4812 ISID 2019-07-31 15:00:00
2019年12月期 第2四半期決算説明会資料 [pdf]

2019年12⽉期 第2四半期
 (2019年1⽉1⽇〜2019年6⽉30⽇)

      決算説明会


                    2019年7⽉31⽇
              株式会社電通国際情報サービス




2019年12⽉期 第2四半期決算概況




                                 2
(1) 2019年12⽉期 第2四半期 連結業績
   前年同期⽐          全事業セグメントが増収。売上⾼およびすべての利益項⽬が上期として過去最⾼を達成


   期初予想⽐          売上⾼、利益が計画を上回り7/17に業績予想修正発表


     中間配当         期初予想通り1株当たり35円実施(前年同期⽐7円増配)
                                                                                  (単位:百万円)

                      2019年12⽉期              前年同期⽐              期初予想(2019/2/8発表)⽐
                      第2四半期累計     前年同期        増減額     増減率(%)    予想          増減額      増減率(%)

 売上⾼                     49,185   43,086     +6,099    +14.2   46,264       +2,921     +6.3
 売上総利益                   16,232   14,240     +1,992    +14.0   15,618        +614      +3.9
          売上総利益率         33.0%       33.1%    ▲0.1p       -    33.8%        ▲0.8p        -
 販売費及び⼀般管理費              11,027   10,439      +588      +5.6   11,658        ▲631      ▲5.4
 営業利益                     5,204      3,801   +1,403    +36.9    3,960       +1,244    +31.4
              営業利益率      10.6%       8.8%     +1.8p       -     8.6%         +2.0p       -
 経常利益                     5,152      3,860   +1,292    +33.5    3,930       +1,222    +31.1
 親 社 主帰 す 四半期純利益
  会 株 に 属 る               3,412      2,641    +771     +29.2    2,678        +734     +27.4

                                                                                               3




(2)-1 営業利益の増減要因【前年同期⽐】
                                                                                     (単位:億円)

                                        売上総利益率
 前年同期⽐+14.0                                               販管費の増加
                                        低下の影響 ▲0.2
                      増収効果                                           ▲5.8

                             +20.0
                                                                                  営業利益
                                                                                   52.0

   営業利益
                                                        販売促進費、⼈件費
    38.0
                                                       および研究開発費の増加
                                                     (従業員数は前年同期⽐+79名)




2018年12⽉期                                                                     2019年12⽉期
第2四半期累計                                                                       第2四半期累計

                                                                                               4
(2)-2 営業利益の増減要因【期初予想⽐】
                                                                                                             (単位:億円)
  期初予想⽐+12.4


                                                                                 販管費の減少
                                               売上総利益率低下の影響                                               営業利益
                      増収効果                               ▲3.7                                +6.3
                                                                                                          52.0
                                   +9.8




     営業利益
                                     システム開発案件において、                            研究開発費が
      39.6
                                   外注費を中⼼に原価が計画⽐増加                           計画⽐4億円減少




  2019年12⽉期                                                                                          2019年12⽉期
第2四半期累計 予想値                                                                                          第2四半期累計
 (2019/2/8発表)
                                                                                                                            5




(3) 事業セグメント別売上⾼および営業利益
                                                                                                            (単位:百万円)

                        2019年度                                前年同期⽐                                        期初予想⽐
      事業セグメント
                         2Q累計        増減額        増減率(%)                       概況                        増減額       増減率(%)

              売上⾼        12,240     +1,641        +15.5     政府系⾦融機関および事業会社向け                            +545        +4.7
                                                            の案件が拡⼤し、増収。利益について
⾦融ソリューション     営業利益           717          +2        +0.3                                                ▲304       ▲29.8
                                                            は、システム開発において外注費を中
                 %         5.9%       ▲0.8p             -   ⼼に原価が増加し、前年同期並み                            ▲2.8p            -

              売上⾼         9,572     +1,639        +20.7                                                 +770        +8.7
                                                            「POSITIVE」、「STRAVIS」、ERP
ビジネス
              営業利益        1,118        +857      +328.4     分野におけるソフトウェアの販売・導⼊                          +609      +119.6
ソリューション
                                                            が拡⼤し、増収増益
                 %       11.7%        +8.4p             -                                               +5.9p           -

              売上⾼        15,140        +561         +3.8    CAE、スマートファクトリー領域のソフトウェア、                     ▲78        ▲0.5
製造ソリューション
                                                            「iQUAVIS」の販売・導⼊が拡⼤し、
              営業利益        1,206        ▲127        ▲9.5                                                 +160       +15.3
※エンジニアリング                                                 増収。利益については、⼈員増により
ソリューションより改称
                 %         8.0%       ▲1.1p             -   ⼈件費が増加し、減益                                  +1.1p           -

              売上⾼        12,231     +2,257        +22.6     電通グループの⼤型基幹システム更改案                      +1,684       +16.0
                                                            件が始まったことに加え、電通グループ
コミュニケーションIT   営業利益        2,162        +671       +45.0                                                 +780       +56.4
                                                            との協業ビジネスが公共向けを中⼼に
                 %       17.7%        +2.8p             -   ⼤幅に拡⼤し、増収増益                                 +4.6p           -

                    ※POSITIVE・・・⼈事管理ソリューション STRAVIS・・・連結会計ソフトウェア CAE・・・Computer Aided Engineering   iQUAVIS・・・MBSEソリューション
                                                                                                                            6
(4) サービス品⽬別 連結売上⾼
                                                                                    (単位:百万円)

                  2019年度                        前年同期⽐                             期初予想⽐
      サービス品⽬
                   2Q累計     増減額      増減率(%)                 概況                 増減額        増減率(%)

                                               製造ソリューションおよび
コンサルティングサービス      3,597    +377      +11.7                                    +419         +13.2
                                               コミュニケーションITセグメントが拡⼤


                                               ⾦融ソリューションおよび
受託システム開発           13,912   +3,064     +28.2                                   +1,636        +13.3
                                               コミュニケーションITセグメントが拡⼤


                                               「POSITIVE」「STRAVIS」
ソフトウェア製品            8,383    +826      +10.9                                    +784         +10.3
                                               「iPLAss」「iQUAVIS」が拡⼤


                                               Salesforceソリューション、
ソフトウェア商品           14,713   +1,309      +9.8                                     +31           +0.2
                                               ERP分野が拡⼤


アウトソーシング                                      ビジネスソリューションおよび
                    4,613    +255       +5.9                                    +125           +2.8
・運⽤保守サービス                                     コミュニケーションITセグメントが拡⼤


情報機器販売・その他          3,965    +268       +7.2   製造ソリューションセグメントが拡⼤                ▲74           ▲1.8


                                                                           ※ iPLAss・・・マーケティングプラットフォーム
                                                                                                          7




(5) 連結貸借対照表
                                                                                    (単位:百万円)

                  2019年      2018年       対前期末
                                                                      主な増減要因
                  6⽉30⽇     12⽉31⽇        増減

                                                     前渡⾦の増加(+3,374)
     流動資産         68,337     64,668       +3,669     預け⾦の増加(+1,292)
                                                     売上債権の減少(▲1,211)

     固定資産         17,389     15,604       +1,785     関係会社株式の増加(+1,557)


           資産合計   85,727     80,273       +5,454

                                                     前受⾦の増加(+2,557)
                                                     仕⼊債務の増加(+1,715)
     流動負債         29,812     26,551       +3,261     未払法⼈税等の減少(▲739)
                                                     未払消費税等の減少(▲316)

     固定負債          2,765       2,755           +10

           負債合計   32,577     29,307       +3,270

        純資産合計     53,150     50,966       +2,184     利益剰余⾦の増加(+2,272)


    負債純資産合計       85,727     80,273       +5,454

                                                                                                          8
(6) 連結キャッシュ・フロー
                                                                                     (単位:百万円)

                                                                                前年同期⽐
                               2019年度
                                                    今期の主な動き                 2018年度
                                2Q累計                                                     増減額
                                                                             2Q累計

                                         税⾦等調整前四半期純利益(5,097)
                                         前受⾦の増加額(2,578)
営業活動によるキャッシュ・フロー                 5,797                                        4,940       +857
                                         仕⼊債務の増加額(1,723)
                                         前渡⾦の増加額(▲3,385)

                                         関係会社株式の取得による⽀出(▲1,664)
                                         無形固定資産の取得による⽀出(▲710)
投資活動によるキャッシュ・フロー                ▲2,731                                       ▲1,200     ▲1,531
                                         有形固定資産の取得による⽀出(▲228)
                                         投資有価証券の取得による⽀出(▲200)

                                         配当⾦の⽀払額(▲1,140)
財務活動によるキャッシュ・フロー                ▲1,587                                       ▲1,255      ▲332
                                         リース債務の返済による⽀出(▲434)

現⾦及び現⾦同等物に係る換算差額                  ▲93                                         ▲110        +17


現⾦及び現⾦同等物の増減額(▲は減少)              1,385                                        2,375      ▲990


現⾦及び現⾦同等物の期⾸残⾼                  33,620                                       30,353     +3,267


現⾦及び現⾦同等物の四半期末残⾼                35,006                                       32,729     +2,277


                                                                                                 9




(7) 受注⾼・受注残⾼
  受注⾼ :前年同期に受注した政府系⾦融機関向け案件(65億円)の反動減をカバーし、前年同期並み
  受注残⾼ :受注が好調に推移し、前年同期⽐で増加
                                                                                     (単位:百万円)

                                                  受注⾼                       受注残⾼
                                         2019年度         前年同期⽐      2019年度            前年同期⽐
                                          2Q累計          増減率(%)      2Q累計             増減率(%)

              ⾦融ソリューション                    11,967          ▲36.1     11,289             ▲15.3

  事業セグメント別   ビジネスソリューション                11,278          +39.8      7,303             +19.1
    内訳        製造ソリューション                    17,926           +2.7     13,004             +14.9

              コミュニケーションIT                  15,044          +22.7      6,861              +1.4

              コンサルティングサービス                3,494           ▲2.4        798             ▲14.0

              受託システム開発                     14,267          ▲26.1     10,233             ▲18.0

  サービス品⽬別    ソフトウェア製品                      9,842          +32.1      6,055             +16.9
      内訳      ソフトウェア商品                     18,086          +12.8     14,475             +22.4

              アウトソーシング・運⽤保守                6,749          +33.9      3,623             +14.9

              情報機器販売・その他                    3,775          ▲26.0      3,271             ▲17.9
                                合計         56,216           ▲0.5     38,458              +2.4
                                                                                                 10
(8)-1 2019年12⽉期 業績予想
  通期業績予想は2019年2⽉8⽇に発表した予想を据え置く

                                                (単位:百万円)     <参考値>

                                      前期⽐
                通期
                                                            通期業績予想に対
                                                             する上期進捗率
                           前期         増減額       増減率(%)


  売上⾼           93,000     91,024     +1,976       +2.2        52.9%


  営業利益           8,500      8,239      +261        +3.2        61.2%


       営業利益率     9.1%       9.1%            -         -              -


  経常利益           8,408      8,197      +211        +2.6        61.3%

  親会社株主に帰属する
  当期純利益          5,683      5,187      +496        +9.6        60.0%


                                                                         11




(8)-2 2019年12⽉期 業績予想(事業セグメント別)

                                                 (単位:百万円)      <参考値>

                                       前期⽐
                 通期
                                                             通期業績予想に
                             前期        増減額       増減率(%)      対する上期進捗率


⾦融ソリューション         23,790     23,242      +548        +2.4       51.5%


ビジネスソリューション     17,630     16,810      +820        +4.9       54.3%


製造ソリューション         30,648     29,252    +1,396        +4.8       49.4%


コミュニケーションIT       20,833     21,718      ▲885        ▲4.1       58.7%


合計                93,000     91,024    +1,976        +2.2       52.9%




                                                                         12
(8)-3 2019年12⽉期 業績予想(サービス品⽬別)

                                             (単位:百万円)    <参考値>

                                    前期⽐
                  通期
                                                        通期業績予想に
                           前期       増減額      増減率(%)     対する上期進捗率


コンサルティングサービス     6,333    6,818    ▲485       ▲7.1       56.8%

受託システム開発          25,269   24,188   +1,081      +4.5       55.1%

ソフトウェア製品          15,763   15,070    +693       +4.6       53.2%

ソフトウェア商品          29,189   27,261   +1,928      +7.1       50.4%

アウトソーシング・
                   8,945    9,555    ▲610       ▲6.4       51.6%
運⽤保守サービス

情報機器販売・その他         7,498    8,130    ▲632       ▲7.8       52.9%

合計                93,000   91,024   +1,976      +2.2       52.9%

                                                                   13




                 2019年度 上期トピックス




                                                                   14
中期経営計画(FY2019-FY2021)の⾻⼦


       ISID X(Cross) Innovation 2021
        テクノロジー、業界、企業、組織、地域などを超えた「X Innovation」の推進を通して、
                新しい価値を「協創」し、企業理念の実現を⽬指していく。




   基      1.主⼒事業の進化                  2.新規事業の創出
   本
   ⽅
   針                    3.事業基盤の⾰新
                              先端技術への        事業⽀援部⾨の
              ⼈材⼒の強化
                              取組み加速         付加価値⼒向上



                                                         15




X(Cross) Innovation の推進 〜新組織の設置
 「X イノベーション本部」設置、全社横断タスクフォース「プロジェクトX」発⾜



           X イノベーション本部                      プロジェクトX

         新規事業創出の加速                   部⾨を超えた⼈的交流や
         研究開発機能の強化                    情報連携の促進




                                                         16
X(Cross) Innovation の推進 〜出資
   ⾦融ソリューションセグメント

 三菱地所と合弁会社「株式会社FINOLAB」を設⽴(7⽉)
  出資⽐率:三菱地所51%、ISID49%
  2016年2⽉に開設したFINOLABの運営組織を法⼈化
  スタートアップ会員49社、企業会員12社、登録⼈数500名超
  多様な業種・領域のオープンイノベーションを加速、スピーディーな新規事業創出を⽬指す




                                                     17




X(Cross) Innovation の推進 〜出資
   ⾦融ソリューションセグメント

 インドネシアでITソリューション事業を展開するEbiz Cipta Solusiを⼦会社化(4⽉)
  インドネシアにおける⾦融機関向け事業の拡⼤を狙う
  リース&ファイナンスソリューション「Lamp」ほか各種ソリューションの販売を加速




   製造ソリューションセグメント

 製造業向けITソリューション事業を展開するスマートホールディングスと資本・業務提携(5⽉)
  ⾃動⾞業向けシステム開発事業を強化、3D技術の活⽤等によりCASE対応を⽀援
  トヨタシステムズおよび豊⽥通商も同時出資




                                                     18
X(Cross) Innovation の推進 〜出資
   製造ソリューションセグメント

 FAプロダクツとスマートファクトリー分野で資本・業務提携(3⽉)
  ISIDの設計開発領域における知⾒とFAプロダクツの製造領域における知⾒を融合
  デジタルとリアルの両⽅に強い「次世代ラインビルダー」を⽬指す




                   デジタルツインによるシミュレーション上のイメージ



                                              19




X(Cross) Innovation の推進 〜先端技術への取り組み
     X イノベーション本部

 職⼈の能⼒をAIで継承する「プロジェクト 匠テック」を電通と開始
  第1段として、双⽇、電通との3社共同で、マグロの品質判定を⾏う
   画像解析AIシステム「TUNA SCOPE」の実証実験を実施




 世界初の「エシカル消費」実証実験をフランスで実施
  ブロックチェーンにより⽣産・流通のトレーサビリティが保証された
   宮崎県綾町産有機ワイン販売の実証実験
  来店者の社会や環境に配慮するエシカルな消費⾏動をSDGsの
   17ゴールに関連付けて可視化し、トークンを付与する仕組み
  エシカル消費実践者のみ参加できるトークン・コミュニティを提供

                                              20
主要プレスリリース <2019年5⽉〜2019年7⽉>
 5/21 スマートホールディングスと資本・業務提携
 5/29 職⼈の能⼒をAIで継承する「プロジェクト 匠テック」を電通と開始
 6/5 サイバー攻撃のベンダーリスクを可視化する「SecurityScorecard」を提供開始
 6/10 静岡銀⾏の住宅ローン事前診断・審査申込ポータルをSalesforceで構築
 6/11 スポーツ映像配信DAZNに「Amazon Connect」を提供
 6/12 クラウドCAE事業でRescaleと戦略的提携
 6/26 ⼈型AIアシスタントの実証実験を東京・調布で実施
 6/27 「X イノベーション本部」設置及び「プロジェクトX」発⾜
 6/28 「テレワーク・デイズ2019」に参加
 7/11 FinTech 拠点を運営する合弁会社「株式会社FINOLAB」を設⽴
 7/17 Mizuho Americasの顧客体験強化に向け統合プラットフォームをClouderaと構築
 7/17 セキュリティ製品「AppGuard」の運⽤サポート事業でITMと協業



                                                        21