRS)ベース)
当企業集団は、経営資源の効率化を進めるとともに、成長分野への人員増強やM&Aの活用による事業拡大等、企
業価値の向上に努めております。
その結果、当第3四半期連結累計期間における売上収益は12,781百万円(前年同期比41.2%増)となりました。
営業利益は1,702百万円(同38.9%増)、税引前四半期利益は1,692百万円(同38.7%増)、四半期利益は1,138百
万円(同34.9%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は754百万円(同35.8%増)となりました。
(Non-GAAPベース)
Non-GAAP指標は、国際会計基準(IFRS)から当企業集団が定める非経常的な項目やその他の調整項目を控除したも
のです。
Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当企業集
団の恒常的な経営成績や将来見通しを理解する上で、有益な情報を提供できると判断しております。
なお、非経常的な項目とは、一定のルールに基づき将来見通し作成の観点から除外すべきと当企業集団が判断す
る一過性の利益や損失のことです。
Non-GAAP指標の開示に際しては、米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission)が定める基
準を参照しておりますが、同基準に完全に準拠しているものではありません。
前第3四半期連結累計期間及び当第3四半期連結累計期間のNon-GAAP指標において調整する項目はありません。
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㈱スカラ (4845) 2019年6月期 第3四半期決算短信
各セグメントの業績については以下の通りです。
なお、売上収益及びセグメント利益は国際会計基準(IFRS)に基づいて記載しております。
① SaaS/ASP事業
当事業におきましては、引き続き、顧客ニーズへの柔軟な対応により、売上収益は累積的に増加しておりま
す。主には、公式Webサイトや社内WebサイトなどにQ&Aを簡易的に公開できる、見つかるFAQシステム『i-
ask』は、㈱サンリオ、神戸市へ、同システムをベースとしたWebサイト上でユーザの質問に対して自動的に回
答を行うチャットボットサービス『i-assist』は、㈱群馬銀行へ、電話のプッシュボタンで操作する『IVR
(自動音声応答)』サービスで、会員様に向けたキャンペーンの応募を受け付けるサービスは㈱しんきんカー
ドへ導入されました。
当事業の強みである複数サービスによるソリューション提供も進展しており、当第3四半期連結累計期間に
おきましては、『i-search』と『i-ask』に加え、製品情報の一元管理が可能なPIM(Product Information
Management:商品情報管理)システムが山洋電気㈱へ導入されました。
更に、㈱レオコネクトとの共同提案により、『i-ask』が㈱マックスサポートに、『i-ask』と『i-assist』
が㈱ラストワンマイルへ導入されました。
また、前期に子会社化した㈱コネクトエージェンシーへ『i-ask』を導入しており、今後、コスト削減や当
グループへの売上収益の貢献が見込まれます。
以上の結果、売上収益は3,010百万円(前年同期比28.1%増)、セグメント利益は609百万円(同36.4%増)
となりました。
② SFA事業
当事業におきましては、営業面では引き続きセミナー開催などを通じて新規顧客の開拓を推進するととも
に、既存顧客への更なる利用促進のために、従来の活用支援サービスに加え、集合型ユーザー研修を強化いた
しました。また、開発面では主力商品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャー」の使い勝手の良
さを追求した開発やセルフサーブ型「eセールスマネージャーRemix MS」の開発に引き続き取り組みました。
当第3四半期連結累計期間におきましては、主力商品であるCRM/SFAソフトウェア「eセールスマネージャ
ー」の販売がクラウド型を中心に堅調に推移いたしました結果、売上収益は3,592百万円(前年同期比14.4%
増)となりました。また利益面に関しましては、成長に向けての開発や人件費等の先行費用の増加を増収によ
りカバーしたことで、セグメント利益は703百万円(同29.8%増)となりました。
③ フィールドマーケティング事業
当事業におきましては、大手消費財メーカーを中心に継続的な営業活動によりニーズの把握、案件発掘、新
規提案を積極的に行うとともに、業種や業務の幅を拡大した「フィールド・クラウドソーシング」のコンセプ
トの下、新たな市場開拓に向けた取り組みを進めております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、主力サービスである定期フィールドビジネスや人材派遣ビジネ
スが引き続き堅調に推移しました。
以上の結果、売上収益は2,912百万円(前年同期比17.5%増)、セグメント利益は228百万円(同22.8%増)
となりました。
④ カスタマーサポート事業
当事業におきましては、前期に子会社した㈱レオコネクトによる、光通信グループ各社からのカスタマーサ
ポートコンサルティング業務の受託に加え、スカラコミュニケーションズのSaaS/ASPサービスの提案、受注、
導入が進んでおります。新たなニーズを元にした新システム開発も進んでおり、その結果、売上収益は2,073
百万円、セグメント利益は43百万円となりました。
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㈱スカラ (4845) 2019年6月期 第3四半期決算短信
⑤ その他
EC事業におきましては、㈱plubeにおいて対戦型ゲームのトレーディングカードを売買するECサイトを運営
しております。当該EC事業の当第3四半期連結累計期間における該当期間の売上収益は626百万円(前年同期
比66.4%増)となりました。
システム開発事業におきましては、既存顧客の深耕及び新規顧客の獲得に注力したことにより、一括案件お
よびSES案件が堅調に推移し、増収となりました。費用面におきましては、引き続きプロジェクト管理の徹
底による収益性の改善に努めました。以上の結果、売上収益325百万円(前年同期比26.1%増)となりまし
た。
出版事業におきましては、書籍販売の減少を背景に減収となりました。以上の結果、売上収益239百万円
(前年同期比3.4%減)となりました。
また、その他セグメント全体でのセグメント利益については117百万円(前年同期比138.4%増)となりまし
た。
(2) 財政状態の状況
(資産)
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ3,664百万円増加し、19,898百万円となりました。その主な
要因は、現金及び現金同等物の増加2,692百万円、営業債権及びその他の債権の増加530百万円、のれんの増加
404百万円等によるものであります。
(負債)
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ2,983百万円増加し、10,571百万円となりました。その主な
要因は、流動負債の社債及び借入金の増加1,645百万円、非流動負債の社債及び借入金の増加1,331百万円等に
よるものであります。
(資本)
資本につきましては、前連結会計年度末に比べ681百万円増加し、9,326百万円となりました。その主な要因
は、親会社の所有者に帰属する四半期利益754百万円、非支配持分に帰属する四半期利益383百万円の増加及び
配当による利益剰余金の減少372百万円等によるものであります。
(3) 連結業績予想等の将来予測情報に関する説明
連結業績予想につきましては、2019年2月14日の「2019年6月期 第2四半期決算短信」で公表いたしました通期
の連結業績予想に変更はありません。
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㈱スカラ (4845) 2019年6月期 第3四半期決算短信
2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
(単位:千円)
当第3四半期
前連結会計年度
連結会計期間
(2018年6月30日)
(2019年3月31日)
資産
流動資産
現金及び現金同等物 4,950,509 7,642,778
営業債権及びその他の債権 2,840,248 3,371,219
棚卸資産 135,558 149,683
その他の流動資産 194,121 177,437
流動資産合計 8,120,438 11,341,119
非流動資産
有形固定資産 443,519 486,618
のれん 5,787,555 6,192,006
無形資産 1,010,071 1,041,054
その他の長期金融資産 782,810 774,003
繰延税金資産 82,637 53,188
その他の非流動資産 6,324 10,270
非流動資産合計 8,112,919 8,557,142
資産合計 16,233,358 19,898,261
負債及び資本
負債
流動負債
営業債務及びその他の債務 1,983,542 1,842,665
社債及び借入金 1,552,957 3,198,020
未払法人所得税等 207,616 240,491
その他の流動負債 409,779 550,207
流動負債合計 4,153,895 5,831,384
非流動負債
社債及び借入金 3,240,570 4,572,307
繰延税金負債 110,218 63,348
その他の非流動負債 83,227 104,312
非流動負債合計 3,434,015 4,739,968
負債合計 7,587,911 10,571,352
資本
親会社の所有者に帰属する持分
資本金 1,594,118 1,604,196
資本剰余金 573,917 584,023
利益剰余金 4,182,249 4,571,176
自己株式 - △9
その他の資本の構成要素 98,628 86,452
親会社の所有者に帰属する持分合計 6,448,913 6,845,838
非支配持分 2,196,533 2,481,070
資本合計 8,645,446 9,326,909
負債及び資本合計 16,233,358 19,898,261
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㈱スカラ (4845) 2019年6月期 第3四半期決算短信
(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
(要約四半期連結損益計算書)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上収益 9,054,940 12,781,756
売上原価 △5,270,479 △8,103,004
売上総利益 3,784,460 4,678,751
販売費及び一般管理費 △2,548,479 △2,978,153
その他の収益 15,093 14,270
その他の費用 △25,234 △12,007
営業利益 1,225,840 1,702,861
金融収益 12,274 12,957
金融費用 △18,094 △23,560
税引前四半期利益 1,220,020 1,692,258
法人所得税費用 △376,498 △554,078
四半期利益 843,522 1,138,180
四半期利益の帰属
親会社の所有者 555,674 754,800
非支配持分 287,847 383,380
四半期利益 843,522 1,138,180
親会社の所有者に帰属する1株当たり四半期利
益
基本的1株当たり四半期利益(円) 32.93 44.58
希薄化後1株当たり四半期利益(円) 32.53 43.82
(要約四半期連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
四半期利益 843,522 1,138,180
その他の包括利益
純損益に振り替えられる可能性のある項目
その他の包括利益を通じて公正価値で測定す
10,726 △13,870
る金融資産
その他の包括利益合計(税引後) 10,726 △13,870
四半期包括利益 854,248 1,124,309
四半期包括利益の帰属
親会社の所有者 566,438 740,917
非支配持分 287,809 383,391
四半期包括利益 854,248 1,124,309
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㈱スカラ (4845) 2019年6月期 第3四半期決算短信
(3)要約四半期連結持分変動計算書
前第3四半期連結累計期間(自 2017年7月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の
資本金 資本剰余金 利益剰余金 資本の 合計
構成要素
2017年7月1日残高 1,576,761 556,459 3,795,663 56,215 5,985,100
四半期利益 - - 555,674 - 555,674
その他の包括利益合計 - - - 10,764 10,764
四半期包括利益 - - 555,674 10,764 566,438
企業結合による変動 - - - - -
子会社の株式報酬取引 - - - - -
配当金 - - △320,575 - △320,575
非支配株主への配当金 - - - - -
新株予約権の行使 14,862 14,862 - △408 29,316
新株予約権の発行 - - - 2,649 2,649
非支配持分の取得及び処分 - 100 - - 100
所有者との取引額合計 14,862 14,963 △320,575 2,240 △288,508
2018年3月31日残高 1,591,624 571,422 4,030,763 69,220 6,263,030
非支配持分 資本合計
2017年7月1日残高 1,934,573 7,919,673
四半期利益 287,847 843,522
その他の包括利益合計 △37 10,726
四半期包括利益 287,809 854,248
企業結合による変動 18,080 18,080
子会社の株式報酬取引 △1,702 △1,702
配当金 - △320,575
非支配株主への配当金 △109,517 △109,517
新株予約権の行使 - 29,316
新株予約権の発行 - 2,649
非支配持分の取得及び処分 1,601 1,702
所有者との取引額合計 △91,537 △380,045
2018年3月31日残高 2,130,846 8,393,876
- 7 -
㈱スカラ (4845) 2019年6月期 第3四半期決算短信
当第3四半期連結累計期間(自 2018年7月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
親会社の所有者に帰属する持分
その他の
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 資本の 合計
構成要素
2018年7月1日残高 1,594,118 573,917 4,182,249 - 98,628 6,448,913
会計方針の変更の影響 - - 6,600 - - 6,600
2018年7月1日修正
1,594,118 573,917 4,188,849 - 98,628 6,455,513
再表示後残高
四半期利益 - - 754,800 - - 754,800
その他の包括利益合計 - - - - △13,882 △13,882
四半期包括利益 - - 754,800 - △13,882 740,917
企業結合による変動 - - - - - -
子会社の株式報酬取引 - - - - - -
配当金 - - △372,473 - - △372,473
自己株式の取得 - - - △9 - △9
新株予約権の発行 - - - - 1,983 1,983
新株予約権の行使 10,078 10,078 - - △276 19,879
非支配持分の取得及び処分 - 28 - - - 28
所有者との取引額合計 10,078 10,106 △372,473 △9 1,706 △350,592
2019年3月31日残高 1,604,196 584,023 4,571,176 △9 86,452 6,845,838
非支配持分 資本合計
2018年7月1日残高 2,196,533 8,645,446
会計方針の変更の影響 - 6,600
2018年7月1日修正
2,196,533 8,652,046
再表示後残高
四半期利益 383,380 1,138,180
その他の包括利益合計 11 △13,870
四半期包括利益 383,391 1,124,309
企業結合による変動 27,909 27,909
子会社の株式報酬取引 △2,022 △2,022
配当金 △117,078 △489,552
自己株式の取得 - △9
新株予約権の発行 - 1,983
新株予約権の行使 - 19,879
非支配持分の取得及び処分 △7,663 △7,634
所有者との取引額合計 △98,854 △449,446
2019年3月31日残高 2,481,070 9,326,909
- 8 -
㈱スカラ (4845) 2019年6月期 第3四半期決算短信
(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2017年7月1日 (自 2018年7月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税引前四半期利益 1,220,020 1,692,258
減価償却費及び償却費 253,570 331,659
固定資産除却損 - 11,188
金融収益 △12,274 △12,957
金融費用 17,476 22,541
営業債権及びその他の債権の増減額
△349,474 △306,581
(△は増加)
棚卸資産の増減額(△は増加) △33,886 △16,393
営業債務及びその他の債務の増減額
△251,226 △278,993
(△は減少)
その他 178,125 194,509
小計 1,022,330 1,637,231
利息及び配当金の受取額 4,173 4,718
利息の支払額 △11,682 △16,567
法人所得税の支払及び還付額 △269,209 △518,488
営業活動によるキャッシュ・フロー 745,612 1,106,893
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △150,970 △106,329
無形資産の取得による支出 △243,772 △212,520
子会社の取得による支出 △15,405 △342,959
貸付による支出 △1,498 △1,340
敷金及び保証金の差入による支出 △124,720 △13,706
敷金及び保証金の回収による収入 715 20,916
その他 1,578 788
投資活動によるキャッシュ・フロー △534,073 △655,151
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の純増減額 186,667 1,199,999
長期借入による収入 1,200,000 2,633,500
長期借入金の返済による支出 △541,746 △985,081
社債発行による収入 - 100,000
社債償還による支出 △216,000 △216,000
リース債務の返済による支出 △2,060 △5,081
新株予約権の行使による株式発行収入 29,316 19,879
新株予約権の発行による収入 2,649 1,983
自己株式の取得による支出 - △9
配当金の支払額 △304,847 △375,154
非支配株主への配当金の支払額 △102,443 △126,735
その他 △2,363 △7,120
財務活動によるキャッシュ・フロー 249,170 2,240,178
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 460,709 2,691,920
現金及び現金同等物の期首残高 4,999,099 4,950,509
現金及び現金同等物に係る換算差額 △618 347
現金及び現金同等物の四半期末残高 5,459,191 7,642,778
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(5)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(要約四半期連結財務諸表注記)
1.報告企業
株式会社スカラ(以下、「当社」)は日本に所在する株式会社です。
その登記されている本社の住所はホームページ(URL https://scalagrp.jp/)で開示しております。
2019年3月31日に終了する9ヶ月間の当社の要約四半期連結財務諸表は、当社及びその子会社に対する当企業
集団の持分により構成されています。
当企業集団は、『i-search』、『i-ask』等のサービスを中心に、企業と人のコミュニケーションを支援する
サービスをSaaS/ASP型で提供している他、営業支援システム『eセールスマネージャー』の提供や小売店舗にお
ける店頭でのフィールド活動等のマーケティングサービス、コールセンター運営における諸課題をワンストップ
で解決するカスタマーサポートコンサルティング等の提供をしております。
2.作成の基礎
(1)IFRSに準拠している旨
当企業集団の要約四半期連結財務諸表は、「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」
(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同
第93条の規定により、国際会計基準第34号「期中財務報告」に準拠して作成しております。本要約四半期連結
財務諸表は、連結会計年度の財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、前連結会計年度の連
結財務諸表と併せて利用されるべきものです。
本要約四半期連結財務諸表は、2019年5月15日に取締役会によって承認されております。
(2)測定の基礎
当企業集団の要約四半期連結財務諸表は、公正価値で測定されている特定の金融商品等を除き、取得原価を
基礎として作成しております。
(3)機能通貨及び表示通貨
当企業集団の要約四半期連結財務諸表は、当社の機能通貨である日本円を表示通貨としており、千円単位で
切り捨てて表示しております。
3.重要な会計方針
本要約四半期連結財務諸表の作成に適用した重要な会計方針は、以下に記載する会計方針の変更を除き、前連
結会計年度の連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。なお、当第3四半期連結会計期間の法人所得
税は、見積年次平均実効税率を用いて算定しております。
当企業集団は、第1四半期連結会計期間より、IFRS第15号「顧客との契約から生じる収益」(2014年5月公
表)及び「IFRS第15号の明確化」(2016年4月公表)(合わせて以下「IFRS第15号」という。)を適用しており
ます。
また、IFRS第15号の適用に伴い、IFRS第9号「金融商品」に基づく利息及び配当収益を除き、以下の5ステッ
プを適用することにより収益を認識しております。
ステップ1:顧客との契約を識別する
ステップ2:契約における履行義務を識別する
ステップ3:取引価格を算定する
ステップ4:取引価格を契約における履行義務に配分する
ステップ5:履行義務の充足時に(又は充足するにつれて)収益を認識する
この基準書の適用にあたり、累積的影響を適用開始日に認識する方法を採用しております。
当企業集団は、第1四半期連結会計期間より、IFRS第9号「金融商品」(2014年7月改定、以下「IFRS第9
号」)を適用しております。
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金融資産は、以下の要件をともに満たす場合には、償却原価で測定する金融資産に分類しております。
・契約上のキャッシュ・フローを回収するために資産を保有することを目的とする事業モデルに基づいて、資
産が保有されている。
・金融資産の契約条件により、元本及び元本残高に対する利息の支払いのみであるキャッシュ・フローが特定
の日に生じる。
償却原価で測定する金融資産以外の金融資産は、公正価値で測定する金融資産に分類しております。
当該分類変更に伴い、従来「売却可能金融資産」として分類していた金融資産は「その他の包括利益を通じて
公正価値で測定する金融資産」に分類しております。
更に、IFRS第9号では、金融資産の減損につき、IAS第39号「金融商品:認識及び測定」の「発生損失モデ
ル」から「予想信用損失モデル」に差替えられております。
当企業集団は、連結会計期間の末日ごとに金融資産に係る信用リスクが当初認識時点から著しく増加している
かどうかを評価しており、当初認識時点から信用リスクが著しく増加していない場合には、12か月の信用損失と
等しい金額を貸倒引当金として認識しております。一方で、当初認識時点から信用リスクが著しく増加している
場合には、全期間の予想信用損失と等しい金額を貸倒引当金として認識しております。ただし、営業債権に係る
予想信用損失については、IFRS第9号に規定されている単純化したアプローチを採用しており、全期間の予想信
用損失と等しい金額で貸倒引当金を認識しております。予想信用損失は、信用情報の変化や債権の期日経過情報
等を反映する方法で見積っております。
IFRS第15号の適用に伴い、収益の認識基準の見直しを行いましたが、要約四半期連結財政状態計算書の第1四
半期連結会計期間の期首利益剰余金への影響はありません。なお、当第3四半期連結累計期間においては、IFRS
第15号の適用前に比べて売上収益が30,984千円増加、営業債権及びその他の債権が30,984千円増加、売上原価が
30,984千円増加及び棚卸資産が30,984千円減少しておりますが、要約四半期連結損益計算書の営業利益以下の各
項目において影響はありません。
また、IFRS第9号の適用に伴い、レベル3で分類していたその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本
性金融資産である株式を公正価値で評価した結果、従来の会計基準を適用した場合と比較して、要約四半期連結
財政状態計算書の第1四半期連結会計期間の期首利益剰余金が6,600千円増加しております。
4.重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
要約四半期連結財務諸表の作成において、経営者は、会計方針の適用並びに資産、負債、収益及び費用の金額
に影響を及ぼす判断、見積り及び仮定の設定を行うことが義務付けられております。実際の業績は、これらの見
積りとは異なる場合があります。
見積り及びその基礎となる仮定は継続して見直されております。会計上の見積りの変更による影響は、その見
積りを変更した会計期間及び影響を受ける将来の会計期間において認識されております。
経営者が行った要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、前連結会計年度の連
結財務諸表と同様です。
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(セグメント情報)
(1) 報告セグメントの概要
当企業集団の報告セグメントは、当企業集団の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。
「SaaS/ASP事業」は、『i-search』、『i-ask』等のサービスを中心に、企業と人のコミュニケーションを
支援するサービスをSaaS/ASP型で提供しております。
「SFA事業」は、営業支援システムのライセンス販売、クラウドサービス、カスタマイズ開発、営業コンサ
ルティング、営業スキルトレーニング、iPad等を活用した業務コンサルティング及び教育事業を提供しており
ます。
「フィールドマーケティング事業」は、フィールド活動業務、マーケットリサーチを提供しております。
「カスタマーサポート事業」は、コールセンター運営における諸課題をワンストップで解決するカスタマー
サポートコンサルティングを提供しております。
(2) 報告セグメントごとの売上収益、利益又は損失、及びその他の項目
前第3四半期連結累計期間(自 2017年7月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 要約四半期
連結損益
フィールド カスタマー その他 調整額
SaaS/ASP 計算書
SFA事業 マーケティ サポート事 合計 (注)1 (注)2
事業 計上額
ング事業 業 (注)3
売上収益
外部顧客への
2,350,209 3,140,454 2,479,290 202,055 8,172,009 882,931 - 9,054,940
売上収益
セグメント間
の内部売上収 16,000 24,922 2,317 - 43,240 26,799 △70,039 -
益又は振替高
計 2,366,209 3,165,376 2,481,608 202,055 8,215,249 909,730 △70,039 9,054,940
セグメント利益 446,658 542,434 185,948 1,212 1,176,253 49,417 169 1,225,840
金融収益 12,274
金融費用 △18,094
税引前
1,220,020
四半期利益
(注)1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、EC事業、システム開
発事業及び出版事業を含んでおります。
2. セグメント利益の調整額169千円には、固定資産の調整額134千円及び棚卸資産の調整額35千円が
含まれております。
3. セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の税引前四半期利益と調整を行っております。
4. 事業セグメント間の振替価格は、第三者との取引に準じた独立当事者間取引条件に基づいて行っ
ております。
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当第3四半期連結累計期間(自 2018年7月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
報告セグメント 要約四半期
連結損益計
フィールド カスタマー その他 調整額
SaaS/ASP 算書
SFA事業 マーケティ サポート事 合計 (注)1 (注)2
事業 計上額
ング事業 業 (注)3
売上収益
外部顧客への
3,010,482 3,592,298 2,912,951 2,073,822 11,589,554 1,192,201 - 12,781,756
売上収益
セグメント間
の内部売上収 31,748 27,035 1,745 7,067 67,595 29,534 △97,129 -
益又は振替高
計 3,042,230 3,619,333 2,914,696 2,080,889 11,657,150 1,221,735 △97,129 12,781,756
セグメント利益 609,124 703,891 228,325 43,681 1,585,023 117,798 39 1,702,861
金融収益 12,957
金融費用 △23,560
税引前
1,692,258
四半期利益
(注)1. 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、EC事業、システム開
発事業及び出版事業を含んでおります。
2. セグメント利益の調整額39千円には、未実現利益の消去によるもの△343千円、固定資産の調整額
198千円及び棚卸資産の調整額184千円が含まれております。
3. セグメント利益は、要約四半期連結損益計算書の税引前四半期利益と調整を行っております。
4. 事業セグメント間の振替価格は、第三者との取引に準じた独立当事者間取引条件に基づいて行っ
ております。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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