4777 J-ガーラ 2020-11-13 15:15:00
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
2020年11月13日
上場会社名 株式会社 ガーラ 上場取引所 東
コード番号 4777 URL http://www.gala.jp
代表者 (役職名) 代表取締役グループCEO (氏名) 菊川 曉
問合せ先責任者 (役職名) 取締役CFO (氏名) 岡本 到 TEL 03-5778-0321
四半期報告書提出予定日 2020年11月13日
配当支払開始予定日 ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 2021年3月期第2四半期の連結業績(2020年4月1日∼2020年9月30日)
(1) 連結経営成績(累計) (%表示は、対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
四半期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期第2四半期 299 39.3 △175 ― △175 ― △170 ―
2020年3月期第2四半期 215 △52.0 △143 ― △158 ― △159 ―
(注)包括利益 2021年3月期第2四半期 △167百万円 (―%) 2020年3月期第2四半期 △153百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり四半期
1株当たり四半期純利益
純利益
円銭 円銭
2021年3月期第2四半期 △9.23 ―
2020年3月期第2四半期 △9.45 ―
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2021年3月期第2四半期 952 275 16.8 8.40
2020年3月期 719 114 4.0 1.63
(参考)自己資本 2021年3月期第2四半期 160百万円 2020年3月期 28百万円
2. 配当の状況
年間配当金
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭
2020年3月期 ― 0.00 ― 0.00 0.00
2021年3月期 ― ―
2021年3月期(予想) ― 0.00 0.00
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
3. 2021年 3月期の連結業績予想(2020年 4月 1日∼2021年 3月31日)
当期の連結業績予想につきましては、合理的な業績予想の算定が困難であるため記載しておりません。なお、当該理由等は、【添付資料】P.3「(3)連結
業績予想などの将来予測情報に関する説明」に記載しております。
※ 注記事項
(1) 当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用 : 無
(3) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(4) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期2Q 19,060,800 株 2020年3月期 17,658,900 株
② 期末自己株式数 2021年3月期2Q ― 株 2020年3月期 ―株
③ 期中平均株式数(四半期累計) 2021年3月期2Q 18,524,554 株 2020年3月期2Q 16,914,272 株
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は
様々な要因により大きく異なる可能性があります。
(四半期決算補足説明資料の入手方法について)
四半期決算補足説明資料については、決算発表後に当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社ガーラ(4777) 2021年3月期 第2四半期決算短信
○添付資料の目次
1.当四半期決算に関する定性的情報 …………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する説明 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 ……………………………………………………………… 3
2.四半期連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………… 4
(1)四半期連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………… 4
(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書 ……………………………………………………… 6
四半期連結損益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 6
四半期連結包括利益計算書
第2四半期連結累計期間 ……………………………………………………………………………………… 7
(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………… 8
(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………… 9
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 9
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記) ………………………………………………………… 9
(セグメント情報) ………………………………………………………………………………………………… 10
3.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 10
継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………………………………… 10
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1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)経営成績に関する説明
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)の当第2四半期連結累計期間における経営成績の概況
は、連結売上高299,559千円(前年同四半期比39.3%増)となり、増収となりました。
これは、主にオンラインゲーム事業の売上高が前年同四半期と比較して増加したことによります。
また、スマートフォンアプリ事業の支払ロイヤリティの増加により売上原価が増加しております。
販売費及び一般管理費につきましては、前年同四半期と比較してマーケティング活動費用が減少したものの、ソ
フトウエア償却費及び開発人員の人件費が増加したことから、増加となりました。
これらの結果、営業損失175,143千円(前年同四半期営業損失143,215千円)、経常損失175,916千円(前年同四
半期経常損失158,987千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失170,981千円(前年同四半期親会社株主に帰属す
る四半期純損失159,862千円)となりました。
セグメントごとの経営成績の概況は、次のとおりであります。
① 日本
日本セグメントでは、クラウド関連事業の売上計上があったものの、2019年11月に「FOX-Flame Of Xenocide-
(フォックス)」のサービス提供を終了したこと及び2020年9月に「Arcane(アーケイン)」英語版についてユ
ーザー数の減少のためサービス提供を終了したことにより、前年同四半期と比較し売上高(内部取引を含む)が
減少いたしました。なお、クラウド関連事業は、韓国のMegazone社グループのクラウド事業の日本展開に関し
て、日本国内の営業サポート業務、運営サポート業務、採用及び人事管理サポート業務、イベントサポート業務
を行っております。
費用面では、「FOX-Flame Of Xenocide-(フォックス)」に係る運営費用の減少があった一方で、グループ会
社に対する債権に係る貸倒引当金繰入額の増加により販売費及び一般管理費が増加いたしました。
これらの結果、日本セグメントにおける売上高は23,566千円(内部取引を含む)と前年同四半期比で2,015千
円(7.9%)の減少となり、セグメント損失が114,837千円(前年同四半期は123,856千円の損失)となりまし
た。
② 韓国
韓国セグメントでは、スマートフォンアプリ事業において、連結子会社Gala Lab Corp.が開発し、2017年1月
の韓国語版のサービス提供開始以来、多言語展開による配信を進めているスマートフォンゲームアプリ「Flyff
Legacy(フリフレガシー)」について、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大による、海外における感染症拡
大防止のためのロックダウンや外出自粛に伴う、いわゆる「巣ごもり消費」により前年同四半期と比較して売上
高(内部取引を含む)が増加いたしました。また、連結子会社Gala Mix Inc.が開発した歩数計アプリ「Winwalk
(ウィンウォーク)」について、グローバルなネットワークを活かした多言語展開による配信を進めており、売
上高が順調に推移しております。これらのユーザーへのアイテム販売の増加により、前年同四半期と比較し売上
高(内部取引を含む)が増加いたしました。なお、連結子会社Gala Lab Corp.が開発し2020年3月に東南アジア
において英語版の配信を開始したスマートフォンアプリ「Rappelz M(ラペルズモバイル)」については、現
在、ユーザーの評価を参考にシステム不具合の改善とコンテンツのバージョンアップを行っており、欧米を中心
とするグローバル地域での配信について2021年3月期のリリースに向けて準備を進めております。
一方、オンラインゲーム事業では、連結子会社Gala Lab Corp.の主力ゲーム「Flyff Online(フリフオンライ
ン)」及び「Rappelz Online(ラペルズオンライン)」において、いわゆる「巣ごもり消費」が生じたこと及び
当社の強みであるグローバルなネットワークを活かした多言語展開によるサービス提供として、「Rappelz
Online(ラペルズオンライン)」について、2020年7月に台湾のゲーム提供会社Digeam Co., Ltd.によりサービ
ス提供を開始したことにより、前年同四半期と比較して売上高(内部取引を含む)が増加いたしました。
また、「Flyff Online(フリフオンライン)」及び「Rappelz Online(ラペルズオンライン)」の北アメリ
カ・ヨーロッパでのサービス提供について、従来、韓国のゲーム運営会社Webzen Inc.がサービス提供しており
ましたが、2020年9月に、韓国のゲーム運営会社WAY2BIT Co., Ltdが提供するブロックチェーンプラットフォー
ム「BORA ISLAND」でのサービス提供を開始いたしました。「BORA ISLAND」では、ユーザーは暗号通貨であるブ
ロックチェーンコインBORAでのプレイが可能であるため、新規ユーザーとして「BORA ISLAND」会員の取込み
と、運営会社によるブロックチェーンコインBORAを使った効果的なマーケティングでのユーザー数の増加による
売上高の増加を目指してまいります。
費用面では、「Flyff Legacy(フリフレガシー)」に係るマーケティング活動費用が、前年同四半期と比較し
て減少している一方で、ソフトウエア償却費及び開発人員の人件費が増加したことにより販売費及び一般管理費
が増加いたしました。
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これらの結果、韓国セグメントの売上高は294,162千円(内部取引を含む)と前年同四半期比で82,380千円
(38.9%)の増収となり、セグメント損失が60,738千円(前年同四半期は19,688千円の損失)となりました。
(2)財政状態に関する説明
当社グループの当第2四半期連結会計期間末における純資産は、前連結会計年度末に比べて161,072千円増加
し、275,076千円となりました。
主な増減は、資産では、現金及び預金が309,422千円増加した一方で、ソフトウエアが51,109千円減少いたしま
した。負債では、前受収益が42,488千円、長期前受収益が21,902千円増加いたしました。純資産では、資本金が
150,003千円、資本剰余金が150,003千円増加した一方で、利益剰余金が170,981千円減少いたしました。
(3)連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
当社グループは、スマートフォンアプリ事業における、アプリの開発やダウンロード配信が予定どおりに進まな
い可能性や、ダウンロード配信開始後のアプリによる課金収入の予測が極めて困難であり、また、オンラインゲー
ム事業における、既存タイトルのバージョンアップによる業績予想が極めて困難であります。さらに、新規事業で
あるクラウド関連事業及びVR事業については、当該事業を取り巻く環境の変化等により損益が大きく変動する可能
性が高く、適正な業績予想が極めて困難であることから、業績予測の公表を差し控えさせていただいております。
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2.四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)四半期連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 96,110 405,532
売掛金 49,559 51,159
未収入金 48,950 3,016
前払費用 4,517 25,358
その他 6,961 4,968
貸倒引当金 △316 △235
流動資産合計 205,782 489,799
固定資産
有形固定資産 2,487 2,982
無形固定資産
ソフトウエア 338,396 287,287
その他 1,091 538
無形固定資産合計 339,488 287,826
投資その他の資産
投資有価証券 525 532
敷金及び保証金 14,252 14,353
長期前払費用 157,185 157,352
投資その他の資産合計 171,962 172,239
固定資産合計 513,938 463,048
資産合計 719,720 952,848
負債の部
流動負債
買掛金 308 28
未払金 45,013 51,091
未払費用 53,066 47,943
前受金 50,523 47,681
前受収益 2,511 44,999
未払法人税等 1,500 750
その他 6,141 3,995
流動負債合計 159,065 196,491
固定負債
長期前受収益 258,343 280,246
繰延税金負債 83 86
退職給付に係る負債 188,223 200,948
固定負債合計 446,651 481,280
負債合計 605,716 677,771
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(単位:千円)
前連結会計年度 当第2四半期連結会計期間
(2020年3月31日) (2020年9月30日)
純資産の部
株主資本
資本金 3,381,082 3,531,085
資本剰余金 2,026,687 2,176,690
利益剰余金 △4,894,131 △5,065,112
株主資本合計 513,637 642,663
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 190 194
為替換算調整勘定 △484,979 △482,654
その他の包括利益累計額合計 △484,789 △482,459
新株予約権 83,616 112,148
非支配株主持分 1,539 2,723
純資産合計 114,004 275,076
負債純資産合計 719,720 952,848
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(2)四半期連結損益計算書及び四半期連結包括利益計算書
(四半期連結損益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
売上高 215,034 299,559
売上原価 70,598 84,232
売上総利益 144,436 215,327
販売費及び一般管理費 287,651 390,470
営業損失(△) △143,215 △175,143
営業外収益
受取利息 227 167
受取給付金 - 2,000
助成金収入 - 617
その他 7 178
営業外収益合計 235 2,962
営業外費用
為替差損 15,962 3,735
その他 44 -
営業外費用合計 16,007 3,735
経常損失(△) △158,987 △175,916
特別利益
新株予約権戻入益 - 9,323
特別利益合計 - 9,323
税金等調整前四半期純損失(△) △158,987 △166,592
法人税、住民税及び事業税 1,700 3,247
法人税等合計 1,700 3,247
四半期純損失(△) △160,687 △169,839
非支配株主に帰属する四半期純利益又は
△825 1,141
非支配株主に帰属する四半期純損失(△)
親会社株主に帰属する四半期純損失(△) △159,862 △170,981
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(四半期連結包括利益計算書)
(第2四半期連結累計期間)
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
四半期純損失(△) △160,687 △169,839
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △13 4
為替換算調整勘定 7,557 2,367
その他の包括利益合計 7,544 2,372
四半期包括利益 △153,143 △167,467
(内訳)
親会社株主に係る四半期包括利益 △152,596 △168,651
非支配株主に係る四半期包括利益 △546 1,184
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(3)四半期連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2019年9月30日) 至 2020年9月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前四半期純損失(△) △158,987 △166,592
減価償却費 1,467 55,711
貸倒引当金の増減額(△は減少) △20,282 △82
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) 17,333 10,373
株式報酬費用 23,046 27,763
受取利息及び受取配当金 △227 △167
新株予約権戻入益 - △9,323
売上債権の増減額(△は増加) 15,761 △1,031
仕入債務の増減額(△は減少) △1,734 △280
前払費用の増減額(△は増加) 16,247 △20,347
長期前払費用の増減額(△は増加) 1,229 1,537
前受金の増減額(△は減少) 13,123 △3,983
長期前受収益の増減額(△は減少) 12,179 17,975
その他 13,905 90,851
小計 △66,937 2,404
利息及び配当金の受取額 227 167
法人税等の還付額 66 62
法人税等の支払額 △2,355 △4,028
営業活動によるキャッシュ・フロー △68,998 △1,394
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △198 △1,151
無形固定資産の取得による支出 △77,744 △493
投資活動によるキャッシュ・フロー △77,943 △1,645
財務活動によるキャッシュ・フロー
株式の発行による収入 200,010 300,006
新株予約権の発行による収入 3,194 10,093
財務活動によるキャッシュ・フロー 203,205 310,100
現金及び現金同等物に係る換算差額 △3,093 2,362
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 53,169 309,422
現金及び現金同等物の期首残高 93,459 96,110
現金及び現金同等物の四半期末残高 146,628 405,532
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(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、前連結会計年度において営業損失273,319千円及び
親会社株主に帰属する当期純損失432,420千円を計上しております。また、当第2四半期連結累計期間において売上
高が前年同四半期に比べて39.3%増加し、299,559千円となったものの、営業損失175,143千円及び親会社株主に帰属
する四半期純損失170,981千円を計上しております。現在の低迷した売上状況が継続すれば営業損失が継続し資金繰
りに懸念が生じる可能性があります。当該状況等により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状
況が存在しております。
当社グループは、当該状況を早期に解消又は改善すべく、以下の対応策を実施してまいります。
まず、スマートフォンアプリ事業において自社グループ開発のゲームアプリ「Flyff Legacy(フリフレガシー)」
及び2020年3月に東南アジアでのサービスを開始した「Rappelz M(ラペルズモバイル)」のサービスを提供しており
ます。「Rappelz M(ラペルズモバイル)」については、現在、グローバル地域でのサービス開始予定を2021年3月
期としてリリース準備を進めております。これらのスマートフォンアプリ事業の売上高拡大を図るため、良質なゲー
ムタイトルに経営資源を集中することにより、スマートフォンアプリ事業の収益化に向けて注力してまいります。
さらに、ゲーム事業以外の新たな収益基盤を構築するため、クラウド関連事業及びVR事業を新規事業として進めて
まいります。
資金繰りにつきましては、当第2四半期連結累計期間に第三者割当による株式及び新株予約権を発行し、当面の事
業資金として310,100千円を調達いたしました。今後、当該第三者割当による第6回新株予約権の行使により
1,000,000千円を調達する予定であります。
以上の施策を実施するとともに、今後も引続き有効と考えられる施策については、積極的に実施してまいります。
しかしながら、これらの改善策を実施してもなお、今後の売上高及び利益の回復は、スマートフォン向けアプリの
開発の進捗状況、市場投入の時期、市場での競争激化による環境の変化等に左右されること、また、新株予約権によ
る調達について行使が確約されているものではないことから、現時点では継続企業の前提に関する重要な不確実性が
認められます。
なお、当社グループの四半期連結財務諸表は継続企業を前提として作成しており、継続企業の前提に関する重要な
不確実性の影響を四半期連結財務諸表に反映しておりません。
(株主資本の金額に著しい変動があった場合の注記)
当社は、2020年6月10日付で、Megazone Cloud Corporationから第三者割当増資の払込みを受けました。この結
果、当第2四半期連結累計期間において資本金が150,003千円、資本準備金が150,003千円増加し、当第2四半期連
結会計期間末において資本金が3,531,085千円、資本準備金が1,670,654千円となっております。
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(セグメント情報)
Ⅰ 前第2四半期連結累計期間(自 2019年4月1日 至 2019年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額(注)1 計算書計上額
日本 韓国 計 (注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 18,819 196,214 215,034 - 215,034
(2)セグメント間の内部売
6,763 15,567 22,330 △22,330 -
上高又は振替高
計 25,582 211,781 237,364 △22,330 215,034
セグメント損失(△) △123,856 △19,688 △143,544 329 △143,215
(注)1.セグメント損失の調整額329千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
Ⅱ 当第2四半期連結累計期間(自 2020年4月1日 至 2020年9月30日)
1.報告セグメントごとの売上高及び利益又は損失の金額に関する情報
(単位:千円)
報告セグメント 四半期連結損益
調整額(注)1 計算書計上額
日本 韓国 計 (注)2
売上高
(1)外部顧客への売上高 12,069 287,490 299,559 - 299,559
(2)セグメント間の内部売
11,497 6,672 18,169 △18,169 -
上高又は振替高
計 23,566 294,162 317,729 △18,169 299,559
セグメント損失(△) △114,837 △60,738 △175,575 432 △175,143
(注)1.セグメント損失の調整額432千円は、セグメント間取引消去であります。
2.セグメント損失は、四半期連結損益計算書の営業損失と調整を行っております。
3.その他
継続企業の前提に関する重要事象等
当社及び連結子会社(以下、「当社グループ」という。)は、前連結会計年度において営業損失273,319千円及び
親会社株主に帰属する当期純損失432,420千円を計上しております。また、当第2四半期連結累計期間において売上
高が前年同四半期に比べて39.3%増加し、299,559千円となったものの、営業損失175,143千円及び親会社株主に帰属
する四半期純損失170,981千円を計上しております。現在の低迷した売上状況が継続すれば営業損失が継続し資金繰
りに懸念が生じる可能性があります。当該状況等により継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象又は状
況が存在しております。
当社グループでは、当該状況を早期に解消又は改善すべく対応策に取り組んでおりますが、現時点では継続企業の
前提に関する重要な不確実性が認められます。なお、継続企業の前提に関する事項及びその対応策に関しましては、
「2.四半期連結財務諸表及び主な注記(4)四半期連結財務諸表に関する注記事項(継続企業の前提に関する注
記)」に記載しております。
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