4814 J-ネクストウェア 2020-05-15 15:30:00
特別損失の計上及び通期連結業績予想の修正並びに個別業績見込みの前期実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                           令和2年5月 15 日
各    位
                                   会 社 名    ネクストウェア株式会社
                                   代表者名     代表取締役社長 豊田 崇克
                                            (コード:4814 JASDAQ)
                                   問合せ先     取締役執行役員 渡邉 博和
                                            (TEL.06-6281-9866)


                 特別損失の計上及び通期連結業績予想の修正
              並びに個別業績見込みの前期実績値との差異に関するお知らせ


    当社は、令和2年3月期におきまして、下記のとおり特別損失を計上するとともに、最近の業績動向
を踏まえ、令和元年5月 10 日に公表いたしました令和2年3月期の連結業績予想を下記のとおり修正
しましたのでお知らせいたします。
    また、当社は個別業績予想を開示しておりませんが、令和2年3月期の個別業績見込みと前期実績値
との間に差異が生じる見込みとなりましたので、併せてお知らせいたします。


1. のれんの減損処理(連結決算)
     当社の連結子会社である株式会社 OSK 日本歌劇団(以下、 OSK 」という。
                                 「          )は、当初想定した
    業績を下回って推移したこと、且つ、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、足元の事業活動を一
    部休止していること、また、この影響が長引くことを踏まえ今後の事業計画を見直した結果、株式取
    得時に発生したのれんの減損を行い、減損損失 26 百万円を特別損失として計上することといたしま
    した。


2. 連結子会社株式の減損処理(個別決算)
     当社の連結子会社である OSK に対する当社出資につきまして、上記1.により実質価額が著しく
    低下したため、関係会社株式評価損として 81 百万円を特別損失に計上することといたしました。
     なお、当該関係会社株式評価損は、連結決算において相殺消去されるため、連結業績に与える影響
    はありません。


3. 連結業績予想の修正
令和2年3月期通期連結業績の予想数値の修正(平成 31 年4月1日~令和2年3月 31 日)
                                                  親会社株主に
                                                               1株当たり
                 売上高       営業利益      経常利益          帰属する
                                                               当期純利益
                                                  当期純利益
                  百万円       百万円        百万円           百万円         円 銭
前回発表予想(A)
                   3,200       50            40           20      1.57
今回修正予想(B)          3,204     △105          △115      △156       △12.28
増減額(B-A)               4     △155          △155      △176           ―
増 減 率 ( % )          0.1       ―             ―            ―         ―
(参考)前期連結業績
                   2,990       29            27           5       0.44
(平成 31 年3月期)

                               1
4. 修正の理由
  令和2年3月期の売上高につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、上記1.記載
 のとおり OSK の事業活動が一部休止し、システム開発案件において一部納品が翌期以降へ先送りと
 なりましたが、既存顧客からの受注及び RPA 製品の販売が堅調に推移したため、概ね前回公表とお
 りとなる見込みです。
  営業利益及び経常利益につきましては、今後の需要に備えるため、自社主力製品の次世代ビジネス
 モデル化(サブスクリプション化:定額制)に伴う開発や AI 顔認証技術の開発、また主要顧客を中
 心とした旺盛な IT 投資に対応するための社員採用を強化したことなど、開発費や採用・教育費が先
 行したことから減益となる見込みです。また、親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、上
 記1.のとおり特別損失を計上しております。
  これらの結果、連結損益は前回予想を下回る見込みとなりました。


5. 令和2年3月期通期個別業績見込みの前期実績値との差異
 (平成 31 年4月1日~令和2年3月 31 日)
                                                          1 株当たり
               売上高         営業利益       経常利益       当期純利益
                                                          当期純利益
前期実績値(A)         百万円         百万円        百万円        百万円       円   銭
(平成 31 年3月期)     1,797       △107        △55        △31      △2.51
当期実績見込み(B)
                 1,965       △135       △145       △213     △16.76
(令和2年3月期)
増減額(B-A)          168         △28        △90       △182          -
増 減 率 ( % )          9.3          -          -       -           -


6. 差異が生じた理由
  前述のとおり、製品開発や社員採用などの先行投資による一時的な費用が生じたこと、また、上記
 2.のとおり、特別損失を計上したことから、損益は前年実績を下回る見通しであります。


(注)1.上記の見通しは、本資料作成日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであ
    り、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、今後様々な要因によって記載内容と
    異なる可能性があります。
  2.今回修正予想の1株当たり当期純利益については、期末の期中平均株式数(自己株式控除
    後)12,706,503 株に基づいて算出しております。
                                                             以上




                              2