4837 J-シダックス 2020-08-06 17:00:00
特別損失の計上に関するお知らせ [pdf]

                                                    2020 年8月6日
 各   位
                               会 社 名 シ ダ ッ ク ス 株 式 会 社
                               代表者名 代表取締役会長兼社長 志 太        勤一
                                 (JASDAQ コード番号 4837 )
                               問合せ先 グ ル ー プ 経 営 管 理 本 部 副 本 部 長
                                                    松岡    秀人
                                (TEL.03-5784-8909 )



                特別損失の計上に関するお知らせ


 当社は、2021年3月期第1四半期において、下記のとおり特別損失を計上いたしましたのでお知らせ
いたします。


                        記


1.特別損失の計上について
 2021 年3月期第1四半期において、新型コロナウイルス感染症拡大を受けた緊急事態宣言に伴う店舗
の臨時休業等期間中に発生した固定費 404 百万円を特別損失に計上しました。
 その主な内容は、休業者に支払った人件費、休業期間中の不動産賃貸料や減価償却費等となります。


2.今後の見通し
 上記特別損失を計上した一方で、当第1四半期において雇用調整助成金等の申請を行う等、収支対策
に取り組んでおります。当該助成金に関して事務手続等が煩雑である事を理由に、その多くは7月以降
の収入となります。なお、現状では合計で約 314 百万円の申請を行っており、当第1四半期においては
65 百万円の助成金収入を特別利益に計上いたしました。
 政府による緊急事態宣言が解除され、外出自粛や移動制限が緩和されたことにより経済活動が再開さ
れている中で、当第1四半期で特に売上や営業利益に与える影響が大きかったコントラクトフードサー
ビス事業においては、休業もしくは短縮操業をしていた企業給食、工場給食及びキャンパス給食の現場
が再開し、ほぼ感染前の通常に戻りつつあります。また、病院や老健施設に給食サービスを行っている
メディカルフードサービス事業においては、休業もしくは短縮操業は現場数ベースで概ね1%未満ほど
で、新型コロナウイルス感染症の影響が今後も少ないと考えられます。トータルアウトソーシング事業
においては、新型コロナウイルス感染症下にありながらも学童事業は前年比 74%増と大きく現場数を増
やし、売上・利益ともに好調です。エスロジックス事業の利益もコントラクト・メディカルフードサー
ビス各セグメントの売上回復に伴い改善することになること、及びその他セグメントにおいても事業の
抜本的な見直しの検討や具体的な改革が進んでいますので、当第1四半期(4月~6月)を底として、
新型コロナウイルス感染症の影響が軽減されてくれば本来のグループ全体の収益力強化・財務体質改善
の効果が当第2四半期(7月~9月)以降に反映され、徐々に回復することが想定されております。

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しかし、上記の特別損失及び特別利益の見込を含んだ 2021 年3月期の通期連結業績見通しにつきまし
ては、新型コロナウイルス感染症による影響につき、再び大都市を中心に感染者が増加し、各地方自治
体によっては再び緊急事態宣言や非常事態宣言が発令されている環境下での第二波のおそれ及びワクチ
ンの開発時期やその有効性に左右されるため、将来予測は慎重にならざるを得ず、合理的に算定するこ
とはいまだ困難なことから、現時点では未定としております。連結業績予想については、合理的に予測
可能となった時点で公表いたします。
                                             以 上




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