フィンテック：カード
0
楽天カード 四半期業績推移
ショッピング取扱高の拡大及び貸倒繰入額の取り崩しやコスト抑制等により、売上収益は前年同期比
+11.7%、営業利益は前年同期比+37.5%を達成
（単位：百万円）
1
楽天カードはコロナ禍においてもプラス成長を維持、
成長率は急速に回復
ショッピング取扱高 前年同期比
40% 以前の成長率水準
まで回復
30%
20% ビフォーコロナ CAGR +23.0% 楽天カード
10%
ビフォーコロナ CAGR +7.1% 以前の水準とは乖離
0%
-10% 楽天カードを除く
前年同期比マイナス クレジットカード市場
-20%
-30%
19/1月 19/3月 19/5月 19/7月 19/9月 19/11月 20/1月 20/3月 20/5月 20/7月
2
債権の質は健全な水準を維持
貸倒関連費用比率*
2.5% 2.27% 2.31%
2.15%
1.99% 1.98% 2.05% 2.05% 2.13%
1.94%
2.0% 1.77%
1.63%
1.5%
1.0%
0.5%
0.0%
Q1/18 Q2/18 Q3/18 Q4/18 Q1/19 Q2/19 Q3/19 Q4/19 Q1/20 Q2/20 Q3/20
*貸倒関連費用比率 = 貸倒関連費用 ÷債権残高・保証残高合計の期首期末平均 × 4
3
楽天カード: 日本のNo.1クレジットカード
日本のショッピング取扱高シェア*1
No.1
2020年9月時点のカード会員数
2,076万人
顧客満足度調査*2にてNo.1
11年連続
*1 経済産業省、特定サービス産業動態統計調査、クレジットカード業
*2 2019年度日本版顧客満足度調査
4
スマホ完結による顧客利便性の高さ
利用明細確認 リボ払いへの変更
支払管理 住所変更
5
変化する消費者行動を捉える楽天カード
ECでのクレジット 非接触
カード支出の増加 ニューノーマル
キャッシュレス化
スマートフォン中心
楽天カード
18.6%
9.2% 20XX
2020
(8月末時点)
2015
日本の
ショッピング取扱高シェア*
*経済産業省、特定サービス産業動態統計調査、クレジットカード業
6
フィンテック：銀行
7
楽天銀行 四半期業績推移
役務取引等の増加により、売上収益は前年同期比+5.8%、営業利益は本社移転に伴う費用増により、
前年同期比-0.2%となった
（単位：百万円）
* Q2/20に台湾における現地合弁会社（樂天國際商業銀行股份有限公司)を連結子会社化。上記PLには含まない。
8
楽天銀行: 日本におけるNo.1オンライン銀行
オンライン銀行の
9百万 銀行口座数*
No.1
A B C D E
* 各社開示情報
9
グループシナジーによる成長加速
口座申込数
250,000
66.5%70%
200,000
51.3% 60%
楽天グループ経由
50%
申込比率
150,000
18/7月: 楽天銀行がSPU 40%
プログラムに加わる
30%
100,000
20%
50,000
10%
0 0%
17/4月
17/10月
15/1月
15/7月
16/1月
16/7月
18/1月
18/7月
19/1月
19/7月
20/1月
20/7月
15/10月
16/4月
16/10月
18/10月
19/10月
20/4月
15/4月
17/1月
17/7月
18/4月
19/4月
10
17/1月
17/3月
17/5月
17/7月
17/9月
17/11月
18/1月
18/3月
18/5月
18/7月
18/9月
18/11月
19/1月
19/3月
口座連携サービス「マネーブリッジ」預金残高
19/5月
19/7月
1兆円
19/7月
19/9月
19/11月
20/1月
約１年
20/3月
20/5月
「マネーブリッジ」預金残高が2兆円を突破
20/7月
2兆円
20/8月
20/9月
11
お客様のメイン口座へ
楽天銀行は日常の様々な取引をサポート
光熱費を含む多くの支払いで口座振替が利用可能
Q3/20 Q3/20
給与振込口座数 口座振替実行数
+51.8% +47.1%
前年同期比 前年同期比
12
オンラインシフトにおけるリーディングポジション
伝統的な銀行もオンラインへシフト
デジタル通帳 オンライン送金 スマホ・アプリ
支店の統廃合
中心
楽天銀行はオンラインシフトに
おける優位なポジションに
13
フィンテック：証券
14
楽天証券: 急成長を遂げているオンライン証券
新規口座開設数＊
No.1
総合口座数
470万
成長率
No.1
「楽天ポイント」での投資商品
投資信託
楽天ポイント
投信積立
国内株式
バイナリーオプション（「らくオプ」） など
出所：各社ウェブサイト上での公開情報により当社集計
15
楽天証券 四半期業績推移
国内株式及び米国株式の取引量増加により、売上収益は前年同期比+31.8%、営業利益は前年同期比
+40.6%
(単位：百万円)
16
口座開設数業界No.1! 楽天エコシステムを起因に急成長・顧客基盤拡大
2018年、2019年と2年連続で口座開設数が業界No.１
2020年1-９月は約97万口座獲得。楽天エコシステムを起因に急成長！顧客基盤がさらに拡大
*出所：各社ウェブサイト上での公開情報により当社集計
*野村証券、大和証券：残あり顧客口座数、SMBC日興証券：総合口座数
17
エコシステムを活用し、一般消費者層の口座開設増
将来へ向けた資産形成を始める若年層が拡大
楽天エコシステムを起因に口座数はここ数年で急成長
一般消費者や若年層が従来より大きく増加
特に、「つみたてNISA」や「iDeCo」のような、将来に向けた資産形成を始める若年層の拡大が進む
新規口座開設者の属性 つみたてNISA口座の属性
2020年9月末
18
成長率No.1：資産形成での圧倒的サービス力
楽天グループの強みを生かしたサービスを実現。特に資産形成関連サービスの成長率を加速
（2020年9月末時点） 267億円
（前年同期比+136.3%）
304,116
2020年8月末時点
2.05兆円
(前年同期比+49.1%) (前年同期比80.2%)
1,300,071 754,943
(前年同期比+69.8%) （前年同期比+123.2%）
国内シェア：25.9%
2020年6月末時点
当社調べ（ 年 月末時点）
19
米国株式取引増加。特に「iSPEED」を利用したスマホ取引が活況
2020年9月の約定件数は、前年同月比14倍に。そのうち53%が2020年4月末から開始した「iSPEED」 経由
（2020年9月実績）
国内株式の「iSPEED」に一体化。日米株式のワンストップ取引を実現
米国株式のチャネル別約定件数
20
フィンテック：保険
21
フルラインナップのサービスをワンストップで提供
ワンストップ
のサービス
総合的なオペレーション
マーケティング
コールセンター
システム
その他オペレーション
22
保険事業 四半期業績推移
新契約増、コスト削減、リスクコントロールのための再保険等により売上は前年同期比+6.7％、営業利益は
前年同期比+24億円
(単位：百万円) (単位：百万円)
* 保険事業は生命保険、損害保険、ペット保険、保険代理店を含む。詳細なデータは補足資料に掲載。
23
成長ドライバー：楽天エコシステムとのシナジー
1 家電の延長保証
ペット割ユーザ
2
向けのフリー保険
24
成長ドライバー：楽天エコシステムとのシナジー
住宅ローン利用者のための
3 団体信用保険や火災保険
Big Data
4 日本初*の水災リスク
細分型火災保険
* 2020年1月時点、楽天損保調べ
25
成長ドライバー：楽天エコシステムとのシナジー
楽天ポイントが
5 貯まる・使える保険
楽天ポイントは
総合満足度調査で
No.1
*マイボイスコム2020年7月ポイントに関する調査
26
AIを活用した成長戦略
AIアシスタント
“ARIA”が多岐に渡る
代理店業務をサポート
スケジュール管理
保険商品の提案書作成
など
27
フィンテック：ペイメント
28
楽天ペイメントが提供するサービス
29
総合的ラインナップで加盟店支援
来店促進から決済・マーケティングまで、一気通貫のサービスを提供
来店促進 購買促進 決済
データ分析・マーケティング
30
独自の価値を発揮し拡大する楽天ペイ
楽天ペイの付加価値
約 500万
オンライン＆オフラインの利用可能箇所
楽天ポイントを活用した集客
100万* 深度のあるデータ分析
交通系電子マネー利用可能箇所
安心・安全なシステム
* 2020年9月末時点
31
楽天ペイの力強い成長
楽天ペイの総ユーザー数*
5,000 万人
（2020年9月実績）
* 楽天IDを登録した決済の月間アクティブユーザー。各事業の累計数
32
楽天エコシステムへのユーザー取り込みに成功
新規楽天会員の4人に1人を楽天ペイメントから創出
33
新施策：楽天ペイ- Suica連携
鉄道は日本で最も多く
楽天ポイントから
利用される公共交通手段
Suicaへのチャージが可能に
年間乗車回数*
チャージ
約 250億回
16倍
約15億回
タクシー 鉄道
* 国土交通省鉄道統計年報平成28年度
* 一般社団法人全国ハイヤー・タクシー連合会輸送人員及び営業収入の推移
34
モバイル
35
無制限の5Gプランを追加料金０円で提供
従来のサイト配備 楽天の仮想化サイト
パワーボード 整流器 &
バッテリー パワーボード
統合RHH + アンテナ
GC
設備投資 40%
BBU DU
運用コスト 30%
整流器 & ケーブル &
BBU RRU アンテナ 整流器 & バッテリー AAU
バッテリー キャビネット ジャンパー
2,980円
36
進化を
続ける
※1
※2
※3
● 表記の金額はすべて税別です。
※1 お1人様1回線1度のみ1年無料。300万名対象（増減の可能性あり）。製品代、オプション料、通話料等は別費用。 ※2 プラン料金に含む。5Gは一部エリアで提供されています。詳しくは5G
サービスエリアをご確認ください。 ※3 Rakuten Linkアプリ利用時。アプリ未利用時30秒20円。一部対象外番号あり。
顧客満足度 No.1
総合顧客満足度 No. 1 総合満足度 80.0%
料金プランのわかりやすさ 91.8%
No 1 コストパフォーマンス 89.2%
No 2 au
データ定額 85.4%
No 3 docomo
通信速度 75.8%
No 4 SoftBank データ通信品質・安定性 70.8%
満足している/やや満足している あまり満足していない/満足していない
* 出典: MMD研究所 2020年11月 『2020年11月大手4キャリアの満足度調査』 * 出典: MMD研究所 2020年6月 『Rakuten UN-LIMIT』サービス開始後の利用者実態調査』
38
５年の基地局整備計画前倒し
2021年夏
人口カバー率
96%
5年前倒し
39
ASTの通信ネットワークを用いた100%のエリアカバレッジ
ブロードバンド環境 あらゆる災害時にも
をどこでも実現 通信ネットワークを確保
100% 4G・5G対応エリア
グローバルカバレッジ をより早く拡大
2019年4月に「BlueWalker 1」 打ち上げ
40
自社回線エリアの拡大と顧客獲得
累計契約申し込み数
160万 突破
(2020年11月時点)
143 万
100 万
20/6月 20/7月 20/8月 20/9月 20/10月 ・・・
41
モバイルセグメント：固定資産の増加状況
(単位：百万円) 有形・無形固定資産増加額合計*
91,352
76,859 76,034
58,639
45,500 47,086
17,744
5,817
827 928
Q2/18 Q3/18 Q4/18 Q1/19 Q2/19 Q3/19 Q4/19 Q1/20 Q2/20 Q3/20
*取得ベース
*モバイルセグメント（楽天コミュニケーションズ、MNO事業、MVNE/O事業、Rakuten Viber、エナジー事業）に係る固定資産の増加額
42
楽天モバイル：楽天エコシステムとの高いシナジー
高いリテンション率
高い利用頻度
長期のサービスユース
43
Rakuten Communications Platformによるグローバル展開
世界初の完全仮想化の開発と展開
イノベーションにより
■モバイル通信ネットワークの設計、構築、運用方法を再定義
■仮想化、自動化、オープンアーキテクチャによる設備投資額と営業費用の大幅な削減 1兆ドル以上の通信産
従来のサイト配備 楽天の仮想化サイト 業市場をターゲットに
統合RHH + アンテナ
パワーボード 整流器 & バッテリー
パワーボード GC
BBU DU
整流器 & ケーブル &
BBU RRU アンテナ 整流器 & バッテリー AAU
バッテリー キャビネット ジャンパー
～40% 設備投資額 低減
～30% 運用コスト 低減
44
モバイル：テクノロジー
45
楽天モバイルのユニークなビジョン
ビジョン アーキテクチャ 透明性
探求への勇気 高いパフォーマンスの提供 セキュリティ
クラウドネイティブの仮想化ネットワークと トラフィック需要の高い密集した都市部での 最初で唯一のクラウドネイティブ
いう選択 スケーラブルなソリューション oRAN 5G クリーン Telco
アメリカや同盟国のテック企業により構築さ 設備投資 40%、 運用コスト30%の低減 サプライチェーンの透明性
れた世界最大ののエコシステム
ゼロトラスト・ポリシー
世界初のオープン・クラウドネ 究極の高性能
高い信頼性とセキュリティ
ティブの仮想化自動ネットワーク OpenRANネットワーク
46
世界に認められたネットワークパフォーマンス
4G アベイラビリティ アップロード速度 ダウンロード速度 オンネットワークタイム
98.6 18.9 46.9 89.3
98.5 %
% Mbps Mbps 86.6
% 74.4 %
86.3 8.8 %
Mbps 29
% Mbps
楽天モバイル国内MNO グローバル 楽天モバイル 国内MNO 楽天モバイル 国内MNO 東京 大阪 名古屋
(On-Net) (On-Net)
世界 No.2 世界 No.1 上位25%以内 ユーザーが楽天モバイル
のネットワーク上で費や
5Gネットワーク
す時間は大幅に上昇
サービスの基盤
周波数帯域は競合他社の1/6にもかかわらず、最高品質のネットワーク・パフォーマンスを発揮
* 出所：OpenSignal insights – 254,883個の端末により、3,346,924,826計測を収集
* 期間：2020年6月1日～8月29日
47
世界最大級のHetNet OpenRAN展開
都心 郊外 さらに郊外
4x4 4x4 2x2 2x2 2x2 2x2 + Wi-Fi* 2x2 + Wi-Fi 128x128 32x32
Split 7.2 Split 7.2 Split 2 Split 2 Split 2 Split 2 Split 2 Split 2 Split 7.2
Macro Mini Macro Small cell Enterprise Femto 5G NR
統合されたHetNetアプローチによる、周波数帯域のより適切な管理
48
基地局あたりカバレッジ30-40%増*
トランスミッ
ション用 他の携帯キャリア
アンテナ2基
受信用
ケーブル アンテナ2基
ロス
B 無線 従来型のRRH/RU
B 無線 最大出力80W RRH
U 無線
PIM・ケーブルロス 大
トランスミッション
無線
無線
無線
用アンテナ4基
受信用アンテナ4基
アンテナと無線機の統合
高出力 160W のRRH
ケーブルロス ゼロ
PIM (Passive Intermodulation) ゼロ
基地局設備を削減
全国をカバーするのに必要な基地局数を削減可能
*従来のネットワークアーキテクチャと比較
49
楽天モバイル 基地局装置の無線子局（Radio Unit）例
50
ピギーバック付属の4Gアンテナ
Nokia Band-3 RU
51
基地局の展開速度は上昇
展開基地局数 / 月
1500
750
Simple Radio Solution Concrete Pole Automation
2020年6月 2020年12月
基地局の展開速度は月間750局から1500局に増加
52
完全コンテナ化VoRANにより実現した5Gネットワーク
Rakuten BIG、Sub6、ミリ波5Gネットワークの開始
楽天モバイル
の 5G 製品
Rakuten BIG 5G mmWave 5G sub-6
Radio
RCP
LTE LTE LTE
SW SW SW
Gues Gues Gues
t OS t OS t OS 5
G
S
VM VM VM W
CPRI
Hyperviser RCP
Host OS Operation System
Baseband
Hardware
& LTE SW
Legacy Virtualized Stack Containerized stack
独自のソフトウェアを実装した COTSハードウェアにVNF（仮想ネットワーク機 RCPプラットフォームにCNF（コンテナ化されたネット
レガシーカスタムビルドハードウェア 能）として展開されたoRAN準拠のソフトウェア ワーク機能）として展開されたoRAN準拠のソフトウェア
RGS+ RGS-e
VGA USB 特徴
RGS • 楽天モバイルのセントラル・データセンターで動作
Fan Module
• デュアル・インテル Xeonスケーラブル・プロセッサー
HDD-BP
• シャーシ管理用の1つの前面VGAポートと2つの前面USBポート
PCIe Riser module 2 Super-cap
module • モジュール化されたPCIeライザーと柔軟でスケーラブルなI/Oオプ
ションが、電話会社サービスの高い要件を満たすハードウェアアクセ
ラレーションを提供
Internal SAS
Mezz module • QCT製品全独自の工具不要な設計が、簡単なサービス提供とメンテナ
PCIe Riser module 1 ンスに寄与
RGSe 特徴
• 楽天モバイルのエッジ・データセンターで動作
4 CPUs
(new)
• インテル Xeonスケーラブル・プロセッサー
16GB x • FPGA用の柔軟なI / Oオプション、OSインストール用の追加のM.2
24 SSD、およびメモリ拡張を装備
4 SSDs
• 10Gb SFP +とデュアル 1GBbE RJ45 LoMの双方を柔軟にサポート
する設計
Rackspace: 2U FPGA
1 Cascadelake CPU • 工具不要の配電盤（PDB）とファンモジュールがサービスのダウンタ
イムを最小限に
メモリ: 16GB x 6
1 SSD
１サーバーに対し16の基地局
4Gインフラが5Gのネットワーク展開をサポート
New 5G Radio エッジ インフラ コアネットワーク
4G + 5G NR Sub-6 4G + 5G NR mmW Far Edge Near Edge
Data Center Data Center
4G 5G
4G CU 5G CU OBF
DU DU
DWDM DWDM
4G STU Backbone
RCP RCP Backbone
Radio
5G Operation System Operation System
Radio
CDC
SKU 1 SKU 2
RGS-e RGS
Optical Switching Optical Switching & SDN
基地局インフラ IP バックボーン オペレーション
既存のインフラを5Gに最大限に活用
55
コンテンツ事業
56
新型コロナウイルスによる海外コンテンツ事業の成長
Q3/20 vs Q4/19
登録ユーザー 登録ユーザー 総ユーザー*
+890万 +540万 +1,100万
* ユーザー登録者数とAVOD （Advertising Video On Demand）非ユーザ登録者数の合計値
57
新型コロナウイルスによる海外コンテンツ事業の成長
Q3/20 売上収益
+23.1%
前年同期比
58
Rakuten TV ユーザーの拡大に向けた取り組み
ヨーロッパ 43ヵ国
9,000万世帯に展開
59
マーケティング戦略
60
楽天の強み：強力でユニークなエコシステム
グローバル メンバーシップ
14億
One Brand
「楽天」というワンブランドで国内、海外のサービスを提
供、ブランド認知度とサービスイメージの向上を図る
One ID – メンバーシップ
日本で1億以上の会員が一つの楽天IDでエコシステム内の様々な
サービスを利用
豊富なデータ
1億以上の会員の膨大な購買データを人口統計を用いて
データ解析（年齢、性別、消費の嗜好など）
61
楽天独自のポイントプログラム
全国500万*
* オンラインは楽天市場、楽天トラベル、楽天ペイオンライン決済等の利用可能箇所。オフラインは楽天ペイ、楽天ポイントカード、楽天Edyの利用可能箇所
62
SPUの強化によるクロスユースの促進
コストコントロールを行いつつ、SPUの強化と調整によりクロスユースを促進
16倍
63
クロスユース率*の拡大
SPU等の施策により、クロスユースは堅調に推移。アクティブユーザーの増加に伴いメンバーシップバ
リューが拡大
2サービス以上利用
3サービス以上利用
* 赤線: 過去12か月間における2サービス以上利用者数／過去12か月間における全サービス利用者数 (2020年9月末時点)
* 青線: 過去12か月間における3サービス以上利用者数／過去12か月間における全サービス利用者数 (2020年9月末時点)
(楽天ポイントが獲得可能なサービスの利用に限る)
64
楽天エコシステムで「貯まる！使える！」
サービスをまたいだ便利な使い方をポイントによって後押しするため、生活シーンで利用するサービスを
「楽天」で統一する必然性が生まれる
楽天市場でのお支払いを
楽天カードで 倍
楽天市場
貯まったポイントで 楽天カードの引落口座を
毎月投資をして 倍 楽天銀行で 倍
楽天銀行と楽天証券の
口座連携で預金金利
65
楽天モバイルと楽天エコシステム
楽天モバイルの申込者のうち、楽天を今まで使ったことがなかったユーザーは、15%程度。
それらの楽天新規のユーザのうち 、35% はすでに様々なサービスを使い始めている。
楽天モバイル申込者のうち
が楽天新規ユーザー
ローンチから ヶ月で
楽天新規ユーザーのうち
が他サービスを利用開始
楽天市場
* 諸数値は2020年9月末時点のもの
66
IT/セキュリティー
67
Trustworthy
for our markets, customers, partners and employees
68
在宅勤務対応
ビデオカンファレンス コミュニケーション チャット 個人認証
ファイル共有 情報共有 仮想プライベートネットワーク 仮想デスクトップ
DNSセキュリティ 電子メールセキュリティ 電子署名 覗き見防止
69
楽天の情報セキュリティアーキテクチャー
Rakuten-CERT
・早期警戒情報 ・CSIRT間連携
・インシデントレスポンス
エンドポイントセキュリティ
・電子メールセキュリティ
セキュリティオぺレーション
インテリジェンス
サイバー脅威
・エンドポイント保護・対応（EDR）
＆ インシデントレポート
アプリケーションセキュリティ
・脆弱性インフォーメーション
・SIEM
・デジタルフォレンジック
・ネットワークスキャン
・アプリケーションスキャン ・パブリッククラウドスキャン・システム管理 e-ラーニング
・ネットワークスキャン ・Web 開発 e-ラーニング
ID / アクセスマネージメント
・シングル・サイン・オン ・モバイル デバイス管理
・アクティブディレクトリー ・モバイル アプリケーション管理
インフラストラクチャーセキュリティ
・VPN ・DNS セキュリティ ・WAF ・ファイアーウォール
・Wi-Fi セキュリティ ・DDoS対策 ・侵入検知システム(IDS )・VDI
リスク & コンプライアンス
・ガバナンス ・コンプライアンス
・リスク ・クラウドガイドライン
70
Binding Corporate Rules
(拘束的企業準則)
71
個人情報保護法制への対応
カリフォルニア州
個人情報保護法 EU一般データ保護規則 改定個人情報保護法
APPI
消費者プライバシー法
APPI GDPR CCPA
日本、2015年施行 2016年 EU議会にて承認 2018年6月 ジェリーブラウン知事が署名 2020年成立、2022年施行
2019年5月25日に施行 2020年1月1日暫定施行日
2015 2019 2020 2022
ステークホルダーマネジメント 優先順位の設定 初期対応から継続的な対応への移行
● CCPA対応の重要性や緊急性の共有 ● データマッピングの実施 ● 継続的な対応のためのプロセスの用意
● 対応への合意形成 ● 対応が必要なタスクの特定、タスク ● 全従業員に対するトレーニングプロ
● 進捗状況のモニタリングとレポーティング 間における依存関係の整理、 グラムの用意
体制の構築 ハイリスクなエリアの洗い出し ● セキュリティーの評価
● 対応完了までのロードマップの策定 ● 上記に基づく優先的なタスクの決定 ● ベンダーとの契約内容の見直し
72
データ/AI
73
楽天＝「メンバーシップカンパニー」
74
楽天 AI プラットフォームプログラム
ミッション 楽天メンバーシップマネージメントのエンパワーメント
75
Rakuten Super DB :
楽天経済圏データが集約されたデータプラットフォーム
データ統合されたサービスの数
とデータ量：
40+サービス
楽天経済圏のサービスの数： プラットフォームの利用ユーザー数：
70+ 1,000+のユーザー
700+TB
76
Customer DNA : 楽天会員の総合理解
38のサービスからの 90+の
4,000＋の事実ベース属性
生活スタイル属性予測
自動車、犬、猫を所有するユーザーの生活スタイル予測
自動車のオーナー
犬のオーナー
猫のオーナー
77
AIris ＆ PITARI :
AIによるターゲティングとパーソナリゼーション
1,000+ の顧客別のキャンペーンを展開
40万+ のMNO顧客獲得を含む 楽天モバイルのパーソナリゼーション例
120万+のクロスユースを創出 楽天エリア
パーソナライズされた情報 潜在的な顧客の発見、特定
KDDI エリア
＊2020年3月時点の掲載バナー例
78
広告事業
79
楽天の広告事業の強み
億以上の楽天会員と
そのユーザー に基づく
オンライン・オフライン
双方のデータを蓄積
ポイントカード
オンライン オフライン
等 等
80
サードパーティーCookie規制 ネット広告への影響
2019年 インターネット広告媒体費*1
成果報酬型
1.6兆円
6.3% 動画
1,049億円 19.1%
3,184億円
検索連動型
40.2% →ディスプレイ広告を中心に
ディスプレイ
6,683億円
33.3% 約6,000 億円*2に
5,544億円
影響する可能性
＊1 出典：2020年3月17日 電通グループ3社 ニュースリリース
＊2 当社推計
81
脱Cookie時代における楽天の強み
楽天サービスへの 楽天の
楽天内の広告在庫
ログイン 広告配信システム
広告
ID
PW
DMP 配信
Web Web App
活用可能
規制対象
1st Party data 3rd Party data
(自社サイトで獲得) （外部サイトで獲得）
82
サマリ 楽天データの優位性
メッセージング ポータル＋ 一般的な
検索サービス 楽天
サービス サービス ウェブサイト
量 ◎ ◎ ◎ 〇 ◎
の質 属性の正確性 × × △ △ ◎
フィンテック
データとの連携 × × △ × ◎
オンライン × × △ 〇 ◎
購買データ
オフライン × × △ × 〇
83
内部在庫×外部広告主エリアの拡大
[広告主]
外部（大手ブランド）
+97.4%
Q3/20
楽天市場×外部広告主領域
主要クライアント売上
楽天グループの 楽天データを活用 前年同期比
広告面を外部広告主 した広告配信及び
向けに提供 効果計測を外部
広告主向けに提供 ●広告主のメリット
楽天市場への広告出稿により、楽天市場におけ
[広告在庫] る購買へ直接つなげることが可能
内部 外部
（楽天グループ内）
●楽天のメリット
楽天データを活用 ・楽天市場のGMS向上
楽天グループの した広告配信及び ・利益率の高い内部広告売上の拡大
広告面を内部広告主 効果計測を内部 ユーザー
向けに提供 広告主向けに提供
楽天市場に
広告主のブランド
サイトを設置
内部（市場出店店舗 等）
84
広告事業：Q3/20 成長率分析
広告売上*1*2 [広告主]
外部（大手ブランド）
楽天
（単位：十億円）
インターネット広告
業界全体
+27.3% ▲18.7%
前年同期比 前年同期比
[広告在庫]
内部 外部
（楽天グループ内）
+10.8% +19.1%
前年同期比 前年同期比
内部（市場出店店舗 等）
＊1 内部取引含む取扱高
＊2 一部事業において数値修正を行ったため、 Q2/19より遡及修正
＊3 出典：経済産業省 特定サービス産業動態統計調査 広告業
85
コーポレート
86
グループ生産性向上
グループ生産性の推移 (モバイル、ロジスティクス、投資事業は除く)
正社員1人当たり営業利益 営業利益／総コスト
+69% +63%
2020 Q1 2020 Q2 2020 Q3 2020 Q1 2020 Q2 2020 Q3
87
全従業員参加型の改善活動
改善活動の参加者数 (国内)推移
(単位: 人)
改善活動件数(累積)
390件
2016 2017 2018 2019 2020
（9月15日時点）
88
楽天グループNPS®スコア推移
+9.1 points
+7.1 points
Company A
+6.5 points
Company B
Q2/19 Q3/20
Net Promoter Score (NPS) Survey: Conducted by Rakuten through external panel / May 2019 - Aug 2020
※NPS®は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、サトメトリックス・システムズの登録商標です。
89
品質向上活動
品質向上アクション件数推移
（単位：件数） +181 631
450
280
143
79
2016 2017 2018 2019 2020
90
Rakuten Group Compliance Program
継続的な実施により、従業員１名あたりのインシデント数は大幅に減少
91
新卒・中途ともに就職人気上位
学生が本当に行ってよかったインターンシップ2019
1 Amazon
2 Alphabet (Google)
第1位
3 Rakuten
自己成長につながった部門
4 ORACLE
総合ランキング 第3位
5 Salesforce.com
* 日本の会社でトップ10に入ったのは楽天のみ
92
Back to Basics Project
Competitiveness
Evolution - 競争力のある新たな働き方
- グループ最適化の探求 - グローバル人材力の強化
Back to Basics - チーム力の最大化
- 制度/仕組み設計・実行
- 人事組織・人材強化
2016~2018 2018~2019 2020~
1 on 1 MTG
34
•
全 施策 • 評価・報酬制度改定
• 研修拡充 等
93
楽天従業員数
日本勤務者 2万人超
海外勤務者
2017年12月 2018年12月 2019年12月 2020年9月
*楽天グループ役員及び正社員
94
ESG
95
楽天のサステナビリティ
詳細は下記URLをご参照ください。
https://corp.rakuten.co.jp/sustainability/
96
楽天グループ企業倫理憲章
詳細は下記URLをご参照ください。
https://corp.rakuten.co.jp/about/philosophy/principle/#ethic
97
国際的なイニシアティブ「RE100」への加盟
詳細は下記URLをご参照ください。
https://corp.rakuten.co.jp/news/press/2019/1217_01.html?year=2019&month=12&category=corp%20ec
98
「エコ・ファースト企業」に認定
2020年10月、環境省より「エコ・ファースト」企業に認定
99
楽天グループにおけるコロナ対策取り組み
詳細は下記URLをご参照ください。
https://corp.rakuten.co.jp/newnormal/?l-id=socialdistance_to_newnormal
100
楽天ふるさと納税 / 楽天クラッチ募金
詳細は下記URLをご参照ください。
https://corp.rakuten.co.jp/donation/
101
外部評価・表彰
詳細は下記URLをご参照ください。
https://corp.rakuten.co.jp/sustainability/recognitions/
102
コーポレートガバナンス
詳細は下記URLをご参照ください。
https://corp.rakuten.co.jp/sustainability/recognitions/
地位及び兼職 地位及び兼職
地位及び兼職 地位及び兼職
会社法に定める社外取締役
株式会社東京証券取引所の定める独立役員
103
連結業績
104
Q3/20 連結業績サマリー
（単位：十億円）
Q3/19 Q3/20 前年同期比
売上収益 319.1 361.4 +13.2%
Non-GAAP 営業利益 6.2 -28.7 -349億円
Non-GAAP 営業利益
28.3 37.6 +33.1%
（モバイル、物流、投資事業の損益除く）
IFRS 営業利益 1.1 -39.8 -409億円
105
Q3/20 Non-GAAP 営業利益詳細
将来の成長に向けた先行投資
・物流関連投資/費用: -26億円
・Rakuten Rewards(Ebates)
国内EC リブランディング費用: +16億円 (単位：十億円)
(物流関連投資/費用除く)
・NBA放映権取得費*1: +1億円
・連結調整: +29億円 等
Q3/19
+5.9 -3.2
マイノリティー 新型コロナ -3.1 +1.6
投資損失
+5.8 新型コロナ ウイルスにより その他*2
ウイルスにより 業績が下がった (マイノリティー
-2.0
8.2
事業(トラベル、
フィンテック 業績が押上げられた チケット等) 投資、 13.5
6.2 事業(楽天市場、GORA
楽天24、ブックス 等)
Rakuten Rewards
(Ebates)リブラン
ディング費用、
Q3/19 営業利益 Q3/19 営業利益 NBA放映権取得
Q3/20 営業利益
(マイノリティー (将来に向けた
投資除く)
費用*1等を除く)
先行投資、モバイル、 -43.3
-28.7
マイノリティー
投資除く)
-0.5
モバイル
Q3/20 Q3/20 営業利益
マイノリティー
投資損失
*1 NBAの放映権取得費用はインターネットサービスセグメントの「その他」に計上
*2 「その他」セグメントには主に海外EC事業とスポーツ事業を含む
106
ハイブリッド債を起債
2020年11月に劣後債を起債
格付け機関であるR&I, JCR, S&Pより発行総額の50%まで資本性認定を取得
発行日
名称 発行金額 社債格付け 資本性認定
（払込日）
第4回~第6回楽天株式会社
R&I,JCR,S&P:
利払繰延条項・期限前償還 2020年 R&I: BBB
1,200億円 発行総額の50%まで
条項付無担保社債 11月4日 JCR: BBB+
資本性認定
(劣後特約付)
107
エグジットおよびアセットファイナンス
エグジット
Q4/19 Q3/20まで
(一部)
ビジネスの O-net Rakuten OverDrive Rakuten Rakuten
選択と集中 Q4/18 Brazil Q2/20 USA*1 Germany*２
（最適化） Q4/19 Q3/20 Q3/20
アセット
ファイナンス*3
Q4/20
*1 米国のマーケットプレイスビジネス（旧Buy.com）のクローズ
*2 ドイツのマーケットプレイスビジネスのクローズ
*3 Lyft株式を用いたカラー取引（Variable Prepaid Forward Sales取引） による資金調達
108
アセットファイナンス
カラー取引（Variable Prepaid Forward Sales取引）を利用して、株価変動リスクの
軽減と資金調達を実施
満期時点のポジション価値
キャッシュイン時期
Q4/20
キャッシュイン額
約 714百万ドル
109
海外事業の大幅改善
3事業全てにおいてNon-GAAP 営業利益で黒字を達成
Non-GAAP 営業利益推移
Q3/19 Q4/19 Q1/20 Q2/20 Q3/20 Q3/19 Q4/19 Q1/20 Q2/20 Q3/20 Q3/19 Q4/19 Q1/20 Q2/20 Q3/20
* 社内における配賦費用の付け替え等に伴いRakuten Kobo、Rakuten VIKIの営業利益を変更しており、過去の営業利益も遡及修正済み