4755 楽天グループ 2021-02-12 15:00:00
2020年12月期 当社連結業績の前期との差異に関するお知らせ [pdf]
2021 年2月 12 日
各 位
会 社 名 楽天株式会社
代表者名 代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
(コード:4755 東証第一部)
本開示文書についての問合せ先
役 職 副社長執行役員 最高財務責任者
氏 名 廣瀬 研二
電 話 050-5581-6910
2020 年 12 月期 当社連結業績の前期との差異に関するお知らせ
本日、当社は 2020 年 12 月期の連結業績について決算短信を発表しましたが、前年同期業績との差
異が大きいため、その概要について下記の通り、お知らせします。
記
1. 2020 年 12 月期の業績(2020 年 1 月 1 日~2020 年 12 月 31 日)
連結業績(IFRS)
親会社の所有者
営業利益又は損 基本的1株当た
売上収益 に帰属する当期
失(△) り当期損失(△)
損失(△)
百万円 百万円 百万円 円 銭
2019 年 12 月期実績(A)
1,263,932 72,745 △31,888 △23.55
2020 年 12 月期実績(B) 1,455,538 △93,849 △114,199 △84.00
対前期増減額(B-A) 191,606 △166,594 △82,311 △60.45
対前期増減率 +15.2% - - -
2. 差異が生じた理由
2020 年 12 月期においては、新型コロナウイルス感染症による EC 需要の拡大に伴い、『楽天市場』を
はじめとした国内 EC の流通総額が伸長したことや『楽天カード』の会員基盤拡大に伴うカードショッピン
グ取扱高の伸びが高い水準を維持したことなどから、売上収益は 1,455,538 百万円(前期比 15.2%
増)となりました。
一方、モバイル事業においては、2020 年4月の本格的なサービスの開始以降、基地局の開設を加速
させ、自社回線によるサービス提供エリアの拡大を進めるとともに、ネットワークの品質向上等に努めてい
ます。その結果、モバイルセグメントにおける売上収益は 227,142 百万円(前期比 34.4%増)となりました
が、自社基地局設置等の先行投資が継続中のため、セグメント損失は 226,976 百万円(前期は 76,524 百
万円のセグメント損失)となり、連結業績では、93,849 百万円の営業損失(前期は 72,745 百万円の営業
利益)を計上しました。また、2020 年8月 31 日付で、当社の代表取締役会長兼社長である三木谷浩史が
米国 Lyft, Inc.(以下、同社)の取締役を退任致しました。同社に対する株式投資については、従来持分
法により会計処理をしておりましたが、当該退任に伴い、2020 年 12 月期第3四半期連結会計期間より、
純損益を通じて公正価値で測定する金融資産として会計処理を行うこととなり、2020 年 12 月期第3四半
期連結会計期間において当該会計上の取扱いの変更による損失 25,017 百万円を持分法による投資損
失として計上しています。これらを受け、親会社の所有者に帰属する当期損失は 114,199 百万円(前期
は 31,888 百万円の損失)となり、前連結会計年度実績と当連結会計年度実績との間に差異が生じてい
ます。
以 上