4777 J-ガーラ 2020-02-07 15:00:00
2020年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2020年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年2月7日
上場会社名 株式会社 ガーラ 上場取引所 東
コード番号 4777 URL http://www.gala.jp
代表者 (役職名) 代表取締役グループCEO (氏名) 菊川 曉
問合せ先責任者 (役職名) グループ戦略部 部長 (氏名) ジョーシ ガブリエレ TEL 03-5778-0321
四半期報告書提出予定日 2020年2月7日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2020年3月期第3四半期の連結業績(2019年4月1日∼2019年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2020年3月期第3四半期 320 △53.5 △190 ― △195 ― △229 ―
2019年3月期第3四半期 690 26.8 △173 ― △169 ― △173 ―
(注)包括利益 2020年3月期第3四半期 △228百万円 (―%) 2019年3月期第3四半期 △184百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2020年3月期第3四半期 △13.49 ―
2019年3月期第3四半期 △10.52 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2020年3月期第3四半期 873 305 26.5 13.10
2019年3月期 765 195 20.7 9.60
(参考)自己資本 2020年3月期第3四半期 231百万円 2019年3月期 158百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2020年3月期 ― 0.00 ―
2020年3月期(予想) 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年 4月 1日∼2020年 3月31日)
当期の連結業績予想につきましては、合理的な業績予想の算定が困難であるため記載しておりません。なお、当該理由等は、【添付資料】P.3「(3)連結
業績予想などの将来予測情報に関する説明」に記載しております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2020年3月期3Q 17,658,900 株 2019年3月期 16,513,800 株
② 期末自己株式数 2020年3月期3Q ― 株 2019年3月期 ―株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2020年3月期3Q 17,048,180 株 2019年3月期3Q 16,486,178 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算補足説明資料については、決算発表後に当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社ガーラ(4777) 2020年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 9
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 9
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… 9
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株式会社ガーラ(4777) 2020年3月期 第3四半期決算短信
1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)の当第3四半期連結累計期間における経営成績の概況
は、連結売上高320,573千円(前年同四半期比53.5%減)となり、大幅な減収となりました。
これは、主にスマートフォンアプリ事業の売上高が前年同四半期と比較して減少したことによります。
また、スマートフォンアプリ事業の売上高の減少に伴い売上原価が減少しております。
販売費及び一般管理費につきましては、前年同四半期と比較してマーケティング活動費用及び賃借料が減少した
ことから減少となりました。
また、スマートフォンアプリ事業のゲームアプリ「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」のサービス提供終
了に伴い特別損失に契約解除損失30,891千円を計上いたしました。
これらの結果、営業損失190,296千円(前年同四半期営業損失173,399千円)、経常損失195,973千円(前年同四
半期経常損失169,202千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失229,984千円(前年同四半期親会社株主に帰属す
る四半期純損失173,499千円)となりました。
セグメントごとの経営成績の概況は、次のとおりであります。
① 日本
日本セグメントでは、2019年3月に「Arcane(アーケイン)」日本語版のサービス提供が終了したこと、及
び、ユーザー数の減少により2019年11月に「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」のサービス提供を終了し
たことから、前年同期と比較し売上高(内部取引を含む)が減少いたしました。
費用面では、株式報酬費用等の増加があった一方で、「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」に係るマー
ケティング活動費用が、前年同四半期と比較して減少しているため、販売費及び一般管理費が減少いたしまし
た。
これらの結果、日本セグメントにおける売上高は36,437千円(内部取引を含む)と前年同四半期比で25,791千
円(41.4%)の減収となり、セグメント損失が174,678千円(前年同四半期は173,687千円の損失)となりまし
た。
なお、当社は、2019年5月31日に韓国のMegazone Cloud Corporationと業務提携基本契約を締結しクラウド事
業に参入いたしました。クラウド事業は、Megazone Cloud Corporationの日本法人であるMEGAZONE株式会社が日
本国内で行うアマゾン ウェブ サービス(AWS)事業について、当社グループが営業サポート、運営サポート、
人的リソースの確保のための採用及び人事管理サポート、イベントサポート等の業務を行っていくものであり、
2019年7月1日にMEGAZONE株式会社と営業サポート業務、管理業務に関する業務委託契約を締結し、クラウド事
業を進めております。
また、当社は、2019年5月31日に韓国のGPM Co.,Ltd.と業務提携契約を締結しVR事業に参入いたしました。VR
事業は、GPM Co.,Ltd.が行うMonster VRの日本展開に関して、当社が日本における営業代理店としてMonster VR
のプラットフォーム事業、販売代理店事業、テーマパーク事業を行っていくものであります。
これらの新規事業により新たな収益基盤を確立すべくクラウド事業、VR事業を進めてまいります。
② 韓国
韓国セグメントでは、スマートフォンアプリ事業において、連結子会社Gala Mix Inc.が開発した歩数計アプ
リ「Winwalk(ウィンウォーク)」について、グローバルなネットワークを活かした多言語展開による配信を進
めており、2019年7月にオーストリア・フィンランド・ポルトガルの各地域において、2019年9月にオーストラ
リアにおいて英語版の配信を開始いたしました。一方、連結子会社Gala Lab Corp.が開発し、2017年1月の韓国
語版のサービス提供開始以来、多言語展開による配信を進めているスマートフォンゲームアプリ「Flyff Legacy
(フリフレガシー)」について、ユーザーへのアイテム販売減少により前年同期と比較し売上高(内部取引を含
む)が減少いたしました。
なお、連結子会社Gala Lab Corp.が開発中のPCオンラインゲーム「Rapplez(ラペルズ)」を題材にしたスマ
ートフォンアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の韓国・中国・台湾でのサービス提供に関し、2019
年3月に韓国のゲーム開発・提供会社Entermate Co.,Ltdと、アラビア語でのサービス提供に関し、2019年5月
にアラブ首長国連邦のゲーム開発・提供会社Game Power 7と、東南アジアでのサービス提供に関し、2019年11月
に韓国のPlayPark Pte. Ltdとそれぞれライセンス契約を締結いたしました。
しかしながら、2019年12月23日に公表いたしました「スマートフォンゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペル
ズモバイル)」リリース遅延についてのお知らせとお詫び」のとおり、2020年3月期第3四半期に予定していた
スマートフォンゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」のサービス提供開始の遅延が生じている
状況でございます。これは、CBT(クローズベータテスト)にてユーザーの皆様から多数のご要望や改善点を頂
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株式会社ガーラ(4777) 2020年3月期 第3四半期決算短信
戴し、より完成度が高い状況でユーザーの皆様に楽しんでいただけるゲームにするため、新規追加開発や改善を
行い開発期間が長期化したことや現地パブリッシャーとのリリース日程の調整の結果によるものであります。
現在、東南アジアでのサービス開始予定を2020年3月期第4四半期、グローバル地域でのサービス開始予定を
2021年3月期第1四半期 としてリリース準備を進めております。
一方、オンラインゲーム事業では、2019年7月より連結子会社Gala Lab Corp.の主力ゲーム「Flyff Online
(フリフオンライン)」において、GXC World Pte Ltd が提供するブロックチェーン技術を活かしたブロックチ
ェーンコイン(GXC)をゲーム内アイテム購入や取引で使えるようになった「Flyff for GameXCoin」のサービス
提供を開始いたしました。サービス提供開始後の売上高は順調に推移いたしましたが、もう一つの主力ゲームで
ある「Rappelz(ラペルズ)」のユーザーへのアイテム販売減少により売上高(内部取引を含む)が減少いたし
ました。
なお、連結子会社Gala Lab Corp.は、「Flyff Online(フリフオンライン)」について、2019年11月に、
WAY2BIT Co.,Ltdが提供するブロックチェーンプラットフォーム「BORA ISLAND」でのサービス提供についてライ
センス契約を締結いたしました。現在、「BORA ISLAND」内で利用可能な仮装通貨であるブロックチェーンコイ
ンBORAでのプレイが可能となるよう、「Flyff Legacy(フリフオンライン)」の「BORA ISLAND」内でのサービ
ス提供の準備を進めております。
費用面では、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」に係るマーケティング活動費用の減少及び連結子会社Gala
Lab Corp.の本社移転に伴う賃借料の減少により、販売費及び一般管理費が減少いたしました。
これらの結果、韓国セグメントの売上高は316,566千円(内部取引を含む)と前年同四半期比で362,059千円
(53.4%)の減収となり、セグメント損失が16,133千円(前年同四半期は457千円の利益)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当社グループの当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて109,737千円増加
し、305,065千円となりました。
主な増減は、資産では、現金及び預金が76,819千円、ソフトウエア仮勘定が102,632千円増加した一方で、売掛
金が11,509千円、前渡金が31,638千円、前払費用が16,768千円減少いたしました。負債では、前受収益が22,836千
円減少いたしました。純資産では、資本金が150,540千円、資本剰余金が150,540千円増加した一方で、利益剰余金
が229,984千円減少いたしました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは、スマートフォンアプリ事業における、アプリの開発やダウンロード配信が予定どおりに進まな
い可能性や、ダウンロード配信開始後のアプリによる課金収入の予測が極めて困難であり、また、オンラインゲー
ム事業における、既存タイトルのバージョンアップによる業績予想が極めて困難であります。さらに、新規事業で
あるクラウド事業及びVR事業については、当該事業を取り巻く環境の変化等により損益が大きく変動する可能性が
高く、適正な業績予想が極めて困難であることから、業績予測の公表を差し控えさせていただいております。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 93,459 170,278
売掛金 58,430 46,920
前渡金 31,638 -
前払費用 20,883 4,115
その他 5,995 6,852
貸倒引当金 △149 △176
流動資産合計 210,258 227,991
固定資産
有形固定資産 3,866 2,726
無形固定資産
ソフトウエア仮勘定 357,302 459,934
その他 2,407 1,447
無形固定資産合計 359,709 461,382
投資その他の資産
投資有価証券 597 585
敷金及び保証金 15,199 14,796
長期前払費用 172,891 166,009
破産更生債権等 23,062 -
貸倒引当金 △20,303 -
投資その他の資産合計 191,446 181,391
固定資産合計 555,022 645,500
資産合計 765,281 873,492
負債の部
流動負債
買掛金 2,759 677
未払金 50,015 52,621
未払費用 56,585 46,848
前受金 37,370 46,383
前受収益 27,792 4,956
未払法人税等 1,240 1,125
その他 4,174 2,214
流動負債合計 179,937 154,827
固定負債
長期前受収益 223,148 225,857
繰延税金負債 105 102
退職給付に係る負債 166,763 187,640
固定負債合計 390,017 413,599
負債合計 569,954 568,426
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2019年3月31日) (2019年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,230,542 3,381,082
資本剰余金 1,876,146 2,026,687
利益剰余金 △4,457,866 △4,687,850
株主資本合計 648,822 719,919
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 239 231
為替換算調整勘定 △490,512 △488,740
その他の包括利益累計額合計 △490,273 △488,508
新株予約権 35,393 72,093
非支配株主持分 1,383 1,561
純資産合計 195,327 305,065
負債純資産合計 765,281 873,492
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
売上高 690,066 320,573
売上原価 186,554 98,246
売上総利益 503,511 222,327
販売費及び一般管理費 676,911 412,624
営業損失(△) △173,399 △190,296
営業外収益
受取利息 4,281 286
為替差益 2,397 -
その他 237 70
営業外収益合計 6,916 356
営業外費用
支払利息 2,719 -
為替差損 - 5,997
その他 - 35
営業外費用合計 2,719 6,033
経常損失(△) △169,202 △195,973
特別利益
固定資産売却益 101 -
特別利益合計 101 -
特別損失
契約解除損失 - 30,891
特別損失合計 - 30,891
税金等調整前四半期純損失(△) △169,100 △226,865
法人税、住民税及び事業税 8,448 3,281
法人税等合計 8,448 3,281
四半期純損失(△) △177,549 △230,147
非支配株主に帰属する四半期純損失(△) △4,050 △162
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △173,499 △229,984
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2018年4月1日 (自 2019年4月1日
至 2018年12月31日) 至 2019年12月31日)
四半期純損失(△) △177,549 △230,147
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △28 △8
為替換算調整勘定 △7,262 2,113
その他の包括利益合計 △7,291 2,104
四半期包括利益 △184,840 △228,042
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △180,615 △228,220
非支配株主に係る四半期包括利益 △4,225 177
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、前連結会計年度において営業損失250,834千円及び
親会社株主に帰属する当期純損失283,027千円を計上しております。また、当第3四半期連結累計期間において売上
高が前年同四半期に比べて53.5%減少し、320,573千円となり、営業損失190,296千円及び親会社株主に帰属する四半
期純損失229,984千円を計上しております。現在の低迷した売上状況が継続すれば営業損失が継続し資金繰りに懸念
が生じる可能性があります。当該状況等により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在
しております。
当社グループは、当該状況を早期に解消又は改善すべく、以下の対応策を実施してまいります。
まず、スマートフォンアプリ事業においてライセンスを獲得したゲームアプリ「Arcane(アーケイン)」及び、自
社グループ開発のゲームアプリ「Flyff Legacy(フリフレガシー)」のサービスを提供しております。また、自社グ
ループ開発のPCオンラインゲーム「Rappelz(ラペルズ)」を題材としたゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズ
モバイル)」及び、他社RPGゲーム「Immortal Warrior(日本リリース名:エターナルヒーロー)」のMMORPG版の早
期開発を目指します。これらにより、提供するゲームアプリを増やし、スマートフォンアプリ事業の収益化に向けて
注力してまいります。
「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」については、現在、東南アジアでのサービス開始予定を2020年3月期第
4四半期、グローバル地域でのサービス開始予定を2021年3月期第1四半期としてリリース準備を進めております。
さらに、新規事業であるクラウド事業及びVR事業の事業展開により、ゲーム事業以外の収益源を確保するとともに
安定的な収益基盤を確立してまいります。
以上の施策を実施するとともに、今後も引続き有効と考えられる施策については、積極的に実施してまいります。
しかしながら、これらの改善策を実施してもなお、今後の売上高及び利益の回復は、スマートフォン向けアプリの
開発の進捗状況、市場投入の時期、市場での競争激化による環境の変化等に左右されることから、現時点では継続企
業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
なお、当社グループの四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な
不確実性の影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2019年6月27日付で、Megazone Cloud Corporationから第三者割当増資の払込みを受けました。また、
2019年12月23日付で、新株予約権の一部について、権利行使による新株の発行が行われました。この結果、当第3
四半期連結累計期間において資本金が150,540千円、資本準備金が150,540千円増加し、当第3四半期連結会計期間
末において資本金が3,381,082千円、資本準備金が1,520,651千円となっております。
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株式会社ガーラ(4777) 2020年3月期 第3四半期決算短信
(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2018年4月1日 至 2018年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
(注)1
日本 韓国 計 (注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 44,938 645,127 690,066 - 690,066
(2)セグメント間の内部売
17,290 33,499 50,790 △50,790 -
上高又は振替高
計 62,229 678,626 740,856 △50,790 690,066
セグメント損失(△) △173,687 457 △173,230 △169 △173,399
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額△169千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
(注)1
日本 韓国 計 (注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 25,849 294,724 320,573 - 320,573
(2)セグメント間の内部売
10,588 21,842 32,431 △32,431 -
上高又は振替高
計 36,437 316,566 353,004 △32,431 320,573
セグメント損失(△) △174,678 △16,133 △190,811 514 △190,296
(注)1.セグメント損失の調整額514千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、前連結会計年度において営業損失250,834千円及び
親会社株主に帰属する当期純損失283,027千円を計上しております。また、当第3四半期連結累計期間において売上
高が前年同四半期に比べて53.5%減少し、320,573千円となり、営業損失190,296千円及び親会社株主に帰属する四半
期純損失229,984千円を計上しております。現在の低迷した売上状況が継続すれば営業損失が継続し資金繰りに懸念
が生じる可能性があります。当該状況等により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在
しております。
当社グループでは、当該状況を早期に解消又は改善すべく対応策に取り組んでおりますが、現時点では継続企業の
前提に関する重要な不確実性が認められます。なお、継続企業の前提に関する事項及びその対応策に関しましては、
「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注
記)」に記載しております。
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