4777 J-ガーラ 2019-12-23 15:00:00
第三者割当による新株式の発行及び第5回新株予約権により調達した資金の使途及び支出時期の変更に関するお知らせ [pdf]

                                                        2019 年 12 月 23 日
 各   位
                                  会 社 名   株式会社ガーラ
                                  代表者名    代表取締役グループCEO           菊川 曉
                                          (JASDAQ・コード 4777)
                                  問合せ先    グループ戦略部       部長
                                          ジョーシ ガブリエレ
                                          (TEL 03-5778-0321)




          第三者割当による新株式の発行及び第5回新株予約権により調達した資金の
                  使途及び支出時期の変更に関するお知らせ


 当社は、本日開催の当社取締役会において、第三者割当による新株式の発行及び第5回新株予約権(本新
株予約権)により調達した資金の使途及び支出時期の変更を行うことを決定しましたので、下記のとおりお
知らせいたします。
 当該第三者割当増資の詳細につきましては、2019 年5月 31 日付で公表いたしました「第三者割当により
発行される株式及び第5回新株予約権の募集に関するお知らせ」をご参照ください。


                              記

1. 変更理由

 当社は、本日別途公表いたしました「スマートフォンゲームアプリ「Rappelz Mobile
                                             (ラペルズモバイル)
                                                      」
リリース遅延についてのお知らせとお詫び」のとおり、2020 年3月期第3四半期に予定していたスマートフ
ォンゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」のサービス提供開始の遅延が生じている状況でご
ざいます。これは、CBT(クローズベータテスト)にてユーザーの皆様から多数のご要望や改善点を頂戴し、
より完成度が高い状況でユーザーの皆様に楽しんでいただけるゲームにするため、新規追加開発や改善を行
い開発期間が長期化したことや現地パブリッシャーとのリリース日程の調整の結果によるものであります。
現在、東南アジアでのサービス開始予定を 2020 年3月期第4四半期、グローバル地域でのサービス開始予定
を 2021 年3月期第1四半期としてリリース準備を進めております。

 一方、当社は、2019 年5月 31 日に公表いたしました「GPM Co.,Ltd.(韓国)との業務提携についてのお
知らせ」のとおり、2019 年5月 31 日開催の取締役会において、VR 事業における新規事業展開による収益基
盤の構築を図ることを目的として、GPM Co.,Ltd.(本社:韓国仁川、代表取締役 Park Sung Jun)との間で
VR 事業に係る業務提携契約を締結し、VR 事業の専任人材を起用するなど営業活動を推進しております。しか
し、VR 事業は、事例がないモデルであるため、判断が慎重になった影響もあり当初の想定より事業展開が遅
れており、VR テーマパーク事業については、現状具体的な案件が進んでいない状況となっております。

 資金調達については、2019 年6月 27 日の新株式発行により 193 百万円(発行諸費用概算額控除後の手取
概算額)を調達し 86 百万円を充当しているものの、本新株予約権については発行後、行使が行われていない
状況が続いておりました。このような状況の中、本日付で本新株予約権 3,817 個(普通株式 381,700 株)の
行使が行われ 100 百万円の資金が調達されましたが、当該資金の使途について、当初予定していた「VR テー
マパークの共同出資資金」から、「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」のリリースまでの人件費等の運転
資金に変更することといたしました。「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」については、上記のとおり開
発期間の長期化によりリリースまでの人件費等の増額が見込まれ、更なる運転資金が必要と判断いたしまし
た。また、支出予定時期は、グローバル地域でのサービス開始までの 2020 年6月までを予定しております。
一方、「VR テーマパークの共同出資資金」については、今後共同出資者と出資を行う場合、共同出資者との

                              1
契約において出資割合の調整による当社の出資額を減額することが可能であり、現状具体的な案件が進んで
いない以上、現時点で必要な運転資金に充当すべきとの判断から充当予定金額を減額いたしました。

 また、VR 事業について上記のとおり事業展開が当初の想定より遅れていることから、VR コンテンツ等開発
資金及びマーケティング活動資金の支出予定時期を当初の 2020 年3月までから 2021 年3月までに延長いた
しました。


2. 変更の内容

資金使途及び支出時期の変更内容は以下のとおりであります。変更箇所には下線を付しております。
(変更前)
    (2019 年5月 31 日)
 本新株式
                                                  金額
                         具体的な使途                              支出予定時期
                                                 (百万円)
   ①スマートフォンアプリ事業
                                                        30
   ・配信中のアプリの運用に係る人件費やサーバー費用等の運転資金                            2019 年7月~
   ・
   「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」のリリースまでの人件費等                    2019 年8月
                                                        31
   の運転資金
   ②アマゾン ウェブ サービス(AWS)関連事業
   ・人材の採用・育成等にかかる人件費の初期投資資金                             70 2019 年7月~
   ・マーケティング活動資金                                         30 2021 年3月
   ③VR 事業
   ・VR コンテンツ等開発資金                                       10 2019 年7月~
   ・マーケティング活動資金                                         22 2020 年3月

 本新株予約権
                                                  金額
                         具体的な使途                              支出予定時期
                                                 (百万円)
   ③VR 事業                                                    2019 年7月~
                                                       300
   ・VR テーマパークの共同出資資金                                         2021 年6月

(変更後)
    (2019 年 12 月 20 日)
 本新株式
                                       金額        充当額         支出(予定)時
                 具体的な使途
                                      (百万円) (百万円)                期
   ①スマートフォンアプリ事業
   ・配信中のアプリの運用に係る人件費やサーバー費用等                30          30
                                                             2019 年7月~
   の運転資金
                                                             2019 年8月
   ・「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)
                            」のリリースま         31          31
   での人件費等の運転資金
   ②アマゾン ウェブ サービス(AWS)関連事業
   ・人材の採用・育成等にかかる人件費の初期投資資金                 70          18 2019 年7月~
   ・マーケティング活動資金                             30         - 2021 年3月
   ③VR 事業
   ・VR コンテンツ等開発資金                           10          7 2019 年7月~
   ・マーケティング活動資金                             22         - 2021 年3月



                                  2
 本新株予約権
                                     金額      充当額
             具体的な使途                                  支出予定時期
                                    (百万円) (百万円)
  ①スマートフォンアプリ事業
  ・「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)
                           」のリリース      100         - 2020 年1月~
  までの人件費等の運転資金                                       2020 年6月
  ③VR 事業                                             2020 年1月~
  ・VR テーマパークの共同出資資金                    200         - 2021 年6月


3. 今後の見直し

 当社グループは、スマートフォンアプリ事業における、アプリの開発やダウンロード配信が予定どおりに
進まない可能性や、ダウンロード配信開始後のアプリによる課金収入の予測が極めて困難であり、また、オ
ンラインゲーム事業における、既存タイトルのバージョンアップによる業績予想が極めて困難であります。
さらに、新規事業であるクラウド事業及び VR 事業については、当該事業を取り巻く環境の変化等により損益
が大きく変動する可能性が高く、適正な業績予想が極めて困難であることから、業績予測の公表を差し控え
させていただいております。
                                                                 以上




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