4746 東計電算 2021-02-08 15:00:00
令和2年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
令和2年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
令和3年2月8日
上場会社名 株式会社東計電算 上場取引所 東
コード番号 4746 URL http://www.toukei.co.jp/
代表者 (役職名) 代表取締役社長執行役員 (氏名) 甲田 英毅
問合せ先責任者 (役職名) 総務部長 (氏名) 瀬名波 潤 TEL 044-430-1311
定時株主総会開催予定日 令和3年3月24日 配当支払開始予定日 令和3年3月25日
有価証券報告書提出予定日 令和3年3月25日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無
(百万円未満切捨て)
1. 令和2年12月期の連結業績(令和2年1月1日∼令和2年12月31日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する当期
売上高 営業利益 経常利益
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年12月期 15,848 3.6 2,903 △10.4 3,275 △10.5 2,506 △2.4
元年12月期 15,300 2.7 3,240 12.0 3,661 12.7 2,569 14.9
(注)包括利益 2年12月期 1,782百万円 (△60.4%) 元年12月期 4,499百万円 (173.5%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利
1株当たり当期純利益 総資産経常利益率 売上高営業利益率
当期純利益 益率
円銭 円銭 % % %
2年12月期 271.72 269.87 9.4 12.3 18.3
元年12月期 279.23 277.83 10.5 15.0 21.2
(参考) 持分法投資損益 2年12月期 ―百万円 元年12月期 ―百万円
(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2年12月期 33,473 27,075 80.8 2,927.57
元年12月期 32,264 26,241 81.2 2,848.54
(参考) 自己資本 2年12月期 27,050百万円 元年12月期 26,212百万円
(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2年12月期 2,520 △1,472 △954 1,627
元年12月期 1,863 △1,506 △828 1,534
2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
元年12月期 ― 0.00 ― 110.00 110.00 1,012 39.4 4.2
2年12月期 ― 0.00 ― 125.00 125.00 1,155 46.0 4.3
3年12月期(予想) ― 0.00 ― 125.00 125.00 41.0
令和2年11月9日に発表しました配当予想は、本資料において修正をしております。詳細は、本日発表の「配当予想の修正に関するお知らせ」をご参照願いま
す。
当社は、「取締役会の決議により、毎年6月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。
3. 令和 3年12月期の連結業績予想(令和 3年 1月 1日∼令和 3年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属する 1株当たり当期
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益 純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 8,128 6.4 1,478 14.3 1,741 18.0 1,207 10.2 130.66
通期 17,136 8.1 3,567 22.9 4,053 23.8 2,814 12.3 304.57
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料の13ページ「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」をご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2年12月期 9,350,000 株 元年12月期 9,350,000 株
② 期末自己株式数 2年12月期 109,995 株 元年12月期 147,834 株
③ 期中平均株式数 2年12月期 9,226,222 株 元年12月期 9,202,191 株
(参考)個別業績の概要
1. 令和2年12月期の個別業績(令和2年1月1日∼令和2年12月31日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2年12月期 15,524 3.6 2,868 △10.6 3,248 △10.7 2,491 △2.5
元年12月期 14,984 2.5 3,208 12.0 3,636 12.7 2,554 14.9
潜在株式調整後1株当たり当期純
1株当たり当期純利益
利益
円銭 円銭
2年12月期 270.07 268.23
元年12月期 277.62 276.23
(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
2年12月期 33,333 26,830 80.4 2,901.06
元年12月期 32,075 26,017 81.0 2,824.29
(参考) 自己資本 2年12月期 26,805百万円 元年12月期 25,989百万円
2. 令和 3年12月期の個別業績予想(令和 3年 1月 1日∼令和 3年12月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり当期純利
売上高 経常利益 当期純利益
益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 7,953 6.5 1,731 18.1 1,203 10.3 130.25
通期 16,825 8.4 4,030 24.1 2,800 12.4 303.13
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の経済環境予想等の前提に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々
な要因によって予想数値と異なる場合があります。詳細につきましては、添付資料の2ページ「次期の見通し」をご参照願います。
株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………………………… 2
(1)経営成績に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 2
(2)財政状態に関する分析 …………………………………………………………………………………………… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 …………………………………………………………… 4
(4)事業等のリスク …………………………………………………………………………………………………… 4
2.企業集団の状況 ………………………………………………………………………………………………………… 5
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………………………… 5
4.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 6
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………………………… 6
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………… 8
連結損益計算書 …………………………………………………………………………………………………… 8
連結包括利益計算書 ……………………………………………………………………………………………… 9
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………………………… 10
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………………………… 12
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 13
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 13
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………………………………………………………… 13
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 15
(未適用の会計基準等) …………………………………………………………………………………………… 15
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 15
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 15
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 15
(連結貸借対照表関係) …………………………………………………………………………………………… 16
(連結損益計算書関係) …………………………………………………………………………………………… 17
(連結包括利益計算書関係) ……………………………………………………………………………………… 17
(連結株主資本等変動計算書関係) ……………………………………………………………………………… 18
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ………………………………………………………………………… 19
(金融商品関係) …………………………………………………………………………………………………… 20
(有価証券関係) …………………………………………………………………………………………………… 23
(デリバティブ取引関係) ………………………………………………………………………………………… 24
(退職給付関係) …………………………………………………………………………………………………… 25
(税効果会計関係) ………………………………………………………………………………………………… 27
(ストック・オプション等関係) ………………………………………………………………………………… 27
(資産除去債務関係) ……………………………………………………………………………………………… 31
(賃貸等不動産関係) ……………………………………………………………………………………………… 31
(セグメント情報等) ……………………………………………………………………………………………… 32
(関連当事者情報) ………………………………………………………………………………………………… 35
(1株当たり情報) ………………………………………………………………………………………………… 35
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 35
5.個別財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………………………… 36
(1)貸借対照表 ………………………………………………………………………………………………………… 36
(2)損益計算書 ………………………………………………………………………………………………………… 38
(3)株主資本等変動計算書 …………………………………………………………………………………………… 40
(4)個別財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………………………… 42
(継続企業の前提に関する注記) ………………………………………………………………………………… 42
(重要な会計方針) ………………………………………………………………………………………………… 42
(会計方針の変更) ………………………………………………………………………………………………… 43
(表示方法の変更) ………………………………………………………………………………………………… 43
(会計上の見積りの変更) ………………………………………………………………………………………… 43
(追加情報) ………………………………………………………………………………………………………… 43
(貸借対照表関係) ………………………………………………………………………………………………… 44
(損益計算書関係) ………………………………………………………………………………………………… 44
(有価証券関係) …………………………………………………………………………………………………… 45
(税効果会計関係) ………………………………………………………………………………………………… 45
(重要な後発事象) ………………………………………………………………………………………………… 45
6.その他 …………………………………………………………………………………………………………………… 46
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)経営成績に関する分析
①当期の経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動が急速に縮小したことで輸出
が振るわず、外出自粛で個人消費も低迷し、景気は大幅に悪化した第2四半期を底に大企業製造業を中心に改善の傾
向がみられるものの、非製造業においては回復ペースが鈍いことに加え、先行きは再び悪化が見込まれており、11年
ぶりの低水準になりました。
当業界におきましても、ユーザ企業における情報化投資計画は比較的堅調でありましたが、新型コロナウイルス
の感染拡大がいつ収束するのか不透明な状況が長期化する場合、先行きの景況感が投資計画に及ぼす影響が懸念され
ております。
このような環境のなかで、当社グループは、システムインテグレータとして、多様化するお客様のニーズにフレ
キシブルに対応するため、業種別ソリューション、アウトソーシング、ネットワークの3つの重点戦略を掲げ、積極
的に営業展開を進めてまいりました。
具体的には、①商品化の促進、②システム運用業務売上の拡大、③研究開発費の活用を重点施策として掲げ、取
り組んでまいりました。
以上の結果、当連結会計年度における売上高は158億48百万円(前期比3.6%増)、経常利益32億75百万円(同
10.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益25億6百万円(同2.4%減)となりました。。
事業の種類別セグメントの業績は、次のとおりであります。
(情報処理・ソフトウェア開発業務)
当業務は、システム運用、ソフトウェア開発、及びファシリティサービスの3つの業務で構成されております。
当連結会計年度においては、システム運用業務を中心に堅調な売上を実現致しましたが、ソフトウェア開発業務に
おける不採算案件の発生により、売上高は142億82百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は26億61百万円(同
9.8%減)となりました。
(機器販売業務)
当業務は、当社で開発したシステムに必要なハードウェアの販売等であります。
当連結会計年度においては、前期のオペレーティングシステムのバージョンアップ等に伴うハードウェアの入替需
要の一服したことにより反動減となりました。
その結果、売上高は11億80百万円(前年同期比8.4%減)、営業利益は1億75百万円(同23.5%減)となりました。
(リース等その他の業務)
当業務は、各種事務用機器のリース、ビル・マンションの不動産賃貸業務であります。
当連結会計年度においては、不動産賃貸業務や事務機器の販売等による収入が堅調に推移しました。
その結果、売上高は3億85百万円(前年同期比3.0%増)、営業利益は66百万円(同8.2%増)となりました。
②次期の見通し
今後の経済情勢につきましては、引き続き新型コロナウイルスの感染状況が景気リスクとなっており、先行きの不
透明さが認識されているものの、ワクチン接種の普及や治療薬の開発、政府による追加経済対策の効果等により収束
への道筋がつくとすれば、1年延期して開催されるオリンピック・パラリンピックを足がかりに景気は緩やかに回復
するものと考えられます。
当業界におきましても、ユーザ企業において景気の不透明感が情報化投資計画に及ぼす影響が懸念されているもの
の、キャッシュレス対応、モバイル機器を活用したテレワーク、情報システムのクラウド化など、社会の変化に伴う
システム開発の需要は今後も根強く存在するものと予想されます。
当社グループにおきましては、このような経営環境、産業動向のもと「コンピュータ市場の変化、技術の進捗状況
に対応し、顧客の皆様のニーズにマッチしたサービスの提供ができるよう、常に変化を先取りし、積極的に提案する
営業姿勢を全社的に徹底すること」を経営の基本姿勢として事業展開を図ることが重要であると考えております。
当連結会計年度の業績は、不採算案件の発生により減益となりましたが、原因究明と再発防止の対策に努めており
ます。システム運用業務は重点的に取り組んだ成果を実現することができました。次期においても、次の2つの経営
戦略を掲げ、より一層業績の拡大に取り組んでまいる所存であります。
1. 商品ライセンス売上の拡大
2. 業種別パッケージの商品化の促進
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
以上により、次期の連結業績の見通しにつきましては、売上高は171億36百万円、経常利益は40億53百万円、親会
社株主に帰属する当期純利益は28億14百万円を見込んでおります。
なお、セグメント別の見通しは、次の通りであります。
売上高(百万円)
情報処理・ソフトウェア
機器販売業務 リース等その他の業務
開発業務
令和3年12月期 16,178 587 370
※ 見通しに関する留意事項
この決算短信に記載している業績の予想数値は、当社グループが現時点で入手可能な情報による判断及び仮定によ
り算出しております。従いまして、予想に内在する不確定要因や今後の経済情勢、環境の変化等により、実際の業績
は当該予想数値と異なる場合がありますのでご承知おきください。
(2)財政状態に関する分析
① 資産、負債および純資産の状況
(資産の部)
当連結会計年度末の資産合計は、前会計年度末に比べて12億8百万円増加して334億73百万円となりました。
流動資産は、有価証券の増加等により前連結会計年度末に比べて10億81百万円増加し、固定資産は、投資有価証券
の増加等により前連結会計年度末に比べて1億26百万円増加しました。
(負債の部)
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べて3億74百万円増加して63億97百万円となりました。
流動負債は、未払金の増加等により前連結会計年度末に比べて7億48百万円増加し、固定負債は、繰延税金負債の
減少等により前連結会計年度末に比べて3億74百万円減少しました。
(純資産の部)
当連結会計年度末の純資産合計は、利益剰余金の増加等により前連結会計年度末に比べて8億34百万円増加して270
億75百万円となりました。
② キャッシュ・フローの状況
( 営業活動によるキャッシュ・フロー )
当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、25億20百万円の増加となりました。主として、税
金等調整前当期純利益36億4百万円及び減価償却費4億4百万円によるものです。
( 投資活動によるキャッシュ・フロー )
当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、14億72百万円の減少となりました。主として、投
資有価証券の取得による支出62億10百万円及び有形固定資産の取得による支出3億57百万円によるものです。
( 財務活動によるキャッシュ・フロー )
当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、9億54百万円の減少となりました。主として、配
当金の支払額10億12百万円によるものです。
この結果、当連結会計年度末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ93百万円増加し、16億27百万円と
なりました。
なお、当社グループのキャッシュ・フロー指標のトレンドは下記のとおりであります。
平成30年12月 令和元年12月 令和元年12月 令和2年12月 令和2年12月
期末 中間期 期末 中間期 期末
自己資本比率(%) 81.7 83.5 81.2 84.8 80.8
時価ベースの自己資本比率(%) 105.1 101.4 102.9 139.9 121.4
キャッシュ・フロー対有利子負債比率(%) - - - - -
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍) 5,531.7 22,407.6 16,860.3 5,314.4 11,886.5
※ 自己資本比率 : 自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率 : 株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 : 有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ : 営業キャッシュ・フロー/利払い
(注)①各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により計算をしております。
②株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数により算出しております。
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
③キャッシュ・フローは連結キャッシュ・フロー計算書の「営業活動によるキャッシュ・フロー」を使用してお
ります。
④有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としており
ます。また、利払いについては連結キャッシュ・フロー計算書の「利息の支払額」を使用しております。
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要課題の一つとして認識しております。安定的な経営基盤の確保
と株主資本利益率の向上に努めるとともに、配当につきましても安定的な配当の継続を業績に応じて行うことを基本
方針としております。
当期の期末配当につきましては、この方針のもと、1株当たり125円を予定しております。
(4)事業等のリスク
当社グループの経営成績、株価および財務状況等に影響を及ぼす可能性のあるリスクは以下のようなものがありま
す。これらのリスクに対して当社グループは、発生の防止及び発生時における対処について、最善と考えられる施策
を行い事業活動に務める方針であります。
なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものでありま
す。
①当社の事業内容及び業績変動要因について
当社グループは、「情報サービス産業」に属し、情報処理業務(電算機・通信ネットワーク等の運用・保守・管理
業務等)、ソフトウェア開発業務(業種別・業務別アプリケーションソフト開発、制御系ソフト開発、グループウェア
ソフト開発等)、ファシリティ業務(データ入力、キーパンチャー派遣等)、及び当社グループが開発したシステムに
必要な機器販売業務等の事業を行っております。
コンピュータ関連技術は、ハードウェア面ではダウンサイジング化、ソフトウェア面ではネットワーク化等技術進
歩が急速であります。
高性能OA機器の普及により、汎用機を主とした業務売上の伸びが鈍化する一方でWeb型のホスティングサービ
ス、ハウジングサービス業務の増加が進んでおり、またそれに伴うソフトウェア開発業務売上が増加してくるなど、
事業内容が変化してまいりました。今後も、得意先の情報化投資の動向等によっては、当社の業務内容や業績に影響
を与える可能性があります。
②顧客情報の漏洩について
当社は、事業遂行に関連して、顧客の機密情報を有しております。これらの機密情報については、その管理に万全
を期しておりますが、予期せぬ事態により流出する可能性が皆無ではなく、このような事態が生じた場合、当社の社
会的信用に影響を与え、その対応のための多額の費用負担や信用力の低下が当社業績に影響を与える可能性がありま
す。
③情報ネットワークのセキュリティについて
当社は、ホストコンピュータやサーバーを外部からの物理的侵入が困難な当社所有コンピュータ専用ビル(データ
センター)に設置しております。また、インターネットにより外部から社内ネットワークに侵入された場合には重大
な障害が発生する事態も想定されるため、インターネットを経由して顧客との間で情報を受付け又は提供するシステ
ムにおいては、インターネットと社内ネットワークの接続ポイントを限定し、認証システムにより許可されたユーザ
ーからの特定データのみ通過させるファイアウォールやルータを設置する等の厳重な管理を実施しております。しか
し、セキュリティホール等によりハッカー、クラッカー等が進入した場合、ネットワークに重大な障害を与える可能
性があります。
④品質問題について
当社の主な製品はソフトウェアであります。ソフトウェア開発は無形物の製作であるという特性があります。ソフ
トウェア品質管理ではソフトウェアに要求される品質を経済的に達成するための一定基準を設け、計画・実行・統制
を行い、最適な品質を確保できるよう、全力を挙げて取り組んでおりますが、開発時点では予期せぬシステム設計上
の瑕疵や不具合或いは、プログラムのバグ等の発生によりユーザーよりクレームや損害賠償請求等を受ける可能性が
皆無ではなく、この場合、当社業績に影響を与える可能性があります。
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
2.企業集団の状況
最近の有価証券報告書(令和2年3月26日提出)における「事業系統図(事業の内容)」及び「関係会社の状況」か
ら重要な変更がないため開示を省略します。
3.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、連結財務諸表の期間比較可能性及び企業間の比較可能性を考慮し、当面は、日本基準で連結財務諸
表を作成する方針であります。
なお、今後につきましては、外国人株主比率の推移及び国内の同業他社の国際会計基準の適用動向等を踏まえ、国際
会計基準の適用について検討を進めていく方針であります。
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
4.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,534,583 1,627,730
受取手形及び売掛金 2,516,407 2,457,250
有価証券 878,680 1,367,500
たな卸資産 1,175,217 1,072,030
関係会社短期貸付金 12,291 12,291
その他 1,100,780 1,763,039
貸倒引当金 △239 △229
流動資産合計 7,217,719 8,299,612
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 5,574,198 5,580,690
減価償却累計額 △3,398,726 △3,533,586
建物及び構築物(純額) 2,175,472 2,047,103
機械装置及び運搬具 200,486 199,980
減価償却累計額 △169,690 △176,762
機械装置及び運搬具(純額) 30,795 23,217
その他 2,107,164 2,233,823
減価償却累計額 △1,717,664 △1,768,008
その他(純額) 389,499 465,814
土地 4,498,025 4,498,025
有形固定資産合計 7,093,794 7,034,162
無形固定資産
のれん 3,999 1,999
その他 106,533 134,459
無形固定資産合計 110,533 136,459
投資その他の資産
投資有価証券 17,726,391 17,872,060
従業員に対する長期貸付金 10 -
退職給付に係る資産 70,395 80,475
繰延税金資産 1,040 1,001
その他 44,817 49,309
貸倒引当金 △6 △42
投資その他の資産合計 17,842,649 18,002,805
固定資産合計 25,046,976 25,173,427
資産合計 32,264,696 33,473,040
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 621,230 586,984
未払金 1,542,088 2,008,282
未払法人税等 671,750 708,200
預り金 559,241 565,898
賞与引当金 268,760 277,722
役員賞与引当金 12,050 9,480
その他 773,956 1,041,068
流動負債合計 4,449,076 5,197,635
固定負債
役員退職慰労引当金 24,500 24,892
繰延税金負債 1,542,705 1,167,997
その他 7,013 7,013
固定負債合計 1,574,218 1,199,902
負債合計 6,023,294 6,397,537
純資産の部
株主資本
資本金 1,370,150 1,370,150
資本剰余金 1,388,227 1,400,542
利益剰余金 19,851,698 21,346,366
自己株式 △221,904 △166,396
株主資本合計 22,388,171 23,950,662
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 3,848,357 3,117,282
退職給付に係る調整累計額 △23,769 △17,140
その他の包括利益累計額合計 3,824,587 3,100,142
新株予約権 28,202 24,242
非支配株主持分 439 454
純資産合計 26,241,401 27,075,502
負債純資産合計 32,264,696 33,473,040
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
売上高 15,300,451 15,848,787
売上原価 9,884,019 10,373,685
売上総利益 5,416,431 5,475,101
販売費及び一般管理費 2,175,835 2,571,570
営業利益 3,240,596 2,903,531
営業外収益
受取利息 37,703 49,845
受取配当金 422,103 445,929
有価証券償還益 6,805 15,023
貸倒引当金戻入額 6 10
雑収入 26,427 55,947
営業外収益合計 493,046 566,755
営業外費用
支払利息 110 212
有価証券償還損 68,747 191,622
雑損失 3,325 3,177
営業外費用合計 72,183 195,012
経常利益 3,661,459 3,275,274
特別利益
新株予約権戻入益 338 -
投資有価証券売却益 297,392 576,124
特別利益合計 297,731 576,124
特別損失
固定資産除却損 1,102 968
投資有価証券売却損 281,868 245,880
特別損失合計 282,971 246,849
税金等調整前当期純利益 3,676,219 3,604,549
法人税、住民税及び事業税 1,108,806 1,153,164
法人税等調整額 △2,151 △55,545
法人税等合計 1,106,654 1,097,619
当期純利益 2,569,565 2,506,929
非支配株主に帰属する当期純利益 22 24
親会社株主に帰属する当期純利益 2,569,542 2,506,905
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(連結包括利益計算書)
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
当期純利益 2,569,565 2,506,929
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 1,909,011 △731,074
退職給付に係る調整額 20,876 6,629
その他の包括利益合計 1,929,888 △724,445
包括利益 4,499,453 1,782,484
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 4,499,430 1,782,460
非支配株主に係る包括利益 22 24
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(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 平成31年1月1日 至 令和元年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,370,150 1,388,227 18,110,353 △221,801 20,646,930
当期変動額
剰余金の配当 △828,197 △828,197
親会社株主に帰属する当期
純利益
2,569,542 2,569,542
自己株式の取得 △103 △103
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - - 1,741,345 △103 1,741,241
当期末残高 1,370,150 1,388,227 19,851,698 △221,904 22,388,171
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累 新株予約権 非支配株主持分
差額金 累計額 計額合計
当期首残高 1,939,345 △44,646 1,894,699 21,419 424
当期変動額
剰余金の配当 △7
親会社株主に帰属する当期
純利益
自己株式の取得
株主資本以外の項目の当期
1,909,011 20,876 1,929,888 6,782 22
変動額(純額)
当期変動額合計 1,909,011 20,876 1,929,888 6,782 14
当期末残高 3,848,357 △23,769 3,824,587 28,202 439
純資産合計
当期首残高 22,563,473
当期変動額
剰余金の配当 △828,204
親会社株主に帰属する当期
2,569,542
純利益
自己株式の取得 △103
株主資本以外の項目の当期
1,936,692
変動額(純額)
当期変動額合計 3,677,927
当期末残高 26,241,401
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当連結会計年度(自 令和2年1月1日 至 令和2年12月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 1,370,150 1,388,227 19,851,698 △221,904 22,388,171
当期変動額
剰余金の配当 △1,012,238 △1,012,238
親会社株主に帰属する当期
純利益
2,506,905 2,506,905
自己株式の取得 △265 △265
自己株式の処分 12,315 55,773 68,088
株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
当期変動額合計 - 12,315 1,494,667 55,508 1,562,490
当期末残高 1,370,150 1,400,542 21,346,366 △166,396 23,950,662
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価 退職給付に係る調整 その他の包括利益累 新株予約権 非支配株主持分
差額金 累計額 計額合計
当期首残高 3,848,357 △23,769 3,824,587 28,202 439
当期変動額
剰余金の配当 △8
親会社株主に帰属する当期
純利益
自己株式の取得
自己株式の処分
株主資本以外の項目の当期
△731,074 6,629 △724,445 △3,959 24
変動額(純額)
当期変動額合計 △731,074 6,629 △724,445 △3,959 15
当期末残高 3,117,282 △17,140 3,100,142 24,242 454
純資産合計
当期首残高 26,241,401
当期変動額
剰余金の配当 △1,012,247
親会社株主に帰属する当期
2,506,905
純利益
自己株式の取得 △265
自己株式の処分 68,088
株主資本以外の項目の当期
△728,380
変動額(純額)
当期変動額合計 834,101
当期末残高 27,075,502
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(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益 3,676,219 3,604,549
減価償却費 396,841 404,221
のれん償却額 1,999 1,999
受取利息及び受取配当金 △459,807 △495,775
支払利息 110 212
固定資産除却損 1,102 968
貸倒引当金の増減額(△は減少) △88 25
退職給付に係る資産の増減額(△は増加) △10,870 △530
売上債権の増減額(△は増加) △332,331 59,156
たな卸資産の増減額(△は増加) △235,137 103,186
その他の流動資産の増減額(△は増加) △457,392 △662,258
仕入債務の増減額(△は減少) △354,240 △34,246
その他の流動負債の増減額(△は減少) 140,263 276,411
その他 68,532 △115,701
小計 2,435,203 3,142,220
利息及び配当金の受取額 460,093 495,775
利息の支払額 △110 △212
法人税等の支払額 △1,032,141 △1,117,449
営業活動によるキャッシュ・フロー 1,863,045 2,520,333
投資活動によるキャッシュ・フロー
有形固定資産の取得による支出 △232,914 △357,532
投資有価証券の取得による支出 △6,750,343 △6,210,567
投資有価証券の売却による収入 2,644,239 2,223,167
有価証券の償還による収入 2,945,547 2,932,298
貸付金の回収による収入 120 10
無形固定資産の取得による支出 △113,405 △59,618
投資活動によるキャッシュ・フロー △1,506,757 △1,472,243
財務活動によるキャッシュ・フロー
配当金の支払額 △828,197 △1,012,238
自己株式の取得による支出 △103 △265
自己株式の処分による収入 - 57,570
その他 △7 △8
財務活動によるキャッシュ・フロー △828,308 △954,942
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) △472,019 93,147
現金及び現金同等物の期首残高 2,006,603 1,534,583
現金及び現金同等物の期末残高 1,534,583 1,627,730
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(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)
1.連結の範囲に関する事項
(1) 連結子会社 1社
連結子会社の名称
イースタンリース㈱
(2) 非連結子会社 2社
非連結子会社の名称
大連東計軟件有限公司
Toukei Thailand Co.,Ltd.
(連結の範囲から除いた理由)
これら非連結子会社の総資産、売上高、当期純損益及び利益剰余金等はいずれも小規模であり全体としても
連結財務諸表に重要な影響を及ぼしていないためであります。
2.持分法の適用に関する事項
(1) 持分法適用の関連会社 無
(2) 持分法を適用していない非連結子会社 2社
持分法を適用していない非連結子会社の名称
大連東計軟件有限公司
Toukei Thailand Co.,Ltd.
(持分法を適用していない理由)
持分法を適用していない非連結子会社は当期純損益及び利益剰余金等からみて、持分法の対象から除いても
連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用範囲から除外
しております。
(3) 持分法を適用していない関連会社 1社
持分法を適用していない関連会社の名称
ファインシステム㈱
(持分法を適用していない理由)
持分法を適用していない関連会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等から
みて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に及ぼす影響が軽微であり、かつ、全体としても重要性がな
いため、持分法の適用範囲から除外しております。
3.連結子会社の事業年度等に関する事項
連結子会社の事業年度の末日は、連結決算日と一致しております。
4.会計方針に関する事項
(1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
イ 有価証券
(イ)その他有価証券
①時価のあるもの
連結決算日の市場価格等に基づく時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動
平均法により算定)を採用しております。
なお、組込デリバティブを区分して測定することができない複合金融商品は、全体を時価評価しており
ます。
②時価のないもの
国内非上場株式
移動平均法による原価法を採用しております。
投資事業組合等
投資事業組合等の事業年度の財務諸表及び事業年度の中間会計期間に係る中間財務諸表に基づいて、
投資事業組合等の純資産を出資持分割合に応じて計上しております。
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ロ たな卸資産
(イ)商品・仕掛品
個別法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価の切下げの方法により算定)を
採用しております。
(ロ)貯蔵品
先入先出法による原価法(貸借対照表価額は、収益性の低下に基づく簿価の切下げの方法により算
定)を採用しております。
(2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法
イ 有形固定資産
平成19年3月31日以前に取得したもの
旧定率法を採用しております。
平成19年4月1日以降に取得したもの
定率法を採用しております。
ただし、平成10年10月1日以降に取得した建物(建物附属設備を除く)並びに平成28年4月1日以降に
取得した建物附属設備及び構築物については、定額法によっております。
なお、主要な有形固定資産の耐用年数は下記のとおりです。
建物 50年
工具、器具及び備品 5年
ロ 無形固定資産
定額法を採用しております。
なお、自社利用のソフトウェアは、社内における見込利用可能期間(3~5年)を採用しております。
ハ 長期前払費用
定額法を採用しております。
(3) 重要な引当金の計上基準
イ 貸倒引当金
債権の貸倒による損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等特定の債
権については、個別に回収可能性を検討し回収不能見込額を計上しております。
ロ 賞与引当金
従業員の賞与支給に備えるため、支給見込額の当連結会計年度負担額を計上しております。
ハ 工事損失引当金
受注制作のソフトウェア取引に係る将来の損失に備えるため、損失発生の可能性が高く、かつ、その損
失見込額を合理的に見積ることができる工事について、当該損失見込額を計上しております。
ニ 役員賞与引当金
役員の賞与支給に備えるため、当連結会計年度における支給見込額により計上しております。
ホ 役員退職慰労引当金
役員退職慰労金の支給に充当するため、役員退職慰労金内規に基づく当連結会計年度末要支給額を計上
しております。
(4) 退職給付に係る会計処理の方法
イ 退職給付見込額の期間帰属方法
退職給付債務の算定にあたり、退職給付見込額を当連結会計年度末までの期間に帰属させる方法につい
ては、給付算定式基準によっております。
ロ 数理計算上の差異及び過去勤務費用の費用処理方法
数理計算上の差異は、主として各連結会計年度の発生時における従業員の平均残存勤務期間以内の一定
の年数(10年)による定額法により按分した額を、それぞれ発生の翌連結会計年度から費用処理してお
ります。
過去勤務費用は、主としてその発生時の従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(3年)による定
額法により費用処理しております。
(5) 収益及び費用の計上基準
イ ソフトウェアの開発契約に係る収益の認識基準
当連結会計年度末までの進捗部分について成果の確実性が認められる受注制作のソフトウェア開発契約
については工事進行基準(進捗率の見積りは原価比例法)を、その他の契約については工事完成基準を
適用しております。
ロ ファイナンス・リース取引に係る収益の認識基準
所有権移転外ファイナンス・リース取引については、リース取引開始日に売上高と売上原価を計上し、
利息法に基づき各期末日後に対応する利益を繰り延べる方法によっております。
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(6) のれんの償却方法及び償却期間
のれんの償却については、5年間の定額法により償却を行っております。
(7) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物は手許現金、随時引出可能な預金及び容易に
換金可能であり、かつ価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の
到来する短期投資からなっております。
(8) その他連結財務諸表作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
税抜方式によっております。
(会計方針の変更)
該当事項はありません。
(未適用の会計基準等)
(収益認識に関する会計基準等)
・「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 平成30年3月30日 企業会計基準委員会)
・「収益認識に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第30号 平成30年3月30日 企業会計基
準委員会)
(1)概要
国際会計基準審議会(IASB)及び米国財務会計基準審議会(FASB)は、共同して収益認識に関する包括的
な会計基準の開発を行い、平成26年5月に「顧客との契約から生じる収益」(IASBにおいてはIFRS第15号、
FASBにおいてはTopic606)を公表しており、IFRS第15号は平成30年1月1日以後開始する事業年度から、
Topic606は平成29年12月15日より後に開始する事業年度から適用される状況を踏まえ、企業会計基準委員会
において、収益認識に関する包括的な会計基準が開発され、適用指針と合わせて公表されたものです。
企業会計基準委員会の収益認識に関する会計基準の開発にあたっての基本的な方針として、IFRS第15号と
整合性を図る便益の1つである財務諸表間の比較可能性の観点から、IFRS第15号の基本的な原則を取り入れ
ることを出発点とし、会計基準を定めることとされ、また、これまで我が国で行われてきた実務等に配慮す
べき項目がある場合には、比較可能性を損なわせない範囲で代替的な取扱いを追加することとされておりま
す。
(2)適用予定日
令和4年12月期の期首から適用します。
(3)当該会計基準等の適用による影響
「収益認識に関する会計基準」等の適用による連結財務諸表に与える影響額については、現時点で評価中であ
ります。
(表示方法の変更)
該当事項はありません。
(会計上の見積りの変更)
該当事項はありません。
(追加情報)
該当事項はありません。
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
(連結貸借対照表関係)
※1.非連結子会社及び関連会社に対するものは、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
投資有価証券(株式) 14,572千円 14,572千円
その他(関係会社出資金) 10,000 10,000
※2.連結会計年度末日満期手形の処理
連結会計年度末日満期手形の会計処理は、手形交換日をもって決済処理しております。
したがって、連結会計年度末日は銀行休業日のため、次のとおり連結会計年度末日満期分が期末残高に
含まれております。
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
受取手形 5,191千円 1,991千円
※3.たな卸資産の内訳は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
商品 1,219千円 1,114千円
仕掛品 1,165,194 1,058,811
貯蔵品 8,803 12,103
※4.損失の見込まれる工事契約に係るたな卸資産と工事損失引当金は、相殺表示しております。相殺表示し
たたな卸資産に対応する工事損失引当金の額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
仕掛品に係るもの 234,523千円 373,581千円
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
(連結損益計算書関係)
※1.販売費及び一般管理費のうち主要な費目及び金額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
給与 870,084千円 1,066,279千円
賞与引当金繰入額 56,722 74,440
賞与 162,093 272,542
役員賞与引当金繰入額 12,050 9,480
研究開発費 226,238 294,768
※2.一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費の総額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
254,878千円 294,768千円
※3.固定資産除却損の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
建物及び構築物 -千円 5千円
機械装置及び運搬具 39 0
その他(工具、器具及び備品) 1,062 962
計 1,102 968
※4.売上原価に含まれる工事損失引当金繰入額は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
223,123千円 304,993千円
(連結包括利益計算書関係)
※1. その他の包括利益に係る組替調整額及び税効果額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
その他有価証券評価差額金:
当期発生額 2,703,525千円 △899,474千円
組替調整額 46,418 △153,643
税効果調整前 2,749,943 △1,053,118
税効果額 △840,931 322,043
その他有価証券評価差額金 1,909,011 △731,074
退職給付に係る調整額:
当期発生額 18,030 △111
組替調整額 12,042 9,661
税効果調整前 30,072 9,549
税効果額 △9,196 △2,920
退職給付に係る調整額 20,876 6,629
その他の包括利益合計 1,929,888 △724,445
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
(連結株主資本等変動計算書関係)
前連結会計年度(自平成31年1月1日 至令和元年12月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期 当連結会計年度増 当連結会計年度減 当連結会計年度末
首株式数(株) 加株式数(株) 少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式 9,350,000 - - 9,350,000
合計 9,350,000 - - 9,350,000
自己株式
普通株式 (注) 147,807 27 - 147,834
合計 147,807 27 - 147,834
(注) 普通株式の自己株式の株式数の増加27株は、単元未満株式の買取りによる増加であります。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約権 新株予約権の目的となる株式の数(株)
当連結会計
の目的とな
区分 新株予約権の内訳 年度末残高
る株式の種 当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計
(千円)
類 年度期首 年度増加 年度減少 年度末
提出会社 ストック・オプションとして
- - - - - 28,202
の新株予約権
連結子会社 ストック・オプションとして
- - - - - -
の新株予約権
合計 - - - - - 28,202
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(千円) 額(円)
平成31年3月26日
普通株式 828,197 90 平成30年12月31日 平成31年3月27日
定時株主総会
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり配
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 当額(円)
令和2年3月25日
普通株式 1,012,238 利益剰余金 110 令和元年12月31日 令和2年3月26日
定時株主総会
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
当連結会計年度(自令和2年1月1日 至令和2年12月31日)
1.発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び株式数に関する事項
当連結会計年度期 当連結会計年度増 当連結会計年度減 当連結会計年度末
首株式数(株) 加株式数(株) 少株式数(株) 株式数(株)
発行済株式
普通株式 9,350,000 - - 9,350,000
合計 9,350,000 - - 9,350,000
自己株式
普通株式 (注)1,2 147,834 61 37,900 109,995
合計 147,834 61 37,900 109,995
(注) 1.普通株式の自己株式の株式数の増加61株は、単元未満株式の買取りによる増加であります。
2.普通株式の自己株式の株式数の減少37,900株は、ストック・オプションの行使による減少であります。
2.新株予約権及び自己新株予約権に関する事項
新株予約権 新株予約権の目的となる株式の数(株)
当連結会計
の目的とな
区分 新株予約権の内訳 年度末残高
る株式の種 当連結会計 当連結会計 当連結会計 当連結会計
(千円)
類 年度期首 年度増加 年度減少 年度末
提出会社 ストック・オプションとして
- - - - - 24,242
の新株予約権
連結子会社 ストック・オプションとして
- - - - - -
の新株予約権
合計 - - - - - 24,242
3.配当に関する事項
(1)配当金支払額
配当金の総額 1株当たり配当
決議 株式の種類 基準日 効力発生日
(千円) 額(円)
令和2年3月25日
普通株式 1,012,238 110 令和元年12月31日 令和2年3月26日
定時株主総会
(2)基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
配当金の総額 1株当たり配
決議 株式の種類 配当の原資 基準日 効力発生日
(千円) 当額(円)
令和3年3月24日
普通株式 1,155,000 利益剰余金 125 令和2年12月31日 令和3年3月25日
定時株主総会
(連結キャッシュ・フロー計算書関係)
※1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は次のとおりで
あります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
現金及び預金勘定 1,534,583千円 1,627,730千円
現金及び現金同等物 1,534,583 1,627,730
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(金融商品関係)
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当社グループの資金運用は主として余資を安全性の高い金融資産で運用しております。また、資金調達
は全て自己資金を充当し、不足分を銀行借入による方針としております。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
営業債権である受取手形及び売掛金は、取引先の信用リスクに晒されております。
その他有価証券は主として株式及び債券であり、いずれも市場価格の変動リスクに晒されております。
また、債券については外貨建てのものがあり、為替変動によるリスクに晒されております。
営業債務である買掛金等については、資金調達に係る流動性リスクがあります。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行に係るリスク)の管理
当社グループは、債権管理規程に従い取引先ごとに期日管理及び残高管理を行い、毎月取引先の状況を
経営会議において報告しております。また、与信管理に係る規程に従い、取引先ごとにリスクの軽減を図
る体制をとっております。
②市場リスク(株式価格や債券価格等の変動リスク)の管理
その他有価証券については、定期的に時価を把握し、取締役会に報告を行っております。
③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理
当社グループは、各部署からの報告に基づき経理課が適時に資金繰計画を作成・更新する方法により流
動性リスクを管理しています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価には、市場価格に基づく価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額
が含まれております。当該価額の算定においては変動要因を織り込んでいるため、異なる前提条件等を採
用することにより、当該価額が変動することがあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。なお、時価を把握す
ることが極めて困難と認められるものは含まれておりません((注)2.参照)。
前連結会計年度(令和元年12月31日)
連結貸借対照表計上額
時価(千円) 差額(千円)
(千円)
(1)現金及び預金 1,534,583 1,534,583 -
(2)受取手形及び売掛金 2,516,407 2,523,641 7,234
(3)有価証券及び投資有価証券 18,439,374 18,439,374 -
資産計 22,490,365 22,497,600 7,234
(1)買掛金 621,230 621,230 -
(2)未払金 1,542,088 1,542,088 -
(3)未払法人税等 671,750 671,750 -
(4)預り金 559,241 559,241 -
負債計 3,394,310 3,394,310 -
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
当連結会計年度(令和2年12月31日)
連結貸借対照表計上額
時価(千円) 差額(千円)
(千円)
(1)現金及び預金 1,627,730 1,627,730 -
(2)受取手形及び売掛金 2,457,250 2,459,838 2,587
(3)有価証券及び投資有価証券 19,079,821 19,079,821 -
資産計 23,164,803 23,167,390 2,587
(1)買掛金 586,984 586,984 -
(2)未払金 2,008,282 2,008,282 -
(3)未払法人税等 708,200 708,200 -
(4)預り金 565,898 565,898 -
負債計 3,869,364 3,869,364 -
(注)1.金融商品の時価の算定方法並びに有価証券に関する事項
資 産
(1)現金及び預金、(2)受取手形及び売掛金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
よっております。
回収に長期間を要する債権については、将来キャッシュ・フローをリスクフリーレートに信用リスク等を
加味した利率で割り引いた現在価値により時価を算定しております。
(3)有価証券及び投資有価証券
これらの時価については、株式等は取引所の価格によっており、債券は取引所の価格または取引金融機関
等から提示された価格によっております。また、保有目的ごとの有価証券に関する事項については、注記事
項「有価証券関係」をご参照下さい。
負 債
(1)買掛金、(2)未払金、(3)未払法人税等及び(4)預り金
これらは短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当該帳簿価額に
よっております。
2.時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
区分
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
非上場株式 52,188 52,188
投資事業組合 113,507 107,551
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められることから、「(3)有
価証券及び投資有価証券」には含めておりません。
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3.金銭債権及び満期のある有価証券の連結決算日後の償還予定額
前連結会計年度(令和元年12月31日)
1年超 5年超
1年以内 10年超
5年以内 10年以内
(千円) (千円)
(千円) (千円)
現金及び預金 1,534,583 - - -
受取手形及び売掛金 2,454,387 62,019 - -
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるも
の
債券 878,680 - - -
その他 - 23,468 90,039 -
合計 4,867,651 85,487 90,039 -
当連結会計年度(令和2年12月31日)
1年超 5年超
1年以内 10年超
5年以内 10年以内
(千円) (千円)
(千円) (千円)
現金及び預金 1,627,730 - - -
受取手形及び売掛金 2,438,547 18,703 - -
有価証券及び投資有価証券
その他有価証券のうち満期があるも
の
債券 1,367,500 - - -
その他 - 27,543 80,008 -
合計 5,433,778 46,246 80,008 -
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(有価証券関係)
1.その他有価証券
前連結会計年度(令和元年12月31日)
連結貸借対照表計上
種類 取得原価(千円) 差額(千円)
額(千円)
(1)株式 9,582,859 6,167,213 3,415,645
(2)債券
① 国債・地方債
- - -
等
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの ② 社債 - - -
③ その他 - - -
(3)その他 7,679,294 5,524,511 2,154,782
小計 17,262,153 11,691,725 5,570,428
(1)株式 298,541 327,177 △28,636
(2)債券
① 国債・地方債
- - -
等
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの ② 社債 - - -
③ その他 878,680 878,680 -
(3)その他 - - -
小計 1,177,221 1,205,857 △28,636
合計 18,439,374 12,897,582 5,541,792
当連結会計年度(令和2年12月31日)
連結貸借対照表計上
種類 取得原価(千円) 差額(千円)
額(千円)
(1)株式 10,392,391 6,541,552 3,850,839
(2)債券
① 国債・地方債
- - -
等
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えるもの ② 社債 - - -
③ その他 - - -
(3)その他 5,424,894 4,480,932 943,962
小計 15,817,286 11,022,484 4,794,802
(1)株式 1,138,726 1,390,902 △252,176
(2)債券
① 国債・地方債
- - -
等
連結貸借対照表計上額が
取得原価を超えないもの ② 社債 - - -
③ その他 1,367,500 1,367,500 -
(3)その他 756,308 810,844 △54,536
小計 3,262,534 3,569,247 △306,712
合計 19,079,821 14,591,731 4,488,089
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2.売却したその他有価証券
前連結会計年度(自 平成31年1月1日 至 令和元年12月31日)
種類 売却額(千円) 売却益の合計額(千円) 売却損の合計額(千円)
(1)株式 2,424,210 287,160 255,147
(2)債券
① 国債・地方債等 - - -
② 社債 - - -
③ その他 159,759 - 22,400
(3)その他 60,269 10,232 4,320
合計 2,644,239 297,392 281,868
当連結会計年度(自 令和2年1月1日 至 令和2年12月31日)
種類 売却額(千円) 売却益の合計額(千円) 売却損の合計額(千円)
(1)株式 1,896,222 544,117 70,241
(2)債券
① 国債・地方債等 - - -
② 社債 - - -
③ その他 - - -
(3)その他 326,944 32,006 175,638
合計 2,223,167 576,124 245,880
(デリバティブ取引関係)
前連結会計年度(自 平成31年1月1日 至 令和元年12月31日)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
複合金融商品関連
組込デリバティブを区分して測定できない複合金融商品については、全体を時価評価し、「注記事項(有価
証券関係)」に含めて記載しております
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
該当事項はありません。
当連結会計年度(自 令和2年1月1日 至 令和2年12月31日)
1.ヘッジ会計が適用されていないデリバティブ取引
複合金融商品関連
組込デリバティブを区分して測定できない複合金融商品については、全体を時価評価し、「注記事項(有価
証券関係)」に含めて記載しております
2.ヘッジ会計が適用されているデリバティブ取引
該当事項はありません。
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
(退職給付関係)
1.採用している退職給付制度の概要
当社グループは、従業員の退職給付に充てるため、確定給付企業年金制度を採用しております。
2.確定給付制度
(1)退職給付債務の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
退職給付債務の期首残高 601,432千円 605,699千円
勤務費用 39,919 39,183
利息費用 2,405 2,422
数理計算上の差異の発生額 △14,040 931
退職給付の支払額 △24,017 △18,296
退職給付債務の期末残高 605,699 629,939
(2)年金資産の期首残高と期末残高の調整表
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
年金資産の期首残高 630,885千円 676,095千円
期待運用収益 7,886 8,451
数理計算上の差異の発生額 3,989 819
事業主からの拠出額 57,351 43,346
退職給付の支払額 △24,017 △18,296
年金資産の期末残高 676,095 710,415
(3)退職給付債務及び年金資産の期末残高と連結貸借対照表に計上された退職給付に係る負債及び退職給付
に係る資産の調整表
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
積立型制度の退職給付債務 605,699千円 629,939千円
年金資産 △676,095 △710,415
△70,395 △80,475
非積立型制度の退職給付債務 - -
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △70,395 △80,475
退職給付に係る負債(△資産) △70,395 △80,475
連結貸借対照表に計上された負債と資産の純額 △70,395 △80,475
(4)退職給付費用及びその内訳項目の金額
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
勤務費用 39,919千円 39,183千円
利息費用 2,405 2,422
期待運用収益 △7,886 △8,451
数理計算上の差異の費用処理額 12,042 9,661
過去勤務費用の費用処理額 - -
確定給付制度に係る退職給付費用 46,481 42,816
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
(5)退職給付に係る調整額
退職給付に係る調整額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
過去勤務費用 -千円 -千円
数理計算上の差異 30,072 9,549
合 計 30,072 9,549
(6)退職給付に係る調整累計額
退職給付に係る調整累計額に計上した項目(税効果控除前)の内訳は次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
未認識過去勤務費用 -千円 -千円
未認識数理計算上の差異 34,240 24,690
合 計 34,240 24,690
(7)年金資産に関する事項
① 年金資産の主な内訳
年金資産合計に対する主な分類ごとの比率は、次のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
一般勘定 83.3% 83.0%
株式 5.8 6.3
債券 10.5 10.4
その他 0.4 0.3
合 計 100.0 100.0
② 長期期待運用収益率の設定方法
年金資産の長期期待運用収益率を決定するため、現在及び予想される年金資産の配分と、年金資産を構
成する多様な資産からの現在及び将来期待される長期の収益率を考慮しております。
(8)数理計算上の計算基礎に関する事項
主要な数理計算上の計算基礎(加重平均で表わしております。)
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
割引率 0.40% 0.40%
長期期待運用収益率 1.25 1.25
予想昇給率 使用しておりません。 使用しておりません。
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株式会社東計電算 (4746) 令和2年12月期 決算短信
(税効果会計関係)
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
前連結会計年度 当連結会計年度
(令和元年12月31日) (令和2年12月31日)
繰延税金資産
賞与引当金 82,186千円 84,927千円
未払事業税 41,359 46,053
役員退職慰労引当金 7,492 7,611
子会社株式評価損 2,240 2,240
土地減損損失 32,617 32,617
その他 9,194 57,347
繰延税金資産合計 175,090 230,797
繰延税金負債
退職給付に係る資産 △21,527 △24,609
その他有価証券 △1,695,228 △1,373,184
計 △1,716,755 △1,397,794
繰延税金資産(負債)の純額 △1,541,664 △1,166,996
2.法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因
となった主要な項目別の内訳
前連結会計年度(自 平成31年1月1日 至 令和元年12月31日)及び当連結会計年度(自 令和2年1
月1日 至 令和2年12月31日)
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であ
るため注記を省略しております。
(ストック・オプション等関係)
(提出会社)
1.ストック・オプションに係る費用計上額及び科目名
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日) 至 令和2年12月31日)
販売費及び一般管理費 7,121 6,558
2.権利不行使による失効により利益として計上した金額
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 平成31年1月1日 (自 令和2年1月1日
至 令和元年12月31日)