4777 J-ガーラ 2019-05-10 15:00:00
2019年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2019年5月10日
上場会社名 株式会社 ガーラ 上場取引所 東
コード番号 4777 URL http://www.gala.jp
代表者 (役職名) 代表取締役グループCEO (氏名) 菊川 曉
問合せ先責任者 (役職名) グループ戦略部 部長 (氏名) ジョーシ ガブリエレ TEL 03-5778-0321
定時株主総会開催予定日 2019年6月22日 有価証券報告書提出予定日 2019年6月24日
配当支払開始予定日 ―
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2019年3月期の連結業績(2018年4月1日∼2019年3月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2019年3月期 854 4.7 △250 ― △250 ― △283 ―
2018年3月期 815 12.6 △260 ― △270 ― △361 ―
(注)包括利益 2019年3月期 294百万円 (―%) 2018年3月期 △360百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当た 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
り当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2019年3月期 △17.16 ― △157.4 △32.6 △29.4
2018年3月期 △22.76 ― △111.0 △31.2 △32.0
(参考) 持分法投資損益 2019年3月期 ―百万円 2018年3月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2019年3月期 765 195 20.7 9.60
2018年3月期 773 204 26.0 12.67
(参考) 自己資本 2019年3月期 158百万円 2018年3月期 201百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フ 投資活動によるキャッシュ・フ 財務活動によるキャッシュ・フ
現金及び現金同等物期末残高
ロー ロー ロー
百万円 百万円 百万円 百万円
2019年3月期 △248 △70 258 93
2018年3月期 △348 △168 114 154
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
2018年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2019年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00 ― ― ―
2020年3月期(予想) ― 0.00 ― 0.00 0.00 ―
3. 2020年 3月期の連結業績予想(2019年4月1日∼2020年3月31日)
当社及び当社グループは、スマートフォンアプリ事業における、アプリの開発やダウンロード配信が予定どおりに進まない可能性や、ダウンロード配信開始
後のアプリによる課金収入の予測が極めて困難であり、また、オンラインゲーム事業における、既存タイトルのバージョンアップによる業績予測が極めて困
難であることから、業績予測の公表を差し控えさせていただいております。
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2019年3月期 16,513,800 株 2018年3月期 15,880,800 株
② 期末自己株式数 2019年3月期 ― 株 2018年3月期 ―株
③ 期中平均株式数 2019年3月期 16,492,989 株 2018年3月期 15,863,890 株
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(決算補足説明資料の入手方法)
決算補足説明資料については、決算発表後に当社ウェブサイトに記載する予定です。
株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………………………… 3
(4)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………… 4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 7
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 7
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 8
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 12
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 12
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 12
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 14
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 14
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株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や設備投資、雇用環境の改善、国内個人消費も緩やかな回復基
調が続いているものの、米中貿易摩擦の激化、中国経済の減速、英国のEU離脱問題などに伴う世界経済への影響懸
念などを背景として、先行き不透明な状況で推移しました。
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)におきましては、「世界No.1 のグローバル・オンラ
イン・コミュニティ・カンパニー」を目指し、オンラインゲーム事業からスマートフォンアプリ事業へ事業主体の
移行を進めてまいりました。
当社グループの当連結会計年度における経営成績の概況は以下のとおりであります。
当連結会計年度は、連結売上高854,204千円(前期比4.7%増)となり、増収となりました。これは、主にスマー
トフォンアプリ事業の売上高が前期と比較して増加したことによります。
販売費及び一般管理費につきましては、前期と比較してマーケティング活動費用が増加したことから増加となり
ました。
これらの結果、営業損失250,834千円(前期は営業損失260,912千円)、経常損失250,805千円(前期は経常損失
270,801千円)、親会社株主に帰属する当期純損失283,027千円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失361,058
千円)となりました。
セグメントごとの経営成績の概況は、次のとおりであります。
イ.日本
日本セグメントでは、韓国のゲーム開発会社Fox Games Co.,Ltdが開発したスマートフォンゲームアプリ「FOX-
Flame Of Xenocide-(フォックス)」を、連結子会社㈱ガーラジャパンが2018年12月よりダウンロード配信を開始
いたしました。一方、2018年5月に連結子会社Gala Lab Corp.が開発したスマートフォンゲームアプリ「Flyff
Legacy(フリフレガシー)」日本語版について、連結子会社Gala Lab Corp.によるグローバルサービス開始により
パブリッシャーが連結子会社㈱ガーラジャパンから連結子会社Gala Lab Corp.に変更したこと及び2019年3月に
「Arcane(アーケイン)」日本語版のサービス提供が終了したことにより、前期と比較し売上高(内部取引を含
む)が減少いたしました。
費用面では、「Arcane(アーケイン)」に係るマーケティング活動費用が前期と比較して減少したため、販売費
及び一般管理費が減少いたしました。
これらの結果、日本セグメントにおける売上高は79,553千円(内部取引を含む)と前期比で146,253千円
(64.8%)の減少となり、セグメント損失が232,218千円(前期は174,958千円の損失)となりました。
ロ.韓国
韓国セグメントでは、スマートフォンアプリ事業において、連結子会社Gala Lab Corp.が開発したスマートフォ
ンゲームアプリ「Flyff Legacy(フリフレガシー)」について、2017年1月の韓国語版のサービス提供開始以来、
当社の強みであるグローバルなネットワークを活かした多言語展開による配信を進めております。また、2018年5
月に開発及び運営業務の効率化を図るため、一部の地域を除き、連結子会社Gala Lab Corp.が「Flyff Legacy(フ
リフレガシー)」のグローバルサービスを開始し、売上高が増加いたしました。
また、2017年12月に連結子会社Gala Mix Inc.が開発した歩数計アプリ「Winwalk(ウィンウォーク)」につい
て、グローバルなネットワークを活かした配信を進めており、2018年9月にドイツ・イタリア・アイルランド・ス
ペインの各地域において英語版を、2018年12月にカナダにおいて英語版を、2019年3月にベルギー・オランダにお
いて英語版、フランス語版を、それぞれ配信を開始いたしました。
さらに、2018年9月に連結子会社Gala Connect Inc.が開発したスマートフォンゲームアプリ「SpinClash(スピ
ンクラッシュ)」について、アメリカ・カナダ・フィリピンの各地域においてに英語版の配信を開始いたしまし
た。
一方、オンラインゲーム事業では、2018年10月に、連結子会社Gala Lab Corp.の主力ゲーム「Flyff Online(フ
リフオンライン)」について、フィリピンでの配信を再開いたしました。配信再開後の売上高は概ね順調に推移
し、前期と比較し売上高(内部取引を含む)が増加いたしました。
また、2019年2月にブロックチェーン技術を活かしたブロックチェーンコイン(GXC)をゲーム内アイテム購入
や取引で使えるようになった「Flyff Online(フリフオンライン)」のサービス提供に関してGXC World Pte Ltd
と韓国におけるライセンス契約を締結し、2019年2月より韓国にて事前登録を開始いたしました。
費用面では、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」に係るマーケティング活動費用が、前期と比較して増加して
いるため、販売費及び一般管理費が増加いたしました。
これらの結果、韓国セグメントの売上高は841,028千円(内部取引を含む)と前期比で153,378千円(22.3%)の
増収となり、セグメント損失が18,586千円(前期は83,475千円の損失)となりました。
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株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
なお、2019年3月に連結子会社Gala Lab Corp.が開発中のPCオンラインゲーム「Rapplez(ラペルズ)」を題材
にしたスマートフォンアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の韓国・中国・台湾でのサービス提供に関
し、韓国のゲーム開発・提供会社Entermate Co.,Ltdとライセンス契約を締結し、リリースに向けて準備を進めて
おります。
上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)当期の財政状態の概況
(イ)資産
流動資産は、前連結会計年度末に比べて15.9%減少し、210,258千円となりました。これは主に前渡金が31,638
千円増加したことに対して、現金及び預金が61,186千円減少したことによります。前渡金の増加は、ゲームアプリ
「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」のミニマムギャランティーの支払によるものであります。
固定資産は、前連結会計年度末に比べて6.0%増加し、555,022千円となりました。これは主にソフトウエア仮勘
定が125,573千円増加したことに対して、長期貸付金が88,675千円減少したことによります。ソフトウエア仮勘定
の増加は、ゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の開発に係るものであります。また、長期貸付
金の減少は、連結子会社Gala Lab Corp.の本社移転に伴う、長期貸付金と組替表示していた差入保証金の回収によ
るものであります。
この結果、総資産は前連結会計年度末に比べて1.1%減少し、765,281千円となりました。
(ロ)負債
流動負債は、前連結会計年度末に比べて8.2%増加し、179,937千円となりました。これは主に前受金が13,209千
円増加したことによります。前受金の増加は、主にゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」のミニ
マムギャランティーの受取によるものであります。
固定負債は、前連結会計年度末に比べて3.2%減少し、390,017千円となりました。これは主に退職給付に係る負
債が42,067千円増加したことに対して、長期預り保証金が44,222千円減少したことによります。長期預り保証金の
減少は、連結子会社Gala Lab Corp.の本社移転に伴い、転貸先への預り保証金の支払によるもであります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べて0.1%増加し、569,954千円となりました。
(ハ)純資産
純資産は、前連結会計年度末に比べて4.4%減少し、195,327千円となりました。これは主に資本金が125,017千
円、資本剰余金が121,776千円それぞれ増加したことに対して、親会社株主に帰属する当期純損失により利益剰余
金が283,027千円減少したことによるものであります。資本金及び資本剰余金の増加は、主に2018年3月28日開催
取締役会決議に基づく第三者割当による新株式の発行によるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べて
61,186千円減少し、93,459千円となりました。
(イ)営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動の結果、使用した資金は248,678千円(前期は348,525千円の資金使用)となりました。支出の主な内訳
は税金等調整前当期純損失278,000千円であり、収入の主な内訳は退職給付に係る負債の増加額45,506千円、株式
報酬費用26,887千円、減損損失26,941千円であります。株式報酬費用は、2018年8月31日開催取締役会決議に基づ
く新株予約権の発行に係るものであります。また、減損損失は、権利金の減損によるもであります。
(ロ)投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動の結果、使用した資金は70,431千円(前期は168,053千円の資金使用)となりました。支出の主な内訳は
無形固定資産の取得による支出159,721千円であり、収入の主な内訳は差入保証金の回収による収入99,742千円で
あります。無形固定資産の取得による支出は、ゲームアプリ「Rappelz Mobile(ラペルズモバイル)」の開発に係
るものであります。また、差入保証金の回収は、連結子会社Gala Lab Corp.の本社移転に伴う差入保証金の回収に
よるものであります。
(ハ)財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動の結果、獲得した資金は258,541千円(前期は114,334千円の資金獲得)となりました。収入の主な内訳
は、株式の発行による収入250,035千円であります。株式の発行による収入は、2018年3月28日開催取締役会決議
に基づく第三者割当による新株式の発行によるものであります。
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株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
(4)継続企業の前提に関する重要事象等
当社グループは、前連結会計年度において営業損失260,912千円及び親会社株主に帰属する当期純損失361,058千
円を計上しております。また、当連結会計年度において売上高が前連結会計年度に比べて4.7%増加し、854,204千
円となったものの、営業損失250,834千円及び親会社株主に帰属する当期純損失283,027千円を計上しております。
現在の低迷した売上状況が継続すれば営業損失が継続し資金繰りに懸念が生じる可能性があります。当該状況等に
より継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状況が存在しております。
当社グループでは、当該状況を早期に解消又は改善すべく対応策に取り組んでおりますが、現時点では継続企業
の前提に関する重要な不確実性が認められます。なお、継続企業の前提に関する事項及びその対応策に関しまして
は、「3.連結財務諸表及び主な注記(5)連結財務諸表に関する注記(継続企業の前提に関する注記)」に記載
しております。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは日本基準により連結財務諸表を作成しております。なお、国際会計基準(IFRS)の適用につきまして
は、国内外の諸情勢を踏まえ、対応を検討していく方針であります。
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株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 154,646 93,459
売掛金 74,328 58,430
前渡金 - 31,638
前払費用 17,434 20,883
その他 3,649 5,995
貸倒引当金 △167 △149
流動資産合計 249,891 210,258
固定資産
有形固定資産
建物 1,068 -
減価償却累計額 △499 -
建物(純額) 569 -
工具、器具及び備品 12,431 12,287
減価償却累計額 △6,010 △8,421
工具、器具及び備品(純額) 6,421 3,866
有形固定資産合計 6,990 3,866
無形固定資産
ソフトウエア 29 -
ソフトウエア仮勘定 231,729 357,302
その他 3,699 2,407
無形固定資産合計 235,458 359,709
投資その他の資産
投資有価証券 580 597
長期貸付金 88,675 -
敷金及び保証金 6,381 15,199
長期前払費用 182,895 172,891
破産更生債権等 23,062 23,062
貸倒引当金 △20,303 △20,303
投資その他の資産合計 281,291 191,446
固定資産合計 523,740 555,022
資産合計 773,631 765,281
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(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 2,759 2,759
未払金 46,537 50,015
未払費用 55,647 56,585
前受金 24,160 37,370
前受収益 33,951 27,792
未払法人税等 1,240 1,240
その他 2,040 4,174
流動負債合計 166,336 179,937
固定負債
長期前受収益 233,916 223,148
繰延税金負債 100 105
退職給付に係る負債 124,695 166,763
長期預り保証金 44,222 -
固定負債合計 402,934 390,017
負債合計 569,270 569,954
純資産の部
株主資本
資本金 3,105,524 3,230,542
資本剰余金 1,754,370 1,876,146
利益剰余金 △4,174,838 △4,457,866
株主資本合計 685,055 648,822
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 228 239
為替換算調整勘定 △484,142 △490,512
その他の包括利益累計額合計 △483,914 △490,273
新株予約権 - 35,393
非支配株主持分 3,219 1,383
純資産合計 204,361 195,327
負債純資産合計 773,631 765,281
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
売上高 815,658 854,204
売上原価 238,678 234,603
売上総利益 576,980 619,600
販売費及び一般管理費 837,892 870,434
営業損失(△) △260,912 △250,834
営業外収益
受取利息 5,533 4,369
その他 751 266
営業外収益合計 6,284 4,635
営業外費用
支払利息 2,531 3,905
為替差損 13,639 700
その他 2 -
営業外費用合計 16,173 4,606
経常損失(△) △270,801 △250,805
特別利益
固定資産売却益 343 100
新株予約権戻入益 5,727 -
特別利益合計 6,071 100
特別損失
固定資産売却損 - 354
固定資産除却損 72,514 -
減損損失 13,019 26,941
特別損失合計 85,534 27,295
税金等調整前当期純損失(△) △350,264 △278,000
法人税、住民税及び事業税 21,027 9,862
法人税等合計 21,027 9,862
当期純損失(△) △371,291 △287,862
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △10,232 △4,835
親会社株主に帰属する当期純損失(△) △361,058 △283,027
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
当期純損失(△) △371,291 △287,862
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 82 11
為替換算調整勘定 10,991 △6,612
その他の包括利益合計 11,074 △6,600
包括利益 △360,216 △294,463
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 △349,302 △289,386
非支配株主に係る包括利益 △10,913 △5,076
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
当期首残高 3,101,527 1,657,072 △3,813,780 944,819
当期変動額
新株の発行(新株予約権の行
使)
3,997 3,997 7,994
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
△361,058 △361,058
連結子会社の増資による持分の
増減
93,300 93,300
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
-
当期変動額合計 3,997 97,297 △361,058 △259,763
当期末残高 3,105,524 1,754,370 △4,174,838 685,055
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算 その他の包括利
評価差額金 調整勘定 益累計額合計
当期首残高 145 △495,815 △495,669 8,288 1,064 458,501
当期変動額
新株の発行(新株予約権の行
使)
- 7,994
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
- △361,058
連結子会社の増資による持分の
増減
- 93,300
株主資本以外の項目の
82 11,672 11,755 △8,288 2,155 5,622
当期変動額(純額)
当期変動額合計 82 11,672 11,755 △8,288 2,155 △254,140
当期末残高 228 △484,142 △483,914 - 3,219 204,361
- 9 -
株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 株主資本合計
当期首残高 3,105,524 1,754,370 △4,174,838 685,055
当期変動額
新株の発行 125,017 125,017 250,035
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
△283,027 △283,027
連結子会社の増資による持分の
増減
△3,240 △3,240
株主資本以外の項目の
当期変動額(純額)
-
当期変動額合計 125,017 121,776 △283,027 △36,233
当期末残高 3,230,542 1,876,146 △4,457,866 648,822
その他の包括利益累計額
新株予約権 非支配株主持分 純資産合計
その他有価証券 為替換算 その他の包括利
評価差額金 調整勘定 益累計額合計
当期首残高 228 △484,142 △483,914 - 3,219 204,361
当期変動額
新株の発行 - 250,035
親会社株主に帰属する
当期純損失(△)
- △283,027
連結子会社の増資による持分の
増減
- △3,240
株主資本以外の項目の
11 △6,370 △6,358 35,393 △1,836 27,199
当期変動額(純額)
当期変動額合計 11 △6,370 △6,358 35,393 △1,836 △9,034
当期末残高 239 △490,512 △490,273 35,393 1,383 195,327
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株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純損失(△) △350,264 △278,000
減価償却費 18,428 8,010
減損損失 13,019 26,941
貸倒引当金の増減額(△は減少) △136 △15
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 28,036 45,506
株式報酬費用 - 26,887
受取利息及び受取配当金 △5,535 △4,414
支払利息 2,531 3,905
有形固定資産売却損益(△は益) △343 253
無形固定資産除却損 72,514 -
新株予約権戻入益 △5,727 -
売上債権の増減額(△は増加) 5,065 14,670
前払費用の増減額(△は増加) 5,419 △9,200
長期前払費用の増減額(△は増加) △167,812 1,513
前受金の増減額(△は減少) △31,878 15,265
長期前受収益の増減額(△は減少) 137,574 △2,080
その他 △49,023 △88,732
小計 △328,132 △239,489
利息及び配当金の受取額 583 643
法人税等の還付額 126 89
法人税等の支払額 △21,104 △9,922
営業活動によるキャッシュ・フロー △348,525 △248,678
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △5,648 △696
有形固定資産の売却による収入 391 144
無形固定資産の取得による支出 △162,816 △159,721
差入保証金の回収による収入 - 99,742
その他 19 △9,900
投資活動によるキャッシュ・フロー △168,053 △70,431
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 - 250,035
非支配株主からの払込みによる収入 108,900 -
新株予約権の発行による収入 - 8,506
新株予約権の行使による株式の発行による収入 5,434 -
財務活動によるキャッシュ・フロー 114,334 258,541
現金及び現金同等物に係る換算差額 △1,247 △618
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △403,491 △61,186
現金及び現金同等物の期首残高 558,138 154,646
現金及び現金同等物の期末残高 154,646 93,459
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株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、前連結会計年度において営業損失260,912千円
及び親会社株主に帰属する当期純損失361,058千円を計上しております。また、当連結会計年度において売上高
が前連結会計年度に比べて4.7%増加し、854,204千円となったものの、営業損失250,834千円及び親会社株主に
帰属する当期純損失283,027千円を計上しております。現在の低迷した売上状況が継続すれば営業損失が継続し
資金繰りに懸念が生じる可能性があります。当該状況等により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような
事象又は状況が存在しております。
当社グループは、当該状況を早期に解消又は改善すべく、以下の対応策を実施してまいります。
まず、スマートフォンアプリ事業においてライセンスを獲得したゲームアプリ「Arcane(アーケイン)」及
び、「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」並びに、自社グループ開発のゲームアプリ「Flyff Legacy(フ
リフレガシー)」のサービスを提供しております。また、自社グループ開発のPCオンラインゲーム「Rappelz
(ラペルズ)」を題材としたゲームアプリ及び、他社RPGゲーム「Immortal Warrior(日本リリース名:エター
ナルヒーロー)」のMMORPG版の早期開発を目指します。これらにより、提供するゲームアプリを増やし、スマー
トフォンアプリ事業の収益化に向けて注力してまいります。
資金繰りにつきましては、当連結会計年度に第三者割当による株式及び新株予約権を発行し、当面の事業資金
として258,541千円を調達いたしましたが、財務体質の健全化を目的として必要に応じて新たな資金調達を検討
することで資金繰りの安定化に努めてまいります。
以上の施策を実施するとともに、今後も引続き有効と考えられる施策については、積極的に実施してまいりま
す。
しかしながら、これらの改善策を実施してもなお、今後の売上高及び利益の回復は、スマートフォン向けアプ
リの開発の進捗状況、市場投入の時期、市場での競争激化による環境の変化等に左右されることから、現時点で
は継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められます。
なお、当社グループの連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な不
確実性の影響を連結財務諸表に反映しておりません。
(セグメント情報)
1.報告セグメントの概要
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能で
あり、最高経営責任者(代表取締役)が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検
討を行う対象となっているものであります。
当社グループはインターネット関連事業を主たる事業内容としており、国内、韓国の各地域を現地法人
が、それぞれ担当しております。現地法人はそれぞれ独立した経営単位であり、取り扱うサービスについ
て各地域の包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
従って、当社グループは、サービス体制を基礎とした地域別のセグメントから構成されており、「日
本」及び「韓国」の2つを報告セグメントとしております。各報告セグメントの主な事業は以下のとおり
であります。
日本:オンラインゲームのパブリッシング事業(※)、スマートフォンアプリ運営・開発事業
韓国:オンラインゲームのパブリッシング事業及びオンラインゲームの開発並びにライセンシング事
業、スマートフォンアプリ運営・開発事業及びライセンシング事業
(※)日本におけるオンラインゲームのパブリッシング事業は、2018年2月で終了しております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事
項」における記載と概ね同一であります。
報告セグメントの損益は、営業損益ベースの数値であります。
セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。
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株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2017年4月1日 至 2018年3月31日)
(単位:千円)
調整額 連結財務諸表計
日本 韓国 合計
(注1) 上額(注2)
売上高
(1)外部顧客への売上高 194,828 620,829 815,658 - 815,658
(2)セグメント間の内部売
30,978 66,820 97,799 △97,799 -
上高又は振替高
計 225,807 687,650 913,457 △97,799 815,658
セグメント損失(△) △174,958 △83,475 △258,433 △2,479 △260,912
セグメント資産 302,457 629,739 932,196 △158,564 773,631
その他の項目
有形固定資産及び無形固定
693 161,877 162,571 - 162,571
資産の増加額
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント損失の調整額△2,479千円は、セグメント間取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額△158,564千円は、セグメント間債権債務消去等であります。
2.セグメント損失は、連結財務諸表の営業損失と調整を行っております。
当連結会計年度(自 2018年4月1日 至 2019年3月31日)
(単位:千円)
調整額 連結財務諸表計
日本 韓国 合計
(注1) 上額(注2)
売上高
(1)外部顧客への売上高 57,310 796,893 854,204 - 854,204
(2)セグメント間の内部売
22,242 44,135 66,378 △66,378 -
上高又は振替高
計 79,553 841,028 920,582 △66,378 854,204
セグメント損失(△) △232,218 △18,586 △250,805 △29 △250,834
セグメント資産 238,227 668,705 906,932 △141,650 765,281
その他の項目
有形固定資産及び無形固定
30,309 132,547 162,856 - 162,856
資産の増加額
(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。
(1)セグメント損失の調整額△29千円は、セグメント間取引消去であります。
(2)セグメント資産の調整額△141,650千円は、セグメント間債権債務消去等であります。
2.セグメント損失は、連結財務諸表の営業損失と調整を行っております。
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株式会社ガーラ(4777)2019年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり純資産額 12円67銭 9円60銭
1株当たり当期純損失(△) △22円76銭 △17円16銭
潜在株式調整後1株当たり当 潜在株式調整後1株当たり当
期純利益については、1株当た 期純利益については、潜在株式
潜在株式調整後1株当たり当期純利益 り当期純損失であるため記載し は存在するものの1株当たり当
ておりません。 期純損失であるため記載してお
りません。
(注)1.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度末 当連結会計年度末
項目
(2018年3月31日) (2019年3月31日)
純資産額の部の合計額(千円) 204,361 195,327
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) 3,219 36,777
(うち新株予約権(千円)) (-) (35,393)
(うち非支配株主持分(千円)) (3,219) (1,383)
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 201,141 158,549
1株当たり純資産額の算定に用いられた普通株式の
15,880,800 16,513,800
数(株)
2.1株当たり当期純損失の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2017年4月1日 (自 2018年4月1日
至 2018年3月31日) 至 2019年3月31日)
1株当たり当期純損失
連結損益計算書上の親会社株主に帰属する当期純損
△361,058 △283,027
失(△)(千円)
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純損失
△361,058 △283,027
(△)(千円)
普通株主に帰属しない金額(千円) - -
普通株式の期中平均株式数(株) 15,863,890 16,492,989
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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