4755 楽天グループ 2019-08-08 15:00:00
2019年12月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結) [pdf]

 
                2019年12月期         第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
                                                                  2019年8月8日
上 場 会 社 名    楽天株式会社                 上場取引所                                 東
コ ー ド 番 号    4755                   URL    https://www.rakuten.co.jp/
代   表   者 (役職名) 代表取締役会長兼社長          (氏名) 三木谷 浩史
問合せ先責任者 (役職名) 副社長執行役員 最高財務責任者 (氏名) 廣瀬 研二              TEL 050-5581-6910
四半期報告書提出予定日       2019年8月8日         配当支払開始予定日         ―
四半期決算補足説明資料作成の有無 : 有
四半期決算説明会開催の有無           : 有(機関投資家・アナリスト向け)
 
                                                                                                (百万円未満四捨五入)
1.2019年12月期第2四半期の連結業績(2019年1月1日~2019年6月30日)
(1)連結経営成績(累計)                                                                       (%表示は、対前年同四半期増減率)
                                                                                         
                                                                            親会社の所有者に 四半期包括利益
                      売上収益            営業利益            税引前利益          四半期利益 帰属する四半期利益   合計額
                      百万円     %       百万円     %       百万円    %       百万円  %   百万円   % 百万円  %
 2019年12月期第2四半期 586,644 14.5 111,895 24.8 110,254 28.1               99,903 54.9    100,249 55.4    94,083 83.1
 2018年12月期第2四半期 512,161 16.4 89,670 30.7 86,101 35.8                 64,514 60.3     64,522 60.0    51,378 91.6
 
                      基本的1株当たり                希薄化後1株当たり
                        四半期利益                   四半期利益
                                      円   銭                  円   銭
 2019年12月期第2四半期                       74.10                  73.03
 2018年12月期第2四半期                       47.86                  47.49
 
(2)連結財政状態
                                                                                         
                                                                 親会社の所有者に                   親会社所有者
                         資産合計                  資本合計
                                                                  帰属する持分                    帰属持分比率
                                  百万円                     百万円                  百万円                    %
 2019年12月期第2四半期              8,035,876                 867,346                865,617               10.8
 2018年12月期                   7,345,002                 776,207                774,473               10.5
 
2.配当の状況
                                                                                         
                                                            年間配当金

                     第1四半期末               第2四半期末            第3四半期末                 期末                合計
                             円    銭               円   銭               円   銭                 円   銭          円   銭
    2018年12月期            -                        0.00           -                          4.50           4.50
    2019年12月期            -                        0.00
    2019年12月期(予想)                                                -                  -                 -
 
(注)直近に公表されている配当予想からの修正の有無 : 無
   2019年12月期の1株当たり配当金については未定です。
 
3.2019年12月期の連結業績予想(2019年1月1日~2019年12月31日)
2019年12月期(当期)の連結業績予想において、株式市況の影響を大きく受ける証券サービスを除いた連結売上収益に
ついては、2018年12月期(前期)に比べ二桁成長を目指します。(詳細は、P.7「1.当四半期決算に関する定性的情
報 (3)連結業績予想に関する定性的情報」をご覧ください。)
 
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
 
※ 注記事項
(1)当四半期連結累計期間における重要な子会社の異動                          : 無

        (連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動)

        新規     -   社 (社名)           、除外     -   社 (社名)


(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更
                                                                       
        ①   IFRSにより要求される会計方針の変更                     : 有

        ②   ①以外の会計方針の変更                             : 無

        ③   会計上の見積りの変更                              : 無
    (注)詳細は、P. 17「2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記 (6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
     (重要な会計方針)」をご覧ください。


(3)発行済株式数(普通株式)
        ①   期末発行済株式数(自己株式を含む)     2019年12月期2Q   1,434,573,900株   2018年12月期     1,434,573,900株

        ②   期末自己株式数               2019年12月期2Q     80,598,838株    2018年12月期       82,555,538株

        ③   期中平均株式数(四半期累計)        2019年12月期2Q   1,352,836,949株   2018年12月期2Q   1,348,055,684株

 
※ 四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の四半期レビューの対象外です


※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
2019年12月期の連結業績予想については、現時点において入手可能な情報に基づき判断したものですが、不確実性を内
包するものです。そのため、様々な要因の変化により、実際の業績はこれと異なる可能性があります。
                             楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信




○添付資料の目次

 1.当四半期決算に関する定性的情報    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
                                                 

  (1)連結経営成績に関する定性的情報    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
  (2)連結財政状態に関する定性的情報    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
  (3)連結業績予想に関する定性的情報    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
                                                 

 2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
                                                 

  (1)要約四半期連結財政状態計算書   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
  (2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書      ・・・・・・・9
  (3)要約四半期連結持分変動計算書   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
  (4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書    ・・・・・・ ・・・・・・・・・15
  (5)継続企業の前提に関する注記   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
  (6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項    ・・・・・・・・・・・・・・・・16
     (作成の基礎)            ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16
     (連結範囲及び持分法適用範囲の重要な変更)・・・・・・・・・・・・・・・16
     (重要な会計方針)          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
     (重要な会計上の見積り及び判断)   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
     (セグメント情報)          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
     (営業費用の性質別内訳)       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
     (その他の収益)           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
     (その他の費用)           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
     (重要な後発事象)          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22




                           ― 1 ―
                                       楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


1.当四半期決算に関する定性的情報
(1)連結経営成績に関する定性的情報
     当社グループは、経営者が意思決定する際に使用する社内指標(以下、Non-GAAP指標)及びIFRSに基づく指標
  の双方によって、連結経営成績を開示しています。
   Non-GAAP営業利益は、IFRSに基づく営業利益(以下、IFRS営業利益)から、当社グループが定める非経常的な
  項目やその他の調整項目を控除したものです。経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーに
  とって同業他社比較や過年度比較が容易になり、当社グループの恒常的な経営成績や将来見通しを理解する上で
  有益な情報を提供できると判断しています。なお、非経常的な項目とは、将来見通し作成の観点から一定のルー
  ルに基づき除外すべきと当社グループが判断する一過性の利益や損失のことです。その他の調整項目とは、適用
  する会計基準等により差異が生じ易く企業間の比較可能性が低い、株式報酬費用や子会社取得時に認識した無形
  資産の償却費等を指します。
     (注) Non-GAAP指標の開示に際しては、米国証券取引委員会(U.S. Securities and Exchange Commission)が定
  める基準を参照しておりますが、同基準に完全に準拠しているものではありません。


 ①   当第2四半期連結累計期間の経営成績(Non-GAAPベース)
     当第2四半期連結累計期間における世界経済は、通商問題の動向、金融資本市場の変動の影響等について留意
  する必要があるものの、緩やかに回復しています。日本経済は、雇用・所得環境の改善が続く中で、個人消費の
  持ち直しがみられるほか、企業の設備投資の増加や消費者物価の上昇もみられ、緩やかな回復を続けました。
     2018年6月に閣議決定された「未来投資戦略 2018」において、我が国は、IoT、ロボット、人工知能(AI)及
  びビッグデータといった先端技術をあらゆる産業や社会生活に取り入れ、経済発展と社会的課題の解決を両立し
  ていく新たな社会であるSociety 5.0の実現を目指すとしています。加えて、2019年6月には、Society 5.0の実
  現にむけた具体的な実行計画として、データ流通の促進、キャッシュレス社会の実現、FinTech実用化等イノベー
  ションの推進、MaaS(モビリティ・アズ・ア・サービス)の推進、物流改革等についての具体的な目標等が閣議
  決定されました。
     このような環境下、当社グループは、他社に先駆けてこれらの分野の知見を集約しつつ、メンバーシップ、デ
  ータ及びブランドを結集したビジネスを展開することで、グローバルにおける楽天エコシステム(経済圏)の拡
  大を図っています。
     インターネットサービスの主力サービスである国内ECにおいては、流通総額及び売上収益の更なる成長を目
  指し、ロイヤルカスタマーの醸成や新規顧客の獲得のための販促活動、クロスユースの促進、顧客満足度向上の
  ための取組に加え、スマートデバイス向けのサービス強化、楽天エコシステムのオープン化戦略、自社物流網の
  整備・強化等に注力しました。海外インターネットサービスにおいては、各サービスの「Rakuten」ブランドへの
  統合を進めており、積極的な販促活動を通じて、海外におけるブランド認知度の向上及び事業の拡大を進めてい
  ます。また、投資事業においては、当社グループの投資先企業である米国Lyft, Inc.(以下、Lyft社)が米国
  NASDAQ市場へ新規株式公開を行ったこと等に伴い、第1四半期連結会計期間に有価証券評価益110,433百万円を計
  上した一方で、当社との連携を一層深めていくという方針のもと、同社の所管事業の変更を行ったこと等により、
  当第2四半期連結会計期間において同社を持分法適用会社としています。これらに伴い、当第2四半期連結会計
  期間に有価証券評価損10,943百万円を計上しました。フィンテックにおいては『楽天カード』会員基盤の拡大に
  伴うショッピング取扱高やリボ残高が伸長し、売上収益及び利益の増加に貢献したほか、銀行サービスにおいて
  は、ローン残高の伸長に伴う貸出金利息収益の増加や事務の効率化等により、マイナス金利政策の環境下にも関
  わらず、売上収益及び利益拡大が続いています。保険サービスにおいては、前第2四半期連結累計期間において、
  楽天損害保険株式会社を完全子会社化したこと等により、売上収益が増加しました。一方で、損害保険サービス
  では、事業の再構築を行っているほか、自然災害発生に備えた再保険の買い増しを行った影響等により、当第2
  四半期連結累計期間においては減益となりました。証券サービスにおいては、国内株式市場の伸び悩みを背景と
  した手数料収入の減少等により減収減益となりました。モバイルにおいては、2018年4月に総務大臣より認可を
  受けた第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局開設計画に加え、2019年4月には同大臣より第5世
  代移動通信システムの導入のための特定基地局開設計画の認可を受け、サービス開始に向け実証実験を重ねると
  ともに、各ベンダーと連携を行い、通信ネットワークの構築を進めています。また、メッセージング及びVoIPサ
  ービス『Rakuten Viber』においても、売上収益が大幅に増加しています。



                                    ― 2 ―
                                      楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


     これらにより、当社グループの当第2四半期連結累計期間における売上収益は586,644百万円(前年同期比14.5
 %増)、Non-GAAP営業利益は121,128百万円(前年同期比34.2%増)となりました。
     (Non-GAAPベース)
                                                                   (単位:百万円)
                         前年同期             当期
                       (前第2四半期         (当第2四半期        増減額           増減率
                       連結累計期間)         連結累計期間)
      売上収益                  512,161        586,644       74,483           14.5%
      Non-GAAP営業利益           90,236        121,128       30,892           34.2%


②    Non-GAAP営業利益からIFRS営業利益への調整
     当第2四半期連結累計期間において、Non-GAAP営業利益で控除される無形資産の償却費は4,626百万円、株式報
    酬費用は4,607百万円となりました。
                                                     (単位:百万円)
                          前年同期            当期
                       (前第2四半期         (当第2四半期        増減額
                       連結累計期間)         連結累計期間)
      Non-GAAP営業利益           90,236        121,128       30,892
      無形資産償却費               △4,422         △4,626           △204
      株式報酬費用                △3,792         △4,607           △815
      非経常的な項目                 7,648             -       △7,648
      IFRS営業利益               89,670        111,895       22,225


③    当第2四半期連結累計期間の経営成績(IFRSベース)
     当第2四半期連結累計期間における売上収益は586,644百万円(前年同期比14.5%増)、IFRS営業利益は
 111,895百万円(前年同期比24.8%増)、四半期利益(親会社の所有者帰属)は100,249百万円(前年同期比55.4
 %増)となりました。
   
  (IFRSベース)
                                                                   (単位:百万円)
                         前年同期             当期
                       (前第2四半期         (当第2四半期        増減額           増減率
                       連結累計期間)         連結累計期間)
      売上収益                  512,161        586,644       74,483           14.5%

      IFRS営業利益               89,670        111,895       22,225           24.8%
      四半期利益
                             64,522        100,249       35,727           55.4%
      (親会社の所有者帰属)




                                  ― 3 ―
                                  楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


④   セグメントの概況
    2019年3月28日開催の取締役会において、2019年4月1日付の会社分割による当社グループ企業の組織再編に
 伴う内部報告管理体制の変更を決議しており、第1四半期連結会計期間から、従来の報告セグメントである「イ
 ンターネットサービス」セグメント、「FinTech」セグメントに加え、新たに「モバイル」セグメントを設け、
「インターネットサービス」、「フィンテック」及び「モバイル」を3つの報告セグメントとしています。「モ
バイル」セグメントは、通信及びメッセージングサービスの提供等を行う事業により構成されています。各セグ
 メントにおける業績は次のとおりです。なお、IFRS上のマネジメントアプローチの観点から、セグメント損益を
 Non-GAAP営業損益ベースで表示しています。
    当第2四半期連結会計期間より、研究開発を行う機能子会社等におけるセグメント構成の変更及び本社管理部
 門における共通費の配賦方法を変更し、遡及適用しています。この変更に伴い、遡及適用前と比較して前第2四
 半期連結累計期間のインターネットサービスセグメントにおける売上収益が3,087百万円減少、セグメント損益が
830百万円減少、フィンテックセグメントにおける売上収益が523百万円減少、セグメント損益が5,307百万円減
少、モバイルセグメントにおけるセグメント損益が537百万円減少しています。また、前第2四半期連結会計期間
 のインターネットサービスセグメントにおけるセグメント売上収益が1,749百万円減少、セグメント損益が134百
万円減少、フィンテックセグメントにおける売上収益が248百万円減少、セグメント損益が2,736百万円減少、モ
バイルセグメントにおけるセグメント損益が256百万円減少しています。なお、連結上の売上収益、Non-GAAP営業
利益、営業利益に与える影響はありません。


(インターネットサービス)
  主力サービスである国内ECにおいては、流通総額及び売上収益の更なる成長を目指し、ロイヤルカスタマー
 の醸成や新規顧客の獲得のための販促活動、クロスユースの促進、顧客満足度向上のための取組に加え、スマー
 トデバイス向けのサービス強化、楽天エコシステムのオープン化戦略等に注力しました。
 また、包括的な物流サービスを提供する「ワンデリバリー」構想のもと、自社物流施設への楽天市場出店店舗
 商品の受入れ拡大やラストワンマイルにおける自社配送エリアの拡大等、自社物流網の整備・強化に努め、配送
 業者による物量制限、配送料金値上げによる影響の中長期的な緩和を図るとともに、顧客と楽天サービス出店者
 双方の利便性向上に注力しています。
  海外インターネットサービスにおいては、各サービスの「Rakuten」ブランドへの統合を進めており、積極的な
販促活動を通じて、海外におけるブランド認知度の向上及び事業の拡大を進めています。また、投資事業におい
ては、当社グループの投資先企業である米国Lyft社が米国NASDAQ市場へ新規株式公開を行ったこと等に伴い、第
1四半期連結会計期間に有価証券評価益110,433百万円を計上した一方で、当社との連携を一層深めていくという
 方針のもと、同社の所管事業の変更を行ったこと等により、当第2四半期連結会計期間において同社を持分法適
 用会社としています。これらに伴い、当第2四半期連結会計期間に有価証券評価損10,943百万円を計上しまし
た。
  この結果、インターネットサービスセグメントにおける売上収益は359,156百万円(前年同期比16.1%増)、セ
 グメント利益は108,867百万円(前年同期比94.3%増)となりました。
                                                             (単位:百万円)
                     前年同期            当期
                    (前第2四半期        (当第2四半期       増減額          増減率
                    連結累計期間)        連結累計期間)
     セグメント売上収益          309,469        359,156      49,687          16.1%
     セグメント損益             56,020        108,867      52,847          94.3%




                             ― 4 ―
                               楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


(フィンテック)
 『楽天カード』会員基盤の拡大に伴うショッピング取扱高やリボ残高が伸長し、売上収益及び利益の増加に
貢献したほか、銀行サービスにおいては、ローン残高の伸長に伴う貸出金利息収益の増加や事務の効率化等に
より、マイナス金利政策の環境下にも関わらず、売上収益及び利益拡大が続いています。保険サービスにおい
ては、前第2四半期連結累計期間において、楽天損害保険株式会社を完全子会社化したこと等により、売上収
益が増加しました。一方で、損害保険サービスでは、事業の再構築を行っているほか、自然災害発生に備えた
再保険の買い増しを行った影響等により、当第2四半期連結累計期間においては減益となりました。証券サー
ビスにおいては、国内株式市場の伸び悩みを背景とした手数料収入の減少等により減収減益となりました。
 この結果、フィンテックセグメントにおける売上収益は232,552百万円(前年同期比15.0%増)、セグメント
利益は34,391百万円(前年同期比10.9%減)となりました。
                                                              (単位:百万円)
                  前年同期            当期
                 (前第2四半期        (当第2四半期         増減額            増減率
                 連結累計期間)        連結累計期間)
  セグメント売上収益          202,163        232,552       30,389             15.0%
  セグメント損益             38,613           34,391     △4,222          △10.9%


(モバイル)
 2018年4月に総務大臣より認可を受けた第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局開設計画に加
え、2019年4月には同大臣より第5世代移動通信システムの導入のための特定基地局開設計画の認可を受け、
サービス開始に向け実証実験を重ねるとともに、各ベンダーと連携を行い通信ネットワークの構築を進めてい
ます。また、メッセージング及びVoIPサービス『Rakuten Viber』においても、売上収益が大幅に増加していま
す。
 この結果、モバイルセグメントにおける売上収益は52,480百万円(前年同期比23.5%増)、セグメント損失
は18,925百万円(前年同期は3,250百万円の損失)となりました。
                                                              (単位:百万円)
                  前年同期            当期
                 (前第2四半期        (当第2四半期         増減額            増減率
                 連結累計期間)        連結累計期間)
  セグメント売上収益           42,493           52,480         9,987       23.5 %
  セグメント損益            △3,250         △18,925      △15,675              - %




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                                楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


(2)連結財政状態に関する定性的情報
 ①   資産、負債及び資本の状況
     (資産)
       当第2四半期連結会計期間末の資産合計は8,035,876百万円となり、前連結会計年度末の資産合計7,345,002
     百万円と比べ、690,874百万円増加しました。これは主に、現金及び現金同等物が266,684百万円、IFRS第16号
     「リース」の適用に伴う使用権資産の増加等により有形固定資産が159,020百万円増加したことによるもので
     す。


     (負債)
       当第2四半期連結会計期間末の負債合計は7,168,530百万円となり、前連結会計年度末の負債合計6,568,795
     百万円と比べ、599,735百万円増加しました。これは主に、楽天銀行株式会社における普通預金口座の増加等に
     より銀行事業の預金が338,310百万円増加、社債及び借入金が275,056百万円増加したことによるものです。


     (資本)
       当第2四半期連結会計期間末の資本合計は867,346百万円となり、前連結会計年度末の資本合計776,207百万
     円と比べ、91,139百万円増加しました。これは主に、当第2四半期連結累計期間における親会社の所有者に帰
     属する四半期利益を100,249百万円計上したこと等により利益剰余金が93,098百万円増加したことによるもので
     す。


 ②   キャッシュ・フローの状況
       当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ266,684百万円増加
      し、1,256,926百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況及び主
      な変動要因は次のとおりです。


     (営業活動によるキャッシュ・フロー)
      当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、106,143百万円の資金流入(前年
     同期は49,746百万円の資金流出)となりました。これは主に、証券事業の金融負債の減少による資金流出が
     99,816百万円、銀行事業の貸付金の増加による資金流出が77,707百万円、カード事業の貸付金の増加による資
     金流出が59,851百万円となった一方で、銀行事業の預金の増加による資金流入が338,451百万円となったことに
     よるものです。


     (投資活動によるキャッシュ・フロー)
       当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、92,938百万円の資金流出(前年
      同期は28,585百万円の資金流出)となりました。これは主に、保険事業の有価証券の取得及び売却等によるネ
      ットの資金流入が46,327百万円(有価証券の売却及び償還による資金流入が91,359百万円、有価証券の取得に
      よる資金流出が45,032百万円)となった一方で、有形固定資産の取得による資金流出が64,160百万円、無形資
      産の取得による資金流出が39,249百万円となったことによるものです。


     (財務活動によるキャッシュ・フロー)
       当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、258,196百万円の資金流入(前
      年同期は116,336百万円の資金流入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による資金流出が160,774
      百万円となった一方で、長期借入れによる資金流入が174,900百万円、コマーシャル・ペーパーの増加による
      資金流入が115,500百万円、短期借入金の増加による資金流入が85,483百万円となったことによるものです。




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                            楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


(3)連結業績予想に関する定性的情報
  当期の連結業績予想において、株式市況の影響を大きく受ける証券サービスを除いた連結売上収益については、
 前期に比べ二桁成長を目指します。
  各セグメントにおける当期の見通しは、次のとおりです。


 (インターネットサービス)
  EC及び旅行予約をはじめとした国内インターネットサービスにおいては、ロイヤルカスタマーの醸成、新規ユ
 ーザーの獲得、クロスユースの促進、顧客満足度の向上のための取組に加え、ECプラットフォーム拡大にむけた
 自社物流網の整備・強化、スマートデバイス向けのサービス強化、楽天エコシステムのオープン化戦略等に取り組
 むとともに、データやAI等の活用を通じた新しい市場の創造により、流通総額及び売上収益の成長を目指しま
 す。海外インターネットサービスにおいては、楽天エコシステムの会員基盤を拡大するとともに、ユーザーに新た
 な価値を提供することを目指します。


 (フィンテック)
  クレジットカード関連サービスにおいては、引き続きシェア拡大やグループシナジーの促進を狙いとしたマーケ
 ティング施策の強化により、ショッピング取扱高の更なる成長を目指します。銀行サービスにおいては、安定的な
 ローン残高の積み上げにより、堅調な業容の拡大が見込まれます。生命保険及び損害保険サービスにおいては、新
 契約件数の拡大、インターネットサービスとの親和性が高い商品の拡充により、一層の成長を目指します。証券サ
 ービスにおいては、株式市況の影響を大きく受けるため、予想は困難です。


 (モバイル)
  『楽天モバイル』、『Rakuten Viber』等のメディア・通信サービスにおいては、楽天エコシステムの会員基盤を
 拡大するとともに、顧客に新たな価値を提供することで、売上収益の増加を目指します。また、通信サービスにお
 いては、2019年10月の携帯キャリア事業開始に伴い、特定基地局開設等に係る関連費用の発生が見込まれます。




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                        楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


2.要約四半期連結財務諸表及び主な注記
(1)要約四半期連結財政状態計算書
                                                             (単位:百万円)
                               前連結会計年度              当第2四半期連結会計期間末
                              (2018年12月31日)            (2019年6月30日)
資産の部
 現金及び現金同等物                                990,242              1,256,926
 売上債権                                     181,026                165,704
 証券事業の金融資産                              1,789,832              1,776,451
 カード事業の貸付金                              1,464,030              1,523,589
 銀行事業の有価証券                                205,641                225,472
 銀行事業の貸付金                                 891,925                969,633
 保険事業の有価証券                                277,057                235,261
 デリバティブ資産                                  27,388                 27,831
 有価証券                                     384,788                242,824
 その他の金融資産                                 275,800                277,605
 持分法で会計処理されている投資                           12,788                273,038
 有形固定資産                                    91,335                250,355
 無形資産                                     553,815                585,764
 繰延税金資産                                    50,049                 50,996
 その他の資産                                   149,286                174,427
 資産合計                                   7,345,002              8,035,876

負債の部
 仕入債務                                     255,353                206,368
 銀行事業の預金                                2,355,114              2,693,424
 証券事業の金融負債                              1,753,216              1,653,282
 デリバティブ負債                                   9,213                  4,901
 社債及び借入金                                1,234,143              1,509,199
 その他の金融負債                                 444,531                586,596
 未払法人所得税等                                  13,243                 12,750
 引当金                                       90,516                 93,772
 保険事業の保険契約準備金                             334,536                324,595
 退職給付に係る負債                                  5,164                  7,728
 繰延税金負債                                    13,059                 12,931
 その他の負債                                    60,707                 62,984
 負債合計                                   6,568,795              7,168,530

資本の部
 親会社の所有者に帰属する持分
   資本金                                    205,924                205,924
   資本剰余金                                  218,856                221,220
   利益剰余金                                  424,568                517,666
   自己株式                                  △97,300                △94,993
   その他の資本の構成要素                             22,425                 15,800
   親会社の所有者に帰属する持分合計                       774,473                865,617
 非支配持分                                      1,734                  1,729
 資本合計                                     776,207                867,346
負債及び資本合計                                7,345,002              8,035,876




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                          楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


(2)要約四半期連結損益計算書及び要約四半期連結包括利益計算書
  要約四半期連結損益計算書
   第2四半期連結累計期間
                                                        (単位:百万円)
                          前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                           (自 2018年1月1日          (自 2019年1月1日
                            至 2018年6月30日)         至 2019年6月30日)
継続事業
 売上収益                                 512,161               586,644
 営業費用                                 468,636               579,669
 その他の収益                                49,584               107,315
 その他の費用                                 3,439                 2,395
 営業利益                                  89,670               111,895
 金融収益                                     429                 2,112
 金融費用                                   1,972                 4,323
 持分法による投資利益又は投資損失 (△)                 △2,026                    570
 税引前四半期利益                              86,101               110,254
 法人所得税費用                               21,587                10,351
 四半期利益                                 64,514                99,903

四半期利益の帰属
 親会社の所有者                               64,522               100,249
 非支配持分                                    △8                  △346
 四半期利益                                 64,514                99,903


                                                         (単位:円)
親会社の所有者に帰属する1株当たり
四半期利益:
 基本的                                  47.86                 74.10
 希薄化後                                 47.49                 73.03




                        ― 9 ―
                       楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


   第2四半期連結会計期間
                                                     (単位:百万円)
                       前第2四半期連結会計期間          当第2四半期連結会計期間
                        (自 2018年4月1日          (自 2019年4月1日
                         至 2018年6月30日)         至 2019年6月30日)
継続事業
 売上収益                              270,290               306,350
 営業費用                              248,632               302,812
 その他の収益                             42,932                 7,090
 その他の費用                              3,018                12,395
 営業利益又は営業損失(△)                      61,572               △1,767
 金融収益                                  282                 1,787
 金融費用                                1,076                 1,862
 持分法による投資損失                            599                   342
 税引前四半期利益又は損失(△)                    60,179               △2,184
 法人所得税費用                            13,082                 2,744
 四半期利益又は損失(△)                       47,097               △4,928

四半期利益又は損失(△)の帰属
 親会社の所有者                            47,101               △4,732
 非支配持分                                 △4                 △196
 四半期利益又は損失(△)                       47,097               △4,928


                                                      (単位:円)
親会社の所有者に帰属する1株当たり
四半期利益又は損失(△):
 基本的                                34.92                △3.50
 希薄化後                               34.67                △3.50




                    ― 10 ―
                           楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


  要約四半期連結包括利益計算書
   第2四半期連結累計期間
                                                         (単位:百万円)
                                 前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
                                  (自 2018年1月1日      (自 2019年1月1日
                                   至 2018年6月30日)     至 2019年6月30日)
四半期利益                                        64,514            99,903

その他の包括利益
 純損益に振替えられることのない項目:
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
                                                 227            14,739
  資本性金融商品の利得及び損失
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
  資本性金融商品の利得及び損失に係る法人所得                        △194            △3,525
  税
  保険事業の保険契約準備金に係る期末市場金利
                                               △808            △5,493
  に基づく再測定額
  保険事業の保険契約準備金に係る期末市場金利
                                                 226             1,538
  に基づく再測定額に係る法人所得税
  確定給付制度の再測定                                      -                △7
  確定給付制度の再測定に係る法人所得税                              -                  2
  持分法によるその他の包括利益                                △10                  2
 純損益に振替えられることのない項目合計                           △559              7,256

 純損益に振替えられる可能性のある項目:
  在外営業活動体の換算差額                               △12,899           △13,558
  在外営業活動体の処分による換算差額の組替調
                                                  -              △291
  整額
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
                                               △246              2,531
  負債性金融商品の利得及び損失
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
                                                  74              △59
  負債性金融商品に係る貸倒引当金
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
  負債性金融商品に係るその他の包括利益から純                        △111              △611
  損益へ振替えられた金額
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
  負債性金融商品に係るその他の包括利益に関連                           21             △532
  する法人所得税
  キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の
                                                 407             △762
  包括利益に認識された金額
  キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の
                                                  24               226
  包括利益に認識された金額に係る法人所得税
  キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の
                                                 159               198
  包括利益から純損益へ振替えられた金額
  キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の
  包括利益から純損益へ振替えられた金額に係る                         △70               △66
  法人所得税
  持分法によるその他の包括利益                                  64             △152
 純損益に振替えられる可能性のある項目合計                        △12,577           △13,076

 税引後その他の包括利益                                 △13,136           △5,820

四半期包括利益                                       51,378            94,083

四半期包括利益の帰属
 親会社の所有者                                      51,386            94,427
 非支配持分                                           △8              △344
四半期包括利益                                       51,378            94,083


                        ― 11 ―
                           楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


   第2四半期連結会計期間
                                                         (単位:百万円)
                                 前第2四半期連結会計期間 当第2四半期連結会計期間
                                  (自 2018年4月1日      (自 2019年4月1日
                                   至 2018年6月30日)     至 2019年6月30日)
四半期利益又は損失(△)                                 47,097           △4,928

その他の包括利益
 純損益に振替えられることのない項目:
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
                                               2,134           17,491
  資本性金融商品の利得及び損失
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
  資本性金融商品の利得及び損失に係る法人所得                        △194           △1,911
  税
  保険事業の保険契約準備金に係る期末市場金利
                                                △64           △2,430
  に基づく再測定額
  保険事業の保険契約準備金に係る期末市場金利
                                                  18              681
  に基づく再測定額に係る法人所得税
  確定給付制度の再測定                                      -                -
  確定給付制度の再測定に係る法人所得税                              -                -
  持分法によるその他の包括利益                                 △9                 2
 純損益に振替えられることのない項目合計                           1,885           13,833

 純損益に振替えられる可能性のある項目:
  在外営業活動体の換算差額                                20,600          △20,420
  在外営業活動体の処分による換算差額の組替調
                                                  -             △291
  整額
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
                                               △449               557
  負債性金融商品の利得及び損失
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
                                                  65             △22
  負債性金融商品に係る貸倒引当金
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
  負債性金融商品に係るその他の包括利益から純                        △109             △429
  損益へ振替えられた金額
  その他の包括利益を通じて公正価値で測定する
  負債性金融商品に係るその他の包括利益に関連                           82             △39
  する法人所得税
  キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の
                                                 260            △262
  包括利益に認識された金額
  キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の
                                                 15                84
  包括利益に認識された金額に係る法人所得税
  キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の
                                                  46               93
  包括利益から純損益へ振替えられた金額
  キャッシュ・フロー・ヘッジにおいてその他の
  包括利益から純損益へ振替えられた金額に係る                         △37              △34
  法人所得税
  持分法によるその他の包括利益                                 975             △86
 純損益に振替えられる可能性のある項目合計                         21,448          △20,849

 税引後その他の包括利益                                  23,333          △7,016

四半期包括利益                                       70,430          △11,944


四半期包括利益の帰属
 親会社の所有者                                      70,434          △11,746
 非支配持分                                           △4             △198
四半期包括利益                                       70,430          △11,944


                        ― 12 ―
                                             楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


(3)要約四半期連結持分変動計算書
                                                                                             (単位:百万円)
                                                                                     その他の資本の構成要素
                                                                                                その他の
                                                                                     在外営業       包括利益を
                      資本金           資本剰余金          利益剰余金            自己株式             活動体の      通じて公正価値
                                                                                     換算差額       で測定する
                                                                                                 金融資産
2018年1月1日現在             205,924        217,185       320,397          △103,616          15,586      31,866
  会計方針の変更による
                                -             -      △35,421                   -              -             315
  累積的影響額
会計方針の変更を反映した
                        205,924        217,185       284,976          △103,616            15,586         32,181
当期首残高
四半期包括利益
  四半期利益                         -             -         64,522                 -              -             -
  税引後その他の包括利益                   -             -             -                  -         △12,835          △239
  四半期包括利益合計                     -             -         64,522                 -         △12,835          △239
所有者との取引額
  所有者による拠出及び
  所有者への分配
    剰余金の配当                      -             -      △6,060                    -              -               -
    その他の資本の構成
                                -             -           170                  -              -           △170
    要素から利益剰余金への振替
    自己株式の処分                     -      △3,633             -                 3,829             -               -
    新株予約権の発行                    -       3,784             -                    -              -               -
    新株予約権の失効                    -        △34              -                    -              -               -
    その他                         -          -             △54                   -              -               -
    所有者による拠出及び
                                -            117     △5,944                 3,829             -           △170
    所有者への分配合計
  子会社に対する所有持分の変動額
    新株の発行                       -             -            -                   -              -               -
    非支配持分の取得及び処分                -             70           -                   -              -               -
    その他                         -             -            -                   -              -               -
    子会社に対する所有
                                -             70           -                   -              -               -
    持分の変動額合計
  所有者との取引額合計                 -             187       △5,944                 3,829             -           △170
2018年6月30日現在            205,924        217,372       343,554              △99,787          2,751         31,772

                              その他の資本の構成要素
                              保険事業の
                              保険契約                        その他の             親会社の
                    キャッシュ              退職給付
                             準備金に係る                        資本の             所有者に
                     ・フロー               制度の                                              非支配持分         資本合計
                             期末市場金利                       構成要素             帰属する
                    ・ヘッジ                再測定
                              に基づく                          合計             持分合計
                              再測定額
2018年1月1日現在             △664    △3,497      -                    43,291       683,181          227      683,408
  会計方針の変更による
                            -           -           -               315      △35,106               -    △35,106
  累積的影響額
会計方針の変更を反映した
                        △664        △3,497          -            43,606       648,075          227      648,302
当期首残高
四半期包括利益
  四半期利益                   -            -            -            -            64,522           △8        64,514
  税引後その他の包括利益            520         △582           -       △13,136          △13,136            -       △13,136
  四半期包括利益合計              520         △582           -       △13,136           51,386           △8        51,378
所有者との取引額
  所有者による拠出及び
  所有者への分配
    剰余金の配当                  -           -           -                -        △6,060               -    △6,060
    その他の資本の構成
                            -           -           -             △170              -              -          -
    要素から利益剰余金への振替
    自己株式の処分                 -           -           -                -            196              -        196
    新株予約権の発行                -           -           -                -          3,784              -      3,784
    新株予約権の失効                -           -           -                -           △34               -       △34
    その他                     -           -           -                -           △54               -       △54
    所有者による拠出及び
                            -           -           -             △170        △2,168               -    △2,168
    所有者への分配合計
  子会社に対する所有持分の変動額
    新株の発行                   -           -           -                -              -          147          147
    非支配持分の取得及び処分            -           -           -                -              70          -            70
    その他                     -           -           -                -              -        1,103        1,103
    子会社に対する所有
                            -           -           -                -              70       1,250        1,320
    持分の変動額合計
  所有者との取引額合計              -             -           -             △170        △2,098         1,250        △848
2018年6月30日現在            △144        △4,079          -            30,300       697,363        1,469      698,832




                                     ― 13 ―
                                             楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信



                                                                                        (単位:百万円)
                                                                                 その他の資本の構成要素
                                                                                           その他の
                                                                                 在外営業      包括利益を
                      資本金           資本剰余金         利益剰余金          自己株式            活動体の     通じて公正価値
                                                                                 換算差額      で測定する
                                                                                            金融資産
2019年1月1日現在             205,924        218,856      424,568            △97,300      1,462      25,781
  会計方針の変更による
                                -             -     △2,087                  -             -               -
  累積的影響額
会計方針の変更を反映した
                        205,924        218,856      422,481            △97,300         1,462         25,781
当期首残高
四半期包括利益
  四半期利益                         -             -     100,249                 -             -              -
  税引後その他の包括利益                   -             -          -                  -        △13,999         12,541
  四半期包括利益合計                     -             -     100,249                 -        △13,999         12,541
所有者との取引額
  所有者による拠出及び
  所有者への分配
    剰余金の配当                      -             -     △6,084                  -             -               -
    その他の資本の構成
                                -             -         803                 -             -           △803
    要素から利益剰余金への振替
    自己株式の処分                     -      △2,238            -               2,307            -               -
    新株予約権の発行                    -       4,671            -                  -             -               -
    新株予約権の失効                    -        △69             -                  -             -               -
    その他                         -          -            217                 -             -               -
    所有者による拠出及び
                                -        2,364      △5,064               2,307            -           △803
    所有者への分配合計
  子会社に対する所有持分の変動額
    新株の発行                       -             -           -                 -             -               -
    非支配持分の取得及び処分                -             -           -                 -             -               -
    その他                         -             -           -                 -             -               -
    子会社に対する所有
                                -             -           -                 -             -               -
    持分の変動額合計
  所有者との取引額合計                 -           2,364      △5,064               2,307            -           △803
2019年6月30日現在            205,924        221,220      517,666            △94,993       △12,537         37,519
                              その他の資本の構成要素
                              保険事業の
                              保険契約                      その他の            親会社の
                    キャッシュ              退職給付
                             準備金に係る                      資本の            所有者に
                     ・フロー               制度の                                          非支配持分         資本合計
                             期末市場金利                     構成要素            帰属する
                    ・ヘッジ                再測定
                              に基づく                        合計            持分合計
                              再測定額
2019年1月1日現在             △511    △4,260     △47                22,425       774,473       1,734      776,207
  会計方針の変更による
                            -           -          -              -        △2,087              -    △2,087
  累積的影響額
会計方針の変更を反映した
                        △511        △4,260        △47         22,425       772,386       1,734      774,120
当期首残高
四半期包括利益
  四半期利益                   -             -           -         -            100,249       △346        99,903
  税引後その他の包括利益           △404        △3,955         △5     △5,822           △5,822           2       △5,820
  四半期包括利益合計             △404        △3,955         △5     △5,822            94,427       △344        94,083
所有者との取引額
  所有者による拠出及び
  所有者への分配
    剰余金の配当                  -           -          -              -        △6,084              -    △6,084
    その他の資本の構成
                            -           -          -           △803              -             -          -
    要素から利益剰余金への振替
    自己株式の処分                 -           -          -              -             69             -         69
    新株予約権の発行                -           -          -              -          4,671             -      4,671
    新株予約権の失効                -           -          -              -           △69              -       △69
    その他                     -           -          -              -            217             -        217
    所有者による拠出及び
                            -           -          -           △803        △1,196              -    △1,196
    所有者への分配合計
  子会社に対する所有持分の変動額
    新株の発行                   -           -          -             -               -         339          339
    非支配持分の取得及び処分            -           -          -              -              -          -            -
    その他                     -           -          -              -              -          -            -
    子会社に対する所有
                            -           -          -              -              -         339          339
    持分の変動額合計
  所有者との取引額合計              -             -          -           △803        △1,196          339        △857
2019年6月30日現在            △915        △8,215        △52         15,800       865,617       1,729      867,346




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                             楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


(4)要約四半期連結キャッシュ・フロー計算書
                                                   (単位:百万円)
                             前第2四半期連結累計期間 当第2四半期連結累計期間
                              (自 2018年1月1日   (自 2019年1月1日
                               至 2018年6月30日)  至 2019年6月30日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
 税引前四半期利益                                86,101          110,254
 減価償却費及び償却費                              33,776           48,964
 その他の損益(△は益)                            △42,416         △91,449
 営業債権の増減額(△は増加)                          14,695           13,895
 カード事業の貸付金の増減額(△は増加)                    △44,392         △59,851
 銀行事業の預金の増減額(△は減少)                       96,001          338,451
 銀行事業のコールローンの純増減額(△は増加)                 △5,000          △15,000
 銀行事業の貸付金の増減額(△は増加)                     △79,080         △77,707
 営業債務の増減額(△は減少)                         △11,435         △49,804
 証券事業の金融資産の増減額(△は増加)                    104,199           13,259
 証券事業の金融負債の増減額(△は減少)                   △138,005         △99,816
 その他                                    △52,828          △9,594
 法人所得税等の支払額                             △11,362         △15,459
 営業活動によるキャッシュ・フロー合計                     △49,746          106,143
投資活動によるキャッシュ・フロー
 定期預金の預入による支出                           △7,029           △7,601
 定期預金の払戻による収入                             6,096            7,621
 有形固定資産の取得による支出                         △10,348         △64,160
 無形資産の取得による支出                           △26,736         △39,249
 子会社の取得による支出                            △10,596          △5,342
 子会社の取得による収入                             10,355               -
 持分法投資の取得による支出                            △876           △8,699
 銀行事業の有価証券の取得による支出                     △164,319        △148,301
 銀行事業の有価証券の売却及び償還による収入                  163,918          128,766
 保険事業の有価証券の取得による支出                      △13,111         △45,032
 保険事業の有価証券の売却及び償還による収入                   22,444           91,359
 有価証券の取得による支出                           △6,273          △10,154
 有価証券の売却及び償還による収入                         9,077           11,856
 その他の支出                                 △4,770          △10,729
 その他の収入                                   3,583            6,727
 投資活動によるキャッシュ・フロー合計                     △28,585         △92,938
財務活動によるキャッシュ・フロー
 短期借入金の純増減額(△は減少)                        48,798           85,483
 コマーシャル・ペーパーの純増減額(△は減少)                  29,000          115,500
 長期借入れによる収入                             179,976          174,900
 長期借入金の返済による支出                         △133,668        △160,774
 社債の発行による収入                                  -            79,480
 社債の償還による支出                               △150          △20,000
 リース負債の返済による支出                            △385           △7,128
 配当金の支払額                                △6,053           △6,113
 その他                                    △1,182           △3,152
 財務活動によるキャッシュ・フロー合計                     116,336          258,196
現金及び現金同等物に係る換算差額                        △1,288           △4,717
現金及び現金同等物の増減額(△は減少)                      36,717          266,684
現金及び現金同等物の期首残高                          700,881          990,242
現金及び現金同等物の四半期末残高                        737,598        1,256,926



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                                     楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


(5)継続企業の前提に関する注記
     当第2四半期連結累計期間(自      2019年1月1日   至   2019年6月30日)
      該当事項はありません。
 
(6)要約四半期連結財務諸表に関する注記事項
    (作成の基礎)
     当社グループの要約四半期連結財務諸表は、IAS第34号「期中財務報告」に準拠して作成しています。当社は、
    「四半期連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」(平成19年内閣府令第64号)第1条の2に掲げる
    「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たしているため、同第93条の規定を適用しています。なお、年次連結財
    務諸表で求められている全ての情報が含まれていないため、2018年12月31日に終了した連結会計年度の連結財務諸
    表と併せて利用されるべきものです。
       
    (連結範囲及び持分法適用範囲の重要な変更)
     当第2四半期連結累計期間(自 2019年1月1日 至 2019年6月30日)


     本要約四半期連結財務諸表における連結範囲及び持分法適用範囲は以下を除き、2018年12月31日に終了する連結
    会計年度に係る連結財務諸表から重要な変更はありません。


     当社グループの保有するLyft, Inc.(以下、Lyft社)に対する株式投資について従前は純損益を通じて公正価値
    で測定する金融商品として会計処理をしておりましたが、当第2四半期連結会計期間より持分法を適用していま
    す。これは、当社グループのLyft社に対する所有持分比率及び議決権比率は20%未満ですが、株式保有及び任命した
    取締役(当社グループの取締役)による取締役会に対する積極的な関与等を通じ、Lyft社に対して重要な影響力の
    行使が可能になったこと等によります。また、Lyft社については、同社との合意等により、同社の報告期間を統一
    することが実務上不可能であるため、報告期間が3カ月相違した同社の連結財務諸表に持分法を適用しています。
    そのため、当第2四半期連結累計期間においてはLyft社に関する持分法による投資損益は計上されていません。な
    お、同社が公表した当該期間差における重要な取引又は事象がある場合には、必要な調整を行っています。


     また、当第2四半期連結会計期間に取得したAltiostar Networks, Inc. (以下、Altiostar社)に対する株式投
    資について持分法を適用しています。当社グループのAltiostar社に対する所有持分比率及び議決権比率は50%を超
    えていますが、株主間で取締役の構成について合意されており、当社グループが重要な意思決定機関である取締役
    会を支配していないため、子会社に該当しないものと判断しました。なお、当社グループは株式保有、任命した取
    締役による取締役会に対する積極的な関与及び同社との重要な取引を通じ、重要な影響力の行使が可能であると判
    断しています。




                                 ― 16 ―
                                 楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


    (重要な会計方針)
     当社グループが本要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、以下を除き、前連結会計年度に
    係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一です。なお、当第2四半期連結累計期間の法人所得税費用は、
    見積平均年次実効税率をもとに算定しています。
 
  IFRS第16号の適用
     当社グループは、第1四半期連結会計期間より以下の基準を適用しています。
                                                    
                IFRS                         改訂内容

IFRS第16号            リース         リース会計に関する改訂


  リース取引(借手)
     リース取引におけるリース負債は、リース開始日におけるリース料総額の未決済分の割引現在価値として測定を
    行っています。使用権資産については、リース負債の当初測定額に当初直接コスト、前払リース料等を調整し、リ
    ース契約に基づき要求される原状回復義務等のコストを加えた額で当初の測定を行っています。使用権資産は、リ
    ース期間にわたり規則的に、減価償却を行っています。
     なお、リース料総額の未決済分の割引現在価値を算定する場合に使用すべき割引率は、実務上可能な場合にはリ
    ースの計算利子率とし、実務上不可能な場合には、借手の追加借入利子率を用いています。
     リース料は、リース負債残高に対して一定の利子率となるように、金利費用とリース負債残高の返済部分とに配
    分しています。金融費用は、連結損益計算書上、使用権資産に係る減価償却費と区分して表示しています。
     契約がリースであるか否か、又は契約にリースが含まれているか否かについては、法的にはリースの形態を取ら
    ないものであっても、契約の実質に基づき判断しています。


     IFRS第16号の適用にあたっては、当社グループでは、経過措置に準拠して本基準を遡及適用し、適用開始の累積
    的影響を当連結会計年度の利益剰余金期首残高の修正として認識しています。
     適用開始日現在の要約四半期財政状態計算書に認識されているリース負債に適用している借手の追加借入利子率
    の加重平均は0.6%です。
     なお、2018年12月31日時点でIAS第17号を適用して開示した解約不能オペレーティング・リース契約に基づく最低
    リース料総額とIFRS第16号適用開始時に認識したリース負債の差額は51,542百万円です。これは主にIFRS第16号適
    用に際して、リース期間の見直しを行ったことによる影響です。
     これにより従前の会計基準を適用した場合と比較し、当期首時点で主に有形固定資産に含まれる使用権資産が
    86,833百万円増加、その他の金融負債に含まれるリース負債が91,420百万円増加、利益剰余金が2,087百万円減少し
    ています。
 
    (重要な会計上の見積り及び判断)
     IFRSに準拠した要約四半期連結財務諸表の作成に当たって、一部の重要な事項について会計上の見積りを行う必
    要があります。また、当社グループの会計方針を適用する過程において、経営者が自ら判断を行うことが求められ
    ています。会計上の見積りの結果は、その性質上、関連する実際の結果と異なる場合があります。
     会計上の見積り及び仮定は継続して見直されます。会計上の見積りの変更による影響は、見積りが変更された会
    計期間及び将来の会計期間において認識されます。
 
     本要約四半期連結財務諸表の金額に重要な影響を与える見積り及び判断は、原則として前連結会計年度に係る連
    結財務諸表と同様です。




                              ― 17 ―
                              楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


 (セグメント情報)
(1) 一般情報
  当社グループは、インターネットサービスと、フィンテックという2つの事業を基軸としたグローバル イノベー
 ション カンパニーであることから、「インターネットサービス」、「FinTech」の2つを従来報告セグメントとし
 ていました。2019年3月28日開催の当社取締役会において、2019年4月1日付の会社分割による当社グループ企業
 の組織再編に伴う内部報告管理体制の変更を決議しており、第1四半期連結会計期間から、「モバイル」セグメン
 トを新たに設け、「インターネットサービス」、「フィンテック」及び「モバイル」の3つの報告セグメントとす
 ることにしました。
  なお、前第2四半期連結累計期間及び前第2四半期連結会計期間のセグメント情報については変更後の区分方法
 により作成しています。
  これらのセグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営
 資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっています。
  「インターネットサービス」セグメントは、インターネット・ショッピングモール『楽天市場』をはじめとする
 各種ECサイト、オンライン・キャッシュバック・サイト、旅行予約サイト、ポータルサイト、デジタルコンテン
 ツサイト等の運営や、これらのサイトにおける広告等の販売、プロスポーツの運営等を行う事業により構成されて
 います。
  「フィンテック」セグメントは、インターネットを介した銀行及び証券サービス、クレジットカード関連サービ
 ス、生命保険サービス、損害保険サービス及び電子マネーサービスの提供等を行う事業により構成されています。
  「モバイル」セグメントは、通信及びメッセージングサービスの提供等を行う事業により構成されています。


(2) 事業セグメントの売上収益と損益の測定に関する事項
  報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、重要な会計方針に記載されているIFRSに基づいており、事
 業セグメントの売上収益及び損益は一部の連結子会社を除き連結修正を考慮していない内部取引消去前の金額で
 す。経営者が意思決定する際に使用する社内指標は、IFRSに基づく営業利益に当社グループが定める非経常的な項
 目やその他の調整項目を調整したNon-GAAP営業利益ベースです。
  経営者は、Non-GAAP指標を開示することで、ステークホルダーにとって同業他社比較や過年度比較が容易になり、
 当社グループの恒常的な経営成績や将来見通しを理解する上で有益な情報を提供できると判断しています。なお、
 非経常的な項目とは、将来見通し作成の観点から一定のルールに基づき除外すべきと当社グループが判断する一過
 性の利益や損失のことです。その他の調整項目とは、適用する基準等により差異が生じ易く企業間の比較可能性が
 低い、株式報酬費用や子会社取得時に認識した無形資産の償却費等を指します。
  また、当社グループは、最高経営意思決定者が使用する事業セグメントへ、資産及び負債を配分していません。


(3) 事業セグメントの売上収益と損益の測定方法の変更等に関する事項
  当第2四半期連結会計期間より、研究開発を行う機能子会社等におけるセグメント構成の変更及び本社管理部門
 における共通費の配賦方法を変更し、遡及適用しています。この変更に伴い、遡及適用前と比較して前第2四半期
 連結累計期間のインターネットサービスセグメントにおける売上収益が3,087百万円減少、セグメント損益が830百
 万円減少、フィンテックセグメントにおける売上収益が523百万円減少、セグメント損益が5,307百万円減少、モバ
 イルセグメントにおけるセグメント損益が537百万円減少しています。また、前第2四半期連結会計期間のインター
 ネットサービスセグメントにおけるセグメント売上収益が1,749百万円減少、セグメント損益が134百万円減少、フ
 ィンテックセグメントにおける売上収益が248百万円減少、セグメント損益が2,736百万円減少、モバイルセグメン
 トにおけるセグメント損益が256百万円減少しています。なお、連結上の売上収益、Non-GAAP営業利益、営業利益に
 与える影響はありません。




                           ― 18 ―
                                    楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


  前第2四半期連結累計期間(自   2018年1月1日    至   2018年6月30日)
                                                                (単位:百万円)
                       インターネット
                                        フィンテック      モバイル          合計
                         サービス
セグメントに係る売上収益               309,469        202,163      42,493      554,125

セグメント損益                        56,020      38,613     △3,250        91,383


  当第2四半期連結累計期間(自   2019年1月1日    至   2019年6月30日)
                                                                (単位:百万円)
                       インターネット
                                        フィンテック      モバイル          合計
                         サービス
セグメントに係る売上収益               359,156        232,552      52,480      644,188

セグメント損益                    108,867         34,391    △18,925       124,333


  前第2四半期連結会計期間(自   2018年4月1日    至   2018年6月30日)
                                                                (単位:百万円)
                       インターネット
                                        フィンテック      モバイル          合計
                         サービス
セグメントに係る売上収益               161,491        108,878      21,902      292,271

セグメント損益                        41,253      20,791     △2,331        59,713


  当第2四半期連結会計期間(自   2019年4月1日    至   2019年6月30日)
                                                                (単位:百万円)
                       インターネット
                                        フィンテック      モバイル          合計
                         サービス
セグメントに係る売上収益               190,060        118,612      27,118      335,790

セグメント損益                    △1,824          17,107    △12,241         3,042


  セグメントに係る売上収益から連結上の売上収益への調整は、以下のとおりです。
                                                             (単位:百万円)
                         前第2四半期連結累計期間               当第2四半期連結累計期間
                          (自 2018年1月1日               (自 2019年1月1日
                           至 2018年6月30日)              至 2019年6月30日)
セグメントに係る売上収益                              554,125                  644,188

内部取引等                                     △41,964                 △57,544

連結上の売上収益                                  512,161                  586,644


                                                             (単位:百万円)
                         前第2四半期連結会計期間               当第2四半期連結会計期間
                          (自 2018年4月1日               (自 2019年4月1日
                           至 2018年6月30日)              至 2019年6月30日)
セグメントに係る売上収益                              292,271                  335,790

内部取引等                                     △21,981                 △29,440

連結上の売上収益                                  270,290                  306,350




                               ― 19 ―
                            楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


   セグメント損益から税引前四半期利益又は損失(△)への調整は、以下のとおりです。
                                                     (単位:百万円)
                      前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                       (自 2018年1月1日          (自 2019年1月1日
                        至 2018年6月30日)         至 2019年6月30日)
セグメント損益                            91,383               124,333

内部取引等                             △1,147                △3,205

Non-GAAP営業利益                       90,236               121,128

無形資産償却費                           △4,422                △4,626

株式報酬費用                            △3,792                △4,607

非経常的な項目                             7,648                    -

営業利益                               89,670               111,895

金融収益及び金融費用                        △1,543                △2,211

持分法による投資利益又は投資損失(△)               △2,026                    570

税引前四半期利益                           86,101               110,254


                                                     (単位:百万円)
                      前第2四半期連結会計期間          当第2四半期連結会計期間
                       (自 2018年4月1日          (自 2019年4月1日
                        至 2018年6月30日)         至 2019年6月30日)
セグメント損益                            59,713                 3,042

内部取引等                             △1,320                    109

Non-GAAP営業利益                       58,393                 3,151

無形資産償却費                           △2,668                △2,270

株式報酬費用                            △1,801                △2,648

非経常的な項目                             7,648                    -

営業利益又は営業損失(△)                      61,572               △1,767

金融収益及び金融費用                          △794                   △75

持分法による投資損失                          △599                  △342

税引前四半期利益又は損失(△)                    60,179               △2,184




                         ― 20 ―
                       楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


 (営業費用の性質別内訳)
                                                (単位:百万円)
                 前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                  (自 2018年1月1日          (自 2019年1月1日
                   至 2018年6月30日)         至 2019年6月30日)
広告宣伝費及び販売促進費                  87,333               108,981

従業員給付費用                       84,993               100,215

減価償却費及び償却費                    33,776                48,963

通信費及び保守費                      12,886                14,709

委託費及び外注費                      25,857                35,555

貸倒引当金繰入額                      17,508                19,789

商品及び役務提供に係る原価                122,744               155,145

金融事業の支払利息                      3,355                 3,891

金融事業の支払手数料                     5,248                 5,965
保険事業の保険金等支払金及び
                              13,048                14,863
責任準備金等繰入額
その他                           61,888                71,593

合計                           468,636               579,669


                                                (単位:百万円)
                 前第2四半期連結会計期間          当第2四半期連結会計期間
                  (自 2018年4月1日          (自 2019年4月1日
                   至 2018年6月30日)         至 2019年6月30日)
広告宣伝費及び販売促進費                  46,251                56,785

従業員給付費用                       43,850                51,269

減価償却費及び償却費                    19,233                25,226

通信費及び保守費                       6,692                 7,700

委託費及び外注費                      13,667                19,164

貸倒引当金繰入額                       8,854                10,057

商品及び役務提供に係る原価                 63,388                81,966

金融事業の支払利息                      1,815                 2,120

金融事業の支払手数料                     2,688                 3,071
保険事業の保険金等支払金及び
                               9,832                 7,511
責任準備金等繰入額
その他                           32,362                37,943

合計                           248,632               302,812




                    ― 21 ―
                             楽天株式会社(4755) 2019年12月期 第2四半期決算短信


     (その他の収益)
 当社グループにおけるその他の収益の内容は、以下のとおりです。
                                                      (単位:百万円)
                       前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                        (自 2018年1月1日          (自 2019年1月1日
                        至 2018年6月30日)          至 2019年6月30日)
為替差益                                 1,618                5,686

有価証券評価益(注)                          33,749               99,490

その他                                 14,217                2,139

合計                                  49,584               107,315
 (注) 当第2四半期連結累計期間において、ライドシェアビジネスに係る株式投資の評価益を87,446百万円、ヘルス
     ケアビジネスに係る株式投資の評価益を7,823百万円計上しています。

                                                      (単位:百万円)
                       前第2四半期連結会計期間          当第2四半期連結会計期間
                        (自 2018年4月1日          (自 2019年4月1日
                        至 2018年6月30日)          至 2019年6月30日)
為替差益                                 1,133                6,063

有価証券評価益                             30,164                   -

その他                                 11,635                1,027
合計                                  42,932                7,090


     (その他の費用)
 当社グループにおけるその他の費用の内容は、以下のとおりです。
                                                      (単位:百万円)
                       前第2四半期連結累計期間          当第2四半期連結累計期間
                        (自 2018年1月1日          (自 2019年1月1日
                        至 2018年6月30日)          至 2019年6月30日)
有形固定資産及び無形資産除却損                        208                  667

その他                                  3,231                1,728

合計                                   3,439                2,395

                                                      (単位:百万円)
                       前第2四半期連結会計期間          当第2四半期連結会計期間
                        (自 2018年4月1日          (自 2019年4月1日
                        至 2018年6月30日)          至 2019年6月30日)
有価証券評価損(注)                              -                10,943

有形固定資産及び無形資産除却損                        135                  431

その他                                  2,883                1,021

合計                                   3,018               12,395
 (注) 当第2四半期連結会計期間において、ライドシェアビジネスに係る株式投資の評価損20,212百万円、ヘルスケ
     アビジネスに係る株式投資の評価益を7,823百万円計上しています。


     (重要な後発事象)
     該当事項はありません。




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