4728 トーセ 2021-04-14 15:30:00
2021年8月期第2四半期連結累計期間の業績予想値と実績値との差異に関するお知らせ [pdf]

                                                                 2021 年 4 月 14 日


各         位
                                               会 社 名 株式会社トーセ
                                               代表者名 代表取締役社長 渡辺 康人
                                               (コード番号 4728   東証第1部)
                                               問合わせ先 執行役員財務管理部長 中川 尚樹
                                                          (TEL. 075-342-2525)


                 2021 年8月期第2四半期連結累計期間の業績予想値と
                        実績値との差異に関するお知らせ

    2020 年 10 月7日に公表いたしました 2021 年8月期(2020 年9月1日~2021 年8月 31 日)の第2四半期
連結累計期間の業績予想値と本日公表の実績値について、差異が生じましたので、お知らせいたします。


                                     記


1.2021 年8月期第2四半期連結累計期間業績予想値と実績値との差異
     (2020 年9月1日~2021 年2月 28 日)
                                                          親会社株主
                                                                      1株当たり
                         売上高        営業利益       経常利益       に帰属する
                                                                      四半期純利益
                                                          四半期純利益
                           百万円       百万円         百万円         百万円         円 銭
前 回 発 表 予 想 (A)
                            2,401      44          56          29        3.83
実         績     値(B)        1,838        △85        △83      △103      △13.63

増     減       額(B-A)        △563      △129        △139       △132

増     減       率 (%)        △23.5     ―          ―            ―
(ご参考)前期第2四半期実績
                            2,182        112        138          74      9.79
(2020 年8月期第2四半期)


2.差異の理由
     当第2四半期連結累計期間におきましては、再び新型コロナウイルス感染症の拡大が発生し、経済の先
    行きが不透明な状況で推移しました。
     このような状況のもと、当社グループが属するゲーム業界におきましては、コロナ禍による巣ごもり消
    費の拡大に伴い、ゲーム会社各社の業績が好調に推移し、活況を呈しました。
     当社グループでは、新型コロナウイルス感染拡大に対して、従業員や家族、取引先をはじめとする様々
    なステークホルダーの安全を最優先に考え、引き続き在宅勤務や交代制勤務に取り組み、事業への影響を
    最小限に抑えるように努めてまいりました。そういった中、巣ごもり消費の拡大に伴うゲーム業界の活況
    を背景として、一部の顧客において、開発タイトルのゲーム内容の追加や見直しが実施されるなど、品質
    向上に向けた取り組みが活発化しました。一方で、国内のスマートフォン向けゲーム市場は、2018 年後半
から過熱気味となり、成長の鈍化がみられたものの、コロナ禍による巣ごもり消費の拡大に伴い、一部盛
り上がりを見せましたが、既に市場規模としては飽和状態になりつつあることから、顧客において新規タ
イトルの投入に対して慎重な姿勢が見られました。
 このような事業環境のもと、各事業において新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、特にデジタル
エンタテインメント事業において、現在開発業務を遂行している複数の家庭用ゲームソフトの大型案件に
ついて、品質をより一層向上させるために、顧客からの要請により開発スケジュールが変更となり、売上
計上時期が下期になった結果、売上高は前回予想を下回りました。
 また、利益面につきましては、上記のとおり売上計上時期が下期になった案件が発生し、売上高が下期
偏重になる中、販売費及び一般管理費が前年同期と同水準で推移したことに加え、出勤者への特別手当や
在宅勤務手当など、新型コロナウイルス感染拡大防止に想定以上の費用がかかったことから、営業利益、
経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益ともに前回予想を下回りました。
 なお、顧客の要請により開発スケジュールが変更となった複数の家庭用ゲームソフトの大型案件につき
ましては、下期に売上を計上できる見込みであり、それ以外の案件についても、順調に進捗していること
から、2021 年8月期の通期連結業績予想につきましては、2020 年 10 月7日に公表いたしました連結業績
予想を据え置くことといたします。今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示する予
定であります。


                                                  以   上