4770 図研エルミック 2019-05-28 17:00:00
2019年3月期 決算説明会 [pdf]

図研エルミック株式会社
   決算説明会
  (東証第⼆部︓コード4770)



    2019年5月28日
  代表取締役社⻑ 朝 倉    尉
2019年3月期 業績概要




                2
2019年3月期 業績ハイライト
                     上半期              下半期               通期
     第42期
                         前年同期           前年同期              前年同期
     (単位:百万円)   実績               実績                実績
                          増減             増減                増減

      受注高        393       +62    530       +122    923      +184

      売上高        400       +30    462        ▲1     863       +29

     売上総利益       211       +26    235        +12    447       +38

      販管費        197       ▲5     202        +19    400       +14

     営業利益        13        +31    33         ▲6     47       +24

     経常利益        13        +31    34         ▲6     47       +25

     当期純利益           9     +29    32        ▲26     42        +3

    第2四半期累計期間において、黒字転換を実現。
    期初の売上予想には及ばなかったものの、若干の増収。
    パッケージ製品を中心に受注が増加。
    パッケージ製品を中心に利益率の高いビジネスを推進し、経常利益が増加。
                                                                    3
2019年3月期 業績ハイライト
        ターゲット分野別 売上高比率               製品別 売上高比率

 既存製品の大幅な需要減が                販売終了製品の
あったものの、FAネットワーク向け          最終所要に伴い、微増。
製品等の需要増により前年並み。




 車載向けEthernet AVBの
 普及が進まず、前年並み。
                         IPセキュリティ分野向けPKG製品の
                           需要増により約3倍の売上高。



既存製品需要が一巡したものの、
  PKG製品の需要が伸び、
     約8%の増収。


                         IPセキュリティ分野での需要の一巡、
                          産業分野での既存製品の大幅な
                           需要減により、約10%の減収。




                                                 4
2019年3月期 業績ハイライト




                   5
2019年3月期 財務ハイライト
            単位:百万円                                          現⾦及び預⾦が101百万円増・前払費用29百万円減・
                                                            受取手形22百万円減・売掛⾦17百万円減したことにより
                                                            流動資産が32百万円増加し、リース資産4百万円増・
                                                            繰延税⾦資産3百万円増・ソフトウェア7百万円減した
                                                            ことにより固定資産が1百万円減少 したため、
                                                            資産合計は8億6百万円(31百万円増加)となりました。

                                                            また利益剰余⾦が42百万円増加したことにより、
                                                            純資産合計は6億33百万円となり、
                                                            ⾃⼰資本⽐率も約78%となりました。



            単位:百万円




                                                            前受収益の減少37百万円があったものの、
                                                            税引前当期純利益47百万円、売上債権の減少38百万円、
                                                            前払費用の減少29百万円、減価償却費16百万円等により、
                                                            営業活動の結果得られた資⾦は1億8百万円となりました。

                                                            またフリーキャッシュフローは104百万円の増加と
                                                            なりました。


 2015年3月期       2016年3月期   2017年3月期   2018年3月期   2019年3月期


                                                                                          6
  2020年3月期
業績予想と重点取り組み




              7
2020年3月期 業績予想
              2019年3月期           2020年3月期
   第43期
   (単位:百万円)     実績          予想           前年同期増減

    売上高              863         1,000         +137
   営業利益              47            60          +13
   経常利益              47            60          +13
  当期純利益              42            50             +8

  売上高10億円を確実に実現し、増収増益を見込む。
  FA Protocol製品の新製品を投入し、産業分野での更なる業績拡大に取り組む。
  IPセキュリティ分野において、新パッケージ製品を継続的に投入し、組込領域以外の
   顧客層の獲得、継続性のあるビジネスの拡大に取り組む。
  産業分野において、新パッケージ製品を継続的に投入し、組込領域以外の顧客層に
   向けたビジネスの拡大に取り組む。


                                                       8
2020年3月期 重点取り組み
       組込領域    (ミドルウェア ビジネス)              組込領域以外   (システムPKG ビジネス)


                               ミドルウェア技術のPKG化         「映像活用」
                                                   「映像配信システム」


                       ⾞載通信分野




                           産業分野




                       IPセキュリティ分野



         既存ビジネスの深耕                             ビジネス領域の拡大


  ・強みのNetwork / Streamingを中心に深耕        ・新たな顧客層の獲得
  ・産業分野での新たな顧客層の獲得                     ・商談規模拡大による利益の増加
  ・新規格対応・追従による需要の拡大                    ・サブスクリプションによる継続的な収益確保
                                                                    9
2020年3月期 業績予想
        ターゲット分野別 売上高比率                  製品別 売上高比率

                       予想                       予想
                            撤退ビジネスの売上減少により、
撤退ビジネスは大幅な減収見通し。             50%以上の減収見込み。
  FAネットワーク向け製品、
  PKG製品の需要増により、
  約20%の増収を見込む。




車載向けEthernet AVBの普及は
引き続き緩やかに進むと予想し、
                             IPセキュリティ分野ならびに
   前年並みの見込み。
                             産業分野向け PKG製品の
                                需要拡大により、
                              約65%の増収を見込む。




                               IPセキュリティ分野向けの
既存製品は堅調に推移する見通し。            既存製品は、堅調に推移と予想。
 PKG製品の更なる拡販により             FAネットワーク向け製品の需要増
  約10%の増収を見込む。               により、約30%の増収を見込む。




                                                     10
2020年3月期 業績予想と重点取り組み



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                                       11
2020年3月期 重点取り組み
     パッケージ製品の拡販 : IPセキュリティ分野 (組込領域以外)

         現状のビューワ                            Ze-PRO SCP




    ブラウザーからアプリに切替が必要                 APIを共通化。複数OS対応の開発期間と費用を削減
    API・必須機能を共通化できず、開発/サポート工数増加      共通必須機能をPKG提供。開発期間と費用を大幅削減
    OSのVerUPが頻繁で、追従に多大な時間と費用が必要      OSの違いをSCPが吸収。VerUP追従の時間と費用を解消
    新規機能追加が容易にできない                   機能追加も容易。様々なViewerを短期間で展開可能



  アプリ開発(組込領域以外)への製品提供によるビジネス領域の拡大。
  サブスクリプション方式による継続的な収益源の確保。
                                                                       12
2020年3月期 重点取り組み
     パッケージ製品の拡販 : IPセキュリティ分野 (組込領域以外)

     Streaming Package




    ミドルウェア技術を組合せ、映像配信システムの基盤技術を
     提供
    SIer様など映像配信システム開発者に最適なソリューション
    ⾒守りシステム・警備システム・クラウドなど様々なシーンで
     活用可能。


  システム開発(組込領域以外)への製品提供によるビジネス領域の拡大。
  パッケージ化による製品単価アップ・商談規模の拡大による利益アップ。
                                        13
2020年3月期 重点取り組み
     パッケージ製品の拡販 : 産業分野 (組込領域以外)
                                  パートナー協業による新PKG開発と拡販

         チョコ停Finder




    FAネットワークと監視カメラネットワークを連携・連動
    製造現場・生産現場における映像活用を加速
    工場のIoT化のスモールスタートをサポート




  工場・製造現場(組込領域以外)への製品提供によるビジネス領域の拡大。
  パートナー協業による新パッケージ製品開発と商談発掘機会の拡大。
                                                        14
2020年3月期 重点取り組み
     FA Protocol製品の拡販 : 産業分野 (組込領域)

          CC-Link SDK                          FA Safety SDK
                        ~2018年度                       2019年度




    CC-Link Protocolに準拠した機器開発に最適          CC-Link IE Fieldに対応した機能安全通信を実現
    CC-Link IE TSNに準拠したミドルウェア製品を新規投入      CC-Link IE TSNに準拠した機能安全通信スタックも開発予定




  FAネットワーク向け製品を拡充し、産業分野でのビジネスを拡大。
  新規格CC-Link IE TSN準拠製品をいち早く投入し、需要を一気に取り込む。
                                                                                 15
                - ご注意 –
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重要な差異を⽣じるかもしれないという既知および未知のリスク、不確実性その他の
要因が内包されています。




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