4814 J-ネクストウェア 2019-08-09 16:00:00
令和2年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結) [pdf]
令和2年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
令和元年8月9日
上 場 会 社 名 ネクストウェア株式会社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4814 URL http://www.nextware.co.jp
代 表 者 (役職名)代表取締役社長 (氏名)豊田 崇克
問合せ先責任者 (役職名)取締役執行役員 (氏名)渡邉 博和 (TEL)06-6281-9866
四半期報告書提出予定日 令和元年8月14日 配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 無
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1.令和2年3月期第1四半期の連結業績(平成31年4月1日~令和元年6月30日)
(1)連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属
売上高 営業利益 経常利益
する四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年3月期第1四半期 635 10.1 △130 ― △132 ― △139 ―
31年3月期第1四半期 577 △1.2 △44 ― △46 ― △61 ―
(注) 包括利益 2年3月期第1四半期 △139 百万円 ( ―%) 31年3月期第1四半期 △61 百万円 ( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり
1株当たり
四半期純利益
四半期純利益
円 銭 円 銭
2年3月期第1四半期 △10.95 ―
31年3月期第1四半期 △4.96 ―
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2年3月期第1四半期 1,496 848 56.7
31年3月期 1,601 987 61.7
(参考) 自己資本 2年3月期第1四半期 848 百万円 31年3月期 987 百万円
2.配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭
31年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2年3月期 ―
2年3月期(予想) 0.00 ― 0.00 0.00
(注) 直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3.令和2年3月期の連結業績予想(平成31年4月1日~令和2年3月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
通期 3,200 7.0 50 67.4 40 46.0 20 263.6 1.57
(注) 直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動 : 無
(2)四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2年3月期1Q 13,015,222株 31年3月期 13,015,222株
② 期末自己株式数 2年3月期1Q 308,719株 31年3月期 308,719株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2年3月期1Q 12,706,503株 31年3月期1Q 12,450,822株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断す
る一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々
な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項
等については、添付資料2ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想などの将来予測情報に関
する説明」をご覧ください。
ネクストウェア株式会社(4814) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………2
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………3
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………3
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………4
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………6
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………6
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………6
(セグメント情報等) …………………………………………………………………………………6
3.その他 ……………………………………………………………………………………………………6
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………6
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ネクストウェア株式会社(4814) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、雇用環境の改善を背景として緩やかな回復基調で推移する一
方、通商問題の動向が世界に与える影響や、本年10月に予定される消費税引上げの影響が懸念されるなど、景気の
先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当社グループが所属する情報サービス産業におきましては、企業の働き方改革への取り組みを背景に、生産性の
向上を目的とした情報システムの需要は高く、依然としてビジネス環境は堅調に推移しております。
このような状況下におきまして当社グループは、自社製品を次世代モデル(サブスクリプション化:定額制)へ
移行中の連結子会社ネクストキャディックスにおいて一時的に売上の減少が見られましたが、連結子会社システム
シンクや当社の受注が堅調であること、また株式会社OSK日本歌劇団を連結子会社としたことから増収を確保しまし
た。一方で、旺盛な需要に対応するため社員採用に投資したことや、教育費など先行する費用が増加することとな
りました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は635百万円(前年同四半期比10.1%増)、営業損失は
130百万円(前年同四半期は44百万円の損失)、経常損失は132百万円(前年同四半期は46百万円の損失)、親会社
株主に帰属する四半期純損失は139百万円(前年同四半期は61百万円の損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
① ソリューション事業
当社は、世界最高レベルの認識精度である顔認識ソフトウェア「SAFR ™ 」によって、コンシューマの表情認識を
利用した新たなサービスの開発や、機密性の高いプライベートサーバーへの顔認証アクセスなど、IoTセキュリティ
ソリューションの開発・導入を加速しました。また、気象レーダーシステムにおきましては、モーリシャス共和国
での安定稼働を迎え、今後さらに海外への導入を進めるとともに、気象庁から発表された5段階警戒レベルの対応
も完了しました。さらにAIによりパソコン操作を自動化するRPA製品(Robotic Process Automation)の販売におき
ましても引き続き堅調に推移しております。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間におけるソリューション事業の売上高は559百万円となり、セグメント
損失は105百万円となりました。
注)「SAFR ™ 」は、RealNetworks,Inc.の商標です。
② エンターテインメント事業
連結子会社の株式会社OSK日本歌劇団は、大阪松竹座において松竹株式会社との共催公演「春のおどり」を開演
し、多くのファンに伝統ある歌劇舞台を楽しんでいただきました。また、DAIHATSU心斎橋角座におきましては、訪
日外国人向け公演「REVUE JAPAN」や洋舞公演「DANCING STAR」、「レベンディス」など定期公演を開演、さらに大
丸心斎橋劇場ではミュージカル「Salieri & Mozart」を開演することができました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間におけるエンターテインメント事業の売上高は76百万円、セグメント
損失は25百万円となりました。
(2)財政状態に関する説明
当第1四半期連結会計期間末の総資産は1,496百万円となり、前連結会計年度末に比べて104百万円減少しまし
た。これは主として、現金及び預金が186百万円増加した一方で、受取手形及び売掛金が275百万円、流動資産その
他が32百万円それぞれ減少したことによります。
負債合計は647百万円となり、前連結会計年度末に比べて34百万円増加しました。これは主として、支払手形及び
買掛金が85百万円、流動負債その他が30百万円、未払法人税等が21百万円それぞれ減少した一方で、前受金が98百
万円、長期借入金が62百万円、一年内返済予定の長期借入金が21百万円それぞれ増加したことによります。
純資産合計は848百万円となり、前連結会計年度末に比べて139百万円減少しました。これは主として、利益剰余
金が139百万円減少したことによります。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
令和元年5月10日に公表した連結業績予想から修正しておりません。
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ネクストウェア株式会社(4814) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第1四半期連結会計期間
(平成31年3月31日) (令和元年6月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 416,055 602,596
受取手形及び売掛金 545,684 270,611
商品及び製品 2,483 1,886
仕掛品 41,812 49,879
原材料及び貯蔵品 626 601
その他 104,023 71,250
流動資産合計 1,110,686 996,826
固定資産
有形固定資産 46,271 53,804
無形固定資産
のれん 106,779 103,945
その他 140,500 150,499
無形固定資産合計 247,280 254,444
投資その他の資産 196,958 191,442
固定資産合計 490,511 499,691
資産合計 1,601,197 1,496,517
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金 153,243 67,758
短期借入金 103,021 94,690
1年内返済予定の長期借入金 32,005 53,617
未払法人税等 26,630 4,983
前受金 57,022 155,848
その他の引当金 - 170
その他 194,032 163,970
流動負債合計 565,955 541,038
固定負債
長期借入金 30,704 93,216
退職給付に係る負債 8,660 8,411
その他 8,179 5,222
固定負債合計 47,543 106,850
負債合計 613,499 647,888
純資産の部
株主資本
資本金 1,310,965 1,310,965
資本剰余金 378,355 378,355
利益剰余金 △596,978 △736,069
自己株式 △104,625 △104,625
株主資本合計 987,716 848,626
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △18 2
その他の包括利益累計額合計 △18 2
純資産合計 987,698 848,628
負債純資産合計 1,601,197 1,496,517
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ネクストウェア株式会社(4814) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
売上高 577,373 635,922
売上原価 409,296 523,513
売上総利益 168,077 112,409
販売費及び一般管理費 212,934 243,387
営業損失(△) △44,857 △130,978
営業外収益
受取利息 52 236
受取配当金 100 141
その他 65 84
営業外収益合計 217 462
営業外費用
支払利息 911 1,164
その他 1,103 489
営業外費用合計 2,014 1,653
経常損失(△) △46,654 △132,169
税金等調整前四半期純損失(△) △46,654 △132,169
法人税、住民税及び事業税 14,368 1,624
法人税等調整額 686 5,297
法人税等合計 15,054 6,921
四半期純損失(△) △61,709 △139,090
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △61,709 △139,090
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ネクストウェア株式会社(4814) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
四半期連結包括利益計算書
第1四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第1四半期連結累計期間 当第1四半期連結累計期間
(自 平成30年4月1日 (自 平成31年4月1日
至 平成30年6月30日) 至 令和元年6月30日)
四半期純損失(△) △61,709 △139,090
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △32 21
その他の包括利益合計 △32 21
四半期包括利益 △61,741 △139,069
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △61,741 △139,069
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ネクストウェア株式会社(4814) 令和2年3月期 第1四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第1四半期連結累計期間(自 平成30年4月1日 至 平成30年6月30日)
単一セグメントであるため、セグメント情報については記載しておりません。
Ⅱ 当第1四半期連結累計期間(自 平成31年4月1日 至 令和元年6月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
ソリューション エンターテイン 調整額 計算書計上額
計 (注)
事業 メント事業
売上高
外部顧客への売上高 559,321 76,601 635,922 ― 635,922
セグメント間の内部売上高
― 6,600 6,600 △6,600 ―
又は振替高
計 559,321 83,201 642,522 △6,600 635,922
セグメント損失(△) △105,360 △25,618 △130,978 ― △130,978
(注) セグメント損失(△)は、四半期連結損益計算書の営業損失と一致しております。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社は継続的な営業損失を計上しており、継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在
しておりますが、当該状況を解消し又は改善すべく、収益構造の改善を目的として新たなソリューションによって
新規顧客を開拓するとともに固定費を中心にコスト削減を実施しております。
また、資金繰りにおきましても、令和元年5月に100百万円の資金を金融機関からの借入により調達しており、主
力金融機機関とは良好な関係にあり事業資金は確保されております。
以上のことから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないと判断しております。
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