4777 J-ガーラ 2021-02-10 15:00:00
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年2月10日
上場会社名 株式会社 ガーラ 上場取引所 東
コード番号 4777 URL http://www.gala.jp
代表者 (役職名) 代表取締役グループCEO (氏名) 菊川 曉
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 岡本 到 TEL 03-6822-6669
四半期報告書提出予定日 2021年2月10日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第3四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年12月31日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第3四半期 571 78.2 △139 ― △137 ― △129 ―
2020年3月期第3四半期 320 △53.5 △190 ― △195 ― △229 ―
(注)包括利益 2021年3月期第3四半期 △121百万円 (―%) 2020年3月期第3四半期 △228百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第3四半期 △6.90 ―
2020年3月期第3四半期 △13.49 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第3四半期 992 321 20.7 10.79
2020年3月期 719 114 4.0 1.63
(参考)自己資本 2021年3月期第3四半期 205百万円 2020年3月期 28百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年3月期 ― 0.00 ―
2021年3月期(予想) 0.00 ―
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
当期の連結業績予想につきましては、合理的な業績予想の算定が困難であるため記載しておりません。なお、当該理由等は、【添付資料】P.3「(3)連結
業績予想などの将来予測情報に関する説明」に記載しております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期3Q 19,060,800 株 2020年3月期 17,658,900 株
② 期末自己株式数 2021年3月期3Q ― 株 2020年3月期 ―株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期3Q 18,703,952 株 2020年3月期3Q 17,048,180 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算補足説明資料については、決算発表後に当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社ガーラ(4777) 2021年3月期 第3四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第3四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 8
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 8
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 8
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 9
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 9
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… 9
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)の当第3四半期連結累計期間における経営成績の概況
は、連結売上高571,285千円(前年同四半期比78.2%増)となり、増収となりました。
これは、主にオンラインゲーム事業及びスマートフォンアプリ事業の売上高が前年同四半期と比較して増加した
ことによります。
また、スマートフォンアプリ事業の支払ロイヤリティの増加により売上原価が増加しております。
販売費及び一般管理費につきましては、前年同四半期と比較してマーケティング活動費用が減少したものの、ソ
フトウエア償却費及び開発人員の人件費が増加したことから、増加となりました。
これらの結果、営業損失139,596千円(前年同四半期営業損失190,296千円)、経常損失137,373千円(前年同四
半期経常損失195,973千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失129,001千円(前年同四半期親会社株主に帰属す
る四半期純損失229,984千円)となりました。
セグメントごとの経営成績の概況は、次のとおりであります。
① 日本
日本セグメントでは、クラウド関連事業の売上計上があったものの、2019年11月に「FOX-Flame Of Xenocide-
(フォックス)」のサービス提供を終了したこと及び2020年9月に「Arcane(アーケイン)」英語版についてユ
ーザー数の減少のためサービス提供を終了したことにより、前年同四半期と比較し売上高(内部取引を含む)が
減少いたしました。なお、クラウド関連事業は、韓国のMegazone社グループのクラウド事業の日本展開に関し
て、日本国内の営業サポート業務、運営サポート業務、採用及び人事管理サポート業務、イベントサポート業務
を行っております。
費用面では、主に「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」に係る運営費用の減少により販売費及び一般管
理費が減少いたしました。
これらの結果、日本セグメントにおける売上高は35,777千円(内部取引を含む)と前年同四半期比で659千円
(1.8%)の減少となり、セグメント損失が147,022千円(前年同四半期は174,678千円の損失)となりました。
② 韓国
韓国セグメントでは、スマートフォンアプリ事業において、連結子会社Gala Lab Corp.が開発し、2017年1月
の韓国語版のサービス提供開始以来、多言語展開による配信を進めているスマートフォンゲームアプリ「Flyff
Legacy(フリフレガシー)」について、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による、海外における感染症拡
大防止のためのロックダウンや外出自粛に伴う、いわゆる「巣ごもり消費」により前年同四半期と比較して売上
高(内部取引を含む)が増加いたしました。また、連結子会社Gala Mix Inc.が開発した歩数計アプリ「Winwalk
(ウィンウォーク)」について、グローバルなネットワークを活かした多言語展開による配信を進めており、売
上高が順調に推移しております。これらのユーザーへのアイテム販売等の増加により、前年同四半期と比較し売
上高(内部取引を含む)が増加いたしました。なお、連結子会社Gala Lab Corp.が開発し2020年3月に東南アジ
アにおいて英語版の配信を開始したスマートフォンアプリ「Rappelz M(ラペルズモバイル)」については、一
部のユーザーの低スペック端末でゲームのグラフィックを負荷なく映し出すことができずユーザー離れが生じた
ことから売上が低調に推移いたしました。そのため、低スペック端末でも利用可能になるようにソフトウェアの
改良等を行ったことからグローバルエリアにおけるリリースが遅延しております。現在、ユーザーの評価を参考
にゲームのクオリティの向上や一部の機能の見直し、また、ゲーム提供会社及びマーケティング会社等とリリー
ス日の調整を行っており、リリースに向けて準備を進めております。サービス開始予定は、アメリカが2021年3
月期、EUが2022年3月期第1四半期、韓国が2022年3月期第2四半期、アラビア語圏が2022年3月期第4四半期
を予定しております。
一方、オンラインゲーム事業では、連結子会社Gala Lab Corp.の主力ゲーム「Flyff Online(フリフオンライ
ン)」及び「Rappelz Online(ラペルズオンライン)」において、いわゆる「巣ごもり消費」が生じたこと、ゲ
ーム提供会社の過年度の契約に係るパブリッシング権の権利不行使に基づくライセンスフィー等の収益化による
一時的な売上が発生したこと及び当社の強みであるグローバルなネットワークを活かした多言語展開によるサー
ビス提供として、「Rappelz Online(ラペルズオンライン)」について、2020年7月に台湾のゲーム提供会社
Digeam Co., Ltd.によりサービス提供を開始したことにより、前年同四半期と比較して売上高(内部取引を含
む)が増加いたしました。
「Flyff Online(フリフオンライン)」及び「Rappelz Online(ラペルズオンライン)」の北アメリカ・ヨー
ロッパでのサービス提供については、従来、韓国のゲーム運営会社Webzen Inc.がサービス提供しておりました
が、2020年9月に、収益貢献への施策として、韓国のゲーム運営会社WAY2BIT Co., Ltdが提供するブロックチェ
ーンプラットフォーム「BORA ISLAND」でのサービス提供を開始いたしました。「BORA ISLAND」では、ユーザー
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は暗号通貨であるブロックチェーンコインBORAでのプレイが可能であるため、新規ユーザーとして「BORA
ISLAND」会員の取込みと、運営会社によるブロックチェーンコインBORAを使った効果的なマーケティングでのユ
ーザー数の増加による売上高の増加を目指してまいります。
また、収益貢献へのもう一つの施策として、連結子会社Gala Lab Corp.は、「Flyff Online(フリフオンライ
ン)」をベースに、ダウンロードが不要でPC及びスマートフォンでのプレイが可能なHTML5ゲームである「Flyff
HTML5」の開発に着手いたしました。これらにより、ゲームの提供先を増やし、オンラインゲーム事業の安定的
な収益化に向けて注力してまいります。
費用面では、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」に係るマーケティング活動費用が、前年同四半期と比較し
て減少している一方で、ソフトウエア償却費及び開発人員の人件費が増加したことにより販売費及び一般管理費
が増加いたしました。
これらの結果、韓国セグメントの売上高は559,366千円(内部取引を含む)と前年同四半期比で242,799千円
(76.7%)の増収となり、セグメント利益が7,074千円(前年同四半期は16,133千円の損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当社グループの当第3四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて207,223千円増加
し、321,227千円となりました。
主な増減は、資産では、現金及び預金が342,011千円増加した一方で、ソフトウエアが64,060千円減少いたしま
した。負債では、前受収益が60,603千円増加した一方で、未払費用が44,649千円減少いたしました。純資産では、
資本金が150,003千円、資本剰余金が150,003千円増加した一方で、利益剰余金が129,001千円減少いたしました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは、スマートフォンアプリ事業における、アプリの開発やダウンロード配信が予定どおりに進まな
い可能性や、ダウンロード配信開始後のアプリによる課金収入の予測が極めて困難であり、また、オンラインゲー
ム事業における、既存タイトルのバージョンアップによる業績予想が極めて困難であります。さらに、新規事業で
あるクラウド事業及びVR事業については、当該事業を取り巻く環境の変化等により損益が大きく変動する可能性が
高く、適正な業績予想が極めて困難であることから、業績予測の公表を差し控えさせていただいております。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 96,110 438,121
売掛金 49,559 63,090
未収入金 48,950 11,463
前払費用 4,517 20,081
その他 6,961 4,998
貸倒引当金 △316 △245
流動資産合計 205,782 537,511
固定資産
有形固定資産 2,487 4,093
無形固定資産
ソフトウエア 338,396 274,336
その他 1,091 267
無形固定資産合計 339,488 274,604
投資その他の資産
投資有価証券 525 348
敷金及び保証金 14,252 12,727
長期前払費用 157,185 163,680
投資その他の資産合計 171,962 176,756
固定資産合計 513,938 455,453
資産合計 719,720 992,964
負債の部
流動負債
買掛金 308 29
未払金 45,013 68,720
未払費用 53,066 8,416
前受金 50,523 41,488
前受収益 2,511 63,114
未払法人税等 1,500 1,219
その他 6,141 12,447
流動負債合計 159,065 195,436
固定負債
長期前受収益 258,343 259,188
繰延税金負債 83 106
退職給付に係る負債 188,223 217,006
固定負債合計 446,651 476,300
負債合計 605,716 671,737
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第3四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年12月31日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,381,082 3,531,085
資本剰余金 2,026,687 2,176,690
利益剰余金 △4,894,131 △5,023,133
株主資本合計 513,637 684,643
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 190 240
為替換算調整勘定 △484,979 △479,190
その他の包括利益累計額合計 △484,789 △478,949
新株予約権 83,616 112,148
非支配株主持分 1,539 3,384
純資産合計 114,004 321,227
負債純資産合計 719,720 992,964
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
売上高 320,573 571,285
売上原価 98,246 129,884
売上総利益 222,327 441,401
販売費及び一般管理費 412,624 580,997
営業損失(△) △190,296 △139,596
営業外収益
受取利息 286 294
受取給付金 - 2,000
助成金収入 - 1,350
その他 70 287
営業外収益合計 356 3,932
営業外費用
為替差損 5,997 1,709
その他 35 -
営業外費用合計 6,033 1,709
経常損失(△) △195,973 △137,373
特別利益
投資有価証券売却益 - 4,999
新株予約権戻入益 - 9,323
特別利益合計 - 14,323
特別損失
固定資産除却損 - 91
契約解除損失 30,891 -
特別損失合計 30,891 91
税金等調整前四半期純損失(△) △226,865 △123,141
法人税、住民税及び事業税 3,281 4,176
法人税等合計 3,281 4,176
四半期純損失(△) △230,147 △127,317
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
△162 1,683
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △229,984 △129,001
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(四半期連結包括利益計算書)
(第3四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第3四半期連結累計期間 当第3四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年12月31日) 至 2020年12月31日)
四半期純損失(△) △230,147 △127,317
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △8 50
為替換算調整勘定 2,113 5,950
その他の包括利益合計 2,104 6,001
四半期包括利益 △228,042 △121,316
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △228,220 △123,161
非支配株主に係る四半期包括利益 177 1,845
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(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、前連結会計年度において営業損失273,319千円及び
親会社株主に帰属する当期純損失432,420千円を計上しております。また、当第3四半期連結累計期間において売上
高が前年同四半期に比べて78.2%増加し、571,285千円となったものの、営業損失139,596千円及び親会社株主に帰属
する四半期純損失129,001千円を計上しております。現在の低迷した売上状況が継続すれば営業損失が継続し資金繰
りに懸念が生じる可能性があります。当該状況等により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状
況が存在しております。
当社グループは、当該状況を早期に解消又は改善すべく、以下の対応策を実施してまいります。
まず、スマートフォンアプリ事業において、自社グループ開発のゲームアプリ「Flyff Legacy(フリフレガシ
ー)」及び2020年3月に東南アジアでのサービスを開始した「Rappelz M(ラペルズモバイル)」のサービスを提供
しております。「Rappelz M(ラペルズモバイル)」の東南アジアでのサービス提供については、一部のユーザーの
低スペック端末でゲームのグラフィックを負荷なく映し出すことができずユーザー離れが生じたことから売上が低調
に推移いたしました。そのため、低スペック端末でも利用可能になるようにソフトウェアの改良等を行ったことから
グローバルエリアにおけるリリースが遅延しております。現在、ユーザーの評価を参考にゲームのクオリティの向上
や一部の機能の見直し、また、ゲーム提供会社及びマーケティング会社等とリリース日の調整を行っており、リリー
スに向けて準備を進めております。サービス開始予定は、アメリカが2021年3月期、EUが2022年3月期第1四半期、
韓国が2022年3月期第2四半期、アラビア語圏が2022年3月期第4四半期を予定しております。これらのスマートフ
ォンアプリ事業の売上高拡大を図るため、良質なゲームタイトルに経営資源を集中することにより、スマートフォン
アプリ事業の収益化に向けて注力してまいります。
次に、オンラインゲーム事業において、「Flyff Online(フリフオンライン)」及び「Rappelz Online(ラペルズ
オンライン)」については他社プラットフォームでプレイが可能となるチャネリング展開を進めてまいります。ま
た、「Flyff Online(フリフオンライン)」をベースに、ダウンロード不要でPC及びスマートフォンでのプレイが可
能なHTML5ゲームである「Flyff HTML5」の早期開発を目指します。これらにより、ゲームの提供先を増やし、オンラ
インゲーム事業の安定的な収益化に向けて注力してまいります。
さらに、ゲーム事業以外の新たな収益基盤を構築するため、クラウド関連事業及びVR事業を新規事業として進めて
まいります。
資金繰りにつきましては、当第3四半期連結累計期間に第三者割当による株式及び新株予約権を発行し、当面の事
業資金として310,100千円を調達いたしました。今後、当該第三者割当による第6回新株予約権の行使により
1,000,000千円を調達する予定であります。
以上の施策を実施するとともに、今後も引続き有効と考えられる施策については、積極的に実施してまいります。
しかしながら、これらの改善策を実施してもなお、今後の売上高及び利益の回復は、スマートフォン向けアプリ等
の開発の進捗状況、市場投入の時期、市場での競争激化による環境の変化等に左右されること、また、新株予約権に
よる調達について行使が確約されているものではないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性
が認められます。
なお、当社グループの四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な
不確実性の影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年6月10日付で、Megazone Cloud Corporationから第三者割当増資の払込みを受けました。この結
果、当第3四半期連結累計期間において資本金が150,003千円、資本準備金が150,003千円増加し、当第3四半期連
結会計期間末において資本金が3,531,085千円、資本準備金が1,670,654千円となっております。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第3四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
(注)1
日本 韓国 計 (注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 25,849 294,724 320,573 - 320,573
(2)セグメント間の内部売
10,588 21,842 32,431 △32,431 -
上高又は振替高
計 36,437 316,566 353,004 △32,431 320,573
セグメント損失(△) △174,678 △16,133 △190,811 514 △190,296
(注)1.セグメント損失の調整額514千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
Ⅱ 当第3四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年12月31日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額
計算書計上額
(注)1
日本 韓国 計 (注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 18,769 552,515 571,285 - 571,285
(2)セグメント間の内部売
17,007 6,851 23,859 △23,859 -
上高又は振替高
計 35,777 559,366 595,144 △23,859 571,285
セグメント利益又は
△147,022 7,074 △139,948 352 △139,596
損失(△)
(注)1.セグメント利益又は損失の調整額352千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント利益又は損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、前連結会計年度において営業損失273,319千円及び
親会社株主に帰属する当期純損失432,420千円を計上しております。また、当第3四半期連結累計期間において売上
高が前年同四半期に比べて78.2%増加し、571,285千円となったものの、営業損失139,596千円及び親会社株主に帰属
する四半期純損失129,001千円を計上しております。現在の低迷した売上状況が継続すれば営業損失が継続し資金繰
りに懸念が生じる可能性があります。当該状況等により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状
況が存在しております。
当社グループでは、当該状況を早期に解消又は改善すべく対応策に取り組んでおりますが、現時点では継続企業の
前提に関する重要な不確実性が認められます。なお、継続企業の前提に関する事項及びその対応策に関しましては、
「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(3)四半期連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注
記)」に記載しております。
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