4766 ピーエイ 2019-02-15 15:30:00
通期業績予想値と実績値との差異及び特別利益、特別損失計上に関するお知らせ [pdf]
平成31年2月15日
各 位
会 社 名 株式会社ピーエイ
代 表 者 代表取締役社長 加藤 博敏
(コード番号 4766 東証第二部)
問合せ先 経営企画部長 阿部 良一
(TEL 03-5803-6318)
通期業績予想値と実績値との差異及び特別利益、特別損失計上に関するお知らせ
平成30年2月16日に公表いたしました平成30年12月期の業績予想値と、本日公表の実績値に差異
が生じましたので、下記の通りお知らせいたします。
記
1.特別利益の計上について
当社の持分法適用関連会社であるキャピタルハウス株式会社の株式売却により関係会社株式売却益1
百万円を特別利益として計上致します。
2.特別損失の計上について
(1)取引先である一般財団法人産業人材支援機構は、日本人及び外国人留学生等に対し、新しい奨学
金制度の導入を行っておりましたが、債務超過に陥り、残余財産が少なく本債権の回収が困難に
なったと判断し、当社は貸付金13百万円を全額債権放棄し、債権放棄損13百万円として計上致し
ます。
(2)求職者がネット求人広告へシフトする中、無料求人情報誌「ジョブポスト」等の売上高が減少した
ため、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき、ソフトウェアが中心となる固定資産の収益性
の見直しを行った結果、ソフトウェアが中心となる固定資産の減損損失を計上致します。
① 資産内容 ソフトウェア、建物附属設備、工具器具備品、車両運搬具、土地
② 減損金額 62百万円
(3)当社は、平成 29 年 1 月 5 日付で東京地方裁判所に提起しておりました債務不履行に基づく損
害賠償請求等を求める民事訴訟に対し、本訴被告である株式会社クロスデザインより、平成 29
年 6 月 27 日付で請負代金の支払いを求めて反訴の提起を受けておりましたが、平成 30 年 11
月 26 日付で和解が成立した事により訴訟関連費用 36 百万を計上致します。
(4)当社及び連結子会社の固定資産の除却に伴い、固定資産除却損を計上致します。
① 連結子会社名 株式会社FI、优迅艾克(北京)国际贸易有限公司、株式会社ハローコミュニケ
ーションズ
② 資産内容 建物附属設備、ソフトウェア
③ 固定資産除却損額 1百万円
(5)当社は、「その他有価証券」に区分される保有有価証券のうち、評価時点で時価が著しく下落した
ものについて、減損処理による投資有価証券評価損4百万円を計上致します。
3.平成 30 年 12 月期 通期連結業績予想値と実績との差異(平成 30 年 1 月 1 日~平成 30 年 12 月 31 日)
親会社株主に
売上高 営業利益 経常利益 帰属する当期
純利益
百万円 百万円 百万円 百万円
前回発表予想(A) 2,700 20 30 18
実績値(B) 2,551 △7 50 △122
増減額(B-A) △149 △27 20 △140
増減率(%) △5.5 ─ 66.6 ─
(ご参考)
前期実績(平成29年12月期) 2,453 △38 55 △21
4.差異が生じた理由
売上高につきましては、保育事業及び人材派遣事業は堅調に推移しましたが、情報サービス事業
の東日本エリアの東北地域、関東地域、信越地域において無料求人情報誌「ジョブポスト」に対する
求人広告掲載に対する慎重な姿勢やネット求人広告へのシフトなどが見られ、販売減等により減収と
なる見込みです。
営業利益につきましては、その他事業の海外関連事業で販売費及び一般管理費の先行投資(人
件費等)負担増加により、前回発表予想を下回る見込みです。
経常利益につきましては、平成30年4月に郡山市認可小規模保育事業所「ココカラ虎丸」及び「コ
コカラ安積」を開園した事に伴う補助金を営業外収益で補助金38百万円計上した事により、前回発表
予想を上回る見込みです。
親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、特別利益で持分法適用関係会社株式売却益1百万
円計上、特別損失で投資有価証券評価損4百万円、自動組版システム関連等の減損損失62百万円、訴訟
関連費用36百万円、ソフトウェア等に対する固定資産除却損9百万円、債権放棄損13百万円の計上によ
り、前回発表予想を下回る見込みです。
以 上