4720 J-城南進研 2021-05-20 16:00:00
2021年3月期決算短信〔日本基準〕(連結) [pdf]
2021年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
2021年5月20日
上 場 会 社 名 株式会社城南進学研究社 上場取引所 東
コ ー ド 番 号 4720 URL https://www.johnan.co.jp/
代 表 者 (役職名) 代表取締役社長CEO (氏名) 下村 勝己
問合せ先責任者 (役職名) 取締役常務執行役員CFO (氏名) 杉山 幸広 (TEL) 044-246-1951
定時株主総会開催予定日 2021年6月29日 配当支払開始予定日 2021年6月30日
有価証券報告書提出予定日 2021年6月29日
決算補足説明資料作成の有無 : 無
決算説明会開催の有無 : 無 (当社ウェブサイトにて決算説明の動画配信予定)
(百万円未満切捨て)
1.2021年3月期の連結業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
親会社株主に帰属する
売上高 営業利益 経常利益
当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 5,709 △15.4 △637 ― △585 ― △1,056 ―
2020年3月期 6,746 △2.8 △679 ― △658 ― 299 ―
(注) 包括利益 2021年3月期 △1,022百万円( ―%) 2020年3月期 213百万円( ―%)
潜在株式調整後
1株当たり 自己資本 総資産 売上高
1株当たり
当期純利益 当期純利益率 経常利益率 営業利益率
当期純利益
円 銭 円 銭 % % %
2021年3月期 △131.16 ― △31.2 △9.4 △11.2
2020年3月期 37.16 ― 7.7 △10.1 △10.1
(参考) 持分法投資損益 2021年3月期 ―百万円 2020年3月期 ―百万円
(2)連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 5,883 2,835 48.2 352.11
2020年3月期 6,564 3,941 60.0 489.40
(参考) 自己資本 2021年3月期 2,835百万円 2020年3月期 3,941百万円
(3)連結キャッシュ・フローの状況
営業活動による 投資活動による 財務活動による 現金及び現金同等物
キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー キャッシュ・フロー 期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
2021年3月期 △743 △426 636 1,312
2020年3月期 △168 1,393 △131 1,846
2.配当の状況
年間配当金 純資産
配当金総額 配当性向
配当率
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結)
(連結)
円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 円 銭 百万円 % %
2020年3月期 ― 0.00 ― 10.00 10.00 83 26.9 2.1
2021年3月期 ― 0.00 ― 5.00 5.00 41 ― 1.2
2022年3月期(予想) ― 0.00 ― 5.00 5.00 ―
3.2022年3月期の連結業績予想(2021年4月1日~2022年3月31日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
親会社株主に帰属 1株当たり当期純
売上高 営業利益 経常利益
する当期純利益 利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円 銭
第2四半期(累計) 3,290 16.6 146 ― 151 ― 113 ― 14.10
通期 6,485 13.6 260 ― 262 ― 186 ― 23.11
※ 注記事項
(1)期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 -社 、 除外 -社
(注) 特定子会社の異動に該当しておりませんが、第1四半期連結累計期間において、Trester株式会
社の株式を100%取得したことにより、同社を連結の範囲に含めております。
(2)会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 無
④ 修正再表示 : 無
(3)発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 2021年3月期 8,937,840株 2020年3月期 8,937,840株
② 期末自己株式数 2021年3月期 884,707株 2020年3月期 884,707株
③ 期中平均株式数 2021年3月期 8,053,133株 2020年3月期 8,053,133株
(注)当社は、業績連動型株式報酬制度 株式給付信託(BBT)を導入しており、当該信託が保有する当社株式を、期末
自己株式数及び期中平均株式数の算定上控除する自己株式数に含めております。
(参考) 個別業績の概要
1.2021年3月期の個別業績(2020年4月1日~2021年3月31日)
(1)個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
2021年3月期 4,176 △16.7 △543 ― △492 ― △968 ―
2020年3月期 5,015 △10.7 △741 ― △692 ― 286 ―
1株当たり 潜在株式調整後
当期純利益 1株当たり当期純利益
円 銭 円 銭
2021年3月期 △120.32 ―
2020年3月期 35.61 ―
(2)個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円 銭
2021年3月期 5,249 2,811 53.6 349.10
2020年3月期 5,911 3,831 64.8 475.75
(参考) 自己資本
2021年3月期 2,811百万円 2020年3月期 3,831百万円
※ 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外です
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
(将来に関する記述等についてのご注意)
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると
判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。業績予想
の前提となる条件及び業績予想のご利用にあたっての注意事項等については、添付資料4ページ「1.経営成績等
の概況(4)今後の見通し」をご覧ください。
(決算説明会資料の入手方法)
当社は新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、機関投資家・アナリスト向け説明会の開催を中止すること
にいたしました。なお、決算説明資料及び説明動画は完成次第、当社ウェブサイトに掲載する予定です。
株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
○添付資料の目次
1.経営成績等の概況 ……………………………………………………………………………………2
(1)当期の経営成績の概況 …………………………………………………………………………2
(2)当期の財政状態の概況 …………………………………………………………………………3
(3)当期のキャッシュ・フローの概況 ……………………………………………………………3
(4)今後の見通し ……………………………………………………………………………………4
(5)継続企業の前提に関する重要事象等 …………………………………………………………4
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方 …………………………………………………………4
3.連結財務諸表及び主な注記 …………………………………………………………………………5
(1)連結貸借対照表 …………………………………………………………………………………5
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ……………………………………………………7
(3)連結株主資本等変動計算書 ……………………………………………………………………9
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………………………………………………………………11
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………………………………………………………………13
(継続企業の前提に関する注記) …………………………………………………………………13
(セグメント情報等) ………………………………………………………………………………13
(1株当たり情報) …………………………………………………………………………………16
(重要な後発事象) …………………………………………………………………………………16
4.その他 …………………………………………………………………………………………………17
(1)販売の状況 ………………………………………………………………………………………17
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
1.経営成績等の概況
(1)当期の経営成績の概況
当連結会計年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動の抑制が継続しており、
先行きは依然として不透明な状況が続いております。
当業界におきましても、1回目の緊急事態宣言による学校の休業措置に伴う対面授業の停止により大きな影響を
受け、その後、夏期及び冬期講習期間が一部短縮となるなど、通年にわたって厳しい状況が続きました。一方、リ
モート学習への対応や政府によるGIGAスクール構想の前倒しにより、公教育でのオンライン学習が本格的に始まる
など、当業界を取り巻く環境は著しく変化しております。
そのような状況の中、当社グループは、未来を生き抜くためのたくましい知性としなやかな感性を育む教育を提
供する総合教育ソリューション企業として、乳幼児から社会人までを対象としたさまざまな教育サービスの提供の
実現を加速してまいりました。
このような事業環境の変化に対応し、昨年度に実施した予備校事業の再編等により固定費の大幅削減も実現して
まいりましたが、新型コロナウイルス感染症の通年にわたる影響や、7月に発生した当社ホームページへの不正ア
クセスによる生徒募集への影響等により、当連結会計年度は売上高、営業利益、経常利益とも業績予想を下回る結
果となりました。
この結果、当連結会計年度における売上高は5,709百万円(前年同期比15.4%減)、営業損失は637百万円(前年
同期の営業損失は679百万円)、経常損失は585百万円(前年同期の経常損失は658百万円)、のれん及び固定資産の
減損損失299百万円の減損損失を計上したことなどにより親会社株主に帰属する当期純損失は1,056万円(前年同期
は親会社株主に帰属する当期純利益299百万円)となりました。
a.教育事業
教育事業におきましては、AIを使った自立学習とプロ講師による指導、徹底したICT学習管理を行う「城南予備校
DUO」、個別指導の「城南コベッツ」における生徒募集は、上期の緊急事態宣言解除後には一時的に回復傾向がみら
れたものの、当初の落ち込みを回復するまでには至りませんでした。
映像授業部門は前期新規開校を含めた全校舎合計で生徒数・売上高とも前年を上回っておりますが、コロナ禍で
の受講率の伸び悩みから受講単価が予算を下回る状況で推移しました。
児童教育部門におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の動きが体験会など入学促進活動に大きな影響を
与えており、顧客のニーズはあるものの在籍者数は予算を下回ることとなりました。一方、保育園の運営につきま
しては、城南ルミナ保育園と子会社である株式会社城南ナーサリー及び株式会社フェアリィーがコロナ禍において
も継続的に安定した売上高を確保しております。
教育ソリューション事業では当社のオンライン学習教材「デキタス」の学校、自治体、学習塾及びスイミングク
ラブ等への導入が順調に進んでおります。また経済産業省が実施する「EdTech導入補助金」を活用した自治体・学
校教育機関での「デキタス」の導入実証事業が実施され、第4四半期に71百万円の売上高を計上しております。
以上の結果、当連結会計年度の外部顧客への売上高は5,473百万円(前年同期比14.3%減)となりました。
b.スポーツ事業
子会社である株式会社久ケ原スポーツクラブでは、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発出に
より、一定期間営業休止となりました。また、当第4四半期にスイミングクラブ施設の抗菌対策を含む大規模修繕
を実施したことにより、2か月程度のスイミング事業の休止期間もあったものの、リニューアル後には順調に会員
数を伸ばしております。この結果、当連結会計年度の外部顧客への売上高は236百万円(前年同期比38.3%減)とな
りました。
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
(2)当期の財政状態の概況
(資産の部)
当連結会計年度末の総資産につきましては、5,883百万円となり、前連結会計年度末に比べ680百万円減少いたし
ました。これは主にのれんが49百万円、投資有価証券が32百万円増加した一方、現金及び預金が530百万円、建物及
び構築物が203百万円減少したことなどによるものであります。
(負債の部)
当連結会計年度末の負債につきましては、3,048百万円となり、前連結会計年度末に比べ425百万円増加いたしま
した。これは主に借入金が833百万円増加した一方、未払法人税等が68百万円、リース債務が60百万円減少したこと
などによるものであります。
(純資産の部)
当連結会計年度末の純資産につきましては、2,835百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,105百万円減少いた
しました。これは主にその他有価証券評価差額金が33百万円増加した一方、利益剰余金が1,139百万円減少したこと
などによるものであります。
(3)当期のキャッシュ・フローの概況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、1,312百万円となりました。当連結会計年度におけるキャッシ
ュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、743百万円の支出となりました。これは主に、税金等調整前当期純損失
1,009百万円を計上したことに対して、減損損失299百万円、減価償却費182百万円があったことによるものでありま
す。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、426百万円の支出となりました。これは主に、有形固定資産の取得による
支出が112百万円、資産除去債務の履行による支出が134百万円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による
支出が127百万円あったことなどによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、636百万円の収入となりました。これは配当金の支払い額が82百万円あっ
たことなどに対して、長期借入れによる収入が730百万円あったことなどによるものであります。
(参考) キャッシュ・フロー関連指標の推移
2019年3月期 2020年3月期 2021年3月期
自己資本比率 58.6 60.0 48.2
時価ベースの自己資本比率 57.2 42.1 54.7
キャッシュ・フロー対有利子負債比率 - △0.2 △1.3
インタレスト・カバレッジ・レシオ △218.6 △62.2 △242.8
(注)自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/営業キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー/利払い
※ 株式時価総額は、期末株価終値×期末発行済株式数(自己株式控除後)により算出しております。
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
(4)今後の見通し
今期のわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、先行きが不透明な状況が続いております。
当社グループにおきましてもこのような状況の中、新型コロナウイルス感染症対策を徹底していくとともにリモ
ート授業やオンライン学習教材などを最大限活用しつつ、コロナ禍での教育サービスの運営を展開してまいりま
す。
2022年3月期の連結業績予想につきましては売上高6,485百万円、営業利益260百万円、経常利益262百万円、親会
社株主に帰属する当期純利益186百万円となる見通しであります。
(5)継続企業の前提に関する重要事象等
該当事項はありません。
2.会計基準の選択に関する基本的な考え方
当社グループは、現在、日本国内において事業を展開していることなどから、当面は日本基準に基づいて連結財
務諸表を作成する方針であります。
なお、国際財務報告基準(IFRS)の適用につきましては、今後の事業展開や国内外の動向などを踏まえた上で検
討を進めていく方針であります。
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3.連結財務諸表及び主な注記
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
資産の部
流動資産
現金及び預金 1,873,061 1,342,826
売掛金 143,142 129,113
有価証券 1,380 1,405
商品 68,508 69,579
貯蔵品 21,329 17,068
前払費用 240,919 258,927
その他 61,157 204,551
貸倒引当金 △7,901 △7,890
流動資産合計 2,401,596 2,015,582
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物 2,157,394 1,780,376
減価償却累計額 △1,319,875 △1,146,171
建物及び構築物(純額) 837,519 634,205
工具、器具及び備品 270,644 236,447
減価償却累計額 △228,981 △201,940
工具、器具及び備品(純額) 41,663 34,506
土地 1,564,579 1,564,579
リース資産 176,782 121,093
減価償却累計額 △62,834 △64,809
リース資産(純額) 113,948 56,283
その他 550 5,497
減価償却累計額 △549 △815
その他(純額) 0 4,681
有形固定資産合計 2,557,710 2,294,256
無形固定資産
のれん 433,611 482,798
ソフトウエア 110,693 98,182
その他 16,337 14,002
無形固定資産合計 560,642 594,983
投資その他の資産
投資有価証券 238,506 271,244
関係会社株式 69,530 33,930
敷金及び保証金 618,391 573,665
その他 130,137 132,042
貸倒引当金 △12,360 △32,082
投資その他の資産合計 1,044,206 978,799
固定資産合計 4,162,559 3,868,039
資産合計 6,564,156 5,883,621
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
負債の部
流動負債
買掛金 19,864 30,181
短期借入金 2,142 172,213
リース債務 43,718 28,337
未払法人税等 95,678 27,648
前受金 687,973 705,505
賞与引当金 67,887 50,049
校舎再編成損失引当金 24,804 18,274
その他 721,027 428,004
流動負債合計 1,663,096 1,460,214
固定負債
リース債務 94,004 48,405
繰延税金負債 203,226 206,894
退職給付に係る負債 389,082 404,258
資産除去債務 237,179 228,446
長期借入金 35,644 699,039
その他 750 750
固定負債合計 959,887 1,587,793
負債合計 2,622,984 3,048,008
純資産の部
株主資本
資本金 655,734 655,734
資本剰余金 687,095 687,095
利益剰余金 3,359,166 2,219,622
自己株式 △345,912 △345,912
株主資本合計 4,356,083 3,216,539
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金 △69,476 △35,491
土地再評価差額金 △345,435 △345,435
その他の包括利益累計額合計 △414,911 △380,926
純資産合計 3,941,171 2,835,612
負債純資産合計 6,564,156 5,883,621
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(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
連結損益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
売上高 6,746,196 5,709,663
売上原価 5,366,859 4,659,688
売上総利益 1,379,337 1,049,974
販売費及び一般管理費 2,058,789 1,687,343
営業損失(△) △679,451 △637,368
営業外収益
受取利息 203 613
受取配当金 10,911 9,478
受取手数料 7,063 -
補助金収入 - 39,342
受取賃貸料 5,426 5,434
その他 12,213 7,848
営業外収益合計 35,818 62,717
営業外費用
支払利息 2,706 3,060
投資有価証券評価損 3,775 45
和解金 5,560 3,423
教室等閉鎖関連費用 - 2,741
その他 2,338 1,215
営業外費用合計 14,381 10,486
経常損失(△) △658,015 △585,137
特別利益
固定資産売却益 1,178,600 -
補助金収入 74,000 10,000
投資有価証券売却益 46,961 388
事業譲渡益 13,874 -
移転補償金 50,533 -
受取保険金 - 11,131
特別利益合計 1,363,970 21,520
特別損失
固定資産除却損 1,260 3,089
固定資産圧縮損 73,999 10,000
減損損失 191,353 299,581
校舎再編成損失引当金繰入額 24,804 -
貸倒引当金繰入額 - 28,215
関係会社株式評価損 - 35,600
情報セキュリティ対策費 - 69,303
その他 16,245 -
特別損失合計 307,663 445,790
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期純損
398,291 △1,009,407
失(△)
法人税、住民税及び事業税 107,683 39,677
法人税等調整額 △4,405 7,126
法人税等合計 103,278 46,804
当期純利益又は当期純損失(△) 295,013 △1,056,212
非支配株主に帰属する当期純損失(△) △4,255 -
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に
299,269 △1,056,212
帰属する当期純損失(△)
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
連結包括利益計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
当期純利益又は当期純損失(△) 295,013 △1,056,212
その他の包括利益
その他有価証券評価差額金 △81,372 33,984
その他の包括利益合計 △81,372 33,984
包括利益 213,640 △1,022,227
(内訳)
親会社株主に係る包括利益 217,896 △1,022,227
非支配株主に係る包括利益 △4,255 -
8
株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 655,734 687,095 3,303,727 △345,912 4,300,644
当期変動額
剰余金の配当 △83,331 △83,331
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
299,269 299,269
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
土地再評価差額金の
△160,499 △160,499
取崩
非支配株主との取引
に係る親会社の持分
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - 55,438 - 55,438
当期末残高 655,734 687,095 3,359,166 △345,912 4,356,083
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
土地再評価差額金
評価差額金 累計額合計
当期首残高 11,896 △505,935 △494,038 29,864 3,836,470
当期変動額
剰余金の配当 △83,331
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
299,269
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
土地再評価差額金の
160,499 160,499 -
取崩
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 △25,339 △25,339
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 △81,372 △81,372 △4,524 △85,897
額)
当期変動額合計 △81,372 160,499 79,126 △29,864 104,700
当期末残高 △69,476 △345,435 △414,911 - 3,941,171
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
株主資本
資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計
当期首残高 655,734 687,095 3,359,166 △345,912 4,356,083
当期変動額
剰余金の配当 △83,331 △83,331
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
△1,056,212 △1,056,212
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
土地再評価差額金の
取崩
非支配株主との取引
に係る親会社の持分
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純
額)
当期変動額合計 - - △1,139,543 - △1,139,543
当期末残高 655,734 687,095 2,219,622 △345,912 3,216,539
その他の包括利益累計額
その他有価証券 その他の包括利益 非支配株主持分 純資産合計
土地再評価差額金
評価差額金 累計額合計
当期首残高 △69,476 △345,435 △414,911 - 3,941,171
当期変動額
剰余金の配当 △83,331
親会社株主に帰属す
る当期純利益又は親
△1,056,212
会社株主に帰属する
当期純損失(△)
土地再評価差額金の
-
取崩
非支配株主との取引
に係る親会社の持分 -
変動
株主資本以外の項目
の当期変動額(純 33,984 - 33,984 - 33,984
額)
当期変動額合計 33,984 - 33,984 - △1,105,558
当期末残高 △35,491 △345,435 △380,926 - 2,835,612
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
営業活動によるキャッシュ・フロー
税金等調整前当期純利益又は税金等調整前当期
398,291 △1,009,407
純損失(△)
減価償却費 188,499 182,526
減損損失 191,353 299,581
のれん償却額 101,428 95,161
貸倒引当金の増減額(△は減少) 1,240 19,712
賞与引当金の増減額(△は減少) 6,164 △17,838
退職給付に係る負債の増減額(△は減少) △3,472 15,175
校舎再編成損失引当金繰入額 24,804 -
受取利息及び受取配当金 △11,114 △10,091
支払利息 2,706 3,060
為替差損益(△は益) - 251
情報セキュリティ対策費 - 69,303
保険金の受取額 - △11,131
和解金 5,560 3,423
投資有価証券売却益 △46,961 △388
固定資産除却損 1,260 3,089
有形固定資産売却損益(△は益) △1,178,600 -
固定資産圧縮損 73,999 10,000
関係会社株式評価損 - 35,600
補助金収入 △74,000 △49,342
事業譲渡損益(△は益) △13,874 -
移転補償金 △50,533 -
売上債権の増減額(△は増加) 60,161 14,715
前受金の増減額(△は減少) 82,498 △3,569
たな卸資産の増減額(△は増加) △1,503 3,189
買掛金の増減額(△は減少) 1,147 10,317
その他 169,978 △268,979
小計 △70,965 △605,641
利息及び配当金の受取額 11,114 10,091
利息の支払額 △2,706 △3,060
法人税等の支払額 △100,325 △111,063
和解金の支払額 △5,560 △3,423
補助金の受取額 - 39,342
情報セキュリティ対策費の支払額 - △69,303
営業活動によるキャッシュ・フロー △168,443 △743,058
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
投資活動によるキャッシュ・フロー
定期預金の預入による支出 △3,600 △3,600
定期預金の払戻による収入 3,030 -
有形固定資産の取得による支出 △429,742 △112,171
有形固定資産の売却による収入 1,672,727 -
無形固定資産の取得による支出 △52,564 △18,995
投資有価証券の取得による支出 △20,000 -
投資有価証券の売却及び償還による収入 71,520 593
連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得によ
- △127,147
る支出
非連結子会社株式の取得による支出 △35,600 -
敷金及び保証金の差入による支出 △36,530 △19,713
敷金及び保証金の回収による収入 240,991 23,704
補助金の受取額 74,000 10,000
事業譲渡による収入 20,000 -
移転補償金の受取による収入 50,533 -
資産除去債務の履行による支出 △82,086 △134,988
その他 △79,423 △44,253
投資活動によるキャッシュ・フロー 1,393,257 △426,572
財務活動によるキャッシュ・フロー
短期借入金の増減額(△は減少) - 170,071
短期借入金の返済による支出 △4,714 -
長期借入れによる収入 17,144 730,275
長期借入金の返済による支出 - △144,364
リース債務の返済による支出 △35,068 △37,601
連結の範囲の変更を伴わない関係会社株式の取
△25,813 -
得による支出
配当金の支払額 △83,286 △82,309
財務活動によるキャッシュ・フロー △131,738 636,070
現金及び現金同等物に係る換算差額 △73 △251
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1,093,001 △533,810
現金及び現金同等物の期首残高 753,421 1,846,423
現金及び現金同等物の期末残高 1,846,423 1,312,612
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
(5)連結財務諸表に関する注記事項
(継続企業の前提に関する注記)
該当事項はありません。
(セグメント情報等)
【セグメント情報】
1.報告セグメントの概要
(1) 報告セグメントの決定方法
当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締
役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものでありま
す。当社グループは、「教育事業」及び「スポーツ事業」の2つを報告セグメントとしております。
(2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類
「教育事業」は、主に個別指導教室、映像授業専門教室、乳幼児育脳教室、児童英語教室の運営の他、eラーニ
ング事業などを行っております。
「スポーツ事業」は、主にスイミングスクール及びスポーツジムの運営を行っております。
2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法
報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成において採用している会計処理の方法と同
一であります。報告セグメントの利益は営業利益ベースの数値であります。
3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
教育事業 スポーツ事業 調整額(注)2 連結財務諸表計上額
売上高
外部顧客への売上高 6,388,560 357,636 ― 6,746,196
セグメント間の内部売上高
7,534 ― △7,534 ―
又は振替高
計 6,396,094 357,636 △7,534 6,746,196
セグメント利益又は
△781,992 109,535 △6,994 △679,451
セグメント損失(△)
セグメント資産 6,080,066 561,581 △77,491 6,564,156
その他の項目
減価償却費 167,063 10,577 ― 177,640
有形固定資産及び
548,387 31,357 ― 579,745
無形固定資産の増加額
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2.セグメント資産の調整額77,491千円は、債権債務相殺消去であります。
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
教育事業 スポーツ事業 調整額(注)2 連結財務諸表計上額
売上高
外部顧客への売上高 5,473,010 236,652 ― 5,709,663
セグメント間の内部売上高
4,917 ― △4,917 ―
又は振替高
計 5,477,928 236,652 △4,917 5,709,663
セグメント利益又は
△638,838 930 540 △637,368
セグメント損失(△)
セグメント資産 5,450,417 490,561 △57,356 5,883,621
その他の項目
減価償却費 154,665 14,765 ― 169,431
有形固定資産及び
108,473 48,892 ― 157,365
無形固定資産の増加額
(注)1.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業損失と一致しております。
2.セグメント資産の調整額57,356千円は、債権債務相殺消去であります。
【関連情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループは、教育関連のサービスの提供及び付帯する業務を行っており、単一のサービスの区分の外部顧客
への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
損益計算書の売上高の10%以上を占める特定顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
1.製品及びサービスごとの情報
当社グループは、教育関連のサービスの提供及び付帯する業務を行っており、単一のサービスの区分の外部顧客
への売上高が損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。
2.地域ごとの情報
(1) 売上高
本邦以外の外部顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
(2) 有形固定資産
本邦以外に所在している有形固定資産がないため、記載を省略しております。
3.主要な顧客ごとの情報
損益計算書の売上高の10%以上を占める特定顧客への売上高がないため、記載を省略しております。
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
教育事業 スポーツ事業 合計
減損損失 191,353 ― 191,353
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
教育事業 スポーツ事業 合計
減損損失 299,581 ― 299,581
【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】
前連結会計年度(自 2019年4月1日 至 2020年3月31日)
(単位:千円)
教育事業 スポーツ事業 合計
当期償却額 99,737 1,691 101,428
当期減損損失 73,491 ― 73,491
当期末残高 425,717 7,893 433,611
当連結会計年度(自 2020年4月1日 至 2021年3月31日)
(単位:千円)
教育事業 スポーツ事業 合計
当期償却額 93,469 1,691 95,161
当期減損損失 37,969 ― 37,969
当期末残高 476,596 6,202 482,798
【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】
該当事項はございません。
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
(1株当たり情報)
前連結会計年度 当連結会計年度
(自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり純資産額 489.40円 352.11円
1株当たり当期純利益金額 37.16円 △131.16円
(注) 1.潜在株式調整後1株当たり当期純利益金額については、潜在株式が存在しないため記載しておりません。
2.1株当たり当期純利益金額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
1株当たり当期純利益金額
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 299,269 △1,056,212
普通株主に帰属しない金額(千円) ― ―
普通株式に係る親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 299,269 △1,056,212
普通株式の期中平均株式数(株) 8,053,133 8,053,133
3.1株当たり純資産額の算定上の基礎は、以下のとおりであります。
前連結会計年度 当連結会計年度
項目
(2020年3月31日) (2021年3月31日)
純資産の部の合計額(千円) 3,941,171 2,835,612
純資産の部の合計額から控除する金額(千円) ― ―
(うち非支配株主持分(千円)) ― ―
普通株式に係る期末の純資産額(千円) 3,941,171 2,835,612
1株当たり純資産額の算定に用いられた
8,053,133 8,053,133
期末の普通株式の数(株)
4.当連結会計年度における1株当たり純資産額の算定上、期末発行済株式総数から控除する自己株式に、株式
給付信託(BBT)に残存する当社株式を含めております。なお、当連結会計年度末において、当該株式給付
信託(BBT)に残存する当社株式数は280,000株であります。
また、当連結会計年度における1株当たり当期純利益金額の算定上、普通株式の期中平均株式数の計算に
おいて控除する自己株式に、株式給付信託(BBT)に残存する当社株式を含めております。なお、当連結会
計年度において、当該株式給付信託(BBT)に残存する当社株式の期中平均株式数は280,000株であります。
(重要な後発事象)
該当事項はありません。
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株式会社城南進学研究社(4720) 2021年3月期 決算短信
4.その他
(1)販売の状況
(単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
セグメント・部門 (自 2019年4月1日 (自 2020年4月1日
至 2020年3月31日) 至 2021年3月31日)
予備校部門(現役高校生) 703,498 ―
予備校部門(高校卒業生) 248,713 ―
個別指導部門(直営) 1,726,250 1,463,672
個別指導部門(FC) 307,193 297,254
映像授業部門 1,373,723 1,482,870
デジタル教材・児童教育部門 1,629,948 1,878,989
その他 399,231 350,222
教育事業 計 6,388,560 5,473,010
スポーツ部門 357,636 236,652
スポーツ事業 計 357,636 236,652
合計 6,746,196 5,709,663
(注)1.予備校部門におきましては、校舎の統合・再編により、第1四半期連結累計期間から売上は発生しており
ません。
2.映像授業部門におきましては、新規校舎開校により、売上が増加しております。また、デジタル教材・児
童教育部門におきましては、当社のオンライン学習教材「デキタス」が多くの学校、自治体、学習塾及び
スイミングクラブ等で導入が進み、売上が増加しております。
3.新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、施設・教場について一部営業休止していたことや新規の生
徒受入も制限していたこと、更にスポーツ部門におきましては、スイミングクラブ施設の抗菌対策を含む
大規模修繕を実施する上で一定期間営業休止したこともあり、売上が減少しております。
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