4777 Ｊ－ガーラ 2019-05-10 15:00:00
2019年3月期業績と前期実績値との差異、連結決算の営業外費用及び特別損失の発生並びに個別決算の営業外費用、特別利益及び特別損失の発生に関するお知らせ [pdf]
2019 年 5 月 10 日
各 位
会 社 名 株式会社ガーラ
代 表 者 代表取締役グループ CEO 菊川 曉
（コード番号 4777 JASDAQ）
問 合 せ 先 グループ戦略部 部長 ジョーシ ガブリエレ
（TEL 03－5778－0321（代表））
2019 年 3 月期業績と前期実績値との差異、連結決算における営業外費用及び
特別損失の発生並びに個別決算における営業外費用、特別利益及び特別損失
の発生に関するお知らせ
当社は、2019 年 3 月期（2018 年 4 月 1 日～2019 年 3 月 31 日）の業績と前期実績値との差異、連結決
算における営業外費用及び特別損失の発生並びに個別決算における営業外費用、特別利益及び特別損
失の発生につきまして、下記のとおりお知らせいたします。
なお、当社は 2020 年 3 月期の業績予想は公表しておりません。
記
1. 2019 年 3 月期通期の連結業績の実績値（2018 年 4 月 1 日 ～ 2019 年 3 月 31 日）
（単位：百万円）
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 親会社株主 1 株当たり当期純利益
に帰属する
当期純利益
前期実績（A） 円 銭
815 △260 △270 △361 △22.76
当期実績（B） 854 △250 △250 △283 △17.16
増減額（B - A） 38 10 19 78 －
増 減 率 4.7％ － － － －
2. 2019 年 3 月期通期の個別業績の実績値（2018 年 4 月 1 日 ～ 2019 年 3 月 31 日）
（単位：百万円）
売 上 高 営 業 利 益 経 常 利 益 当期純利益 1 株当たり当期純利益
前期実績（A） 円 銭
150 △129 72 △144 △9.13
当期実績（B） 66 △148 △255 △267 △16.19
増減額（B - A） △84 △18 △328 △122 －
増 減 率 △56.1％ － － － －
3. 差異の理由
（1）連結業績
売上高につきまして、スマートフォンアプリ事業において、連結子会社 Gala Lab Corp.が開発したスマ
ートフォンゲームアプリ「Flyff Legacy（フリフレガシー）、連結子会社 Gala Mix Inc.が開発した歩数
」
計アプリ「Winwalk（ウィンウォーク）、連結子会社 Gala Connect Inc.が開発したスマートフォンゲー
」
ムアプリ「SpinClash（スピンクラッシュ） 」について、当社の強みであるグローバルなネットワークを
活かした多言語展開による配信を進めており、また、韓国のゲーム開発会社 Fox Games Co.,Ltd が開発
したスマートフォンゲームアプリ「FOX-Flame Of Xenocide-（フォックス） 」を、連結子会社㈱ガーラ
ジャパンが 2018 年 12 月よりダウンロード配信を開始したことにより、前期と比較し売上高が増加い
たしました。
また、オンラインゲーム事業では、 2018 年 10 月に、連結子会社 Gala Lab Corp.の主力ゲーム「Flyff Online
（フリフオンライン） 」について、フィリピンでの配信を再開いたしました。配信再開後の売上高は概
ね順調に推移し、前期と比較し売上高が増加いたしました。
営業利益及び経常利益については、売上高増加に伴う売上総利益の増加があった他、販売費及び一般
管理費については、主にマーケティング活動費用が増加したことから増加となり、また、下記「４．
営業外費用の発生について」にて記載のとおり当期における営業外費用の計上を理由として、前期実
績値と比較して差異が生じました。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、下記「６．特別損失の発生について」にて記載の
とおり当期において特別損失を計上したことによる影響を受けています。
（2）個別業績
売上高につきましては、2016 年 5 月からダウンロード配信を行っている「Arcane（アーケイン）」英語
版の売上が減少したこと及び 2019 年 3 月に「Arcane（アーケイン）」日本語版のサービス提供が終了
したことにより前期実績値と比較して減少いたしました。
営業利益及び経常利益は、当期におけるマーケティング活動費用の減少に伴う販売費及び一般管理費
の減少や、下記「４．営業外費用の発生について」にて記載のとおり当期における営業外費用の計上
を理由として、前期実績値と比較して差異が生じました。
当期純利益は、下記「５．特別利益の発生について」及び「６．特別損失の発生について」にて記載
のとおり当期において特別利益及び特別損失を計上したことによる影響を受けています。
4. 営業外費用の発生について
連結業績において営業外費用として 4 百万円を計上いたしました。
内訳は、連結子会社 Gala Lab Corp.の預り保証金に係る支払利息 3 百万円及び昨今の為替相場変動によ
る為替差損 0.7 百万円をそれぞれ計上いたしました。
個別業績において営業外費用として 108 百万円を計上いたしました。
内訳は、当期における連結子会社に対する貸付に伴う貸倒引当金繰入額 104 百万円及び昨今の為替相
場変動による為替差損 3 百万円をそれぞれ計上いたしました。
なお、上記のうち、貸倒引当金繰入額は、連結財務諸表上では全額消去されるため、連結業績への影
響はありません。
5. 特別利益の発生について
個別業績において特別利益として 52 百万円を計上いたしました。
特別利益は、連結子会社 Gala Lab Corp.に対する関係会社事業損失引当金戻入額として 52 百万円を計
上いたしました。
なお、上記の関係会社事業損失引当金戻入額は、連結財務諸表上では全額消去されるため、連結業績
への影響はありません。
6. 特別損失の発生について
連結業績において特別損失として 27 百万円を計上いたしました。
特別損失の主なものは、 スマートフォン・タブレット PC 向けアプリサービスに係る権利金の減損損失
26 百万円を計上いたしました。
個別業績において特別損失として 63 百万円を計上いたしました。
内訳は、スマートフォン・タブレット PC 向けアプリサービスに係る権利金の減損損失 26 百万円、連
結子会社 Gala Mix Inc.及び連結子会社 Gala Connect Inc.の同社株式の関係会社株式評価損として 36 百
万円をそれぞれ計上いたしました。
なお、上記のうち、関係会社株式評価損は、連結財務諸表上では全額消去されるため、連結業績への
影響はありません。
7. 2020 年 3 月期業績見込みについて
本日公表の「2019 年 3 月期決算短信〔日本基準〕（連結）」においても記載しておりますが、当社及び
当社グループは、スマートフォンアプリ事業における、アプリの開発やダウンロード配信が予定どお
りに進まない可能性や、 ダウンロード配信開始後のアプリによる課金収入の予想が極めて困難であり、
また、オンラインゲーム事業における、既存タイトルのバージョンアップによる業績予想が極めて困
難であることから、2020 年 3 月期の業績予想の発表を控えさせていただきます。
以 上