4750 ダイサン 2020-03-03 15:30:00
業績予想の修正に関するお知らせ [pdf]

                                                                   2020 年3月3日
各 位
                                        会社名        株式会社ダイサン
                                        代表者名       代表取締役社長          藤田 武敏
                                                   (コード:4750、東証第二部)
                                        問合せ先       経営企画室 室長         多留 健二
                                                   (TEL.06-6243-6341)

                      業績予想の修正に関するお知らせ

 最近の業績動向を踏まえ、2020 年3月3日開催の取締役会において、2019 年5月 31 日に公表した 2020 年 4 月期
の通期連結業績予想を下記の通り修正いたしましたのでお知らせいたします。

                                    記


1. 2020 年4月期通期連結業績予想数値の修正(2019 年4月 21 日~2020 年4月 20 日)
                 売上高         営業利益         経常利益         親会社株主に帰属       1株当たり
                 (連結)        (連結)         (連結)         する当期純利益       連結当期純利益
                      百万円        百万円            百万円         百万円             円銭
前回発表予想(A)
                     9,600        700            700         470          73.29
今回修正予想(B)            9,600        250            250         170          26.51
増 減 額(B-A)              0        △450          △450        △300
増 減 率( % )             0.0      △64.3          △64.3       △63.8
(参考)前期連結実績              ―           ―             ―           ―                 ―
(注)1.2020 年4月期第1四半期より四半期連結財務諸表を作成しているため、前期実績はございません。
   2.上記の業績予想等は、現時点での入手可能な情報に基づいて作成しており、実際の業績は様々な要因に
     より予想数値と異なる可能性があります。

2.修正の理由
   2020 年4月期通期の連結業績予想につきましては、連結営業利益、連結経常利益、親会社株主に帰属する当
  期純利益ともに前回発表予想を下回る見込みとなったため、修正いたします。
   修正の主な要因として、当社に関連の深い住宅業界については、新設住宅着工戸数が当社の想定を大きく下回
  る中、戸建て向け足場の工事受注量が大きく減少いたしました。
   セグメント別では、施工サービス事業において、請負契約の施工スタッフの雇用安定と働き方改革に伴う適切
  な休暇の取得などによる定着化、並びに社員数増加による外国人技能実習生の受入れ枠拡大を目論み、社員への
  転換を早期に進めたことから、施工原価となる人件費が増加いたしました。また、中層大型建築物向け足場工事
  の受注量を増やすため、新型足場「レボルト」の社内投入を先行して実施したことから、施工原価が増加いたし
  ました。以上のことから、当第3四半期連結期間においては、施工原価が当初の予想よりもおおよそ 150 百万円
  増加いたしました。
   製商品販売事業においては、消費税増税後の市況の悪化を受け、主要顧客からの受注が大きく減少したことか
  ら、売上の伸びが鈍化いたしました。また、新製品である「レボルト」の生産効率を上げるため、工程の改善コ
  ストが増加いたしました。以上のことから、当第3四半期連結期間においては、売上原価が当初の予想よりもお
  およそ 70 百万円増加いたしました。
   これらの状況に踏まえ、新型コロナウイルスの経済的影響が第4四半期連結期間も継続し、工事現場に与える
  影響が不透明であることから、新設住宅着工戸数の改善が想定し難いと判断いたしました。しかしながら、来期
  を見据え、人材と足場部材への投資、製造工程の改善は積極的に続けることにいたしましたので、第4四半期連
  結期間の原価が当初の予想よりもおおよそ 230 百万円増加すると判断し、従来の業績予想を修正することといた
  します。
   なお、現時点において、配当予想についての修正はございません。


                                                                          以上