4777 J-ガーラ 2021-05-14 15:00:00
2021年3月期連結業績と前期実績との差異及び個別業績と前期実績との差異並びに連結決算における営業外収益、特別損失の発生に関するお知らせ [pdf]
2021 年5月 14 日
各 位
会 社 名 株式会社ガーラ
代表者名 代表取締役グループ CEO 菊川 曉
(コード:4777、JASDAQ)
問合せ先 取締役 CFO 岡本 到
(TEL.03-6822-6669)
2021 年3月期連結業績と前期実績との差異及び個別業績と前期実績との差異並びに連結決算における営業外
収益(助成金収入、為替差益)
、特別損失(減損損失、本社移転損失)の発生に関するお知らせ
当社は、2021 年3月期(2020 年4月1日から 2021 年3月 31 日)連結業績と前期実績との差異及び個別業績
と前期実績との差異並びに連結決算における営業外収益(助成金収入、為替差益)
、特別損失(減損損失、本社
移転損失)の発生に関して、下記のとおりお知らせいたします。
なお、当社は 2021 年3月期の業績予想は公表しておりません。
記
1.2021 年3月期連結業績と前期実績との差異
親会社株主に
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 帰属する
当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前期実績(A)
412 △273 △287 △432 △25.14
2020 年3月期
当期実績(B)
985 26 93 △131 △6.98
2021 年3月期
増減額(B-A) 572 299 381 301 -
増減率(%) 138.8% - - - -
2.2021 年3月期個別業績と前期実績との差異
1株当たり
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
当期純利益
百万円 百万円 百万円 百万円 円 銭
前期実績(A)
45 △213 △239 △482 △28.03
2020 年3月期
当期実績(B)
55 △210 △169 △184 △9.80
2021 年3月期
増減額(B-A) 10 2 69 297 -
増減率(%) 22.2% - - - -
3.差異が生じた理由
(1)連結業績
2021 年3月期の連結業績は、連結売上高 985 百万円(前期比 138.8%増)となり、大幅な増収となりま
した。これは、主にオンラインゲーム事業及びスマートフォンアプリ事業の売上高が前期と比較して増加
したことによります。
営業利益及び経常利益につきましては、売上高増加に伴う売上総利益の増加があった他、販売費及び一
般管理費が前期と比較してマーケティング活動費用が減少したものの、ソフトウエア償却費及び開発人員
の人件費が増加したことから増加となり、また、営業外収益として、主に暗号資産売却益 46 百万円、為
替差益 14 百万円、助成金収入 3 百万円を計上したことを理由として前期実績と比較して差異が生じまし
た。
親会社に帰属する当期純利益につきましては、投資有価証券売却益 4 百万円、新株予約権戻入益 9 百万
円を特別利益として計上した一方で、減損損失 228 百万円、本社移転損失 3 百万円を特別損失に計上した
ことを理由として前期実績と比較して差異が生じました。
これらの結果、営業利益 26 百万円(前期は営業損失 273 百万円)
、経常利益 93 百万円(前期は経常損
失 287 百万円)
、親会社株主に帰属する当期純損失 131 百万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失
432 百万円)となりました。
(2)個別業績
2021 年3月期の個別業績は、売上高 55 百万円(前期比 22.2%増)となり、増収となりました。これは、
主にクラウド関連事業の売上高が前期と比較して増加したことによります。
また、営業利益及び経常利益につきましては、株式報酬費用の減少があったものの、連結子会社㈱ガー
ラジャパンに対する貸倒引当金繰入額の計上等に伴う販売費及び一般管理費の増加、また、営業外収益と
して、主に為替差益 14 百万円、貸倒引当金戻入額 22 百万円を計上したことを理由として前期実績と比較
して差異が生じました。
当期純利益につきましては、投資有価証券売却益 4 百万円、新株予約権戻入益 9 百万円を特別利益とし
て計上した一方で、主に関係会社事業損失引当金繰入 24 百万円、本社移転損失 3 百万円を特別損失に計
上したことを理由として前期実績と比較して差異が生じました。
なお、上記のうち、貸倒引当金繰入額、貸倒引当金戻入額、関係会社事業損失引当金繰入額は、連結財
務諸表上では全額消去されるため、連結業績への影響はありません。
これらの結果、営業損失 210 百万円(前期は営業損失 213 百万円)
、経常損失 169 百万円(前期は経常
損失 239 百万円)
、当期純損失 184 百万円(前期は当期純損失 482 百万円)となりました。
4.営業外収益(助成金収入、為替差益)
、特別損失(減損損失、本社移転損失)の発生について
(1)営業外収益(助成金収入、為替差益)
当連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症に係る雇用調整助成金及び事業継続緊急対策(テ
レワーク)助成金として助成金収入 3 百万円、昨今の為替相場の変動により為替差益 14 百万円を営業外
収益に計上しております。
(2)特別損失(減損損失、本社移転損失)
当連結累計期間において、将来収益を保守的に見直した結果、収益性の見込めないソフトウエアについ
ての減損損失 228 百万円、差入保証金の回収不能見込額として本社移転損失 3 百万円を特別損失に計上い
たしました。
5.2022 年3月期の業績見込みについて
当社グループは、スマートフォンアプリ事業における、アプリの開発やダウンロード配信が予定どおりに
進まない可能性や、ダウンロード配信開始後のアプリによる課金収入の予測が極めて困難であり、また、オ
ンラインゲーム事業における、既存タイトルのバージョンアップによる業績予測が極めて困難であります。
さらに、新規事業であるクラウド関連事業及び VR 事業については、当該事業を取り巻く環境の変化等により
損益が大きく変動する可能性が高く、適正な業績予想が極めて困難であることから、業績予測の公表を差し
控えさせていただいております。
以 上