4784 J-GMO-AP 2020-11-09 15:31:00
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月9日
上場会社名 GMOアドパートナーズ株式会社 上場取引所 東
コード番号 4784 URL https://www.gmo-ap.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 橋口 誠
問合せ先責任者 (役職名) 常務取締役 (氏名) 菅谷 俊彦 TEL 03-5728-7900
四半期報告書提出予定日 2020年11月11日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する四
売上高 営業利益 経常利益
半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年12月期第3四半期 25,624 △0.6 321 14.9 534 74.3 397 101.2
2019年12月期第3四半期 25,779 2.2 280 △9.3 306 △15.8 197 11.3
(注)包括利益 2020年12月期第3四半期 561百万円 (153.6%) 2019年12月期第3四半期 221百万円 (△32.5%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年12月期第3四半期 24.77 24.74
2019年12月期第3四半期 12.23 12.22
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率
百万円 百万円 %
2020年12月期第3四半期 11,306 5,431 47.5
2019年12月期 11,280 5,188 43.8
(参考)自己資本 2020年12月期第3四半期 5,371百万円 2019年12月期 4,943百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年12月期 0.00 0.00 0.00 7.50 7.50
2020年12月期 0.00 0.00 0.00
2020年12月期(予想) 12.80 12.80
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 有
3. 2020年12月期の連結業績予想(2020年 1月 1日∼2020年12月31日)
(%表示は、対前期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
通期 36,000 4.2 330 △25.9 550 8.8 410 70.3 25.55
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 有
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年12月期3Q 16,757,200 株 2019年12月期 16,757,200 株
② 期末自己株式数 2020年12月期3Q 707,433 株 2019年12月期 709,400 株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年12月期3Q 16,048,029 株 2019年12月期3Q 16,155,082 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の
業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想については添付資料3ページ「1.当四半期決算に関する定性的情報(3)連結業績予想など
の将来予測情報に関する説明」をご覧ください。
GMOアドパートナーズ株式会社(4784) 令和2年12月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 ……………………………………………………………………2
(1)経営成績に関する説明 ………………………………………………………………………………2
(2)財政状態に関する説明 ………………………………………………………………………………3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 …………………………………………………3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 ……………………………………………………………………4
(1)四半期連結貸借対照表 ………………………………………………………………………………4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 …………………………………………6
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ……………………………………………………………8
(継続企業の前提に関する注記) ……………………………………………………………………8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ……………………………………………8
(追加情報) ……………………………………………………………………………………………8
(セグメント情報) ……………………………………………………………………………………9
GMOアドパートナーズ株式会社(4784) 令和2年12月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社グループの事業領域であるインターネット広告市場につきましては、2019年度の広告費が2兆1,048億円(前年
比19.7%増)となり、6年連続で2桁成長、テレビ広告を上回り2兆円を超える市場となりました(株式会社電通調
べ)。企業における広告販促活動におけるインターネット広告の占める割合は継続して増大しており、インターネッ
ト広告を起点とした統合的なソリューションが求められ、今後も同様の傾向が続くものと見込まれております。
当第3四半期連結累計期間においては、新型コロナウイルスの感染拡大による消費の落ち込みが市場全体に広がる
中、足許では政府施策による一部業種での需要の回復など、業績影響の要因が複雑化しております。
このような環境下、当社グループは、「すべての人にインターネット」という企業理念のもと、インターネット広
告事業におけるナンバーワンを目指し、事業にまい進してまいりました。
当社においても、当第3四半期連結累計期間においては、いわゆる「ニューノーマル」状態下での広告需要の変動
が様々な形で業績に影響を与えており、事業利益に対する悪影響を最小限にとどめながら、ビジネス機会を的確にと
らえることができるよう、各セグメントにおいて柔軟な事業運営を展開しております。
その結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は25,624百万円(前年同期比0.6%減)、営業利益は
321百万円(前年同期比14.9%増)、経常利益は534百万円(前年同期比74.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純
利益は397百万円(前年同期比101.2%増)となりました。
当社はセグメント情報の利用者にとって明確で有用な情報開示を目的として、事業を「エージェンシー事業」およ
び「メディア・アドテク事業」として区分しております。セグメント別の業績は次のとおりであります。
①エージェンシー事業
「エージェンシー事業」は、当社グループにおける広告主様との主要な接点として、営業活動を主に担っておりま
す。
当第3四半期連結累計期間におきましては、引き続き一部の既存取引先において、実需の落ち込みから広告出稿が
前連結会計年度対比で伸び悩むといった影響がありましたが、インターネット広告市場全体が回復基調にある中、イ
ンターネット広告事業においてこれまで培った経験やノウハウを活かし、購買や体験がインターネット上で完結する
など、実体の人の動きにとらわれない業種の取引先への積極的な提案・営業活動が奏功しております。
今後もインターネット広告市場における成長領域・新商流を適時適切につかみ、グループ経営の相乗効果を発揮す
ることによって、大きな成長を実現すべく事業活動を展開してまいります。
これらの結果、エージェンシー事業の売上高は18,277百万円(前年同期比7.0%減)、営業利益は587百万円(前年
同期比4.6%増)となりました。
②メディア・アドテク事業
当事業においては自社開発のスマートフォン向けアドネットワーク「AkaNe」、広告配信プラットフォーム(DSP)
「ReeMo」を主要商材として、総合的なマーケティングプラットフォームを提供しております。
当第3四半期連結累計期間におきましては、配信先ウェブサイトのページビューの増加が継続したことからアドテ
ク商材の広告収益が増大し、売上高としては好調な推移となりました。一方でインターネット広告の需要が高まった
ことにより仕入価格は昨年対比で増加したことなどから、セグメント利益としては前年並みとなりました。
引き続き市場のニーズをとらえた商品開発・提供を行い、当事業の成長に注力してまいります。
これらの結果、メディア・アドテク事業の売上高は8,206百万円(前年同期比11.2%増)、営業利益は301百万円
(前年同期比2.4%減)となりました。
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GMOアドパートナーズ株式会社(4784) 令和2年12月期 第3四半期決算短信
(2)財政状態に関する説明
① 資産、負債及び純資産の状況
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べて25百万円増加し
11,306百万円となりました。これは、主に現金及び預金の増加612百万円、受取手形及び売掛金の減少269百万円に
よるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債合計につきましては、前連結会計年度末に比べて218百万円減少し
5,874百万円となりました。これは、主に買掛金の減少355百万円、未払金の減少167百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計につきましては、前連結会計年度末に比べて243百万円増加し
5,431百万円となりました。これは、主に利益剰余金の増加277百万円(親会社株主に帰属する四半期純利益の計上
により397百万円の増加、配当金の支払いにより120百万円の減少等)、その他有価証券評価差額金の増加153百万
円、非支配株主持分の減少193百万円によるものであります。
② キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結累計期間に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成しておりませんので、記載を省略し
ております
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
最近の業績動向を踏まえ、2020年7月20日に公表いたしました2020年12月期(2020年1月1日~2020年12月31
日)通期の業績予想を上方修正いたしました。
詳細につきましては、本日(2020年11月9日)公表いたしました「通期業績予想および配当予想の修正(増配)に
関するお知らせ」をご参照下さい。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 4,050,681 4,662,750
受取手形及び売掛金 3,667,253 3,397,758
たな卸資産 6,711 4,137
関係会社預け金 800,000 800,000
その他 375,415 141,766
貸倒引当金 △39,662 △37,518
流動資産合計 8,860,398 8,968,894
固定資産
有形固定資産
建物(純額) 313,383 301,751
工具、器具及び備品(純額) 101,115 81,231
有形固定資産合計 414,498 382,982
無形固定資産
のれん 34,060 ―
ソフトウエア 212,083 210,771
その他 61,723 75,971
無形固定資産合計 307,868 286,742
投資その他の資産
投資有価証券 896,848 1,104,139
繰延税金資産 193,550 160,371
その他 640,573 435,138
貸倒引当金 △32,977 △32,261
投資その他の資産合計 1,697,993 1,667,387
固定資産合計 2,420,360 2,337,112
資産合計 11,280,759 11,306,006
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年12月31日) (2020年9月30日)
負債の部
流動負債
買掛金 4,017,352 3,661,601
未払金 440,771 273,506
未払法人税等 33,131 63,296
未払消費税等 39,979 73,525
賞与引当金 91,185 47,318
役員賞与引当金 13,050 ―
その他 779,399 1,040,570
流動負債合計 5,414,871 5,159,820
固定負債
繰延税金負債 29,518 38,345
資産除去債務 163,940 163,654
その他 483,713 512,188
固定負債合計 677,172 714,188
負債合計 6,092,044 5,874,008
純資産の部
株主資本
資本金 1,301,568 1,301,568
資本剰余金 2,136,308 2,133,568
利益剰余金 1,560,640 1,837,880
自己株式 △253,664 △252,994
株主資本合計 4,744,853 5,020,022
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 198,321 351,959
その他の包括利益累計額合計 198,321 351,959
新株予約権 28,397 36,483
非支配株主持分 217,142 23,531
純資産合計 5,188,715 5,431,998
負債純資産合計 11,280,759 11,306,006
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GMOアドパートナーズ株式会社(4784) 令和2年12月期 第3四半期決算短信
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 25,779,601 25,624,444
売上原価 21,210,739 21,239,951
売上総利益 4,568,861 4,384,493
販売費及び一般管理費 4,288,822 4,062,837
営業利益 280,039 321,656
営業外収益
受取利息 3,173 2,832
受取配当金 5,716 7,020
為替差益 ― 35,085
補助金収入 17,713 5,547
投資有価証券評価益 5,596 163,280
その他 4,851 6,991
営業外収益合計 37,051 220,756
営業外費用
支払手数料 561 ―
為替差損 788 ―
持分法による投資損失 8,682 8,130
その他 602 8
営業外費用合計 10,635 8,138
経常利益 306,455 534,273
特別利益
投資有価証券売却益 9,914 ―
新株予約権戻入益 805 ―
特別利益合計 10,720 ―
特別損失
固定資産売却損 713 1,016
投資有価証券評価損 3,193 ―
特別損失合計 3,907 1,016
税金等調整前四半期純利益 313,268 533,256
法人税、住民税及び事業税 109,351 152,055
法人税等調整額 1,882 △26,961
法人税等合計 111,234 125,094
四半期純利益 202,034 408,162
非支配株主に帰属する四半期純利益 4,421 10,563
親会社株主に帰属する四半期純利益 197,612 397,598
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四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年1月1日 (自 2020年1月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純利益 202,034 408,162
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 19,485 153,637
その他の包括利益合計 19,485 153,637
四半期包括利益 221,520 561,800
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 217,098 551,236
非支配株主に係る四半期包括利益 4,421 10,563
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GMOアドパートナーズ株式会社(4784) 令和2年12月期 第3四半期決算短信
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
該当事項はありません。
(追加情報)
(連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用)
当社および一部の連結子会社は、「所得税法等の一部を改正する法律」(令和2年法律第8号)において創設され
たグループ通算制度への移行及びグループ通算制度への移行にあわせて単体納税制度の見直しが行われた項目につい
ては、「連結納税制度からグループ通算制度への移行に係る税効果会計の適用に関する取扱い」(実務対応報告第39
号 2020年3月31日)第3項の取扱いにより、「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第
28号 2018年2月16日)第44項の定めを適用せず、繰延税金資産及び繰延税金負債の額について、改正前の税法の規
定に基づいております。
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GMOアドパートナーズ株式会社(4784) 令和2年12月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報等)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益計算書
調整額
エージェンシー メディア・アド 計上額
計 (注1)
事業 テク事業 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 19,654,335 6,125,265 25,779,601 ― 25,779,601
セグメント間の内部売上高
716 1,253,931 1,254,648 △1,254,648 ―
又は振替高
計 19,655,052 7,379,197 27,034,249 △1,254,648 25,779,601
セグメント利益 561,482 308,988 870,470 △590,430 280,039
(注1) セグメント利益の調整額△590,430千円は、事業セグメントに属さない持株会社運営に係る費用であります。
(注2) セグメント利益は四半期連結損益計算書の営業利益との調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
該当事項はありません。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年1月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益計算書
調整額
エージェンシー メディア・アド 計上額
計 (注1)
事業 テク事業 (注2)
売上高
外部顧客への売上高 18,233,789 7,390,655 25,624,444 ― 25,624,444
セグメント間の内部売上高
43,327 815,720 859,047 △859,047 ―
又は振替高
計 18,277,116 8,206,375 26,483,492 △859,047 25,624,444
セグメント利益 587,300 301,550 888,851 △567,195 321,656
(注1) セグメント利益の調整額△567,195千円は、事業セグメントに属さない持株会社運営に係る費用であります。
(注2) セグメント利益は四半期連結損益計算書の営業利益との調整を行っております。
2.報告セグメントごとの固定資産の減損損失またはのれん等に関する情報
該当事項はありません。
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