4736 J-日本ラッド 2020-11-13 17:00:00
第50期(2021年3月期)第2四半期決算説明資料 [pdf]
第50期(2021年3月期) 第2四半期決算説明資料
日本ラッドは、1971年、PC同士をネットワークでつなぐことを誰も考えていなかった時代に、
「異機種間接続システム開発専門会社」としてスタートいたしました。
社名のRADとは、Research And Developmentの頭文字で、最先端技術の開発をはじめ、
常に新しい分野に果敢にチャレンジし、未来を切り開こうとする当社の精神を表しています。
2020年11月13日
日本ラッド株式会社
会社概要
日本ラッド株式会社
設立:1971年6月7日
上場:1999年11月9日(JASDAQ 4736)
代表者:代表取締役会長 大塚隆一、代表取締役社長 須澤通雅
決算期:3月
資本金:12億3,948万円
発行済株式数:5,355,390株
従業員数:単体:304名 (2020年4月1日現在)
事業所:本社(東京都港区)、大阪事業所、名古屋事業所、福岡技術センター
関連会社 ライジンシャ
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上半期トピックス(エンタープライズ足踏み、IoT営業抑制)
概ね予想通りの事業進捗、ウィズコロナ環境下でエンタープライズソリュー
ションは既存商流の維持に注力、IoTは対面営業・展示会での新規リード獲
得が難しい中、パートナービジネスに注力し下期への体制作り。
エンタープライズソリューション
既存商流の深化とプロダクト展開ーリモートワーク体制の安定運用へ
ビジネスインテリジェンス(BI)-Boardインテグレーションはやや足踏み、体制再構築
Kintoneプラットフォームアプリケーション開発・インテグレーション提案順調
エンタープライズ向けプロダクトの大幅強化・提案増加
IoT提案ともリンクしたAI提案増
IoTソリューション
案件、クライアントの大口化は引き続き伸長、フェーズ増
展示会開催・参加不能状態、新規リード獲得には苦慮
アドバンテックとのメディカル分野コラボ・ウィズコロナソリューション提案本格化
自社ブランドKonektiプラットフォームの機能増、標準提案化進行
ウェビナー・ウェブプロモーションの拡充・体制作り
自社IPプロダクト開発の強化・積極的リリースアウト
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アドバンテック社との取り組み
~コロナ感染拡大防止ソリューション販売展開~
拡 始
順次
大 動 対応
IIoT(Industrial) SIoT(Service) GIoT(General)
お客様 (日本国内) iFactory(製造業)分野 医療分野 その他 IoT(住宅、農業他)
DFSI (Domain Focus Solution Integrator)
IIoTトータルソリューションとしての提供
ハードウェア販売・ (日本ラッドオリジナルソフトウェア提供、ネットワーク構築、運用支援)
保守
SRP※既製品提供
ローカライズ・カスタマイズしたアドバンテック製グローバル製品の提供
アドバンテック株式会社(日本)
19%出資
IoTハードウェア・ベース機材供給
グローバル版SRP※提供
※ SRP = Solution-Ready-
Package/Platform
ADVANTECH Co. LTd. (台湾)
インダストリアル(製造業)分野(IIoT)は既に軌道に乗り拡大フェーズに入っており、引き続きマーケット
でのユニークポジション・ジャンルリーダーを目指しつつ、コロナ感染拡大ソリューションを嚆矢に
SIoTソリューションの病院・施設向け展開を開始し、順調に導入開始
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2つのセグメント組織体制
ソフトウェア受託開発 社長 ハードウェア起点
とシステムコンサル のソリューション
ティングを中心とする を提供するチーム
チーム
管理本部
エンタープライズソリューション事業 IoTインテグレーション事業
経営企画室
営業統括部 事業戦略 IoTソリューション事業部
先進技術R&D
第一ソリューション事業部 M&A
IoT西日本技術部(大阪事業所)
第二ソリューション事業部 イノベーション
推進室
ビジネスソリューション事業部 メディカル事業部
次世代技術、
新規ビジネス開発
ビジネスインテリジェンス事業部
映像ソリューション部
人材開発室
クラウドソリューション事業部
新卒・中途採用
名古屋事業所 若手育成
人財活用
福岡技術センター ※クラウドソリューションをエンタープライズソリューションに統合。営業の効率化
を図る
※イノベーション推進室にてAI関連開発を推進
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上期リリース・扱い開始プロダクト・ソリューション紹介
アドバンテック社製感染防止ソリューション第1弾 AIサーモグラフィシステム
同時20人までの顔面・体温をAI認識
完全非接触型・運用人員削減効果
プロバージョンで顔認証機能・追跡可能
移動設置可能・リーズナブルな導入
病院を中心に導入進む、好評頂いている
スクリーニングカバーレンジ
LAN
HDMI ・ VGA
または
来訪者 PoE スイッチ
LAN
発熱スクリーニング管理
(ベーシック/スタンダード/プロ)
サーモグラフィックカメラ
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上期リリース・扱い開始プロダクト・ソリューション紹介
(株)ワンビシアーカイブズとの業務提携で、脱ハンコ時代の基本となる
電子契約サービス「WAN-Sign」の提供開始、インテグレーション提案
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上期リリース・扱い開始プロダクト・ソリューション紹介
(株)アグリーメントよりデータ統合アプリケーション「Attack Board」を事業譲受
使用しているエクセル業務体系を変更せず、そのまま一元管理化可能
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第50期(2021年3月期) 第2四半期決算の概要
第50期第2四半期(2020年4月~2020年9月迄)の業績および決算状況についてご説明します。
2021年3月期 上半期業績サマリー
【単体】 【単体】 前年比 売上高
P/L 2020.3期 上半期 2021.3期 上半期 新型コロナウイルス感染症の影響
(百万円) (19.4~19.9) (20.4~20.9) 増減額 前年同期比 により減収
売上高 1,469 1,252 ▲ 217 ▲14.7% EBITDA
減価償却費の発生額は前期比同様
程度 17百万円
EBITDA* ▲51 ▲191 ▲ 140 -
営業損益
販管費は減少 ▲61百万円
営業利益 ▲67 ▲208 ▲ 141 -
経常損益
一時的な休業待機による助成金収
経常利益 ▲188 入a/cの発生
▲64 ▲ 124 -
当期純利益 ▲67 ▲194 ▲ 127 -
* EBITDA・・・営業利益 + 減価償却費
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【エンタープライズソリューション事業】2021年3月期 上半期業績サマリー
前年比 売上高
2020.3期 上半期 2021.3期 上半期 予算規模縮小や納期先送りで
(百万円) (19.4~19.9) (20.4~20.9) 増減額 前年同期比
売上高は減少
売上高 912 805
▲ 107 ▲11.7% EBITDA
(内、セグメント間) (4) (1)
減価償却費の発生額は前期比同様
程度 1百万円
EBITDA* 157 44 ▲ 113 ▲72.0%
売上原価
労務費の増加 + 5百万円
売上原価 698 703
+5 +0.7% 原材料の増加 + 20百万円
(内、セグメント間) (0) (18)
外注加工費の減少 ▲ 34百万円
期末仕掛品の減少 ▲ 4百万円
販管費 58 60 +2 +3.4%
セグメント利益
セグメント 売上高減収により減益
156 43 ▲ 113 ▲72.4%
利益
* EBITDA・・・セグメント利益 + 減価償却費
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【IoTインテグレーション事業】2021年3月期 上半期業績サマリー
前年比
売上高
2020.3期 上半期 2021.3期 上半期 IoT分野の受注の先送り
(百万円) (19.4~19.9) (20.4~20.9) 増減額 前年同期比 メディカル分野の予算規模縮小
売上高 561 466 EBITDA
▲ 95 ▲17.0%
(内、セグメント間) (0) (18)
減価償却費発生額は前期比微増
15百万円
EBITDA* 2 ▲41 ▲ 43 -
売上原価
労務費の増加 + 11百万円
売上原価 495 491 材料費の減少 ▲ 6百万円
▲4 ▲0.8%
(内、セグメント間) (5) (1)
外注加工費は前期比同 ▲0百万円
期末仕掛品の増加 + 23百万円
販管費 77 31 ▲ 46 ▲59.7%
セグメント利益
販売費用の減少 ▲47百万円
セグメント
▲11 ▲56 ▲ 45 - 売上高の減収により損失拡大
利益
* EBITDA・・・セグメント利益 + 減価償却費
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2021年3月期 上半期CFサマリー
営業CF
前年比
2020.3期 上半期 2021.3期 上半期 税引前当期純損失による支出
(百万円) (19.4~19.9) (20.4~20.9) 増減額 前年同期比 ▲188(前期は▲63)
売上債権の減少額による収入
+432(前期は+250)
営業CF 13 62 + 49 376.9%
仕入債務の減少額による支出
▲91 (前期は▲44)
投資CF ▲57 ▲59 ▲2 - 投資CF
有形・無形固定資産取得による支出
▲58(前期は▲21)
投資有価証券の取得による支出
財務CF ▲88 ▲85 +3 -
0(ゼロ)(前期は▲33)
財務CF
現金等増減 ▲133 ▲82 + 52 - 配当金の支払による支出
▲25(前期は▲26)
長短期借入返済の増減額による支出
現金等残高 3,117 3,011 ▲106 ▲3.4% ▲60(前期は▲62)
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第50期(2021年3月期) 事業方針
今年度の事業毎の予算内訳、下期重点項目についてご説明します。
2021年3月期 業績公表予想
• 上半期については、エンタープライズソリューション事業、IoTインテグ
レーション事業ともに発表予想通りに推移、下半期はコロナ影響の軽減
を期待しつつ不確定要素に対応していく
2021.3期
P/L
第2四半期
通期計画 対計画残額
(百万円) 実績
売上高 1,252 3,250 1,998
営業利益 ▲208 10 218
経常利益 ▲188 27 215
当期純利益 ▲194 20 214
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今後の見通し
ES × IoTベースに自社プロダクト開発強化・投入
◆ ウィズコロナ体制は一旦構築完了、今後影響が軽減していく期待と未だ不透明感の残る中、
ニューノーマル社会に適合したシステム投資ニーズを動的に捉え、適切な自社プロダクトを
開発・投入していく
◆ IoTインテグレーション事業
◆ アドバンテック社のDFSI・WISE-PaaSプレミアパートナーとしての位置をさらに固める
→ 日本市場における重要な戦略的パートナーとして「共創」維持
◆ インダストリアル分野+メディカル領域のドメインフォーカスの本格展開
◆ Solution-Ready-Platform(Package)の拡充(パートナー含む)による納期短縮、採算向上
◆ エンタープライズソリューション事業
◆ 蓄積されたビジネスノウハウを基に、クライアント提案型営業への転換
2023 -
◆ 技術オリエンテッドな企業として、自社IPプロダクト開発に注力
IoT事業
◆ M&Aによる質・量双方での規模拡大 2022
◆ 両事業ドメインに対するAI提案再注力 2021
エンタープライズ事業
◆ 上記を軸にしたGrowth Plan(中期経営計画)を策定、 売上伸長構成イメージ
人的リソース拡充をメインとした連結グループ化を実現する
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ソリューション提携展開
近年、ソリューション&テクノロジーパートナー契約の積極的な締結
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企業理念
「IT分野における顧客企業のホームドクター」
として、世界最高水準の技術をいち早く実務に
取り込み、顧客本位のサービス提供を行う
※ ホームドクターとは、米国等では一般的な医療のスタイル(“Family doctor”)で、診療科目に限らず「かかりつけ医」が一次医療
を受け持つこと。患者の子供の頃からの成長の過程や家庭環境などを熟知した上で診察をするため、親身になった適切な診断がで
きると考えられている。
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本資料およびIRに関するお問い合わせ
日本ラッド株式会社
経営企画室
TEL:03-5574-7800
2018年度
製造業のIoT活用を促進する 女性が活躍する企業
Edgecross 「えるぼし」認定取得
https://www.nippon-rad.co.jp/
https://www.facebook.com/NipponRadInc
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