4829 日本エンタープライズ 2021-08-20 16:00:00
取締役会の実効性に関する評価結果の概要について [pdf]

                                                      2021 年 8 月 20 日
各 位
                                会  社  名 :   日本エンタープライズ株式会 社
                                代表者の役職名 :   代表取締役社長 植田勝典
                                (コード番 号      4829 東 証 第 一 部 )
                                問合せ先責任者 :   常 務 取 締 役     田 中    勝
                                T  E  L :   0 3 - 5 7 7 4 - 5 7 3 0




       取締役会の実効性に関する評価結果の概要について

 当社は、  「コーポレートガバナンス・コード」に基づき、取締役会の機能および実効性のより一層の向上に
取り組むことが重要であると考えております。この一環として、取締役会の実効性に関する分析
および評価を行いましたので、その結果の概要を下記のとおり、お知らせいたします。なお、当社のコーポ
レートガバナンスにつきましては、当社ウェブサイトで公表しておりますので、ご参照ください。
 ・コーポレートガバナンス報告書 最終更新日:2021 年 7 月 27 日
  (http://www.nihon-e.co.jp/ir/management/governance.html)

                            記

1. 評価の方法
    取締役会の実効性を評価するため、全ての取締役及び監査役を対象に前回の課題・指摘事項に対する
   現状の取組状況を報告した上で、取締役会の運営状況(構成、運営体制、審議内容、自由意見)に関す
   る項目に、新たに、
           「株主の権利・平等性の確保」及び「適切な情報開示と透明性の確保」に向けた体制
   整備・取組状況に関する項目を追加した質問票を配布し、その集計結果について取締役会にて分析・評
   価及び課題の共有を行いました。

2. 評価結果の概要
    アンケートの結果、取締役会の運営、議題に関する事項については、各項目とも概ね肯定的な評価で
   あり、適切な議事運営の下、活発な議論がなされた上で審議が行われており、取締役会の実効性は概ね
   確保できていることを確認いたしました。また、 「株主の権利・平等性の確保」及び「適切な情報開示と
   透明性の確保」に向けた体制整備、取組状況も概ね適切である事を確認いたしました。
    一方、次の 3 点を課題として認識し、引き続き、改善を図る必要があるとの指摘がなされました。
    ①取締役会資料に関して、電子的手段の活用、資料配布時期の早期化に努める。
    ②後継者計画や経営陣幹部の選任に関して、更に議論を深める余地がある。
    ③内部監査部門について、 三様監査会議、監査役会への定期報告等、監査役との関係は改善しており、
     今後は社外取締役、社外監査役との連携強化、情報提供等の在り方について検討を深める。

3. 実効性向上に向けた課題
    今回の実効性評価結果を踏まえ、抽出された課題、寄せられた意見については、改善に向けた検討、
   施策を推進し、取締役会の更なる実効性の向上に向け、継続的な取り組みを行ってまいります。

                                                               以 上